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2015年12月23日 (水)

■FaceBookは味噌の味~気になる高山・『氷菓』の聖地を巡る・その1~ -更新第1027回-

オイサンです。

去る5月の4日から6日まで、高山に行ってきました。
勿論、『氷菓』の舞台めぐりです。


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行程は2泊3日、
メンバーは、銚子・小諸へ行ったジェントル四人騎士団です。

 ▼ジェントル四人騎士団 団員名簿(個人情報)
  ・NOR_kankitsukei:隊長。騎士団なのに隊長。隊長なのに索敵班。かわいい ← ?
  ・teraji800:テラジさん。車輛担当。
  ・yotsuaki:よつサン。補給担当(主に自分に大量に補給する)。あと完全に一致担当。索敵班。
  ・ikas2nd:オイサン。テラジさんの水分・たばこ補給係。ボケもツッコミも両方やります。
        斥候班(早朝に勝手に出ていく)。

ジェントル騎士団としては初の2泊行軍になるので、
団員間の軋轢や愛憎劇など、これまで以上に濃密な人間模様が期待できます。


出会い、別れ! 衝突、和解! 憎しみ! 愛! 嫉妬!
おなかすいた!
ねむい!
コンビニで済ませたのか!!
帰りたくない!
ごはん!
帰りたくない!!
ごはんまだ!?
フェイスブックに書いて良い!?
アルゼンチン! ペソしかないよ!!



▲▲△ 高山、水清き処 ▽▼▼

『氷菓』の聖地という名目で高山を訪れ、何より強く印象に残ったのは、
なんとも清く水が流れている、ということだった。
ひと言では言い尽くし難いけれども、ただ「水がきれい」というのではない。
「きれいな水が流れている」というのでもない。

水が、清く流れている。

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言葉遊びのようだけれども、そうとしか言い表しようを思いつかない。
なんていうのでしょうね、
水が勝手に、きれいなまま流れているということでは終わらない……
無論、水は元から、ひとりでに綺麗であったのだろうけれども、
そこから外れることを、人が人に許さなかった、
人の関わりによって人がそれを穢すことを許さず、
その美しさが、空間的にも、時間的にも、保たれている……
そういうことも含めて、あの町とあの町の水は美しかった。

川面からわき上がった光が町全体を包み込む、そんな美しさのある町だったのです。



▲▲△ 進軍ルート ▽▼▼

目的地・高山はその名の如く周囲を高い山に囲まれており、
また、あとから聞いたところによれば、とある教団の本部が置かれるほどの難攻不落の地形。
地の利をおさえ、よほど計画的に攻めこまなければ返り討ちは必死であろう。
熟考に熟考を重ねた、今回の進軍のルートは以下の通り。

 ●1日目 : ザ・百合ヶ丘 → 相模湖IC → 松本 → 国道158号線 → 高山
   ザ・百合ヶ丘を発ち、みちみち団員を拾い集めながらオンザ中央道。
   松本ICで中央道をおりたら、した道で高山へ。
   松本 ⇔ 高山間は、主に国道158号線と361号線の2ルートがあるが、
   どちらを選ぶかは気分と状況次第。果たして、選択は吉と出るか凶と出るか。

 ●2日目 : 高山 → 国道361号線(インフェルノ) → 諏訪
   高山にて目いっぱい聖地めぐり。
   夕方前には高山を発ち、やはりR158かR361を通って、諏訪湖畔まで戻って一泊。
   最終日のラストバトル(渋滞)に備える。

 ●3日目 : 諏訪 → 地獄
   諏訪湖畔をちょっとだけ巡って、諏訪姫ショップでもちゃもちゃして、帰途へ。
   わが騎士団最大・最強の敵、渋滞との死闘が予想される。

とまあ、大枠だけはあるけれど、キホン細部はいつもの行き当たりバッタリです。
そんななんで、帰りのコトを思うと出発前から、
早速帰りたくない気持ちで胸がいっぱいになりますが。
行かないことには帰りたくないと駄々もこねられません。
行きましょう行きましょう。
行ってから帰りたくなくなりましょう。



▲▲△ 一日目 ▽▼▼

初日、関東から高山までの移動は驚くほどスムーズに行った。
朝6時にザ・百合ヶ丘を出発し、よみうり・ザ・ワールドで隊長を、矢野口でよつサンと合流する。
八王子のあたりで渋滞が発生しつつあるのを察知して、
中央道に乗るのを相模湖ICまで引き延ばしたのが完全に功を奏した。

……なので、面白いコトはあまりない。
毎度おなじみ八ヶ岳のSAで一休みしたくらいである。

八ヶ岳SAでは、いつもお馴染みのベーコンを仕込んだパンを売っていたので、
それにつられてムダにカロリーを摂取してしまった。
ちなみにテラジさんも早速クムーリでカロリーアップ!

