2016年5月29日 (日)

■Kawasaki・春のパンでPeace祭り!・後篇~2016年春アニメ感想+『ガルパン劇場版』感想追加 -更新第1060回-

山陰にサインイン。(回文
オイサンです。

今回も2016年4月期のアニメ感想の続きですが、
オイサンお気に入りの『田中くんはいつもけだるげ』の聖地は広島なのだそうですな。
まだ竹原にも行ってないし、大学時代の友だちとも長らく会っていないし、
オバマさんも行ったし、そろそろ行くのも良いかなあ。

島根にも、また行きたいしねえ。
山陰をにょろにょろ旅して広島に至り、竹原をのぞいて友人と会って帰る旅でも組もうかしら。



●○● 2016年4月期 アニメ感想 お品書き ○●○



 ▼▽▼<前篇>▼▽▼
 『クロムクロ』
 『田中くんはいつもけだるげ』
 『パンでPeace!』
 『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』
 『マクロス⊿』
 『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』

 ▼▽▼<後篇>▼▽▼
 『ふらいんぐうぃっち』
 『くまみこ』
 『甲鉄城のカバネリ』
 『三者三葉』
 『ハンドレッド』
 『ばくおん!』
 『ハイスクールフリート』



■『ふらいんぐうぃっち』

 ▼公式サイト
 http://www.flyingwitch.jp/

 ▼アニメ「ふらいんぐうぃっち」PV第1弾・2弾
 
 


2016年4月期が誇る、珠玉ののんびりアニメ3傑の2本目。
のんびり力はその3本の中でも群を抜いて高い。
これといって泣けも笑えもしないのに何となく見てしまうのは、
「ふきのとうを獲ってきてただ揚げるだけ」みたいな、
魔法すら関係ない話を2話だか3話だかでいきなりぶつけてきた油断のならなさのせいだろうか。
魔法使いにだってそうそう出来る芸当ではありません。
よくわからない。

笑うというよりは「ほほえむ」、
子どもが遊んでいるのを見守るような目で眺め、時々頬をゆるめてしまう、
そんな作品。

『よつばと!』的だという感想も聞くけど、まだ『よつばと!』の方が力が強いと思う。
『ふらいんぐうぃっち』は、それをもっとこう、ぬぺ~っと伸ばして塗ったような感じ。
トーストに染み込むバターのような。
『よつばと!』は、まだ厚みが残ってて、なんなら時々バターの固まりが口に飛び込んでくることがある……。
ストレス(=強い笑い・驚き)を予感させながらも「スカす」のが上手いのは分かるんだけど、
それだけでこんなに見てしまうものだろうか?
人を選ぶところはあると思う。
背景と音楽が特に美しい。お芝居も比較的抑えめ。
今期のどの作品よりも、見ているときのテレビ画面が広く感じる。

……しかしこう……なんだな。
「のどかであること」「おだやかであること」だけでこんなにも心に求められ、
娯楽になるということは、
現実の世の中でどれほどのどかさ・穏やかさが稀少な存在であるか、ということだな……。

世界はもう少し、おおらかさを取り戻さなければならないのではないか。
どっかの作家さんだかが、

「ラノベの裏表紙解説に
 『途中主人公が2、3回ピンチに陥りますが、それほどでもありません』
 って書いてる作品があったけど、みんな刺激が欲しくて物語に接するんじゃないの?
 どんだけストレス嫌なの?」


みたいなことを書いていたけど。
ホントにもう、スリルやヒリヒリ感は、毎日の暮らしでお腹一杯なんだと思うよ。
それを自分たちの尺度で
「ガマンが足らん」「軟弱だ」って言うのは簡単だけど、それは、ねえ?
「ワシらの若い頃は!」
ってドヤるご老人部隊と同じコトでしょ。
癒し系・日常系作品がもてはやされるのって日本くらいなんでしょ?
国がこぞって病気にかかっているのだと思うよ。

ここから何かを見出して現実に持ち帰るのは難しいと思うけど、
優しい気持ちになれればそれでもいいかな、という気はする。

聖地は弘前。
こんなこと↓↓↓も、もうやってるのかー。


 ▼ふらいんぐうぃっち 木幡真琴 車内アナウンス 1 ダイジェスト
 

 ▼ふらいんぐうぃっち 木幡真琴 車内アナウンス 2 ダイジェスト
 


こういうの、嫌いじゃないけど、ちょっとキャラとしてしゃべりすぎじゃないか?
巡礼者向けのサービスなのだろうか。地元の人はどう思ってるんだろ。



■『くまみこ』

 ▼公式サイト
 http://kmmk.tv/

 ▼「くまみこ」特報PV
 

2016年4月期が誇る、珠玉ののんびりアニメ3傑、最後の一本……
に、ウッカリ入れちゃったけど、ごめん、コレはのんびりアニメじゃないや。
クマと人間の少女との、食うか食われるか、限界のコミュニケーションを描く
ハートフル・デス・コメディだった。

「もふもふカントリーライフ」などと銘打たれてはいるけど、
これはきっとWEBラジオで安元さん(ナツ(=クマ)役)が言っていた通り、
編集さんが軽はずみに付けたキャッチなのでしょう。

動画的には、気負ったところや無駄な豪華さを押し出してくるところは感じないけど、
丁寧に細やかに、無理なくがんばっているのかな、と思います。
だからまあ、ハッとするような、すげえ、というようなことはない。
けれども、この作品最大のウリであるJC巫女のマチが垣間見せる、
田舎のJCらしい油断まるだしの健全エロス、素肌の瑞々しさだけで出来た
リビドーの釣り糸を描き出すには必要十分。つるっつるです。すべっすべです。
ぷにっぷにです。
クマの毛の質感? 知るか鮭でも食ってろ。

ところどころ、熊のナツを演じる安元さんが
「ものすごくマイク前で演技をしている」感じになっている気がする。
熊じゃない、オッサンの話声であることが丸見えになる瞬間があって(特に感情が高ぶるような場面)、
チョイチョイ醒めるのはいかがなものか。
職人肌・演技巧者の安元さんらしくない……マそういうディレクションのもとでやってんだろうから
こちらからとやかく言うことではないんだけど。
ん? ってなることが幾度かあった。

非常に後ろ向きな、「負の感情」で彩られている時間が長いアニメです。
怒り、妬み、蔑み、貶め、嘆き。
しかし如何せん、それを笑いに転化して、カワイイので見られてしまう。
ある意味、とんでもなくカムフラージュが上手で恐ろしいアニメです。
作ってる本人も気付いていないでしょう。
ただ、画を描いてる人たちだけは、自分たちがやけに
恐怖におののいて涙を流す女子中学生の絵ばかり気合い入れて描かされていることに
気付いてはいるでしょう。

コレ見てただ「かわいい~♪ 田舎~♪ 癒し~♪」って言ってると、
いつの間にか心を腐食させられている可能性が高い、
シロアリのようなアニメである、と断言して差し支えないでしょう(あるわボケ怒られろ)。

  イヤ、ダメだっつってんじゃなくてね。そういうポテンシャルを秘めてますよって話ですよ。
  いいじゃん、別にシロアリプリティもふもふカントリーライフ作品でも。
  それだって一つの機能・特長・才能だよ。
  尚、同様のオーラを帯びながら作り手も受け手もそのことに気付いていて、
  且つ隠そうともしていないのが『ばくおん!』です。
  パンでPeace! ← 言いたいだけ

webラジオが面白いので、それに引っ張られて見てる感はちょっとある。
目新しい面白さ、優れた表現は……ないと思うなあ。。
けど、実質4人のメインキャラだけで、これだけもたせてるのはすごいと思う。
クマがしゃべる、クマがITに強い、田舎ヘイト、JCがえろい……
要素はそんなもんだものね。

 ▼熊出村 村おこし放送
 http://www.onsen.ag/program/kmmk/

田舎ヘイトはいいけど、肝心の田舎の日常らしい日常があまり描かれないから
とっかかりのネタくらいにしかなっていないのが寂しい。
2話目のあの変なゴージャス自転車とその丁寧な壊れっぷりが異彩と悲しみを放っていたかな、と言うくらいだ。
それでも十分に楽しめてしまうのだけどね。

しかしまあ、最近のアニメは「どこへ向かう」っていう軸を本当に必要としない。
ていうか、よくこういうのに、視聴者である自分たちは付き合えているな、と
我がことながら感心する。
恐らく見る側として、識域下にも無意識にもなにも求めていないから、
何も無くても出てきた物に対して出てきたものなりの満足が出来て、
そして心にも残っていかない、ということなのだろう。
それを消費・浪費と呼べばいいさ。



■『甲鉄城のカバネリ』

 ▼公式サイト
 http://kabaneri.com/

 ▼「甲鉄城のカバネリ」PV第三弾_2016.03.17解禁
 


えー、……ガチで面白いやつです。
すごいですね、「まだテレビアニメでこんなの作れたんだ!」とびっくりしている。
ストーリーは重たいし、ぶちまけられる感情も極まって強烈なんだけども、
それが受け手に向けられたとき、存外ストレスにならないのは何故なのでしょう。

とりあえず驚いているのは、「この人ら『全部』やる気だ!」ということが垣間見えたから。
犠牲になる覚悟と、それでも捨てられる怒り呪いと、取り残されるかなしみの深さと、
救われた喜びと虚しさと、全部まとめて一人で5分で全部やる! 
と決めて、
不自然じゃないお話と心の流れを全部やって嘘くさくしないという……
それを見たときに本当に驚いた。
画ヂカラ、お話ヂカラ、音楽、どこをとっても。
こころで決まった何事かを、ストレートな言葉では表さず、態度と流れで心情を表現する細やかさ、その手続きもお見事。

  生駒がお姫さんの血をもらうシーンで、
  青侍に「早くしろッ!!」と叫ばせるのにはもう……背筋が震えました。
  くそう。すげえな、そういうことが出来るのか。

閉塞感のあるお話は苦手な私ですけれども、
それでも見られているのはそうした鮮やかさが上回っているからでしょうか。
正直よく分かりませんが、これはもう、圧巻。見るたびに圧倒される何かがある。

バトルシーンは壮絶だし流麗だし、静かなシーンも細やかで美しい。
ただこう、もうチョイ……落ち着きがあってもいいかな、とは思う。
見る人を引き付けるために息をもつかせない展開、というのは必要だと思うけども、
緩めろというんじゃなく、もっと長く息を止めさせる場面があっても好い。
あとはこのお話が娯楽以上の何を伝えようとしているのかを見極めるだけです。
まだ4話くらいまでしか見てないのでアレですが、
今のところ黒と灰色、あと赤の場面ばっかりの気がするので、
もっとたくさんの色彩の乗ったこの作品の場面を見たいなあと思っている。

いやー、すげえわ。



■『三者三葉』

 ▼公式サイト
 http://sansyasanyou.com/

 ▼三者三葉 第1弾PV
 


見ればそこそこ面白いんだけど、見始めるのにちょっと気合いを入れなければならない。
マ見て得られる楽しさ・面白さと、見るのにかかる労力のバランスが、自分的にイマイチということだろう。

主人公三人娘の、一見トラブルメーカーっぽい元気者が相対的に一番の常識人、
という配置の意外さがいい。こういうの好き。
荒井"みでし"チェリー先生っぽい抜けの作り方だなあと思う。
テンプレや、受け手の期待する(或いは身構えてしまう)緊張感に対して、
ちょっとした肩透かしをたくらんでくる感じですね。

動画的には大変気合の入っているのが見て取れて、カメラワークや構図がときどき妙に斬新。
すごい気概とかその意味とかが感じられて好いのだけど、見てて若干ドヤ感を感じて鬱陶しいw
ストーリーの密度も、いまの8割くらいに落としてくれたらもう少し楽しく見られた気がする。
頑張ろう頑張ろうとしている感じでちょっと息苦しいのでした。
疲れる・積極的に見ようという気持ちになっていかない要因はこの辺。
メイドのロリババアが出てくると途端に楽しくなるんだけど。
メインの3人だけだと、ちょっと弱い感じがする……。



■『ばくおん!』

 ▼公式サイト
 http://bakuon-anime.com/

 ▼「ばくおん!!」PV第2弾/「Bakuon!!」Official Trailer Part 2
 


パンでPeace!
……間違った。
ここまで全話見られている。
自嘲と傲慢、羨望とそねみに彩られたバイク乗りたちの日常を描く野心作。
スミマセン言い過ぎだったかも知れません。そうじゃないかも知れません。
近頃はだんだん慣れて来たけど、見始めの頃は
「バイク乗りの世界って、こんなにささくれだってイザコザしているのか……」
と、オートバイの楽しさよりもコミュニティの面倒くささばかりが鼻について
いつ見るのをやめようかとじりじり後ずさりするばかりだった。

パンでPeace!  ← 魔法の言葉

美少女成分でそのササクレ具合を緩和しているのか、
或いは美少女がやってるから違和感が際だつのか分からないが、
なんだか変に気になるのよね……。
扱われるネタは、恐らくは実際のバイクオーナーたちの間では了解済みのもので、
それらをどう消化するかまで決まった手続きのあるものなのだろうから
笑って済ませられるモンなんだろうけど。
ひと言で言うと「すごいめんどくさそうな世界だ」と言う感想に落ち着いた……。
楽しい! 気持ちいい! っていう面が……なかなか見えてこなかった。
ああ、この世界には入りたくないな、と思わされるばかりで。

それを救ってくれたのは、謎のカワサキ好きのフルフェイス先輩であった。
あの人を見てたら、ああそうか、それでも楽しいんだ、
愛し続けることが出来るんだということがひしひしと伝わってくる。
最後の良心(ほんなら名前くらい憶えたれや……)
だからまあ……語るパートと沈黙するパート、両方が必要だったのだろうけど。
面白い構成の仕方だなと思った。勉強になる。

あと、OPは好いですね。非常に好きです。
出だしのノリのいい鍵盤が心地好いですし、詞ではサビの

 ♪ 感じて こたえて 風になる

がオイサンの中で非常に秀逸。
「風の中で答えを見つける~♪」みたいな詞が定石だとオイサンは思っていたから、
そうか、こたえてから風になるのね、というのはちょっと新しめの発見でした。
詞を書いた人はバイクにも乗る人なのだろうか、
なんだかそういう実感がこもっているように見えた。



■『ハイスクールフリート』

2~4話くらい見た。
なんか直前に放映タイトルの変更?があったみたいですな。
おかげで私も1話目が録れませなんだ。マいいけど。

……不思議と何の感想もないな。
多分、『クロムクロ』と同じベクトルの作風で、『クロムクロ』よりもドウデモイイ指数が高いのだろう。
画はきれいだと思うのですけどね。

1話がすっ飛んだので、
そもそもどういう設定で、どういう事件が起こって、いまどういう状況なのか、
分からないまま見てきたせいもあるけれども
(マ普段から1話目を飛ばして見たりするから、そういうことには慣れっこだけど)、
いずれにしても、キャラクターの口から語られる言葉と醸し出される空気が
イマイチ噛み合っていないように感じていた。
あとキャラクターが多くて、まだ誰が誰なのか把握し切れていないのも原因かも知れない。
漂流モノは、どこへ向かうのかが規定されないまま話が進むから、
1話飛んでしまうと他のジャンルのストーリーよりもキツイのかも知れない。

うーん、OPやEDについても特に思い入れがないし、
マ気が向いたら見る枠。



■『ハンドレッド』

全話見てるけど、流し見。完全に冷やかし枠。
OPの冒頭が荘厳くさくて騙されそうになるけど、決して面白くはないです。
そしてそのOPも、荘厳なのは出だしだけで、
90秒のうちにみるみる残念になっていくというガッカリ仕様……すげえな。
ある意味親切なのか?
『IS』『キャバルリィ』枠。
何故にこう、ラノベの皆さんは異能者が集まる謎学園での序列バトルものがお好きなんでしょうか。
リアル学校の序列テストとかスクールカーストなんか大嫌いなハズなのに!

なんというかまあ、1クールに1つはあった方がなんとなく落ち着く、
買わないけどコンビニにないと落ち着かない……チロルチョコみたいな存在です。
コンビニのチロル、あれどのくらい売れるのかしら(よけいなお世話)。



……。



とまあそんな感じでして。
今期、短時間枠に元気がないな、と思ってたんですが、
どーやら『てーきゅう』のスピンアウト(『うさかめ』)とか、
『宇宙パトロールルル子』とか、なんかいろいろあったのね……見逃していたわ。
USAT枠を忘れていた……。

ちゃんと調べなさい俺。

とはいえ、それでなくても13本という結構な数を見ているのね。
まあ見ているような見ていないような、だけど。
そして楽しんで見ているハズなのに、こうして書いてみると文句が多いいw
マ見なければ文句も申せませんし、
見ればこそ惜しいところも目に付くと言うものよ。

今クールもあとひと月のラストスパートですが、
心に残り、体に刻まれる作品がヒトツでも多く現れてくれたら幸いです。



マ、そんな感じでヒトツ。



今クールこの先、
『カバネリ』でどんな熱いドラマが展開されようとも、
『ふらいんぐうぃっち』でどんな心を癒すあたたかなワードが囁かれようとも、
胸に残るのは『ネトゲ嫁』の「ざんねん、全裸でした!」なのかと思うと
物語作りの難しさ・残酷さに涙が止まらなくなるオイサンでした。


パンでPeace!

