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2016年6月10日 (金)

■お前の母ちゃん女騎士~はじめての内視鏡検査 -更新第1066回-

違法性がありそうで違法性がない、ちょっとだけ不適切な都知事。
オイサンです。


3月末に受けた人間ドックのレントゲンで

「こいつ、ヒダをパンパンに膨らませて悦んでやがるぜ……
 とんだスキ者だなあ、ええ?
 (訳:胃粘膜ヒダ肥厚の兆候が見受けられます)

……などと、カラダがすっかり悦んでるのを見抜かれてしまい、

「ヘッヘッヘ……さあてお次は、お前の大好きなこの黒くてぶっといのを奥まで突っ込んでやる!
 ヨダレだらだら垂れ流して、ヒイヒイいってるところを
 余すところなく撮影してやるから覚悟しな!
 (訳:内視鏡検査を受診して下さい)

……という宣告を受けたので、
言われるままにまんまと指定の場所へ出向いてしまいました……
い、嫌なハズなのに……どこかしらソワソワとして……どうして? 私、初めてなのに……
嫌なハズなのに……ッ!

  ここまでを要約すると、
  「人間ドックのレントゲンで、
   『胃粘膜のヒダが肥厚している所見があります。
    お近くの医療施設で速やかに内視鏡検査を受けることをお勧めします』
   と言われたので行ってきた」
  となります。ご了承ください。

マそんなことなので、これから初めて胃の内視鏡検査を受ける人のために、
受けるときの手順・注意点、顛末、見どころ、楽しみ方を、
オイサン流に徹底レクチャーしちゃうゾッ★



▼0)前準備・心構え

私の場合は、前日のヨル9時からは食事禁止だった。
水分の摂取は、検診の2時間前までOK。

しかしこの場合、水分ってどこまでOKなんだろう?
固形物NGなのはわかるけど、
コンソメスープとか具ナシのポタージュなんかはOKなのだろうか。
中で100%溶けるアイスは水分の内だろうか。
「水」じゃなく「水分」って書かれてたのが不思議だった。

あと、予約時間の10分前には到着して、血圧を測っておけと言われた。
ホンバンが終わってからもまた血圧をとられたので、
検査の前後で危険なくらい血圧が大きく変わってしまう人もいいるということだろう。
そのくらい、体に異物を入れるというのは危ない行為ではあるんでしょうな。



▼1)問診・検診

イキナリ行ってイキナリ内視鏡検査が出来るワケではなく、
オイサンの行ったところでは、その前に一度フツーの問診で受診する段階があった。
別の日に。つまり、2日かけている。

 1日目:問診 → 2日目:内視鏡検査 本番 という感じ。

1日目も、前以て電話を入れ「内視鏡検査を受けたい」という旨を伝えたが、
まずは問診、日を改めてホンバン、と言われた。
しかし1日目の問診の際、「今日はゴハン食べちゃってますよね」と尋ねられたので、
もしかしたら食事を抜いて行っていればその日のうちにホンバンも受けられたかも知れない。
ムウ。めんどくさいな。

尚、ドックを受けたのと同じ系列の病院で内視鏡を申し込んだので、
問診の際にはレントゲンの結果写真を見てもらうことが出来た。

  医師「うーん……。私の目には、普通に見えるけどなあ」

……。
正常・異常の判断も、ワリカシさじ加減みたいです。
マしょうがないか。
それでも
「マ年齢も年齢ですし、別件逮捕ってこともあるかも知れないんで、
 ためしに今回は検査してみましょうかw」
と言ってもらえたので良かったかなと。
そーゆーオススメがないと、保険で受けられないらしい。
ムウ。
ちょっとしたプレイ気分で受けに行ったらえらいボラれるわけだぜ?



▼2)当日のしたごしらえ

デ内視鏡検査当日。
まずは血圧の測定。ロビーにある機械で勝手にやる。

次に麻酔など、関連薬物の投与。
先ず、看護師さんいうところの「胃の中の泡を消す薬」を、
お猪口サイズの紙コップ半分くらいの量飲む。
次に、喉の動きを止めるスタンドッ!!

「『ザ・ワールド』ッ!! 喉よ止まれッッ!!」





……と、全ての病院にDIOがいるワケではないので、
仕方なくスタンド能力ではなくクスリの力に頼ります。
僕は弱い人間なのでクスリに頼ります。(ふおんな物言い)

看護師さんが、「ノドの動きを止める薬を使います」と言いながら注射器を出したので、
あ、注射するんだ? と思ってたら、注射器を私の顔に向けてくるからビビった。
口を開けろと。
ナニゴトかと思ったら、注射器の中の薬剤を喉の奥に向けて射出するんですね。
先端から液が勢いよくオイサンのノドに発射されると、
ぶっかけられた辺りが徐々にジンジンとしびれてきます……あああああ……。

  「おら、口を開けるんだよ!」
  「おえええええええええ!」
  「ちゃんと全部飲むんだぜえ!」
  「し、しびれて力がはいらない……クッ、殺せ!」


みたいなことです(ちがいます)。

尚、最後には「一度ノドの奥に薬を1分ほどためてからゴックンして下さい」
と言われ(これは本当)、貯め方をちょっと間違えて鼻の裏辺りまで麻痺してしまった。
うまいことやれたのかどうかはよくワカラン。
このお薬、かなりニガい。
うええっ……青臭い……っ(青臭くはない)。



