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2016年8月26日 (金)

■筋書きのない富山~延長5年、ツーアウトからの『TRUE TEARS』・城端巡礼~(第6回) -更新第1086回-

隊長、テラジさん、よつさん、そして私オイサンの4人で行く、
アニメ『true tears』巡礼・城端の旅。

今回はその第6回、最終日。

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今回の主目的である富山・城端を回り終え、オマケの高山も首尾よく拾った我々。
最終3日目は、
……特に際立った目的もなく、楽しく諏訪あたりをウロウロしておうちへ帰ります。
まエピローグみたいなものだと思って、お読みください。
諏訪姫がかわいいくらいで、コレと言って笑うところもありません。



●○● DAY-3 ○●○



■SCENE-3-0:高ボッチの朝

朝。
昨晩
「ジョギングシューズを持参し忘れたのでどこかで買わせろ」
などという横暴な要求を、押し気味のスケジュールに押し込んでしまったので、
オイサンは、罰として5時半起きで高原の朝ジョギングです。ううっ、厳しいのう。
ウソウソ。罰じゃない。
早朝の光というのは美しいことこの上ないので、一人でゴソゴソ起き出してでも
写真を撮りに出かけたい系男子なのです。

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とはいえ、ここは高地。
ジョギングっつったって、そんな体に優しいジョギングコースなど用意されていない。
山をまくワインディングロードを、時には結構な傾斜で上り下りせねばならない。
やべえ。

  なお、これまでの旅でヤバかった旅先ジョギングコースベスト3は、
   1位 : 長野県・大町~大町ダム
   2位 : 新潟県・柏崎
   3位 : 長野県・車山高原

  です。
  どれもオイソレと、寝起きで走っていい傾斜ではなかった。
  1位の大町は、中央アルプスのど真ん中、ダムに至る道なので
  ちょっと考えれば心臓破りのコースになることは容易に想像がつくのだけれど、
  2位の柏崎、恋人岬へつながる道も、まあひどかった。
  3位の車山は、傾斜はともかく……寒かった……。気温2℃て……。

大体お前、昨日クルマで登ってきた道、アレなんだよ! 全編ダートコースだったじゃないですか。
あんな道をオレはこれから走るのか……。生きて戻ってこられるだろうか……。
宿のお兄さんは「ふつうの道もありますよ」と笑っていた(つまり昨日のアレは普通の道ではなかった)が、
ちゃんとその道を発見できるだろうか。

そんな不安におびえながらも、買ったばかりのKaepaのランニングシューズにひもを通して
いざ出発です。

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実際走ってみれば、そんなヒドイ道はなかった。
ひどいのはひどかったのだが(ひどいんかい)
それは傾斜とうねりの話で昨晩のラリーのような道だけではなかった。
ただ、どう考えても、車ではダート道を全く通らずに整備された道へは出られそうにないのだが……。
博士、彼らのいう「普通の道」とは一体?

謎の廃墟あり、塩尻の街を見下ろす展望あり、緑のトンネルに流れ落ちる小さなせせらぎありと、
なかなか美しい、高原の朝を満喫できる道だったと思う。
良き哉良き哉。
宿に戻って、再び眺望の素晴らしい露天風呂に浸かって、さあ朝ゴハンです。
神の舞い降りたような、絶品バイキング。

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あー、どっか近所に、1000円くらいでホテルのバイキング風ゴハンが食べられるお店とか出来ないかなー。
毎日ホテルの朝ゴハン風バイキングが食べられるのに! 夜でも朝ゴハン食べたい!



 ▼本日のご予定

サテ旅の最終日の見どころは……特にない。
我々の旅の最終日のプランは、常に、
「如何に渋滞に捕まらないでスムーズに帰り着けるか」
という一点にのみ重きを置いている。
宿チョイスの最重要選定要件さえ「早い時間に、スムーズに関東にアプローチできる場所」になっていることからも
その徹底ぶりはご理解いただけよう。
ある意味、「家に帰るまでが遠足です」と言った校長先生の教えに忠実であるといえる。

  しかし、本当に「家に帰るまでが遠足です」って言った校長とかいるんだろうか。
  都市伝説じゃないのか?