 
 
 

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2013年3月 8日 (金)

■ひがしの最果てにて -更新第845回-

絢辻さん、おみそ汁をあっため直してくれないのは構わないけど、
出すときに「ヴィシソワーズよ」って言うのはやめてくれない?
オイサンです。
素直じゃないんだからまったく( ← そういう問題でもない)。

最近、書く頻度が下がっておる。
マここ見てももらってればわかると思うけど。
申し訳ない。

書くのがイヤなわけでも面倒なわけでもないけど、
手を付けようとすると踏み出すのに時間がかかり、
気が付くと余計なことをして時間が過ぎて書かずに終わっている。
そんな感じ。

普段もあまりハリがなく、元気が出ない。
けど、書き始めるとワーッと気分が上がってくることがある。
みるみる気分が高揚していく。
マ状態にもよるけど、大体、
何も考えずに書けることを書いてるときには上がることこの上ない。

やっぱ中身はともかく、
とりあえず書くのが好き、書くことで足腰に力が入る、
そういう人間なんだなあ自分はとしみじみ思う。

うーん、週に一回くらい、
何も考えない、テーマらしいテーマもない、まとめもしないで
ワーッとただひたすら書く時間というか、回があってもいいかも知れんな。

  この場合「良い」っていうのは自分にとって、ってことになるけど。

「げんき」を、「元気」ではなく真っ先に「衒奇」に変換する様な辞書を育ててるから
おかしな方に行くんだろうが!
これゾまさしく「元気」が「出ない」状態ってやかましいわ(ズビー ← ツッコミ

「衒奇症」なんて病気? があるのか……
ってまた「衒奇省」とか変換しやがるし。
どんな官庁だよそれは。
まあ日本の省庁なんてみんな衒奇症みたいなもんだけど ← てきとう



■東京物語



小津安二郎の映画、『東京物語』を見た。
小津作品は初めて。

▼東京物語


きっかけは、以前から興味はあったのと、
オイサンの書き物を読んで「小津作品みたい」と言ってくれた方がおられたからなのだけど、
まあさすがにそれは上等過ぎるというか、
多分にサービスが含まれたお言葉だということは了解しております。
相手は世界の小津ですからね。

  関係ないけど、この間の『ひだまりラジオ』で
  「褒められたときどうしてる?」と訊かれたあすみんが、
  「頭の中で自分をなぐってます」
  と答えたのが、すごくよく分かるし印象的だったw
  「ちょうしのんな!」「お世辞だかんな!」ってw
  分かるけど、それ言っちゃうんだw
  けどまあ、オイサンなんかは自分の殴り方が足らんのだろうな。
  閑話休題。

あらすじなんかはWikipediaでも見てもらった方が早いと思います。


 ▼東京物語 - wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%89%A9%E8%AA%9E
 ▼小津安二郎 - wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B4%A5%E5%AE%89%E4%BA%8C%E9%83%8E


尾道に住む老夫婦が東京に住んでいる息子・娘夫婦を訪ねるんだけども
あまりよくかまわれず、
唯一義理の娘(戦争で死んだ息子の妻・未亡人のまま)だけがよくしてくれる。
東京から尾道に戻るや夫婦の妻は死んでしまい
葬儀にやってきた息子たちはやはりドライな対応で、
あーなんかやりきれねー、みたいな話です(ざっくり)。

まあ、目に見えるお話としてはホントそれだけ。
素晴らしく面白かったです。
だてに世界で評価されてない……というか、
「へー、こういうテーマや映像やリズムは、
 世界でも普遍的に理解されるものなんだなー」
という、ちょっと逆向きの感心をしてしまった。
世界のフトコロを知らないオイサンとしては。
どちらかといえば、お話や心情よりも、
世界のクロサワがチャンバラ映画として評価されていた(らしい?)ように、
カットやシーンの絵画としての美しさや完成度が、
海の向こうでは主に評価されていたのではないか? と推測しますが。

オイサンの書き物を「小津に似ている」と言って下さった御仁のお気持ちは、
僭越ながら、ちょっとわかる気がしました。

それは
「物語を進めテーマへ誘導するプロセスを、
 人為的に起こる出来事に委ねてしまうことを出来るだけ避ける
 (出来るだけそう見えないように下準備をする)」
「シーンなりカットなりを一枚絵としてとらえる」
という二点に関してで、
この時代のほかの映画監督の作風をあまり存じ上げないので
この2点が小津独特のものなのか、
これらはワリと一般的な手法であって、
評価される『小津らしさ』がもっと別のところに特徴的であるのかは、
スンマセンちょっとわかりませんでした。

一点目は、簡単に言ってしまえば
「人の意図でなく、在るもので済ませたい」ということで。
風車が回るのを見て主人公が何かを感じるなら、
都合のいいタイミングで誰かがやってきて風車を回すのではなく、
また都合のいいタイミングで理由もなく風が吹くのではなく、
物語が始まるずっと前からどこか遠くで気圧に差が生まれていたことをほのめかし、
そこで生まれた風が届く場所と時間へ主人公が立つように仕向けること、
そしてそれらはどこかで(出来うるなら必然でなく)繋がっていた、
と感じさせることに心を砕きたい、とオイサンは思う。

その時空で一致したさまざまの運命的な出来事は、
あくまで偶然そこで重なったにすぎず、人の目にも偶然として映る、
けれども人がそれを勝手に必然として捉える、
それをそのまま描きたい。

そうあることで「ひとはそんなにえらくない」ということを、
まあ、自分で確かめたい。

二点目はもうそのままです。
『ファイナルファンタジーⅦ』とか『Ⅷ』とかです。
固定した一枚絵の中をてくてく歩く。
ときどきそれが、ぐりんっと回って角度を変えたりもするけども、
文字が流れるとき、絵の中のどこを見るかは変わるかもしれませんが
画角は変わらない。出来るだけ変えない。
まあそんなので、タイクツになったり、単調になったりしがちなのが
オイサンの書き物なんですけども、
さすがの小津カントクはそんなこと屁ほどもなかったですね。
一つ一つのカットが、それぞれ一枚の絵みたいで
非常に見ごたえがあったと思います。
役者さんと美術をつかって描いた膨大な量の絵を連続させる演し物だったと、
そんな風に思いました。
うーむ。

小津作品について勉強したわけでもなんでもないんで
Wikipediaに書いてあることの丸呑みなんだけど、
小津カントクは、役者への演技指導にせよ舞台づくりにせよ、
表情ひとつ、抑揚ひとつ、小道具ひとつとっても
全部自分の思った通りの完全を要求したのだそうで。

びしっと「美」で固めた映像づくりを追及された……らしいです。

  床の間に飾る掛け軸や器ひとつとっても、
  いい加減な拵えものではなく、
  いわゆる名画・名筆・名器を求めたのだそうな。
  当然、場面に適している、という大前提のもとでしょうが。
  その方が響く、その方が伝わると。

そんな小津作品を見ていてふっと思いついたのですが、
上でも「『ファイナルファンタジーⅦ』です」と書いたように……
このCG時代に小津監督が生きていたら、
その自分の試行する美を実現するために、
CGを如何様に使い、如何様に撮ったであろうかと。

まあ「まがい物と断じてバッサリ使わなかった」というお答えもカンタンですが、
使わずにはおれなかったんじゃなかろうか、とオイサンは思うし、
使うならどのように使い、何を実現しただろうかと、
そう考えるとちょっとワクワクしてしまいます。
ボートクですかね? 違うと思うけど。

以前読んだ、押井"パトレイバー"守カントクの著書に、
「デジタルの地平ですべての映画はアニメになる」という言葉がありました。
そのアオリ文句を見た同僚は「イミわかんねえ」と一笑に付しておりましたが
なるほどコレは非常に的を射たお言葉でして、
すなわちデジタルに落とし込めばあらゆるシーンを人為的に意図通りに改変出来る、
ということです。
それまではいじり用のなかった、相手が生身の人間や自然の場合であっても、
目の色を変え、肌の色を変え、曇り空を青空に、出来てしまう。
本来手を加えられない世界にまで手が及ぶということで、
それはすなわちアニメーションの世界だと、押井カントクは言っていた。

そんな現実をアニメする力を手に入れた時に
理想世界の鬼がどんな金棒を振るっただろうかと。


……マそんな妄想もさしはさみつつ。


珍しくオイサンにしてはお話のことを書かず、
ほとんど映像に関することばかり書いてきましたが。
だってお話に関しては、書くことないんだもん。
あらすじがすべて。
ド真ん中で、何も足せない、何も引けない世界でした。
ごろん、と石がいっこ置かれていた感じ。

  現在放映中の某まっすーぐなー思ーいがーみんーなを結ぶーアニメの筋を
  「王道だ」と評する話を聞きましたが、
  マそれも間違いではないんでしょうけども、
  ただ、他に何もなかったから省いたものが
  結果「王道」と似た姿に落ち着いたとしても、
  それはひとえに雑なだけで王道とは呼ばれへんのとちがうかなー、と感じます。
  かつての王道からぶっこ抜いてきただけの部品、
  わかりやすい記号だけをガチャガチャ並べくっつけて
  「はい王道!」っていうのは、やっぱどっか違う気がする。
  アレ、『アイマス』のアカンかった回ばっかり繋げただけみたいになってません?
  そんなことない?
  それぞれが好ーきなーこーとーでー頑張れーるならー別にイイですけど。
  なんであんなに雑に見えるんだろう。不思議だ。

  まあ、オイサン自身が見てきた「王道」も、
  過去の遺物の出涸らしだったんじゃないの?てハナシも否定できませぬが。
  そのヘンの歴史も勉強したわけじゃありませんから。
  王道には時代性もあるんじゃないのかしら。
  となると、今の王道の時代性を、ジジイであるオイサンが感じ取れていないだけなのかも知れんなー。
  ジジイは退場するべきなのかもなー。
  閑話休題。

ただ、当時の文化や風俗に明るくないので、
人同士の関係や感情をどう理解していいのか? 自分の読み方であっているのか?
という不安と疑問は見始めにあったのですが。
話のテーマが普遍的なものであると分かってからは何も困るコトはなかったです。

どう申しましょうか。
映像に説得力があるし、映像であることに意味がある。
オイサンが普段見ているようなアニメ作品とは、
映像に、視覚的な刺激に負わされた役割が違うものであるようにすごく感じました。

映像も、物語も、音響も、そのどれもが作品のあるじではなく、
それらの要素が支え合う頂点にもの言わぬあるじが存在している……
すごく鋭利にテーマが表現されたものだった。
緻密とはこういうことを言うのだろうなと。



マそんな感じで。



今現在書いているものにも、分からない所や迷いが一杯出てきてしまい、
サテどうしたもんかと筆の止まることも多いのですが、
丁度良いタイミングでこの『東京物語』に出会えたような気がしております。

マこれに限らず、ちょっと他の小津作品にも手を出してみようかなと、
また面倒くさいことのヒトツも考え始めるオイサンでした。



ほなまた。



P3020267



あーつれーわー尾道いきてーわー。




 

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2012年10月 6日 (土)

■二人のチアキ -更新第814回-

ちょっと前の話になりますが、
イヤ、なかなかエキサイティングな台風でしたね。

オイサンです。

最近は情報化が進んで、台風が来るたびに
都内8000台のレイバーの暴走やワルプルギスの夜の到来が警告され、
田畑・河川・水路への過剰な興味とTMレボリューションごっこの自重が呼び掛けられるかと思えば
コロッケが飛ぶように売れる、そんなご様子です。


▼西川さん



全国のお肉屋さんでは台風特需なんて呼ばれるほどだそうでして。
ええ。
モチロン嘘ですが。

  飛ぶように。
  台風だけに。
  ぷぷー。

それと前後して、安倍元首相が3500円のカツカレーを召し上がったことで
列島を、瞬間最大風速的に空前のカツカレーブームが駆け巡り、
安倍さんは日本の政治的リーダーになる前に、
日本のファッションリーダーならぬカツカレーリーダーに就任されたご様子。
さすがです。
この勢いで日本印度化計画でも推し進めるんですかね?
いーかげん政界からは潔く退いて、
原宿あたりでカレー屋でも開いて大人しくしててくれれば実害がなくていいんですけど。
安倍さんがアタマにカレー皿載せてる画像下さい。
アベクック。

  もしかして、尖閣も竹島も、インドにあげてしまうつもりでしょうか。
  マこのまま、オオサカのおかしな弁護士の手で「連中」に引き渡されてしまうよりは、
  インドに上げてしまって綿花栽培にでも使ってもらった方が
  まーだゆるふわな感じでマシかも知れません。
  ヨガファイア! うわー綿に燃え移ったー。

マそんなことで、某新聞社のねつ造でおなじみの流行語「アベる」も、
その意味を「物事を途中で投げ出す」から「カレーを食べる」に変えてしまう勢いです……

やめろ!


せっかくのカレーがまずくなる!!
日本をぐだぐだにするのは構わんからメシの邪魔だけはしてくれるな!!!
……という、井の頭五郎ちゃんの悲痛な叫びが聞こえてくるようです。

  これはあくまでオイサンの幻聴であって、
  オイサンが言ったんじゃないですからね、ええ。
  イッノッガシッラッ♪ フゥー♪
  ドラマ『孤独のグルメ』も第二期が決定したようで何よりです。

  ▼孤独のグルメ
  

サテそんな高級カレーがブームが到来したかと思いきや、
今度はよせばいいのにミスタードーナツが
一部のドーナツを半額で売るなどと言い出すや否や、
日本各地の店舗にドーナツ乞食が殺到し、
店によっては半額対象ドーナツの製造を見合わせるなどという……
もうぜんたい何をしたいんだか分からない事態が目白押しでございます。


……日本はアホか。ひまなんか。


カレーに3500円払える可処分所得をお持ちなら、ドーナツくらい定価で買えというんだ。
いっそドーナツにカレーかけて食え。
……どうせドーナツも揚げ物なんだから、
コロモつけてカツにしてカレーかけたら、それだってカツカレーだろ?
そしたらわざわざ、混乱招いてまで半額にしてバカどもをおびき寄せなくても、
ドーナツ3500円で売れたんじゃね?
馬鹿じゃねダスキン。
イヤマテヨ……
ミスドで100円のドーナツを仕入れてきて、
それにコロモをつけて揚げたものにカレーをかけて3500円で売れば……!!


とまあそんな具合に、
新しいビジネスモデルのご提案も済んだところで本題に入りましょう。
毎度まくらが長い。
ロングまくらダイエット。
別段、こんなこき下ろしをやったところで誰も何も面白いことありませんからね。



■「へぇー、あんたも千明っていうんだ?」 一人目・マロンの山の千明さん



先日、
先週録画した分の『どうでしょうリターンズ』を見てたんですけどね。

企画は、見るのももう何度目にもなる、『四国八十八カ所』の3です。
途中からリーダー森崎さんが参加するやつ。
ホントもう何回目なんだろう、見るの。
飽きませんね、『どうでしょう』さんは。
悠久のマンネリズム。
そしてリーダーかわいいなw

  『水曜どうでしょう』は、主に男のかわいさで出来ています。
  ほんとだよ。

いや、別にオッサンのかわいさはこの際どうでもいいのよ。
今日はそういう話じゃないの。
その『どうでしょう』の合間にね、
ソフランの、アロマリッチのCMがはさまったんですけれども。

  ▼ソフラン アロマリッチCM30秒
  

  ▼ソフラン アロマリッチ
  http://soflan.lion.co.jp/aromarich/cm/index.htm#AromaRich


栗山千明さんですよ。
いやー……麗しい。
この人には毎度、目を引かれるねえ。

初めてテレビで見て意識したのはドコモのPの携帯のCMで、
別に、出演されてるドラマや映画を追いかけるとかするワケではないから
継続的に変化を感じ取っているわけではないのだけれども
(一度だけ、鉄道モノのドラマを見ようとしてみたんだけれども
 あまり感心しなかったので見続けられなかった)、
気にし始めの頃から比べると
キャラクターとしてのクールさと、それに伴う見た目のエッジは若干減衰した感があるけども
厚みは増したなあという気がした。
やわこくなった。
以前はまだモデルっぽかったのが、俳優に馴染んできたっていうことなのだと思うけども。

前はカラスグチ一本の均質な線でビシッとひかれていたラインが、
Gペンで線の強弱豊かに描かれるようになった、というか。
イラストからマンガになったというか。

けど多分オイサンなんかは、
モデルとしての彼女、
言葉のないドラマをカラダの輪郭一本で妄想させてくれる姿の方が
本当は好きなんだろうなあと思う。
だから、人から与えられた言葉で長々演じるドラマや映画よりは、
CMなんかの短めの、仕草ヒトツでビシッと場をもたせる性質のモノの方に
興味を引かれるんだろう。

  そういえば、伝説のスキBADさんと初めて名古屋でお会いしたとき、
  最後の最後に喋ってた話題は「栗山千明だけはガチ」って話だったな確か。
  よくわかんねえけどw
  今の栗山千明を、かの御仁がどう思ってるかわからんけど。
  今でもよく思っているんだろうか?

CMは30秒verと15秒verがあってテレビで見たのは15秒verだったんだけども
30秒verよりも15秒verの方が間が自然に見えて好きだ。
30秒の方は間の取り方がかなり意図的で、
ちょっとお芝居お芝居し過ぎているような気がする。

いやあ、しかし、何にしても。
異次元の綺麗さ、かわいさだなあと思うわ。
珍しく生身に感じ入るオイサンです。

この人が結構なオタクで、綾波が理想の女性とか信じがたいなー。
綾波ってそんなにえらいの?
日常生活では「だめじゃなイカ、困るでゲソ!」とか言ってんのかなー。
くー。
今期のオススメアニメとかなんなんだろうなー。



■二人目 おみんちゅ



デそれとはまた別に。
いよいよ始まりましたね。
『ひだまりスケッチ』第4期、『ひだまりスケッチ×ハニカム』。

そっちの方の感想はまた別に書きますけど、
その前哨戦にあたるOVA(って言っていいのか)、
『ひだまりスケッチファンディスク もうすぐハニカム』を入手して見てました。

中身は色々あって、
おなじみ「見えるひだまりラジオ」(ひだまりラジオの茶番を動画でやるだけ)と、
これまでの本編の映像とキャラソンをリミックスしたPVみたいなもの、
あとは、そのPVのを肴に声優さんがキャッキャウフフするビジュアルコメンタリ。

そのビジュアルコメンタリのメンバーが、
いつものアスミス、ミズハス、シンタス、ゴルベーザではなくて、
三年生コンビの代わりに、ダチャーンこと原田ひとみさんと、おみんちゅこと小見川千明さんが
フィーチャーされてました。

  まあコレは多分、まだ病気療養中であるゴルベーザ様のために、
  あくまでペアという形で三年生を二人一緒にはずした、
  スタッフ側の配慮でしょう。
  シンタスは若干流れ弾なんだろうけど、まあその辺は納得付くなんだろう。
  たまにはチョーさんとかサワシロン(沢城みゆき)とか、
  ミサトゥス(福圓美里)さんとか呼べばいいのに。

そのおみんちゅがねえ。
なんか……いいわあ。

ちょっと身を乗り出したときに……谷間が!!



そして、長い黒髪が!!

  ……いや、普段はね、
  なかなか生身のそんなところに持って行かれる人じゃないんですよ、
  このオイサンは。
  けど、今回ばかりはちょっと「おおっ?」と思ってしまいましたね。

多分初めて存在を認識したのは『夏のあらし!』の純だと思うけど、
当時は多分まだ全然駆け出しで……
webラジオを聴く限り、キャストの間ではマスコットみたいな扱いだったのに、
なんか、アレだね。
実はもともとそうなのかもしれないけど、
無邪気なのにちょっと艶っぽさがむんっと漂ってきて……
そのギャップがたまらんわあ。
好きかも。

素朴な人なのかと思ってたけども実はそうでもないようで、
集まった四人の中では、お化粧なんかに手を染めた時期は一番早かった様。
そういうのって何なんでしょうね。
家庭環境?

そんなんで、いつもの『ひだまり』系コンテンツを見るのとは
少し違う刺激にびりびりしながら楽しんでしまいましたとさ。
まあ、「見えるひだまりラジオ」なんかは相変わらずのぬるま湯ぶりで、
いつものままの面白さだったんですけどね。

冒頭の、アスミスの「よっ!」っていう挨拶で全部持って行かれたわ。
あの辺も台本なのかなあ。
ミズハスのツッコミも、ウメスの天然神っぷりもすばらしい。

  ちょっと乃莉っぺと、その中の人が……弱いかなー。
  コメンタリの四人の中では、ちょっと弱い。
  仕切りのアスミスは言わずもがな、
  「クイーン・オブ・フリーダム」のミズハスは、
  ちょっとやそっと喋らなくても
  楔の一撃で場を全部持っていく破壊力を持ってる。

  おみんちゅは時々、自分からコメントをツッコんでくる上に
  さらっとボケていったりするから……目を引く。
  ダチャーンはちょっと、がんばらないと地味ですね。
  閑話休題。
  ダチャーンのダメ出ししてる場合じゃないな。

まあそんなんで、なんかこう……
期せずして、二人のナマミの千明さんに目と気持ちを奪われた、と、
そういう話でございます。


そんな日もあるさ。
オイサンでした。


 

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2012年5月15日 (火)

■巻尺テレビ -更新第770回-

このところ、どうも視力が落ちたような気がします。
……心のな!

オイサンです。

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みやこたんかわいいよみやこたん。

心の目でモノを見るちから……心眼。妄想の力。

お話や作品の端々にはみ出している物から何かを嗅ぎつけて、
先々のお話を自分好みに妄想したり、その上で作品に恋をしてみたり、し難くなっている。
心の筋力、瞬発力とでもいうんですかね。
その分持久力は上がってる気がしないでもないですが、
省エネ運転で引き延ばしているだけの気もするし。

この力が何によって伸ばされ、何によって衰えるのか。
日々、この力をどのくらい使ってるかってことくらいだろうなあ。



■テレビで我が身のサイズを量る



先週の土曜日は、夕方のジョギングにいつもと全然違うコースを走ったためか
なんだか普段よりも晩ゴハンの良い匂いがやたらと漂ってまいりまして……。

  ……あれか?
  いつも走っているコースよりも暮らし向きのいい家が多い道だったってことか?
  ブルジョワどもめ!