▼3)ホンバン

診察台に横になり(仰向けではなく、本当に横・若干下向き)、最初に、マウスピースというか、
ファイバーを喉まで誘導するためのプラスチックでできた小型の「じょうご」みたいなものをくわえる。
ファイバーは思ってたよりも太かった……

  「こ、こんな大きなの、入りっこない……!!」

って、言いたいだけと思われるかも知れませんが。
ホントに想像よりは太かった。食道って思ったより太いんだな。

そしてそれがヌゴヌゴと、食道を通され、胃まで下りていくわけだが。
いざ入られてみると、これが。
なかなかの異物感。
当たり前なんだけど。

男性に生まれると、
そうそう「他者によって、体に何かを外部から挿入される」なんていう機会はないワケで、
貴重と言えば貴重な体験。
最初は

  「は、入ってくる……ッ! 私の中に……入ってくるうううッ!!」

という感じを感じ取ることと苦しさと違和感に抵抗するので精一杯だったけど、
しばらくすると、
「あーそうか、さっきの黒い長いのが、いま胃の中でウネウネ、
 あっち向いたりこっち向いたり動いてんだな。そりゃこういう感触になるはずだよ」
と、冷静に考えてた。
そうなり出すと……ちょっとおもしろい。
イヤ、苦しい・気分悪いのは変わらないんだけども。
慣れるとなかなか興味深い感触ではあった。
エホエホしながら、胃の中の光景を思い描いていた。

  しかしまあ、ちょっとエッチな話をすると、
  予告も同意もあってもこれだけの異物感・衝撃があるのだから、
  突然・ムリヤリ、なんがしかを挿入されたりした日にはそりゃあショックでしょうし
  気分も悪いでしょうよ。
  マ内視鏡検査の場合、もともとの内臓の用途・想定と違う入れられ方をするわけだから
  異物感・不快感がより大きいのはあるだろうけど。
  ……そう思うと、女性のアチラの部分というのは、構造的には
  「入りやすい」「出やすい」のどっち向けの作りになっているのだろうか。

看護師さんには

  「へっへっ……ヨダレでびしょびしょじゃねえか、だらしねえ……。
   ザマあねえな、ああん!?
 (訳:ヨダレは飲み込めないので、そのまま垂れ流してください)

と人としての尊厳を貶められ……あ、そういえば、
看護師さんの一人はずっと背中をさすっててくれたのですが、
あれはみんなそうなんですかね? オイサンは特に苦しそうだったんだろうか。
ワリと早い段階から冷静モードで、


  「あっ……そこッ……いいッ……好きィッ!」


と、ナカをかき回される感触を楽しんでいたのだが(誇張)。
時間は……10分もなかったと思うケド。
世間でもよく言われる、

  「なあに、天井のシミを数えてるうちに終わるからよお……
   お前も楽しんだ方がトクだぜえ?」

という言葉の通りでした。 ← 存分に楽しんでしまった人



▼4)結果発表

結果は「あと10年は戦える」とのこと。
なんじゃそりゃ。

『萎縮性胃炎』というのが見受けられなかったから、
ピロリ菌の検査はもう不要と判断してやってないらしい。
あらそう。
最初にドックで言われた粘膜の肥厚も、1回目の検診で診てくれた先生に言わせれば
「普通だと思う」ということだし、
まあ、今回は堀越学園……じゃない、取り越し苦労ってことですな。

ただ1点だけ、

  「へっへっへ……奥さん、ガバガバじゃないですか。
   随分と使い込んでいらっしゃる……。やっぱり好きなんですね、ええ?
 (訳:胃と食道を繋いでる部分が広がりやすくなっているので、
      逆流性胃炎にかかりやすいかも)


とは言われた。は、はずかしい、バレてる……ッ!
なんでそーなんのかはわかんないけど、
オイサン、食べるのが早くて、ゴハンをあんまり噛まずに呑みこんじゃうから
そーなのかも知れん。勝手な想像だけど。

デ、検査自体は終わり。
そのあと麻酔が切れて、フツーに飲み食いが出来るようになるまで、大体1時間。
「1時間ほどして、水を飲んでもむせなければ食べてもOK」
と言われた。
体感では、30分経過あたりからはフツーの感覚になってたけど、
律儀に1時間は守った。
オナカスイタ。



……。



以上で、はじめての

「黒くて太いのを奥まで挿入され、
 だらしなくよだれをダラダラ垂らしながら
 ビクンビクンする姿の一部始終を撮影される行為」


全工程終了。はじめての胃カメラの一部始終。
まあ……大したコト何もなかった。
本番よりも前後の手続き(1回検診受けないといけない・麻酔の投与~切れるまで待つ)の方が
よっぽど面倒だった。

ホンバンも、確かに苦しくて異物感はバリバリだったけど、
いま思い返してみるとまんざらでもなかった
なんなら若干いとおしい感じすらするし、ちょっともう2、3回やってもいい……気さえするので、
ああやはり自分はそういう感じの人間なのだなーと思うと
そっちの方が多少深刻っていうか

どうしてこんなになるまで放っておいたんですか!!

スミマセンそんな自分が好きなんです!!

  うーむ……。
  診察台に横たわって、レイプ目で涙を流すのを忘れてた。
  すみません、もうワンテイクお願いします(まさかの)。

以上、
自分の胃の中であのファイバーがのたうっているのを想像しながら、
真っ先に思い出したのが『魔法少女アイ』だったオイサンでした。
医療に従事する、すべての崇高な方々に陳謝致します。

メンゴメンゴ ミ☆




 

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