軒下にはツバメが憩い……そのすぐそばハチが巣を営んでいて怖かった。
アレ、SAの人は気付いてたんだろうか?
まだ作り始めみたいだったけど……。

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 ▼車中のおとも

道みちの車中のBGMには、テンションアップのために『氷菓』のドラマCDと、
BD/DVDのオマケに入っていたというミニドラマを流してた。

 


『氷菓』のドラマCDは2枚出ていて、オイサンも1枚目は買ったもののヒドかったんで2枚目は手を付けず。
あんまりヒドいんで、聴き終わるやツイッターで
「中学生が左手で書いた同人誌みたいだった」と感想を述べたら、
フォロワーさんから随分とお褒めの言葉を頂いた記憶がある。
まあ、そのくらいの内容だったんだよ。

ただ、BDBOXのコメンタリで、本編の脚本家・賀東昭二が
「BD/DVDのオマケのミニドラマは、僕が書いてて楽しく遊んでます」
みたいなことを言ってたんで、ちょっと気になっていた。

車中で流れていたドラマも、うーむ、これもイマイチだなあと思って聞いてたんだが、
それはなんと、自分が持ってるドラマCDの内容だった……。
1回しか聴かなかったから中身をすっかり忘れてたぜ……。
……賀東さん、もしかしてCDの方の脚本も、アナタが書いてたんじゃないだろうな。

  あ、ちなみにそのドラマを聴いたアラフォーも
  「ホントに中学生の同人誌みたいだw」と言ってたので多分間違いないw

あと隊長、
道行く迷彩柄にやたらと反応しなくても攻撃してきたりしませんよ。
戦争は終わったんだ。もう休んでいいんだ……。



■峠MAX・最速トンネルマスター

先の行程でも書いたように、長野側・松本と岐阜側・高山を繋ぐ道には大きく二つある。
国道361号線と、国道158号線がそうだ。




158号線は松本から高山までの間を、比較的(あくまでも比較的)直線的にむすぶ、
乗鞍岳の北側に位置する道。
現在では、こちらが主な交通の足場として使われているらしい。

一方の361号線は、乗鞍の南側を大きく南北にうねりながら走る、
あなたと私を結ぶ愛のワインディングロード(なに言ってんだ)。
結構最近まで自動車で通行不能な区間があって、そこが整備されて開通したらしい。

「どっちを使うのがいいですかねえ?」
「距離的に短くて便利がいいのはR158 の方みたいだけど、
 案外景色が良くて走りやすいのは、実はR361の方の気がしませんか?」
なぁんて……事前に、ツイッターで呑気に話していたりしたのだけど。

調べてみるとR158の方は、
観光シーズンには渋滞して3時間も動けなかったりしたこともあるらしい。
イヤだねえ、恐ろしいねえ。
まあ当日の様子を見て決めましょう、とか言っていたわけですが、
松本に着くまでコレと言った決め手になるような情報や渋滞があったわけでもなく、
マとりあえず、往路はスタンダードなR158で行ってみましょう、ということになった。



……特段、大きなトラブルはなし。



途中、雨が降って視界が悪かったり、
道全体がトンネルに次ぐトンネルでトンネルを抜けたら即カーブ!
短いS字を抜けたらまたトンネル! トンネル突入の直前で若干幅員が減少する!
トンネル内部で分岐する!

……なんていう、ホントどこのBrightestNights(*1)だ、
と思ってしまうようなトリッキーなコースレイアウトも頻発し、
ドライバーのテラジさんはさぞ神経をすり減らしたことと思いますが、
乗っているだけの身としては、道が混むでなし、気分が悪くなるでなし、
それなりにスリルはあるしで、退屈しない快適な道行きでありました。

  *1『R4』の終盤に出てくる上級コース。
   トンネル内部で幅員が減少してクラッシュしやすいレイアウトにしてある。


   ▼R4 Brightest Night
  


……。



高速をおり、R158に乗ってワリとすぐの段階で3度目の休憩をセブンイレブン・波田赤松店で取った。
そこでシンジ君(アラフォー)を待ち受けていたのは、人類に瓜二つの姿をした使徒だった。
次回、信州紀ヒダンゲリオン第参話「渋滞、逃げ延びたあと」。

この次も、サービス(エリア) サービス(エリア)ぅ!

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で、でかい!
小川町にも似たような奴がいたが……こいつ、仲間か!?

命名。ヒダエル。
道路を挟んで、セブンの斜め向かいに寂しげに佇んでいました。
おヒゲがキュートです。

いや、いいんだけどさ。
こういうの、誰が発案して、誰がGoサイン出すのよw
タダじゃないでしょ、コレこしらえるのも。
ねえ。

  ……創造の使徒:コシラエルのしわざかしら。

農協の若者駆り出したり、自分の農作業の手を止めてやったり、
なさるんでしょう。
とはいえ、まんまとこのケッタイな物体にココロ奪われて足を止めるアラフォーがここにいることもまた、事実。
うずく報道写真家魂を抑えきれず、オイサンとテラジさんは道を渡る危険を冒してまで接近し、
ガッシャガッシャと写真を撮った。
対岸へのもどり、クルマが途切れてくれず道を渡れなくて往生した。
使徒の精神攻撃です。

