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2015年10月12日 (月)

■然伽巳日記[Sagami-Nikki]~大道芸に酔って山に登るのこと(前篇) -更新第1008回-

2015年の7月クールも終わってしまい、もうすっかり秋ですね。
10月……。
京都、なんかいいんじゃないですかね?

紅葉燃え立つ秋の京都、
背中にうまい棒をギッシリ詰め込んだでかいカゴ背負って、
五条大橋の真ん中に立ちはだかりたいですね。
モチロン、職質されて「拙者でござるか……。拙者、うまい棒弁慶と申す!」
って言いたいだけです。

オイサンです。
四十になりましたよ?

今年は涼しくなるのが例年に比べてとても早い気がしますが、どうですかね。
皆さんトコもそんな感じ? そんなでもない?
9月の5連休……シルバーウィークに入る前、近所をチョイと歩いた時に、
金木犀が、その甘い香りで町を包み込み始めていて、
確か以前は10月の頭くらいにその香りを感じた記憶があるので……いつもよりはちょっと早いんじゃないかな、
と思うオイサンです。

マどっちが妥当なのかは知りませんけども。

そんなんで、なんだかんだと書かないといけないコトは溜まってるんだけども
マ手近なところからやっつけてしまおうかという短絡見切り思考で発進!
微速前進!



■□■シロガネーゼの迷走■□■



がたがたやってる間にシルバーウィークが終わってしまった。
実りのない連休だったという実感がある。
土曜日を4回やったあとに日曜が来て終わった、みたいな、連続間のない5日間だった。
もったいないことをしたという気分はある。

大きなイベントは、連休初日にアラフォーと行った本厚木の肉ホルモンフェスティバル。
最近、こういう食べ物系のイベントって多いね。みんなお腹空いてんのかね。
あと、3日目・4日目(月・火)に行ってきた、滝子山のロンリー登山。
最終5日目は、アラフォーと小諸・新潟お土産交換会。

しっかりと遊んではいるな。

つまり、オッサンと会って、一人で山に登って、またオッサンに会うという
いかにも孤独なオッサンの、色気のかけらもない連休でした。
孤独死へのPrelude。

あー、でも最終日にネットで見つけたキュアトウインクルのエロ画像は最高でした(さいてい)。
孤独腹上死へのPrelude。



■□■本厚木で食らう肉、そして漫談パフォーマー■□■



パパさんはお肉が好きですね。
伊達にイタリアでモテモテのお墨付きをもらってらっしゃらない(どういうことだ)。
オイサンも、6、7年前まではサモアかトンガ辺りに行けばモッテモテの自信があったのですが、
今ではそれも(それはただのデブだ)。

それはサテオキ、厚木あたりはどうやらホルモンが有名、というか、
それで売り出したいらしく。シロコロ、とかなんとか? 詳しくは存じませんが。
それをうまいこと売りつけるために肉祭りをやるとのお誘いを受け、
前の週の小諸土産をお渡しする都合もあって本厚木へ。

Dsc06155


よく晴れたいいお天気で、会場のビール売りのお兄さん曰く、
「前日は雨でサッパリだったから今日は頑張らないと」とのこと。
パパさんが人気の肉寿司を買いに並んでる間に、オイサンは飲み物を調達して回ります。
パパさんのお目当てはその肉寿司だったらしいのですが
オイサンはこれといった目当てのお肉があったワケでもないので、
会場で目についたゴツいソーセージと、トンコツ水餃子をチョイス。

Dsc06157_2 Dsc06158_2


  本当は水餃子じゃなく、その隣の肉の塊を焼いたヤツにしたかったのだけど、
  1400円した上に金券と電子マネーの併用ができないということだったのでパス。
  そこまでのこだわりはない。
  会場内では現金は使えず(飲み物はOK)、
  入り口で販売している専用の金券か、交通系電子マネーのみ使用OKという現代っ子仕様。

イヤ、どれもなかなかのお味でした。さすが肉寿司は突出して美味しかったです。
ゴハンがもうチョイしっかりしてたら寿司としての完成度がもっと上がっただろうか。

 ▼▽▼大道芸人ともよちゃん ▼▽▼

デお肉も良かったのだけども、それよりも何よりも面白かったのが、
肉会場の反対側のステージでやっていた、お兄さんのファイアーダンス大道芸。

そう、この日はとてもお日柄もよく……夏の断末魔のような暑さだったので、
ものっすごい日向に設営されていたステージの観客席には
人が全く寄り付かないという、芸人のお兄さん的には超アウェイな環境。
雨では話にならないけれども、天気が良すぎるのも考え物です。

今年は涼しくなり始めるのが早いくらいですが、
お日様がチョイとばかり本気を出せば、まだまだお年寄りの一人や二人、
熱中症で軽く昇天させられる時期です。赤子の手をひねるより易しい。

そんなことで、
お肉を食べるのに適した人の多く集まる木陰のベンチスペースは
ステージから20mは離れていようかという距離にあり、芸人お兄さんは超ロンリー。
走れゴメスのように。

▼Lonely Way ゴメスのように



しかし……まさかここから、お兄さん・奇跡の大逆転劇が始まるとは、
そこで肉食ってた人間のほとんどが思っていなかったことでしょう。
オイサンだって、あそこまで見事にやりきってみせるとは思わなかったよ。
本当にすごかったんだから。

オチから言うと……約30分後、お兄さんがステージを終える頃には
あれだけガラガラだったステージ周りの客席……
ざっと4、50人はかけられる長いす群がすっかり埋まり、
その外側にも2重、3重に立ち見の人垣が出来るくらい観客が集まって、
それはそれは、大したステージになっていました。
すごい!