そんな最終日なので、早朝ブリーフィングで、
「じゃあ、ここから近いので諏訪に寄って、大社でも見て、諏訪姫ショップ寄って帰りましょう!
 あと昼メシはカレーを食う!」
という、神様に軽く媚びを売ったあと、美少女相手に鼻の下を伸ばすプランが提出・可決された。



……というワケで、あのね、この日は特に、何もないですw
超スムーズ。超まったり。



余った時間で諏訪で下社・秋宮をお参りし、
諏訪湖畔のPLUM・諏訪姫姫ショップではアラフォーが和服のナマアシ美少女にまたがったりもしますが、
事件性はないです(あってたまるか)。

 10:00に高ボッチの宿を出て、
 11:00前には諏訪大社の下社・秋宮についてお参りをし、お土産におせんべいを買って、
 12:00には、PLUM諏訪姫ショップでハァハァしていた。
      諏訪ではまだ誰も腹が減っていなかったので予定していた黄金マッハカレーでの昼メシは
      次回に譲って高速に乗り、
 14:00過ぎに着いた甲斐大和の道の駅でお昼を摂った。
      その後も超時空航路は順調に流れ、
 16:00過ぎには上野原のセブンイレブンに、
 18:00になる頃には、往路では辿り着くのにあれほど時間を要した相模湖のサークルKに着いていた。


うーむ、なんという快適、順調な旅模様……なぜこれが初日に出せないのか。
俺たちは帰りたくなんかないのに、なぜこんなに帰り道ばかりがスムーズなのか!!
おお、気まぐれな高速道路の女神よ!!
なぜ貴女はこんなにも、我々に逆向きの才能ばかりをお与えになるのか!!


  高速道路の女神「ん? ほんなら帰りも渋滞させる? 4時間くらいいっとく?」


あっ、やっぱりいいです!!



■SCENE-3-1:諏訪の湖畔のむっちり巨大ロボ

アラフォーお勧めの諏訪大社、下社秋宮。オイサンは諏訪大社は初めてだったけど、大変立派なお社だった。
そして、一歩踏み込めば待ち受ける荘厳さと、その入り口手前の町並みの清潔なオサレさのギャップが
なんか妙にポップだと感じた。

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立派なしめ縄がむっちりボリューミィで、変にセクシーでしたね。
梨穂子を絞り上げて吊るしたみたい(お前そんなこと考えてたのか)。

尚、このムチムチのしめ縄というのは出雲大社スタイルらしく、
諏訪大社のは長さが13メートル、重さは500キロもあって、
むちむちしめ縄の長さ部門では日本一らしいです。
ムウ、「むちむち部門」での日本一もあるのだろうか……。気になるぜ……。

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奥に控えるこの拝殿がかっこ良かった。今にも下から火ぃ噴いて飛び上がりそうで。
鎌倉の建長寺、円覚寺の山門といい、
なんでこうカッコいいお社とか山門というのは変形合体巨大ロボ的なものを想起させるのか。
ていうか、ジャパニーズ変形合体メカのデザインの根底に、
そういう遺伝子が脈々と受け継がれているだけなのだろうか。

この神社、出自はよくわからないけど、
特定の人が祀られてるわけじゃなく、木、あるいは山をご神体にしてて
風・水を祀っているなど、精霊信仰に近いものがあるっぽい。
むう、カッコエエやないか。 ← いんちきファンタジーRPGとか好きなので精霊信仰とかに弱い
小諸などにもある全国の「諏訪神社」の元締めが、この諏訪大社であるらしい。
そうだったのか。

そしてどうやらこの日は、
何年かに一度の御柱祭りが近いせいもあってか、結構な人出だった。
城端といい、今回の旅は祭りとニアミスすることが多いな。

お宮を出てすぐのお店で、名物のおせんべいを実家に送ったら、
サテお次は……姫のご尊顔と、プリプリつやつやのおフトモモのご機嫌うかがいに行きましょうかのう。
むほほほほほ。
健やかにお育ちになられて、じいめは嬉しゅうございますぞ!! ← おおおおおおおおおおちおちおちおちちちちおちつけ



