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2016年1月の7件の記事

2016年1月31日 (日)

■味りん・ファンファーレ!~アニメ【ろこどる】舞台探訪・きわめて尋常なる初老が流山に行ってみた・2nd -更新第1040回-

流山までアニメ『普通の女子高生が【ろこどる】やってみた』の舞台探訪へ行ってきた、
その2回目。

どうもコンバンワ。
流川市の宣伝本部長、宇佐美なにゃ子! のパンツはかせ係・オイサンです。

  ほんぶちょう、今日はググッとニッチに、このアニマルバックプリントなんかいかがです?
  ……子どもっぽくてヤだ?
  はっはっは、ほんぶちょうはわがままだなあ!(どこかしらに頬ずりしながら


  ……あと一回くらい、このシリーズで書くつもりですが、
  最後までこういうテンションで行くので、
  あんまり得意じゃない人は、精一杯ガマンして最後まで読んで下さい。
  そして「ああ面白かった!」って言いなさい。そしたら慣れるから。

普通の聖地巡礼っぽい、
見所スポットは前回一通りご紹介したとおりなのだけれども、
その行く先々で、まーあ不可測な事態に次から次へと見舞われましたんで、
これから流山へ遊びに行こうとお考えの、
おノボリさん気分の新兵どもに、流山巡礼は遊びじゃない、戦争なのだということを
かいつまんで、ほどほどに失礼な程度に書き残していく所存。


●○● 探訪スポット ○●○




 ・平和台駅周辺
 ・流山駅

   跨線橋 / 流山市役所 / かごや商店 / 新川屋 / 清水屋
 ・鰭ヶ崎:とんかつ洋食マツノ
 ・運河駅

   利根運河 / ビリケン様 / 眺望の丘
 ・初石駅:ケーキハウスエーデル・たぬケーキ
 ・おおたかの森SC



……どーでもいいんだけど、「流川ガールズソング」のなな子パートの歌詞、
「のんびり屋のゆかりさん」っていうのは、
聴きようによっては若干disですよね。



▼▽▼ 流鉄・馬橋駅~平和台駅 ▼▼▽



このへんは全然、『ろこどる』の舞台とは関係ない……かな?
たぶん本編に出てきてはいない。ただ、個人的に雰囲気がとても好きだったので。

全体的に古めかしい……というか、悪く言うと、イイ意味で貧乏くさい。
無人駅とまではいかないけど、とりあえず設備が昔のままで充実してなく、
ああお金がないんだな、ということがヒシヒシと伝わる赤貧デュアリズム。
IC非対応でまず、おっと驚く。
時刻表、トイレなんかの古めかしさよ。

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このあとで訪れた、とあるお店で流鉄の定期券を見せてもらったのだが、
なんと紙製。made of paper。
自動改札もないから磁気性にする必要もない、見せるだけ。スバラシイ。
しまったな、写真撮らせてもらえば良かった。

いやあ……そこまで回すお金がないんだろう。
職員さんたちに、いつ、どうなってそこへ就職したのかとか、
内側の雰囲気とか、そんな話も聞いてみたくなるデバガメ根性。

馬橋駅で既に若干テンションが上がってしまって構内をウロウロする。
今日は沿線のどこかで、何かの資格試験がある模様。
受験生のみなさんお疲れさまです。


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流鉄開業100周年コラボのチラシ。2016年3月で100周年なのだそうな。


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車内の、普通ならチラシが貼ってあるエリアに、
なんと地元のお子さん方が作ったという作品が飾られている。
おどろき!
地域のために志す活動なのか、単に広告がとれないだけなのか。

平和台の駅で降りて、一駅歩くことにする。
平和台は、アニメでも「平成台」と変えられて、名前だけチラッと出てくる。
マOPの駅のカットで、駅名看板に書かれているだけだけど。
ホームを出ると、改札前に名産土産展示コーナーがあり、
これから行こうと思っているお店の物も並んでいる。


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この時点では「地味だなあ」などと感じるにとどまったが、
この後訪れるどのお店でも、流山やその品々についての非常に熱く暖かい思いが語られ、
オイサンたちは圧倒されることになるのであった……。
ついでに、語られすぎて、スケジュールも圧迫されることになるのであった……。

ひと駅先の終着駅、流山まではブラブラ歩いても30分はかからないだろう、と見込んで、
駅前のデニーズで一服。
雰囲気はすっかり田舎のファミレスで、ご老人の憩いの場になっていた。
しかし長岡のフレンドにはかなわない。
ていうか、老人のたまり場ではなく「若者が本気で娯楽の場として利用して」いて初めて
「本当の田舎のファミレス」なのだということを、長岡では思い知った。

結局、流山までは、15分とかからずに着いてしまった。
なにせ、流山線は端から端まで総延長5.7kmしかないらしく、
全線歩いて踏破も十分視野だな。
他にも、結構な寺社があるようで、おさんぽマップなども配っておられた。

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運河沿いの道はフットパスのコースなんかも用意されている。
結構楽しめそう。今度、ひとりのときにやーろうっと♪



▼▽▼ 流山駅とその周辺 ▼▼▽



本日の相棒はクマ心くんさん。ツイッター上の友人で、会うのは5年ぶりだ。
てか初対面以来2回目だ。
マそれでも、激動のタイムライン事情の上で5年もしっとりと
つかず離れずのお付き合いが続いておるのだから、
それなりに互いの呼吸を理解している調子ではあろう。

  だいたい言葉の世界こそが生命の主フィールドのオイサンにとっては、
  ツイッターとブログで展開しているものが、自分のほとんど全部みたいなものだ。
  そこで息が合うというコトは、他でも心配はないモンだと考えている。
  マ相手がそこにどれだけの比重を置いているかにも拠るけれども。

今回、流山を訪問するきっかけになったのは彼の『ろこどる』好きに拠るところが大きい。
感謝せねばな。

マなんにせよ、今日の相棒はクマ。猛獣だ。
油断すると食われるので最後まで気は抜けない。

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跨線橋、市役所、流山市文化会館までは、至って平和な流山だった。
その分、トークもまだ乗り切っていない感はあったけど。
この辺は前回の記事で大体全部。
流山市文化会館は、行ってみたモノの
その場ではいったい何の聖地だったか二人とも分からないでいたのだけど、
原作4巻を読むとどうやら、作中で流川ガールズが結成1周年記念のライブをやった
聖地だったらしい。
なるほど。



▼▽▼ かごや商店さん ▼▼▽



こちらはアニメには出てこないスポットということで、
計画当初はほとんど重要視しておらず、
チラッと立ち寄って、買い物をしておしまい、まあ5分10分くらいでしょう……
と、高をくくっていたのだけれども……。

駅から北へ、歩いて約10分。
通りから見える、ショウケースのガラスに『ろこどる』のポスターが貼ってある。
それをひとしきり眺めてお店に入ると、お客さんが一人と、話をされている店主。
普通の酒屋さん、兼・雑貨屋さん。そんな雰囲気。

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通りに面したお店の一画には、明らかに異質な『ろこどる』コーナーがある。
なるほど、聖地だ。
マいずれにせよ、お写真を撮らせてもらう前にご挨拶はしておこうと
店内をひと周りして、事前に調べてあった"みりんゼリー"と、
ちょっと美味しそうだった"おぐらぱん"をカゴに入れる。

  流山名物みりんは……料理をしないオイサンとしては
  実家に送るくらいしかしようがないので今回は見送ることにする。

品物を入れたカゴをカウンターに上げるとき、
さり気なく『ろこどる』コーナーを指し「写真撮らせてもらってもいいですか」
と断りを入れる(さりげなくはない)。

ご主人、
「そのカメラ、レンズ替えられるやつですか」と、
なかなか渋いところから切り込んできなさる。攻め手が渋い。
「写真撮るんですか?」とお尋ねすれば、まあちょっと、みたいな返事がきて、
思えばなかなか味わい深い初手のさぐり合いであった気がする。
隣にいた熊心くんさんは、いったいどんな思いであのやりとりを眺めていただろうか。
そんなところからゆるやかに会話は始まり……
オチから言えば、気付くと1時間が経過していた

この、かごや商店のご主人は三代目。
まあなんともサービス精神が旺盛な御仁で、この日一番たくさんしゃべったのは
この人とですw

  @@モヤモヤポイント@@
  えー、流山に巡礼に来られる皆さん、いいですか、
  行程を組むとき、かごや商店さんでは1時間くらい見込んで下さい。
  油断しちゃいけません。愉しいお話が色々聞けますw
  ※ただし普通にお商売されてるときは邪魔しちゃダメです。
  以上、流山の宣伝本部長、宇佐美なにゃ子!……のパンツはかせ係、
  オイサンからのお願いでした。

    ほんぶちょう、お着替えです!
    寒いのでお腹を冷やさないように、次はこのババパンツでお願いします。!



■『モヤさま』の話
いつだか、流山には『モヤさま』が来たんだそうで、
そのときに紹介された、というところ話から話は始まる。
『ろこどる』の巡礼に来たっつったろww なんで『モヤさま』の話から始めたんだよw

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調べてみたら、放映はどうやら2014年の2月。『ろこどる』放映の始まる約半年前。
どうしてイキナリ『モヤさま』の話になったのだったか……。
みりんの話になりかけて、
『モヤさま』がやって来て、みりんだかお酒だかのラベルの絵を描いていった、と
壁に飾ってある色紙を見せてくれたんだった気がする。
まあそれに対するオイサンの、

 「『モヤさま』に出たんですか、すごいですねえ!
  ……で、
どこらヘンがそんなにモヤってるって言われたんですw?」


っていう切り返しもヒドかったと思うが。
よくまあ、失礼ギリギリのブッ込みするよなこのオッサンも。

  尚、その回が収録された『モヤさま』DVDがないか調べてみたが、
  2016年1月現在、未発見。何かご存じの方、情報下さい。

ちなみに『アド街』も来たんだそーです。
『アド街』が来ると、お客が爆発的に増えるらしく、瞬間的に品薄になって、
色々考え違いや計算ミスが発生するらしい。
このあと行った清水屋さんでも同じ話を聞いた。
テレビの影響力って未だにすごいんだなー。ひとを狂わせる。


■ようやく『ろこどる』の話
時系列的には、本格的に『ろこどる』の話になる前にみりんの話が15分くらいあったのだけど
それはまたあとでw それがかごや商店さんのメインコンテンツだからw

このお店が『ろこどる』と関わりを持つことになったのは、
アニメ放映が始まった直後から……ということにだったろうか。

  どうだったっけ? >クマ公 間違えてたら教えてw

明らかに通常のお客さんとオーラの違うおまいらがやって来たってんで、
不思議に思って話しかけたら、
「何やら流山を舞台にした作品があるらしい、
 こういう名前の作者がこういうマンガを描いていて、
 こういうアニメになっているらしい」

という情報を得た。

  ここでちゃんと「話しかけた」ってトコが重要だと思うんですよね。
  そこが三代目の抜けたところだと思います。

そしてチョイチョイと調べてみたその数時間後……
かごや商店さんにみりんを買いに来る小杉先生の姿が!!
というのは本当の話なのだそうで、
情報を得たその日に、みりんを買い求めに来た男が配送伝票に書いた
小杉光太郎の名前を見て、三代目、
(……なんか今日、この名前どっかで見たな……。
ついさっきまで、俺この名前について調べてた気がする……)
と勘付き、お尋ねしたところ、尋ねられた先生の方も大層驚かれたのだそうで。
そりゃびっくりするよ。

