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2015年2月の4件の記事

2015年2月22日 (日)

■笑顔をさがして~星空のメッセージ~ -更新第972回-

ハトに餌をあげないで下さい!
ハトに餌を与えるとフンが急激に増えて通行の妨げになったり、ぶちぎれる人が増えたり、
ぶちぎれる人にぶちぎれる人が増えたり、ぶちぎれる人にぶちぎれる人にぶちぎれる人が増えたり、
あまつさえぶちぎれる人にぶちぎれる人にぶちぎれる人にぶちぎオイサンです。

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先月、高松山に登った時の話と、2回目の飯能訪問の時の話。



記事のタイトルは、
往年の名作アニメ『YAWARA!』の何クール目かのEDと、
特撮史上に燦然と輝くメタルヒーロー『宇宙刑事ギャバン』のED曲をくっつけてます。
マ言わなくても分かると思うけど。

なんでこういうタイトルになったかといえば、
今回訪れた二つの場所で、それぞれ自然と唇から洩れたのが、この二つの曲だった、というだけ。
オイサンは、その時々に自分がいま何をしてるかとか、
パッと目に入った物とかに呼び起されて色んな歌を思い出し口ずさんでしまったりするのだけど、
これは誰でも同じことなのですかね。

なんか全然関係なく、突然『ザナック』の曲とか口ずさんでたりもするんだけど。
まま、そんなことは関係なく。
まずは高松山を登った時のお話から。



■タカマツヤマノボレ



ところで山登りをする若い女子のことを山ガールと呼んだりしますが、
もう少しカネ持ってそうな年齢の女性のことはトザンヌと呼んでは如何かなマダム?
オイサン@トザントルマンです。

▼高松山のスペック
高松山というのは標高801mチョイ。丹沢の南の方にある、まあかわいらしい山です。

 ▼高松山(松田町・山北町) -Wikipedia
 http://urx2.nu/glHP

新宿からだと、

 ▼新宿[小田急]
 ↓ (小田急)
 ◇新松田駅[小田急]
 ↓ (徒歩)
 ◇松田駅[JR御殿場線]
 ↓
 (ナンジャコリャアアアア!!)
 ↓
 (ではなく御殿場線)
 ↓
 ▲山北駅

こんな感じです。
しかし御殿場線に乗るのなんか、
ずいぶん昔にちょっとしたいたずら心で沼津に行ってみたとき以来だなあ。
あと、御殿場線では基本的にICカードが使えなくて松田駅で一瞬ビビります。

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出来るだけ早い時間に帰って来たかったので、毎度の始発プランで出掛ける。
7時前には登山口最寄に着いて、昼頃に下りてこられたら良い。
標準コースタイムは5時間程度らしいので、無理のないところでしょう。


■寒い
えーと。寒かった。
家を出た時点ではさほどでもなかったのだけど、
御殿場線に乗る頃になるとカラダが冷えて冷えて仕方ない。
食事も摂ったし、防寒もガッチリ気味にやっていたのだけども……カラダが温まっていなかったか。
山北駅から登山道入り口まで歩く30分ほどの間に、もう帰りたくなるくらいだった。
ヤバかったらほんとに帰ろう、と考えるほど。
登り始めたらすぐに汗だくになって解消された。

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■コース
御殿場線・山北駅から、松田方面(つまり来た方・新宿寄り)へ30分ほど歩くと、
北に向いた「高松山登山道」の札がある。

それにしたがい川沿いを山へ向けて歩けば、
川の西岸から急斜面(ただの雑に舗装された坂)を登って行く道左への道と、
まだまだ緩やかに川沿いをまっすぐ登って行くコースへの分岐があります。
間違えると14へ直行です(ウソ)。
曲がれば時計回りコース、直進すると反時計回りコースで山頂へ向かうことになる。
反時計の方が登りはラクらしいのだけど、
今回はガイドブックに従って素直に時計回りコースで行きます。



▲▲△ 山北駅~ハイキングコース入り口~ビリ堂分岐 △△▲



上でも少し書いた、
山北駅から登山コースの入り口までは、いたってフツーのクルマ道を、松田方面へ30分ほど戻る。

  「30分歩く」ってフツーの感覚だと結構だと思うんだけど、
  登山ガイドの本って当たり前みたいにしれっと書いてあんね。

この間けっこー長くて、入り口を見落としたんじゃないか、行き過ぎたんじゃないかと
ワリカシはらはらする。
またこの期間が一番寒かったモンだからどんどん心細くなる。
しかも若干、お腹の具合が悪い気がしてくる。

そんなもん駅のトイレで済ましとけばいいとか、コンビニで借りればいいと自分でも思うのだけど、
駅のトイレはどうやら見るからに詰まっているっぽいわ(駅員不在で報告も出来ず)、
コンビニなんていう近代兵器は見当たりやしないわで全てのアテが斜め下に外れていく。
うーむ、山登りの醍醐味だなあ。

