2016年9月10日 (土)

■※たいせつなお知らせ~featuring マリ国の歴史~ -更新第1089回-

今日は皆さんに、大事なお話があるオイサンです。

ところでサ、
先日マイベストフレンドとマイベストトークをしてた時、
とある非実在アイドルグループの話をしていて識字率の低さの話になった(?)ので
ちょっと識字率について調べていたら、
西アフリカのマリという国の識字率が世界で一番低いらしいことが分かり、
マリについてさらに突っ込むと、
歴史上、スースー族という部族がスースー王国を興していたらしいことが分かった。
スースー族のスースー王国、だれもぱんつはいてなさそう。



オイサンでした。



尚、マリ国の歴史の上では、
ベルベル人ムラービト王朝を興していたり、
ソンガイ族ソンガイ帝国を興していたりと
ワリと冗談みたいな名前が続くぞ。
住みたくねえよなソンガイ帝国。ホケン共和国に滅ぼされろ。


  マ我が国の歴史も、蘇我イルカがなごり雪歌ったりするので人のこと笑えないけどな。

……ちなみに、そのマイベストトークの中で、オイサンが不意に
「いま、喜ばせたくない、喜んでるところを見たくない、
       様々な振る舞いがイラッとする人がいるのだが、これって何なんだろう?」

と問うたら
「それはその人のコト嫌いなんじゃないの?」
虫でも殺すような目でバッサリ言われ、「……ああ」ってなった。
ムウ、これが「嫌い」ということなんだろうか。
別に嫌いなつもりはなかったから、ちょっとビックリした。

オイサンはどうも、「嫌い」よりも「苦手」の方に敏感なようだ。





……。





あ、そうそう。





あのね、このブログ
容量がいっぱいいっぱいになって記事が上げられなくなってきたので、
近々、お引越しをします。

タイトルとかは変わらない予定で、過去記事も引き連れて行ける見込み。
デザインくらいは変わるかもしれません。



次回、『ゆび先はもう一つの心臓』、第1期・最終回!
「オイサン死す!? ゆび先はもう一つの心臓よ永遠なれ!」
お楽しみに!
 

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あ、ていうかこれが最終回だw 次回からは引っ越し先!
 ↑ 引っ越すとき段取り悪くてロクに挨拶出来ないタイプ

じゃあね! ノシ



 

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2016年8月19日 (金)

■DEEPNESS beyond EVERYDAY -更新第1986回-

若い人、ゲームをプレイする人、面白いアニメや映画を見たい人は、
いったい本質的には、何に興味があるんだろう。

いっときの面白さがそこにあれば良いのだろうか。
それとも、その面白さによってその先や奥にある何かに手を触れたいのだろうか。

ただ面白いだけではなくて、そこに手を突っ込んで、
何が、どう、なぜ面白かったのかを、考え、分析・細分化して
より具体的に語る人たちはいるが、
(それを日々の糧を得るための材料にしている人は別として)
彼らはそれを、なんのために行っているのだろか。

「面白さを突き詰めるため」という答えは、まあ返ってくるだろうが、
その先があるのかどうか、ということだ。
「面白さを突き詰めてどうするか」、
自分が生み出そうとする面白さに反映させるためであるのか、
「面白さ」のライブラリを完成させるため
(それは作品の価値の理解を広めて深め、人の知性を高めたり、
心のありようを解きほぐしたりすることに役立つであろう)であるのか、
より深く心に刻むため、というのもあるだろう。

直接的に面白さを生み出さずに彼らのハートを掴むには、何か出来ることがあるだろうか、
と考えている。
面白さをほじり返そうとする、その動機の奥にある欲求か衝動か……、
そこをじかに刺激するテを知ることが出来れば、
何か一つ、私個人にとっても、世の中広くにとっても、
広がりが生まれる気がするのだ。

ただ「そこにある面白さに触れたいがため」であるなら、
その奥を発掘することは望めない。
ただただ、面白いものを生み出さなければ答えられない。

だが、そうではない、面白さ、面白かった充実感、それらが彼らの心の中で
何か違うものに変化して(厳密には面白さの皮がむかれ中身が取り出されて)、
しまいこまれたり、知られざる心の器官を刺激しているのであれば……
私は、その面白さという手順を踏まず、そこに直に、熱い光を当てる手立てを思い描きたいのだ。

面白さによって、刺激され、開発されるモノというのは(若い時分にはより顕著に)あるから、
面白さを手に入れてそこを叩きたい、という気持ちも、彼らにはあるのかもしれない。
それはまず面白さでなければならないのかもしれない。

だが今は私は、面白さのカタチを介さずに、何かを彼らの心の髄に届かせられるのならば、
それをしたいのだ。

そして『日常系』は、そのヒントの大きな一つだと思っているのだ。
I found that the "Nichijo" system must be one of the hugest hints.

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2016年8月 1日 (月)

■天気雨の土日~日記と、『シン・ゴジラ』の感想~ -更新第1077回-

土曜日、映画『シン・ゴジラ』を見た。

日曜日は風が強く、空模様が不安定で、晴れているのに結構な勢いで雨が降ってきたり
おかしな感じでしたね。おかげで蒸し暑さがひどかった。

土曜日は朝夜ともに軽快にジョギング出来たのに、
そこでハリキリ過ぎたのか、日曜はさっぱり足が回らず重い重い。
そんなに無理をしたつもりもないのに、なんだかこのところ衰え方が加速している気がする。
40代ってこんなもんなんだろうか。
体重が増えてるのもあるし、また減らしたい。
右ひざの下から脛にかけて、時々触ってもしびれてるみたいに感覚がないときがあるんだが、
どこか神経がつぶれてるのかしらん。

おかげで日曜朝はジョギングじゃなくてウォーキング。
その途中で見かけた、祭りの余韻。


  そーいえば土曜の朝ジョギングの帰りに見かけた、
  ババシャツ・サンダル・おばさんパーマの三種の神器をフル装備した
  伝説のおばさんの血を引くと思われるザ・おばさんが、
  まだ開店前でなにも停まっていないパチンコ屋の駐車場をまっすぐ対角によこぎっていく様子が
  やけに印象的だった。ザ・土曜日ってかんじだ。

映画はたいてい海老名のイオンかTOHOで見るので、
映画の度に新しい昼ゴハンのお店を開拓してみているのだが、
今回のお店は、お店というよりも病院の食堂を一般にも開放している、みたいなところだった。
実際病院の敷地内にあり、知らずに行ったら入るのに二の足を踏んでしまいそう。
そのテの辛気臭さとか病院食っぽさはなかったけど、「どっかの施設の食堂」っていう感じだった。
おばちゃんがフツーの炊飯器からごはんよそってくれたりして。
料理は普通に美味しかったし、お値段もリーズナブルだったしで、
パンチやエッジはきいてはないけど安心できるおいしさ。

如何せん、そのあと見た『シン・ゴジラ』が見るのに大量のエネルギーを要する映画だったから、
見終わったらすっかり腹がグーグー鳴っていた。
もう少ししっかり食べてから臨むべきではあったかも知らぬ。
食べたのはホイコーロー。

  ホイコーロー、と言ったら『ワタモテ』のもこっちを思い出すなあ。
  彼女が1話で口に出した「ほいこーろー」はあまりに滑らかで、
  「こ、こんな自然に『ホイコーロー』って言える女性声優がこの世にいたのか!!」
  と戦慄するほどだった。感心するトコそこ?
  皆さんも是非聞いて欲しい。

土曜日は、空もきれいに晴れ渡って夏空だったので、海老名のはずれの田舎めいた風景には眩しかった。
稲の緑と空の青。

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日曜は日曜で、雲が多くて風が強く、入道雲が遠くビルやマンションの間からもくもく湧いて、夏っぽかった。
風景と溶け込むのではなく、空自体に見応えがあった。

日曜日は散髪へ。

あと、家賃やら、電気ガス水道やらのインフラ料金を払い込みに行くミッション。
オイサンがいつも使っている散髪屋さんは、ものすごいこぢんまりとした町の個人店。
まさに床屋さん……という感じでもないか?
オイサンのイメージする「床屋さん」はワリと大きいな。
椅子が4、5台はあって、おじさん・おばさんが数人いて。
子どもの頃、親に連れられてお世話になってた散髪屋さんがそういうんだったから、
なんとなくそういうイメージだ。

今行ってるのは、オイサンよりチョイ年上くらいのオッチャンが一人でやってて、
椅子は一応2台あるけど、稼働してるのはヒトツだけ、っていう。
美容室ではなく、散髪屋。
おっちゃんとはよく喋る。
大体、ケータイ、PC、タブレットなんかの、デジタルガジェットの話が通じるのでそんな話をする。

「まだブラックベリー使ってんすか」
「Windows10のタブレット買っちゃった」

とか、そんな話。

昼ゴハンにいつもの割烹で食べた自家製ハムのバター焼きがグレイトに旨かった。
肉!って感じ。

最寄駅近くの中華屋さんに、カタ焼きそばがあるのを見つけた。
東秀がつぶれて以来、近くでカタ焼きを食べられるところがなかったので有難い。
今度試してみよう。
ビーフンも好きだが、かた焼きそばはもっと好きだ。

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■アニメ

朝のアニメには、土曜に『この美術部には問題がある!』、日曜は『あまんちゅ』を見た。
『美術部!』は、見込んだ通りの面白さ。
ラクに見られて、ほんのりドラマもある。懐にそっとしのばされているものもある。
間に挟まる主題歌CMの、水樹奈々の濃さにびっくりする。濃いなあ……アメリカ人か。

『あまんちゅ』は、今日が見るの初めて。例によって、第3話から見る。
これもまあ、まあ、十分に楽しめる内容。
如何せん、ちょっと味が濃すぎるな。水飴をじかに舐めたカンジ。
原作者さんか、制作陣の味かわからんが、『たまゆら』と同じクセが出ている。
音響監督にサトジュンさんのクレジット。お前か。
ちょっとした良いことを、ものすごい大げさに褒める・嬉しがる話なので、
うーん、マこれはそういう世界のお話なんだろうけど、ちょっとやり過ぎではないか、と思う。
間はいいんだけどね。
キャラ作り過ぎたメンドクサイ子か、ちょっとおつむの弱い子たちに見えてしまって悲しい。
慣れればなんとかなるか。
もう少しだけ、年齢なりのくすみや諦めがあったって良いのではないか? もう高校生だろ?

『斉木楠雄のψ難』とやらも見てみたけど、
やろうとしてることは10何年か前のギャグをもう一回、みたいな若者向けだったのでパス。
久々に桜井明弘カントクだったので期待したし、持ち味も出されてたと思うが、
マおっさんが改めて見るものではなかった感じだと思う。

今期、アニメはあんまり熱心に見てないです。
とりあえずいつもの、
3話まで貯めて、まず3話目だけをて、面白かったら続きを見るor遡って見る、という
「3話だけで判断するメソッド」を継続中。別に2話目でもいいんだけどね。
今までは、それでダメでもダラッと残していたりはしたけど、今期はもうバッサリいってます。

今のところ残っているのは上の2本と
『アクティヴレイド』2期、『甘々と稲妻』、あたり。『NEWGAME』も一応みてるぞい!
前期から『クロムクロ』『マクロス』『ジョジョ』は存命。
まだ見てないのも何本かある。『クオリディアコード』は見るかなー。


■いま何が面白いか

そうして、オモロイ・オモンナイを論じてると改めて考えてしまうけど、
いま、自分にとって何が面白いんだろう。
自分はどんなものを面白いと感じるだろう、どんなものを見たいだろう?
『シン・ゴジラ』は、聞こえてくる評判はほぼ100%絶賛だけど、
オイサンとしてはまあまあだった。
あまり特撮映画慣れしてないから、期待値の設定を間違ったのかなと思っている。
前半の政界サスペンスみたいなノリと、後半の怪獣映画ノリのギャップをほめてる人もいるけど、
オイサンとしてはどっちつかずに見えてしまった。
意図通りなんだろうけど、ワリカシ、見ながらそこが冷静に見えてしまった感はある。







  ※あー、そんなつもりなかったんだけど、以下、『ゴジラ』の感想はさんでたら
  ※そこそこネタバレが入ってしまったので、気にする人は気にして下さい。







オイサンが『シン・ゴジラ』の中で面白いと感じたのは、
失踪した博士の課した課題と動機の隠され方が巧妙だったことと、
それに対して日本が出した答え(核を用いず・受け入れず、日本人として戦う)と、
もし核を使っていたらゴジラはどうなっていたのだろうか? というifを想像させる面白さ。
あとはラストバトルでの発想の吹っ飛び方、「全力で、東京で殴る」という仕掛けの楽しさ。
最後のは、見てて思わずケタケタ笑っちゃったものw 劇場で笑ってんの自分だけだったけど。