  尚、小杉光太郎は筆名なのだそうですが、お仕事関係の贈り物だったのでしょうか
  本名に付記されていたのだとか。

ちなみに、オイサンたちの訪れた日の二日前にも先生は来店されてたのだそうな。
……「聖地に行ったら原作者が一昨日来てた」ってハナシ、
オイサンよく出くわすなあ……。小諸でもあったぞ。

マそんな風に、お店ががっつりフィーチャーされたわけでもないのに、
『ろこどる』関係でもハナシの種に事欠かない三代目。
根っからのショーマンとお見受けします。
他にも、こんな↓↓↓おもしろいおハナシが目白押しです。


▼『ろこどる』ヒロイン4人と同じ名前のお酒をそろえようと頑張る三代目。
 「ななこ(七古)」だけ限定・シリアルナンバー入りで大変だったらしい。
 製造元に無理いって「775(ななこ)」番をゲット。パネェ。

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▼お店に飾ってある制服は、ファンのお客さんの手による持ち込みで、
 季節によって変化するのだと。
 「そろそろ寒くなってきたから」と、冬服を持ってきたり、コートが増えたり。
 中までちゃんと、ブラウスにジャケットに、着込んでいるらしい……
 中を見せてくれようと襟元をまさぐる三代目の手つきは、なんなら熟練の不審者である。

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 オイサン「いいんですけど、コレ着替えさせるのお店でやってたら怪しくありません?」
 三代目「うん、だから車の中でやってくる、っつって」

 ……すみません、ハイエース下さい。
 三代目、くれぐれも事件性を持たないよう、細心の注意を払って下さい。
 尚この日は、
 「丁度前日になにゃこカラーのマフラーが入手できたので完全版になったばかりだ!」
 と胸を張るご主人。愛が、愛が重い。

 ……。
 ところで三代目。つかぬことをお伺いしますが……。
 ……その、コートの中にジャケットを着ている、と。
 ジャケットの中にはスクールワイシャツも着ている……
 じゃ、じゃじゃじゃじゃじゃじゃあ、その、ワ、ワ、ワイ、ワイシャツとか、
 ス、ススススススススカートの下は一体どどどどどどどうなってんでしょうね???!?!

 ……とまあそれはただの本音ですが、
 個人的にはあの水着を着ててくれたら完璧だと思う。


▼古いアルバムの中に 溢れて 同人誌もいっぱい。
 『ろこどる』の聖地巡礼ガイドに加え、
 聖地巡礼に来たついでに、聖地と関係のないお楽しみスポット・お食事処などを
 紹介した「聖地 → 地元」還元本なども充実。良い視点の同人誌だなあ。
 相棒の熊心くんさんが「めちゃゆり」に超反応していたのが印象的だった。
 ユリ族なんだろうか。クマのくせに。
 なお原作の1巻がどっかいってたw 探して上げてw

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▼お店お手製の魚心くんぬいぐるみや、魚心くん雛など
 流山では「兎雛」を作るという町のイベントがあって、
 若旦那のお母さんが作っていたら、青い生地が手に入ったので……
 うおごころ雛も作ってみたとのこと。かわいい。
 三代目お手製の魚心くんぬいぐるマスコットも、公式グッズかという出来映え。
 「巡礼者が持ってたキーホルダーが欲しかったので自分で作った」とか。
 それは自慢だな。
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 作るのに、本体2時間、ムルデルくんが3時間かかる、
 「ムルデルくんの方が手がかかるのは本家魚心くんと一緒」と、なぞのドヤ顔。
 ドヤポイントがやたら渋い。

▼なにゃこフィギュア、これまたファンの手による持ち込みで
 しかもフルスクラッチ! すげえ!
 フルスクラッチという用語が通じる三代目もすげえ。
 「そんなスゴいモノ、ここに置いて行ってもらっていいんですか?」
 と三代目が驚いて尋ねたら、持ち主さん、
 「マーキングなんでいいです」と男らしい回答だったとか。
 それはつまり「俺の縄張りだから荒らすな」って意味ですね。


■古式造ミリンゲリオン
と、『ろこどる』関連の話も愛いっぱいに話してくれたのだけど、
それより何より、やはりみりんへの愛が深かった、かごや商店三代目。

オイサンはみりんに関しては自分で扱わないため全く無知で、
お料理でも、どのくらいの頻度で使うものなのか、正直その味もよく認識しておらなんだ。

だから「地味な脇役」だと思いこんでいて、
『ろこどる』本編での「みりんが名産! → 地味!」
みたいなネタをそのまま受け止めていたのだけども……
イヤイヤイヤ、なかなかどうして。

それだけでもしっかり独立して、柱の商品としてこのお店を支えているモノなんだ、
それだけの力があるものなんだということを、この日に思い知りました。
思い違いをしておりました、すみません。

上でも書いたように『アド街』『モヤさま』ではみりんに着目されて紹介され、
その後は異常な品薄が続いたのだそうな。
それがどちらも2014年前半の出来事らしい。
そしてどうもお話を伺う分には、中元・歳暮・贈答と、
高級みりんには結構な需要がそれ以前からコンスタントにあるようで、
お歳暮などは早めにオーダーしておかないと年明けでないと確保できない、
という状況も発生しているご様子。
はひー。すごいな。


▼古 式 づ く り で ご ざ い ま す 。
昔ながらの製法、古式造りでこしらえるみりんは手間暇かかるんで、
大量に仕込むことが出来ず、そういう品薄がどうしても発生してしまうのだとか。
そうして拵えられ、糖類など、余計な混ぜモノのないみりんは
時間が経つと色が変わるのだそうで。

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お写真の、茶色っぽいお茶みたいな色をしているのがそれ。
そうして古式造りで造る樽が残っているのは、流山・千葉近辺では3、4社、
他にも名古屋、兵庫・京都あたりにもあるらしいのだけど
それでも十はないのでは? と、ちょっともったいなさそうな顔の三代目。
どこの世界にも、そういう事情はあるんだねえ。


▼そんな話を伺っていたら、みりんの試飲をさせてくれた。そんなんあるんだ……。
 「日本酒を弱くして甘くしたような味」という言葉通り、
 ねっとりとした舌触りに、あまり強くないアルコール臭。
 なるほど、これは普通に飲めるぞ。
 甘くて濃厚。
 尚、飲む前には一応「お車ではないですよね?」と確認があった。

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▼『ろこどる』劇中でも出てくる「みりんサイダー」も、
 一時、本当に商品化してみたのだそうな。
 炭酸まぜてボトル密封するのは難しいので、
 炭酸で割るための濃縮原液を炭酸と一緒に売る、という形をとったらしい。
 アイディアマンだな……。流山のミスター味っ子と呼んでいいですか。

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……まあそんなこともあってですね。
正直、圧倒された。

地味だ地味だとネタ扱いしてたんだけど、業界事情の奥の深いことにも驚いたし
(まあその辺に色々深い部分があることは当たり前で半ば想定内だったけど)、
その販売でもしっかりお商売が成り立っていることにも、失礼ながら驚いた。
いろんな世界があるなあ……そして、真面目にしたたかに生きているのだなあと、
こういう、楽しそうに、頑張って生きてる人たちを見ると実感する。


デ、気付いたら時刻はすでに12時。


……予定では、12時半には流山駅近辺をまわり終えてお昼ゴハンに向かう予定だったのに。
ガッツリ歩いて写真を撮ったとしても、ちょっと時間あまって『どうしようねえw?』
みたいな感じになると思ったのに……全然だった、とんだ見込み違いだ!!
この町も小諸と同じだ、モンスターが住んでいやがる!
どうして俺の行く先々には、こんなS級妖怪がわんさと待ち受けているんだ。
みんな、同じメに遭っているのに黙ってるだけなのか??

と言うわけで、かごや商店三代目、
お仕事中なのに色々と愉しいお話ありがとうございました。
たぶんまた行くので、そんときはみりんを実家に送らせてもらいます。
あと、ご自身でお気付きかどうかわかりませんが、
『ろこどる』愛が深すぎるせいか、魚心くんにちょっと似てきてますよ。
気を付けて!



……んー、ちょっと長くなって来ちゃったな……ここまで長くなる予定では……
マいいや、一旦切ります!


続く!



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2016年1月30日 (土)

■味りん・ファンファーレ!~アニメ【ろこどる】舞台探訪・きわめて尋常なる初老が流山に行ってみた・1st -更新第1039回-

どうもコンバンワ。
流川市の宣伝本部長、宇佐美なにゃ子!……のパンツはかせ係・オイサンです。

  ほんぶちょう、今日はこのライムグリーンのストライプ柄でいきましょう。
  ほんぶちょうは今日も可愛いですね!(どこかしらに頬ずりしながら


サテ、仕事熱心な私のいしきたかい話はおいといて。 ← いしきたかい

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去る週末、ひょんな思いつきから
アニメ『普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。』の舞台・流川市のモデルとなった
千葉県・流山市へ聖地巡礼に行ってきました。

  ひょん!  ← 思いついた瞬間

アニメ本編の放映からはずいぶん経っているので、なんで今更感は高いが。
流山はワリカシ近場でノンビリしてそうなところだったので
機会を見つけて行こうとはずっと、なんとなく思っておった。

昨年末にクリスマススペシャルOVAが放映になったのと、
ツイッターの、『ろこどる』好きのフォロワーさんと久しぶりに会うことになったんで、
コレ幸いとばかりに行程を組んでみた。



正直、年の離れたフォロワーさんとの5年以上ぶりの再会で、
かつそんなに力強い見所を感じさせるよーな土地でもなかった(失礼)ので、
マそんな面白いコトが起こるワケでもないかな、
ブログにまとめるほどの内容にもならないんじゃないかなー、と……
若干失礼な予想をしていたんだけども……。

イヤイヤ。なかなかどうして。
おやりになる、流山さん。いい妖怪飼ってるじゃないですか。
モッてますね。モッてる。
こうも印象深い、面白い巡礼になるとは思ってなかった。

マそんなこともあり、
都心からも近く手軽に行けて、
1日あればかなりのスポットを見て回れるお手頃聖地ということもあるので、
興味のある方向けに情報をまとめておこうか? という軽い気持ち。
アニメ放映終わって2年近く経つワケで、
今から行こうなんて呑気モノはそうそう多くないでしょうけども。

遠方から関東に遊びに来ることがあって、
「どこか手近に見て回れる聖地があるかしら~?」なーんてお考えの
クソ甘ったれたヘタレ野郎にはお似合いの聖地だよ!!(突然何かのスイッチが入ったらしい)



●○● 地図 ○●○



今回回ったスポットの一覧はこちら。
本編中には登場しないけど『ろこどる』的な何かをお持ちの場所なんかも回ったんで、
そんなトコも入れてある。
アニメまんまじゃないけど、行ってみて損はないッスよ、的な場所ッスよなな子さん。




・平和台駅周辺
・流山駅
  跨線橋 / 流山市役所 / かごや商店 / 新川屋 / 清水屋
・鰭ヶ崎:とんかつ洋食マツノ
・運河駅
  利根運河 / ビリケン様 / 眺望の丘
・初石駅:ケーキハウスエーデル・たぬケーキ
・おおたかの森SC



●○● 行程 ○●○



もちろん日帰り。
今回ばかりは相棒もあることなので、いつもはゆる巡礼が信条のオイサンも
今回ばかりはしっかりと行程を組んで臨んだ。
スポットを調べ、順番を考えて、そうして出来上がったパーフェクツなご予定!