こちとらタマランわけですよ。
夕方のゴハン前に、チョイ空き気味のおなかで走っとるわけです。
いい匂いが空きっ腹に訴えかけてくる訳です。
こういうとき強烈なのが、
カレー、麻婆豆腐、オイスターソース、ごま油。
あとは揚げ物の香ばしい香りや、
ちょっと深めに焼いた焼き魚の匂い、メザシを焼いたときに出る、あの独特の香りです、
あれなんかもたまりませんな。

心なしか、揚げ物の匂いをさせているお宅が多かったように思いますが
麻婆豆腐の匂いがすごく心に残ってしまって、
走りながら「帰ったら絶対麻婆食べよう!!」と心に誓った次第。

デ実際近所の中華屋さん……ていうのか、他のメニューはアジフライ定食とかなので
どちらかといえばラーメン屋と呼んだ方が近いのかも知れないけど、
そこへ食べに行った。
前もいっぺんだけ行ったことのあった店で、
そのときはあまりお客が多くなかったのでゆっくり出来そうかなあと。
書った雑誌を読みながら、ゆっくり食べたかったもんでね。

  ところで、麻婆豆腐って、生粋、中華料理ですよねえ?
  先に覗いてみた、もう一軒の、本場チャイナのおっさんがやってる中華屋に、
  麻婆豆腐はなかったんですが。たまたまか?

その店のTVでは、何やらバラエティ番組がかかっており。
お兄ちゃん(元相撲取りの若乃花関)や、
「泣きながらストーブ抱えて戦闘機から逃げる」ことでおなじみの照英さんが、
東海道を何日もかけて、リレー形式で歩ききる、みたいな企画をやってました。
日本橋から箱根の関所までだったかな。

  ▼土曜スペシャル 東海道歩き旅 105km6日間ふれあい珍道中
  http://www.tv-tokyo.co.jp/sat/backnumber/20120512/
   これだな。 なんかもう、タイトルからして安っぽくてアレでしょ?



それが妙におかしくてですね。




多分、自室で一人だったらスルーしている類の番組ですよ。
見ない。
けど、店のおっちゃんとおばちゃんは、
オイサンにゴハンを出したあとは、水も出さずに二人でじーっと画面を見てるわけです。
たまにテレビに突っ込んだり、笑ったりして、
実に楽しそうにそのバラエティを見てらっしゃる。

  そもそも水はセルフの店なんだけど。
  でもまあ、他にお客の一人もいなかったら、出してくれそうなもんじゃん?
  出さないものw

オイサンもその雰囲気につられてしまったのか、
それとも番組の出来がいくらか良かったのか(こっちの可能性もワリとある気がしますが)、
ゴハンを食べ終えるまでのしばしの間
結構喜んでその番組を見てしまいました。
雑誌読めんかったw




で、ふっと、なんだかそのような時間が
やけに大切な物のように思われたのでした。




昨今、その番組のクオリティの低さややり方のマズさが相俟って、
巷では評判のよろしくないテレビの中身界隈ですけれども、
以前、自分のテレビを買い換えたときにもちょっと書きましたが、
オイサンはテレビという奴を、存外悪いと思ってません。

  ▼風穴の奥にモスクが見える。 -更新第183回-
  http://ikas2nd.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/-183--d7dd.html

テレビはリビングなんていう日常のド真ン中にぽっかり空いた、
時間と視線を飲み込むブラックホールのようなもので。
自分の姿だけが映らないおかしなカガミみたいなものです。
ゆるくて、俗で。
衆生の赦しと救いがある。

そのウロと向き合う時間を、
世の意識高い系の方々は人生のムダ遣いだと切って捨てるでしょう。

しょーもない番組が大半なのはその通りだし、
テレビ業界なるものの内部構造が腐っているのも、なんとなく分かる。
今回の番組だって、どちらかといえば「しょーもない番組」のヒトツだと思います。
だって……なんの実もないもんな。

  その中身を作ってる人たちが、近年どのくらい一生懸命なのかってことには
  確かに疑念もありますわ。
  ただ、日々、その絶妙な「クダラナサ」を提供することを求めて
  知恵をお絞りになってはいるのだと思います。

  テレビが、その、意識高い系の人々とかカツマカズヨみたいなのにのっとられて
  弁当箱の端っこまでくだらなくなくなってしまったら……
  息が詰まっちゃうと思うんですよねえ。
  ヨノナカ。

  しかもまた、タダってのがいいじゃないですか。民放、地上波。
  くだらなくたって、見る側はナンも損しないんですもん。
  「イヤやったら見んかったらエエ」って中の人が言ってましたがその通りで、
  誰かが一生懸命、知恵を絞って汗水たらして、
  クダラナイものをこしらえてタダで配ってくれる。
  文句も言い放題でねえ。
  こんなイイ仕組み、そうそうないと思いますよ。
  面白いと思うんだけどなあ。
  「そういうもんだ」と分かってることが前提ですけどね。
  彼らはワザと、知恵と技術を駆使してクダラナイんだと。
  しかもこう、たまに当たりのちゃんとしたもの面白いものなんかもあったりして。
  文句ないじゃないですか。

  マそのせいで、国民の気骨が失われてるってのは弊害としてあると思いますけど……
  それは意識高い人たちがお好きな「悪いのは使う側で道具は悪くない」って
  リクツなんだと思います。

逆を言えば、その「実」を伴わないもの全てを無駄だと断じる今の風潮を、
オイサンはあんまり面白く思ってないってことなんだけど。
穴の淵の、じめっと柔らかい土にしか生えない草や花や苔だって、
あると思うんですよね。

どう申せばいいんでしょうねえ。
テレビであることが大事というよりは、
その何でもなさ・クダラナサをそこそこに楽しみ、
安らぎとして生きていける、その一生のスケール観が大事だというのか。
テレビを笑えて終わりに出来る、その納得の仕方、とでもいうのでしょうかね。

テレビの、その中へ行こうだとか、くだらないからその外側を求めようだとか、
そういうんではなくて、配られたそのテレビで納得出来る、
納得することの出来る自分を肯定する。
自分と、ヨノナカの距離感の量り方って言えばいいのか。
テレビとこの距離で仲良くできる自分の人生に落ち着けることが、
……なんかね。
今のニッポンには足りない気が、するんですよ。
もっと上へ上へか、もっと下へ下へか、どっちかしかない気がして。

「大半のみんなが同じようにテレビを見られる」
コトって、国として、豊かさとして、結構立派なことだと思うんですよ。
やっぱまだまだ豊かだなあと。
見られない人も多々おられるでしょうけど。
そこが増えてることが、今、問題ですけどね。

「『テレビごとき』で満足出来る自分を肯定する度量」というのか。
「下ンねえけど、おれはこれで十分だよ、いい毎日じゃないの」
っていう肚のすわり方は、大事だと思うんです。
それを量る装置として、今のテレビの在りようってのは
なかなか妙なる位置にあるんじゃないかなあと思ったり……まあ、した。

そんな気の持ちようを、横並びだとか、現状で満足していいのか、とか?
おケツに火をつけようとする言い方はいくらも出来ると思うんですけども。
リビングで、タダで、みんなに配られているもので、
地に足がついているというか、しっとりと落ち着いているというか……
それはもう、ちょっとした諦めみたいなものなんですけど。
そこで一つ、きれいな円が描けているような、緩やかな強固さを感じたのでした。
ジジくさいなあオイサンは。

向上心とかハングリーな気持ちは大事だと思いますけど、
いい加減トシとったらのんびりしたっていいと思うし、
ノンビリ生きたいなら若いときからノンビリしてたっていいと思うんですわ。
その線引きのヒトツとしてのテレビですかね。



……。



その中華屋のご夫婦にだって、これまで色々あったハズですよ。
それらのことも乗り越えた上で、今オイサンちの近くでお店を構え、
……特別美味しいってわけでもないんですよw?
そのお店の麻婆豆腐だって。
フツーの美味しさです。
美味しい。マイニチというレベルで美味しいんです。
バラエティ番組見ながら食べられちゃうようなお味ですよ。

色々あって、がんばって、乗り越えて、生き延びて、
「それでも」たかだかバラエティ番組見て笑える程度に落ち着いて、
これから先、あの御夫婦にどれだけの時間が残されてるかオイサンには知る由もありませんが、
恐らくはもうゴールに近いところまで来てて、
それでもテレビ見て笑ってるくらいしか出来なくて、それより上は、多分ない。
それをきっと、あの御夫婦は「良い人生だ」って言うと思うし、
オイサンもいいなあって思う、思った。
そういうワケです。

テレビでお兄ちゃん(若乃花さんですよ)見て笑ってられる人生のよさ。
何もかもを難しく考えなくても、そーゆーのもきっとあるんすよ。
カツマカズヨ? 死ね!(えっ


 ▼余談~お兄ちゃんが泣きながら横綱審議会から逃げ出してる画像下さい~

その番組見てて思ったんですが、
若乃花お兄ちゃんにせよ照英さんにせよ、
ああいう系統の番組で発揮されるバラエティタレントとしての性能の高さには驚かされますね。
すごいわ。

カメラやら音声やらのスタッフ数人引き連れて東海道沿いにひたすら歩いていき、
道々、一日一回手持ちのものを出会った素人さんと物々交換してもらって、
その日どこまで歩くかはタレントが決めて、
一日の終わりには宿交渉もタレントがする、
という企画だったんですけど。

  マそれもあくまでも体裁上は、なのでしょうけど。
  どこまでガチかは存じません。
  いずれにしても『水曜どうでしょう』の影響が強いなあと思いますけどね。

お二人とも(※)、イカニモなテレビ的面白さを端々に挿し挟みつつ、
素人さんに失礼のない程度に接触・交渉・イジリもこなし
番組制作側へのグチも忘れない、けども愛想は良くて、
スタッフにも気を使うし、感じが悪くない。
どこまでが作りかはわかりませんけど、
とりあえず見てて無邪気なオッサンかわいいなあと思えました。
それでいて、小ズルイところはちゃんと発揮しますしね。そのへん安心感がある。

  ちょっと照英さんは自分のキャラを理解し過ぎているのか
  (或いはディレクションなのか?)、
  終盤イロイロ拵えすぎてたような気はしますけども。
  あとナレーションもね。
  エエ話へ持っていこうとし過ぎw
  そんなん、あの期に及んではイランやろ。

  ※ホントは三人いて、二人の間に女性歌手がいたんだけどその人はモ一つだった。

毒気のなさというか。
最近のお笑い芸人ではなかなかああはいかないでしょう。
若干落ち目ってのも上手い具合に働いてるのかもしれませんね。
テレビ側よりは一般人に近いスタンスを残してる感じ。
「テレビの人」としての踏ん張り方が、あんまり見えなかったように思います。
それが良かった。
「土曜のゴールデンに、このオーラのない人たちでいいのかなー」
などとホンマ要らんことをオイサン考えてしまったくらいなんだけど、
なんか絶妙な人選だったように思えました。
美味しいもん食べるでもなし、イベントが起こるでもなし。
ただお金かけずに作りたかったんだろうなー。

久しぶりに楽しいバラエティを見た気がしましたよ。
家帰ってから、続きちょっと見ちゃったもの。



■トゥルー・鶴・ストーリー~Remembe My Pearl Harbor



にちようび!

R0047904

土曜日に、どこか天気のいい日に気持ちよく出かけられそうな場所を探していて、
真鶴という場所を見つけました。
小田原からちょっとだけ西に進んだ、
伊豆半島ののどちんこ見たいな出っ張りです。

  ……今改めて地図で見て、
  こんなスケールの小さい場所だったかと初めて認識した。
  いいねえ、ケチくさくてw

  
大きな地図で見る

デそのケチくさい真鶴(ひとぎきがわるい)ですが、
家から1時間チョイで行けてしまう気安さがあるのにかなりな別世界感があって、
なかなか落ち着けました。
鄙びているのに便利が悪くもなく、途中小田原に寄れるのもうれしいですね。

朝10時前くらいにJR真鶴の駅に着き、半島(というほど大きくないですが)をほぼ全部、
ぐるっと一周して約5時間。

R0047976

起伏に富み、海がきれいで、緑の豊かな場所でした。
港町なんですねえ。
地形的な成り立ちとしては島と大体おんなじで、
陸地の中央部が山になっており、外縁、つまり海に向かって低くなっていく。
その山の部分を主に歩きながら、岬方面に進むに従い海辺に近づくように歩いてきました。

このあたりの海は思いのほかキレイなんですね。
磯遊びをする家族連れ、釣り人、ダイバー、ひたすら肉を焼き酒を飲む人など、
海に親しむ姿がたくさん見られました(最後のはなんだ)。

R0048066 R0048093

海もいいんですけど山がこれまたすごくて、
樹齢のすごそうな、背が高くでかい樹が多い。ちょっと圧倒されます。
普通に岬に続く道を歩くだけでも、
その脇に惜しげもなく馬鹿でかい松や楠が生い茂っていて
コレデモカとアーチをつくってます。
道もうねうねと登ったり下ったりして退屈しない。
疲れるけど。車だったら酔いそう。

R0048034

背の高い樹木が空に向かって伸びていると空の高さが目で量り易くなり、
空間をより広く、高く、感じます。
天井の高い吹き抜けの中にいるような開放感。

山の上を歩いていると、
低くなってる海辺の方、港の地形や家並みが見下ろせてダイナミックで面白い。

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風景としての面白さもさながら、生活観の密度が感じられてちょっと怖いですな。
びっしりとね。
みんな、海から糧を得て生きてるんだというのが分かりやすい。
『ドラクエ』の町みたいなんですよね。

  こう言っちゃなんだけど、
  この辺も大きな地震とかきちゃったらもう……イッパツだなあ。
  大丈夫なのかなあ。

こういう場所ではクロネコヤマトさんが超大変そうです。
都市部では都市部なりの苦労があるのでしょうが、
この辺では車で入りきれないところとか、山の上とか谷の底とか。

R0047949

「あんな場所にある家どうやって配達すんだよ!!」
みたいな、宝箱見えてるのに取りに行けねえ! 的な地形ロックに引っかかりまくりそうです。
マ手馴れた人が配達にくるんでしょうけども。

  「センパイすんません、ちょっと教えてもらっていいッスか」
  「おー、どした」
  「『りゅうおう』さんトコって、どうやって行くンすか?」
  「あー。あそこン家『にじのしずく』持ってかないと入れねえよ。
   キーボックスに入ってっから」

  「やっぱそうなんスか。あざーす」

みたいな(どんなだ)。
歩くうち、同じ宅配車と何度か抜きツ抜かれツしました。

あと、ちょっと面白かったのが……

R0047983
THE TAK×××××」

モザイクのところは苗字が入るんですけど。
固有名詞にTHEはダメだろw 神様みたいになっちゃってるよw
ジッサイ、この写真のおうちからちょっと行ったところに
もう一軒TAKxXxXxさん家があったんだけど、
そのTAKxXxXxさんはどう思ってるんだろうかw
マこういう土地ですから、おんなじ苗字の家なんか大概縁戚関係で、
THE TAKxXxXxさんの家がご本家なのかもしれないけど(そんな宗家があるか)。

ゴハンは港近くの、飲み屋長屋みたいなお店の一軒で金目のアラ煮定食。

R0048142

脂が乗り過ぎてて心配になるくらいぷりぷりの金目でした。
ゴハンとおしんこと味噌汁と魚だけなんですが、
魚だけでおナカがパンパンになるってのは稀有な体験だったな。
美味しいんだけど、塩っ辛い魚のボリュームに比してゴハンが少なめで、
後半ちょっと飽きたかな。

マそんなんで。
ほんの5時間足らず、行って歩いてゴハン食べて、でおしまいのショートトリップでしたが
リフレッシュするには十分だったかなあと。
正直、足はくたびれるよ。
喫茶店とかカフェとか、小洒落たものはありませんからね。
そういうお店の一軒もあれば(探せばあんだろうけど)もう少し落ち着けた感。

今回はあわただしく回ったけど、次回があれば、もっとのんびり、
きれいで静かな場所にだけ、ぼんやりと留まれるような訪問にしたいなあと思う。
多分、ここはいいところだ。
近いし。
なかなか魅力的です。



マそんな感じでヒトツ。



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オイサンでした。



 

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2012年4月30日 (月)

■黒髪ロングは坂の途中で釣りをする~2012年4月期アニメ感想・ニャル子・つり球・ラグランジェ~ -更新第766回-

毎度おおきに。
色々リハビリ中のオイサンです。

世間はGW真っ盛りですね。
斯く言うオイサンも、どうにか人並みにお休みを戴けております。
ありがたいことです。

んでまあ、カタカタと物書きのリハビリも兼ねて
前回の記事で宿題にしてた前期分のアニメの感想とか、
今期始まった分の感想とかを……
マ忙しさにかまけて、全然キチンとは見られてないんですけれども、
分かるだけでも書いていこうかなと思います。



■2012年1月期アニメの感想



と言ってはみたものの、上でも言った通り、前期の作品、実はしっかりと見切れとらんのよねー。
どうにかキッチリ完走出来たのは、『あの夏で待ってる』くらいなモンか。
『男子高校生の日常』は中盤以降トビトビになっちゃったし、
『キルミー』は途中で脱落。
『ラストエグザイル』も、最後まで見る気でいるけど真ん中あたりでとまってて、
『シンフォギア』『アクエリオン』はかなり序盤でリタイア。見てない。

それでも『男子高校生~』は面白かったし、
『ラストエグザイル』もまだ見る気はある。
デそんな状態で結局何が一番面白かったかっていうとやっぱり
『孤独のグルメ』だった、っていうオチなんですけども。

  ……まあ、色々とくたびれきったオイサンの脳みそでは、
  年頃の娘さんがトラウマ抱えて泣きながら絶叫するようなお話は見てられん、
  ということですよ。
  あまりまとまった評判も聞こえてこないところを見ると、
  さほど大成功を納めた作品というのはなかったご様子ですね。
  まとまって絶賛気味の声の聞こえるのは『Fate/Zero』くらいでしょうか。
  こちらはオイサンがさっぱり見てませんけども。

『キルミー』も……なんかねー。
見ていて頭が空になる分、そこでなんか考えてしまうというか。
頭を空っぽにはしてくれるけど、支配してはくれないんですね。
あとよく見たのは『ひだまりセレクション』と『Aチャンネル』の再放送だったなー。
なんか見ちゃうんだよな、あの二本は。

あれ?『モーレツ宇宙海賊』は?
と訊かれそうですが、あれは楽しみにとってあります。
ていうかアレは今期も続いてるのね。結構結構。
追いかけます。
『アマガミSS+』は前回書いたとおり。

他に何か言っとくことのある作品っていったら……
『輪廻のラグランジェ』かなあ。



■輪廻、空転。




『輪廻のラグランジェ』、ものすごく、作り手・作中の人物のテンションと、
それを見ている自分のテンションに温度差を感じた作品でした。

  あ、この先褒めませんけど、別段こき下ろす為に書くつもりはありませんで、
  ただ自分的にすごく不思議な感触のあった作品だったので、
  その疑問点を心に留めておくために書いています。
  けなされて腹の立つ人は読まない方が無難かと。

オイサンの個人的な感触からいうと
「受け手を置き去りにしている」という言葉がぴったり当てはまる作品。
それはもうすべてにおいて。

  もしかすると、受け手のみならず、
  作り手が登場人物さえ置き去りにしているのではないか、
  という風にも見える。
  キャラクターが納得してないのに、無理やり演技をさせている……
  そんな風にも見えることもあった。