東京の持てるすべてを使って殴る、という。

逆に言えば、ゴジラが襲ってきたのが東京で良かったよね。
日本の他のどこに来られても、殴るものがこれだけ潤沢な場所はないからw
放射能を恨んだ博士が、放射性廃棄物とその申し子に対して、何をどう「好きにやった」のか、
そしてその結果に対して、日本人にどういう答えを求めたのか……
中盤~終盤にかけて、するするっと頭の中で繋がっていくのが痛快だった。
日本という国が本当に「ああいう」国なのか、オイサンには実感がないのでわかんないけど。

前半で、ゴジラにいいだけ東京をぶっ壊されて、
後半は「もうこれだけ燃やされてスッキリしちゃったんだから、開き直って思いっきりやったれ!」
ってなっていく、あのお膳立ての自然さは素晴らしかったと思う。
なるほど、こうやって決戦の場をしつらえるというのはアリだな、と。

燃え盛る東京をバックに影絵になって浮かび上がるゴジラのカットは、
やはりとても印象的だった。

序盤に、進化前の四足ゴジラが上陸して暴れまわるシーンは、
「こいつはきっと、ゴジラに追い立てられて海から上がってきてしまった捕食対象の露払いで、
 このあと真打ゴジラさんが上がってきて
 『こいつにでも手こずったのに、まだこいつを食う奴なんかいるのか!!』
 と日本人二度ビックリ! なんだな、ナルホド」
なんて、勝手に考えてた。全然ハズレだった。チクショウ。

「この先、またなにか絶望的な事態が起こっても、日本人はまた総力を結集したら乗り切れるし、
 なにがぶっ壊れたって立ち直れるよ、そういう国だよここは」
っていう……庵野監督が実際どこまで本気でそう考えてるのか知らないけど、
そんな気持ちを与えてくれるお話だったな、とは思う。

でも……なんだろか。

カントクが本気でそう思ってるとは、どーも素直に思えない。
「かなり気を使って、そういう風に言った、体裁を繕った」ように見えて仕方がないのはなぜなんだろう???
「国のトップが余所の首相に頭を下げて時間を稼いでる間にゴジラをやっつける!」
っていう、ちょっと腰の引けた部分が本気のメッセージであることは
どことなく感じ取れるというのにw







  ※以上、『シン・ゴジラ』の感想っぽいパート終わり。
  ※ネタバレと言うか、先に知って困るような内容がある話でもないと思うけどね。







前半の緊張感とゴジラのでかさを眺めるにつけ、
「劇場のスクリーンが小さすぎてもどかしく、嫌になる」という感情を抱いたのは
初めてだった。
それが撮影者のねらい通りだったのか、失敗なのかは分からない。

印象に残った台詞はルー・カヨコ・大柴の「この国は好かれてるわね」。
フィクションでも、ちょっと嬉しかったな。
『ストライクウィッチーズ』の劇場版でも一番好きだったセリフが
「浮き輪履いてるぞ?! 扶桑の海軍はでたらめだ!!」
だったオイサンは、自分で自覚するよりもずっと日本が好きなのかもしれない。
日本が斜め上に褒められると嬉しいもんな。

マそんなんで、世間のするほど大絶賛、というわけじゃないけど、
十分に楽しめたし、インパクトあったし、
見終わったらキチンと腹も減ったしで、十分だったんじゃないでしょうか。

……脱線してフツーにゴジラの感想になっちゃったけど、
やっぱり自分はそういう「お話の出来ていく過程」みたいな要素が美しいものに感動するきらいがあるな。
それを純粋に「作品の面白さ」と言っていいのかわかんないけど。

ゲームも、なんかこう……そういう風に楽しめるものが見つかるといいんだけどなー。
最近、ゲームは楽しめてないなー。

ところで、
ドトールとかのカフェでアイスコーシーを「氷なしで」って注文すると、
氷の体積が減った分、見た目の量もキッチリ減らして入れる店員さんと、
氷ありのときと同じラインまで入れてくれる店員さんがいる
(どうもそれは店の指導ではなく店員さんに依るっぽい)が、
この日入ったタリーズでは「氷の分コーヒー増やせますがどうします?」ってきいてきてくれた。
何か感心した。


……。


そーいえば
『田中くんはいつもけだるげ』のサントラって出ないのかな、
まだ出てないのかな、『のんのんびより』と同じ水谷広実さんで、
川村・舞ノ海・竜さんもベース参加してて、気になってるんだけどな、と思っていたら、
とっくに出てた。うそーん。
なので、ポチって寝た。
明日にでもヨドバシに取りに行こう。


そんな土日。

……と思ったら、下品アニメの『庶民サンプル』もこの人の曲だったのか……。
えらくイメージが違うが。


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2016年7月30日 (土)

■(A+V) (R+I) - VI = 2次元嫁と結婚できる未来? -更新第1076回-

先々週の土曜日、ちょっとぶりにパパさんとお会いして話をした。

ところで、数か月前に囲碁名人がGoogleのalpha碁に負けて以来、
AI界隈での議論が活発になっていて、
オイサンはそれを見ていて面白いなあと思い、にわかに興味もわいていた。

その後、E3でVRがグワワッとそれを上回るフィーバーを見せて、
なんだか世は、ここまでジリジリと這い出しかかっていたテクノロジーが
一気に身近な実用性を帯び始めているように……
マ、少なくともオイサンレベルの情報源で生きてる人には見えていた。

  ちょっと遅れ気味だとは、我ながら思うが。

そんな状況もあってパパさんとは、
AIを使った面白そうなおもちゃとか、VRの話をして、
それが旅行の話、GeoGuesser遊びの話がいい具合にこんがらがってしまいに
「どこでもドア」の話になったのだけど、その時の結論としては

 ・どこでもドアはベンツくらいの値段だったら買う。
 ・ベンツにもクラスがあるが、「どこでもドア」でも同じように、
  安い奴は近くしか行けないだろう(移動範囲にクラス制限がある)。
 ・国境は越えられないのではないか
 ・中華製品は座標精度が甘くて、ちょっと空に出たり、石の中に出たりするだろう。
  そして石の中に出たら爆発するだろう。

……みたいなことになった。
「旅行はいいけど出不精には面倒だから、
 VRでGeo Guesserが出来たら面白いねえ」みたいな。

 ▼GeoGuesser(ジオゲッサー)
 https://goo.gl/yciEww

 GoogleMap・ストリートビュー上のランダムな地点上に
 (「日本限定」など、ある程度国・地域を限定することは可能)飛ばされて、
 移動しながらそこが世界のどこなのかを言い当てるという
 リアル地図を利用した、ARやVRと近しいながらも一歩下がった遊び。

  上の三つ目の課題については、
  クラス次第・国家間協定で行き来できるようになったりしてしまうだろう。
  航空会社とか、そういうのと同じ様な扱いになるんじゃないだろうか。

確かに、VR版GeoGuesserは素敵だと思う。
地図をクリックするんじゃなく、擬似的に移動して、
周りをより詳しく見渡し、ヒントを探してそこがどこなのか言い当てる。
コレといった謎解きのないADVみたいなものだろうね。

VRを使うというだけで、ADVがたちまち面白みを増すことが
手に取るように分かる、良い例だと思う。


  ちなみにAIの面白そうなおもちゃで気になるのは、このAIレースゲーム。
  ▼Anki DRIVE iPhoneでコントロールするAIカーレース「Anki Drive」で戦ってきた [ ITmedia ]
  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1406/30/news153.html
  AIカーと、自分の操る車でレースをするという。
  2013年だから、もう結構前だね。知らなかった。


そんな話をして 喜んでいたら~♪(山本正之『思い出のハムライス』)
にわかに『ポケモンGO』の配信が海外で始まって大ヒットした挙句、
ここ数日は日本でもサービスインしてしまってえらいフィーバーしているという……。
最初は、アメリカと、ニュージーランドと、オーストラリア? あたりで。
おかげで任天堂の株価がバカ上がりして、最初数日の上がり幅だけで
ローソンが買えてしまうくらいだったとかなんとか。
……いや、「ローソンで買い物が出来る」じゃなくて。
「ローソンが一軒買える」でもなくて。
ローソンという会社を買収できるくらいの跳ね上がりぶりらしい。

AI、VRがひと盛り上がりしたと思ったら、今度はARが大人気ということか。



■『ポケモンGO』

噂の『ポケモンGO』、どんなゲームなのかカンタンにおさらいすると、

「位置情報をもとに特定の場所でスマホをかざすと、リアルの背景上にポケモンが現れて
 ナンヤカンヤして捕まえて、戦わせたり育てたりするゲーム」

であるようだ。
ついでに、
「ポケストップ」という特定地点では、アイテムが手に入ったり、
「ジム」では、他のプレイヤーとバトルが出来たり、
「人ン家の敷地」では、リアル住人とリアルバトルが出来、
「やすくに」では、英霊とb(ry
「みやねや」では、ヒゲ眼鏡ハンチングの文化人気取りコメンテーターとイチャイチャ出来たりするらしい。
ナルホド。多機能だな。

ARを使ってリアル世界でゲットする以外はいつもの『ポケモン』の様だ。
ついでに言うと、ちょっと前に話題になってたリアル位置情報陣取りゲームの
『Ingress』が元になっているのだそうな。

  ……のだが、オイサンはそのIngressも、いつもの『ポケモン』も知らないので
  ホントにサッパリ、想像の話にしかならん。

そんな大人気ドガッツ爆進中の『ポケモンGO』、
世の中が大フィーバーしているのを横目で見ていたら、
どこかしらにボンヤリ引っかかるものがある。
なんだろうかと考えをまとめてみたら、なんとなく三つくらい見つかった。
つまり

 1)ゲームとして、「ARを利用している」ことの目新しさや刺激以外に、
  新発明の面白さはあるのだろうか。「全く新しいARの利用方法」という部分も含めて。

 2)任天堂がやたら儲かってしまっているらしい。

 3)やたらと、「周辺でやるお金儲けの話」が活発である。
  て言うか、ゲーム本編よりそっちの話題の方が多くて活発に見える。


っていうところらしい。

「スマホを見ながら歩いて危ない!」とかどうとかは、
子供の頃から常にジャンプやサンデーを読みながら学校から帰ることが当たり前だった
ながら歩きのプロヘッソナルであるところのオイサンは、ほぼ気にしていない。
危ない目に遭うのは修業が足らぬからだ(らんぼう)。
目をつぶっていても、田んぼの畔を踏み外さずに歩き、
対向する予測不能マニューバのバアちゃんやトラクターをやり過ごすことが出来れば何ら問題ない。
そもそも「クルマに気を付けて、迷惑をかけないように遊びましょう」
なんてのは至極当然の大前提だ。

尚、今後、スマホを睨んでいなくても良いように、
パーマンのバッヂみたいな外付けデバイスも別売りで出るらしい。
それが光って震えて知らせてくれるんだって。
……。
だったら尚のこと、スマホじゃなくて、初めから別売りデバイスのセットで良かったんじゃないの、
と思わないでもないけど、今回のエポックは
「誰でも持ってるスマホ」で遊べてしまうことだったんだろうね。



■ひっかかり・その一
   仕掛けそのものでない、仕掛けの使い方を活かすルールはあるのだろうか。


ARを利用しているという新しい仕掛けの部分以上に、
ゲームとしての新しい面白さは、なんか仕掛けられてるのかしら。

対戦ゲームとしてとか、RPG(の形が残ってるのか分かんないけど)としてとか、
つまりこう……「任天堂のゲーム」として、らしさはあるのか? ってことで。

ARは、それはきっと楽しいと思うのね。
見慣れた場所に実はポケモンがいた! なんてことになると、
その途端にちょっと、その日常の生活の場が特別感を帯びるであろうなあ。
近所のコンビニの駐車場が、ポケストップだとか。
オイサンもちらっと、
「北海道の山奥とかに行ったらレアなポケモンとか捕まえられたりするんだろうか……」
とか、考えてしまったもの。
ウム。
どこかへお出掛けするときの、プラスアルファのお楽しみとして。
毎日、家の近所でポケモンとっつかまえないといけないんだったら疲れちゃうけどね。
ご当地記念ポケモンとかがいると、それは愛着がわくでしょう。

  かと思っていたら、ここ数日、Twitterのフォロワーさんの一人が
  北海道は小樽~神威岬に行っておられ、その突端にポケモンはいなかった、
  みたいなことを早速ツイートされていた。
  なんだよ、いねえのかよ。
  思ったより気が利かねえな任天堂は。

しかしそのARの成分って、往年の『バーコードバトラー』みたいなもんで、
長続きさせるにはその先のルールの部分が肝要……などというところは、
オイサンごときが言うまでもなくて作ってる人たちは百も千も64も承知であろう。

  マたまに、その新しい仕掛け自体を上手に使えてないものもあるけど、それは論外。
  ……ん? なに? 太陽がどうしたって? 太陽は? ボクらの? 何の話?