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ちなみにこの高松山へ至るコース、トイレ事情はホントにものっそ悪いので、
松田駅辺りまでですっかり憂いを断っておいた方が賢明です。

上に書いたように駅トイレがアテにならないし、コンビニはないし、
登山道に入る手前にあるはずの公衆トイレは工事中で使えず、
その代わりの仮設トイレも使えるレベルでない汚さ。
挙げ句の果て、下山途中にあったトイレには、なんとまあ個室のブースにドアがないという、
何か意図的なものを感じるラインナップ。
うーむ。どないせえっちゅうんじゃ。



▲▲△ 登山道入り口~鉄塔広場~ビリ堂 △△▲



登り始めてしばらく……結構長い間、30分くらいかな? は、雑に舗装された道が続く。
山でお仕事をする人たち向けの道路でしょう。生活道路ではない。
そんな結構な勾配の坂を上っていたら、うしろからワゴン車が上がってきた。
道を譲って追い抜いてもらい、しばらく坂をのぼると……そのクルマが、ドン突きのところで停まっている。


  ……あれ? 行き止まり? 道を間違った?


おっかなびっくり、とりあえず終点まで行ってあたりをキョロキョロ見回していると、
「高松山 登山道 → 」という標識を見つけるのと、
ワゴンの助手席から「登山道あっち」というぶっきらぼうな声を頂いたのが、ほぼ同時。

ありがとうございますと返すと、オイサンと同じかちょっとだけ年上くらいの
たくましい顔つきのオッチャンが、なんだかヤケに嬉しそうな笑顔で
「高松まで行くの」と。
「はい、行ってきます。ありがとうございました」
と返して、そっから漸く、山道らしい山道が始まった。

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なんだろうか、妙にうれしいやり取りと、オッチャンの男臭い笑顔でした。
山の持ち主……とかなのだろうか。

さて、ここから始まる本格山道。
さっきまでの凍えそうな寒さはどこへやら、額から、頭頂から、首筋から、ざくざく汗がこぼれます。
マ「どこへやら」って、寒いモンは寒いんで手先なんかは手袋外すとあっという間にかじかむのだけど、
ジャケットのインナーのダウンががっつり湿るほど汗をかく。
ぼとぼとぼとぼと、オッサンのきたない汗がしたたり落ちる。

登るなー。
結構なマウンテンですよ。

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途中目についた景色や石仏なんかは写真に収めるのだけど、
とにかくもう、登る登る。
登山ならではの、「何がおもろいねん」タイムの始まりです。
コレ何がおもろいねん。

最初の休憩地点、鉄塔の立つ小さな広場……っていうか、鉄塔を建てるためのスペース。
丁度鉄塔が足を広げたスペースしかなく、休むのは鉄塔の真下。
マ普通、町なかの鉄塔のちかくは柵がしてあって、真下に入れることは多くないから
気安く近寄れるのはレアといえばレアなのかもしれないけど。
しばし休憩。

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ここからビリ堂まで、45分か。



……。



デさっきから……否、ガイドブックを見てこの山に登ろうと決めたときからずっと気になってるんだけど。
ビリ堂ってなんだろう。
なんだよビリって。
リビドーなら知ってるけど。

■ビリ堂
それから40分ほど。
林の中に小さく開けた台地の、森閑とした中に石の仏様が二人。
ここがビリ堂。

……うっす。(なにがだ)

由来は……こうらしい。

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まさか本当に、最後・最下位を示す「ビリ」だとは。
カッコよく言うと、The Last small Temple ってことか。

  ……となると、『ラストサムライ』 は 『びり侍』 だな。

仏像を写真に撮ろうとすると朝日がいい感じに差して、フレアが面白い感じになってしまう。
わはははは。面白フレア祭りだ。
仏様で遊んではいけません。

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短い休憩をとりながら脳内ここなちゃんと小粋なトークを楽しんでいると(きもちがわるい)、
おわします二尊の仏様のうち、おひと方の頭にはなぜかお馬さんが乗っていることに気付く。
これは……ここなちゃんの大好きな夢馬さんか、グンマーさんの始祖ではなかろうか。

  どーでもいいけどさ、ここなちゃんちにお父さんの気配がなくて、
  馬が好きっていうのは、なんかもうなんかだよね。

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サテ、ここまで来たら山頂までもう少し。
ぼちっと行きますか。



▲▲△ 高松山にて・山頂 △△▲



山頂まで五分、の立札。
ここからは、木々に迫られたせまい登山道ではなく、広い林の登りの道の様子に変わる。
傾斜も緩まり、気分もふわっとしてくる。

パッと開けて、山頂。

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おお。思いのほか、絶景。展望は概ね180度、
右手に富士山、左手に……相模湾と、ナゾの大きな島影。島か? 半島か?