……がまさか、出だしから躓いて(失礼)こんな形にずれ込んでしまうとは!!
恐るべき、りそうとげんじつのギャップ!

3x

えー、これから巡礼で、流山を訪れる皆さん?
突然のS級妖怪の出現と、TXの快速乗り過ごしには十分注意して、
無理のない巡礼を心がけて下さいね。
以上、流山の宣伝本部長、宇佐美なにゃ子!……のパンツはかせ係、オイサンからのお願いでした。

  ほんぶちょう、お着替えです!
  次はこのブルーの水玉です!


果たしてどんな恐ろしい出来事が彼らを襲ったのか……詳細レポートは次回以降に回すとして、
今回はいたってフツーの巡礼記事らしく、
各スポットのお写真と簡単なコメントでおしまい。



●○● スポット ●○●



■平和台駅周辺
ここは『ろこどる』とは全く関係がない。
待ち合わせ前に、オイサンが個人的に徘徊しただけです。
なので無視して頂いて結構だが、駅に流山周辺の名物ショーケースがあるので
観光も味わいたい人はちょっと眺めて行っても良いかもしれない。
マこういうところに立ち寄って楽しんでいくのも
舞台探訪の楽しいところよ。

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平和台~流山は、歩いても10分チョイくらいなので、ブラブラ歩くのもオツなものよ。
一駅分でも多く、流鉄さんに還元してあげたいのはヤマヤマだけども。



■流山駅
『ろこどる』聖地中の聖地、ド聖地である。
アニメ本編でも、色んな話数で登場するのはご存知の通り。
流鉄さんは2016年3月で開業100年をお迎えになるのだそうな。
昨年秋に行われた100周年記念イベントには、『ろこどる』の面々も御呼ばれしたのだそうですよ。
『ろこどる』好きなら当然ご存知でしょう。
オイサンは知らなかった。 ← ニワカ

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■跨線橋
こちらもかなりな頻度で登場する、流山駅前の跨線橋。
両足の高さが同じじゃない(高台⇔平地を繋いでいる)ので、若干トリッキーな格好をしており
なかなか味わい深い。
ここで待ち伏せていれば、なにゃ子のぱんつが見られるかもしれません。
なにゃ子のぱんつ見たい。

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■流山市役所
これまた『ろこどる』のザ・聖地オブ聖地、流山市役所。
流山中の小役人という小役人が集結する、小役人のメッカ(言い方)。
玄関前には流川ガールズの元ネタにもなった流山ガールズの石像が飾られている。
流山ガールズは、みりんの呪いで全裸のまま石にされた
悲劇のローカルアイドルです(そんな事実はない)。

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■かごや商店
アニメには出てこないが、マンガの方にはチラッと出てきたとか出てきてないとか、
しかしてその正体は……
とてもたくさんの『ろこどる』の、原作本やグッズ、同人誌、
ゆかりのあるお酒、フィギュアなんかがお店の一画に並んでいて見どころ十分、
流川(流山)名物のみりんやお酒のうんちく、アド街やモヤさまに紹介されたときのの裏話なんかも聴ける
超バラエティスポット。
オイサンたちはここで予想外に時間を食ってしまい、
1時間ばかりスケジュールが押す羽目になりました。
きをつけろ!!

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■新川屋
前を通っただけの新川屋さん。
OPで魚心くんを筆頭としたゆるキャラ大行進が通過する場面でおなじみ。
アニメ的な意味もさながら、建物としても普通に文化財的な価値の高いものらしいので、
ゆっくり眺めて楽しむのも一興です。
確かに、カッコイイ建物だよなー。

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■清水屋
お菓子の清水屋さん。アニメ2話で食レポのあったお店のモデルがこちら。
アニメでは怖い顔のおじいさんがいますが、
ものすごいフレンドリーで、アニメや聖地ビジネスにも興味津々のお母さん(四代目)がお出迎え。
こちらにも『ろこどる』グッズや色紙の展示コーナーがある。
みんなサービス精神旺盛だなあ。
そして『ろこどる』以外にも『うまるちゃん』『あの花』
『たまゆら』なんかのキャラ絵・グッズもチラホラ。
何故?

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■鰭ヶ崎:とんかつ洋食マツノ
こちらはレギュラー放送ではなくOVAで13話として作られた回で登場したお店。
オイサンは前日にDVDを借りてきて見た(勉強熱心なニワカ)。
お店外観のキュートさに比して、お料理のボリュームはなかなかパワフル。
お味はファンタスティック!
今回の相棒・クマ心くんさんも、具だくさんのお味噌汁に大満足です。
写真が趣味のお店の息子さんがフレンドリーに流鉄や鰭ヶ崎のヒミツを暴露してくれます
(そんな大層な話ではない)。

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■運河駅:利根運河周辺
『ろこどる』聖地の大御所、キングオブ聖地、利根運河。
作中では「運河」という名前でくらいしか登場しなかったんじゃないだろうか。
オイサンはワリと最近まで、江戸川(作中では江田川)と混同してた。
正体が知れないワリに、印象的なカットが数多く登場するのがこの運河沿い。

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OP、1話の登校シーン、その他いろいろ。
『ろこどる』といえばコレ、のビリケン様像とお社もこのすぐそば。
時計塔、看板など印象的なカットもチラホラ。

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エンディングの冒頭でなんとなんくへこんだなにゃ子が座り込んでいる、棚のあるベンチ……も、
ここの眺望の丘じゃないか? と言われてますが、マ見える景色は違います。
あと、ずーっと西まで3㎞ほど行くと江戸川との合流地点があり、
OPで唯センパイが仁王立ちしてる池みたいなのはそこらしいですが、今回は行ってません。

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■初石駅:エーデルとたぬケーキ
運河駅から東武野田線……あー、アーバンパークライン、だっけか、
東武アーバンパークライン(めんどくせえな)で2駅、
初石駅から歩いて10分ほどのところにあるケーキハウス「エーデル」さんと、
名物のたぬケーキ。

上で書いた行程表にもあるように、ここへ辿り着いたのは巡礼も終盤で
辺りもすっかり暗くなっていたのですけれども……
ケーキを買ってハイおしまい、のはずがまさか、
このラストミステリーであんな結末が待ち受けていようとは……面白すぎるだろ流山。ワザとか。

なお、エーデルさんでは基本、イートインは出来ませんのでご注意ください。
巡礼ノートは置いてあって、それを書くテーブルはあるので、
場合によってはそこで食べさせてもらえたりするらしいです。
この日も魚心くんネックウォーマーをつけたツワモノ巡礼者(多分常連さん)がやってきてました。

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あ、あと、駅の反対側(西側)には、
かごや商店さんと同じく本編には出ないけど、色々『ろこどる』っぽい活動をして下さってる
「小倉ベーカリー」さんがありますが、残念、この日はお休みでした。


■おおたかの森SC
ラスト、おおたかの森S.C(ショッピングセンター)。
1話でなにゃ子が野田ちゃんたちと行ったアイスクリーム屋さんがあったり、
なにゃ子が水着を買いに来たのもここだったり、
クリスマススペシャルでイベントをしていたり、
後日ゆかりさんの誕生日プレゼントを買いに来たのもここだったり、
なかなか万能な活躍をする施設。
見ての通りすっかり夜で、今回は外観だけで中には特に立ち寄りませんでした。
今度来たら買い物ついでに覗いて行こうと思う。

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●○● Closing ●○●



……とまあ、以上が今回の巡礼、舞台探訪の、全貌っちゃあ全貌。
巡礼報告ならこれだけで十分なんだけど、
あっちやこっちで起こった様々のエピソードがこれだけでは収まらない面白さだったので
詳しいことを次の回で書いて行こうと思う。

巡礼情報だけ欲しい人は、ここまでみれば十分だと思うけど、
この次も読んだ方が、ココロの準備ができると思うぞ。
S級妖怪は細部に宿る……
そのことが分かっていれば、オイサンだってもう少しそれに備えた計画をたてたものを……。
という意味シンな引きで次へ続きます。

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ささ、ほんぶちょう! 次はこの、赤いレースのなんかどうですか!?
いやーよくお似合いで! オトナっぽい! よっ、発情期!
ああ忙しい忙しい。
次回はなにを履いてもらおうかなー。



オイサンでした。


 

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2016年1月19日 (火)

■冬は影、匂いに木枯れて。~十度目の小諸・その二 -更新第1038回-

いえーい。
高島忠夫です。


……。


いったい、どれほどの読者に通じるのか……。
オイサンです。

1月アタマの三連休、小諸におじゃましてきた話の続き。
いいところですよ、小諸。
人も町も自然も。

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午前中に上田を一回りして、午後から小諸へ。
キャンディライトで腹ごしらえをし、ツルヤでおみやげ(っていうか買い物)をして、
ぼちぼち観光らしく懐古園へ行こうか、というところからです。
時刻は、13時を回る頃。
18時の電車に乗らないといけない。


▼十度目の小諸・地図




■懐古園

しかしまあオイサンも、よく飽きもせず毎回毎回行くなあ。懐古園。
自分でも感心するよ。
そして何より、これだけ毎回来ても飽きさせない懐古園に感心する。
ぜんぜん飽きないものね。
飽きるだけの刺激がないもの。
今回はキャンディライトで無料入園券をいただいたのでタダです。

  ムウ、人がせっかく小諸にお金を落として帰ろうと思ったのになんてことだ。
  仕方ない、あとでみやさかさん辺りで、お土産をちょっと余計に買って帰るとするか。

今回懐古園を訪れた目的は、
どうも動物園に向かう道の方から千曲川に下る道が分岐しているっぽかったので、
その道の存在を確かめ、あわよくばそこを通って千曲川まで下りてみること。



……しかし、開始5分でその希望は断たれたのでした。



危険なため、通行止めになっていた。
しまった、写真撮ってくるの忘れちゃったぞ。

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↑この先です

仕方ないのでおとなしく普通に懐古園の中を見て回ることにしたいと思います。
いつもは黒門橋を渡った分岐で、大欅さんの待つ右に曲がるのだけど、
せっかくなので今日は逆うちで左から回ってみようと思います。

……左に曲がるって進むとしょっぱなに懐古神社の鳥居があるところを見ると、
実はこっちが正規のまわり方なんじゃないかって気がしますが。

風景というのは、角度を少し変えるだけで随分違って見えるもので、
オイサンはよく、旅先でストレッチをしていたら
からだを大きく曲げた拍子に、町や景色の違った表情が見つかったりして驚くことがある。

  なので、新鮮味とか、発想に困ったら、立ったりしゃがんだり体を横に曲げたり、
  なんなら意識を注ぐ場所を変えたりしてみると欲しい絵ヅラが得られたりして良い。

進行方向を変えてみるだけで違う景色が見えてくる。庭園なんてのは特にそうですね。
すべての地点においてすべての角度を眺めたり、
逆にすべての地点に対してすべての角度から眺めたりしないと、
全部はきっと楽しめないのではなかろうか。

