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2015年7月の2件の記事

2015年7月10日 (金)

■拓かれる歴史・閉ざされる歴史~Splatoonの感想と掘り起こされる記憶 -更新第991回-

 

西住どの「根拠なんていつもあとづけです! えらい人にはそれが分からんのです!」

オイサンです。Hello, World。

『スプラトゥーン』を始めた話をツイッターでしてたら、
「オイサン、イカちゃんに手を出したんですか!」
と絶妙に人聞きの悪い言い方をされました。
ひ、ひとを海生軟体動物フェチみたいに!(特殊すぎるだろ)

……む、しかしケモミミの発展形、異種姦+触手と考えれば全くの既存か。
やれやれ、パイオニアになるのは楽な道じゃないな。



●○● 『スプラテューン』、孤独な戦いのおもしろさ ○●○



マそんなことで、『スプラトゥーン』を購入、&ワリと積極的にプレイ中。

ビデオゲームを愛し、ビデオゲームに愛されない人間として
コレを避けて通ることは出来ないだろう、というよく分からない動機から購入に至ったワケですが、
こういう『クルクルランド』的なゲームというのは
どうしても避けて通れない気分似させてくれて良いですね。
エポックに立ち会わないわけに行かない、と思ってしまう。

マWiiUを買った時点で、コレをやる気は満々だったのだけれども。

 ▼クルクルランド
 

「『クルクルランド』的」というのは、
シンプルなルールと操作で競ったり、競わなくとも楽しんだり出来る遊びを持ったゲーム、
くらいの意味合いです。

  なぜ『クルクルランド』をそのテのもののオーソリティとして代表させているかといえば、
  あれほどシンプルで、且つプリミティブ過ぎず、不可思議なルールのゲームを
  オイサンが他に見たことないからです。
  この「プリミティブ過ぎない」というところが、結構大事ですね。

  移動を慣性に支配された世界で、
  最初は目に見えない、その存在場所をプレイヤーが通過すると現れる「金塊」を探し出し、
  現れてくる金塊の並びから最終的に描き出されるであろう「大体の図形」を「想像して」、
  金塊を探り当てていくという……。
  「奪う」とか「壊す」「取る」みたいなことだけで済まない、
  衝動以上のインテリジェンスや動機が必要である点が大事です。
  陣取りですらない。

  ご存知ない方は、上の動画を見てみて下さい。

  ゲームの説明については、『ゲームのせつめいしょ』さんにそのまま載っていました。
  興味のある方は是非。

  ▼ゲームのせつめいしょ
  http://www.geocities.jp/frnyanko/setsumei/index.html
  このワケの分からないゲームのルール説明を、
  これだけシンプルにまとめられるってのもすげえ話だ。


  これに比べたら、『スプラトゥーン』なんてまだまだ意味があるし、物語がある。
  世界観による演出で、いくらかのマッドネスを醸しているけれども、
  より意識のカオスに潜り込んでいるのは『クルクルランド』だと思う。
  近年で言えば、『ミスタードリラー』なんかもこのカテゴリですかね。
  『ディグダグ』とか
  (『ディグダグ』の方が歴史的には先輩だと思うけど、やはりカオスぶりで一歩譲るところがある)。
  ……ちゃうねん、『クルクルランド』の話がしたいんとちゃうねん。

『スプラトゥーン』は、世間ではTPS(三人称視点のシューティング)と分類・認識されていて、
それは全くその通りだと思いますが、
それ以上に「任天堂から新たに生まれた『クルクルランド』的なもの」として、
発表時から気にしていました。
そういう意味で、個人的に避けて通れないのです。

  誤解のないように付け加えておくと、
  私は別に『クルクルランド』的なゲームが得意なわけでも、
  ゲーム的に特別好きなわけでもございません。
  存在に興味があるだけー。

で、プレイしてみた。
と言っても、まだまだ対戦を数回、チュートリアル含めて数時間といったところ。
しかしそれだけでも、自分の考えていたのとは違うところが見えてきたので
その辺のファーストインプレッションだけでも書き著しておこう。


 ▼真面目に対戦ゲームはしたくない人でもOK

そもそもオイサンは対人・人との協力プレイは好きではないので、
プレイするにしてもその辺りは出来るだけ避けて
オフライン・一人用 or 対COMで遊べるならそちらをメインでやるつもりだった。
が、その不安は、おっかなびっくりで対戦部屋に入ってすぐに解消された。

「大勢が一か所に入って同じ空間で遊ぶのだけど、
 他者の人間的存在は実質感じられず、一人でCOMと遊んでるのと変わらない」
という仕組みと雰囲気で出来ていた。

周りにいるのは全てプレイヤー(人間)なのだけど、扱いがCPUと変わらない。
コミュニケーションが生じるでなし、なにか気を使わなければならないでなし。
そういう人間的接触が発生しないので、
対人オンラインでも全然気兼ねなくVS COM、with COMと同じ感覚でプレイ出来るので助かった。
これならいい

  ※ここで言っている「周りの人間を気にしなくてイイ」というのは、
   「傍若無人な振る舞いが許される」というコトでは無論なく、
   「フツーにルールに則って遊ぶ分には、
    周りに人間がいることによってしなければならないコトや縛りが
    一人の時と比べて増えたりするワケではない」
   という程度の意味です。
   ヘタクソはヘタクソのまま、オロオロしてたって構わない、くらいのコトです。
メッセージ送ったり、音声会話があったりすると面倒なので、
是非この先も、実装しないでもらいたい

  そのテの機能って
  「あっても使わなければいい」と言われそうだが、あってしまうと
  「使うことが常識・当然 → 使わない奴がおかしい → 悪」
  ってなるお利口な御仁がどうしてもわいてくる(特にあると勝ち負けに影響するから)ので、
  「全く無い」ことが重要なのです。そこに選択肢を設けてはいけない。

  実装するなら、特定の、本当にお知り合いと繋がるモードのときとかだけ、
  本当にお知り合いにだけ通じるようにしてもらいたいねえ。
  外からは、お知り合いの間で通じ合いが起こってることさえ分からないようにして  もらいたい。

マそんなスタンスなので、積極的なコミュニケーションは、
知ってる人とでも、よっぽどじゃなきゃあんまりとりたくないなー、と思う。
真面目に、ねえ? 勝ち負けをやんなきゃいけなくなっちゃいますでしょ?