■SCENE-3-2:諏訪姫のおひざもとprpr

姫ーーーーーーッ!!
じいが!! じいめが、自慰をしに参りましたぞーーーーーーッ!! ← 来んな

このPLUM諏訪姫ショップさん、以前は諏訪IC近くの郊外モールに店舗を構えておいでだったのを、
最近この新しい独立店舗に移されのだそうな。
……見つけ辛くて難儀したぜ……。
イヤ、一応ノボリやらが立ってて見落とすことはないのだけど、ちょっとこう、
建物が実用一辺倒の選挙事務所みたいでノボリを見ても「なんかの間違いじゃないか?」と思ってしまう。
……もしかして、姫はアレか、最終的には県政に打って出ることを目標としているのか?
信州をわが手に? お家再興? お家再興なのね? オーイエー。最高ー。

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マそんな誤解を生じかねないので、もうすこしそれっぽい建物に装飾してみてはどうか。

  とはいえ某メガネの三城みたいに、何でもかんでもお城にしたててしまうのも考え物だが。
  あれはあれで産婦人科の下部組織みたいだものな……。


しかしこの地味地味選挙事務所が、一歩足を踏み入れると……

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どーーーーーん!!
なんともインランなフォーミュラマシンが!!
どうやらPLUMレーシングさんが浅間ヒルクライムとかに参加したときのものを持ってきて展示なさってるご様子……。
うーむ、それにしても……。


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なんてふしだらなフォーミュラカーなんだ……
まさに新性器GPS●X・ふしだらフォーミュラ……。I'm Comming!
都心のアニメラッピングバスなんか目じゃないな。
完全に誘っている。
煽って来ている。こんな煽られ方された日にゃあ、掘るものほらにゃあ収まりつかんぞ(何言ってんだ)。


 ※ちなみに、この日はこのふしだらフォーミュラに乗ることは出来なかったのだが、
   2週間後に再び訪れたときには(そんなにすぐ来たのか)乗ることが出来るようになっており、
   アラフォーは諏訪姫の誘惑に全力でお答えしたのである。
   全力でお応えしないことには男として面目がたたんではないか。
   面目じゃない部分は立つけど(下品)。



  アラフォー「エロい顔しやがって、こうしてやる!」

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ああっ、アラフォー、それはやり過ぎですよ!



  アラフォー「くうっ、キツイな!」

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やめてあげてえええええ! 諏訪姫が壊れちゃう!

  アラフォー「諏訪姫の中、あったかいナリィ!」

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ああ……諏訪姫がよごされてしまった……じいめがついていながら……。

  ※尚、この搭乗・撮影は、店員さんの許可を得て行っております。
   セリフは、いま思いついたフィクションです
   (店員さんが女性なので、思いついても言えなかったと思う)。
   ……が、絶対に本チャンのパイロットさんたちも
   初搭乗の際には同じコト言ってふざけてたに違いない、
   とここに断言いたします(そんなワケがあるか)

いやあ、面白いモノを見た。
尚、搭乗を試みたアラフォーは、出るとき結構大変なことになっていました。
諏訪姫のナカがキツいのも、ナカがあったかいのも、概ね間違ってはいないものと思われる。



■THE LAST SCENE 醸成すること、時を経るということ

諏訪には、「黄金マッハカレー」という、
ネーミングに欲張り過ぎてワケが分からなくなった感じの名前のカレー屋がある。
ちょっとジョジョっぽい、と思わないでもない。
アラフォーが見つけてきて自らリサーチし、結果
「とにかく唐揚げがうまい」と、かなりツッコミ待ちな感じの感想を伝えたほどの店である。

デ今回はみんなで行きましょうという話になっていたのだけれども、
如何せん、思いのほか宿から諏訪が近くて、皆まだ腹が減っていなかった。
腹の減っていないところは美味しい唐揚げを詰め込むのももったいないので
次の機会に譲り、我々は諏訪を後にした。



……とまあ、そんなことで、3日目の旅は実質上、ここでおしまい。



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帰る道々、渋滞につかまることもなかった。
14時過ぎに差し掛かった道の駅・甲斐大和でめいめい適当に昼を摂り、
いくつかのコンビニで疲れを癒して、無事に合流した駅へと帰り着いた。