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公園の見所はどんづまりにあることが多いから、
そこでの眺めは静的で、まわり方を変えても変わらないけれども、
歩いている途中のなんでもない眺めが普段と変わって面白かった。

松の木の並木の影の落ち方だとか、東屋のたたずまいであるとか。
大欅さんも、普段と逆方向から近づくことになったのだけど、
周りの木の葉も散ってしまって広く青空が広がり、これまで見たことのない姿が見られて
ちょっとうっとりしてしまった。

こんばんわ、公園の中で欅の木相手に見とれてウットリしてるアラフォーです。
違うんです怪しい者じゃないんです。
欅から通報があった? イヤラシイ目で見てくる? ときどき幹を撫でてくる
それはたぶん私ですが、あなたもずいぶんヤラれてますね。

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懐古園は楽しいねえ。
兼六園ほどの繊細さはないけど、ふかした芋のような良さがある。
……誉めてるのよ?
あと、いつもは大体朝イチに回ってしまうので気付かなかったけど、
午後のこの時間に回ると、木々の影が石垣に影絵劇場を作っていて
大変に楽しかったです。

  お友だちのズベ公( ← 名前)に写真だけ見てもらったら
  「日の具合と、冬の香りがすごい」
  というコメントをいただいたのだけど確かにその通りで、
  葉の落ちる冬でないとこうまで一本一本の木の幹や枝がくっきり影に落ちないし、  影の感じも、こう淡くならないだろう。
  そのあたりに、冬の香りを感じていただけたご様子。
  さすが高いカメラは違うぜ(持ちネタ)。
  ひとつの場所に、全部の季節に訪れることは、やっぱり意味のあることなんだなあと
  改めて思う。
  ……だからこう、なんだ。
  小諸に10回も20回も来ることは、ぜんぜんおかしなことじゃないんですよ?
  ええ。
  おかしくない。
  ちっともちっともおかしくない。
  ふつう。
  ふつうふつう。

念入りな自己弁護に成功したところで、気を取り直して行きましょう。

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■冬枯れの小諸にて、ひとりあくがれる

こんばんわ、さまようよろいです。小諸在住(住んではいない)。
懐古園を周り終えたあとの予定は決まっていない。

普段なら、諸(もろ。山の方にある地域の名前)や飯綱山の方へ向かい、
山でも眺めてボンヤリするところだが、いつもいつも大安定のコースでは若さがない。
小諸に向き合うときは、いつもピッチピチの初老でありたい(高難度ミッション)。
  飯綱山は、浅間山を臨むロケーションとしてはこの上も申し分もないのだけど、
  如何せん、高速道路が思いの外迫っているので結構やかましいんのが残念ポイン ト。
  しかし眺めは最高に良いので、是非一度お立ち寄り下さい。

せっかくなので今回は、多少ハズしてもいいので
これまで歩いたことのない方面へ足を向けてみましょう、そうしましょう。
デ、標的に定めたのが、線路の南西側、駅の南にある南城公園。
高速道路とは反対方向の、静かにならざるを得ない方へ足を延ばす。
マ、なんかある予感はしないけどもw

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部活帰りとおぼしき二人のぴっちぴちの男子高校生のあとにつく格好で、
古城の交差点(そういう名前なんです)を千曲川方面に折れ、
コレデモカと言わんばかりにうねる道を下って、
市の総合体育館・武道場の三叉路を、裏手の方へ歩いていく。

  ……こんなとこ歩く旅行者おらんだろうなあ……。

この辺で東方向へ上る細い道へ進む予定だったのだけど、
どうやらGoogleMapさんでは道として表示されるその道は、
すでに市によって通行止めにされているらしい。
つかもう、ほとんど獣道みたいな道だった。

そちらを行くのはおとなしく諦め、道なりに坂を登っていく。
……ずいぶん上るぜ……まあずいぶん下ったからな。
おそらく南城公園に出るのだろう、と思って進んだら案の定で、
登り切った先でパッと開けた視界の先に、期待した眺めが待っていました。

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おー。いい眺めじゃないの。十分十分。たどり着いたのは、南城公園の第2駐車場。

やっぱり、手の届く距離に山のある風景はいいね。立派な川もあるし。
小諸は、山と川への距離感が、オイサンの生地ととても似ている。
小諸にヒトカタならないシンパシーを覚えるのはきっとそのせいで、
町がよく似た形をして、空気がよく似た色をしている。
お空の色と雲の趣は、結構違うのだけども。
マ山も川も、小諸の方が随分立派であるが、その分ウチの地元の方は人里に力がある。
欲を出してもう一段の高台に続いていた道を少し上ってみたが
こちらからはあまり良い眺望は得られなかった。フツーに住宅街だった。
しかし、やっぱりこの眺めの中で日々生きていたら、
イザ違う景色の中に引っ越したりした日には、モノ足らない、落ち着かないことだろうねえ。
歩き詰めでこり始めた上半身を、しばらく入念なストレッチでほぐして出発です。

……ところで、このとき駐車場に止まってた2台のオクルマのウチ、
一台は黒塗りのセダンだったのだけれども、
窓がスモークとかじゃなくちゃんとレールのあるカーテンがついてて、
なにやらただならぬコワモテファンシー具合であった。
ずっとエンジンかかってたんだけど、中で何が行われていたやら。
売り切れで入手困難なドライりんごや、レモンバター風味ぽてちの密売取引か。
小諸、デンジャラス。

高台にある駐車場から一旦すりばちの底までくだり、
そこから公園の脇を抜けて緩やかに上る。
ここから見上げる浅間山も乙な面もちをしている……

Atrdsc09651

けど、このお写真に写った、山頂の左側のすごく青い部分は
いったいどうなっているんだろうか。
とても綺麗な、宝石のような青色をしていた。

時刻も4時に近付き、6時に発つことを思えばそろそろノンビリもしていられない時間帯。

あとやることと言えば、
そば七さんでカレー南蛮を食べ、珈琲こもろさんでお茶して、
みやさかでおみやげを買って帰ることだけ……
だけ、ってメインどころが目白押しだな。

いつもはおみやげを最後にした結果、
みやさかのお母さんと話が弾んでしまって電車に遅れそうになるから(何屋だ ← みやげもの屋だ)、
今日は先におみやげを買ってしまおう。

そんなことを考えながら、ブラブラと小諸方面へ向かって歩いていた(方角以外てきとう)ら、
国道141号線沿いにラーメン屋を見つけた。ピッコ■亭……。
ふーん、こんなところにラーメン屋さんがあるのか。
今度寄ってみようかねえ。

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……どうでもいいけどさ、この人、さっきから今度、今度って、
別にそんな近くに住んでるワケじゃないのに
なんでもう一回ぶらっとくる前提なんですかね。
イヤくるんだけどさ。
そんなだから、初対面の大学生に「小諸によく行ってる人」なんて
認識のされかたするんだよ。

俺のアイデンティティ!



■小諸のみやげもの屋がこんなにプリティなワケがない

はい、小諸観光の最重要スポット、おみやげのみやさかさんです。
正月に帰省したとき、母が小諸のハヤとアユの甘露煮を絶賛していたので
また同じものを送っておこう。

そして、自分でそれらをちゃんと食べた記憶がないので自分用にも買って帰ろう、という素直なココロ。
たぶん、宿泊した何回かのうちにお宿のゴハンに出てきているとは思うけど。

サテおみやげのみやさかさん……ム、今日はカウンターに美人が二人いる……。
片方はお母さんだが、もう一方は大お母さんではないな。
娘さんだろうか? あの、起きてこないことでおなじみ(ソースはお母さん)の?
働く気になってしまったのだろうか(無礼)。

ブラブラとおみやげを見繕っていると、お母さんが気が付いてご挨拶を下さる。
年に何回も来るかこないかなのに、本当によく覚えてるな。
キャンディライトのマスターもそうだけど。

結局今回も、ハヤの甘露煮といっしょに野沢菜も実家に送っておこう……と思ったが、お母さんに見てもらったところ、
とある事情で野沢菜の方が売り物に出来ないものだとわかった……
イヤ、それだと語弊があるな。
売ってもいいんだけど遠方への配送にたえないものだとわかった。
それはあくまでもお母さんの経験上、らしいのだけど。
別に駄目じゃないんだけど、やめといた方がいい、くらいのことらしい。
サジ加減はオイサンにも分かんない。

ただし。
「遠方のヒト様に送るにはオススメしないんだけど、
          自分の手元で楽しむ分には、こっちの方が美味しい」

と……ちょっとアンタそれ大丈夫なやつなのか、とドキドキするようなコトを言い出すお母さん。

  ……どうだい? スリリングだろ小諸? イミ分かんねえだろう?

……わかったよ、母さん。
そこまで言うなら、オレ、母さんを信じるよ。
じゃあそのよくわからない野沢菜はオレが自分用に買って帰っtt……

「じゃあじゃあ、こっちの野沢菜は差し上げますねっ!♪」

商売っ気!

お母さん、商売っ気! 知ってる? 商売っ気!
もっと出そう、商売っ気。もっと出してこ! ね、お母さん!
そっちの野沢菜、お値段そこそこするから!
ホラ、娘さんが見てるから! なんか疑わしげな目で見てるから!
明らかに接客慣れしてない娘さんなのに、

  「(ウチの稼業大丈夫か)」

っていう目で見てるから!
 
  「いえいえいえいえいえ! ね? ホラ。お売り出来なくって、申し訳ないから!
   持って帰って下さい!」


おかしい! お母さん、リクツが変だよ! お売りになればいいじゃない!
はあ……。じゃあ、いただきます……。
ごめんね娘さん。別に、怪しいものじゃないんですよボク。
そりゃあ家がこんな商売してたら、昼過ぎまで寝ててもなんとかなるんじゃないかって
思うよね……(そのような事実はない)。

あ、ちなみに実家には、お母さんに新たに勧めてもらった、
野沢菜は野沢菜でもちょっと加工の入った別のお漬け物を教えてもらって
そっちを送りました。

……むう……
懐古園の入園料が浮いた分、おみやげでお金を落としていこうと思ったのに、
逆に野沢菜をタダゲットしてしまったぞ……
いいのかこんなことで、小諸。
見たくもないドラマのノボリを観光客に見せつける上田を少し見習ったらどうなんだ。
ちなみにこの娘さん、年賀状を描いてくれた張本人で、
年賀状のお礼を言ったら別バージョンをくれました。
どういうことだってばよ。色々おかしいよ小諸。

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■そば七さんのカレー南蛮と、珈琲とラーメン

そんなあたたかすぎるおみやげ屋を出ると、
日の落ちつつある小諸は朝方の、信州の骨を締め付けるような寒さを取り戻しつつあった。
うおう。
急に寒くなってきたぜ。

まだ5時にもなる前で、
はじめの心づもりでは先に珈琲こもろさんでお茶をいただいてから
そば七さんでお腹を満たして家路につくことを考えていたが、
こう寒くて、腹も減ってきてしまっていては如何ともし難い。