勝った、負けた、上手かった、下手だった、役割を果たした、果たさなかった。
そういうのは……いらない。

負けてもいいから、ってんで散歩気分でブラブラっとやるのがいい。
それも厳密には正しくなく、「負けてもいいから」ということすら意識しない、
勝ち負けの存在を意識しないで、ぶらっと入ってぶらっとやっていなくなる、くらい。
だらだら、ブラブラ、
勝ち負け関係ナシで遊べる環境をずっと維持してもらいたいです。
世界観とそこで起こっていることを肴にしてぶらつきながら、楽しい妄想をしていたい。

あとは、ここからドラマというか、ストーリーをつけられそうなのが面白い。
今やっているのは人類(イカ人類)同士でのスポーツ的模擬戦争だけど、
実はこれが『ヤマモトヨーコ』における、オールドタイマーが帰還した時に備えた人類同士の模擬戦争のようなもので、
ある日突然、激ツヨ(※)なタコ勢力が攻め込んできて、
オンライン上のプレイヤーたちは力を結集し協力し合ってタコ排除戦争に巻き込まれる、
みたいな盛り上げが、どっかで起こるかも知れない(もう起こってたりするだろうか?)。

  ※各レベルの人たちが激ツヨに感じる程度に調整された様々なレベルの強さ

お話づけをするなら、ってことだけど。

まだ一人プレイはそんなに触れていないけど、
『JSR』や『マリオサンシャイン』みたいなステージで、
対戦的でない、フツーのアクションゲームとしてももっと遊びたい、とか、
『アインハンダー』+『バーチャロン』みたいなゲーム
(ステージ上で拾う武器を使い分けて、戦ったりステージを進んでいったりする)として遊びたい、
と強く感じている自分もいる。
『マリオ』っぽい2Dライクなアクションでもいいね。

  そうなー。
  一人プレイの時は、複数武器を切り替えて遊ぶようにしてもらいたいなー。
  違うゲーム性を用意して、楽しませてもらいたかった。
  ……きっとさ、このゲームが90年代後半~2000年代前半に出ていれば、
  ワリとフツーに、そういう豪華さというか、サービスがされていたと思うのだが
  どうだろうか。

  マそういう贅沢に、ゲーム的に良い時代に育った我々が慣れてしまっているだけなのかも知れず、
  お値段なりだとこのくらいなのだろうけども。
  これだって、十二分に豪華・贅沢な方かもしれぬ。

潜るときの音がいいですね。プチョ、だかチョポ、ポョチュ、みたいなあれが。

TPSとしては……なんだろう、年老いたせいなのか、
精密射撃が出来なくて困っている。
カメラが思うように操作出来ない。
カメラの動きが速すぎるのかと思って速度を下げてみたりしているけど、
狙ったところをピタッと打たれぬし、狙ったところにボムを落とせない。
カメラはもうチョイ引きの方がありがたいなあ。
カメラの距離も調整出来ると嬉しい。

変なコミュニケーション機能をつけるくらいなら、
その辺のTPSとしてのプレイアビリティを広げた方が良いように思われる。


 ▼一人遊びは、いつでも好きな時に一人で遊びたい

他には……あの、なんですか、フェスと言うんですか、
あの「パン派 VS ごはん派」とか「赤いきつね派 VS 緑のたぬき派」みたいな、
大規模派閥闘争みたいなのは。
そのフェスの期間中、フェスとは関係のない遊び
(通常のナワバリバトル、ガチバトル)が出来ないのはどうなの? って思う。
パッケージで、ソフトを買ったわけですよ。
それを、好きな時に、好きなように遊べないっていうのはどうなの? と、
世の中のオンラインモノを見てるとしょっちゅう思う。
始めようと思ったらメンテナンスしてて全く遊べない、とかね。

常にオンラインをキチンと遊ばせろとは言わないので、
メインの遊びはスタンドアロンで遊べる部分ように、しっかり入れておいて欲しいと思う。
なんか、解せない。
既にお金を払った物のメインの機能を、自分の使いたいときに使えないというのは。
購入する前に、そこまでの情報を与えられたか、俺たちは? というね。

テレビゲームくらい、自分の都合のいい時間に、好きに遊びたいじゃないの。
他人の都合に左右される一人遊びってどうなのよ。
オンラインTPSってみんなこうなの?

『Splatoon』も、ここまでオンラインの向こう側の事情に左右され続けるゲームだとは思ってなかった。
基本は一人プレイモードがあって、
スタンドアロンでの対戦プレイ(2P~モード)があって、
その上でさらにオンライン対戦がある、という構成だと思ってた。
メインモードがオンラインで一緒に遊ぶ人間が8人いないと遊べないというのは、
正直、解せない。

「相手がいないと遊べない」というのは即ち、
「遊び場への入場券を手に入れただけ」と同じだと思う。
「テレビゲームのソフトを買う」ということは、
それプラス
「遊び場だけでなく、そこでの遊び(いつでも遊べる状況・環境)もセットで購入している」
という理解と感覚でずっといたから、
最近のオンラインゲームのそういう感覚は、ちょっと理解できない。
少なくともメインのモードだけはオフラインでもいつでも遊べて欲しい。

あとは、アレ。
観戦モードが欲しいわ。
『バーチャロン』であったような、人が対戦しているのを三人称視点で
観戦できる、ライブビューモードが欲しい。
実況勢もはかどるのではないだろうか。
ホンモノの実況と解説が出来る環境があるとよいですね。