  帰りの高速では、富士山がずっと綺麗に、まるで走れど着かぬ蜃気楼の如く
  遠くにそびえていたのが、何やら象徴的であった。

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帰りの車内で、最後にカーステレオに曲を流したのはよつさんだった。
なんともタイミングよく、彼は『ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち』のサントラをかけ、
暮れなずむ東京の一般道で、エンディングが流れた。
デスピサロとの最後の戦いを終え、8人を気球に乗せてそれぞれのもといた町や城へ、
一人、また一人と送り届けていく名シーンだ。

ライアンはバトランド、

アリーナ・クリフト・ブライはサントハイムへ、

トルネコはエンドール、モンバーバラの姉妹は、当然モンバーバラへ。

よつさんは矢野口、隊長はよみうりランド前。


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初日こそ不測の事態に荒れたようなものの、
その荒れが尾を引いた2日目、3日目は逆にそのおかげで恐ろしいくらい順調で、
且つさまざまな条件に恵まれる旅になった。
5年。
5年というのはそれなりの時間だ。
オッサンなればこそ「それなり」で済むが、子供や若者だったら大層な、人生の半分とか3分の1とか、大きな時間だ。

しかし、城端へ行くと決めてこうして実際に訪れるまでの5年という時間は、
そこに横たわっていることが必然であったように思う。
城端という土地へ正しくたどり着くための構えとしても、
辿り着いた先での出来事を、皆が十分に楽しめるようになるための時間としても。
2011年3月の、その直後のGWに、

  「じゃあ新潟から親不知走って、富山抜けて氷見を見て、
   城端見たら高山に抜けて諏訪に抜けて帰ってこようぜ!」

という企てをしたとして。どこまで無事に、楽しく、完遂できただろうか……
それを思うと、5年の間に、我々は必要なことを醸していたと思う。

5年のうちに、幾たびかの血の詰まるような渋滞を経験した。
2時間かけて4㎞しか進まない日もあった。
そんなときどんな心でいれば良いか、胸にしみこませてきた。

高山に行き、帰ってくる、その過酷であることを身を以て知った。
国道158号と361号という、トリッキーであることと、ひたすら長大であることの恐ろしさを、
面白さとして愛せるようになっていた。

親不知――。
そもそも魚津の経験がなければ、今回も「寺泊に行ってから富山行こうぜ!」とか言ってたんではなかろうか?
その距離は長く、いくつもの難所が待ち受けていることも知らずに。

158と361を知らずに、高山からどうやって諏訪へ抜けるというのだ。
敵を知り、己をしらば百戦危うからず、酷道は敵ではなくともだちなのだ。
それに5年間の旅の時間がなければ、
諏訪を中継にして3日目の距離を縮めるという知恵を持たなかったに違いない。

北陸と信州を幾度となく駆け巡り、様々なモンスターとしのぎを削った5年間。
山梨にあるラーメン屋を「近所のラーメン屋」と呼び、通い詰めるそのタフネス。
育んだ、「道」への愛と、珍妙な出会いを許し笑うセンス、辛さをあきらめるしなやかさが身についていたから
今回の旅がこんなに楽しく始まり、終わったのではなかっただろうか。

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……マあんまり大げさにエエ話にしても仕方ないけど、オイサンはワリと真面目に、
色んなことが図ったように積み重なった上に乗っかった今回の旅だったな、と思う。
正直、コレ終わらせちゃったら、その先どーすんのかなーと
ボンヤリ思ったこともあったけど、

  「高山、また行きたいねえ」
  「魚津の寿司がうまかったんだよ」
  「大洗は、行っときたいよなあ」
  「大町の水餃子、食べに行かないと!」

など、思い出から生まれる未来の話が尽きない。
行く先々が面白い町だったから。ねえ隊長、そう思いませんか?

「んあー」

あー、そうですねえ。『サエカノ』2期でもなんかあるでしょうねえ。
じゃそこにも行きたいですねえ!


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以上、コレにて
『true tears』聖地巡礼~城端・高山~編はおしまい!
俺たちの戦いは、まだ始まったばかりだ!
ジェントル4騎士団のこれからの活躍にご期待ください!

次はこの2週間後に、国道299号を走りに行った時の話です!! ← 直後やないか。
そしてその次はそのさらに2週間後に、気まぐれに小諸に行ったときの話です!!  ← すこし間を置け

あー、帰りたくないわー。
まだ行ってないけど、帰りたくないわー。



オイサンでした。



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