ここは予定を変更して、緊急特番・そば七さんのカレー南蛮をお届けします。

……と、思ったけれどもそれより先に、
日がすっかり落ちきってしまう前にみはらし庭から浅間山さんを眺めていくことに。
この町、暗くなってしまったら何も見えないからな。
ついでに、みはらし庭から見えた健速神社さんにもチョイと寄り道をした。
夕焼けに染まる欅を、ギリギリのタイミングで納められたと思う。

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……このあとは、どってことありません。
いつものそば七さん、いつもの珈琲こもろさん。

  ……どうでもいいんだけどさ、今回、駅からのメインストリート、
  県道130号の通りを何回も行ったり来たりして、
  その途中にあるタイ式マッサージ屋さんの前を3、4回通ったんだけど、
  1回目は、弁当つついてるお店のお姉さんと目が合い、
  2回目は、スマホいじってるお姉さんと目が合い、
  3回目は、またスマホいじってるお姉さんと目が合いして、
  なんなの? オイサンに気があんのっていうかお店大丈夫?
  って、心配になりました。ウルトラ大きなお世話。

そば七さんのカレー南蛮は冬限定メニューらしく、
昨年の11月頃にTwitterでご主人が「はじめました」を謳ってらしたんで、
機会を見て食べに行こうと考えていた代物。
うむ、んまい。
冷えたカラダに染み渡るぜ。卵焼きもこれまたンマイ。

しかし、あれだな。
カレー南蛮もうまいが……オイサンはやはりこの店に来たら、みぞれが食べたいな。
くずしたお豆腐と大根おろしの乗ったおそば、みぞれ。
もうね、そばも美味しいし、豆腐も大根もものすごいしっかり美味しいのよ。
カレーも良かったけど……うむ、次来たらまたみぞれにしよう。
みぞれサイコー。

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  ちなみに、お店に入ったのが昼にも晩にもすっごい中途半端な時間だったせいもあってか、
  そば七のご主人もスマホいじってました。
  流行ってるなあ、スマホ(そういう問題ではない)。

ちょっと徘徊時間が長くなってしまったせいで、
珈琲こもろさんではあまり十分にゆっくり出来なかった。
カウンターで隣に座ってた方、多分まえも一緒になったことある人で、
どうもこの方は地元の、近所の方のようですね。
毎回タブレットをがっつり見つめながら、マスターとごく日常的なお話をされている。

今回は、
「この辺りにはガッツリ系のどくどく油ギッシュラーメンしかねえ、
 俺はもっと普通の中華そばが食べたい!」
と……おかしいな、オイサンも最近、アラフォー周りでよく似た話を聴いたような、
そんな話をされておりました。どこも同じだねえ。

  ちなみにそんな話をしたアラフォーの一人は、ちょうどこの日、
  ご近所、行きつけの山梨まで理想のラーメンを食べに出掛けておったご様子。

ついでにその会話中で、

  「あそこがあるじゃない。ピッコ■亭」
  「あそこ、潰れちゃったよ」
  「うそ!? こないだまでやってなかった?」

  「12月に店長夜逃げして潰れたって」

という情報が得られ……憐れ、今日オイサンが新たに発見し、
次回寄ろうと考えていたラーメン屋さんはすでに夢破れていたことが偶然判明いたしました……。
世知辛いねえ……。楽なコトばかりじゃないねえ……。
寧ろ、楽ではないことの方が、きっと多いのだろうねえ……。

そんな世知辛さに打ちのめされつつ、信州の夜風は朝よりも冷たい。
珈琲こもろのマスターは、
「今年は全然あったかいですよ。毎年は秋の終わりになると、
 嗚呼、また冬が来るなあ、いやだなあって思うけど。
 こんな過ごしやすい冬はない。
 小諸に来て20年になるけど、こんな冬は初めてじゃないかな」
とおっしゃっていたけれども。

例年オイサンは、この3連休には大体、稚内~旭川か、釧路~弟子屈・摩周を訪ねていて、
今年はそれをやりそびれたので代わりの寒さを求めての日帰り小諸だったのだけれども。
日中は想像に反してあたたかく、日が落ちると反動で、期待以上に寒い感じがした。



まあ、まあ、まあ。
何か立派な目的や見たいものがあっての旅ではなく、
ちょっと遠出のブラブラ程度にやってきた小諸でしたが、毎度のごとく良い気分にさせてくれました。

次は、上田をもう少し深く攻めてみても良いかもです。
軽く山に登ってみるのもいいかもねえ。



マそんな、ライトな感じで一つ。
オイサンでした。


 

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2016年1月18日 (月)

■冬は影、匂いに木枯れて。~十度目の小諸 -更新第1037回-

三連休の初日、
遊ぶ金欲しさについカッとなって小諸に行ってきました。
オイサンです。
10回目の小諸。アニバーサリー。

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●○● 小諸生誕10th Anniversary!! ○●○



「ついカッとなって」とは言いつつも、昨年末からボンヤリとそんな気分でおったのだけれども。
行くかー、くらいの。つまりは、計画的犯行。
小諸の内部事情に詳しい人間によるものとみられます。
凶器は浅間山。

マそんな風に、年末ボンヤリ犯行計画を思い描いていたら、
「おみやげのみやさか」さん(小諸駅前)から、
今年最高とも言える今年最高の年賀状が届き、その内容があまりにも今年最高だったので、
こりゃもういよいよ行くか、ということで予定をたてました。

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一泊くらいしようかと画策したのだけど、
例によってグランドキャッスルさんがパンパンだったんで日帰りで安定。
直前に決めても、日帰りで行けてしまうのが小諸さんの強みですわね。

  尚、グランドキャッスルさん、一週間前には数部屋の空きがあったのだけど、
  オイサンがモタモタしてる間にあっさり埋まってしまった模様。
  やっぱりチョイチョイ、人が来てるんだよねえ。
  この寒いのに。

というワケで、小諸訪問10回記念となる今回は!
アニバーサリーらしく、なんと!
お隣の、上田まで足を延ばしてみました!

小諸じゃねえじゃねえか!!

いや、小諸も行きましたよ。
午前中:上田、午後:小諸 の行程。
時間的には 上田:小諸=1:2 くらいの比率。
今にして思えば逆でも良かったかな、と思う。次回はそうしてみようか。



●○● 行程と目的 ●○●



最寄り駅をド始発で出発し、新宿、上野を経由し、北陸新幹線で上田まで。

  上野 06:15 頃着
      06:34 発
  上田 07:55 着
      11:23 発
  小諸 11:44 着
      18:03 発


信州滞在、約10時間。
いつもなら、軽井沢か佐久でJR(新幹線) → しなの鉄道線に乗り換えるので、
新幹線一本で着ける上田はアクセス面では楽かも知れませぬ。
8時前に着けてしまいますしね。

  ……と、その翌日お会いしたアラフォーにそんな話をしたら
  「クソ早えなw!」と笑われました。初老の朝は早い。

上田~小諸のしなの鉄道線が1時間に2本程度と、本数が多くはないので
そこを逃さなければ、特に不自由なくハシゴできます。
最寄をほぼ始発で出て、帰り着いたのが21時半くらい。

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上田・小諸滞在時間は10時間。
大きな目的は、

 1)上田の斥候・つまみ食い
 2)小諸・そば七でカレー南蛮を食べる
 3)浅間山の新しいビューポイントをさがしてぶらぶらする


の三つ。ほかには定番で、

 ・おみやげのみやさかさん(で年賀状のお礼を言う)
 ・珈琲こもろさんでゆっくりお茶する
 ・懐古園をぶらぶら


などがありますが。
どちらかといえば今回の小諸は、安定を求めるよりはちょっと冒険して、
未知なる新しい顔を発見する、という方向を求める所存です。


▼十度目の小諸・地図




●○● 上田にて ○●○



■歴女の俺が葉わさびソバで腹ごしらえをする件

デ、上田。
到着は7時55分と、地元の人もなんならまだ寝てるって頃合い。
しかしオイサン、着いてみるまでサッパリ意識していなかったのだけど、
この翌日から始まるNHKの大河ドラマの題材が真田で、上田はその本拠に当たる土地だったのですな。
そうかそうか。気付かなかったぜ。
デ現地についてみても、さほどお客的に盛り上がっているワケでもないご様子で、
ノボリやら番宣告知ポスターがありはするものの
人が多い!……という感じではなかったです。

  いやあ、さすがオイサン。流行に敏感です。
  ダテに長いこと歴女やってません。鼻が利くったらないもの。
  『真田十勇士』だって、中一のときケムコのファミコン版をやって以来のファンです。
  プレゼント企画に応募した時のテレカだって持ってます。
  歴女だから。

  ▼ファミコン 真田十勇士
  

  テレカ 真田十勇士
  

  

  ちなみに歴女と言えば、現在
  『ガールズ&パンツァーOVA これが本当のアンツィオ戦です!』
  にお前ちょっとチョーシ乗ってんちゃうかと思うほどハマっているオイサンですが、
  ケムコのファミコン版戦車SLG・『砂漠の狐』だって持ってました。やってました。
  歴女だから。

  ▼砂漠の狐
  
  歴女チームの中にロンメルさんが混じっているのも、なんかの縁でしょうきっと。

そんな歴女力バリバリなオイサンですが、
出発の時間が時間だったので朝ゴハンがまだでお腹が空いている。
新幹線の中で、クッキーを一枚たべたきり。
小諸であれば、駅前のそば屋さんできざみそばを食べるところですが……
お、エキナカにこちらもそば屋さんがあります。じゃここで。
このお店はおソバに「特上」とノーマルがあって、「特上」は生そばになるらしい。
珍しい。もちろん特上をたのみます。
食べたのは葉わさびそばと焼きおにぎり。
葉わさびの乗ったいたってシンプルなお蕎麦です。

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なかなか粉感の強い、モッチリムッチリした食べ応えのあるお蕎麦で大変においしい。
パワフルです。
メニューに焼きおにぎりがあるっていうのもポイントが高いですね。
こちらは普通の焼おにぎり。
いやあ、朝から満足感の高いおそばで嬉しい。歴女で良かった。


■八幡屋人形センターがこの町の商売を牛耳っている件

駅前をぶらっと流したら、あまり時間もありません、
さっそく第一目的地の上田城跡公園へ向かいます。
大体の方角は理解していますが具体的な道順なんかは分からない。
……と、思っていたら「上田城跡公園近道」の札が出ている。
近道をするつもりはサラサラないが、ヒントになるなら従おう。

  マきっと、こっちの道を通らせたい商店街の思惑がこの札を建てさせたのでしょう。

どうでもよろしいが、この通りにある「八幡屋人形センター」さんの押しが強い。
イマドキ、ひな人形・日本人形・五月人形一辺倒のオシで人形屋さんって食っていけるんでしょうか、
と他人事ながら心配になるくらい、駅近に大きな店舗を構えていらっしゃる。
こんな看板を見つけ、こっちには興味があるので近くに店舗を探したのだけど、
ついに見つけることが出来ませんでした。

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■肝心の十勇士にもう少し手間ヒマかけて上げて欲しい件

商店街を抜けたあたりに、こんな小さなお社と……
脱力系・真田十勇士モニュメントを発見。
なんでも、町なかに十勇士のモニュメントが立っていて、
それを探して歩くラリーが楽しめるのだそうな。
ははあ、なるほどなるほど。
大洗の町で、『ガルパン』のキャラクターPOPが立ってるのを探して歩くのと同じだな。

