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2015年10月20日 (火)

■猫とアラブと、競泳水着~ドリームクラブにて、百合スジに転向する絢辻さんを想うのこと -更新第1011回-

朝。
オシゴト向かう途中に目を引かれ、はっとさせてくれた二つの物。

オイサンです。

一つは、アラブから来た異邦人。
もう一つは、ツンと澄まして座った黒猫柄のスカート。



■月曜日の異邦人

駅の改札を出るとすぐ、
先日書いたパンの匂いのする地下道をくぐるか、地上の信号を渡るかの選択を迫られる。
大抵は信号との折り合いが悪くて、地下道コースを選ぶことを余儀なくされる。

今日の信号カラーも無情の赤で、
人型のサインにくっついている色が変わるまでのタイムゲージもほぼ満タンだったから、
ヤレヤレと、昨晩のやりすぎたジョギングでまだちょっと重い足を階段へ向けた。

そのときふっと、通りの向かいで信号を待っている、背の高いアラブ系の男が目を引いた。
シルエットは極めてシンプルであり、
見るからに肌触りの良さそうなベージュのセーターを着て、スリムな綿パンを履いていた……と思う。
丁寧に皮のケースをかぶせたミラーレスの一眼カメラを首に提げ、
何を見るでもなく、信号の変わるのを待って立っている。

  マ素材やなんかまでは、遠目だったので詳しくは分からなかったけれども。

つまりは、ゴテゴテ、ダボダボしたものではなかったということだ。
無駄な線は少ない。
飾り気のない装いにカメラだけ。
ただそれだけで、信号待ちをしていただけなんだけども、
まだ車通りも多くない朝の都会の真ン中で、異邦人然、とした彼のたたずまいに
不思議と目を引かれたのだった。

異邦人然。
\イホウジンゼン!/と音がした、と言っても過言ではない。
そこだけ既に写真のように、周囲がぼやけて、彼だけちがう空間に立っている。


……マ、理由なんかはないですよ。


なめらかな、強弱のはっきりした直線で深く彫りつけられた顔立ちとチョコレート色の肌が、
まだ少し寝ぼけたような石灰色の町の輪郭から自然に浮き上がって見えただけだと思う。

彼のまとった異邦人としての風合いが自然と哀愁を漂わせていて、
ついついもう少し見ていたいと……出来ることなら、私が彼を写真に収めたいくらいだったけれども……
思って、一度は地下道へ向かいかけた足を止めて、
信号が赤から青に変わるまでの時間、その男の姿を、通行人の目でぼんやり眺めた。

もし気付かれていて、彼がソッチの人だったりしたら
何か視線の意味をカンチガイされてしまったかも知れぬし、
不愉快な思いもさせてしまったかも知れぬ。
であればイロイロと申し訳ないのだが。

なんというか、朝の東京に珍しく、美しい情景であったことですよ。
悲哀……ではないけれども、そこはかとない異邦のこころもとなさ。
カメラが唯一その心細さに対抗する攻撃力ではあったのだろうけど、
逆に、胸にカメラを提げていなければ、異邦人であることを感じさせることも、あまりなかったのではないか。
そんな一幕。
ああいうのをサッと上手に、画にできるようになりたいものだ。

しかしまあ、アラブ系の人というのはその彫りの深さの陰影が異邦人っぽさを醸し出して
うらやましいですな。
あの兄ちゃんも、実際は大したコト考えてなかったと思うんだけど。
「(腹減ったな)」とか「(ジャパニーズJKのスカートは短えな!)」とか。

  ……貴様ッ! そのカメラの中身は、JKぱんつでいっぱいか!!(言いがかり

そういう意味では、ジャパニーズでもケン・ヒライとかヒロシ・アベなんかはうらやましい。
オイサンなんかは、ただのちょっと怖い感じのアジアの人ですからね。
マ海外に行けば、また違う感性で見られるんだろうけどさ。
あちらでは目の色が黒い・髪の色が黒いというだけで神秘的だと感じるらしいですし。

不思議とアラブの人には、白人さん、黒人さんとも一風違った雰囲気を、オイサンなんかは感じます。
えきぞちっく、ていうんですかね。塩化リゾチームでしたっけ?