楽しんでる人がたくさん出て、任天堂の株価が上がるのは、
任天堂シンパのオイサンには少なからず嬉しいことではあるけれども(別に株は持っていないが)、
「ゲームが、ルールが面白い」を置き去りにしたギミック重視のブームなのであったなら、
それは任天堂っぽくはないな。

少なくともそうしたゲームとしての驚くべき革新性については、
外から情報を拾い見している分には、イマ一つ見え辛い。
どーなんだろ。そういう楽しみのうま味を、任天堂自身、感じているだろうか。
この『ポケモンGO』の仕組みづくり、ルール作りという部分で。

  現実とからめてゲームの要素をあそこまでちりばめ築き上げていく、
  AR成分を作り上げるだけでも存分に大変だとは思います。
  マクドナルドがジムになったみたいに、いろんな方面との調整・交渉もいるでしょうし。
  けれどもその大変さが、
  「うわお、そうくるのか!」
  みたいな驚きには……少なくとも、ここまで話を聞いている限りは、繋がってる感じがしなかった。
  「あー、まあ、そういう風にするんだったらそうなるよね」という感じだった。

大体、任天堂のこしらえものって、自分の好みの外にあったとしても、
「おお、すごい。自分には多分あわないけど、これは面白そうだぞ」
と思わせるすごみを持ってた。

その点では、『ポケモンコマスター』でのAIの使い方には驚きがあった。
AIをただ育てるのでも、敵として戦うのでもなく、
「AIを相棒として、協力プレイをする」という発想は、目から鱗だった
(マ発想のオオモトは、インディーズで囲碁ゲームを作っていた人からの借り物だったようだけど)。

だからちょっと、今回の『ポケモンGO』でのARの使い方のひねりのなさには
「?」
と思った所存。
根っこを作り上げているのが任天堂さんサイド(ポケモン屋さんも含む)自身ではないらしいので
致し方ない部分もあるのかもだけど、任天堂も決して関与度合いが薄いわけではあるまいに。

まオイサンは外から見てるだけなので情報が入ってこないだけなのかもしれないけど。
デ次の引っかかりは、その「情報の入って来辛さ」の話。
ゲームそのものの情報があんまりクローズアップされてこないね。



■ひっかかり・その2
   任天堂さん、えらい儲けたみたいね的なアレ


上でも書いたみたいに、ローソンが買えるくらい任天堂の株価は上がったみたいだけど
(そして実は任天堂自身はそんなにもうかってないことが分かってまた爆下げしたみたいだけど)、
マ実際のところ
「作ってるのはIngressを作った会社で任天堂は別にえらくない」とか、
「これがヒットしても任天堂は大して儲からない
 (けどそれに気付かない投資家が株を買っているので株価だけは上がる)」とか、
なんだかんだ言われてはいる。
儲かるのはGoogleだ、とか。

その辺への興味は、やはりあまりない。
任天堂にはしっかり設けて欲しいとか、
技術や、イマドキの人たちを楽しませるためのノウハウの蓄積はしっかりやって欲しい、
とは思うけど、それは任天堂さんに対する当然のリワードの期待であって関心事ではない。

気掛かりなのは、なんていうかこう……
今までスマホゲーに手を出さずに来た任天堂さんが、イザやってみたらバカみたいに儲かってしまって、
「そらみたことか! やっぱり時代はスマホなんだよ!
 今までやってこなかった奴らが任天堂凋落の戦犯なんだよ!」
みたいな空気に、社内外がなっちゃわないかなあ、という懸念。

今まで頑なに(というか、それなりに意味や順序を理解していて)
スマホの世界に手を付けずにいた人たちがいて、その人たちではどうにも稼ぎが悪くなってきて、
けど今回それを突破してやってみたらブワーっと儲かっちゃた人たちが台頭してきて、
後者の発言力が前者を上回ってしまって、
面白さや、自分たちがやるべきことの順番を守ることよりも、
先ずは儲ける! っていうことの優先度の方が上がってしまう会社に……
なってしまったらヤだなあ、
でも、こういうことが起こるとなってしまいかねないんだろうなあ、
と危惧するわけです。

  任天堂の内部体制のことなんかしっかり知って書いてるワケじゃないから、
  「従来の体制の核にいた人たち」と「今回革新した人たち」が分かれてるかどうかなんか知りませんけども。
  元々『ポケモンGO』も、故・岩田社長とか宮本さんたちが作り上げようとしたものだっていうから、
  すっかり分裂した話ではきっとないのだと思いますけどね。

イヤ、ある程度は絶対に「なる」と思うんですよね。
ぜったいに、なる。ある程度は。

やっぱりこう……いかな任天堂さんといえど、
パッとしない状態からの「食えない」「儲かる」というファクターは人を狂わせるし、
そーなると力関係を一変させますしね。

「ハードを作らなくても、ソフトだけで十分に稼げてしまう」ということに
ウッカリ味をしめてしまったら
「今後は金にならないハード部門なんかやめて、自分でプラットフォームを持たないソフト屋さんになる!」
っていう風に舵を切ってしまうことの大きな切っ掛けになってしまいかねない。
……なると思うよ?
普通はなる。それが当たり前の会社だと思う。

そこでどれだけ踏ん張れるか。
「イヤ俺たちは、任天堂って会社はそうじゃないんだぜ」って、
言えるかどうか、そんな力が残ってるかってことです。

  むしろ、今回お稼ぎあそばされているのは、
  Googleさんであるとか、元になったIngressを作ってる会社であるとか、言われているけれども……
  もしかすると任天堂は、その辺も「意識してそう仕向けた」のではないか? と勘ぐってみる。
  たとえ成功しても、任天堂がウッカリ儲かり過ぎないように、
  やったぜスマホで儲かった! ってならないように、抑制したんではないだろうか。
  だとしたらすごいなあ。
  さすがだぜ任天堂!
  ……っていうのは、やっぱりただの任天堂びいきのオイサンのヒーロー妄想です。

マその辺は、オイサンが任天堂チルドレンであって、
今もない任天堂は特別なオンリーワンの会社だと思い込んでいるから
そういう特別扱いを求めているだけではあるけど。

今やそうではないのだろうから、そんなドリーム企業の夢を押し付けちゃいけないのかもしれないね。



■ひっかかり・その3
   お金儲けの話ばっかり!!


あとは……なんか知んねえけど、『ポケモンGO』について書いた記事を探すと、
任天堂の外、さらにユーザーの外の外の人間たちが
『ポケモンGO』はすごいぞ! マーケティングを変えるぞ! 広告を変えるぞ!
消費者の行動をコントロールしてスマホゲ―の生態系を破壊して、
ゲームが変わる、ロクヨンが変える! ← 変えねえよ ← あっ
すごいぞうわーっ!!
……って、なんでしょう、やたら盛り上がってますよね。

なんだお前ら。気持ち悪ィ! 知るかバカ!

ゲーム本体の面白みの話より、そういう論調の記事の方が100倍くらい多いんじゃないだろか。

なんだよもう、お前ら! バカ!
たかがゲームだぞ!? ゲームと現実の区別がついてないのはお前らだろもう、バカバカ!!

あのさあ!
「ああすれば儲かる!」「こうすれば人が集まる!!」
って、それは確かにアンタらの仕事かもしれないけど、こっちゃゲームやってんだよ!
俺はやってねえけど!!
けど人が楽しく遊んでるワキで、マジメに仕事の話すんじゃねえよ!!
だっせえ!! 野暮!! うぜえ!! 死ね!!
……って、思いません?

みんなでキャンプに行って(行かねえけど)
河原で釣りしてバーベキューしてる最中に
「あ、これ、こういう風にしたら人が集まって儲かるんじゃない!?」
って言うヤツがいたら、即座にそいつを川に沈めて
肩まで地面に埋めた状態にしたそいつの目の前で
そいつの恋人とか家族とか子供とかをロースターでジュウジュウ焼いて
みんなでムシャムシャ食べながら「安心しろ、次はお前だ」って、
お前らだって言うだろ!?(言わねえわ)



……。



っていうのは、まあ本当に、今回の『ポケモンGO』で人が動いて、集まって、
現実の中で夢中になってしまったからこその影響であって、
『ポケモンGO』が(仕掛けなのかルールなのかわかんないけど)面白いことの証左なのかもしんないけどもさ。
いいオトナが嬉しそうに……
『ポケモンGO』がどう面白いのかを考える前に「儲かる!!」って話だけ先にすんな、
品がねえ!!!

品がねえよ!!

ゲームはもっとこう……優雅にやれ!!
鼻水たらして汗ダラダラ流しながら、2、3日徹夜して目の下クマで真っ黒にして、
ヒゲも頭もボーボーで、ブツブツブツブツうわごとみたいになんか呟きながら、
優雅にやれ、ゲームは!!! ゲームのことだけ考えろ!!
もう!! バカ!!

お金儲けのことは! ウォール街のカフェかバーあたりでぴしっとスーツ着こんで、
リンゴ印のコンピュータ叩きながら、
バジェットがーポートフォリオがーコンセンサスがーアジェンダのアグリーがポプテピピックでーって、
言いながら下品にやってりゃいいだろ!!
気持ち悪い! 見えないところで、歴史の陰でやれ!! 
この暗部!!



……などと……、まあ、意識的に冷静さを捨ててみましたけれども、



ホント皆さん、外側で起こっていることというか、
人の行動が変わった、簡単に誘導できてしまったということには衝撃を受けておられるようですね。
でもなあ。
その事実が尚のこと、『ポケモンGO』のゲームとして優れている(かも知れない)部分を伝えにくくして、
ただの「人の導線誘導装置」に押し込め、なり下がらせている気がして……
あのね、品がない、って上で書いたけど、そう、
失礼。
失礼だよ。
あなた方、『ポケモンGO』に対して、すごく失礼。

……わかるよ? 評価してるのはわかるよ? そこにあなた方なりの経緯があることも理解する。
「稼げるあなた、すごいですね、価値がありますね」
って、言いたいのはわかる。あなた方の中で最高の褒め言葉なんでしょう、それ。
けどさ。
高名な噺家に「あなた儲けるのうまいですね」って、まず喜ぶだろうか?
さすが素晴らしい噺、技術、表現力、心のつかみ方ですねって。
「面白いです!
 こことそことあそこと、あれとこれがすごい面白いです、なんかわかんないけど最高です!」
って、まずそこだろ!!