オイサンは上田の滞在3時間半ほどの間に2人の十勇士にしか出会えなかったワケですが
(地図が町中にあるのでその気になればすぐコンプリート可能)

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……いかがです、この脱力具合。
新しい真田の大河が始まるのを機に、イマドキっぽく作り直したりしたら良かったような。
その気になってちょっとお金かければ、面白いアトラクションに出来そうなものなのに。

八幡屋人形センター、オラに力を分けてあげてくれ。


■俺の上田城跡公園の展示がこんなにぞんざいなわけがない

駅から公園までは、ほどほどに歩きます。15分弱程度でしょうか。
公園は広々として、ところどころに石垣や櫓、門などの遺構が残っています。
印象としては、小諸をそのまま薄めてのばした感じw 平地が広いから。

公園への入園は無料です。

遺構として残った3つある櫓に入るには入場料が必要で、博物館とあわせて250万リラ。
それぞれの中は資料館みたいになっている。
展示の内容は……ハッキリ言ってクオリティ高くないです。
高度経済成長期に作りっぱなしで、アップデートされてない、的な感じ。
マ史料にアップデートもないだろと言われそうだけど、
内容はともかく、見せ方やまとめ方なんかは日々進歩してると思うんですよね。
デジタル化とかエンタテインメント化しろと言うのではなく、
レイアウトやフォントや、色使い一つとっても、
目を引き、楽しませ、興味を持たせる技術は、内容は同じであってもよりよく出来る……
と、思うのだけど。
昭和に作られたような展示を、今なおそのままポーンとほったらかしてあるのは
正直どーなんだ、と思いました。
マそれはオイサンに中身の価値が分かっていないからなのかもしれないけど。
中身がしっかりしてれば、中身に興味がある人には宝の山かも知れませんけどね。

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オイサンみたいなミーハー小僧の目を引き付けるには、
二次萌え化したウッフンむちむち十勇士が
おムネやらフトモモやら露わにして、ロコツにスリスリしてくるくらいでないとダメっすよ、
ってコトですよ。そこまで言ってねえわ。ラブライブ! ← なんで今それを叫んだ

公園は、のんびりボンヤリするには持ってこいの広さです。
起伏はあまりないのでダイナミックさやときめきには欠けますがとても穏やか。
天気が良かったんで、ちょうど良かった。さほど寒くもなかったですし。

ただその……こればっかりはいただけないなあとつくづく思ったのは、
新しい大河ドラマの番宣のぼりとか、
順路の案内板や注意書き、消火栓なんかの現代の都合で置かれた設備が、
ものすごい絶妙に邪魔になる配置で視界に入るということでしたね。
なんかねえ。
歴史の息吹に、はんなり身を浸して楽しみたい人だっておろうに、
ホント絶妙に、邪魔になる感じで配置されているんですね。
見ろ見ろ感がすごい。おまえはモノクロームさんか。モット、前ヘ、出ル。

ちょっとね、ノイズになるので考えた方が良いのではなかろうか。
写真に撮ろうとすると、あっちとこっちで干渉しあって、
どっちもをきっちりよけて収めることが出来ない、みたいなね。
マしょうがないのかもしれないけどさ。
せっかく雰囲気のいい公園なんだから、もったいないと思う。
お商売を忘れてノンビリさせたげて。

あとね、こんなにスタッフ要らんやろっていうくらい、地域のボランティアなんでしょうか、
ご老人が大量にお勤めなのは非常にご苦労様な感じがいたします。

なぜ、櫓の入場チケット売り場に、ご老人が3人も詰めておられるのか。
小屋の外に一人、中に2人(窓口は1つである)。

   外じじい「おひとりですか? 一般おとな一人!」
   中じじい1「はい一般おとなおひとり!」
   中じじい2「はい承知しました」

飲み屋か。ラーメン屋か。ひとりでも十分やろ。
緊急対応考えても、2人でひとまずええやろ。


■柳町アスタリスク

上田城跡公園と、柳町という昔ながらの風景の残るストリートを歩いたのですが、
その途中で偶然見つけた小川と水路のある小道は、
一つ辻を変えればもう車の走る大きな通りというロケーションとは思えないほど
ひなびた良い雰囲気を醸しておりました。
ナイス。
公園の中も、このくらいひなびてしまっていいと思うぞ。

  尚、小諸も『真田丸』のドラマと絡むらしく、7話・8話あたりに登場するということで
  若干の盛り上がりを見せていましたが、
  懐古園の中は寒風吹きすさぶ通常営業で、ノボリの一つも見当たりませんでした。
  さすが、肩の力の抜きどころを知ってらっしゃる。
  鞭打でも使えるんじゃないかってくらいの脱力加減だ。

柳町は、ほぼ歩いて通り抜けただけ。パン買ったりはしたけど。
50mほどの通りに、昔ながらの建物が並んでおり、中身はいろいろ。
それこそ昔からの酒屋さんだったり、オサレカフェだったり。

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まだ時間が11時前ということもあって、
お店はいくらか開いていたけど人通りはほとんどなく、
オイサンはオサレカフェパン屋でアップルパイとスコーンヌを買いました。

通りの駅寄りの入り口にある、水琴窟のお地蔵様は良い感じでしたね。
願掛けながら、隣に湧いている井戸水をかけると、
流れ落ちた水が地下で反響する音が聞こえてくるという風情のある作り。

  ただこの辺も、やはりちょっと説明書きがやかましい気がした。
  きっと、当時この辺の観光を仕切ってた人が
  こういう方針の人だったんだろうなー。

で、あとは駅前に戻って小諸へ向かいましたとさ。
上田は初めてだったので、もう少し上田で長く時間をとっても良かったかなーと思う。
殆ど、上田城跡公園と柳町しか回っていない。もう少し歩きでのある町のご様子。
次回、ガッツリ回ってみよう。
せめて、全部の十勇士モニュメントを回れるくらいは。
きっと十勇士のスタンプを全部集めると真田幸村が現れて、
ケムコに『真田十勇士2』(ファミコン版)を出すよう具申してくれるに違いない
(実現するとは言ってない)。


●○● 小諸にて ○●○


しなの鉄道に乗って、小諸に着いたのが12時前。
代わり映えしない駅前、ジャスティス。
へー、ここが『なつまち』の聖地かー。 ← ばかにしてんのか

小諸へ着くなり、腹ごしらえにととにかくキャンディライトに足を運ぶ、
敬虔な『なつまち』巡礼者のオイサンです。

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聖地臭皆無、巡礼といっさい無関係の喫茶・キャンディライトには
『なつまち』の影も形もありませんが、
新谷かおる先生の傑作ラリーマンガ『ガッデム』が4巻、
『うろつき童子』が何冊かそろっています。
『ヨコハマ買い出し紀行』も何冊かあります(超歯抜け)。
バチカンに来たのに何故かコーランと大川総裁の著書がコンプリートされてた、
みたいな驚きがあります。
アパホテルの女社長の本でもいい。

「このところ暖かかったのに、随分寒い日選んで来たねえ! ハハハハハ」

とは、入店直後のオイサンへの奥さんの弁。ハハハハハ。余計なお世話だ!
毎度のこととはいえ、微妙にヒトコト多い店だなここは。
今日はなぜか、お水やらを運んで来てくれるのが奥さんではなく、
お客さんっぽいカウンターに座ってた女性。……なんで? アナタお客さんじゃないの?

  奥さん「この人、蓼科から来てるんだけど」

いや、話聞けよ。だから、お客なんじゃないの?
その女性の話では、蓼科の方も随分暖かいらしく、雪もほとんどないという。

  オイサン「蓼科、去年の10月頃行ったんですけど、結構寒かったですね」
  おばさん「ああ、そりゃもしかしたら今より寒かったかもしんない!
       キャハハハハ」

こんな人間ばっか揃えてんのかここんちは。相変わらず愉快なキャンディライトです。大好き。
ゴハンも相変わらずおいしかった。
もっと色々、ドリアとかスパゲッティとか試してみたいですなあ。
カラダがいくつもあればいいのに。

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出しなに、懐古園の入園タダ券をいただいてしまった。
お、ご主人、珍しく観光地の飲食店らしいコトしましたな。
いよいよ雪が降りますぞ。


■落第観光客の英雄譚<ショッピング>

キャンディ飯のあとは、楽しいショッピングの時間。
小諸で唯一の商業施設(そのような事実はない)、TSURUYAへGO!

アラフォーから依頼されたおやきを調達し、
定番のTSURUYAのPB商品、ドライりんごを買おうと思ったが並んでいない。
品切れかと思ったが、並ぶべきコーナーもない。

まさかの生産中止? と一瞬色めきたったのですが、
お店の方にうかがったところ
「一時的に生産が追い付いていないので、今は陳列棚を削っている」
とのこと。
大人気なのか?
ちなみにもう一つの大ヒット商品、レモンバター味のポテチも
置いていませんでした。
残念。

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……。


と言ったところで、長くなったのでここで一旦お別れです。
引き続き、後半戦でお会いしましょう。

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2016年1月16日 (土)

■VOIDが生み出す、イデの無限力について~『ミラクルガールズフェスティバル』とかのこと~ -更新第1036回-

『ミラクルガールズフェスティバル』、
ひとまずツアーモードは一通り終わらせて各曲のビンゴを埋めに回っている。
リズムゲームはあんまり好きではないけども、
「とにかくボタンをたくさん叩きたい」という欲求を
手軽にかなえてくれる物としては優秀なフォーマットであるのかも知れぬ。
手軽すぎる気はするが。

▼ミラクルガールズフェスティバル



ところでオイサン、このゲームのOPムービーと曲が結構好きなのだけれども、
あるときハタと気が付いた。

この歌の歌詞、何の意味も無くね? 意味無さ過ぎね??

……ちょっと、一部、引用してみましょう。
耳コピーなので間違いもあると思うけど、
些細な間違い程度でこの歌に実は意味がありました、
なんてコトにはならない筈だから大丈夫(信頼感)。


♪♪♪インヨー
   (冒頭省略)

   ワクワク音符 踊り出せば
   ドキドキハートでも でも いいでしょ
   リズムはじけ出すワンダーランド 胸の奥がざわめくの

   (チョイ中略)

   あこがれのStage いま飛び出すの
   Mira(Mira) Cle(Cle) 夢のFestival!