  家に帰って「ザ・横浜とか近隣マイスター」のパパさんに教えてもらったところ、
  謎のデカイ島影は伊豆大島であるご様子。
  伊豆大島って……こんな場所にあったんだ! 父さんはウソつきじゃなかった!
   ↑ 伊豆大島と奄美大島と小笠原がワリとしょっちゅういっしょくたになる人

  ハイジ「クララが立った!」
  パズー「父さんはウソつきじゃなかった!」

   おんじ、シータ「チッ」

  ハイジ「はいはい、出すもん出す」
  パズー「5万な」
  クララ、故・パズー父「おい」


しばし山頂を独り占め。
自分が辿り着いてから、30分くらいはずっと一人でいられた。嬉しい。
のんびり広々、山のてっぺんでボンヤリする。

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これだけクソ寒いし、時間のかかる山ではないし、
こんな早くから登ろうという人は、そう多くないのだろう。

山頂には9時半頃に到着して、小一時間いたのだけれど、やってきたのは
 ・老夫婦一組
 ・一人のぼりのオッサン×2
 ・自転車で登ってきた謎オッサン×1
ぐらいだったと思う。
このあとの下りでも、4人くらいの一団と一回すれ違っただけだった。

  ▼いつも心に宇宙刑事

鉄塔から山頂までの間を登りながら、唇をついて出てきたのが、
今回記事のタイトルにもした『星空のメッセージ』の一節……

  ♪ 立ち止まるな 弱音を吐くな 夢をあきらめるな

だった。
別に、そんな「もうだめだ!」っていうほど苦しいことなんか全然なかったのだけど、
山登りそのものより、
辺りに人もおらず、一人もくもくと物言わぬ土や石や木々の中に身を置いてのぼっていると込み上げてくる、
日々の暮らしや時間の流れへの不安やかなしみが、そんな風にさせたんだと思う。


  ♪星空のどこかにふるさとがある 愛する人が俺を呼んでいる
   かなしみの重さにうつむく夜は 瞳を上げるのさ銀河のかなたへ

     立ち止まるな! 弱音を吐くな! 夢をあきらめるな……

   数えきれない光がささやく あたたかい 星空のメッセージ

   あの人もどこかで銀河を見上げ 俺の名を呟いているだろうか?
   さみしさは愛を強くしてくれる 笑って会える日を信じていてくれ

     俺もそうさ 負けやしないよ 元気でいて欲しい

   夜空に浮かぶ懐かしい顔に 呼びかける 星空のメッセージ



最近聴き直したわけでも全然なかったのに、2番までフルでほぼ完全に歌えたのには驚いた。
自分の記憶力が、とかではなく、
この歌の憶えやすさ、歌いやすさ、シンプルなメッセージの素晴らしいことに、
南丹沢の山中で、一人心から感動していた。
小学校の愛唱歌集かなんかに入れたらいい! っていうくらい素晴らしい歌なんだけど、
でも、歌の主人公の置かれてるシチュエーションが突飛だからダメかな。
宇宙を渡り歩いてることが前提だからね。

  ……でも、小学校ンとき、演奏会とか合唱とかで、フツーにヤマトとかやったなあ。
  別にいいんじゃねえか? 『宇宙刑事』が小学校の愛唱歌に載ってても。

人が悲しみにくれた時、
見上げた空と星に愛しい人を映し出し、瞬きを励ましに変えて、
あるいは自分の思いを瞬きに託してまた歩き出す、という、
あー、人間って、何百年もずっとそういうことをしてきたんだろうなあ、
根っこは変わってねえんだなあ、ということが、こういう時々に自分の心からも
岩から染み出す清水のように湧き出してくることが、なんだか嬉しい。

それを理解していれば、同じものが、同じことを伝える物が自分にも作れるんじゃないかと、
そんな可能性を感じさせてくれるからね。


▼星空のメッセージ


そういう心はきっと、これから100年経って、
本当に宇宙刑事が必要な時代になっても、きっと変わらないんだろう。
『ポリスノーツ』で小島監督が描いた物もそんなだった。



▲▲△ ゲザンヌ △△▲



おにぎり食べてトッポ食べてコーヒー飲んで。
富士山の展望を楽しんだら、帰りましょ。

下りは、山頂からの出だしが急だったくらいで、あとは緩やかで視界も良い、気分のいい道だった。
ただ如何せん、長い。
長いんだ。
距離が。

山らしい土と岩の道はワリとすぐに終わり、
途中から車も走れる舗装のワインディングロードに変わるのだけど、
それがもうね、右へ左へ、ぐるぐるぐるぐる。クルマだったら酔うんじゃないか。

