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2015年8月15日 (土)

■8月の門 -更新第995回-

諸君、誕生日おめでとう。

安心してくれたまえ、私は正気だ。
諸君らの愛する私が今年も無事誕生日をむかえ、諸君らの喜びもひとしおだと思う。
私も諸君らの喜びを嬉しく思い、ここに心からお祝いを述べておきたいと思う。
おめでとう。
これからの一年が、諸君らにとってまた実り多き年であることを切に願う。

オイサンです。


昨日誕生日をむかえ、まさにアラフォー爆心地に足を踏み入れたオイサンですが、
その2日前の12日の夜、
平日も再開したジョギングにポトポトと勤しんでおりましたところ、
ケータイにメールの着信があった。
実家の母からであった。

 「明日は、いよいよお誕生日ですね」

沁みるなあ。
……母よ、知らなかったのか? あなたの息子は、14日生まれだ。
マ40回も祝ってりゃ、一回くらい間違えるか……。
目を瞑ろう。

あと「いよいよ」ってのはどういうことだ。
やはり息子の四十路突入は、親にとっても事件なのだろうか。

しかし改めて考えてみると、私自身は生まれたところを見てはいないワケだから、
存外向こうの情報の方が正しいのかもしれないな……。
40年間だまされていた可能性が微レ存?



マそれは冗談だとしても、だ。



冒頭で書いたイミの分からないアジりも冗談半分・半分本気でして、
その対象が誰であるにせよ、大事な人が誕生日をむかえておめでとーを言う時、
一番祝われてしかるべきなのは、言ってるご本人なんじゃないのかなと、
母親からまさかの一日早いおめでとうメッセージを受け取りながら思ったのさ。
嬉しいのはあなたもなんでしょ、良かったねって。

だから「誕生日おめでとう」って言われたら、「ありがとう」だけではなく
「あなたもおめでとう」って返すのが実は正しいんじゃないのかなーと思って思いついたのが……
よりによって、冒頭のアホみたいに傲慢な文章です。
ナニを考えてるんだ。
反感を買うのが好きなのか。
反感ウインドウショッピングか。



■Being born in August



しかしこの時期は、
終戦のアレだとか、
アトミック系のナニだとか、
123便のホニャララだとかでやたら人死にの話題が多くて……
こういっちゃあなんですが……世間様の心の湿度が高いワリに発火温度が低く、
この時期に生まれたものとしてはなんかなー、なんだかなーと思うところがナイではナイ。

……案外、ねえ。
8月の、殊に前半生まれの獅子座の人間は、
そのヘン複雑な思いを感じてるんじゃないかなあ。
自分の生まれを祝われる周辺に、人の死の匂いがワンサカと立ち込めているワケです。
デまたそれだけじゃ片付かず、その死をどう扱ったもんかについても、
毎年のようにガッサガッサと蒸し返し蒸し返しでイザコザが繰り返されるわけでしょう?

こういうこと言っちゃイケナイんだけど。
いやイケナかないんだけど。
「誕生日の人もいるんですよ不謹慎ですやめて下さい!!」みたいな話ですよ。

「しみったれたハナシしてんじゃねエこっちゃ誕生日なんだよ、
 命がどうだら、尊厳がこーたら講釈垂れるなら、先ずは生きてる人間の気持ちを祝え!!」
とか、言いたい人も、おられるんじゃないですかね。
獅子座は我の強いのが多いと言いますし。

  あたしゃどうでもいいっちゃどうでもいい……コトもないか。
  そういう空気が、あるのとないの、二択でどっちがいい? って言われたら、
  そりゃない方がいいけどね。
  正直ね。
  ただ自分の誕生日をそうまで祝って欲しいかと言われたらそうでもないので、
  既にあるモノに、今さらイチイチ文句言うほどではない。

マ人間、生きてるうちにしか死者を悼むことは出来ませんから、
そっちを優先したいのも当然なんですけどね。
生きてる人はまだ生きてて、挽回できますから。

そんな8月生まれのオイサンだからこそ、
「慰霊碑」と「ヨロレイヒ」は似ている
などと言ってしまってもいいのではないだろうか。

俺が言わずに誰が言う?
そうとも、誰も言いはしない。
思いつきもしない。
そもそも似ていない。 ← あっ






……軽い気持ちで本場のヨーデル動画を調べてみたが……すげえ……。
伝統芸能ってやっぱものすげえな……。コレは一回生で聴いてみたい……。
と思ったらこの人はイキナリ世界最高峰みたいな人だったw → フランツル・ラング
 