   歌おう 歌おう ホラ手を振って 君が見てるから力になるよ
   目一杯 精一杯 輝けてるかな?
   待ってたの この瞬間 さあいこう みんながいるから
   見ていてね 奇跡を起こすの Miralce Girls!
♪♪♪
インヨー



……どうよ。何の内容もないだろ?
改めてビックリしたわ。本当になにもないな。
芯や軸や、核になりそうなものが何もないんだもの。
誰かちょっとくらい重力とか出せよ! って思う。

  ちなみにこのオジサンは、決してこの歌がキライでこんなことを書いてるわけではなく、
  上の歌詞もほとんど何も見ないで書けるくらいには好きです。

ざっくり読み取ると
「このステージを成功させるためにがんばろう」
みたいなことだと思うんだけど……
主体が誰で、「キミ」や「みんな」が一体どこから見た誰なのか、もうサッパリです。
誰の夢で誰のあこがれなんだ。すげえな。

書いた人にはその景色が見えてるんだろうけど、
ここまでフンワリボンヤリ、内容がなくても書けてしまうってすごい。
なんていうかこう……こうしてみると、童謡みたいだね。
しあわせなら手を叩こう、とか。そんなん。

  「ある日パパと二人で話し合ったさ!」
  「えっ、イキナリなに? お前誰?」
みたいな。

▼グリーングリーン

……と思ったけど、グリーングリーンは思いっきりストーリーがあるな……


やたら「みんな」や「きみ」「がいる」ことを強調して、
「力をもらってる」「がんばれる」と迫ってくるあたりに、なんだか恐ろしさというか、
背筋に寒い物を覚える。
こわい。
俺はこの歌が怖い。
得体が知れない。
ものすごい空洞……Voidを感じる訳です。
「だからお金下さい!」って、次には言われそうで。

アッカリンあたりがレイプ目でフラフラしながらこの歌うたってたら
大慌てで肩掴んで揺さぶるよね。
「どうしたんだオイ! あかり、しっかりしろ! 誰だ! 誰に何をされたんだ!!」
ってなるよね。
こわい。怖い歌です。

Void(虚無)から抽出したエネルギーをもとに頑張る、正体無きこの歌の主人公……
まさに、無限力イデで動き続ける萌えアニメ界のイデオン!
さすが、萌えアニメリズムゲーム界の『スパロボ』の異名とる
『ミラクルガールズフェスティバル』さんです、
一作目から『イデオン』リスペクトとは……。

▼復活のイデオン



……とまあいい加減怒られそうなので、この辺は冗談ですけども、
にしても、この歌の歌詞の何もなさ、
「キミ」「みんな」「輝く」「あふれる」「いこう」「ハート」「あこがれ」
などなど、胡散ポジティブくさいワードをとりあえず並べるだけでも
ワリアイ人の目はごまかせる、という、ある意味で
傷ついた翼を広げて光の差す方へ飛んで行けばとりあえずヒットすると言われて久しい
ビジュアル系バンドの系譜と呼べるかもしれませんな。

イヤ、誤解しないでもらいたいんですけど、大好きなんですよ、
この歌も、ゲーム本編も。
ビジュアル系バンドは別にどうでもいいですけども。

ただ、毎回毎回起動時に必ず聞いていたら、
なんかおかしいなこの歌、って思っちゃったんですよね。
イヤー。
びっくりした。

オイサンです。

ここまで前置き……のつもりだったんだけど、
エラく盛り上がってしまったんで、本来書く予定だった内容は次回からにしよう……。



●○● 最近愛を注いでいるいくつかのこと ○●○



ついでに最近わさわさしていることでも書いておくか……
どしたのわさわさ。


■アニメ

1月からの新番はまだほとんど見てません。
5分枠の『おじさんとマシュマロ』『大家さんは思春期』『てーきゅう7期』を見たくらい。
『USAT』枠の中の『おしえてギャル子ちゃん』も見たかな。

ボチボチ2話目が出揃ってきたので見始めようか、という感じ。
……2話目からな。1話目はOPがないのが多いからな……。


 ▼『ガールズ&パンツァー OVA これが本当のアンツィオ戦です!』

年始に地上波で放送していた『ガルパン アンツィオ戦』があまりに素晴らしかったので、
暫くの間毎日見てました。40分くらいだから見られてしまうし、
何よりスピード感がすごいあるので、
「見始めるといつの間にか終わっている」という恐ろしい出来栄え。
イヤ、すごい。とにかくすごい。
なんだったら劇場版よりも優れている部分が多々あるくらいすごい。

  BD買っちゃったよ。
  BDにはオーディオコメンタリーが、
   ・キャスト編(出演声優×3)
   ・スタッフ編(監督ほか2名)
   ・ミリタリー編(軍事・イタリア文化監修ほか3名?)
  と、3つも入っているという超豪華仕様。
  どれもすごい聴きごたえがある……。
  よくある、声優さんがぼへーっと眺めて「きれい」「かわいい」とか垂れ流すだけの
  オーコメとはワケが違う。
  ものすごかった……。

劇場版は劇場版でしかやれないすごさがいっぱいあるので
一概にどっちが良い・優れているとは言い切れないけれども、
時間あたりとか、金額あたりとか、刻んだ評価軸で細分化したら
アンツィオ戦の方がスコアのいい部分が結構出そう、というくらいは素晴らしかったと思う。

  劇場版を見たときはアンツィオの面々のことはよく知らずに見てしまったから、
  劇場版の中でアンツィオ3人娘がどんな活躍をしていたか、
  確かめるためにもう1回見たいくらいだっていうか見るぞ。

シナリオに関してはやはり緩め・薄めではあるけど、
劇場版よりも一本通るものがあったのではなかろうか、とオイサンは感じている。
マ短い分、密度感がそう感じさせているという部分は否めないが。

絵ヂカラ・音ヂカラ・動きヂカラでバンバン押してくる作品なので、
ベクトルとしては中期以降のジブリものと同じ軸上にあることになろうか。
動きやカメラといった楽しさを感じ取る上では至上のヨロコビを提供してくれる、
かなりな力作・傑作であることです。


 ▼『true tears』

来たるべき巡礼に向けて復習を始めたのだけど(持ってて良かったBDBOX)、
いやー、面白いねw
以前見たときは、複雑な事情や感情、理屈では決して収まらない独特の感覚がくるくる絡まって
「よく分からんがとにかくオモロイ」という感想だったけど、
いまこうして素直に見ると、以前よりはすっと心に届く部分が多くて驚いている。

▼リフレクティア


乃絵の気持ちの移ろいとか(言動や衝動の発端はやっぱりよくわかんないけど)、
比呂美の、矛盾を抱えているけど抱えているなりに筋の通った感情の理屈とか、
愛ちゃんのド直球な矛盾とか。
シンイチローの親父とお母んにしても、振り回されながら見ていると何が本当やらわからなくなるけど、
腰を落ち着けてみると答えがおのずと定まってくる感じとか。

まあまだ途中なのでこの先また混乱するかもだけど、
以前よりは彼らの核心に、一歩近い場所で見られている気がしている。

ジジイの慢心かも知れないけど。
以前書いて載せてなかった感想・論評も、何かの形で上げたいなーと思ってはいる。
ずっと。

 ▼『普通の女子高生がろこどるやってみた』

こちらも、ひょんなことから近々ご当地の流山を巡礼に行こうという気分になり、
ちょっとは巡礼らしい巡礼をしようかな、ということで頭から見返している。

▼未来ファンファーレ

この曲も大好きなんすよ。『MGF』に入れば良かったのに。セガ!

個人的には
「面白くてとてもよく出来ているんだけど、あまりに小奇麗にまとまりすぎて印象が薄い作品」
枠で、その感想は今も変わってはいないんだけど、
ナナコのキャラが思ったよりも立っているな、というのが今のところの
アップデートされた感想。

ゆかりさんの色んな意味でのダイナマイト感や唯センパイのまっすぐさに押されて
主人公の印象が一番薄かったんだけど、
見返してみると案外そうでもない。
ちゃんと色々引っ張ってるなー。

巡礼っていう視点で見ると、それらしい風景・背景がいっぱいあって、
まとめサイトにまとめられている以上に
現地に行ったら見どころがいっぱいあるんじゃないだろうかと、
なんか無用にドキドキして一生懸命見てしまうところがあるな。
見てて楽しい。

マもともとまっすぐでほのぼので明るさしかない作品なので
うきうき楽しいのは当然なんですけども。
にしても、流山からなんかもらってんじゃないかと思えるくらい、
流山のアピールにも成功している感があるねえw
ナンダコレw


■Webラジオ

年末にもご紹介したけど、1コ追加。

 ▼ガルフレ♪ラジオ 明音と文緒の聖櫻学園放送室♪
 http://hibiki-radio.jp/description/gfonpu/detail

名塚さんのツッコミもすごく機能してるけど……
それ以上に、サトリナさんの「自分でもおかしいと分かっているけどおかしい自身の日常」語りが、
なんか異様におかしいなw
この人の日記マンガとかがあったらそれでも十分面白そうなんだが。
ラジオCDにしない手はない、ってくらいおかしいです。かわいいです。

34歳未婚声優の重大発表が「スマホ変えました!」っていう、
三十路女子の比較的品の良い悪ふざけが満載のラジオです。
若すぎない辺りが憎たらしくなくていい。
ていうか、チョイ悲しみが漏れ出るあたりがすごく好み。

 ▼砂雪と夕夏のしょこめざらじお
 http://www.onsen.ag/program/shokomeza/

なお、「しょこめざ」とは番組のタイトル『少女たちは荒野を目指す』の略みたいです。
わからんわ。
相変わらずパンの話しかしないw
ちっすーこと千菅春香さんの、真面目なのにフンガー、みたいなしゃべりが良いアクセント。
後輩・年下であることが多かったザーさんの先輩っぽい語りが聴けて良いです。
この先、番宣的な内容が増えてフリートークが減ったら残念だな。
そういう意味で、番宣的なことを話す時間の短い、プレ配信とかの頃が一番面白い番組って
結構あったりするよね……。

最新話放送分の解説とかダイジェストトークとか、要るのかねえ?
関連グッズの告知くらいはあると嬉しいけどさ。
番組の中身を話して、妙にヨイショするくだりって、
あってもあまり意味ないような気がするけどね。

それで番組を見てない人た見るようになるのかっていうと……ねえ?
分かんねえけどさ。

 ▼灰と幻想のグリムガル 何もないラジオ
 http://www.onsen.ag/program/grimgar/

1月アニメのラジオなんだけど……これ、照井春佳さんのアタマが著しくおかしくていいですw
佐藤有世(『ストライクウィッチーズ』のみっちゃん)くらいおかしい。
あれー? この人こんなにアタマおかしかったっけ??
『未確認で進行形』のときのラジオではそんな印象なかったんだけど……。

デこの人、もう28のはずなんだけど……大丈夫か?