●○● The Age of シオカラーズ ○●○



それはそうと『スプラトゥーン』、
ゲーム開始時に現れて色々いまの状況
(今日のステージ、アップデート情報、大規模対戦イベント情報)
をラジオDJっぽく教えてくれる、
シオカラーズのホタルちゃんとアオリちゃんが地味に人気のご様子で、
いやー日本人の文化レベルも随分上がったなあ
とちょっとエラそうに感心してしまいます。

ものすごいですね。

彼女らのノリは、POPの前線とまでは言わないまでも、
平常時のテンションを50だとすると80から85くらいまでキている、
結構イッたラインを踏んでる気がしますが、
それを皆さんワリカシ「普通に(=50の線として)」処理しているご様子で、
ああ、これはもう、『スプラトゥーン』を楽しむレベルの御仁たちにとっては
「日常の出来事」なんだなーと思うと、なんだか嬉しくなってしまう。

  マ任天堂さんには以前から、
  いい具合にトチ狂ったテキストを発射する部門が、
  専門になのか、存在しているご様子ですがね。
  外部のシナリオ屋さんなのかなあ。

なんていうか……ああいうの、みんな普通にアリなんだなあ。
言われて初めて、オイサンも「ああ、アリだ」と気付くけど、言われないと分かんないよ。

デ、そのシオカラーズ二人のトーク。
テンポも内容も語感も、エッジがきいてて……というと語弊があり、
「エッジが利いている」という攻撃的な感じではなくて、
むしろ「エッジがふやけている」感じが独特で、聞いていて楽しい、喜ばしい。





それを「最近のセンスってのはすげえなー」と思いながら聞いていて、
ふと、「このトークの過去の分って、どこかで聞けるのだろうか?」と思った。
以前のも聴いてみたいと思ったのでした。
……マ普通、外から見られる形では残ってませんよね。

それで、ちょっぴり残念な気分になったのです。

この、時代を代表するような空気が、
数十年後に『スプラトゥーン』のパッケージをひもといたとしても、
そのまま流れ出すコトというのはないんだなあ、と思うと。

オイサンにとってゲームの「存在の仕方」は、
本や映画のように、パッケージングされ固定されたもので、
例えばそれを100年後に紐解いたとしても、当時の空気や風俗が、
そのまま100年後の世界に展開される類のものなのです。
それはつまり、時代の空気をそのまま密封保存することでもあります。

そこに一つの時代が切り出され、再現される。
それは時間軸も同じでそのまま保存され、読み進めていけば、同じテキストをまた読むことが出来る。
その流れによってまた、当時の時代性のようなものが醸し出されるものである、と。

もうじき四十になろうとしているオイサンですが、
『ドラゴンクエストⅡ』をプレイしたのは小学校5年生の時です。
……たしか。
 
  1987年の1月だから……小5だよな。合ってる。
  ちなみに、なぜ『ドラゴンクエストⅡ』を挙げたかといえば、
  『ドラクエ』シリーズでも一番好きなタイトルだからです。
  物語のあり方が、一番心に残っていると言える。

いま、当時のオイサンと同じ小学校5年生の少年が
ファミコンに『ドラクエⅡ』のカセットを挿して電源を入れれば、
あのときと全く同じ世界がそこに広がります。完全な形で残っています。
シナリオも、テンポも、一字一句変わらない。

「いやー さがしましたよ」

って、緑のあんちくしょうが言うワケです。さがしましたよ、じゃねえよ!
それが……とても大事なことだと、オイサンは思うワケです。
そこに時代の空気が、全部そのまま残っていることが。

もちろん、イマドキの小5少年が、30年まえのオイサンと同じテンポでもって
それを感じ取ってくれるとは思いません。
ただ、
「大灯台でドラゴンフライに集中砲火で殺されたでしょ」
「ああ、あったあった……あれはないわ……」
って話はまあ、通ずるワケです。

親子ほどか、それ以上に年の離れた者たちが、
心や体の年齢のハンデなしに、
同じ時代の空気と時間の流れを「体験することが出来る空間である」ことが、
コンシューマテレビゲームの一つの大きな価値だと、オイサンは思っておるのです。

昨今のコンシューマテレビゲームや、オンラインのものはどうだろうか。
始める時期によって、「中身」が変化してしまうワケです。
サービス開始初期に始めていれば、まだゲーム後半の仕掛けが入っていなかったりするし、
サービス開始から時間が経ってから始めた人には、最初の頃のコンテンツは見えなかったりなさる。
同じゲームを遊びつくしても、遊んだ時期によって違う空気が流れている、というのが、
どうにもさみしい。

  マそんなことは『ストⅡ』あたりが大流行りした頃から既にあったことなのでしょうが、
  それはまあ、ゲーセンの話。

そもそも世の中にネットワークが蔓延し始めた時点で
こういう流れを止めることはもう出来なかったのだろうけども、
そういうことに価値を感じている人というのは、
他にいない……あまり多くなかったということなのだろうかね。

数十年後に、

  ジジイ「シオカラーズは良かったのう、ばあさんや」
  ババア「そうですねえ、おじいさん」
  若 者「『スプラトゥーン』の話ですか。
      この間アーカイブでやりましたけど、アレは良いものですね」

  ジジイ「あの良さが分かるか、イマドキ見所のある若者だ、実に感心だ」

っていう会話が、どうか生まれるようであって欲しいと思うのです。

マ30年も昔のおもちゃが、今もそのままの形で遊べる環境があるのもまた、
同じネットワークの手柄なのだから、文句は言えないのだけど。

などと考えていたら、ちょうどこんな文章にめぐりあった。

  ▼輯佚(しゅういつ) [ はてな匿名ダイアリー ]
  http://anond.hatelabo.jp/20150709015357

そう、シオカラーズのやり取りに代表されるオンラインゲームのはらんだ空気は逸文になりうる。
その一文一文に大きな意味はないけれども、
それらが時系列の通りに再生されることで、一つの大きな空気を作り出す。