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お写真提供:テラジさん


  うーん、わしらアレやな、戦場で敵方のオモロイ兵器を撮りに接近して
  帰ってこられへんタイプやな。気をつけよう。

……まあ、行きの道程で、ことさら面白かったことなんかそのくらいです。
退屈だった・つまんなかったと言ってるんじゃない。
ただ、渋滞やトラブルが起こらなかったってだけだ。
大体アレだ、旅行記なのに、目的に着く前に何百行も紙幅を費やす方がおかしいんだ。
さあさあ、そうこうするうちに高山が見えて参りましたよ。



▲▲△ トンネルを抜けると、そこはえるたそだった。 ▽▼▼

やがて、トンネルを抜けるごとに少しずつ、景色から険しさがナリを潜めるようになっていった。
道の左右に田園が広がり、その向こうに民家も見え始める。
ちょっと雰囲気が変わった? と思ったら、
--そこは、もう高山だった。

それからさらに5分ばかり走ると……自分たちはもう、『氷菓』の町並みの中にあり、
そして、渋滞の中にいた。


  ナ  ン  ダ  コ  レ  。


高山到着、そしてまさかの本日一番の渋滞に遭遇。so good.

我々が高山市街にワープアウトしたのが、午後1時30分頃。
高山の目抜き通りは……人とクルマでごった返してた。


 ま  じ  で  か。
 こ   ん   な   に   か   。



いや、こんなにか、ってお前写真くらい撮っとけやって感じですね。
すみません。
リアルタイムのはないので、そのあとの古民家通りでのお写真でお茶を濁しますが、
マこの日はだいたい、町の中心地はどこへ行ってもこんな感じでしたよ。
すごかった。

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人通りだけでなく車もいっぱいで、『氷菓』のあの、雨にむせぶさみしげな町並みなんてどこへやら。
さすがに車が全く動かないってことはないけども、一列にかたまってノロリノロリとしか進まなかった。
なめてたわー。
「人が多いって言っても、ちょっとくらいでしょ?」
と思ってました。
大人気じゃないの。

しかし。
さすが我々。
旅慣れています。
エキスパートです。
ワンランク上の旅をご提案です。

これはもう町なかの駐車場はアカンと早々に見切りをつけ、
宿に連絡を入れて早めにチェックインをすませ、クルマだけ宿に停めさせてもらい
あとは足で回る、というプランに切り替えます。
そうと決まれば、超時空通信、セット・アップ!


   Trrrrr、 Trrrrr .....
  

(ガチャ)
オバチャン声「はい、『お宿 かじ村』」
オイサン「あ、もしもし恐れ入ります。ワテクシ、
      本日一泊で予約しているジェントル4人騎士団と申しますが(申しません)」

オバチャン声「ああはいはい、ジェントル4人騎士団さんねー(実際はちがいます)。
         承ってますよー。
どうしたの


  ……お。どうしたどうした。だいぶフレンドリーだな。

  随分とこう、イキオイがあるオバチャンだぞ。
  何万光年隔てていながら、曲者の匂いが漂ってくるじゃあないか。

「あのですね、チェックインの時間をX時でお願いしてたと思うんですけども、
 ちょっと早いんですが、これから伺ってもダイジョブですかね」

「え? あー。ダメ! ちょーっとまだ無理かな?」


  おっと。キタよコレ。良いイキオイよ。
  これまでの幾たびかの旅の中で磨き上げられた、
  オイサンのレーダーが敏感に反応します。


「あ、え、ダメですか? あの、ひとまずお部屋まではいいんですけど、
 車だけ置かせて頂けたらと思ってるんですが、難しいですか」

「ああ、車だけ? そんならダイジョブ。うん。いつ頃着く?」

  良かった。話せばわかるやないか。
  けど、なんだ。随分とキミはグイグイくるじゃないか。
  旅慣れたオイサンもたじたじよ?

「あ、はい、えーと、あと多分……15分くらいで着けr
「はい15分ねー。ほんじゃ私が外出て待ってますから。お待ちしてまーs」

  がちゃん!


「……(ツーツーツー」

……今、外出て待ってるっつったか? そして、自分から食い気味に切ったな。

 テラジ 「どうでした」
 オイサン「……あ、えーと、はい。大丈夫です」
 テラジ 「……。なんか、大丈夫ですか?(何か察したらしい)」
 オイサン「ええ、はあ、ぜんぜん。ワリと勢いあるおばちゃんでした。
      ……あの、15分くらいで着けますよねえ?」

 テラジ 「え? んー……たぶん! たぶん……」
 オイサン「(アレ、着かなかったら怒られるんじゃないか……?)」

オイサンの、なんとなく気が気でない思いをのせ、
ジェントル号は高山の渋滞をかき分けて進んでいくのであった。



……と、
まだなんもしてないけど、導入はこれくらい。
一旦ページを改めます。
次回に続く。



オイサンでした。



 

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