人物の心情もそうだし、
鴨川という土地を押し出して、聖地化して盛り上がろうという仕掛けもそう。
NISSANの未来デザイン部門にメカデザインを発注する試みとか、
そこから上がってきたデザインとかの企画面に関しては
面白かったしかっこ良かったと思うけど
(といっても、その面白さに見合うほど斬新なモノでもなかったと思いますが)、
全体通して、作品世界に驚くほどノリ切れない作品でした。
ビックリ。
なんか色々空回っちゃったなー、という感じ。

作り手が、果たしてこのドラマをノリノリで描いているのか、
それともオイサンに近いような疑念含みで描いているのかはわからないけれども
少なくとも描かれているキャラクターの心情にオイサンは
納得性を持ってついていくことが出来ず、
すごく上滑りしているように感じた。

特に顕著に感じたのは、マドカがミドリ(マドカのマシンね)を封印され、
お仲間二人がマドカのことを思って封印解除を訴えるためにハンガーに立てこもったとき。
何とかハンガーに侵入して馬鹿なことはやめるようにと二人を説得し、
最後に照れ笑いで得意の「まるっ」サインでシメるのですけども……
「……お嬢さん、なんか自分に酔ってないかい?」
と、若干引くくらいの気持ちになっていました。
ここで、「あー、これはなんかもうだめだな」と思ってしまいました。

作り手としては、あの大写しの照れた笑顔でグッと来て欲しいのだろうけど……
どうにも、マドカ本人の気持ちもそこまで運べていないし、
受け手の気持ちも一緒にそこへ連れて行けていない。

一体全体、その温度差が何に起因するのかは分からないんだけども……
何か、何かあるんでしょう。
最初の出し方とか、出してからの運び方とか、開示する情報の順番とか。
うーん。
あくまで印象論にすぎないんでそこは申し訳ないのだけども。
何か、何か積み重ね方が足りないと、思ってしまう不足があったんだと思う。

マドカがジャージ部を始めたきっかけのエピソードとかは後半になって語られたけど、
……マドカの基本精神が「世話焼きオバサン」なんですよね。
ただのお節介っていうだけでなく、
ジャージ部であることに依存しているというか、
人に頼られていないと死んじゃう、みたいなところを感じて、
じゃああんたジャージ辞めたらどうなんの、みたいな危うさを感じる。
困ってる人を見捨てられないのは結構だけど、
困ってる人がいないと生きていけないんじゃどうすんだっていう。
何が正義で何が悪でみたいな線引きは、ちゃんと自分で持ってると思うんですけど。

一つ感じたのは、マドカは「理屈じゃない」人物であるにもかかわらず、
その心情の流れをすごく理詰めで描こうとしていたんじゃないか、
という風には思った。
作り手の熱情から生まれた物なのではなくて、
マーケティングから組み立てられたものだったんじゃないかなと。
突き抜けた感がないというか。
「ああ、この子は「こいつをぶん殴りたい!」という気持ちひとつで
 腕が伸びたりはしないんだろうな」
という……イヤなに言ってんだかわかりませんが、
この子がどこまで本気なのかがはっきり分かるような描かれ方をされていなかった、
そんな風に思います。

マドカが、魅力あるヒロインに全く見えなかった。
学校の人間に頼られアテにされている人物として描かれているけども、
その裏側で、実は便利使いされるだけされて実は冷笑されている、
すごく「浮いた」人に見えていた。

しいて言えば、オイサンはこのヒロイン、
まどかが「キライ」なんだろうと思う。

マこれに関しては、個人的な感触に大きく左右されると思うので
これでしっくりくるという人もいるんだろう。
普通なら、ただお話の傍観者に収まれば済む話だったんだと思うけど、
何故かこの作品に関してはそういう不思議な違和感が強く、
見ていてすごくムズムズした。
同じような感想を持った人はいないだろうか。

以上、
あの上滑り具合、違和感は特筆するに価すると思ったので、一応書いておいた
見返して原因を探りたくなるくらいのモヤッと感。
でも、OPとEDは結構好きなんですよねー。



■2012年 4月期作品のファーストインプレッション



どうでもいいけど、今期、アニメ多過ぎじゃないですか?
なんかアホほど予約に入ってるんだけど。
どうせ見やしないんだろうけどさ。

そんなんで、ナンダカンダとレコーダの予約にはぶちこんでるんですが
まだほとんど見られていません。
結局書くこと無いんじゃないか(うるさいな)。



■『戦国コレクション』 http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/sencolle/
……おおう。
しまった、なんか「面白い」と思ってしまったぞ、これ。
第一話の見始めは、
「馬鹿みたいなどうでもいい、いかにもKONAMIっぽいアレだなあ」
と思ってたけど、中盤あたりから本当に何も考えたり拵えたりする気が無いのがわかって、
却って見ていて面白くなってきた。いい開き直り方だと思います。

そして、ワリとワクワクしつつ二話目を待っていたのに……
何故か毎週録画にしていなくて、二話目・三話目をすっとばしてしまった……orz
なにしてはるんですかオイサン。
デ第四話をみたんだけどもこれはワリと普通だったな。

ただ、どうでもいいけどKONAMIさんは
アニメをソーシャルゲームのコマーシャル代わりにすんのやめて欲しいなあと思ったり……
っていうと、『アマガミ』周りの人たちが困るからやめとこうか。


■『しばいぬ子さん』 → http://www.takeshobo.co.jp/sp/tv_shibainukosan/
とりあえず中身を知らずに録画してみたけど、
うーん、まあ、もういいわ。短くていいんだけどね。
若くてかわいい人むけですね。
『フジログ』とか『戦国鍋TV』とかを見てる人たちが喜んで見そう、
という、オイサンのド偏見。


■『ゆるめいつ3でぃ』 → http://www.takeshobo.co.jp/sp/tv_yuru/
短いタイプの作品だったんですね。
飽きなければ続けて見る。
短いのは良いんだけども、
この短さを体感するためだけにレコーダから再生するかといわれたら、
それも面倒くさい気がする、
そんな短さ(難しいな)。
それを乗り越えさせてくれるくらい面白ければいいんですが。
実家に原作の単行本があったんですが、正直そんなに面白いとは思わなかった。
望み薄。
でもいつの間にか4話までしっかり見ちゃってる。
OPnタイトルが『飛び出せ!3D』ってのもアホアホしくていいですね。
モモーイ最近声聞かないけど頑張れ。
あなたこそが「萌え」の化身だと、オイサンは信じてるぞ。




■『宇宙兄弟』 → http://www.ytv.co.jp/uchukyodai/
最近よくいくシゴトバ近くのご飯屋さんにモーニングがあるのでたまに原作を読んでますが、
さほど惹かれるような作品でもございません。オイサン的に。

しかし、今宇宙モノってはやってるんですかね。
なんか他でもあったような。

もう10年以上前に、サンデーで石渡治先生が『パスポート・ブルー』なんていう
宇宙飛行士モノを描いてらして、
あまり盛り上がりこそしなかったものの題材としては新しく、
中身も面白くて、ただオイサンは
「ちょっと早かったんじゃないだろうか」などと思っていましたが、
そこにようやく世間が乗っかってきましたね。
「はやぶさ」の一件とかもあってのことでしょう。

とりあえず1話を見たけど、まあ、継続しては見ないでしょう。
先々の展開が、漠然とですが読めてしまうので。



■『あっちこっち』 → http://www.tbs.co.jp/anime/ackc/
録画ではなく、シゴトバ近くのお宿に泊まったときにそこでちょっとだけ見た。
本編は……まあ、カワイイ系4コマお得意の、という感じですね。
気持ちをゆるくするには丁度いい塩梅なのではないでしょうか。
オイサンにはちょっともの足らない。
オープニングがなんだか新しいというか、
どう捉えていいのかわからないんだけど、
ボンヤリ、「表現が豊かになったなあ、受け手が色々、寛容になったなあ」
と思ってしまった。



もう見ていない。



■『這いよれ!ニャル子さん』 → http://nyaruko.com/
オイサンの身近なところではどうやら今期最強。
「うー!」「にゃー!」でおなじみ、
OP楽曲のインパクトたるやすさまじいものがございますんでね。
分からんでもないです。

オイサンも原作の発表当時は、「這いよれ!」などという
普通に暮らしていたのではおよそ耳にする機会のないであろう命令形に面くらい、
「こいつぁ……またとんでもないニューフェイスが現れやがったもんだぜ……」
と『ドクロちゃん』の一党体制がついに崩れるのか、と戦慄したものですが、
実際原作を買って読んでみると
「ああなんだ、ただのラノベだった」
と肩を落としたもんです。
ナカミはフツー。
超フツー。
で、そのナカミフツー具合はこちらのアニメの方でも変わってない感じです。
いや、アニメに限ってはフツーよりもちょっと下、だと思います。
全般的に素人くささを感じるのは何故だろう。
なんかテンポが悪い。
画もあまり動かないし、見ていてタイクツ。

パロネタとテンションの高さ、あとはアスミスで補填してチョイ上くらいでしょうか。
画が動かないのを、アスミスのハイテンションお芝居で埋めようとしているのか、
それともそもそもしゃべりのテンションが高いから
画を控えめにするねらいなのか、どっちか分かりませんが。
いずれにせよ、時間的にも空間的にも、緩急の付け方がおかしい気がする。

あとは、なんかね、「お話」としての体裁を保とうとして勢いを殺していると思うんです、
この作品。それは原作からして。
もっとアホみたいに膨張出来るはずの世界を、
設定とかストーリー展開というテンプレートに押し込めて
こぢんまりとまとめてしまっている。
こんなタイトルを思いつける人間にこそ、
読者を置き去りにさせるべきだと、オイサンは思います。
ブレーキなんて、あとからいくらでも凡人が横から踏んでやればいいんです。
アクセルをベタ踏みに出来る人間は限られてますが、ブレーキは誰にだって踏める。
文字媒体よりは映像媒体の方がそもそも向いてるとは思うんで
(もっとクトゥルフに寄せるのなら文字の方が良いんでしょうけど)、
楽しみやすくはなってると思いますが……
オイサンは……なんか見てて間が持たず、その間を埋めるのがワリとストレス。



■『つり球』 → http://www.tsuritama.com/
オイサン的、ここまで見た中では今期の大本命。
面白い。

魚釣りと世界の救世主を結びつけて話を展開させるのは、
マこの先の展開にもよるけどもちょっと奇を衒い過ぎでエキセントリックに過ぎる、
と、思いはします。
周りの目を気にしなさ過ぎというか、カットビ過ぎ。
それはキャラクターにも言えるけど。

けども、そういう吹っ飛んだ部分を除けばお話作りはむしろシンプルで丁寧で、
あとは見た目。
絵がきれい。本当にきれい。画というか、色が。
色調がオイサンの好みでね。
いやあ、『あっちこっち』でもちょっと書いたけど
アニメの世界って本当に表現が豊かになったなあと思いますわ。
デジタル化の恩恵も少なからずあるのでしょうね。
音楽もいい。
お話は正直「理屈じゃない」領域にある気がするのでおいておいても、
その二つがすごく心地よくて見ていられる、
そんな感じです。
POPですよね。
ただ、見た目のPOPさを思い切り裏切って、キャラクターと世界がエキセントリック。

けど、それも、……どーなんだろ。
オイサンという昭和のイキモノがそう感じるだけであって、
このくらいの吹っ飛び方は、イマドキのお若い方々にとってみれば
「カワイイ」の範疇だったりしてもフシギはないよな、と思ってみたりもいたします。



3話まで見て、
作り手が自称宇宙人のハルに何をさせようとしているのかが段々見えてきて、
ちょっと普通のフォーマットに落ち込んでしまいそうなので不安です。
細かいことは気にせずに、ぶっ飛んだままいって欲しい。



■坂道のアポロン → http://www.noitamina-apollon.com/
いつも元気なノイタミナの二枠目。
原作コミックありの、1960年代の九州を舞台にした音楽青春ドラマ……のようです。
オモロい。
また、上の『つり球』とは違うベクトルで画が綺麗。
お話も、『つり球』とは正反対のベクトルで、ど真ん中のクラシック。
見ていて清々しいくらい。
時代性という物があって、その刺激のおかげで退屈しないで見ていられるし、
北九州(?)という自分と遠くかけ離れた異文化メンタリティが、
やはり自分にはアクセントになって面白い。

  もし自分が60年代に北九州で高校生やってたら、
  ここまで楽しんでは見ていられなかったかもしれない。
  逆の意味、ノスタルジーでは楽しんだかもしれないけど。

なんというか、偏に丁寧であるという意味で、
見ていてわくわく・はらはら、かつのんびりと安心して見られる、
面白い作品です。
『放浪息子』から男の娘っていうエキセントリックさをさっ引いた感じですかね。
すごくいいです。

ああいう「男くささ」「女らしさ」というわかりやすいメンタリティ一つ備えていれば、
それだけである程度までは承認されていたであろう時代のわかりやすさがうらやましいし、
本来はそれくらいで良い、それくらいまでが本来の人間に制御しうるものなんだろうなあ、
と思ったりする。
……その分、それを身につけ損なった人間には
生きにくいことこの上ない場でもあったろうけど。

うん。
でも、憧れてしまうねえ。


■『黄昏乙女×アムネジア』 → http://www.amnesia-tv.com/
今期の黒髪ロング枠(えっなにそれこわい)。
オイサンのみる気分としては、『ダンタリアン』を見るのに近い……かな。
ダリアンかわいいよダリアン、というのと同じ。
つまり、ヒロインの夕子さんだけで見てます。
中の人がお姫ちん(アイマスの高音さん)の中の人。

オカルトっぽさで引っ張りつつ、かわいいコメディで締める、という
なかなかダイナミックな作りが見てて退屈しない。
これをどっちつかずと捉えるか、何か違う誘いと捉えるかで評価は違ってくると思うけど、
オイサンは好意的に捉えた。
イマドキっぽいソフトエロっちさも押さえてて、非常に手堅いながらも巧妙。
うまいなあと思わざるを得ない。
いや、でも、ホント。
「うまい」の一言につきる。
夕子さんのキャラクター造形がちょっとサービス旺盛すぎるというか、
受け手に都合良すぎて見ていてちょっと警戒してしまうレベルで、
そこが鼻につくと言えばそうですが、
全体の時間的にも空間的にも、緩急のバランスという意味で言えば高レベル。
かわいさ、不気味さ、スピード感と倦怠感、
上手く組み合わせてひっかき回してくれます。
かといって、話が重過ぎもせず楽に見られて、
それなりに得る物もあるっていうのは、ちょっとすごいなー。
うん。
これは、毎週楽しみに見てしまうと思います。
ラクにも見られる逸品。


■『謎の彼女X』 → http://www.starchild.co.jp/special/nazokano_x/
植芝理一は、ずいぶんとポップな物を描くようになったなあ、というのが第一の感想。
「ヨダレの舐め合いのある話がポップ???!?」
と、驚く人もあるでしょうが、いやいや、過去作品に比べれば全然ポップですよ。
多分、ある程度意識してそっちに寄せているのでしょうが。

  『夢使い』ではそれはあまり上手くいかなかったのでしょうね。

恐らくは彼の全力だった『ディスコミュニケーション』を、
遍く世の人の視聴に堪えられるようにしよう、という姿勢なのだと思います。
フルパワーを知っている者にはちょっと退屈ではありますが、でもまあ、面白いです。
こういう「寄せ方」ができるっていうのは、やっぱりプロってすごいなあと、
素人のオイサンは感心するのです。
でも……途中の展開によっては、最後まで見るかは微妙かもです。
足切りボーダーにいる感じ。
OPがまた良いわけです。






■『これはゾンビですか?オブザデッド』 → http://kadokawa-anime.jp/zombie/
まさか二期があるとは。
でもねえ。
これ、面白いんですよね。不思議と。
好きなんですよ。
見てしまう。

  面 白 い は ず な い の に !!(←ひどい)
  くやしいビクンビクン。

何言ってんだ、と思われそうなんですけど、
イヤ、オイサンの琴線に触れる要素なんか皆無のはずなんですよねえコレ。
中身も超ラノベ、コレ以上ないってくらいラノベだし。
……まあ、テンションが『ドクロちゃん』に近いっちゃ近いんで、
その辺が気に入ってるのかも知れんが。
正直、自分でもどこに評価ポイントがあるかワカラン。
けど、ラクに楽しく見てしまう。

うーん。
その謎に迫る、という意味でも、ちょっとちゃんと見たい作品ではある。
そう言う意味では『ラグランジェ』と真逆の位置にあると言えなくもない。
多分、理屈が必要なところに理屈を用意しないわかりやすさがいいんだろうなあ。



■『氷菓』 → http://www.kotenbu.com/
オイサンの見る前からTL上では
「京アニはシャフトの物まねがしたかったのか」
「退屈で楽しめる要素がない」
という評判だった本作。
それら評価の言わんとするところは、まあワカランではないです。
オイサンは見てませんけど、多分西尾維新作品……『×物語』系列とか……の
映像が、というか言葉に付随する表現が、多分こういう感じだったんでしょうね。
影響がある、ということは何となく見て取れます。

そもそもオイサンは、西尾維新作品のような、
「ややこしい理屈とかセリフ回しで全編物語をからめ取ることを面白味として
 全面に押し出した作品」
に余り馴染みがないので、この作品もあまり好きじゃないです。
アニメだからとか、ラノベっぽいからとかいう以前に
お楽しみのコアに据えられているものが好きではない。

なので、まあ、あまり出会うべきでないものに出会ったという感じで、
この作品が面白いか面白くないかを言うことは、あんまり出来ないということです。
この種の「楽しみ」について、批評……というとエラそうですが、
正しく感想を述べられる目をもっていない。
「退屈」という人の気持ちが分かるは分かるけど、さほど退屈だとは思わなかった。
読みとるべき機微はそれなりに埋め込まれていて見応えはあり。
ただその一つ一つは陳腐でストレートだったので、そこは退屈ではあったかも。

  ヒトツ気にかかったのが、出ずっぱりの主人公の友人が、
  やたらと主人公の名前で呼ぶのがすっごい鼻についた。
  なんかこう……ブンガクっぽさを出そうとしている演出に見えて。
  とてもいらいらしましたが、原作からしてああなのかしら?
  だとしたらちょっとねえ。

映像は京アニらしい美しさ満載ですが、
言われるように表現のシャフトっぽさが前にたち、
かつ、シャフトが弁えている引き所のさじ加減がまだあまり身についてないのでしょう、
押しまくりでちょっとしつこい感じがします。

もう2、3話見てみて、求める刺激があれば見続けると思います。



■『夏色キセキ』 → http://www.natsuiro-kiseki.jp/
これまた、オイサン近辺の世間一般ではダメ評価のついてる作品です。
なんでしょうか、
声優ユニット「スフィア」さんの4人を主人公に据えることを前提とした作品、らしいです。

……普通、ですよね? コレ。
ほかと同じで、普通に面白くないのに、なんでこれだけダメなんだろう。
ダメ出してる方々、アンタらこういうの好きじゃん? と思ったりするんだけども、
何がダメなのかよくわからない。
まあ見ていてオイサンなんかは面白くはないんだけども、
その面白くなさたるや、『アマガミSS+』と同じくらい面白くないわけで、

  じ ゃ あ い い ん じ ゃ ん

とまた色々各所から怒られそうな感想を、第4話まで見て毎回思ってます。
いやー。
うーん。
わからないなあ。
これを面白くないって言ってる暇があったら
もっと他に面白くないって言える物があると思うんだけどなあ。
……まあひねくれてトシを重ねたおっさんの言うことなんで、
あんまり気にしないで戴けるとありがたいですがね。



■『シャイニングパン屋』 → http://shining-world.jp/heartsTV/
一部の熱狂的なファンから絶大な支持を得て
一部で原作ゲームもバカ売れの本作。
……主に湘南方面限定で、ですが。