だからまあ、出来るだけ、そういうヒトカタマリにアクセス出来る仕組みを、
どうか用意しておいてもらいたいと……その空気を愛した者の一人として、
切に願うものであることだなあ、酒よ。



●○● フォルテッサ ~The Legacy of WAR ○●○



最後に、もう一つゲームの話題。

  ▼ソニーがかつて任天堂と共同開発したスーパーファミコン互換「PlayStation」の実機が見つかる[ GIGAZINE ]
  http://gigazine.net/news/20150706-snes-playstation/


昔のテレビゲームの話題とか謎めいた噂の話なんて、もう出尽くしたもんだと思っていたけど、
忘れた頃にこういう物が発掘されてきたりすると、
やはりちょっとこう、ココロときめくものがありますね。

これだけ世界中、空飛んで移動できたり、宇宙から地上を観測出来るようになったりしていて、
さすがにもう地上には未発見の物はないだろうと思っていたのに、
まだ時々未発見の大きな遺跡や部族なんかが見つかってたまに話題にのぼるみたいで、
ぱっと視線の向こうに、不思議な物が浮かび上がってきたような驚きと喜びがある。

  宇宙とか海の底、地面の下からは、まだまだ色々出てくるんでしょうけども。

古いものが見つかった、という喜びには、
全く新しい物が見つかったり作り出されたっていうニュースを聞くのとは、
また違う喜びとときめきがありますね。
この差は何だろう、なぜだろう。

劇場版『まどか★マギカ』の挿入歌、misteriosoの歌詞で


  ♪ 世界は まだきみのため 喜びを 隠しているから


って言うのがあるけど、まさにそんなカンジ。
同じ、新しいものに触れるという意味では、
『スカイクラッドの観測者』に


  ♪ それは愚かゆえの偶然 招かれざる奇跡 閉ざされてきたGate……
     「規制は終わった」!



という歌詞がありますが、こっちには緊張感が走りますね。
古いものに触れる喜びには、なんというか、
既にを終わったことだから、いくらか安心感があるというのかね。
そんな感じ。

他にもなんか出てこないかねえ。
横井さんの残した携帯ハードの構想とか、
飯野賢治が残した変なソフトの構想とかが発掘されたりすると面白いんだけどなあ。
……そういえば、KAKEXUN(カケズン)ってどうなったんだろう?
あとで調べてみるか。

ついでに、このSFC用CD-ROM再生機・プレイステーションとともにリリースが準備されていたというソフト、
『フォルテッサ』のROMも出てきたりしないかな。
そしてプレイアブルな形で、どこかに展示して欲しいものだ。
幻に触れるような不思議な感慨があるに違いない。

……どんなゲームだったんだろうなあ、『フォルテッサ』。
いま見れば大したことのない、良くてもプレステ初期の3Dゲな物なのだろうけど……
それが世に出ることによって、
32bit機時代以降のゲームのあり方はガラリと変わっていたかも知れない。

セガが『バーチャファイター』を出すことは変わっていなかったに違いないけど、
もしかするとナムコがあそこまで(=PS初期にキバってやっていたほど強く・濃いカタチで)
『鉄拳』や『リッジレーサー』を力強く作り込むことはなかったかもしれない。

  だって、
  SFC・メガドライブの16bit機時代以前と、
  32bit機時代以降とで、
  ナムコのコンシューマ領域における存在感ってケタ違いなのだもの。
  若い人は知らないだろうけど。
  そして、より古いゲームセンター時代から、
  よりゲームセンターでのカルチャーに深く触れている人たちにとっても、
  微妙に感覚の違う話かも知れないけど。

  ゲーセン主権時代からゲーセンに重心を置いて居た人たちにとってのナムコは、
  やはり大きなものでしょうからね。
  ファミコンの頃から、コンシューマに軸足を置いたオイサンのような人種にとっては、
  ナムコは、存在感こそ他のサードパーティに比べて大きいは大きい、とはいえ、
  やはりいちサードパーティっていう印象が強いのではないだろうかしら。
  デカいよ? デカいはデカいんだけどね。

  そしてもっと言うなら、
  そんな大きな分岐点がそこに、目の前にあったにも関わらず、
  「でもアンタんとこは、どうせ『バーチャ』出してたでしょw?」って、
  しれっと言われてしまうセガっていうのは、
  やはりセガなんだな、どこまでいってもセガなんだな、
  ぶれないよね、すごいよね! って、素直に感心してしまう自分もいるのです。
  ホントにオンリーワンだわね。さすがだわ。

余談が長くなったけど、マそんな世の中が続いていたら、
任天堂が引き続き覇権を握り続けていた可能性もゼロではなかったというか、
寧ろ今の世界線よりその可能性はよっぽど高かった、と思う。
最大の商売敵であり、次代の覇者となったSONYが存在しない世界なのだもの。

  マそういう関係性になったらなったで、
  なんか変な権利とか特許とかを握って、悪い立ち回りはしてそうだけどさ。
  ソニーさん。

『フォルテッサ』……そんな、存在したかもしれない、歴史の分岐点を……
ひと目、ねえ? 見てみたいじゃない?
どうしよ、ショボいペパルーチョみたいなんだったらw
でもそんな感じなんだろーなー。

マそんなんで、この「幻のプレイステーション発見」のニュースには、
心躍ってしまったつくづくゲームオタクなオイサンだったわけですよ。
……うーん、こういう話を書いてるとつい熱が入ってしまって……
ああ、俺はやっぱりテレビゲームが……据え置きコンシューマゲームの話が好きなんだなって、
つくづく思うわ。
愛おしい。



マそんな感じでヒトツ。
オイサンでした。


 

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2015年7月 4日 (土)