しかし8月……夏休みの思い出って、特にありませんですなあ。
色々な思い出はあるのだけど、
「明確な、何歳(くらい)のときの夏の思い出」と言うと皆無に近い。

オッサンになってからはさいさい旅行をしているので、
何年の何月にどこそこに行ったっていうのはあるのだけど、
大学以前となるとサッパリである。

親とドラえもんの映画を見に行ったとか、
島根の田舎へ連れて行ってもらったとか。

  96年、アトランタオリンピックのあった夏は全身にヒドい発疹が出て、
  ウンウン苦しみながらプレイステーションで『ハイパーオリンピックinアトランタ』をやっていたのは
  非常によく覚えているが。
  なにやってるんだ。
  その年は他にも『NOeL』と『ポポロクロイス物語』なんかもやっていたから、
  余計に良く記憶しているのだった。
  けどこれも大学だな。


初代PSの頃のRPGって、いろんなアプローチの仕方で「ドラクエを抜け」「FFに負けるな」っていう気概と
丁寧さに溢れててすごい好感が持てるな。

そんな中でも唯一異彩を放ってよく記憶してるのが……
1985年、10歳の時の日航機の墜落事故(日本航空123便墜落事故)で、
丁度島根の田舎に帰っていて、おじいちゃんの家のテレビでそのニュースを見ていたのを覚えている。
その年は、どういう理由だったか母親と兄が田舎に同行しておらず、
どことなく、田舎で一人ポカンとしていたから、余計強く記憶に焼き付いているのだと思う。

  祖父が入院していたから、母はその面倒のために同道しなかった……のだと思う。多分。
  兄は中学受験を控えていたからだろう。
  この4か月後の年の暮には祖父は他界するから、
  この時点ではそこそこ逼迫してたんじゃないだろうか。

マそんなワケで皮肉なことに、
幼き日のオイサンの夏の一番の思い出は日航機墜落事故なのだった。
だからなのか、未だにこの事故については「興味」を捨てきれない。
映画の『クライマーズ・ハイ』もすごく好きだし、『墜落の夏』も真面目に読んだ。
この事件……正しくは「事故」なのだろうけど、
      オイサンにとってはそういう心理的なことを含めて事件だ……には、
引きつけられる何かがあった。
「大勢の人が一度に死ぬ」ということに直面した、最初の出来事だったのかも知れない。
その瞬間そこに、どれだけ大きな虚<ウロ>が生まれるのかを、
子ども心に、覗き込んでしまったんだろうなあ。

あと全然関係ないのだけど、
その時いなかのおばあちゃん家のテレビで、事故のニュースの合間に見た
「ある奥さんが、イヤミな近所のおばさんを、
 子どもだかダンナだかを馬鹿にされてカッとなりアイロンで殴り殺す」
っていうサスペンスドラマの結末がやけに鮮明に記憶されている。
アレ、なんてドラマだったんだろ。
さすがにわかんないなあ。

マなにかとナーバスな話題なのでヘタなことは書けません
(もういいだけ書いた気もするけど)。
ヤメロと言われてやめられるくらいなら戦争もなくなってるでしょうし、
ちゃんとしないうちにやめていい話だとも思わんです。

やる以上は実のあることを、なるたけエレガントにやって欲しいとは思いますが。

12月生まれの子供はクリスマスと一緒にされるとか、
1月生まれの子はお年玉と一緒にされるとか。
そんな嘆きを子どもの頃から、友だちなんかから聞かされてましたけど、
8月生まれには8月生まれなりに、自分でも不愉快なのかどうかさえよく分からない、
ジメッとした、ジトッとした空気が漂うモノなんだと……
このトシになってようやく分かってきたんで、ちょっと書いてみた次第でゴザル。

ミのある話ではないけれどもね。
案外こんな時期だから、どこか不思議な門が開いて……
「あちら」と「こちら」の行き来が活発になってしまう、何かがあるのかもしれませんな。

イタリアだかフランスだかでは、
『終わったワールドカップの話をしているうちに、また次のワールドカップがやってくる』
なんてことを言うんだそうですが……ハテサテ。

こんな話をしているうちに……また一つ、年を取ってしまうんでしょうかね。

Cmtbfgnuaaeeokj


お友だちからお祝いのメッセージを頂きました。
ありがとね。
おめでとね。
ヨロレイヒのおっちゃんみたいに、楽しく景気よく。
意気揚々と、生きていきたいと思います。
思うくらいはね。



オイサンでした。


 
 

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コメント

ちょいと遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます。
この時期の誕生日は確かに大変ですよね。
なんか日本国中で「お前らつつしめ」オーラが出まくりますものね。
特に今年は、平和平和と連呼されすぎてうんざ…ゲフンゲフン
そんな中の終戦記念日、今年も私は友人達とTRPGでバカ騒ぎでした。
アラフォー?何それおいしいの?

投稿: JKP | 2015年8月16日 (日) 00時27分

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