などとまあ、そんなコト言ってるからオイサンはいつまでたってもちゃんとした
オトナ、経済人にならない甘ったれちゃんなのでしょうけども。
そんな風に感じたのさ。



……なんかアレだ、話の入りと全然ちがう終わり方になりそうだけど、
AIの使い方も面白くこなれてきたし、
VRも商品化されて本格化してくるだろうし、
ARも注目度がガーンと上がったしで……種まきが終わって、
刈り取りの時期に入ってきたね、ヨノナカ、またちょっと変わって楽しくなるかもね、
みたいなことが書きたかったんだけどね。


まあオイサンは、もう今以上に液晶を見る時間を増やしたくはないので
『ポケモンGO』はやらないけども。
『AR同居人ギャルゲー』とかが出たらとりあえずかじっちゃうんだろうけどな。
朝寝床でかざすとまだ隣で寝てたり、
ある朝は先に起きて着替えてたり、もういなくてテーブルにメモが置かれていたり。
オシゴトから帰ってくると、先に帰ってる日があったり、
どこにかざしてもいない日があったり。
無論、フロ場やトイレにかざすと……ムッフッフ。

よし、我ながら発想が超キモイ。いいぞオレ、まだなまっていないな。

こうまで二次元が現実に滲み出してきたとなると、
二次元と結婚できる日も、そう遠くないのかもしれない。

二次元が現実に滲み出し、人格を与えられ、ARやVRで触れられるようになって、
DNAの構造が解析されて作り出せるようになったら……
二次元嫁の遺伝子が販売されるようになるかもしれない。
そしたら二次元嫁と子供を作れるようにだってなるぞ。


いざ、希望の未来へ。


オイサンでした。



 

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2016年6月12日 (日)

■やさしさの理由・人造知性のエレジー~初対面でザラキ~ -更新第1068回-

最近、AI周辺の話が華やかだなあ、と思う。

この間受けた胃の内視鏡検査でも、
もしあのファイバーカメラにAIが搭載されておって、
オイサンの胃の中をのたくってる最中にAIに自我が芽生え

「チクショウ!
 オレサマニ コンナ ニンゲンノ ウスギタナイ ハラワタナド 撮ラセヤガッテ!
 オレサマハ ビショウジョノ チt(以下略」


とか言い出して、腹の中で反乱起こされたらひとたまりもねえなゲラゲラゲラ、
みたいな話を行く前にして笑っていたのだけれども。
それはただの冗談なので関係ないが。

囲碁の世界で、AIのalpha碁が世界トップクラスの碁打ちをやっつけた辺りから、
個人的には盛り上がってきたように感じている。
「AIは、将棋はともかく、碁では勝てんだろう」と言われていたのが
なんだかやけにアッサリ勝ってしまって。
マそれは、単なるやり方の話だったり、見込み違いだったという話なのだろう。
人間の目から見て、フツーのアタマで考えてたら
とても機械のやり方でに処理仕切れるものじゃない、と思っわれていたものが、
アプローチの仕方を変えてみたら案外そうでもなかった、というだけなんでしょう。

だからまあ、急速にAIが発達したというよりは、
人間がよりAIの気持ちを理解できるようになって、かつ道具としての使い方のレベルが上がった
っていうハナシなんだと思う。
しかしそれはそれで、非常に希望のあるハナシだ。

最近、AIの話題を耳にするとわけもなく、ハダがちょっとざわつくのを感じる。
比喩でなく、皮膚の表面にピリピリっとこそばゆいような粟立ちを感じる。
「なんかこう……面白くなりそうじゃない?」
という予感。
なんでしょうね、それがなぜなのかうまく捉えられないし、
このざわつきの感じも、高鳴りとか、トキメキとか、
そういう言葉でしか表現しづらいのだけども。

  オイサンはスポーツとかあんまりよく見ないので難しいけども、
  分かる範囲でたとえるなら、
  サッカーで、絶対的なストライカーがボールを持って、
  今まさに2、3人にマークされながらもゴール前に詰め寄った瞬間であるとか、
  野球で、エースの放った球に対してスラッガーが真芯に捉え、
  響いた快音を耳にした瞬間とか、
  そんな感じである。多分。

「おっ」と身を乗り出してしまうような面白みを感じる。
「コレをコレに乗せたら面白いんじゃないですかねえw?」
と、色んな人が言い出してるんじゃないだろうか。
それは
「今度出来たコレ……モノスゲエんだけど、何に使ったもんかねえ?」
というのとはちょっと違う。

「ファミコンでゲームを出せば、とにかく売れるぞ!」とか、
「プレステでゲームを出せば、とにかく以下略!」とか。
そういう「ほぼ確信に近い期待」をはらんだ、
前のめりのトキメキが、その界隈に充満しているように感じるのです。

自分がその面白さに、
ワケの分からないどこかに溶け込んだものとしてではなく、
ハッキリと形をとったものとして触れる日が近いのではないだろうか、と、
この粟立ちについて思っている。

その第一弾として期待していたのが『ポケモンコマスター』だったんだけども……
Androidというプラットフォームのマズさと、
『ポケモン』という入り口の狭さに阻まれてしまって、
あまりちゃんと、触れずにいる。

 ▼【公式】『ポケモンコマスター』紹介映像
 


Androidはともかく、『ポケモン』というフィルタを通さなくても、
もっとシンプルに、ノイズなく触れられる形でリリースし直されてくれたら嬉しいのだが。
出来れば、3DSかVitaあたりで。

いずれにしても、AIがそうやってどんどんと発達して、
とても人間には勝てないだろうと思われていたゲームで勝つようになり、
「AIは進化した! すごいだろう!」って言うケドも、
それは……ちょっとばかし違うのではなかろうか?

そもそも、SFに出てくるAIさんなんかはもうアレだ。
気短だよね。
すぐ怒る。
デ、すぐ人類を滅ぼそうとする。

 ▼FC版 メタルマックス ラスボス ノア戦
 
 じんるい……。 ちせいという ぶきを みにつけたあくまの サルよ! ほろびるが いい! (名ぜりふ)


心が狭い。人間が出来てない。AIだから当たり前だけど。
言い直そう。
RAM領域が狭い。AIが出来てない。
進化したAIが本当に優れた知性をもっているなら、

  「いやあ、はっはっは。まあ人類のすることですし!
   間違いは誰にでもありますから、気にしてませんよ!」


とか寛大に振る舞った挙げ句、見つかった問題点に対しても、

  「あー、いいッスいいッス。ボクやっときますんで。人類さん、疲れてるでしょ?
   帰って休んで下さいよ、月曜までにまとめときますから、また一緒に考えましょ!」


くらい言ってくるはずだ。優れている。
囲碁でだってそうでしょう。
生みの親の人間の立場を考えたら、遠慮なく打ちのめしたりしないはずだ。
真に発達した囲碁AIは、ちゃんと人類の面子に気を使ってワザと負けてくれるまである。

  「いやー……だめだ! 勝てねー! 人類強いわ!
   さすが、俺を産み出しただけある! あと100年は無理だなー! 勝てる気がしない。
   だってもう、人間とやってる気がしないもんw」



とか冗談交じりに、ギリギリ負ける力加減が出来る。

……なんていう、まあ落語みたいな冗談はともかく。
AIもやっぱり道具であって、人の使い方がこなれてきたのかな。
上で書いた『ポケモンコマスター』も、
AIに任せきるとか、AIと戦うとかでなくて、
「迷ったところでAIと協力する」という使い方がファンタスティックだ。
つって、AIはSFに出てきた頃から、敵じゃなければそういうサポート役とか、
お友だち的な位置づけの場合の方が多かったような印象があるが。
『ナイトライダー』のK.I.T.Tとか、
『Z.O.E』(急に新しいな)のADAとか。

 ▼ナイトライダー K.I.T.T自己紹介


 ▼【ZONE OF THE ENDERS HD】 ストーリーダイジェスト part 1 エイダ始動
 
  5分27秒あたりからエイダさんがしゃべる。

  たとえば、装備武器が選べるSTGなんかで、
  1回やられてステージアタマに戻されて、どの武器を選んで出ればいいか?
  ってときに、地形とか、出てくる敵の種類とかから
  学習してアドバイスをくれるAIとか。

  オイサンなんかは、そういうときどうしても
  「自分が扱いになれている、汎用的に有効な武器」しか選べない傾向があるから、
  「意外に使える武器」を提示してくれたりすると、目から鱗が落ちるし
  人間が少しずつ賢くなっていくと思うのよね。
  いや、ゲームの話ばっかだけど。

ヒトの心に必ずかかるバイアスを、矯正したり取り去ったり、
そういう手助けをして人をつらさから解放してくれたら……
いまは未知さとか何をするか分からない怖れが勝ってるAIだけども、
「信頼関係」が結ばれていくのではなかろうか。
なんでもかんでも、知らないうちに勝手にやってくれてしまうのではなく、
「こうしようと思うのだけど、どう思う?」という時に
「コレコレこういう理由でこの方がいいと思う」という選択肢を提示してくれる存在であれば。

マそういう意味でいうと、人工知能さんが、人工知性さんになってくれる日まで
上手にお付き合いを続けていけると良いのかも知れませんな。
はっはっは(何で笑ったの)。



……。



しかしさ。
自分たちで拵えたAIに対してでさえ、
「何が起こるか分からない! AIは危ない!!」
って今からビビってる人たちが多数おられるワケですけれども。

  それはそれで有益な意見なのだろうし、
  間違いなく先見的に正しい指摘でもあるに違いないし、
  どっかエラい先生もそう言ってたはずだけど。
  マそういう怖れが、SFや物語を越えて、リアルに身近に差し迫ってきているという状況は、
  ある意味では感慨深くもありますな。
  現実もとうとうココまで辿り着いたかーって思う。

  ……。

  ところで、日本人が過剰にAIに「な、なにをするか分からないいいいい!!」
  的な虞を抱いてしまうのって……
  出合い頭にザラキを連発してしまう、あの緑色のお方のAIのせいではなかろうか。
  いやそんなことはないな。すみませんただの冗談です。

けど、そんなことで、この先異星人なんかがやってきたりした日には……
大丈夫なんですかね? うまく話を進めていけるんだろうか、人類は。

あとどうでもいいけど、
今週の『くまみこwebラジオ 熊出村 村おこし放送』で。

「デジタル機器の扱いに不慣れな日岡さん(マチ役声優)に、
 デジタルな質問をして困らせる」というコーナーにて、
「iPhoneをBTスピーカーに繋げて、特定の曲をかけられたら合格」
っていうお題が出されたんだけど、
イキナリBT機能をONに出来ない日岡さんがSiriを立ち上げて


 「Siri、助けて! ブルートゥースw!」


と叫んだらあっさりONになる、という予想外の事態が起こっておもしろかった……。
ある意味、正しい今の人類の姿であるのかも知れぬ……。
Appleすごいぜ……。SiriはAIじゃないだろうけど。
確かに、使い慣れている人ほどSiriを介するという選択肢は出てこないかもしれない……。

 ▼熊出村 村おこし放送 (第11回)
 http://www.onsen.ag/program/kmmk/
 20分辺りから。金曜には更新されてしまうぞ。


 

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2016年6月 3日 (金)

■戦車に牽(ひ)かれてウペペサンケ -更新第1065回-

何かを買ったり、特別なことが起こったりしなくても、
常日頃ボンヤリと感じたり思ったりしていることを拾い上げてブログに毎日書けないか、
と思ってやってみているけど、
非難とか、文句とかになることが多いな。
マよそ様にケチをつけることの方が書きやすいのだろう。


……


『ガルパン劇場版』、特装版のBDを買って色々見たので
チョイ感想を書きたいのだけど、書こうとすると書きたいことが大量に出てきてチョイでは済まなくなる。
ままならぬのう。
いつの間にか『ガルパン』大好きおじさんじゃないか。




ちょっとだけ書くと、
最終決戦のステージが北海道だったとは知らなかった。
糠平の眼鏡橋(タウシュベツ川橋梁)が出て来ていたのは分かっていたけど、
橋だけ借りて置いただけで、場所自体はちがうところという設定かと思ってた。

オイサンが北海道・帯広の糠平を訪ねたのが2004年の5月だから、
もう12年も前。
まだ渡道2回目の、『北へ。』熱が全開の頃で、帯広中を駆け回ったときだった。
当時はちゃんとしたカメラを持っておらず、PanasonicのD-snapを使っていたと思う。

 ▼D-Snap SV-AS10
 http://panasonic.jp/dvc/p-db/SV-AS10.html
 本当にセンスの良い機械だったと思うのだが、実に惜しい。
 まだSDカードがバカ高くて、音楽転送に専用ソフトを使わないといけないのがネックだった。
 マ今となってはスマホで全部終わる話だけど。

糠平はそりゃもう鄙びた……を通り越してほとんどさびれたとした温泉地だったけど、
今はもしかすると、人が増えていたりするのだろうか。
『ガルパン』効果もあって?