■アナグラとスパゲッティ~お台場のガンダム、科学未来館と、永山の大盛りスパゲティの段~ -更新第990回-

ハイどうもどうも。
とうとう『血界戦線』の原作に手を出してしまったオイサンです。

アニメの方が、原作の楽しみをかなり残した形でアニメ化してくれてるので、
知ってるエピソードを原作で読んでもまだまだ新しく楽しめる余地がたくさん残ってて非常に嬉しい。
主にクラウスさんの可愛い面が残してあって良い。

あと、原作を読んでみて、アニメ化で結構ヘタ打ってる部分があることに気付いた。
アニメでは、話の繋がりがよく分からない回とか、
終わったのか終わってないのかよく分からない回があったりしたのだが、
原作で読んだら「ああ、そういうオチだったのか」と落ち着く話が、2、3話。
あまりこなれていないのかな、
総集編もいただけなかった。残念。

しかしこのタイミングで総集編ということは2クールやるんだろうか?
と思っていた矢先にお詫び発表。

  ▼【重要】最終話(#12)放送延期のお知らせとお詫び
  http://kekkaisensen.com/news/index.html?id=n119

最終話が30分で収まらない+間に合わないから延期する!
ホンモノの最終話放送スケジュールは追って通知!
最終話やるはずだった30分は特別番組で埋める!
……らしい。らんぼうだwwww
いいぞwwww

マ実際のところは、
 ラスト2、3話が間に合っていない
  → とりあえず総集編で時間に余裕を作ろう!
  → 今度は総集編に使っちゃった分、時間が足りないぞ!
  → 時間拡張の最終話を放送も延ばして放送する!


……という、ある意味で最悪の結果に落ち着いたものと思われる。
マいいんだけどね。見る側としては、
なんだかやけに面白そうな特別番組(小山力也さんと坂口大助さんのインタビューあり)が見られて、
且つ長尺の最終話が手に入るんだから。
言うことナシ。
あとはカントクさんの立場が必要以上に悪くなったりしないことを切に願う。



  ●○● 関西人、お台場に立つ! ○●○



前回の記事で感想を書いた、お舞台『ペルソナ3』を観た翌日の日曜日、
西方からやってきた友人・ペ氏を連れてお台場へ行ってきました。
目的はお台場ガンダム日本科学未来館の「アナグラのうた」

  ▼日本科学未来館
  http://www.miraikan.jst.go.jp/

普通に行っても面白くないので、両国から船に乗って行ってきました。


えー、盛大に寝坊しました。


東京駅に8時40分で待ち合わせをしたのですが。起きたの8時30分。
ズギャー。
寝坊なんか何年に1回くらいしかしないのに……この日か!

いやあ……本郷に宿泊してて良かった!

  どうもこんばんわ、東京で2日連続で遊ぶのに、
  神奈川在住でも一旦帰るのが面倒で宿をとる男・オイサンです。

  尚、この日はジャニーズのドームコンサートがあったせいで
  近郊の宿がどこもいっぱいいっぱいで、
  関西から来た友人ペ氏は宿が見つからず小岩に泊まったにもかかわらず、
  オイサンは運よく本郷の宿がとれてしまい、
  関東住まいの自分の方が全然便利がいい、という大変申し訳ない感じでした。
  そこに加えて寝坊ですからね。どうよ。

まあ集合場所の変更とか色々手を尽くしてどうにかリカバリー出来たんですけど、
いやあ、申し訳ないことをしました。危なかった。



■関西人、隅田川を下る!



しかしお台場なんていうオサレスポットは、
オイサンには難易度が高すぎてアウェイなことこの上ないので、
せめて行き方を自分っぽくチューニングして行ってみよう、と考えた。

それで見つけたのが、両国~お台場までの川下り水上バスコース。

  ▼浅草・お台場クルーズ
  http://tokyo-park.or.jp/waterbus/course/01.html

電車+ゆりかもめを使えば30分以上かかるところを、
なんと、水上バスを使えばたったの60分!
大人しく電車で行けや!
うるせえ!
おれはゆりかもめの、あのセンスのない混み方が苦手なんだよ!
南武線と同じにおいを感じるんだよ!

そんなこんなで水上バス。

Dsc02295


乗ってみると非常に楽しかったです。
あと空いてる。
もっと観光客でいっぱいだったりするのかと思ったけど全然だった。
乗ってるのは大体、元気な老人と元気のない若者ばっかりです(よけいなお世話だ)。
こんばんわ、ちょうどそのどちらにも足を突っ込んでる系男子です。

Adsc02275


ご老人80%、外人15%、物好きなワカモノ5%、くらい。
乗船率は最大でも30%程度だったと思う。
うーん……それはそれで……廃止になったりしなきゃいいけど。
無くすのはもったいないからねえ。

川から見上げる東京の町は、
当然のことながらいつもと違った表情をしてました。

Adsc02287

Adsc02346

Dsc02400

デッキに出ると風が強く、また結構な揺れでちょっぴりだけ怖い。
船内アナウンスで周囲の風景の解説をしてくれる添乗員さんは皆ボランティア。
年輩のご老人、アリテイに言えばジジイばかりです。
いいぞジジイども、その調子で長生きしろ。
たまにはババアがいても良いと思うんですけど。

Adsc02468


見所は、スカイツリーにレインボーブリッジ、いくつかの橋。
せっかくなので、地味な橋の裏ッ側にえろっちい二次元おフロポスターでも貼り付けて
見所にすればクソみたいな萌えオタの客が釣れるんじゃないですかね(余計な提案をするな)。



■Kansai-man in インチキNewYork~関西人、フジテレビに立つ!