「突然日が陰って、そこで見るのが苦ではなくなった」とか、
「ほかに座るところがなくなった」とかいうオチではありません。
かといって、お兄さんの芸がひとえにすごくて、黙ってても客が吸い寄せられていった、
というのでもありません……イヤ、この言い方は誤解を生むな。
お兄さんの芸自体も、なかなか十分に素晴らしかったですよ。
これも掛け値のない感想。

しかしそれ以上に、
「客寄せのための」お兄さんの振る舞い、芸、構成、手順が、実に素晴らしかった。

逆説的ですが……お兄さんが黙って同じ芸をやったとしても、
オイサンはここまで感動しなかったでしょう。
彼が芸を尽くし、言葉を絞り、手練手管を尽くして
「芸を見せること」と「客を寄せること」を段階的に融合させて見せたからこそ、
二つを合わせてより感動的な芸、ステージになった……と、
そんなこと考えて見てるのはオイサンだけかも知れませんが、オイサンは思います。

  マあれで感動すんのかって言われたら知らんけども。
  多分、オイサンの真向かいに座ってたクラッシャー・ジョウ(4X)も
  似たように考えていたに違いありません。
  出だしはちょっと、ノリが押しつけがましかったかな。

……マそれはちょっと言い過ぎかも知れませんけども、
でもね、本当に見応えのあるステージであり、ステージづくりだったですよ。
コレほんと。
観客ゼロの頃、

 「どうか、どうかもっと近くに来て見て下さい! 僕はさみしいです!」

と感情に訴えるだけから始まって、

 「もうね、近くまで来ないと見えないような、地味な芸をやります!」

と、ホント手元でだけチマチマチマチマやる水晶玉の芸を始めたかと思うと
(しかしそれも本当に見えないワケじゃなく、
遠目でもギリギリ見えるくらいのことをやってみせるのだからソツがない)、
時々大きな芸をやって目を引いたら、
今度はギリ失敗するような芸をやって笑いを誘い、
子供を呼び、その親を吸い寄せ、いくらかの人が集まったら今度はその人たちに

 「あなたたちは良いヒトです!
  どうか人垣を作って、遠くの人たちには見えないようにお願いしますw!
  今からもう、この目の前でしか見えないことをやりますので、
  大げさに喜んでください!
  ハッキリ言います、サクラをお願いします、いいですかw!
  そうそう、上手ですねw!」


とかなんとか、もうロコツに客寄せトークをやって見せる。
十分に観客が集まって芸のシメが近づくと今度は、

 「皆さん、私の芸もそろそろおしまいに近付いてまいりました。
  もうお分かりですね。お会計の時間ですw!
  私は今日このイベントの主催者から、パフォーマンスをやる『許可』はもらっていますが、
  『出演料』は一銭もいただいておりません。
  考えてみてください。特に大人の皆さん。
  私のような大道芸人が、どうやって収入を得ているかを!
  最後のパフォーマンスのあと、僕がここに帽子を逆さにして置きます。
  お分かりですね? ★紙のやつがいいです。
  ハッキリといいます。お金をください。
  お父さんお母さん、子供に5円10円持たせて出した気になるというのはやめてくださ い。
  ちっとも嬉しくありません」



とかもう、最高です。

いやー、オイサンはこういうのに弱いw
あんまり見応えがあったので、色々含みで映画一本分くらいのおヒネリを奉納してまいりましたです。
同じ芸人(おや?)として、学ぶべきところがたくさんありましたから。

Atdsc06181


その後は一旦海老名ちゃんのおヒザ元に河岸を移し、
随分前に2度ほど訪れたコーヒー屋さんでお茶をして、解散。
ええ、勿論今回もキッチリ道に迷いましたとも。
プロですもの。
あの辺、今すごい工事してんのな。
海老名ちゃんを古くからよくご存じのパパさんもちょっとびっくりしておいででした。
ちょっと感慨深げでもあって。

  海老名ちゃんのあの辺を工事 とは。

ちなみにパパさんは最近コーシーに凝っておられ、
「粉を買ってきて淹れる」ポケモンから
「豆を買ってきて、自分で挽いて淹れる」ポケモンに進化したかと思ったら、
豆も種類だけじゃなく焙煎具合やらなんやら頑張り始め、
とうとうブレンドを始めたようです。
男子三日あわざれば刮目して見よ、を地で行ってる感じです。
目がチカチカします。
まあくっついているとちょっと変わったおいしいコーヒーにありつけるので、
引き続きよろしくお願いしたい所存。

「ブレンドを始めた」と聞いて爆笑してしまいましたが、
バカにしてるわけでは無論なく、
「らしさ」が極まっていく潔さ・迷いのなさへの賛辞だと思っていただけるとありがたい。
なんかこう……そういう痛快さ、愉快な気持ちになるよね? ならない?
らしい人がらしいのって、嬉しいよ。
オイサンもアレだな、お返しにお菓子くらい焼けるようになってみるか?



……と、恒例、ここでまたちょっと長くなってしまったんで切ります。
切絵ちゃん。(言いたいだけか

Ap9290022 Ap9290018

Ap9290019 Ap9290028
うまるちゃん終わっちゃいましたけど切絵ちゃんはえいえんにかわいいですね。
最後のうまるも好きです。



続きはSWウィーク後半、山に登った話です。
ではまた。


 

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