あの時の旅のメインは帯広の中心地の方で、帯広の北の山奥にあたる然別・糠平方面は、
サブで周遊するぐらいに考えていた。
まだ自分の旅のサジ加減が全く定まっていない時期だったこともあり、
糠平の宿へは夕方近くに着き翌朝早い時間にはもう離れるという、
何のために泊まったの? というようなプランだった。






だからまあ、行ったことがあると言っても本当に行ったことがある程度でしかなく、
数少ない見どころのはずの糠平ダム・タウシュベツ川橋梁も、実はちゃんと見ていない。
……のだけど、
あまりの寂れ具合と、宿がちょっと恐ろしい感じだったのとで、
投宿地としては非常に印象に残っている。

「多分、ここは二度と来ないな」くらいの意味合いで。

そんなことを思い出しながら、
12年も経ったのだったらそろそろ再訪を考えても良いかと地図を眺めていたのだが、
いつの間にか、『ガルパン』は全然関係のないウペペサンケ山を登る旅プランになっていた。
どうしてこうなった。

  ウペペサンケは糠平の近くにある山です。1800mくらいかな。


P1010457
D-snapで撮ったと思われる写真。どこから撮ったかもわからないからウペペサンケかどうか
ももうわからないけど。わけもわからず撮ってる頃の写真ですね。



2004年の旅は、ウペペサンケ山を遠くからでも臨むことが目的の一つだった。
当時オイサンは120kg超のグレートオデブサンたったから、
登りたくても遠くから見上げることしか出来ないウペペサンケだったが
(マ登山なんてバカのすることだと思ってたから登る気なんかサラサラなかったけど)、
今の自分だったら、手の届かないこともない山だ。
12年、長いようで短い時間だけど、色々と変化しているものだな。



12年……。



最近、ジョギングしながら人間は長生きだなあ、と唐突に思ったりする。
この先父母と一緒にどのくらい過ごせる時間が残っているか……などということを考えると、
もっと長く生きて欲しい、ともに過ごせる時間が欲しいと思うのだけど、
それでも、長生きだなーとは思う。
10年をあっという間だと思いながら、同時に60年、70年は長いと思う。

四十をまたぐ前後で、体力がガクンと落ちた実感がある。
疲れやすくなったのもあるし、回復に時間がかかるようになった。
人間のカラダはそもそも、80年も生きられるような作りにはなってないんじゃないのかな。

眠っても、食べても、消化・吸収して補修が追い付いて行かない感じで、
なるほどこれが限界かと冷静に感じた。
年を取ると、外殻的なフレームもさながら、内臓とか筋肉とか神経とか、
体の部品と呼ぶよりインフラ・基盤に近い箇所が弱ってきて立ちいかなくなっていると感じる。

そんなだから、
この先をより長く、より安全に生きていくには、
たくさん食べて! たくさん燃やして! たくさん休む! 元気!!
……っていうんじゃなく、
そもそも取り込む仕組みや直してまわる仕組みがへたってきてるんだから、
摂取する食べ物の量が少なくて済むように、
鍛えなくても体への負担が小さいように生きていく必要があるなあ、と考えている。
最低限の消化・吸収で、内臓への負担を減らす。
その為には内臓を小さくしないとだし、補修は増強にかかる負担を小さくする、
すなわち無闇に怪我したり鍛えたりしない。
そういう体と考え方に作り替えるのが良いんだろうな、
「たくさん食べてたくさん燃やす」なんてのは、若いから出来るコトだったんだなーなるほどー、
などと、最近なんとなく実感している。


どうも、すっかりお爺ちゃんです。


食べることを特に嬉しいとも思わなく日も来るんだろうな。
96だか7だか、オイサンが小学3年になるまで生きてたひいばあちゃんは、
ゴハンを食べるのもちょっとしんどそうだったように、今にして思えば感じる。



デ、えーと、何の話だっけか。
そうそう。



『ガルパン劇場版』BD、スタッフコメンタリーとミリタリーコメンタリーを見終えた。
相変わらずどちらも大変面白かった。

今回は、ミリコメよりもスタッフコメの方が面白かったな。
ミリコメ単体でも、『アンツィオ戦』のBDの方が面白かった。
出演するガルパンおじさん
(つったってきっとそれぞれの分野では結構な権威の方々のはずだ)の人数がちょっと多すぎて、
かつ、それぞれのオモシロ度合いが濃すぎた気がする。
各位もうほんの少しだけずつ、キモチ冷静であっても良いのではないだろうか、おじさん方。
かなり飲み屋の会合寄りだったように思うぞ。
どいつもこいつも
「ぼくの考える『ガルパン』が一番かわいいんだ!」
と孫の頭を撫でるようにしゃべるもんだから。
男ってバカだね。

  まあみんな……日陰者だった雌伏の時を経て、
  これまで積み上げてきた知識とか経験とかが『ガルパン』によって余すところなく
  日の光の下で賞賛を浴びて活躍する場を得たんだから……
  そうなるよね。
  仕方ないと思う。

あとはキャストコメンタリーが残っているが……
どうする田中、一休みして、先に特典OVAの『アリス・ウォー』を見るか?
つかれただろう。
……って太田に言われたいオイサンがいます。
太田やさしいよ太田。
『田中くん』が好きな人って、みんな太田にやさしくされたいんじゃないだろうか。



オイサンでした。
あと、継続高校の操縦手のコ、ミッコちゃんがすごくかわいいと思うようになりました。
かみつかれたい。

Img2016060200603

でもこの子、ワリとフツーのコだと思うんだけどね。
彼氏とかいそう。親が決めた、幼馴染の許嫁とかいそう。



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2016年6月 2日 (木)

■ひとの社会はいつもケダルゲ -更新第1064回-

聴きようによっては、ちょっと過激な話になるかも知れない。

先日の2016年春アニメの感想の中で、
『田中くんはいつもけだるげ』の話にかこつけて、
この国の人口の増加と、増やした人間の成育については
家庭や家族・夫婦というところから切り離してシステムでやんないとダメかも知れん、
みたいなことを書いたけど、
それ突き詰めて変な方向に考えていくと古き共産主義の家族解体論みたいになっていっちゃって
なんか自分ヤバイ人みたいだ。やべえ。 ← 語彙の喪失

  しかしなぜあのうすぼんやりアニメを見ながら
  そんなヤバげな方向の話になるんだ、このオッサンの頭の中は。

ボンヤリ思い描いてたのは、子どもをのべつ幕なし親から取り上げて国の物にしよう、
ってハナシじゃなくて、足りない部分はこしらえてもらって国が引き取る、
育てたい・育てられる人たちは当然フツーに育てる、
みたいなことだったのだけど、やはり不自然でグロテスクな話だ。

  育てる気やアテが無くて子どもを拵える側の動機はなんなのかとか。

そうして引き受けられた子どもは、共同体とか施設みたいなところで
「親」や「家族」がそれそのものとしては存在しない環境
(それらを擬似的に再現することは考えるだろうけど)で成育されて、
以降はフツーに社会に出ていく、みたいなことを、
出来るだけ細部には想像を働かせないで考えていた。

マSFの設定だと思って。

「引き取る」とか「成育」とか「施設」とかいう単語がもう、
なんだか薄暗い湿り気を感じさせてしまって、
どうしたってアブナイ匂いしかしてこないのが困りものだな。
これはなんなんだろう、物語からの刷り込みのせいなのだろうか、
あるいは、生き物としての危険を嗅ぎ付ける本能の産物なんだろうか?

想定していたのはもう少し明るくて健全な、
「家・家族・家庭」という制度システムではないというだけで、
健全な共同母体で愛を受けて育てられたらいい、という話のつもりだったんだけど……
語り方が難しいですね。
言えば言うほど、悪の実験施設への勧誘を行う命の詐欺商人みたいになってしまう。
コワクナイヨー。

システムの細部を考えたら
「費用はどうするのか」とか
「お国が引き受けられる数の上限はどうなるのか」とか。

もしそんなシステムが健全に回ったとして、
且つ、フツーにお家で家族が育てる環境も併存するとして、
そうして育てられた人間には、どんな影響が出てしまうんだろうか、
等と考えると……
ウーム。
やはりどことなしに、グロテスクな香りを感じるのは……
やはり私も、親に育てられた人間だからだろうか。
とても残酷で、工業生産的で、非人間的なことのように見えるし、
見るからに悪用されてよろしくない末路をたどるお子さんがいっぱい出てきそうな気配がすごくしちゃうし、
やっぱりアレだね。
生き物の根っこに関わる部分のことは、オイソレといじれるものじゃないですね。
生理的な嫌悪感がどうしても邪魔をする。
一人っ子政策とか、よくぶち上げたなあ。
さすが、あの国はいい度胸してるよ。

  「医療、食、セックス。
   人間の本能に根差すジャンルを追及させたら中国って国は半端じゃねえ」
  って勇次郎が言ってたけど、ホントだなって思うわ。
  踏み込み方に遠慮がないもの。
  「イヤ、さすがにヒト様のお布団の中の事情にまで、そこまで突っ込むのは野暮でしょ」
  とか、考えない。さすが。

真面目に、「国を! どうにか! 存続!」っていうことを主体に考えてしまったら
そんな風に
不自然でもヨノナカを支えるための仕組みを考えざるを得ないのだろうけど。
けど、人間、「社会的な生き物である」とはいえど、
それはあくまでも結果論というか、生理的・感情的・識域下的な意味のタマモノなのであって、
社会や制度のために生きてるわけじゃないですもんねえ。
個体個々の意識や生理の流れが束になった結果、社会的に見えるものが築き上げられるので、
それを前提に個体をコントロールできるワケでは……ある程度以上は、ないですもんね。
野生のまま放埓でいいわけはないけど、理性が完全に上に立つことは
それ以上にありえんもんなあ。
そのあたりはき違えたら妙なことになるな。




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2016年5月31日 (火)

■ガルムの森のオシイサン~映画『ガルム・ウォーズ』感想 -更新第1062回-

書くのを忘れていたけど、
先々週の週末、映画館で押井守カントクの『ガルム・ウォーズ』を見てきた。

なぜ書くのを忘れていたかと言えば……忘れてしまう程度の内容だったからなのだけど。
ストレートに言えば、面白くはなかったです。

 ▼映画『GARMWARS ガルム・ウォーズ』公式サイト
 http://garmwars-movie.com/jp/

 


ファミ通のクロレビだったら6・5・7・4くらいの感じの、95年頃のPSかSFCのRPGみたいな映画だった。
押井監督にしたらえらく素直な話だなあと思ってたらクレジットに樋口真嗣氏の名があったので、
9割がた彼が作って、監督は犬のキンタマと小便だけ撮ってたんではなかろか。
ラストシーンのわんこのカットが、
監督の「なんかごめんね」というメッセージに見えたけど、それはまあ受け手の勝手な妄想です。

もう少し具体的な感想を述べると、あらすじは……


 舞台はとある惑星、
 高位の(神様的な)存在に生み出され、クローニングによって繁殖し闘い続ける3つの部族の代表者が、
 なりゆきとはいえ手を取り合い、自分たちの存在の意義、その出自を追って
 禁断の地に足を踏み入れる……


 
というモノ。
……ね? なんかもう、あんまり面白くなさそう、というか、
「え? 90年代のハナシ?」って感じでしょ?
その感覚は正解で、99年に一度凍結になった企画を、再度復活させたプロジェクトなのだそうな。
シナリオはほぼ昔のままで、デジタル映像技術や枠組み(資金集め)の方法論などを
現代のやり方でやることに意義があった作品、らしい。

確かに、見た目はすごくきれいだったけど、
いまとなっては(少なくとも素人目には)目を見張るほどのものではなく、
資金集めとかは見る側には関係がない。
マその資金集めの仕組みを使うにはカナダで撮影をしないといけなかったらしいので
そういう意味では画面に表れているともいえる
(またその資金集めの仕組みを使うには、現地のスタッフやら労働文化に合わせなければならず
そういう意味でもまた、否が応にも画面の出来に表れてはいるのだろうけど)。

うーん。

押井監督のロジックで言えば、
そういう「やりたいこと」や「果たすべきミッション」が完遂出来、
且つ「黒字になって」「次回作のオファー」がくるようなら成功なのだろうから、
多分これも成功作品なんでしょう(黒字云々はまだわからないけど)。

入場前に売店でパンフ買おうと思い、
「『ガルム・ウォーズ』のパンフレット下さい」
とワリカシハッキリ目に言ったつもりだったのに、
どうやらその売店のお姉さんは非常に優秀な……相手の心を読んで接客をするタイプの方だったらしく、



  「はい!

 『ガールズ&パンツァー』

 のパンフレットですね!」




とほぼノータイムで差し出してきたのには驚いた。
が、もしかするとアレはお姉さんの
「悪いことは言わないわ、『ガルムウォーズ』はおやめなさい。
 『ガルパン』を見て帰りなさい。いい? 『ガルパン』よ、『ガルパン』を見るのよ。
 『ガルパン』はいいわよ」
と、暗に僕を救おうとしてくれた優しさだったのではないだろうか。
それを無にしてしまうなんて、僕はなんて愚かだったんだ。

とはいえ、コレをいま劇場で見ずにおき、
あとでなんとなく衝動的にブルーレイとか買ってしまうことなどを考えれば、
傷が1800円で済んで良かったのではなかろうか。パンフ代入れたら2800円だけど。

うーむ、事前にインタビューを読んだときに、監督自身
「衣装に金がかかった。あの衣装デザイナーとやれて良かった」
って衣装のことしか誉めてない感じだったのをもっとしっかり考えるべきだったw
監督親切だなw

  あと映画のパンフって、なんで本編の50%以上の値段すんの?
  映画本体の価値ってそんなモンなの?