サテ小一時間、船に揺られてお台場到着。
突然現れるこぶりな自由の女神のレプリカに、
このお台場という土地のケーハクな性根が見て取れます。ケッ(敵意)。

そんなアウェイなお台場で何を見るかと言えば、
オイサンの希望としては、先に書いたガンダムと科学未来館を見られればあとは特にないので、
その他については西方から来たりしペ氏にお任せです。

Adsc02474


テレビっ子(?)のペ氏、「フジテレビを見てみよう」というので、
近年、すっかりメディアの王から引きずりおろされ落ちぶれた感のあるテレビの王城へ突入。

サザエさんのお土産ショップ、
ちびまる子ちゃんのコラボカフェ、
朝の情報番組の歴代アナの写真・ブログ紹介、
スタジオちょい覗き見、
その他、各有名番組の歴史とか、ナゾの展示、などなど……。



……。



えーっと……。
……これはアレだな。
文化祭だな。テレビ局の。

あの、フジテレビの皆さん、コレ、真面目にやってますか?
あと、フジテレビ(に限らずテレビ)が好きでよくご覧になってる皆さん、
これ、オッケーですか?
休日1日使って遊びに来て、「わーい! 楽しかったあ!」って喜べる感じですか?

イヤ、disる意図はないです。
オイサンはテレビは、アニメとネイチャー系の垂れ流し的な番組以外ほとんど見ないので分からないのですけど、
テレビ好きな人にとって、これらのコンテンツはテンション上がる物なのか、
純粋に疑問に思ったので……。

  「うおお、あの番組の!!」
  って皆さんがなれるんだったら、こちらから言うことは何もない訳です。
  マあれか、ちょっと昔の秋葉原に対するオタクの感情と同じなのかもしれない。

つまり、
「(オイサンのような)よく知らない人たちのテンションまで引っ張り上げて、
 『お、なんか知らんけどコレ面白そうだな。帰ったらたまにはテレビ見てみるか!』
 と思わせるほどのパワーを持った娯楽ではない」
ということは分かった。

テレビ屋さんなんて、エンタテインメントのプロ中のプロだと思ってたので、
そのくらいのことはやってくれるもんだという期待が、
否、期待は別にしてなかったけど、そういう能力はあるんじゃないのかな、
という値踏みはしていたんで、まあ……肩すかしでした。

  色んな束縛を離れて彼らが本気を出したらどんなものが作れるんだろうか?

皮肉ではなく、興味深かったです。
テレビ屋さんのパッションというか、モチベーションというか、
「面白いものつくる力(リョク)」が見てとれるという点で。

 ▼関西人、「テレビという映像作り」の技術について憂える!

映像を作ったりとか、舞台装置・証明・場所を作ったりとか、
そういう技術っていうのはきっとテレビとか制作会社にこそ蓄積されているはずで、
それは一つの文化の資産ですから……
途絶えないように大事にしてもらいたい、とオイサンなんかは
ワリと思うワケです。
テレビの世界で映像を作っている人しか知らない、
映像作りのノウハウって山ほどあると思うんですよねえ。
だからまあ、テレビとかテレビ局とか、今あるテレビ番組みたいな枠組みが、
色々なアレコレのあまり、歴史の舞台からスッと消えていくのは仕方がないというか
好きにしてくれたらいいと思うのですけども、
そうした文化的資産まで抱いて沈んではいかないで欲しいなあと、
このように思う次第です。

マ何にしても、あそこの展示物は……
あまりにもチープだと、オイサンは思いますけどね。
番組の出涸らし以下じゃないか?

あと、今では朝の情報番組を帯っぽく4時間も5時間もやってるって聞いて
思わずその場で
「何をそんなにwwwやることがあるんだwww!!」
と声を荒げてしまいました。

  マそんな朝の情報番組も見ないから、
  最近のセケンイッパンのことをなんにも知らないオジサンになってしまうんだけど。
  最近はアレらしいですね。
  日本の歴史をダンスにしたネタにする人たちが流行っているらしいですね。

あと、『チャギントン』って茶封筒か何かかと思ってたんですが、
イギリス産のトーマス的な物だったんですね。へー。
……などと言いつつ今調べてみたら、『チャギントン』、
サトリナさんと野中藍さんが出ているっぽいのでちょっと見てみようか、
という気になったゆがんだオトナがここにいる。

▼Englishman in New York





■関西人、ガンダムを見失う!



そんな娯楽の帝王の凋落ぶりに舌鼓を打ったあとは、
いよいよ本日の本命、オダイバガンダムの見学です。

ガンダム。



……ガンダム……。



……ガン……ダム……?



どこにあるんだろう?



まあ大体こっちの方のハズだ、とアタリを付けて歩き始めはしたものの、
なんか一向にそれっぽい景色になってこない。
15分ほど歩いたところでさすがに不安になり始め、
見えていた交番に駆け込みます。

 大の大人「すみません、ガンダムはどこでしょう?」
 国家公務員「あ、ガンダムね? ガンダムはね、
         ここから××××が見えるでしょう?
         ここ出てすぐの階段を上がってずーっと行くとその××××に行くから、
         そこでまた階段下りて、ダイバーシティの裏に出ると、
         ガンダム、見えてきますから」

 大の大人「諮ったなシャア!(どうもありがとうございます)」
 国家公務員「君のお父上がいけないのだよ!(はいお気を付けてー)」


うーむ、まさか交番でガンダムの在処を聞ける時代がくるとは思わなかったぜ。
お巡りさんも手慣れた案内。
「ガンダム? 何それ」
ってなワケにはいかないのでしょう。

この調子で巨大ほむらちゃんとかも建立してもらえれば、
お巡りさんにほむらちゃんほむらちゃん言わすことも可能!
だが私は別に得しない。

  あとどうでもいいけど、お巡りさんに道を尋ねるとき
  関西弁に戻る小賢しさを持っている自分がちょっぴりイヤになります。

デ、またそっから15分ほど歩いて(ていうか大部分は来た道を戻った感じ)
ようやく見えてきたガンダム。なかなかデカいな。

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なかなかでかいのですけども、ちょっとその場から離れると、
建物や街路樹に遮られて全く見えなくなってしまうようになっています。
すごいカムフラージュ具合だ……。