いやあ。

最初見たときは「ナンジャコレ」と思って普通に切るところでしたが、
とあるフォロワーさんのおかげでオイサンの視点が間違っていることに気付きました。
すべてがパンに始まりパンに終わる、
その過程で美少女三人がキャッキャウフフする姿を、
文句言ったりバカにしたりしながら楽しむのがこの作品の楽しみ方だったわけです。
いやあ、目からウロコだ。
バカ正直にお話を楽しもうとしたオイサンが間違っていた。

  ありがとう、しらすの中の人。

まあ、だからと言って面白いわけでもないけどな。
寧ろこの作品をそういう風に見ながら楽しそうにしている、
そのフォロワーさんを見ているのが楽しい。
見ているだけで笑いがこみ上げてくる、そんな楽しい作品です。
先達はあらまほしきことなり。



■『アクセルワールド』『さんかれあ』『エウレカ』
……は、見たり見なかったりでフェードアウト気味。
『アクセル』は2話の途中まで見たけど、もういいかと。
『さんかれあ』は、なんか『アムネジア』と『謎の彼女X』の二本と
同時に見る意味を感じなかったので、録ったけどほぼ見ずにパス。
『エウレカ』は……どーしようかなあ。



■Closing



とまあ、今のところはこんな感じなのですが。
けれども、いい加減、アニメ見て、感想書いて、ってのもどうしたもんかな、
と思いますね。
これが政治や経済やら国際問題やら、と広げていければいいのでしょうけど。
……と書いてみて、ああそうか、そういうモロモロの問題についても、
それと同じように書けば良いのか、ていうか書くことが出来るのか、
と気がついた。
まあ細かいトコまで勉強するのは面倒なので、
ざっくりと、庶民の視点から、人の心と暮らしにまつわるであろう部分にフォーカスして
書くことになるんだとは思いますが。
そしてそういう大きな問題に対して、
そういうミクロなご意見を申し立てることに、
果たしてどれだけの意味や需要があるのかは分かりませんが。

マ今回のところは手慣れたところでリハビリリハビリということで。
この先、スタイルは変えていくかも知れませんけど。
でもまあ、なんだかんだ言って、
良しにつけ悪しきにつけ、書きたいと思わせてくれる刺激があるということは
それだけも十分意義のあることだなあと思います。

今期は『つり玉』『アポロン』『戦国』『アムネジア』を筆頭に、
『ゆるめいつ』『彼女X』『ゾンビ』『氷菓』『ニャル子』『キセキ』『パン屋』
くらいの順番で、ゆるゆるいきたいと思います。
マ全部は完走しないでしょうね。

  それにしても、数多過ぎるなあ。

はてさて、何が残りますやら、
ニントモカントモでござるよ。

オイサンでした。
ニンニン。

 

 

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2011年9月 6日 (火)

■乾さんと! -更新第708回-

室伏に、紗江ちゃん投げで80m越え達成して欲しい。
オイサンです。

中多さんをこう、ガッと掴んでぐるぐるぐるぐるぐる……ぶーん!!
っていうアレです(どれだ)。


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■事件は競技場で起こってました



世界陸上が終わりました。……よね?  ← 把握はしていない
そんなにマジメに見ていなかったのであまり中身はわかってませんが、
室伏兄さんが金メダル取ったのと、
ボルトさんが日本のニートのために100mをわざとフライング失格したこと、
400mリレーでは世界新出したこと、
トピックスはそんなモンですかね。

三段跳びとか10000mとか、一つ一つの試合はとても熱かったようで
何よりだったと思います。
イヤ、その辺はチラ見してたんですけど、
ホント一個一個の競技は面白かったと思います。マジメに。
飛びぬけて華があったとかいうわけではなかったと思いますが、
すごく「らしい」面白さがあって。
玄人好み傾向の強い大会だったんじゃないでしょうか。
オイサンは別に玄人じゃありませんけども。

ただ、5000mと10000m、あれは見ていてやっぱすごいなーと思いましたね。
速いもの。
オイサンはジョギングでは大体時速11km弱で走るので、
10000mなら1時間近くかかりますし、5000mはその半分くらいです。
彼らはその更に半分以下で走りますものね。
プロだから当たり前、なんでしょうけど、
例えば5分10分の差なら、訓練すればどうにかなるかもと思いますけど、
時間を半分、今の倍の速度で走れって言われたら、やっぱちょっとムリですもんね。

オイサンはスポーツは特定のものをがっぷりみたりはしませんけど、
この世界陸上とか、
柔道の世界選手権とかは、なんとなく時間が合えば見てしまうのでした。
こういうときに、テレビって案外悪くないです。

しかし織田さんはいつまであそこに居座るんでしょうねっていうか
そもそも、いつから、どうして、彼が公式サポーターみたいになってるんだろう。



■Just イヌイット!



……などと、ごっつ怒られそうな題名で始めてしまいましたが、
各方面の関係者の御方々には、何卒ご厚情賜りたくお願いする所存でございます。


何の話かと申しますれば、
先週の日曜の話になりますが、NHKスペシャルで、
グリーンランドでイヌイット……
今はエスキモーっていうと差別になるんでしょうか、よく知りませんが、
そうして暮らす日本人のことを取り上げた番組をやっておりまして。

  ▼NHKスペシャル|日本人イヌイット 北極圏に生きる
  http://www.nhk.or.jp/special/onair/110828.html


オイサンは特段イヌイットの生活に興味があったわけではなく、
……ぶっちゃけた話、
アイヌとイヌイットをごっちゃにして勘違いしてて、
ある意味間違って録画してしまったのですけど。

  見始めてようやく「あ、違ったアイヌじゃねえ」と思ったという。
  どっちからもカンカンに怒られそうなお話ですが
  マええやないか。
  そもそもアイヌにもそんなに興味があったかと言われたらそういうわけでもなく、
  北海道に絡んだ話が出るかなー、くらいだったのですけど。

そんな経緯で見た番組なわけですが、
これがまた異様に面白く、示唆に富んだ内容だったので。
ちょっと感想など書き残しておこうかなと、このように思います。


 ▼あらすじ

40年近く前に、日本からグリーンランドに移り住んだある日本人と、
その息子さんと孫、男三代のお話でした。
もちろんその三人だけじゃなくて、ご家族も出てくるんですけどね。
アッパリアスという鳥やアザラシ、セイウチ、鹿、果ては鯨まで(本当ですよ)、
猟で捕らえて糧とする暮らしを……
その息子さんにカメラを預けて自分で映させた記録を構成して番組にしてました。

  大胆だなw
  ていうか手抜きじゃないのかそれは。
  ちなみに渡してたカメラはSONYのホームビデオでした。

通して見て、いくつか思うところはあったのですが、
主に二つ、

  「あ、結構文明が入り込んでるんだな」

ということと、

  「親父や老年者が尊敬を集めるということは、
      今の日本の社会ではもう難しいかも知らんな」

ということでした。


 ▼文明のフィヨルド

まず最初に思ったのが、やっぱり、結構文明が入り込んでるのね、ということで。
……なんか知んないけど、親子三人とも、超メガネかけてんスよね。
目ぇ悪くてつとまるのか狩猟民族! と思ったんですけど。

マ老眼はね。仕方ないにせよ(一番上のおじいさん、初代日本人イヌイットは62歳です)。
自然に衰えたものなら、矯正できるものならしたい、というのは人情でしょう。
しかし、お父さん(32)、そして孫(8)まで漏れなくメガネで、
どないなっとんねん、と思ってしまいました。

  ややこしくなるので、以下
  おじいさん(62)、お父さん(32)、息子さん(8)としますね。

あの環境で生活をしていて、若くして目を悪くするなファクターなんてあるのかね?
と思ったのですが、しかしそれもそのハズで、
何年か前に村に発電所が出来たのだそうで……なんと、彼らの家にゲーム機が。
ロクヨンがありました。
マあるっつってもロクヨンなんですけど……それでも、ロクヨンがあるんですねw
ロクヨンてのがまた。味わい深い気もしますけど。

子沢山で、メインで出てくる息子さんの他にも3、4人子供がいたかな。
番組中でお父さんが
「最近の子は家の中でばかり遊ぶ。またゲームやってんのか」
とぼやくシーンがあって、あーどっこも同じだなーw と思ったりもしますが、
国境を越えてそこまで子供を引きつける任天堂すげえなとも思ったり、
あれだけ自然が豊かな環境で育ち暮らしていれば、
何かもっと日本人的なことを超えた価値観があって、
自然や外遊びの面白味の方がまさったりしても良さそうなもんかと思ったりもしましたが。

やっぱり子供の目には、テレビゲーム、面白そうに映るモンなのかなー。
それとも本能的な何かを刺激するように作られてるってことなのかな。
いずれにしてもそのパワーは、やっぱりすごいなあと感心します。

  かと思えば子供がゲームしてるその背後で
  お母さんがめっちゃケータイいじってはったりするんですけどね。
  どないなっとんねんイヌイットw
  大丈夫かw
  ていうか、イヌイットでもいじるケータイをいじれないうちのオカンが心配になってきた。
  とか言うと差別的だとか怒られそうだけど気にしない。
  だってそれはオイサンのイメージだから。
  頑張れうちのオカン。

銃とか、ボートとか、そういう狩りや生活に直結するものなら分かるのですが、
ワリとそう言うサブの部分で文明ががっつり浸食していることが多いようで。
そのくせ、足は犬ぞりなんですよね。
スノーモービルとかではなく。
マ燃料の確保の問題とか、重量・地形の問題とか、
もろもろ考え合わせると一番優れているのが犬ぞりってことなんでしょうけど。


  ▼父の威厳と、文明と、時間と距離

あと、彼らの暮らしぶりを見ていて一番痛切に感じたのが……

 「ああ、日本という国の社会形態では、親父に代表される目上の人間が、
  本当に心底の尊敬を受けるということは、きっともう難しいんだな」

ということでした。

結局、仕事にせよ、生活にせよ、価値観が多様化し過ぎていて、
且つ宗教のような実益的でない価値基準も存在しないということが原因で。

彼らイヌイットの暮らしでは、
衣食住を確保するための力と知恵が備わっていれば尊敬を受けることが出来て、
かつ、その手段や生活の範囲というのがかなり限定的なのですよね。

食べ物を取るために必要な知識……
魚や動物の集まる場所や習性を熟知している、
その捕り方を知っている、
食糧や素材としての捌き方、保存の仕方、調理の仕方を知っている。
そしてそれらを実践出来る。
それはまた気候のことであったり、犬の飼い慣らし方であったり、操船の技術であったりと、
多岐にはわたるのだけれども、それでもキホン「それしかない」「一種類しかない」わけです。

日本だとそれが、親はフツーの会社員かもしれないし、
学校の先生かもしれないし、それこそ漁師かもしれない、農家かもしれない。
そして子供がそれになるとは限らない。
子供にとって、その技術や知識が、生きていくために真に価値のある物となるかどうかは
先々と誰にも分からないわけで、
そのワケの分からない知識や技術に対して、やはり真なる尊敬が集まるとは限らない。

たとえ同じ道をあゆむにしても、技術の進歩、環境の変化が早すぎて、
子供が成人する頃にはその経験は価値のない物になっている可能性だって大きい。
根源的に変わらないものだってあるけれども、
それはやはり、ある程度年をとらないと分からないものであることが多い気がします。
「だから敬意を払わなくてもいい」とは決して思いませんけれども、
そうされなくても、難しくても仕方ないな、という覚悟はしておいた方が良いな、
というのが、オイサンの感触です。
……うん。
それが、この番組を見ていて、一番強く感じたことでした。

息子さんがお父さんのやり方を見て、
「親父すげー」「親父かっけー」
と思うその感覚の強さは、幼かった自分を振り返ってもちょっとない物だった。
父親が糧を得る姿を、「真似たい・自分もああなりたい」という憧れを感じたことって、
なかったなーと思ったのでした。

  うちの親父殿が読んだらへこむかな。
  でも仕方がない。
  そもそも、親父殿がどんな仕事をしてるのかもよく分からなかったりしますもの。
  フツーの会社のサラリーマンなんかだと特に。

  なんか他にね。
  共有出来る価値観があればまた、違うのでしょうけど。
  共通の趣味とか。

彼らイヌイットの身辺でも変化の波は押し寄せており、
温暖化の影響で氷のある時期がどんどん短くなっていて猟の仕方が変わってきているとか、
あるみたいですけどね。
それにも、氷の上からの猟・漁ばかりでなく、船を使った漁を始めていたりして、
ああたくましいな、すげえなと感心したりもしましたけど。
町に出て違う職に就くという選択肢もあるようなのですが
(事実、お父さん一時期町で大工をしていたのを脱サラ(?)して、
 猟師になったということでした。奥さんはそのときに町で知り合ったのだそうで)、
それも恐らくは「日本の田舎で育って東京に出てくる」ことよりは、
より稀で、より敷居の高いことなのではないかという印象を受けました。


 ▼その他雑感

あとはやっぱり、根源的に命を奪う仕事なんだな、と実感したり。
息子さんが初めて捕まえた野鳥を、誇らしげに絞める場面とか。
捕まえてすぐに「心臓を押しつぶして殺す」んですね。
ちょっとすごかった。
そしてそれをやって嬉々として「さあどんどんいくぞ!」みたいなテンションで、
ああやっぱそうなんだなー、としみじみ思ったり。
誕生日のプレゼントが新品の鏃だったり。

ああ、そうそう。
お父さんの射的技術がすごいなあと思いました。
だってさ、バカでかいトナカイとかアザラシを撃ち殺すんだけど、
まず一発で動きを止めちゃうのよ。
それってつまり、とりあえず急所に当ててるってことでしょう。
いやー、ゲームでなら出来る気もするけど、ああはいかんだろうなあ。
やっぱプロってことなんだろうなあと感心した次第です。

マそんな感じで、勘違いから録画した番組でしたけど、
実に興味深く見せてもらいました。
たまにはこういうのもいいね。



……ていうね。



マジメな番組も見てんだぞ、っていうアピールでした。



何のために?



オイサンでした。



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2011年8月30日 (火)

■カゼひきWeAkend -更新第705回-

『ゼロの使い魔』と『灼眼のシャナ』と『緋弾のアリア』を
同じ期に三本立てでやって、
「ああ……実はコレって、どれか一本で十分だったんだなあ……」と、
誰かヤツらに気付かせてやってくれよ。

オイサン@それとも、ヤツらはそれで幸せすぎて死んだりするんだろうか。


いやー……不景気ですね。
円高でもうまいっちゃってまいっちゃって。 ← よく分かっていない
そりゃAKBだって売れますわ。
ボルトさんもフライングぐらいなさいますよ。
じっとしてられませんって。 ← 全く分かっていない



……良くないなあ。



ワリとこう……日記でも何でもいいから、出来るだけ毎日? なんか書こうと思ってたんですけど。
それなりに気にしてしまいますね。
出来栄えや内容を。

そして、オイサンが曲がりなりにもひと様向けに面白いことを書こうと気張ると、
所詮はアニメかマンガかゲームか、
そんな実のある様な無い様な無い様な無い様な話にしかなりませんで、
掘り返さんでもエエようなことをイチイチ小難しくして書いてしまって
若干へこんでみたりも致しましてね。

エエ。

なのでまあ、フツーのオッサンの日常も綴っていきますよ?
何の飾りもつけずに。
多感なおっさんの細やかな心の動きを読み取って、ともに涙したり、笑ったりして下さい。
……出来るモンならな。
ザマミロってんだコノヤロウ。

あと番組の最後に素敵なお知らせがあります、お楽しみに!



■土日の話



土曜日。

なんだか金曜の朝からチョイのどの具合が悪いな、体の熱が厚ぼったいな、
と思っておったらアレヨアレヨと悪化して、
夜、家に帰りつく頃には見事にヘロヘロになっておりました。

結局土曜の朝になっても改善される兆しも無く、
普段なら前日11時くらいには寝て
4時5時くらいには起き出して走ったり止まったりするところですが、
マ朝のうちは雨も降っておりましたんで、
取り敢えずこの日は大人しく寝ておることにいたしました。

ホントだったら、お台場の日本科学未来館で公開されている
「アナグラのうた」を体験しに行こうと、思ってたんです。
思ってたんですけどね。

 ▼はかせは帰ってこない

『アナグラのうた』というのは、
飯田和敏さんというその道では有名なゲームクリエイターさんが
お台場の日本科学未来館でプロデュースしている展示です。
詳しくはこの辺の紹介記事をご参照下さい。
  
  ▼アナグラのうた~消えた博士と残された装置~
  http://www.miraikan.jp/anagura/

  ▼奇才・飯田和敏の次回作は「アナグラのうた」。
  http://gadget.itmedia.co.jp/gg/articles/1106/28/news032.html
  [ ITメディア ]

  この方は一風変わった、ちょっとアートなゲームをお作りになられる方でして、
  PSで『アクアノートの休日』『太陽のしっぽ』、
  GCで『巨人のドシン』などをリリースしておられます。

   ▼太陽のしっぽ
    

  PS以降、ゲームの表現力が上がってからメキメキと台頭してこられた、
  かの風雲児・飯野賢治さんに並ぶ新世代ゲームの旗手と呼んで良い方だと思います
  (カタワレの飯野さんは随分ゲーム業界からはソエンになってますけど)。

うん。
この展示はフツーに魅力的で面白そうなので、
ちょっと実際見てみたいなと思ってます。
ただ、場所がちょっと遠い上にお台場なんつうアウェイスポットなので
メンドクサイなとは思ってます。

  ……。
  あのー、アレですよ?
  最後まで読んでも、別にオチのある話じゃありませんからね本当に。
  「オッサンが風邪ひいて寝てた」っていう日記なんで、
  そのつもりでお読み下さいよ本当に。
  書いてて自分でも、
  ちょっとこの先盛り上がりのようなものを期待させる調子になってきたので
  不安になっちゃった。

デ起きたのが……何時頃だっけ。
Twitterのlog見れば分かるんだけど。
6時半くらいに起きて二度寝して、次に目を覚ましたのが9時過ぎくらいだったような。

マ病人ですんで何をするでもなく午前中を過ごし、
それでも食べるものだけはちゃんと食べようとお昼にはいつもの割烹へ向かったものの、
如何せん、今日は休みなんだった。
先週、板長から聞いてたのにすっかり忘れてました。

それなら普段はあまり食べないようなものでも食べるかと、
行きつけではあるけれども普段はコーヒーばかりで
あまり軽食は食べたことの無いコーヒー屋さんでランチプレートを戴きました。

R0043351x

ウム、おいしいです。
オマケに前からちょっと気になっていたグレープフルーツのタルトまでつけちゃってもう。
それが病人の食事か!!
ビ、ビタミンCは大事なんだぞう!!