  ……しかしこうして、色々と言葉にしてみて思うところがたくさん出てくるのだけれども。
  「異邦人」とはなんぞやとか、
  アラブアラブって言ってるけど、どこまでがアラブなのか、どこの人がアラブ系の人なのか、
  自分がイメージして話している「アラブ」っぽさっていうのは
  世間のアラブなイメージと合ってるのか? とか。
  一応、サラリとうわべくらいはさらってみたけども、
  なんか書き方に失礼があったらすんまそん。差別的な意図は何もないのよ。

異邦人、英語で言うとなんだろう? Stranger?
そう思って調べてみたが、普通にForeignerとかだった。
Alienっていうのもあったけど。ホントか?
Englishman in NewYorkでもI'm Alienって歌ってたな。

▼Englishman in NewYork



Strangerは、訳を見る限り若干失礼な感じかもしれぬ。
あと、エキゾチック(Exotic)にも、「ストリップダンサー」なんていう意味があるのね。
あとカミュの元祖『異邦人』にも興味が出てきてしまった。元祖?
こーゆーの、全然読んだことないなあ。


▼久保田早紀 異邦人




■きみの猫スカートに首ったけ

そこからさらに歩き、朝ゴハンも済ませた最後から二つ目の信号で、
スカートにたくさん黒猫を飼ってるお嬢さんをお見かけした。
黄土色の地に、しゃんと背筋を伸ばした細身の黒猫のシルエットをいくつも配したスカートをはいたお嬢さん。

スカートの形には詳しくないけども、サーキュラー? ギャザー?
膝より上丈の、ひらひらとした折込がそれなりに目立つ形をしていた。

目を引かれたのは、ただそのスカートのデザインだけ。
斜め後ろからだったのでお顔はよく見えなかったけれども、
少なくとも、下腹部から下のラインがそのスカートの面白さを邪魔するようなことはなかったから、
それなり以上にしゅっとしていたのではないだろうか。
ストッキングを履いてたかな。
覚えてない。

Btdsc06801


学生さんなのか、あの時間だから勤め人だとは思うのだけど。
そこそこ目立つかわいらしさで、童貞の一人や二人、軽く殺せると思います。

スカートと言えばアニメ『ご注文はうさぎですか?』の第一話(一期ね)の冒頭、
ココアが初めての町を一人で歩くシーンを見た佐倉綾音が思ったのが
「ココアの履いているスカート丈は着こなしが難しい、
 足のラインに自信がないと履けないものだ」
ということだそうで、それにはチノ役の水瀬いのりも同意していた。

そのシーンに流れるメインBGMの命名権が二人に与えられ、ついた曲名が

「キミのスカート丈に首ったけ」

……というのは有名な話だが。
オイサンは、あのスカートに住む黒猫に、彼女が面白い名前をつけていないか気になるのであった。
「ちゃー」とか「きんむぎ」とか、「モルツ」とかじゃなければ良いが。

▼キミのスカート丈に首ったけ




■突撃! 深夜のラビットハウス!

……とまあ、なんやらこじゃれた話を二つばかり披露したところで、
今日も私のイカれた愛にかなしみながら水をやろう。
最近また、夜のお店に入り浸っているオイサンです。

マなんの話かつったら『ドリクラGogo.』の話なんですけどね。
上の話とは全然関係ないですよ。

いやあもう。
大体ね、花里愛ちゃんの競泳水着姿は反則なんだよ!!
あまりにもイヤr……健康的すぎる!

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ああ……かわいい…… ← キモチワルイの分かってるんだけどどうしようもねえんだよ!!

  などと言ったら、松尾象山館長は
  「恥を知りなさい君たち。萌えには反則なんてねえんだよ」
  とキレなさるだろうか。

毎度、ストーリー開始前に花里愛ちゃん+アンジュさんに競泳水着を着てもらい、
5、6曲歌っていただくので時間がかかってしょうがない。
大体、カラオケを眺めてる時間と、そのあとゲームしてる時間が同じくらいだよ!
ドリクラのカラオケを眺めてるだけで必要な栄養分と休息が摂取できるテクノロジーの開発が待たれる。
世界平和と、食糧危機・エネルギー危機解消のためにも!!

そんな寝言を言いつつ、
ストーリーの方で現在仲良くなろうとしているのはノコタンシショーなんだけど。
浮気者か。
浮気しまくりサンダーボルトか。

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カラオケでは花里愛ちゃんを基点にパートナーは気分で変えていたのだけど、
あるときアンジュさんをパートナーにしてみたら……
おやおや。
なんだか随分、お声の響きが良い。

  このゲームの素晴らしいところで、
  同じ歌を聞くのでも、歌い手のペアを変えることで歌の印象がサラッと変わったり、
  逆にヒロインの声の印象が歌った歌によって声の印象がすごくよくなったりするの。
  そんでちょっとドキッとしたりね。
  恋って……思わぬところに転がっていたり……するんじゃぜ?キラーン ← 言ってることは気持ち悪い

デ以来ちょっと気になってしまい、
ノコタンシショーとも若干仲がおよろしいということもあって、
隙を見て(なんの隙だ)、ストーリーの方でもチョイチョイご指名させてもらっております。

  ……ウーム……。
  宇宙警察、ときたか……。たいへんなことになってきた。
  『ドリクラ』宇宙には、宇宙刑事の皆さんもM78星雲も実在する流れになってきたぞ。
  ホント、なんでもアリだなこの世界観は……思いついた奴はやはり天才だ。