  オイサンはこの時、よくロボットアニメ(それこそガンダムもの)なんかで、
  秘密ロボットをジャングルの中に着陸させ、しゃがみこんだ形で座らせて
  「一先ずここに隠しておこう」とかやってるシーンを見て
  「そんなデカいもん、いくら森の中でも隠せないだろ、すぐ見つかるだろ」
  と思ってたんだけど、あの見通しの良い場所であれだけ隠し通せるのだから
  さぞかし有効なのだな、と考えを改めました(何に感心しているのだ)。

そのガンダムのお膝元で、なにやらテントをたてステージを組んで、
イベントらしきことに勤しむ者ありけり。
遠目に見たポスターから、AKBか何かだろうと
オイサンはあまり興味を示さなかったのだけども、
ツレのぺ氏はそれなりに気になるご様子で、テクテクとチェックに向かわれた。

……おかえり。誰だった?
「あの人。律っちゃんの」
「へ? 『けいおん』の? 律っちゃん隊長?」
「そう。さとう……よしみ?」
「そんな名前だったっけ。律っちゃんの中の人……誰だっけ」

  おしえてウィキペディア!

……佐藤聡美さん……。千反田さんの中身でした。マジかよ。運命じゃね?
どうも新しいCDの販売+お渡し会らしきものをやるようで、
さっきまではここで歌っておられたかもしれませんね。

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  ……ここまで迷わないで辿り着けていたら、少しくらい見られたかも。
  そして二人は恋いに落ち、えいえんにしあわせなかんけいになれたかも!!
  くそう30分前のオレめ、死ねばいいのに!!

  ペ  氏「せやけど、歌のイベントはもうチョイ前に終わってたみたいやでー」
  オイサン「そうですか(冷静」

……などと漫才やってたら、CDだかそのオマケだかのお渡し会が始まったようで、
テントに佐藤さんご本人ご出座! 
おお、ホンモノだ!
『氷菓』とか『ごちうさ』とかの映像特典で見たのと同じ顔だ!!



……。



……うん、同じ顔だ(特にホメはしない)。



しかしなんとなく、同じ空間におられて幸せ気分。
ちょっぴり得した感じである。嬉しい。

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右下のテントで、千反田さんお渡し会中。


イキオイでCDを買ってみようかと思ったが、そこまではいかなかった(いったれよ)。
このあとしばらく、ダイバーシティの中でゴハンを探すも
混んでいる時間帯だったのでひとまず後回し。
先に日本科学未来館にて『アナグラのうた』を見ることにします。



■関西人、日本科学未来館でアナグラのうたを聴く!



『アナグラのうた』は、空間情報科学とその情報共有の可視化をテーマとした、
日本科学未来館のアトラクションといったらいいのか、展示物。
2011年頃から常設されています。

閲覧者が展示内で辿った足跡などの行動が情報として記録・分析され、
ミクの歌になって流れたりする。
詳しくは公式サイトをご覧ください。

  ▼アナグラのうた
  http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/anagura/

なぜオイサンがコレに興味を抱いていたかといえば、
企画・プロデュースをしたのが飯田和敏さんだから。

  ▼飯田和敏
  ゲームクリエイター。
  1990年代後半、32bitゲーム機の全盛期に、
  故・飯野賢治らと並んで特に目立った活躍を見せた人。
  代表作『アクアノートの休日』『太陽のしっぽ』『巨人のドシン』など。




  ▼子どもが走り大人も踊る!? 科学とゲームがコラボする日本科学未来館の新感覚展示
   『アナグラのうた~消えた博士と残された装置~』レポート 
[ ガジェット通信 ]
   http://getnews.jp/archives/137232

  ▼そしてゲームクリエイター・飯田和敏は「カネ乙!」と言った
    ――「アナグラのうた」を作った男たち
 [ ねとらぼ ]
    http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1109/12/news058.html

  ▼科学未来館「アナグラのうた」のゲームクリエイター・飯田和敏さんに聞く
   『駄目なディズニーランドみたいですねって、素直に言ったんだよ』(前編)

    http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20120224/300288/?rt=nocnt

  ▼『毛利衛館長にいただいた言葉で、逃げちゃダメだと思ったんです』、
   未来館「アナグラのうた」のゲームクリエイター・飯田和敏さんに聞く(後編)

    http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20120301/300981/?ST=career

     『「地震は自然災害だから、地球環境に生きているかぎりは絶対にある。
      今回直面してみて、動揺は少なからずあるけれど、
      表現の表層だけを変えるなんて、なにが科学ですか」』。

     毛利衛館長、アツいぜ。



未だ、活動に注目し続けている御仁のお一人ではあり、その方の手がけた物なので、
一度は見ておこうと思っていた。
ホナもっと早よ見に来いや! 公開4年前やぞ!
イヤ、実は数年前にも一度、ここまで見に来ているのです。
しかしその日は……休館日だったのだ……(ちゃんと調べてから来い)。

『アナグラのうた』が展示されているのは3F。
密閉空間になっているのかと思っていたけど、天井・壁が開いていて、
他の展示や通路ともオープンに繋がっていた。

自分の情報の分身であるミー(来場者ひとりひとりの足元に投影される固有の映像。ずっとついてくる)といっしょに
情報の共有・観測・可視化・不可視化・収集などに関するガイド端末
(というと味気ないけれども、かつてこの「アナグラ」にいた「ハカセ」が残した記録、という設定のもの)
を巡って、テーマとしている情報のいくつかの性質について、
実地的に理解を深めていく、という内容だった。

……こう書くとオカタくてつまらなそうだけれど、

足元の可愛い分身「ミド」と一緒に、
かつてこの「アナグラ」で生きたハカセの研究の跡を紐解きつつ、
ところどころで、他の来場者の連れているミーと自分のミーを交流させる。
自分の足跡が音楽になるのを聴いて歌ったり踊ったりする。
そういうことをするうちに、
情報の観測とか共有とか、情報っていうのはこういう性質を持ってるもんだよ、
ということを、なんとなく肌で理解できる、という遊びです。



でオイサンの感想としては……ちょっとボンヤリしてしまった。



概ね想定の範囲内に収まっていて、驚きのようなものがあまりなかった。
テーマとしても、内容としても、意匠としても、
「お、なんだなんだ。イミが分からねえぞ、面白えなオイ」
とか、
言わんとするところが外堀からふんわりと埋まって行って、
最後に残った穴の輪郭がピタリと何かを描き出すような鮮やかさに出会うことはなかった。
当たり前のことを、当たり前に言われて終わってしまった感が強かった。

マ4年前からの展示ということなので、
となればコンセプトや扱う素材はそのさらに1年前とかのものなのでしょう。
今の世の中の様子からみると、すでに、若干、古さを感じるワケです。
ウーム。やはり、もう少し早く来るべきであったか……?