R0043368x

風邪とはいっても、のどが痛くて熱っぽいだけで
鼻をやられていないのは幸いでした。
鼻をやられると何の味もしませんからね。
助かった。
そしてこのオイサンは、具合悪くしてもそうそう食欲が落ちない。
大事なことです。

  ……しかしタルトはグレープフルーツが乗ってるだけで
  ワリと普通でした。
  残念。

で、ゴハンを食べて、多少気分がよくなったような気もしたので、
隣町までブラブラと散歩がてら、
……あ、そうそう。
午前中には録り貯めてあった『異国迷路のクロワーゼ』と『神様ドォルズ』、
『うさぎドロップ』を見たんだった。

  『うさぎドロップ』は、
  何やら『アイマス』と『まよチキ』がアホみたいに放送時間がかぶってたようで、
  ラスト10分くらいしか録れてなかった。残念。
  『アイマス』はともかく、『まよチキ』なんか予約をオフにしておけば良かった。
  オイサン的な優先順位は
   『アイマス』 > 『うさぎドロップ』 >>>>>>>>>> 『まよチキ』
  ですからね。
  それでも『うさぎドロップ』、すごくいい話で。
  『異国迷路のクロワーゼ』も、よくある話かな? と思って見てましたが、
  やはり一段階、上回ってこられました。スゴイ。

それで『異国迷路のクロワーゼ』のサントラが出てることをCMで知ったので、
隣町まで買いに行ったのでした、そうでした。
それもフツーに買えまして。
道すがら、チョイ空模様がまた怪しくなってきて、
サラッと降られたりもしましたがさほどの障りもなく。
ついでに晩ゴハンになりそうなものと、栄養ドリンクなんか買って帰りましたとさ。

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あとはもう、CD聴いて、寝て過ごして
……じゃねえや、『ひだまりスケッチ』の6巻を買ったんだ。
忘れんなよ。

本当はアマゾンで注文してたんですけど駅前の本屋で見つけてしまって、
そのときはしゃーねえと諦めて一旦うちに戻ったものの
まだアマゾンさんのステータスが「出荷準備中」中だったんでキャンセルして
買いに行ったんでした。
いえーい。 ← いえーいじゃねえよ

  ……ついでにこの時、アマゾンさんには『アマガミサマ』も一緒に注文してたんですが、
  すっかり忘れて既に購入済でした。
  『ひだまり』と同時配送の設定にしていたのでこのとき一緒にキャンセルすることが出来た。
  助かったぜ……。
  まあ、まだ読んでないんですけどね。 ← どないや
  ついでに、『アマガミサマ』と一緒に出た、塚原先輩のアンソロ集は、
  あまり興味が沸かなかったのでスルーしました。

   
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  ああそうそう、その『アマガミサマ』を買うとき、うっかり本屋の店員さんに
  「すみません『オトウフサマ』あります?」と尋ねてしまい、
  しばらく店員さんと二人で「???」ってなってたのはヒミツです。

デ『ひだまり』を買って帰って、ガッツリ一気に読んで。


 ▼『ひだまりスケッチ』6巻

今回は異様に面白かったですね。
正直ビックリした。
お話がすごくバラエティに富んでいる。
基本はいつもどおり、笑える話と心温まる話が中心なのですが、
それ以外にも色んな感情を刺激する話が満載で。
   
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 しんみりする話、
 心にズキンと来る話、
 やる気の出る話、
 えっちくさい話、
 ちょっと哀しい話。

過去最高に、バラエティに富んだ巻だったのではないかと思います。
うん、一冊でこのボリュームは、ちょっとすごかった。
いやー……。
ウメテンテーはマルチタレントだと思っていましたけど、
やっぱり「プロの」マンガ家、「ストーリーテラー」だったんだなあ、と
しみじみ感じ入った次第。
ここ最近読んだ、どのマンガよりも面白かったと思います。
予測がつかないというか、
どういう感情をツツいてくるのか、
そのつんつん攻撃がどんな方向から飛んでくるのか、
全然わからず、
その上でまとまりかた・落としどころに無理がなく自然で。
多分、ムリに面白くしよう・面白がらせようとはしてないのでしょうね。

  今更ながらに気がついたんですけど、
  そして非常に僭越な感想になってしまいますけど、
  ここまでデキの良いマンガだとは思っていませんでした。

なんかすごーい。
読んでる最中はひたすら泣いたり笑ったりしてましたが、
読み終えて、改めてクチを開いて感心してしまいました。
1巻の頃の、いわゆるほのぼの系・あるある系・ちょっとあざとい系カワイイ4コマとは
正直全然違うものに変化しつつある、と思います。

……などと、熱に浮かされたアタマで『ひだまり』を読み、
そのあとは寝たり覚めたり、
起きた合間に『Project SYLPHEED』をやったりして。


 ▼『Project SYLPHEED』のその後

慣れてくるとこのゲームも、
だいぶ戦艦のパーツ狙い撃ちみたいなことも出来るようになってきました。
途中で開発できる対艦兵器がやたら強くて、駆逐艦程度なら数発でまっぷたつに出来てしまって
連邦の白いのはバケモノです。
まオイサンのやってるのは所詮EASYモードなんで、
難易度上げるとまた綾が変わってくるのでしょうが。

しかし『銀英伝』を見る傍らでこんな宇宙戦争モノゲームをやってると色々感じてしまうもので、
『Project SYLPHEED』の主人公たちは戦闘機乗りで、
出撃のたびに勇ましく出て行き
「なんでこんなところに敵がいるのよ!」
「仕方ないだろう、早く片付けて帰艦するぞ!」
みたいなことを言いますが、
ああ、この人ら人殺ししてる感覚なんて薄らいでしまってるんだろうなあ、
それが仕事という日常になってしまうんだなあ、
戦争って怖えなあ、などと考えてしまうのでした。

そのクセ、敵キャラに幼馴染みたいなんが出てきた途端
「お前とは戦いたくないんだ!!」とか叫び出しますしね。
ちょっとお前さんその薄っぺらさはどうよ、と。

  え?
  「カタナ・ファラウェイ」なんていう名前をつけたシナリオ屋に聞いてくれって?
  ごもっともでございます。

まあ人間そんなモンなんだろうけど。
ある意味リアル……なのかな。

そっから先、何をしたかはあまり憶えておりません。
うつらうつらとしてしまって、
ダメだもうちゃんと寝ようと思ったのが11時頃だったでしょうか。



■日曜



日曜は万全ではないもののいくらか体調も戻り、
『アナグラのうた』に行こうかとも思いましたが、
どうも8月中は「開館と同時にその日全日分の整理券を配る」だなんていう状況のようなので、
ほとぼりが冷めるまでしばらく様子を見ることにしました。
夕べの早寝と普段の習慣の賜物で、4時過ぎに起きる。

  すげえな俺は。完全にご老体じゃないですか。

そして起き抜けに、ちょっとした荒療治のつもりで
軽くストレッチ程度にカラダを動かしつつ、
高校生が小学生相手に色々本気になるアニメ』と
伊藤静がゲロとか股ぐらとか言うアニメ』を流す。


 ▼『ロウきゅーぶ!』と『ダンタリアン』

『ロウきゅーぶ!』は、
ベタだけど丁寧で、王道……だけど所詮ベタ、というのがオイサンの評価で、
80点より上へは、このままだとどうあがいてもいけない作品。

  何でもかんでも点数つけるのはエラソウで良くないとは思ってるのですが。
  オイサン心の目安だと思ってください。

「まったく小学生は最高だぜ!」とかいう、
刺激的な文句で人気を博していて、その辺確かに面白い・上手いんだけど。
お話のほうでも、少し意外性が出てくればなあ、と思います。
でもまあ、お手本になるような丁寧さなので、
こういうストーリーに初めて触れるお若い方々にはいいんじゃないかなーと思います。

『ダンタリアン』の方は……
ぼちぼちダリアンのかわいいのにも慣れてきてしまったのでそろそろいいかなー、
とか思い始めている。
もともとお話には興味そんなにないですしね。
へっへっへ、お嬢ちゃん、悪いがあんたァ用済みだよ。←鬼

ちなみに伊藤静さんは『ロウきゅーぶ』の方にもこなた役で出ています。


ちょいと長めの朝の散歩(いつもならジョギング)と、
いつもの日曜と変わらない『シュタゲ』を見ながらの朝ゴハン。
うーむ。
『シュタゲ』もあと3、4回もやればおしまいか。
それを言ったら『日常』もだけど。
なんかどっちも、黙ってたら延々続きそうだ。
2クール作品って……長く感じるなあ。
昔は1クール作品なんて珍しかったと思うんだけどなー。

個人的には『シュタゲ』は、練りこまれていて、よく出来ていて、
それ故にこぢんまりとしていてソツがなさすぎて、
面白みに欠けるという典型的な秀才型の作品だなあと思います。
「何が起こるかわからない」ことがわかっているのは、
「何が起きても見る側は驚かなくてもいい」ことの裏返しでもあるので、
メシ食いながら安心して見てしまうわけです。

  オイサンネタバレを見たあとで見てますけど大筋以外はざっくりで、
  FBがあの人だとか、モエカがあっち側の人だとかは全然知りませんでしたからね。

でも作りはすごく丁寧で構成に工夫があるので、
ワリと苦手なミステリー系のお話でも最後まで見ることが出来そう。
存分に楽しませてもらったと思います。
伊達じゃない。

昼までは、昨日ランチを食べたのとはまた別のコーヒー屋にこもって書き物を試みるも進まず。
アーメン(祈った)。
本を読んだり。
ついでにそこでお昼まで食べてしまう。
オムライス。
今日はデザートは食べません。
ただでも、普段よりカラダ動かせない状態なんだから。

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 ▼美山名水の飲み物

ちょっと遠回りに歩いて業務スーパーに立ち寄り……あった!
以前もちょっと書いた、美山名水というメーカーの缶コーヒー。
業務スーパーなんかに大量に売られていることが多い、と聞きつけて寄ってみたら本当にあった。
カフェオレとお茶もあったので、それぞれ2本ずつ買ってみた、
ん、ですが、缶飲料6本(180mlのコーヒーx2・カフェオレx2・お茶x2)買って、
190円……だと……。
業務スーパーすげえ……。

  
R0043417
上に乗ってるのはBOSSのおまけです

お味は……うーん。
ちょっと濃い目かなあ。
コーヒー牛乳に近い感じだった。
そんなに好きでもないかも。
もう一本、改めて飲んでみてもう一度考える。


 ▼2割引のヨロコビ

些事のついでもあって、百貨店・駅ビルに寄りますがこの辺は普段の買い物です。
駅ビルの靴屋から、誕生月の人向けに2割引クーポンをもらってたんですが。
どうにも欲しい靴がないので結局使わずに終わりそう。
ムリに使うのもアレだしなあ。

2割引ってのが難しいセンですね。
2000円・3000円のを400円600円引きで買ってもあまり嬉かないし、
かといって10000円のを8000円で買うのも、
モトがモトなので(クツなどにあまりお金をかけないオイサンには)おトク感は薄い。

個人的には6000円台前半~8000円くらいのものを
5000円チョイ~6000円チョイくらいで買うのが一番嬉しいカンジなんですが。
皆さんいかがでしょうね。
まモノによるんですけど。

そんな辛気臭い計算をしながら家路につき、写真の整理をしつつ『アイマス』を見たりする。
大安定のドタバタ劇。第8話、あずささんと真くん大活躍。
面白えなあ。
手ぇ叩いて笑ってしまいました。

そこからまた少し眠ったらもう宵の口で、あとはちょっと体動かしてご飯食べて、
寝る前にちらっと『ドリクラ』なんぞやって、
といった感じでしたかな。

一応世界陸上も見たりしたんですが、
肝心のボルトさんが空を飛ぶシーンは見ていないというていたらく。
十種競技が超スルーで終わったのが残念でした。
ホントこの国は、自分トコの選手が活躍しない競技は興味ないんだな。
マお金にならないから仕方ないんだろうけども。
日本人て、まだ8000点出すのがやっとなんだなあ。


ふむ。


日曜の方がワリとイロイロやった気がしてましたが、
土曜の方がイロイロあったみたいだなあ。
こうして書き出してみて分かることもあるということか。

ああ、あと土曜日に、『クロワーゼ』のサントラと一緒に買った
『うさぎドロップ』のエンディングテーマ……
の、カップリングがすごく好きな感じだった。


▼カサリンチュ やめられない とまれない




……サテ、ここでラストクエスチョン。



この病人は、この二日間で、
一体何本のアニメを見たでしょう!?




いやー。
自分で書いててビックリしたな。こんなに見てたのか。
なんかしながらだったり、たまに倍速だったりっていうのはあるにせよ、
ちょっと見過ぎだろうコレは。
え、どうなんだい36歳。
ほかの事に時間使えよ。
多分ねえ、さすがにコレ読んでる方も呆れてるのではないでしょうか。
親が結婚しろっていうのも、わかる気がしてきてしまった。



「アニメ見てるヒマがあったら結婚しろ!!」



……と言わせたら、あるイミ勝ちの様な気が、しないでもないけど。

あ、クイズの答えはコメント欄にコメントで書いて下さい。
正解された方には、



『ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編』
完全生産限定版(Blu-ray版)





……をプレゼントします。
新品未開封。
いや、間違ってダブって買っちゃったやつだけど、それでも良ければ。

正解者が複数の場合は……なんか考えます。
抽選にするか、全員にあげるか、殺し合いをしてもらうか。
副賞を用意するか。

……しかしまあ、冒頭で「なんもない休日」と書きましたけど。
人の一日って、なんもないようで、こう細部まで書き出すとなんかしらあるもんですね。
人はこれを「なんもない」と呼ぶのかも知れないですけど。



オイサンでした。



いやー、しかし真剣に時間の使い方考えよ。
ひどいわ。




 

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2011年8月20日 (土)

■当世電影気質~テレビにまつわる二つの話・其の二 -更新第701回-

何か知らんがここんとこ、ずーっと背中が痛い。
肩甲骨が突っ張って、腕がしびれるんですよねー。冷房のせいかしら。
しびびんしびびんしびびんびん。

▼しびびーんラプソディー




オイサンです。


Webブラウザを、IEからGoogle Chromeに替えました。
理由は……なんか、IEが重たいから。
タブブラウザがイヤでIE7 → 8をずっとしぶっていたんですが、
妙に重たくなってきたのでチョイ変えようかなと。

しかしどうせタブブラウザ(Chromeはタブ)にするんだったら、別に素直にIE8にしても良かったか。
マでもChromeはタブだけじゃなくて別ウインドウで開けることも出来るからいいんだけど。
IE8が別窓Openが出来るかどうかは試してないからワカラナイ。

マChromeもさくさく動いて随分快適になったのでいいんですけど。
特にコダワリはない。
最近、家でそんなにWebも見ないからいいんですけどねえ。
お決まったトコしか見に行かないもの。



■テレビの話の続き



サテ本題。
こないだの、最近(ヨノナカで)盛り上がったTVにまつわる二つの話、
その二つ目です。

  一回開いちゃいましたね。
  すみません。

なでしこJAPANさんがサッカーの女子W杯で優勝をした、
その際の周囲の盛り上がりについてのお話。
みつまJAPANもいい加減なんかで優勝すればいいのにね。



■なでしこJAPAN



なんかサッカーの大会が盛り上がってるな、と思ったらそれが女子のW杯で、
オイサンが気付いたときにはもう準決勝くらいで、
次に気が付いたら優勝してました。
と、
オイサン的には相当興味の外側にあった話なんですけども。

デいざ優勝してみたら、
またなんか外野で、キモイのキモくないのと騒動が起こっておりました。
皆さん好きですな。
お暇ですな。

何がキモイのって、
「普段は見向きもしないくせに、
 こうしてイザ偉業を成し遂げたときにだけ群がってきて
 わが事のように大喜びする」
のが、
普段から応援されている一部の方々からするとキモイ(=気に食わない)のだそうで
(多分普段から応援している人だけじゃなくて、
全然外野で見てる人でもそうお思いの方はおられると思いますが)、
まあその辺、オイサンからしても、一部共感するところもあります。

  オイサンの場合は気に食わないとか「キモイ」とかいうことではなく、
  どちらかというと「フシギだ」という気持ちが強いです。

偉業を達成した彼ら/彼女らのそれまでの道程であったり、
なし得たその功績の大きさ重さが果たして実際どのくらいのものであるのか、
キチンとした重量を量ることナシにただニュースの見出しの字面だけを追って
「すげえー! やっぱ日本人すげえー!!」
と盛り上がれる、その……なんというか、テンションの高さがとてもフシギに思えます。
不安にならないのかな? と。

  「オレ今、ワケも分からず喜んでるけど、これホントにすごいことなのかな?
   騒いでるオレ、アホみたいに見えないだろうか?」

とか、思ったりしないんだろうか、という不思議さが。
ミーハーに喜べる方々を見ていて、
……これも毎度の決まり文句ですが、別段disるでもなく、純粋な疑問として……
こみ上げてまいります。
今回のサッカーを例にとるなら、

 ・勝ったとして、相手は強かったのか?
    → 決勝相手のアメリカって、男子サッカーは強い印象がない
 ・大会は、ちゃんとしたものなのか?
    → 女子W杯について、由緒・システム・参加国を把握してない

という……先ずは「褒め称えるに値することなのか?」
という疑問が先にたちました。

  実際のところは、その価値が十二分にある優勝だったみたいですけどね。

  オイサンがこの大会の存在や現在の展開を知ったのがTwitterでして、
  そのTL上でもサッカーに詳しい方々がこぞって喜んでおられたので、
  それだけでも、決していい加減ではない、意義のある優勝であることはわかりましたし、
  TLの盛り上がり方からそれなり以上の技術でもって勝ちをもぎ取った試合だったことも
  うかがい知ることは出来ました。
  その上でもやはり、上で書いたような不安・疑問というのは、
  オイサンの上にはあるわけです。

  ちなみに、アメリカは男子サッカーはそうでもなく、
  女子は世界でもずいぶんお強いんだそうです。
  難しいですね。

ミーハーに喜んだ方々は、
その辺理解して喜んでるのかなー、そうじゃないのかなー、
どっちにしても、そうして瞬発的に喜べるのってすげえよなー、
と、思っていました。

別に、ミーハーに喜ぶこと自体はいいと思いますよ。
「普段ゲームやんないけど『ドラクエ』と『FF』と『ウイイレ』だけは買うよ。
 アニメ見ないけど、ジブリと『エヴァ』だけは見に行くよ」
って人だって、全然良いと思いますもの。

オイサン自身はお祭りに参加するのは得意じゃありませんが、
お祭り騒ぎが上手な人というのは正直ちょっとあこがれるところがあります。
それをキモイとかは、あんまないなあ。
あ、でも、お祭り騒ぎそのものは、人が集まるのも、騒がしいのも好きじゃないので
遠くの方でやってて欲しいとは思いますけど(めんどくせえオッサンだな)。
あと、稀にお見かけする

 「なでしこJAPANスゲエ → 日本人がスゲエ → 同じ日本人の俺もスゲエ」

って直列回路をお持ちの御仁とか、
へこみ気味の日本をそういう論調で持ち上げようとする傾向の報道関係者は
ちょっと考えを改めたてはいかがか! とは思いますが。


 ▼無料祭りの参加費

デこの女子サッカーの優勝は、
そんな話とはまたちょっと別な盛り上がり方をしているらしい。
お金の話。
そう、みんな大好きオカネの話です。

  大事なことというわけでもないですが
  オイサンがお金が好きなので二回言いました。

ホレ、例のあの、すっごく怖いカオの妖怪仕分けババアが
スポーツ振興の予算を仕分けしていた、という伏線がまた見事に奏功し、
「こんなに頑張ったなでしこJAPANだが、実はすっごい貧窮した状況からの優勝だった。
 そして優勝したのに報酬は少ないまんまだ」
ということがクローズアップされておりまして。

これまた機に乗じて、鬼の首を取ったみたいに
「ホレ見たことか! 二位じゃダメで、優勝しないとダメなんですよ!」
と仕分けババアに追い討ちをかける御仁もいたようで。
イザ妖怪側が「私も勇気をもらった」などとコメントすれば
(これも黙っとったらエエのにと思いますけど)
「お前には言われたくねえ!」と、当事者でもない方が反応してたりで。

  キモイと言ったら、オイサンにはこういう手合いの方がよっぽどキモイですがね。
  マそれはいいや。

要するに、なでしこJAPANさんの運営母体はフトコロ的に相当貧弱らしいです。
選手・スタッフの皆さんへの報酬も、なかなかスパイシーらしく。
そのことが美談になったり、
ババア(略したらただのババアになっちゃったマいっか)への追い討ち材料になったりと
カオスの様相を呈しておるのですが、
オイサンがちょっと首をひねりたかったのが、
上での「ミーハーキモイ論」と関連付けられたお金の話でした。