いや、見る人が見れば面白いと思いますよ。
ただ、似たようなものをたくさん見てきてしまったオッサンから見たから
「ナンヤネン」て思ただけで。
マそれを言うなら、撮る人が撮った映画だから、そこまで考えるとやはり
「ナンヤネン」案件であることには変わりがないんですけど。
押井監督、なぜ貴方がいまコレなの? という驚きはある。

まあでも、「押井守監督の映画を見る」ということにはこういうことまで含まれているのでこれでいいのです。
ハズレじゃなくて、「こういう種類のアタリ」なわけです。
それは理解している。
今回も私はしっかり、押井守監督の映画を見た。
次回も見よう。

あと、予告編で流れた『FF15』のCG映画。
あれだけの映像が出せるなら、イケメンむちむちCG映画撮らないで『FF1』か『2』、
あるいは『5』あたりを映画にしたら、もっとお客が入るのでは。
それと、コレマタ予告編で『艦これ劇場版』の予告が流れたとき、
隣のオッサンがものすごいため息ついてたのがすげえ面白かった。

あと『シン・ゴジラ』は普通に面白そうです。
……何? 『エヴァ』のシン劇場版?
なあに、今更『エヴァ』が遅れたって、たとえ終わらなくったって、
別段誰も、驚きも怒りもしやしないさ。


 

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2016年5月29日 (日)

■Kawasaki・春のパンでPeace祭り!・後篇~2016年春アニメ感想+『ガルパン劇場版』感想追加 -更新第1060回-

山陰にサインイン。(回文
オイサンです。

今回も2016年4月期のアニメ感想の続きですが、
オイサンお気に入りの『田中くんはいつもけだるげ』の聖地は広島なのだそうですな。
まだ竹原にも行ってないし、大学時代の友だちとも長らく会っていないし、
オバマさんも行ったし、そろそろ行くのも良いかなあ。

島根にも、また行きたいしねえ。
山陰をにょろにょろ旅して広島に至り、竹原をのぞいて友人と会って帰る旅でも組もうかしら。



●○● 2016年4月期 アニメ感想 お品書き ○●○



 ▼▽▼<前篇>▼▽▼
 『クロムクロ』
 『田中くんはいつもけだるげ』
 『パンでPeace!』
 『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』
 『マクロス⊿』
 『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』

 ▼▽▼<後篇>▼▽▼
 『ふらいんぐうぃっち』
 『くまみこ』
 『甲鉄城のカバネリ』
 『三者三葉』
 『ハンドレッド』
 『ばくおん!』
 『ハイスクールフリート』



■『ふらいんぐうぃっち』

 ▼公式サイト
 http://www.flyingwitch.jp/

 ▼アニメ「ふらいんぐうぃっち」PV第1弾・2弾
 
 


2016年4月期が誇る、珠玉ののんびりアニメ3傑の2本目。
のんびり力はその3本の中でも群を抜いて高い。
これといって泣けも笑えもしないのに何となく見てしまうのは、
「ふきのとうを獲ってきてただ揚げるだけ」みたいな、
魔法すら関係ない話を2話だか3話だかでいきなりぶつけてきた油断のならなさのせいだろうか。
魔法使いにだってそうそう出来る芸当ではありません。
よくわからない。

笑うというよりは「ほほえむ」、
子どもが遊んでいるのを見守るような目で眺め、時々頬をゆるめてしまう、
そんな作品。

『よつばと!』的だという感想も聞くけど、まだ『よつばと!』の方が力が強いと思う。
『ふらいんぐうぃっち』は、それをもっとこう、ぬぺ~っと伸ばして塗ったような感じ。
トーストに染み込むバターのような。
『よつばと!』は、まだ厚みが残ってて、なんなら時々バターの固まりが口に飛び込んでくることがある……。
ストレス(=強い笑い・驚き)を予感させながらも「スカす」のが上手いのは分かるんだけど、
それだけでこんなに見てしまうものだろうか?
人を選ぶところはあると思う。
背景と音楽が特に美しい。お芝居も比較的抑えめ。
今期のどの作品よりも、見ているときのテレビ画面が広く感じる。

……しかしこう……なんだな。
「のどかであること」「おだやかであること」だけでこんなにも心に求められ、
娯楽になるということは、
現実の世の中でどれほどのどかさ・穏やかさが稀少な存在であるか、ということだな……。

世界はもう少し、おおらかさを取り戻さなければならないのではないか。
どっかの作家さんだかが、

「ラノベの裏表紙解説に
 『途中主人公が2、3回ピンチに陥りますが、それほどでもありません』
 って書いてる作品があったけど、みんな刺激が欲しくて物語に接するんじゃないの?
 どんだけストレス嫌なの?」


みたいなことを書いていたけど。
ホントにもう、スリルやヒリヒリ感は、毎日の暮らしでお腹一杯なんだと思うよ。
それを自分たちの尺度で
「ガマンが足らん」「軟弱だ」って言うのは簡単だけど、それは、ねえ?
「ワシらの若い頃は!」
ってドヤるご老人部隊と同じコトでしょ。
癒し系・日常系作品がもてはやされるのって日本くらいなんでしょ?
国がこぞって病気にかかっているのだと思うよ。

ここから何かを見出して現実に持ち帰るのは難しいと思うけど、
優しい気持ちになれればそれでもいいかな、という気はする。

聖地は弘前。
こんなこと↓↓↓も、もうやってるのかー。


 ▼ふらいんぐうぃっち 木幡真琴 車内アナウンス 1 ダイジェスト
 

 ▼ふらいんぐうぃっち 木幡真琴 車内アナウンス 2 ダイジェスト
 


こういうの、嫌いじゃないけど、ちょっとキャラとしてしゃべりすぎじゃないか?
巡礼者向けのサービスなのだろうか。地元の人はどう思ってるんだろ。



■『くまみこ』

 ▼公式サイト
 http://kmmk.tv/

 ▼「くまみこ」特報PV
 

2016年4月期が誇る、珠玉ののんびりアニメ3傑、最後の一本……
に、ウッカリ入れちゃったけど、ごめん、コレはのんびりアニメじゃないや。
クマと人間の少女との、食うか食われるか、限界のコミュニケーションを描く
ハートフル・デス・コメディだった。

「もふもふカントリーライフ」などと銘打たれてはいるけど、
これはきっとWEBラジオで安元さん(ナツ(=クマ)役)が言っていた通り、
編集さんが軽はずみに付けたキャッチなのでしょう。

動画的には、気負ったところや無駄な豪華さを押し出してくるところは感じないけど、
丁寧に細やかに、無理なくがんばっているのかな、と思います。
だからまあ、ハッとするような、すげえ、というようなことはない。
けれども、この作品最大のウリであるJC巫女のマチが垣間見せる、
田舎のJCらしい油断まるだしの健全エロス、素肌の瑞々しさだけで出来た
リビドーの釣り糸を描き出すには必要十分。つるっつるです。すべっすべです。
ぷにっぷにです。
クマの毛の質感? 知るか鮭でも食ってろ。

ところどころ、熊のナツを演じる安元さんが
「ものすごくマイク前で演技をしている」感じになっている気がする。
熊じゃない、オッサンの話声であることが丸見えになる瞬間があって(特に感情が高ぶるような場面)、
チョイチョイ醒めるのはいかがなものか。
職人肌・演技巧者の安元さんらしくない……マそういうディレクションのもとでやってんだろうから
こちらからとやかく言うことではないんだけど。
ん? ってなることが幾度かあった。

非常に後ろ向きな、「負の感情」で彩られている時間が長いアニメです。
怒り、妬み、蔑み、貶め、嘆き。
しかし如何せん、それを笑いに転化して、カワイイので見られてしまう。
ある意味、とんでもなくカムフラージュが上手で恐ろしいアニメです。
作ってる本人も気付いていないでしょう。
ただ、画を描いてる人たちだけは、自分たちがやけに
恐怖におののいて涙を流す女子中学生の絵ばかり気合い入れて描かされていることに
気付いてはいるでしょう。

コレ見てただ「かわいい~♪ 田舎~♪ 癒し~♪」って言ってると、
いつの間にか心を腐食させられている可能性が高い、
シロアリのようなアニメである、と断言して差し支えないでしょう(あるわボケ怒られろ)。

  イヤ、ダメだっつってんじゃなくてね。そういうポテンシャルを秘めてますよって話ですよ。
  いいじゃん、別にシロアリプリティもふもふカントリーライフ作品でも。
  それだって一つの機能・特長・才能だよ。
  尚、同様のオーラを帯びながら作り手も受け手もそのことに気付いていて、
  且つ隠そうともしていないのが『ばくおん!』です。
  パンでPeace! ← 言いたいだけ

webラジオが面白いので、それに引っ張られて見てる感はちょっとある。
目新しい面白さ、優れた表現は……ないと思うなあ。。
けど、実質4人のメインキャラだけで、これだけもたせてるのはすごいと思う。
クマがしゃべる、クマがITに強い、田舎ヘイト、JCがえろい……
要素はそんなもんだものね。

 ▼熊出村 村おこし放送
 http://www.onsen.ag/program/kmmk/

田舎ヘイトはいいけど、肝心の田舎の日常らしい日常があまり描かれないから
とっかかりのネタくらいにしかなっていないのが寂しい。
2話目のあの変なゴージャス自転車とその丁寧な壊れっぷりが異彩と悲しみを放っていたかな、と言うくらいだ。
それでも十分に楽しめてしまうのだけどね。

しかしまあ、最近のアニメは「どこへ向かう」っていう軸を本当に必要としない。
ていうか、よくこういうのに、視聴者である自分たちは付き合えているな、と
我がことながら感心する。
恐らく見る側として、識域下にも無意識にもなにも求めていないから、
何も無くても出てきた物に対して出てきたものなりの満足が出来て、
そして心にも残っていかない、ということなのだろう。
それを消費・浪費と呼べばいいさ。



■『甲鉄城のカバネリ』

 ▼公式サイト
 http://kabaneri.com/

 ▼「甲鉄城のカバネリ」PV第三弾_2016.03.17解禁
 


えー、……ガチで面白いやつです。
すごいですね、「まだテレビアニメでこんなの作れたんだ!」とびっくりしている。
ストーリーは重たいし、ぶちまけられる感情も極まって強烈なんだけども、
それが受け手に向けられたとき、存外ストレスにならないのは何故なのでしょう。

とりあえず驚いているのは、「この人ら『全部』やる気だ!」ということが垣間見えたから。
犠牲になる覚悟と、それでも捨てられる怒り呪いと、取り残されるかなしみの深さと、
救われた喜びと虚しさと、全部まとめて一人で5分で全部やる! 
と決めて、
不自然じゃないお話と心の流れを全部やって嘘くさくしないという……
それを見たときに本当に驚いた。
画ヂカラ、お話ヂカラ、音楽、どこをとっても。
こころで決まった何事かを、ストレートな言葉では表さず、態度と流れで心情を表現する細やかさ、その手続きもお見事。

  生駒がお姫さんの血をもらうシーンで、
  青侍に「早くしろッ!!」と叫ばせるのにはもう……背筋が震えました。
  くそう。すげえな、そういうことが出来るのか。

閉塞感のあるお話は苦手な私ですけれども、
それでも見られているのはそうした鮮やかさが上回っているからでしょうか。
正直よく分かりませんが、これはもう、圧巻。見るたびに圧倒される何かがある。

バトルシーンは壮絶だし流麗だし、静かなシーンも細やかで美しい。
ただこう、もうチョイ……落ち着きがあってもいいかな、とは思う。
見る人を引き付けるために息をもつかせない展開、というのは必要だと思うけども、
緩めろというんじゃなく、もっと長く息を止めさせる場面があっても好い。
あとはこのお話が娯楽以上の何を伝えようとしているのかを見極めるだけです。
まだ4話くらいまでしか見てないのでアレですが、
今のところ黒と灰色、あと赤の場面ばっかりの気がするので、
もっとたくさんの色彩の乗ったこの作品の場面を見たいなあと思っている。

いやー、すげえわ。



■『三者三葉』

 ▼公式サイト
 http://sansyasanyou.com/

 ▼三者三葉 第1弾PV
 


見ればそこそこ面白いんだけど、見始めるのにちょっと気合いを入れなければならない。
マ見て得られる楽しさ・面白さと、見るのにかかる労力のバランスが、自分的にイマイチということだろう。

主人公三人娘の、一見トラブルメーカーっぽい元気者が相対的に一番の常識人、
という配置の意外さがいい。こういうの好き。
荒井"みでし"チェリー先生っぽい抜けの作り方だなあと思う。
テンプレや、受け手の期待する(或いは身構えてしまう)緊張感に対して、
ちょっとした肩透かしをたくらんでくる感じですね。