そしてその照井春佳さん
(※ぱるにゃすとかいうアダ名があるんだけど、書くのも恥ずかしいので書かない)の
アタマおかしい発言を千切っては投げ千切っては投げする、
小松未可子氏の手腕も相当です。
中村繪里子さんほどのキレというか、技は感じないけれども、パワーはある。
力技だけどな。エドモント本田的な。ザンギエフですらない。
ときどきイキオイ余って照井さんを殴り殺してる。
まあもう、このラジオが面白いのは、両者の力関係がしっかり拮抗しているから、
という点に尽きる。
みかこしが押し切られたら一気につまらなくなるでしょう。
濃いい不可思議女子が暴走するだけのラジオは、オイサンは好かぬ。
がんばれみかこし。

が、実は照井嬢が、実はそこを分かった運転をしている、というのなら話は別。
どうなんだろう。その辺、ちょっと底が見えない。
作ってるのかなー。


……とまあ、そんな感じで。


本当は、先週行ってきた上田・小諸のことを書こうと思ったんだけど、
『ミラクルガールズフェスティバル』の話が長くなってしまったんで
そのテの話でまとめることにした。
てきとうか。

次は多分、小諸のことを書く。
どーかなw
分かんないけど。

オイサンでした。

 
 

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2016年1月 3日 (日)

■FaceBookは味噌の味~気になる高山・『氷菓』の聖地を巡る・その7~ -更新第1035回-

去る12月の5日・6日の2日を使って、ちょっとだけ北陸をつまみ食いしてきました。
オイサンです。

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金沢・兼六園~福井・東尋坊ぶらり旅。
事前の予報では、雨が降る、荒れるとさんざん言われておりましたが、
実際は困るくらい雨に降られたのはホンの数分程度で済み、
むしろ荒天の予兆が海を荒れさせてくれたおかげで、
東尋坊では迫力のある冬の日本海の、「らしい」姿を堪能することが出来ました。
眼福、眼福。


■北陸をさまようアラフォーの魂


また雨上がりの兼六園さんの美しさたるやすさまじく、
完成を超えて円熟の域に至り、さすが日本三名園に数えられるとはこういうことかと、
360度どこをどう眺め回しても途切れのない美しさに取り囲まれ一瞬でハチの巣にされる、
という希有な経験をしました。
完敗です。
ハチの巣です。By HUDSONです。

マその辺の詳細レポートは、また別で記事にいたしたいと思います。

お友だちのJ氏と大体35時間くらい一緒にいたんですけど、
ウチ睡眠の7時間を除いた28時間、ほとんどずーっとしゃべってゲラゲラ笑っていて、
イヤこれは大袈裟でなく盛ってもおらず、
人間こんなに実のない話題でずーっとしゃべって嬉しがっておられるモンなんだなと、
人体の神秘に深く感銘したりもしました。
善き哉善き哉。


マそんなマクラですが、
本編は愉快なジェントル4騎士団と行くアニメ『氷菓』聖地巡礼、高山の旅。
その最終3日目です。



●○● アニメ『氷菓』、高山巡礼 最終回 ~高山にまつわるミステリー~ ○●○



……つってももう、この日はそんなに、書くことが残ってない。

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宿の向かいのストリップ場と、だしなすぎる宿部屋

新しい魔物も現れず、諏訪から都心部へ向かうよく知った道は流れもスムーズで、
朝10時過ぎに宿を発ち、
10時半には諏訪湖の畔でちょっとあそび、
その1時間後には諏訪姫ショップでデレデレして、
お昼はまた八ヶ岳のPAで食べ、
クルマの中では『ガルパン』を見て、
その『ガルパン』もロクに消化しないウチにたどり着いた石川のPAで最後の休憩をとって……
15時を回る頃には、騎士団はもう、すっかり解散してしまっていたのでした。

そして驚くべきことに、別れたその直後、
でんぱ組ライブの余りチケットをTwitterで募集して首尾良く入手し
その足でライブに向かう巨人の姿が!!



て、てめええ~~!!
なんだその元気は! アラフォーなめてんのかぁ~!!
元気すぎだろ……びっくりするわw タイムライン見て目を疑ったものw
さすがエースだ……。

まあ、そんなんでね。
極めて平和的に幕を閉じた、2015年5月、ジェントル4人騎士団による高山十字軍遠征、
巡礼の旅。
これにて終幕です。
あっさり。
さすが、敬虔なる信者の我々に、神はあたたかく微笑まれたようだ。
ふむ、まあ当然といえば当然だな。

今回の旅で何を印象深く思い出すかと言えば、
光に包まれるような高山の済んだ空気と町並み、そして清く流れる水。
ひとえに、ただひとえに心が洗われるような穏やかs

  「コンビニで済ませたのかッ!!」

ひぃ。

  「FaceBookに載せていい?」

ひぃぃ。

  ヒダエル「……」
    P5040404

うひぃぃぃ。

……えー、一部、「パーフェクトに穏やか」とは言い難い部分もございましたけれども。
でもね、こんなに巡礼らしい巡礼が出来て、
巡礼関係無しに町として、観光地として美しく、またさりげなくて、
うまいことすれば刺激的なモンスターともふれあえるこの高山という町は、
とても上等で、堂々としていたように思う。

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これと言って、固まって大きな見どころのある町ではなかった。
お城とか、お庭とか。
けど、それが良かったのかなって、思うんですよね。
そういう「大きな構造」があることによって見どころは分かりやすくなるし、押えやすくもなるけど、
ときに視界を遮ったり、大きな影を作ったりするから、
強がりみたいに見えてしまうときもある。

  「ここを見れば良い」という安心感は、ある意味では縛りにもなるし。
  まあなんていうか、それは「型」のようなおもてなしの形でもあるんだけど。

高山にはそれがあまり感じられなくて、
ありものをとにかく綺麗に整えて、無理はしないようにやっているように思えた。
だから随分、堂々としているように思えたのだろう。

オイサンははじめから、この町の橋が気になっていた。

それはアニメ『氷菓』の本編で、印象的にフィーチャーされていたからだけれども、
実際見てみると、流れる宮川の近さと大きさが楽しいサイズで、
ほどよく距離を置いてかけられたいくつかの橋はそれぞれ手が込んでいて、個性を持っていた。
川と橋を眺めれば、そこから空を遮る物がなく、
それを渡っては眺め、また渡っては眺めを繰り返したくなる。

聖地であることを勘定に入れなくても、あの日の空と川と、
遠くにそびえる山と橋の関係は、それだけで十分、一日つぶせるくらい気分が弾んだのでした。

あと、行きにくいのもイイですねw 高山。
来づらい。
長野側から行こうとするとお伝えした通り、
スパルタンロードクソスパルタンロードのどっちかを通らなければ行かれないわけで。
長野さんと岐阜さんは、ドMかドSか、どっちなんでしょうかね。

  そういえば、帰りのR361で、岐阜から長野に抜けた途端
  道が厳しくなっただかなんだか、言ってた気がするなあ。

マ日本アルプスさんを横断しようっちゅうわけですから行きにくくて当然だけど、
そのアクセスのし辛さもヒトツ、魅力であるように思う。

それでもあの人の多さだものなあ……。人を惹き付けてやまないのでしょう。
名古屋側から来る人が一般的なのかしら。
外人さんとか、一杯でしたものね。

  海外 → 名古屋 → 高山

なのかしら。外人さんにも魅力的に映るのねえ、高山。
マ東京なんかはイザ知らず、他にも金沢とか、日光とか、
わかりやすい日本的な派手なものがバーンとある土地ってイッパイあるのに、
行きにくい、かつ地味な高山をチョイスする理由ってなんだったのかしら。
日本上級者さんなのかしら。
ふしぎだわ。

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あとは、本当に本物の、宗教的な意味での「聖地」であったのにも驚いた。
このアクセスのし辛さを乗り越えて、
総本山目指して信者のみなさんは……イベントの時にはいらっしゃるんでしょうね。
町が一番潤ってにぎわうのは、年に1回だか2回だかの、
その宗教の行事の時だとおっ母さんが言ってました。

  やべえ、俺ら異教徒じゃね?

おっ母さんには俺らがアニメで来たって言わなかったけど、
知っているのだろうか、『氷菓』を。気付いてたのだろうか。
米澤穂信センセイくらいは知ってるのかなあ。

P5060461


……マそんなコトでして。

3日目はホント、諏訪湖畔でアラフォーがこぞって水切りをしたり、
諏訪姫ショップでデレデレしたりしたくらいで
それらしい出来事のない、ただの順調なドライブ(喜ばしいことやないかい)でした。
コレと言って書くことないので、お写真を載っけて終わりにします。

まずは、素晴らしい躍動感で水切りを心から楽しむアラフォー二人の連続写真でお愉しみ下さい。

↓ それぞれGifになっててアラフォーが踊ります!(踊るとは言ってない

Ishi1

Ishi2

Ishi3

Ishi4

Ishi5

Ishi6

Ishi8


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高山、イイトコよ。気持ちの良い町です。
あんまりご当地っぽい美味しいところとかは攻められなかったんで、
次回行くときはその辺をもう少し押さえてみたいかなとは思うオイサンでした。

  もしどなたか行かれることがあったなら、ヒダエルによろしくお伝え下さい。
  俺は元気でやっていると。

あと、高山の帰りに諏訪湖によると、
「……水が汚ねえ……」
とテンションがダダ下がりになること請け合いなのでやめた方がいいです。
そんなときには諏訪姫ショップのかわいさでお口直し!

オイサンでした。
かしこ。



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2016年1月 1日 (金)

■じゃきんと賀正。2016年 -更新第1034回-

2016年、あけましておめでとうございます。

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本年も、どうぞ『ゆび先はもう一つの心臓』で日々の疲れを癒したり、
新しい疲れや穢れを発見していって下さい。
オイサンです。

マ別に、とりたてて新しいことなんかは考えていません。


年末は立て続けにいろんな方とお会いしたりして、なかなか派手な年の瀬だったと思います。
オサレな感じ。

自分のTwitterのタイムライン上もっとも高学歴であろう、と目される若者4人と
町田で馬肉を食べ、
翌週には、いつものパパさん&J氏と浜離宮を巡り、隅田川をボートで遡上し、
歳末のどん詰まり、12月の31日には、
新幹線の中で急遽おさそいをもらって、郷里・奈良で、
これまたぷりぷりの若者とお会いして奈良のまちを小一時間散歩したりしました。
なかなかに刺激的な時間であったと思います。

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年始は、特に予定も決めていなかったので初日はゴロゴロと過ごし、
2日目は友人と、藤原宮跡を訪ね、ついでで百人一首で有名な天香久山へ登ってきた。
マ山登りなんて大層なモンでなく、坂道に毛が生えてイボが出来た、くらいのモノだったけど。

  偶然、イザナミ・イザナギ神社や天の岩戸神社を発見して
  微妙にテンション上がったりした。

その帰り、ふらりと立ち寄った謎の本屋ではなぜか入り口で餅を焼いており、
友人と二人、本屋の片隅で餅を食うというなかなかに貴重な体験をさせてもらいました。

などという、なんとも気の抜けた新年の始まりですが、
マ大体このような調子で推移させたい所存なので、
諸兄も無理のないペースで読んでもらったらいいんじゃないですかね。

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……。


果たしてどんな一年になるやら。

正直なところ、
どのように暮らして何をなせば自分が心満たされる喜びを得られるのか
最近ますます分からなくなっていますが、
良い文章を書き、良い旅をして、
そうした満足のある喜ばしい1ステップに、今年という一年をしたいと、
しなやかな意志をもって臨みたいと思います。

  マ何が出来れば自分が一番満足が行くのかって、
  好きなキャラクターを、自分の思い描いた過程と結末へ、鮮やかに導くことが出来たら、
  一番大きな充実を得られる、ということは分かっているのだけどね……。
  その時の自分はそのキャラクターにきっと恋をしていて、
  「その子を幸せにしている・理解できている=両想いになれている」
  みたいな、バラ色の心の状態にあるのだけど。

そうやって、ひとりでも多くの好きになれるキャラクターと出会えて、
幸せに出来る様なものが書けて、
あとはオマケで、
その自分の幸せを他者にも認めてもらえるような、
そんなことを上手く積み重ねていきたい。
です。
のです。
なのです。

ンでは、この辺で。
2016年もボチボチと参りましょう。
ご挨拶がてら。

オイサンでした。

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