論旨を要約すると、

「確かになでしこJAPANの運営は貧弱で、お金がない。
 そんな環境で優勝したことを美談にするのもいいだろう。
 けど、ミーハー野郎どもはその美談に酔いしれたあとで、
 そのお金がないのをどうしてあげればいいだろう? ということを考えたときに、
 『政府がもっと助成を』とか『関連企業がもっと出資を』とか、しか言わない。
 そうじゃなくて、見る側がもっとお金を出さないといけない。
 お前らミーハーどもがもっと普段から、試合を応援に行ったりグッズを買ったりして、
 お金を落とさないといけないんだよ、
 そういうことが運営のお金になるんだよ、
 ミーハーなお前ら、優勝したの見て喜ぶんなら、普段からもっとカネ落とせ!」

ということでした。
……ウム、まあ至極まっとうなことを言ってるようですけども。
でも、ミーハー野郎どもは多分、その感動を得るためにお金がかかるとなると

 「え? お金要ンの? ……じゃあいいや」

って言うと……思いますよ?
TVで応援してもらえるだけ、ありがたく思わないといけませんよ。
……とも、全然思わないんですけどね。

テレビでやってるタダで参加出来るお祭りだったから盛り上がってみただけで、
もしそれにお金がかかるのであれば、
やっぱりテレビでタダでやってる、他のお祭りに流れていっちゃうだけだと思いますけどね。
お金払ってまで見るモンではない……と、思っていると。
思いますけどね。

  なんていうか、それはきっと、日本人にとってテレビのコンテンツってのは
  「そーゆーもの」なんですよ。
  タダで、気楽に、みんなで、パッと盛り上がれるもの。

ちょっと前までは「日本人は情報をタダだと思っている」
というような言われようを度々目にしていて、
最近はさすがにそこまで酷くはないんじゃないかな、とオイサンは感じていましたが、
それでもテレビというヤツはちょっと別格で、
やはりそこに流れているものは、そこに流れている限りのものはタダだ、
と考えているフシがあると思います(実際地上波民放の番組はタダですし)。
根強い。

  TVでなくても、マジコンやらの違法コピー品を
  まだまだ平気で使ってる人もたくさんおられるようですし。
  やっぱまだまだ、「形のないものに金は払えん」と思ってる人は多いようで。

テレビの内容以上のコンテンツを欲する人は、例え有料でも自然とそこへいくでしょうし、
もう行っているでしょう。

女子サッカーに関しても、今回の活躍で、そりゃ多少お客は増えるでしょうけども、
「お金を取る」というフィールドでのパイは、今の値が上限なのじゃないでしょうか。
それだけの、「コンテンツ的価値」なのだと思います。
その功績や名誉、技術的な価値は、きっともっと高い、
称えられるべき価値を持っているのでしょうけど。

テレビがタダ、という意識はもう……テレビ事業・番組事業を
広告料のマジックの上でずっとやってきた、そのツケでしょうねえ。
誰がお金出してるのかわからない、タダの上で生きる癖がついてしまってますから。
それはミーハーさんたちのせいじゃない、
最初に仕組みを考えた人たちのせいだよ。

だからその
「すごいと思うなら普段から金払え」っていうご意見は、
至極ごもっともでありながら、すっかり的外れだと思います。
テレビで見て泣いてる若者たちは、阪神ファンじゃないんだから。
そこにおカネの意識付けをしたいなら、
まずは「地上波で流さない」ことが第一かと思います。

  でも、それをやらないスポーツは、
  どこまでいってもマイナースポーツなんですよねー。
  困ったことに。

そんなことで……タダで騒ぐだけ騒いであとは知らんぷり、でいいのか! と言われたら、
それはよう存じません。サッカーに関するそれは、オイサンには他人事です。

しかし、ミーハーであることに問題点があるとすればそのコスト意識にこそあって、
「すべてを一過性の祭りとして消費してしまう」
ことかと思います。
自分もそこに出資・投資(厳密にはこれは「投資」ではないですけど)をして、
自分に何らかの益をもたらすものを、
間接的にでも長期的に育てていこうとする視点がないこと。
そしてテレビの無料のシステムが、国レベルでその意識の隠匿を助長していること。

オイサンという人間の中心に位置するカルチャーは
アニメにゲームに漫画という、実に分かりやすいものでして、
その文化的なレベルの高さは、どうやら世界的にも認められているらしい
(最近ゲームは怪しいですけど)。
そのテのものが、海外でも絶賛されていると聞けば、
どれほどのもんかねえ、と冷淡に横目で見ながらも、やっぱりココロは多少踊ります。
だから、というわけでもないですが、そういうことも含めて、
オイサンは、面白いものをこさえる人たち、少なくとも自分がそう認める人たちに、
自分に出来る範囲で、出来るだけお金が届くように、還元されるように、
お金を使っていこうとは考えていますし、振舞ってもいます。
そこは意識している。
無条件に、ってワケには参りませんが。こちらも生活がありますのでね。
適正なセンを量りつつ。

  たまに冗談で、「何のために働くのか!」みたいな話になった時、
  「そんなもんアニメ見てゲーム買うためだよ!!」
  と言ったりもしますが、あながちそれもまるまるウソではなく。
  オイサンの様な独身貴族の趣味人は、そうした自分が愛し、自分を愛してくれるものの
  下支えのための費用を捻出している、という意識も、ジッサイあったりはします。

あとはもう個人の裁量で、「払った分が認めた分」であると……
思っていくしかないんじゃないですかね。

客観的にそれを量ろうとするなら、結局そこも経済の論理が働かざるを得ず、
この国が何を食って、何を誇りに生きていくのかということから考える必要がありましょう。
サッカーに投資をしてどれだけ国の経済と人の心が活気付くのか、
ということのコストとリターンをもって考るのでないと量れない。

  ただまあ、ゲーム産業にお金を投ずるよりは、
  サッカーに投じた方が、多分効果は高いんじゃないかな、とは思いますけどね。



あと、それにね。



試合後の会見で、記者が報酬が少ないという話に触れたとき、
カントクさんははっはっはっと笑って
「名誉が大事なので」的なことを言ったらしいじゃないのさ。

……色々吹っ飛ばして敢えて言わせてもらうけど、





じゃあ、もういいじゃん。
本人がそう言ってんだから。





イエね、分かりますよあたしにだって。
「そういう」場だから、日本人らしく振舞ったんでしょう。
高楊枝的なアレですよ。
立派だと思います。
でもそういう態度は選手がとればいいことで、
フロントは、本当に選手に報いてやりたいなら、頑張って、
どういう場でも利用して、報酬が増えるように、そういう場でこそ振舞ってやりなさいよ。
その精神こそは美しいけどさ。

そこは……なんか違うなあと、オイサンは感じたところでした。
本人が目立つところで「お金下さい」って言わないと、
外野がいくら汲んで叫んだって、やっぱダメだと思いますよ。



■Closing



マ、そんなことでねえ。

なでしこJAPANのことも、フジテレビの韓国コンテンツ偏重のこともひっくるめて、
いい加減、テレビと、広告と、お金の関係を、
今回の地デジ化のタイミングで一回全部まっさらに洗い直せばよかったのに。
無料のシステムも、テレビ番組のコンテンツの内容も全部見直して、
はけ口的な内容と、高尚な内容のバランスも、時代が求めている比率に考え直して。


……と、思いますよ。


マそれもね。
細かいことを抜きにしたらんぼうな話でしかなくて、
出演者を抱えてる芸能事務所との関係とか、その周りで食ってる人たちとか、
色々としがらみがあるんでしょうから一筋縄ではいかないんでしょうけどね。

あとどうでもいいけど、
「なでしこ」も「侍」も、
どっちも日本固有のモンなんだから、イチイチJAPANつけなくてもいいんじゃね?
そういう意味で、「エキゾチック」はそうではないので、ヒロミ郷は正しい。

と、思う……ココロはいつも玉虫色。
オイサンでした。



▼どびびーんセレナーデ

♪サハラ砂漠のラクダなど~水も飲まずに旅をする~、っとくらぁ




■オマケ・国民えーよ賞授与式の模様をお伝えします。



\エ-ヨー !/\エエヨ エエヨー !/\ゴッツ エーヨー!/
   Ω Ω        Ω Ω Ω Ω      Ω Ω Ω Ω



 

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2011年8月18日 (木)

■当世電影気質~テレビにまつわる二つの話・其の一 -更新第699回-

結局『ゆるゆり』も『ロウきゅーぶ!』も、
普通に喜んで見ているオイサンです。


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おなーす!(意味はない)


夏休みでした。

本当はあと3日残ってるんですが、チョイとこのあとお忙しくなりそうで
取ることができませんでした。
マまた後で、どっかでまとめて戴きたいと思っております。

あ、そうそう。
『ゆるゆり』が。
なんの個性も感じられなかった最初の頃と比べ、
だいぶ独自色を発揮し出してきましたね。
面白くなってきました。

  なるほど、確かに『ゆるゆり』だと。
  一部『がちゆり』でしたけど。

原作を読んでいれば、多分それも最初から期待できたのでしょうけども。
アッカリーンのぼんくらぶりも徹底していて救いがないのがすごい。
これだけ蚊帳の外にいる主人公も珍しいな。

あと、こないだ始めた『ソラトロボ』が早速退屈になってきた……。
親切すぎるというか、ガイドが充実すぎてお使い感がハンパない。
ワールドマップの存在しないRPGは、やっぱ厳しいな。
町とか、ダンジョンとかのスポットしか存在しないと、
自分が今ドコでなにやってるか、分からなくなっちゃうんだよねえ。



■テレビにまつわる二つの話



最近、テレビまわりが何かと騒がしいですね。
アナログ放送が終わって、何となく皆、テレビ方面に意識が向いているのかもしれません。
ことによく聞こえて参りますのが、
フジテレビが韓国よりになっていること、
それと、ちょっと前になりますがなでしこJAPANが優勝したときの周囲の騒ぎ方についての二つ。

マなでしこJAPANに関しては、
そのときに書いてたんですが載っけるタイミングを逸したのでまとめて載せてしまおうという、
まあ何というか、
例によってこすっからいアレですよ(例によってナニ言ってんだ)。

あ、今回、字ばっかりなのでそういうの苦手な人は心の目で読んで下さい。



■その1. はけぐちJAPAN~石焼ビビンバはおいしい。



先ずは、まだまだ鮮度のある方の話題から。

Webではなかなか大々的に報じているので、ご存知の方がほとんどだと思いますが。
フジテレビの流すコンテンツが韓国文化に随分偏り出していて、
その原因が、出資者比率に韓国企業の占めるところが大きくなってきたからだ、
とうお話です。

いやー……。
ねえ。
まあ、妙だとは思ってましたけど。韓国産コンテンツ。
そんなに盛り上がっているようには見えませんでしたのに、
テレビではやたら推している、流行ってますよ、かっこいいですよ、という……
温度差、って言うんですか?
自分がトシとって、流行っているのを感じられなくなっているだけなのかなあ、
なんてボンヤリ思ってましたけども。
いけませんね、ちゃんと何某かの指標を持って客観的に判断出来る様にしておかないと。
あぶないあぶない。
こういう↑風に感じることが出来たのか、
この問題での、オイサンの一番の収穫かもしれません。


この件を問題視する切り口としては、幾つかあると思うのですよ。


一番大きな問題として扱われているのは、
「放送事業は、
 限りある電波帯を占有することを免許を受けることで許されて成立する事業なので、
 それは利益のためだけに好き勝手して良いものではない」
ということ。

また本来は、放送事業への外国籍からの出資比率ってのは
制限されるものらしいですね。
ただそれが
「ある一定の期間内であれば、
その制限を越えて外国からの出資を受けることが容認される」
らしく、今回のことはその「ある一定の期間」内の、一時的な出来事のご様子。

その制限が設けられている理由は、
放送なんという社会的な影響力の強い事業に国外からのパワーやフィルタが加えられると、
何かと都合が悪かったり面倒だったりする事態が
(モチロン真面目に、国のアイデンティティとなる知的・文化的な屋台骨が揺らぐ様な事態も)
起こりかねないから、それを防ぐため、という意味合いがあるからなのですが。

オイサン的には、前者の
「(本来)みんなのものである(の筈の)電波を、許しを得て使ってるんだから、
 みんなの意思を汲んだ放送をなさいよ」
という、ある意味感情的なハナシはこの際ワリとどうでもよく、
後者の
「他国文化(というかこの際「商品」に近い気がしますが)を必要以上に賛美して、
 自国の文化・産業を圧迫しかねない」
という状況の方が、根っ子や土台への意識の薄いウチの国では深刻だよなあ、
と感じております。
そういう意味で、今回の事態は好ましい状態ではないと思う。

  マもちろん娯楽として、
  韓国ドラマとか音楽とかが今一つハダに合わん、
  見てても楽しめないしイイ気分がしない、という率直至極な意味もありますよ。
  やっぱね、クドいと思いますわ。
  あぶらっこい。
  押しが強い。押し付けがましい。
  それは、フジテレビのやり方ってのもあると思いますけどね。
  そしてそんなに見てませんけどね。

テレビでぶんぶん振られるオシリの、産地の比率が国産よりも外国産が増える、
で済んでいるうちはまだいいのでしょうが、これが……ねえ。
オシリで目を引きつけておいて、もっとこの国のど真ん中にあるもの
……それがナンなのか分かりませんけど……を狙ってこられたら、
あまり好もしい事態だとは、オイサンには思えません。

放送免許の期限と猶予がどうとか悠長なことを言っていないで、
アナログ放送の終了したこの機に、何かと再編をしてしまった方が良いのでは? と、
その辺はワリと深刻に思うオイサンでした。


 ▼中の人のご意見

そんでそういう背景のある中で、
「テレビの中の人たち」がどー考えてるかってことがまた、取り沙汰されておりまして。
中の人っていっても二種類くらいおられるんですよね。
性向的な意味ではなく、職能的な意味で。

つまり「実際に放送をする人」と「放送する中身を作る人」ですわ。
「番組を流す人」と「作る人・出演する人」って言いましょうかね。

流す人のスタンスは……まあ、流れてるものが実際ああなんで、
そういうことでしょう。
「相手はカネ持っとんねや、かなうわけあれへん」
という。
マある意味、経営陣としては首根っこ押さえられてる状態ですから
しゃーないでしょう。
タダでも青息吐息なんですからねえ。テレビ。

「作る人」の声はあまり聞こえませんが、
こういうときにうっかりやかましいのが「出演する人」です。
と言っても具体的に浮上してきているのは、以下のご両名くらいなんですけど。
99円ショップの中の人と、
イギリスの首都で長靴を履く、力と技な感じの方々のカタワレ。

  ▼ナイナイ岡村が韓流批判に猛反論 「テレビは無料、見たくないなら見んなや」
  http://2ch-news-ww.ldblog.jp/archives/52734179.html
  [ 2ちゃんねるニュースww ]

  ▼ロンブー田村淳、フジテレビの韓流ブームの件でTwitterが炎上
  http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1674.html
  [ ニュース2ちゃんねる ]


「文句言うくらいイヤなら見なきゃいいじゃん」という論調で、
それに対しては当然の如く
「文句聞きたくないならWebもTwitterも、お前らが見なきゃいいじゃん」
と返されてるわけですが。
案の定ですね。
わかってやってるんでしょうけど。

この「嫌な放送なら見なけりゃいいだろう」という発言、
オイサンこれは的外れだなーと思っておりまして、
「テレビってのはイヤなもの見て文句を言うトコロまでが楽しみ」
になっている方々が、ヨノナカにはワリとたくさんおられる、
ということを見落としてるなあと思います。

  あなた方の芸が、
  あなた方が面白がってもらおうと頑張っている方向に受け止められていると思ったら
  そんなもんドえらい間違いだと思いますよ。
  ある程度はそれを前提にやった方がいいと思います。
  笑わせることと笑われること、両面で。

そういう方々にとっては、イヤな番組は
「『見たくない』わけではなくて、文句を言うために『見たい』」
わけです。
だから「見るのがイヤなら」という論法は通じない。
「よぉーっし今日も低俗な番組見てモノ申すぞー!」
っていう。
優越感ていうんですかね。
そういう文化(って呼ぶのはハズカシイですけど)の国ですし、
それで国民感情が保たれてきてるトコも結構あるんじゃないかなあと思うオイサンです。

  あの、アレですよ。
  それが有意義なことなのか、というのはまた別のハナシですよ。
  そりゃオイサンだってそんなの時間の無駄だと思いますし、不毛だと思いますけど。
  そのへんはもうリクツじゃないでしょ。
  だってホレ、娯楽ですし。
  ジェットコースターに乗るのも、ホラー映画を見るのも、
  見様・乗り様にはよりますが、大して変わらんと思います。
  なんでお金払ってコワイ思いすんの? っていう。


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オイサンとしては、
「『娯楽としてのはけ口』としてのテレビ」の機能というのは、
案外バカに出来ないと思っています。
教育的な番組はないとダメだし、良質のドキュメンタリーはあって欲しい。
そういう役割と同時に、庶民のはけ口が、
ぽっかりと自分ちの真ん中に口を空いていることは「悪くない」と思ってます。
ただその、はけ口行為を目にするのは、やっぱり好きじゃないんですけどね。
イラッとすることもありますよ普通に。

  同時に、そういう感情・行為を
  「下劣だ」「下等だ」「ムダだ」「不毛だ」
  と忌避する人たちの、高潔な精神もまた、大事だと思ってます。
  そんなのみんな、両方あんじゃん? ねえ。
  そのどっちでもないカンジを……ワリと面白く体現しているのが
  テレビって存在だったんじゃないかなあ、なんて……思いますよ。
  アホっぽさの割合が高い・これまで高かったのは「そういう時代だった」からで、
  逆転していったって全然良いでしょうし。

そういう「ちゃんとしたもの」と「アホなもの」が一つの箱に入って流れてくるので
「ちゃんとしたもの」が好きな人には許せないという感情もまたわかります。
「公共の電波で下種な!」って怒る人がいますが、
ソレを喜んでる人がいる時点でそれは「公共」として機能している、
「アホっぽ機能」は、機能として無いと困る、んじゃないだろうか。
水清くしてナントヤラ、ってハナシと同じで。
はけ口が全部犯罪になる社会(それも極端だけど)は……メンドクサイと思いますよ。

  ……あのー……。
  ねえ。
  Webがあるおかげで、高潔系の方々の声って、大きくなったと思うんですよね。
  昔に比べて。
  リテラシーの高い人っていうんですかね。
  オイサン含めて、「アホっぽい機能」に依っていた人の比率が高くて、
  そうでない人々の声は、もっとこう……あまり自分たちに関係のなさそうな、
  雲の上の高ーいところを行き来していて、
  「アホっぽいのはアホっぽいので置いといて、
   エライ人の声はエライ人の声で、ああ確かにそうですね」
  と聞けていた気がするんですが、
  最近はそのエライ人の声も、アホっぽいものと混ざって自分たちと同じ高さで飛んでくるので、
  二つのこと・別のこととして分けて受け止めることが出来なくなってきた。
  そんな感触を受けています。

  デこの国はタテマエの国ですんで、
  高潔なことに対して、ゲヒンを支援する立場から反論するのって、難しいでしょ。
  「論理的に」「効率的に」が「タテマエ上の絶対正義」だから、
  通じないワケっすよ。
  ゲヒンサイドには引け目も後ろめたさもありますしね。
  理由なしに「いや、別にいいじゃん」というのが通り辛くなってきている。
  植木等が正義だった時代から、カツマなんとかが正義の時代になってきたわけで、
  ……マそのくらい、お国のステータスがシビアになっている
  ってのもあるんでしょうけど。