尚、日本科学未来館ではこのほかにも、
ISSの居住モジュールとそこでの生活の様子や深海探査艇の展示にはじまり、
宇宙だの火山だの、実にさまざまな科学的物件の展示を行っており、
興味深い内容がてんこ盛りでした。
昼ゴハンがまだで、空腹が度を超してきたので撤退しましたが、
コンディションが良ければまた来てじっくり見たいものがいくつかありました。

特に、1Fのエントランスで行っていたUNI_CUB(ユニカブ・電動1輪車)の実演体験は
乗ってみたいですな。

  ▼UNI-CUB
  http://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/unicubst/


この後は、ゴハンを食べるためにダイバーシティまで引き返して親子丼を食べ、
ゆりかもめで品川まで帰って、解散。

しかし、お台場はやはり……アウェイだったな。
何が、というワケではないのだけど、どうも私はお台場に限らず、
ビックサイトなんかも含めた臨海副都心全般が苦手らしい。
あそこの地面が、なんかしんどい気がする。

「ものすごく柔らかいものの上に乗ったものすごく固いもの」の上を歩いている様な気分で、
膝とかカラダの芯にガクッと疲れが来るのです。

マそんなんで、途中へたばってしまって友人ペ氏には申し訳なかった。
今度はもう少しホームな場所へご案内するようにしよう。

……っつったら、鎌倉とかしかないんだけど。
東京、見るトコなんかないっすよ。
小諸行こうぜ小諸。



 ●○● スパゲッティ・カオティック ○●○



オイサンは、ランチにイタリアン(※)があまり得意ではありません。

  ※世間で広く親しまれている新潟の「イタリアン」、
    もしくは飯田橋の中華的なイタリアンではなく、
    パスタなどを中心としたイタリア料理の方です。
    分かりにくくてすみません。


決してキライでも苦手でもないですが、お得感に乏しいように感じてしまって、
積極的に選ぶことをしません。
なんでしょうね、
スパゲッティなどのパスタ+サラダ+スープ、というお定まりの(よく言えば安定感・安心感のある)セットに、
ボリュームも含めて、イマイチ満足感を感じない。
面白味というか、+αの喜びが薄い。
おいしいものは本当においしいんですが。

そんなイタリアンオサレランチにはあまり食指が動かされないのだけど、
ジャパニーズアレンジで正体がわかんなくなったような、
喫茶店の謎メニュー的スパゲッティとかは大好きなワケです。

  あと、イタリアン(新潟)も大好きです。

先日、わかぱい(若葉台)のコーチャンフォーに行ってきまして。
主目的は、父の日向けの長財布を探し。

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  かりゆしを贈るつもりであっちゃこっちゃ探して回ってたんだけど
  (昨夏帰省した時にオイサンの来てるのを羨ましそうにいじってたから)、
  黒の長財布がいいって言い出したので。

  あ、コーチャンフォーって北海道の釧路が発祥だったのね。知らなかった。
  旭川にあるってきいて驚いたんだけど。けども、あのスケールのデカさはなんとなく納得。

デその途中、小田急永山に立ち寄ったのだけども、
そこで入った謎パスタ喫茶が、なんかもうドえらいパンチの利き方だったので書いちゃう。
注文したのは「焼きチーズカレー豆腐スパゲッティ」。

……カオス。
要素が混ざり過ぎて、言葉の順番がこれで合ってたかはちょっと定かでない。
 焼き
 チーズ
 カレー
 豆腐
 +スパゲッティですからね。
上4つの要素の順番は曖昧です。

これはもう、美味しかったですね。面白かったし、言うコトなし。
このお店、混んでもいないし美味しいし面白いしで、
なかなか通うのも難しい場所にあるのだけどもう何回かは通いたい。

となりの兄ちゃんが頼んでた「ロビンの大盛り」(ナポリタンの変化球?)とか、
あとからフラッとやって来たおばちゃんのたのんでた「おにぎりセット」(スパゲッティ+おにぎり)とか、
他にも面白い変わり種スパゲティメニューがたくさんで楽しくなってしまう。

焼きうどん(山菜orイカ)があったのも小町的にポイント高い。(CV:悠木碧)
てか、本当は焼きうどん食べるつもりで入ったんだけど
上記のカオスメニューの誘惑に負けました。

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これで不味かったらねえ、「食べ物を粗末にするな!」ってなモンですけども、
美味しかったんで。問題ナシです。
今度、アラフォーだまくらかして連れて行こうと画策中。

  ……とか書いてたら、タイミングが良いのか悪いのか、
  日清が「イタリア人が認めなかったカップパスタ」を気にせず発売する、
  とかいうなかなかにバカげたニュースが舞い込んできました。
  クックック……子供の遊びだな。
  一週間後、小田急永山に来て下さい。
  本物のパスタをご馳走しますよ。
  そしてそのさらに一週間後、長岡に来て下さい。
  本場のイタリアンをご馳走しますよ。

あと、若葉台にはヤギがいてびっくりした。

Yagi


除草実験だってさ。
植込みの草食ってた。

 ヤギ 「俺たちを実験台にしやがって……スケープゴートってやつか! ヤギだけに!」
 飼育員「黙って食え」
 ヤギ 「メエ」


オイサンでした。
 
 
 
 

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