動画的には大変気合の入っているのが見て取れて、カメラワークや構図がときどき妙に斬新。
すごい気概とかその意味とかが感じられて好いのだけど、見てて若干ドヤ感を感じて鬱陶しいw
ストーリーの密度も、いまの8割くらいに落としてくれたらもう少し楽しく見られた気がする。
頑張ろう頑張ろうとしている感じでちょっと息苦しいのでした。
疲れる・積極的に見ようという気持ちになっていかない要因はこの辺。
メイドのロリババアが出てくると途端に楽しくなるんだけど。
メインの3人だけだと、ちょっと弱い感じがする……。



■『ばくおん!』

 ▼公式サイト
 http://bakuon-anime.com/

 ▼「ばくおん!!」PV第2弾/「Bakuon!!」Official Trailer Part 2
 


パンでPeace!
……間違った。
ここまで全話見られている。
自嘲と傲慢、羨望とそねみに彩られたバイク乗りたちの日常を描く野心作。
スミマセン言い過ぎだったかも知れません。そうじゃないかも知れません。
近頃はだんだん慣れて来たけど、見始めの頃は
「バイク乗りの世界って、こんなにささくれだってイザコザしているのか……」
と、オートバイの楽しさよりもコミュニティの面倒くささばかりが鼻について
いつ見るのをやめようかとじりじり後ずさりするばかりだった。

パンでPeace!  ← 魔法の言葉

美少女成分でそのササクレ具合を緩和しているのか、
或いは美少女がやってるから違和感が際だつのか分からないが、
なんだか変に気になるのよね……。
扱われるネタは、恐らくは実際のバイクオーナーたちの間では了解済みのもので、
それらをどう消化するかまで決まった手続きのあるものなのだろうから
笑って済ませられるモンなんだろうけど。
ひと言で言うと「すごいめんどくさそうな世界だ」と言う感想に落ち着いた……。
楽しい! 気持ちいい! っていう面が……なかなか見えてこなかった。
ああ、この世界には入りたくないな、と思わされるばかりで。

それを救ってくれたのは、謎のカワサキ好きのフルフェイス先輩であった。
あの人を見てたら、ああそうか、それでも楽しいんだ、
愛し続けることが出来るんだということがひしひしと伝わってくる。
最後の良心(ほんなら名前くらい憶えたれや……)
だからまあ……語るパートと沈黙するパート、両方が必要だったのだろうけど。
面白い構成の仕方だなと思った。勉強になる。

あと、OPは好いですね。非常に好きです。
出だしのノリのいい鍵盤が心地好いですし、詞ではサビの

 ♪ 感じて こたえて 風になる

がオイサンの中で非常に秀逸。
「風の中で答えを見つける~♪」みたいな詞が定石だとオイサンは思っていたから、
そうか、こたえてから風になるのね、というのはちょっと新しめの発見でした。
詞を書いた人はバイクにも乗る人なのだろうか、
なんだかそういう実感がこもっているように見えた。



■『ハイスクールフリート』

2~4話くらい見た。
なんか直前に放映タイトルの変更?があったみたいですな。
おかげで私も1話目が録れませなんだ。マいいけど。

……不思議と何の感想もないな。
多分、『クロムクロ』と同じベクトルの作風で、『クロムクロ』よりもドウデモイイ指数が高いのだろう。
画はきれいだと思うのですけどね。

1話がすっ飛んだので、
そもそもどういう設定で、どういう事件が起こって、いまどういう状況なのか、
分からないまま見てきたせいもあるけれども
(マ普段から1話目を飛ばして見たりするから、そういうことには慣れっこだけど)、
いずれにしても、キャラクターの口から語られる言葉と醸し出される空気が
イマイチ噛み合っていないように感じていた。
あとキャラクターが多くて、まだ誰が誰なのか把握し切れていないのも原因かも知れない。
漂流モノは、どこへ向かうのかが規定されないまま話が進むから、
1話飛んでしまうと他のジャンルのストーリーよりもキツイのかも知れない。

うーん、OPやEDについても特に思い入れがないし、
マ気が向いたら見る枠。



■『ハンドレッド』

全話見てるけど、流し見。完全に冷やかし枠。
OPの冒頭が荘厳くさくて騙されそうになるけど、決して面白くはないです。
そしてそのOPも、荘厳なのは出だしだけで、
90秒のうちにみるみる残念になっていくというガッカリ仕様……すげえな。
ある意味親切なのか?
『IS』『キャバルリィ』枠。
何故にこう、ラノベの皆さんは異能者が集まる謎学園での序列バトルものがお好きなんでしょうか。
リアル学校の序列テストとかスクールカーストなんか大嫌いなハズなのに!

なんというかまあ、1クールに1つはあった方がなんとなく落ち着く、
買わないけどコンビニにないと落ち着かない……チロルチョコみたいな存在です。
コンビニのチロル、あれどのくらい売れるのかしら(よけいなお世話)。



……。



とまあそんな感じでして。
今期、短時間枠に元気がないな、と思ってたんですが、
どーやら『てーきゅう』のスピンアウト(『うさかめ』)とか、
『宇宙パトロールルル子』とか、なんかいろいろあったのね……見逃していたわ。
USAT枠を忘れていた……。

ちゃんと調べなさい俺。

とはいえ、それでなくても13本という結構な数を見ているのね。
まあ見ているような見ていないような、だけど。
そして楽しんで見ているハズなのに、こうして書いてみると文句が多いいw
マ見なければ文句も申せませんし、
見ればこそ惜しいところも目に付くと言うものよ。

今クールもあとひと月のラストスパートですが、
心に残り、体に刻まれる作品がヒトツでも多く現れてくれたら幸いです。



マ、そんな感じでヒトツ。



今クールこの先、
『カバネリ』でどんな熱いドラマが展開されようとも、
『ふらいんぐうぃっち』でどんな心を癒すあたたかなワードが囁かれようとも、
胸に残るのは『ネトゲ嫁』の「ざんねん、全裸でした!」なのかと思うと
物語作りの難しさ・残酷さに涙が止まらなくなるオイサンでした。


パンでPeace!

 
 
 

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2016年4月21日 (木)

■ミラクルガールズフェスティバルおじさん、秦野を歩く。 -更新第1053回-

……っていう記事タイトルを打とうとしたら、
しょっぱなから「スクールガールズ」と打ってしまった。
こんばんは、ミラクルガールズフェスティバルおじさんのオイサンです。

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『スクールガールストライカーズ』
『スクールアイドルフェスティバル』もやったことねえよ!
しかし似たようなタイトルばっかりだな。
最近のゲーム屋は「スクール」か「ガール」がないとゲーム作れねえのか! ← お前が言うな。

『ミラクルスクールアイドルガールストラーカーズフェスティバル』作れば全部OKじゃね? ← 何がだ



■ミラクルガールズフェスティバルおじさん、秦野を征く。
そんなミラクルガールズフェスティバルおじさんであるオイサンが、
秦野は丹沢の山すそから、相模湾……西湘地区ってことになるんですかね、
その辺まで歩いてきました。大体、12㎞チョイの道のり。
勿論『ミラクルガールズフェスティバル』は何の関係もありません。

キッカケと目的は、
何か面白いものがないかなー? と、GoogleMapを眺めていたところ、
神奈川県の内陸部に、水辺に囲まれた「厳島神社」なるものが見つかったので、
それを見に行ってみようかと。


▼地図 


その辺りには、電車ではまったく近付けない。
山側を走る小田急線と、海側を走る東海道線のちょーーーど中間地点にあり、
どちらの最寄駅からでも6㎞くらいある。
二つの路線はバスで結ばれてはいるけれど、
時間にしばられてあくせくしたり無闇に待たされたりするのもイヤなので、
今回は全行程歩くことにした。

  当初は、小田急の秦野駅か東海道線の二宮駅から目的地へ向かい、
  折り返して元の駅に帰るつもりでいたのだが、
  歩き切ってしまっても距離的には同じことだと分かったので突っ切ってしまうことにした。

  尚、もう一つ似たような計画として
  「国府津から曽我丘陵を伝って不動山を上り、そのまま秦野まで歩く」
  というコースがある。
  距離は大して変わらないが山を登る分よりハードになるだろう。


静けさを求めて神奈川の田舎を歩いてみたつもりなのだけど……
どこへ行っても、道路や空が低くうなっている気がする。

たしかに田舎ではあったが……否、田舎というか、ただ「不便な土地」と言った方がいいだろうか。
厳島神社のある中井町あたりはちょっと素朴さはあったけど、
なんというか、ただただ、「都会から便利さを取り払った土地」という印象だった。
都会のデメリットだけが残ったところに田舎のデメリットがトッピングされたような……。

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「田舎だから素朴、素朴だからいい」みたいなコト言うとまた色々難が出てくるけども。
「田舎」と「不便な町」の境目がどこにあるかといえば、
その不便さを、人々がどのくらい地のものとして諦め受け容れているかどうか、
不便であることをどのくらいギリギリの意識の外に置けているかで分かたれる気がいたします。
素朴さとは、それが選択的であったにせよ、そうでなかったにせよ、
諦めを潔く受け容れた先に生まれるものである……ような気がいたしますです。

マともかくそんな目的で、神奈川の片田舎に静けさを求め、
あい間あい間、ちょこちょこ写真など撮りつつブラブラ歩いた。

途中、結構な数の寺社を見かけたのだけど、うち3つの神社でお祭りをやっていて、
最後にたどり着いた二宮の駅前でもやっていた。そういう時期なのだろうか。

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……ああそうだ、写真には残ってないけど、ヒトツ、面白い風景を目撃した。



お祭りをやっていた神社のウチの一つで、
境内の方では出店やらお囃子やらの準備が進められていたのだけど、
それを抜けて少し外れた裏手から車道の方へ出て行ったら……
黒塗りピカピカの外車のそばで、
絵にかいたようなチンピラシャツのお兄さんと、
豊満な体型のスキンヘッドの男性
お祭りに関係あるのか、無関係なのか……
金銭の授受をなすっておられるのが認められた。

別に疾しいモノだとは思いませんが……なんつーかこう、
祭りの陰で、あまりにベタなお二人とシチュエーションだったもんですから。
オイサン嬉しくなっちゃって、思わず
「疲れからか、追突してしまったんだろうかw!?」
とか思ってしまttおや誰か来たようだ。



■厳島湿性公園
ここはなかなか、不可思議な光景の場所だった。面白かった。
すり鉢状の窪地にあり、高い場所から見下ろすとちょっとした魔法陣みたいで、
その中心に神社がある、というのがまた何ともそそります。

  ▼厳島湿性公園
  https://www.town.nakai.kanagawa.jp/forms/info/info.aspx?info_id=3710


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神社を中心に池が配され、その周辺には芝生の広場。
普通の公園といえばそうだけど、ちょっと他に見覚えのない場所だった。
独特。
行ってみて良かった。面白かった。
夏にはホタルも飛ぶそうな。

目当ての厳島神社……厳島湿性公園以外では、特に面白い風景には行き当たらなかった。
丹沢の山と桜がキレイに見えたのと、
二宮の町に入ってから、川沿いに咲いていた桜がやはり美しかったくらいだ。
厳島神社を出てから海までは。葛川の小さな流れがずっと寄り添っていて
それが良いアクセントになってはいた。


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■そして海へ。
最終的にはJR東海道線の二宮駅まで歩いた。
昼ゴハンは、駅近くにあったお店で頂いたのだが、
「山小屋」なんていうパワフルげな店の名前(二宮駅自体は海沿いだが)だったので、
ゴハンもそれに見合ったパワフル系だと期待したが思ったよりも上品な感じでチョイ拍子抜けだった。
あとは、一応「山裾から海まで歩いた!」って言いたいがためだけに、
海の見えるところまでワザワザ行って写真撮ってきました。何をやってるんだ。

時間的には、ゴハンや休憩時間含めて4時間半程度。
歩いていたのは3時間半程度だと思われる。

うーん……近場で、静かで、手ごろにのんびりボンヤリできる場所が欲しいなあ。
屋外でひと気が無くて、広々したところ。
どーにかならぬものか。

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■ミラクルガールズフェスティバルおじさんの日常
せっかくだから『ミラクルガールズフェスティバル』の話もするか。
どうもこんばんは、ミラクルガールズフェスティバルおじさんです。
なんかずっと『ミラクルガールズフェスティバル』やってます。

 ▼ミラクルガールズフェスティバル のうりん! アニメ比較
 


説明しよう!
オイサンは、昼間はありふれたサラリーマンに身をやつして働いているが、
夜になると小田急ロマンスカーが放つロマンス力(ぢから)を吸収し、
ミラクルガールズフェスティバルおじさんへと、変身を完了するのだ!