  会話やコミュニケーションをキャッチボールになぞらえるというのは
  日本では古く室町時代からのポピュラーな手法であり、
  成立しないコミュニケーションを「言葉のデッドボール」などと皮肉ったりしますけれども、
  『ドリームクラブ』からユーザーに向けて投げ込まれるのは、
  もはや消える魔球レベルですね。
  フツーの人間に取らせる気がない。

  けど、取る人はフツーの球と同じようにスパーンと取るし、
  なんならこっちのがフツーよか取りやすいね、イイ音して気持ちいいね、くらいのことをしれっと言う。
  なんなんでしょうね、この世界のいとおしさというのは。
  この世界を楽しむ他の方々の機微がどこにあるのか存じませんが、
  オイサンはもう、「俺はもう、この世界が大好きなんだ!」とすごく表明したいワケです。
  オッサンの愛・宣言とか、埒もありませんけども。
  「この世界のすべてを受け容れることが出来るのはオレだ! オレだけなんだ!」
  という固有の全能感みたいなものは、さながら『ゼルダ』シリーズの謎が解けたときの
  「オレだけが解けた!」っていうカタルシスに通じるものがある。
  そう、『ドリクラ』は萌え界の『ゼルダ』と呼んでも過言ではありますまい。
  無節操!変態!勇気! のトライフォース。

お話の主軸はしっかりノコたんで進行中。
この子とハナシしてると、なんかフツーに知り合いと話してるような気分になるな。
ギャルゲーとはいえ、異性を相手にするような、緊張感というか、異物感が無エ。
気取らなくて済む、というか。
オタクだからなのかもしれないが、オタク設定ヒロインは過去に何人も相手にしてるもんな。
不思議。
「あーそうなー」みたいな気分になる。

あと、彼女の持ち歌「O-share is Noko-ism」は、エンディングを張れる曲だなと思った。
黒バックにスタッフロールが流れるだけのシンプルなエンディングでかけても
十分座持ちするテンションがありますね。

お話の要所で口を挟んでくるセイラさんは、
正直、彼女メインのシナリオではあまり魅力を感じなかったけど、
こういう役回りで出てくると妙に映えるな。
「あ、この人いい人、魅力的」って思っちゃう。



■Closing~裏表のない素敵なオリビア

マそんな感じでヒトツ、取り留めもない日記でしたけれども。

最近、朝の松屋で結構な懐メロが流れる。
今朝などは、なにをトチ狂ったのか「ゴーウエスト」(♪ニンニキニキニキニンニキニキニキ…のアレ)が流れてきて、
一体どうしたんだと思わせたあと、杏里の「オリビアを聴きながら」がきた。
落差が激しすぎるだろう。

「オリビアを聴きながら」と言えば、サビの

  ♪ 疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの……

という切ない一節が有名ですが、
絢辻さんのことを最も、荒れ狂うような高温で愛していたころ(今だって熱量の高さは変わらないが)に聴いて、
「いつか絢辻さんからも、こんな風に言われる日が来るのかもしれないなあ」
などと先を思って悲しくなってみたりしたのだが、
今考え直してみるとそれはそうではなくって、
この言葉はきっと、絢辻さんは言われる側だな、と思った。

絢辻さんが、絢辻さん自身に言われるセリフだ。

しかしそれでは、話の筋立てが哲学的すぎるし難解すぎる。
マなにぶん絢辻さんのすることだからそれでも丁度いいくらいかもしれないけれどそれは一先ず置いておいて、
絢辻さんが実は百合スジで、彼女自身によく似た、優しい恋人から言われる言葉だったらしっくりくるなあ……、
とか、
月曜の朝から松屋でカレー食いながら考えるコトではねえな。
ウム。
カレーうめえ。\辛エ/

  言われた絢辻さんは絢辻さんで、
  なんだか妙に腑に落ちてあっさり受け止めてしまいそうだけど。
  「ああそうね、その通りだわ。かなしくて耐え切れないけれど、それは全くその通りだわ」
  とか思っていそうでまたかなしい。絢辻さんはやっぱりいいなあ。
  誰よりも真剣に生きてる、絢辻さんが大好きだ!

……しかし、ナンですな。
このあたりの昭和歌謡の名曲と言われる歌は、
結構な割合で、ちゃんと聞くと全然たいしたことをうたったものではないですな。
そこんトコの当たり前具合が、
当たり前のことを美しく激しくドラマティックに、あたかも特別であるように、
大切なものであるかのようにごってりとデコレーションしてシロップでずっくずくにして歌い上げていることが、
名曲たる所以、数多くの人の支持を得たコツなのだろう。

「ああこの歌は、私の大切な思いをこんなに大切に、
 私みたいな些細な人間の気持ちが損なわれないように(大袈裟に)扱って歌い上げてくれている!」


っていうことのタマモノなのでしょう。
パワーポイントで要点を箇条書きにして出したら
「これが問題点です」
って1枚、2枚で終わってしまいそう。いや、見事。

悪いってことじゃなくてね。素晴らしい、という話ですよ。


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オイサンでした。


 

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