  そういうリテラシーの高い、
  高潔な世界のはじまりの真ん中に「2ちゃんねる」がいた、ってのがまた、
  どうにも素晴らしいな、と感動を禁じえなかったりしますけどね。
  ひろゆきさん、すごいと思います。
  あの思想の中心にあるのが、「私」なのか「無私」なのかわかんないんだけど。
  どっちでもすごいと思う。

ただその、あまりに手軽で優秀なはけ口機能のおかげで、
国民の皆様におかれましてはバッチリ骨抜きにされてしまっているところがある。
鬱憤溜めて爆発させることがすっかりなくなってしまっていることは
由々しき問題でもある、とは、また思いますけども。
「オイサンが言うな」?
ああ、ご尤もですね。

  マなんつうか、
  「両方あっていいけど、見る方お前らしっかりせえよ」
  ってことになるんスかね。オイサンの言い様ですと。

えーと、ハナシを戻しますか。
まとめると……どうなるんだろう( ← 考えナシ)。

 「フジテレビの韓国コンテンツ偏重問題は、
  テレビの「はけ口機能」としては格好の燃料ではあるけれども、
  現時点にあっては『番組』としてではなく
  『放送局のあり方』としての問題なので、
  それは自国の文化産業を脅かしかねないのでエキサイティング」

とまあ、こんなカンジになるかしら。
あと、

 「送り手側が『イヤなら見るな』で逃げようとするのは構わないけども、
  はけ口の機能としてはそれは通じない。
  かつ、その理屈で逃げられるのは
  番組の制作方針レベルまでであって、
  放送局の屋台骨が侵されている事態にあってはンなこと言うとる場合か」

というカンジですかね。
マよく分かんない堂々巡りの文句の言い合いは、
ハタで聴いてても特段愉快なもんではないので、
どっちもほどほどにすりゃあいいのになとは思いますけども。
法律に軽く引っかかってる時点で、テレビ局の方がしまいには折れるんでしょうけど。


……。


うーん。


やっぱね、今回の件は……不自然なんですよね。
日本のテレビ局のやり方っぽくない気が、ちょっとする。
「何かを流行らせよう」っていう意図の上の出来事だとしても、強引過ぎるように思うもの。
押し付けがましいというか、バレバレ過ぎると言うか。
キホンヘタレの……上でも書きましたけど……
「タテマエの国」のTV局のやり口とは到底思えない
なりふりの構わなさっぷりを感じてしまうんですよ。

これこそジジイの戯言かもしれませんけど、
以前はもう少し、エレガントじゃった様な気がするんじゃぜ?
やり口が。
巧妙で。
悪く言えば姑息で腰抜けで、もっとコッソリ、バレないようにやってた……んじゃない?
日本人の贔屓目かもしれないけどさ。
やり方がおおざっぱ過ぎる気がするよ。
日本人が敏感に感じ取って嫌がるところへ、それも無視して土足でぶっこんで来てる。
現場レベルで、あちらの強引なプロデューサーとかディレクターが送り込まれてきてて、
あーせえこーせえ言ってるんじゃないかなあという気がする。

  あ、これはもうすっかり偏見ですんで。
  オイサンは韓国に行ったこともなければ韓国人のお友達もおりませんし
  (……とか言って、オイサンが気が付いてないだけで
   何世とか、在日韓国人の方とかいたら気まずいな。
   どーなんだろ。いないと思うけど)、
  その国の方相手にオシゴトしたこともござんせん。
  ただこれまで幾度か北海道を旅行したり、地元奈良で生活をする中で、
  行き当たり、すれ違った韓国語を流暢に操る方々の振る舞いを見るに付け、
  「ああ、この国はこういう文化でやってんだな」
  と感じたその感覚で申し上げてます。
  あちらの国で、海外旅行を楽しむ生活レベルの方々の行動様式がそのようなものなのだ、と。 
  それが上なのか下なのか、どのくらいの割合を占めるモンなのかは、
  各位てきとーに重み付けをして読み替えて下さい。

サテ、この話はこのくらいで、

次はなでしこJAPANさんのお話……なのですが。
結構ながくなっちゃったんで、次回に続きます。

一応最終的な結論めいたこと……というか、
「こうすりゃよかったのに」みたいな気持ちはオイサンにもありまして、
それについては次の最後で書くつもりです。


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続けるほどの話かどうかわからんけど。
オイサンでした。


  

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2011年7月18日 (月)

■今、アイに行きマス! ~2011年7月期、アニメ放映開始! -更新第689回-

K-POPの流行り具合って……本当なんですかね。
オイサンです。



■Kの遺伝子



ネット上では、どっかの誰かが一生懸命次の金づる作りのために無理やり
「流行ってることにしている」
というようなことが盛んに言われてて、
正直なところオイサンも、そんなに大した盛り上がりをハダで感じているワケでもないので
どちらかといえばその「無理やり盛り上げ説」が本当のところなんだろうという気がしています。

なんちゅうかその、薄ら寒いというか、うす気味悪いというか。
かつてのセカンドライフと同じ肌寒さを感じています。

今日も、クリーニング屋で順番待ちをしているときに
バックのモニターにCSか何かの音楽番組が流れていまして。
その中で女性数人のグループのPVがあったんですけども……
なんというか、見ていてイヤな感じがするんですな。
ひじょーにザワつくわけです。

……と、思ったらそれが少女時代さんだったみたいで、
すっかり日本人だと思ってたんでビックリしました。
ふーん。

特段disるつもりもそのメリットもないんですけど、
そんな風に感じさせるということは……やっぱなんか、持ってるんでしょうね。
少なくともオイサンとは相性が悪いみたい。
何故アレを、そこまで無理をして売りたいのか。

マ音楽・芸能業界なんて、今まで閉じられてて見えにくかっただけど、
もう何十年も、ずーっとそんな風にやってきてたんでしょうね。
良い時代になったなあと思います。
そういう「色々バレてる、すぐに嗅ぎつけられる」時代になったことをちゃんと自覚して、
イマドキなりの売り物の作り方、売り出し方を、
余計な付加価値やオカネの流れなしに作り直していって欲しいと思いますよ。


 ▼余談ですが

こちらもウソかまことか知りませんが。
ここ数年、外国産車……BMWとかベンツとか、その辺りのクルマのデザインが
何年か前に比べて妙にカッコ悪くなったなあ……と、感じていたんですが。
先日、シゴトバの方とゴハン食べてたら、
「テリー伊藤がテレビで言ってたんですけどね」
という前置きで、
最近じゃそういう外国のクルマメーカーの良いお客が中国・韓国方面になっているから、
デザインもそちらで好まれるものがメインにシフトしていってるらしい、
ということを話してくださいまして、至極納得。
「あー。それで最近のはちょっとこう、
 ゴテっというか、脂っぽい感じなんですねえ」
なんて言って笑いあったのでした。

まあテリーさんの言うことですからどこまで本当だか分かりませんが
(↑テリー伊藤はあまり好きではないらしい)、
事実の傾向といい、納得のいく話ではあります。


あ、別に韓国や中国がキライなわけではないんですよ。
嫌う理由も特にないですし、行ったこともないですし。
……たまに旅先で出くわすご一行とは、決してお近づきになりたくありませんけれどもね。



■2011年・夏アニメ(7月~9月期)



などと普通っぽい話もしつつ、結局書くのはこんな話ですよ。
気が付けば7月ももう後半戦に入りまして、7月から始まった番組も、概ね2話目が終わったくらいです。

オイサンが見てみたのが、

 ・ロウきゅーぶ!
 ・快盗天使ツインエンジェル
 ・うさぎドロップ
 ・神様ドォルズ
 ・ゆるゆり
 ・アイドルマスター
 ・輪るピングドラム
 ・異国迷路のクロワーゼ

 ・まよチキ!
 ・ダンタリアンの書架
 ・No.6
 ・いつか天魔の黒ウサギ
 ・神様のメモ帳
 ・魔乳秘剣帖

の14本。

……じゅ、14本?
ねえワクワクさん! このオッサン本当に忙しいの!?
うるせえな色々あんだよ!!
すみません息苦しいところをお見せしましたゼハーゼハー。
しかし、そんなに見たのか……気が付かなかった……。
忙しいワケだ( ← あっ)

ついでに、これに合わせて前期からの引き続きで『日常』と『シュタインズゲート』があるので
現時点ではちょっと負荷オーバー気味です。

この時点でも既に1、2本、切ったのがあったハズですが、
上の中でももう切ることが確定しているのが結構ありますので……
マそんなことも含めて、短めに感想を行こうかなと思います。



 ▼『ロウきゅーぶ!』

  公式サイト : http://www.ro-kyu-bu.com/

ラノベ原作の、小学生女子スポ根バスケものです。
2話まで見た感じだと、すごく普通。
女子小学生という商材の選び方もそうですし、
その作中での扱い……萌え萌えな格好させてハーレムをこしらえるのもそうですし。
ヒロイン五人の品ぞろえも、
熱血スポ根少女、理知系メガネ、野生運動系、ギャップコンプレックス系、幼児退行系と、
属性的には色々兼ねている部分もありますが、まあ隙はない感じで。
主人公のトラウマもきっちり装備しており、ホントその、お手堅い。
良くも悪くも。

お話の方も王道スポコン系へ向かっているようで、
そのお堅さとロリ萌え系のハイブリッドのちょっとした物珍しさで引っ張っている、
というのがざっと見の印象でしょうか。
今のところ、
あまりこう何に魅力を感じるということもないので、
オイサン的には多分徐々にフェードアウトしてしまうでしょう。

ただ、あとで書きますけれども、今期のラノベ原作系の中では
一番頑張っていると思います。
ラノベ、大変だなあ。
これでバスケの試合パートが超充実の本格派だったら見ます。


 ▼『快盗天使ツインエンジェル』

  公式サイト : http://twin-angel.com/

パチンコ原作ということと如何にもアホっぽいということで
前期の勇、『戦国乙女』の超品質を期待してみましたが、
これまたフツウ、というか……ただの「普通に見ごたえのない作品」でして、
まあ、ええと、見続ける理由はないです。
あ、あった。
見る理由あった。
声優。
能登さん、シンタス、小野坂ヤング兄さんと、ちょっと素敵な取り合わせ。
収録現場はどんな風になってるんだろうなあ。
シンタスとヤングさんのからみとか聞いてみたい。
……などという、本編には全然関係ないところで盛り上がってしまいそうですが
本編には特に期待しません。
まあ見なくなるだろうなあ。


 ▼『神様ドォルズ』

  公式サイト : http://www.kamisama-anime.jp/

漫画原作。
1話目は、オシゴトが詰んでしまって宿泊したビジネスホテルで見る、という
あまり恵まれない出会いだったためかあまり印象は良くなかったのです。
「あー、なんかこういうのね」
と。
ですが、家に帰って録画を見直してみると、なかなか面白かった。
村と街、地方と都会の隔絶感や、
村に残る因習のようなもの……民俗学的な匂いを上手く持ちこんでいて、
オイサンの好みのセンサーをピシピシと刺激してくれました。

オイサンが好むにしては、お話を包むトーンにちょっと緊迫感・閉塞感があり過ぎる感じではありますが、
合間に挟まるほのエロスや可愛らしい描写がそれをなんとか薄めてくれる感じで、
緊迫や残酷以上に、隔絶や閉塞のズレに垣間見えるかなしみのようなものが際立っていて、
やはりそこに目を引かれます。

如何せん、話のキモに居座っている神様……「案山子」のデザインが、
色々狙い澄ました感じで好きじゃないので、そこは残念。
もう少し不気味でも良かったなあ。

あと、良いのは主題歌!
石川智晶さんの声が……オイサンは好きなんだねえ。多分。
『あんなに一緒だったのに』とかね。素晴らしかった。
歌唱力も、今時のアニメ系歌手の中ではかなりありますしね。
寄り添うお話に、お話が持つ以上のドラマを与えてくれるチカラを持った歌い手さんだと思います。
音楽系には、『L/R』の野崎圭一さん、西田マサラさんのコンビということで
オイサン的にはツボです。

▼神様ドォルズOP『不完全燃焼』


▼L/R OP


最初はちょっと、語り過ぎる歌詞がどうかなあと思っていましたが、
聞いていると段々クセになってくる不思議な魅力がありますね。
そんなお歌のちからも借りて……
全体的なトーンとしてはちょっとオイサンの好みから外れているにもかかわらず、
今のところ結構楽しんで見られています。
引き続き見ていく予定。


 ▼『うさぎドロップ』

  公式サイト : http://www.usagi-drop.tv/

漫画原作。
ひじょーにノイタミナらしい原作選びというか。
この調子でノイタミナさんには、さっさと『きのう何食べた?』をアニメ化してもらいたいもんですが。

絵から、音楽から、音楽の当て方から、話のトーンから、
もう何から何までオイサンの好みでして、見始めるとなかなか目を離す隙がありません。
ヒロイン・りんちゃんのかわいさもさながら、
主人公ダイキチのペーソスも、その二人の間に流れる、危いながらも(主にりんちゃんのもたらす)穏やかな空気も、
……ちょっと、ほんのちょっと語り過ぎるところがあるのがすごくもったいないですが、
マ良いところかなと。
個人的にはもっと言葉がなくて、無音の時間がたくさんあっても良いと思います。

まだまだ、何故かこの二人には変に優しところのある現実さんですが、
マあんまりリアルな疲労ばかりを描いてもホントに見せたいものが
湿気の向こうに霞んでしまいそうなので……
このくらいで良いのかなあ。

もうちょっとだけ重たくても良いのかもしれません。
でも多分、これから色々、のしかかってくるのでしょう。
1話目が結構のっしり風味だった分、2話目はワリとハピネスの気配多めで。
そうやってバランスを取っているのかもしれませんね。

そんなわけで、文句なく引き続き視聴の予定。
……なのですが。
如何せん。
唯一、そしてオイサンにとってとてもとても視聴テンションを左右する主題歌OP……
もったいなや、画・うたともにオイサン好みではない。
ちょっとこう、原作の購入層に寄り過ぎたんじゃないのかなと、そんな気がします。
特にサビの、

  ♪女の子って強いね でも時々弱いね♪

という一節が、しょうもないことなんですが、男としては聴いてて非常にイラッと来る。
その「女の子に酔っている」感じが。
男だってそーだわい、と思わずにはおられんワケで、
もっとダイキチのことも大事にしてあげて、と思ってしまうオイサンでした。



 ▼『異国迷路のクロワーゼ』

  公式サイト : http://ikokumeiro.com/

番宣が一番面白そうだった一本。
今期、ダントツでイチオシの一本。
……だった、作品。『アイマス』が始まるまでは。

  マ『アイマス』については、次回アホみたいにOPだけ褒めるので
  チョイ待って下さい(ネタバレ)。

で『クロワーゼ』なんですけど、コレ、面白いです。
すごく。
上で『アイマス』を褒める! と書きましたけど、それはもうオイサンのアホ回路のせいでして、
今のところ、2話までだったら全然『クロワーゼ』の方が、映像物語作品としての出来栄えは上です。
物語の縦糸の引き方は、今期の中では群を抜いている。

……群を抜いて「オイサン好みの」、色と、太さと、ひき方で、
線を引いているというだけですけどね。
しかしその、日常系の様なさりげない風景の中に、
こまごまと、しかし確実に連なる物語の種と蔓を引いているそのやり口の鮮やかさは
なかなか見られないもんだと、オイサン思ってみてますよ。
すごくさりげない。
けど、ちゃんとあと後の展開を感付かせてくれる。

売られてしまった、ヒロイン・湯音の母の形見の着物。
グランマガザンと、それを牛耳る大資本家の存在と、着物の関係。
そのグランマガザンの進出の影で危急に貧するギャルリと、そこに生きる職人たちの思い。
で、そこに湯音自身の存在。

そんな、まだまだ点にしか見えないはずのお話の断片が、
ぱらぱらぱらぱらと、万華鏡か星座の様に繋がっていくさまが見えるわけです。
もうね、今から後半に超期待ですよ。
すごいまとまり方をするのが目に見えていて、すっごい楽しみです。
これからまだまだ登場するはずのたくさんの枝葉がどんな色に染まっていくのか。
それを期待させるだけでももう……大したもんだと思います。

……と、お話の構造の話ばかり褒めましたが。
その背景のしっかりしてる(ぽいこと)も、凄く真面目に丁寧に作られている感があって、好感。
あらすじをご説明しますと、
19世紀のフランスに日本のょぅじょが輸出されて土下座するお話なのですが(オイ)。

  ……ちなみに、『ストライクウィッチーズ』は
  世界各国の美幼女~美年増が、スク水・おぱんつ様の衣類だけを身につけて、
  ケモノの耳としっぽをはやしてむき身で空を飛ぶお話です。
  つっこみは……はいりませんね。

その……日常の背景の描き方に、えらく説得力がおありになる。
例えばその、朝食のパンを調達に行く風景なんかが、
ああ、この頃のこの町では、こうやって朝メシ調達してたんだ、と、
何だか変に納得してしまいました。

  まオイサンは別段当時のフランスの風俗に詳しいワケでも何でもないので、
  イヤ住んでたことはあるんですけどねマドモワゼール(なんで嘘つくんだ)、
  自信満々に、しっかりした画で描かれて騙されてるだけかもしれませんけども。

画の持つ力もなかなかすごくって、そうして買ってきた焼き立てのパンを、
帰り道々ちぎって食べるシーンでは、そのむしった口からもふぁっと湯気の上がる様が、
パンの焼き立ての香ばしい香りを広がらせて、
ああすげえ美味しそうだと悶々としてしまいました。

あと、昼の市場でヒロイン湯音が、雇い主のクロードと買い物に出かけるシーンがあるのですが、
そこで湯音が「玉ねぎ」を知らないで驚く場面がありました。
オイサンは玉ねぎなんて大昔っから日本で食べられていた物だとばかり思っていたのでそのシーンに驚き、
天下のWikipediaさんに事実関係を確認したところ、
観葉として輸入されたのが1800年代はじめ、
食用として用いられ始めたのが1880年頃から、ということだったので、
19世紀末、という時代設定では、確かに湯音が知らなくても不思議はないなあ、
じぶん、何も知らんなあということを、まざまざと突きつけられる結果となりました。


……とまあ、当たり前っちゃ当たり前ですが、
そうした「暮らしのリアリティ」を、キチンと取材し、作り上げているんだなあといたく感心した次第です。
あ、もちろんヒロインの湯音もかわいいです。
2話目はちょっと萌え萌えさせ過ぎかと思いましたが……
今時はあのくらいじゃないと食いついてもらえないのかもですな。

まあそんなことで、
長期的な道筋の立て方のうまいこと、
短期的なスポット部分での、細部を大切に描くこと、
その二つを一生懸命やっている、とてもとても良いアニメだと、オイサンは思います。

そのせいもあって、今から湯音が日本に帰るときのことを想像して
ちょっと泣きそうになってしまったりもいたしますよ。
このオッサンはなんというか、その辺ビョーキですからね。



で、これでもまだまだ半分に満たないのですが……
……もうだめだ。
眠い。
時間ねえ。
というわけで、ちょっと切りますここまで。
こっから先、どかんどかんと長い目のが続く感じなので、また次回ということで。
ちょっと魔が開いてしまうかもしれませんが……出来るだけ早くお届けしたいと思います。



イヤ、ほんと。
こうして頻度が落ちてしまっても、頻繁に見に来て下さってる皆さんは、
ホントありがとうございます。

出来るだけお待たせしないようにがんばりますんで、
引き続きどうぞよろしくです。



オイサンでした。


 

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