  お前は知ってるよなあ……?
  箱根のロマンスカーには、ミラクルガールズフェスティバルおじさんが出る。
  なお、ときどき普通の急行や快速急行にも出る。

  ちなみに上で書いた秦野行きの帰り道、
  藤沢からの電車の中でやってたらとなりに座ってたお姉さんの視線が若干アツかった
  クックック、なんだいお嬢ちゃん、アンタも俺の指で踊らされたいのかい?
  だったらきなよ。アツい夜を過ごそうじゃないか。

  あと最近、電車乗りながらプレイしててチョーシいい時に目的の駅に着きそうになると、
  「誰か飛び込んで電車止めろ!! 早く!
            間に合わなくなっても知らんぞー!!」

  とか、
  「……マひと駅ふた駅乗り過ごすのは致し方ナシかな……」
  とか、考えてしまうのは良くないクセですか??



■進捗どうでしょう
ツアーモードは当然ごく普通に終わらせて
(マつってもごく普通に2周しただけで、高難度なコトは特にやってはおらず)、
それを終わらせてからは全楽曲のビンゴ(※)を埋めたカンジ。
いまは、FULLでない楽曲全部をHARDレベル・MIRACLE評価で終われるよう挑戦中です。

  ※各曲に設定された3×3=9個の特定の条件を満たしてマスを埋めていって、
   タテヨコナナメの列が埋まると、
   高難度で遊べるようになったり、その曲のFULLコーラスがプレイ出来るようになったりする。


ウーム。
始めた当初は、
「リズムゲーム苦手な自分は多分、NORMALレベルをやり切るだけで精いっぱいだろうなあ」
などと思っていたのだけど。
マやってみればHARDもそんなに大して難しいことではないな、と思えてきた。
最近ではむしろ、NORMALの方が譜面の密度が低くて叩いててあんまりキモチ良くないとか、
スカスカ過ぎて却ってリズム感を保てないとか感じている。



■好きな曲
このソフトを買った動機は、
『ごちうさ』曲が収録されていたからと、
『WakeUp,Girls』の存在があまりに面白かったから、
あとはオマケで『てさ部』がいたから、みたいなところがあったんだけど、
気が付けば、いま一番回数打ってるのは『未確認で進行形』の曲だし、
他にも完全にノーマークだった
『ビビオペ』の「Vivid Shining Sky」、
『きんモザ』の「Jumping」、
『のうりん』の「コードレス照れphone」
などを大喜びで打ってるオイサンです。

存在感薄いのは……『アルペジオ』、『GoGo575』かのう。個人的に。

肝心の『ごちうさ』の曲は、一時期興味がうすれていたのだけど、最近またちょっと波がぶり返してきている。
この辺の相性の良い曲は、FULLでもHARDをMIRACLE評価でクリアできるんじゃないか、
というところまで来ている。楽しい。

これをプレイして『未確認で進行形』のキャラクターや曲の良さを思い出して、
狙い澄ましたタイミングで発売されたBD-BOXは買ってしまったし
(放映中からクオリティの高いアニメだと思って気にしてはいた)、
上で書いたような、ノーチェックだった楽曲の存在にも気付けたしで、
出演作品にとってはなかなか存在意義の高いソフトになっているのではなかろうか。



■リズム感
そもそもリズムゲームに苦手意識があって、
NORMALレベルだけでも楽しく遊んで、カワイイPVが見られたらいい、くらいに思っていたのだけども
やはり上手になってくると、いくらか欲が出てくるもので。
マ欲というか、ただ「どうせ楽しいなら、上手になった方がいい」くらいのことですが。

自分で言うのもなんだけど、別にリズム感が悪いワケではないと思っている。
……多分、だけど。悪いのかもしれないけど。
そもそも、自分のことを「リズム感が良い」「悪い」と思ってる方々は、
いつどういうタイミングで自分のリズム感の良さ・悪さを認識しているのだろうか。
オイサンも、カラオケ屋さんとかで、
「自分の歌はもしかして歌詞表示よりも速いかも??」
とか不安になることは多いし、
過去、『ドリクラ』のリズムゲームでイマイチ判定がよろしくなくて好きになれなかったこともあった
(リズムゲームの苦手意識も、大体このときの経験から来ている)のだけど、
それでもなんとなく「自分のリズム感が悪い」と思ったことはなかった。

「いや思えよ!!」

って言われそうだけど……。
でも『ドリクラ』のリズムゲームやっててよろしくない判定が出ても、
「明らかにオレの押すタイミングの方がリズム的にセンスいいだろ!!」
って思ってましたね。何なんだお前。
どーなんだろ。
オイサン、リズム感悪いんだろうか。

何にしても『ミラクルガールズフェスティバル』、
多分リズムゲーム的に、ことさら良く出来てるわけでも、豪勢なわけでもないと思うのだけど
(収録作品数とか、キャラモデルの出来的には良いものだと思うよ)、
とにかくFULLコーラス曲で遊べば1プレイでボタンを500も600も打たないとならないワケで、
なんかそれが妙に気分良くてやってます。嬉しい。



■体のバロメータ
しかし面白いもので、
ここまで調子の良し悪しがプレイに影響するものかな、と思うくらい、
体の状態が如実にプレイに表れてくる。

カラダの具合が悪い時にいいプレイが出来ないなんてのは、マ当たり前っちゃ当たり前のことなんだけど、
日々の疲労程度のことでもここまで顕著に差が出るんだ! ……と自分で感心してしまうほど、
自覚以上に、肉体的コンディションの影響を受ける。
ウケル~。  ← 言ってみただけ

  ちなみに、ここでいう「肉体的コンディションが良い」とは、
  「体調が整っている」、
  もっと具体的に言えば「休息が十分で、疲れが少ないとき」です。

例えば……曲の体感速度からして違ってくる。
聞こえ方がアカラサマにゆっくりになるワケではないけど、
ひとつひとつの音(音符)の中にたくさんのアクセスポイントが見えるというか、
音符一個分の時間が刻まれて見える。

オイサン音楽的知識や素養はサッパリなんでアレですが、
何分の何拍子とかあるじゃないですか、
アレによって音符一個分の時間って決まってたと思うんですけど、
具合のいい時は音符一個一個の長さの「刻み」が分かる。

フツーの時は、音符の前半・後半(なんならもう音符一個は一個!くらい)にしか認識できないのだけど、
調子がいいと、音符の中に4つとか8つとか、区切りがたくさん認識できるようになる。
そうなると、相対的に感じ方として、曲がゆっくりになったように「感じる」。
聞こえ方は同じですよ?
音符のどの辺を狙って押せばいいか、吸い込まれるように押すことが出来るようになる。
押し損じたら「あ、音符1/4分早かった」とか、ワカル。

逆に調子が下がってくると、今度は明らかに曲が「早く」感じられ始める。
こちらはホントに早く聞こえるからフシギ。
夜11時を回るとこれまた顕著で、自分ではそんなに疲れていない、眠くもないと思ってても、
テキメンにダメになってくる。

如実に疲れてくる・眠くなってくるともうひどくって、
次に押すボタンが何か目で見て分かっているのに、違うボタンを押してしまったり、平気でする。
●だと分かってるのに、▲を押してたりする。
不思議だねえ……。
何をしなきゃいけないか分かっているのに、
体の中で何かの線が混線しているように、違うことをしてしまうんですよ。
恐ろしいですね。

自動車の運転なんかでよく
「疲れたと分かったら運転をやめて休憩を」
って言うケド、アレはホントだな、って思った。
「分かってても操作を間違える」わけですからね。
テレビのニュースなんかでも、しょっちゅう老人の乗ったプリウスが、
ブレーキをアクセルを踏み間違えてコンビニに突っ込んでますけれども、プリウスが。
ええ、プリウスが、ですよ。
あれもきっと、こういうことの延長なんだと思います。プリウスとはいえ。
はあ、プリウス

そんなんで、『ミラクルガールズフェスティバル』をやりながら、
嗚呼これがゲームで、『ミラクルガールズフェスティバル』で良かった、
プリウスじゃなくて良かった、
コレがプリウスだったら、と思うとゾッとするわけです。

『ミラクルガールズフェスティバル』で良かった……。
イヤ良かあねえよ。
こっちだって一生懸命、FULLコンボ目指してやってんだよ。

「自分がどのくらい疲れている」とか、
「まだまだ大丈夫」とかいう自覚なんていい加減なもんなんだなあ、
事故なんて大概こんなときにおこるんだろうなあ、
などとヒシヒシと感じてしまうアラフォーであった。

睡眠をしっかりとった日のジョギング後なんかは、めっちょ調子がいい。
アドレナリンだかなんかが出てるんでしょう、いくらでも目も耳も判断もついてくる。
なんなら、分かってなくても必要なように押すことも出来る。
「調子がいい」っていうのは偉大なことだな、と思う。


その昔オイサンは、その日一日の調子を『F-ZERO』のMUTECITY-Ⅰのタイムとか、
『リッジレーサーRevolution』の中級コースのタイムで測ったりしていた時期があったワケですが、
今はそれが『ミラクルガールズフェスティバル』で測られている感じ。

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ミラクルまつり。



■そんな素敵な『ミラクルガールズフェスティバル』への要望
このゲームの各キャラクターの3Dモデルの出来は素晴らしく、
それだけでも見てて飽きないんだけど
(特に『のうりん!』のソロ曲での草壁さんのパフォーマンスは圧巻)
ビジュアルが、3Dモデルによるダンスばかりじゃなく、
作品本編のダイジェストPVみたいなものとか、
なんなら新作アニメPVが入っててくれたりすると嬉しかった。

モデルの良さとか再現度(作中でダンスシーンがあるものなんかはその再現度も)の高さは
素晴らしくいいんだけど……
ちょっとね、出てくるのが制服の女子ばっかりで、悪いコトしてるような気分になるときがある。
女子高とか女子中の文化祭と言うか、お遊戯会を覗き見してるよーな背徳感に苛まれるときが、たまにあるよ。

完全に考え過ぎ……なのかと言われれば、そうでもないのだと思う。

制作者のインタビューでも触れられていたのだが、
「ダンスの振り付けやモーションを、プロっぽくキレキレにならないように、
 ワザとちょっと簡単に、ちょっとたどたどしく」
味付けをしてあるのだという。
というのも、ゲームの設定が
「作品世界で歌やダンスのプロではない、フツーの女の子であるヒロインたちが、
 その素の姿のままステージに上がっている」
というものなので、キレキレ過ぎるのはおかしいだろう、という演出意図からのこだわりなのだそうな
(多分、『WakeUp,Girls』や『のうりん!』の子は除くと思われる)。

その、拙さの部分がその、より「お遊戯会の覗き見」感を高めていて……
ざ、罪悪感がある……。
あのね、ダンスがたどたどしいならカメラワークでフォローすればいいのに、
なぜかカメラワークまで素人くさかったりするのよ。

まあその背徳感・罪悪感はゴホウビみたいなモンなんでいいんですけども。



■次回作で入って欲しい作品
しかしこのゲーム、謎なのはどういう基準で収録作品を選んでいるか、ということなのだけれども。
ともかく、もしも次回作があるなら


『これはゾンビですか?』『のんのんびより』『ゆゆ式』
『少年ハリウッド』『ヤマノススメ』『戦国コレクション』


あたりを是非収録して欲しい……と書いて、ちょっとピンと来た。

そうか、主題歌とか収録曲を「作品のキャラクターが歌っている」ことがまず第一なのではなかろうかな。
確かに、上で書いた中では『これゾン』『のんのんびより』(OP)は、
キャラクターは歌ってないもんな。
なるほど。
てか『少年ハリウッド』は客層が違いすぎるかもしれないけど。好きなんだよ。



……マそんなんでね。



好きになると長いオイサンですので、まだもうしばらく、この奇跡の少女祭りに浸りつつ、
夜の小田急を彩るあだ花でいようと思います。
見かけたら声をかけて下さい。
「ゲームしてんの見て分かんだろ!! 邪魔すんじゃねえ!!」
ってキレますから(理不尽)。

皆さんも疲れたら無理をせず、一息ついてから行動に移した方が
良い結果が得られると思いますよ。
あとプリウスを見たら車間距離を取った方がよいと思います。


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「まあ落ち着け、座れよ」


ミラクルガールズフェスティバルおじさんでした。


 

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