家に帰ってから今回参考にしたガイドブックをよくよく読んでみたら、全行程15km近くある。
長いわ。普通、それだけ歩くだけでもくたびれるよ。
途中のコース標識見ても「駅まで90分」とかあったから納得なのだけど、
歩くのが好きじゃないとウンザリしちゃうんじゃないだろうか。
バギーボッパーだったり、
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謎の巨大タービンがあったり、
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ドラゴンボールごっこが出来たりと
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そこそこ嬉しい道だったけど。


……と、いうわけで、今年2回目のやまのぼり、高松山編は終了。

駅前まで戻ると、今日の山北の町は何やらお祭りだったご様子。
朝の閑散とした風景は消え去って、駅前のロータリーに人だかりが出来ていた。
また気が向いたら、早朝から登りに来てもいいかな。

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マそんな感じで……む。
2度目に飯能に行ったハナシもまとめてしまおうと思ったけど、
案外長くなったので一回切ろう。



ではまた。



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2015年2月14日 (土)

■妻の入院と、その隙に姫騎士さんとジャスコに行った話 -更新第971回-


……しかしどういう記事タイトルだ。
オイサンです。

『冴えないヒロインの育てかた』のOPに絶賛どハマリ中です。
ひさびさ、心をきゅっと締め付ける、上手に心を込めて歌いたいお歌です。
マまた単独記事で書く。恋におちられる曲だ。


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今回の本題は2件。
携帯電話が壊れたときの話と、久々に一冊ラノベを読んだ話。



■ブラックベリーさん、入院!



携帯電話がイカれました。
オイサンの携帯電話はスマホじゃなくブラックベリーなので(?)、
なかなか代えが利かなくて大変です。

愛機・ブラックベリーBold9900さんの電源が突然入らなくなってしまい、
慌てて近くのドコモショップに駆け込んだ。
とはいえ、正直、RIMも日本撤退しているし、ドコモさんもブラックベリーを真面目に扱う気も
あんまなさそうに見えていたので、諦めていた。

修理対応が難しいことを理由に、機種変を迫られるんじゃないかなあと。

結果としては、1週間チョイできっちりきれいに直って返ってきて、
とても満足しておりまする。
いやあ、立派だ。大したもんだ(どんだけアテにしてなかったんだ)。

イカれたのは電源周りだけなんだけど、
色々傷のいっていたフレーム外装まわりもすっかり綺麗になり、
「ただ保護シールと液晶の間になんか曇りが入っているだけだろう」
と思っていたのに実は本体の内側、液晶の内側に着いていた謎の白い斑点ぐもりも
綺麗にとれて返ってきた。
超完全リフレッシュ。イカス。

それに何より驚いたのは、
幾つかのキーが若干鈍っていた自慢のフルキーボードも
完全に蘇ってくれたこと。
いやあ、さくさく打てる。こんなに嬉しいことはない。

普通に考えれば、丸ごと機体が入れ替わったんだろうけど、
マそれでも全然いいや。新品。

んーでまあ、しっかり直って返ってきたとは言え、
突然の意識不明でバックアップもなく、サルベージも出来る状態ではなかったので、
電話帳なんかのデータはばっさり諦めざるを得ず。

  ※なので、ここをお読みのお心当たりの皆さんは、
   自主的に電話番号とかメールアドレスとかをお知らせいただけるととてもラクです。
   メールアドレスは変わってません。

そういう弊害もあるにはあるけど、
2年半使い込んで色々へたっていた物がすっかりタダで新品になって返ってきたんで、
あと2年半はまた戦えるなあ、という気分。

あと難儀だったのは、
インストールしてたアプリなんかも飛んでしまい、再収集を試みたのだけど、
当時β版でフル機能に近いものがタダで提供されて使えていたものが、
今では無料の試用版は機能がかなり制限されたものに差し替わっていて、
今まで使っていたのと同等の機能を得ようと思ったら有料版を買わないといけない、
というのが幾つかあったことか。

これはちょっと面倒くさかった。

ブラックベリーのアプリ購入はクレジットカードかPaypalを使うしかなく、
Paypalも結局はクレジットカード番号が必要なのでどっちも大差ない。
でクレジットカードのオンライン使用は出来るだけ避けたいマンの私は躊躇しておったのだけれども、
Vpreca(Vプリカ)なる、クレジットカードと同じ使い方の出来る
プリペイド擬似クレジットカードがあると知って、それを使ってみた。
これは良いあんばいだね。次回からこれで行こう。

  このきっかけのおかげで、諦めてた壁紙自動変更アプリも再導入できて、
  ちょっとだけスマホライフが華やかになりました。
  ついでだから壁紙追加しようかね。

マそんな感じで、不便はしたけども、
心機一転、新しい世界も開ける良いきっかけとなった感の方が強い。
イヤ、良かった。

デ、ブラックベリーさんが入院中に、オイサンのお世話をしてくれた
(=ドコモさんが代替機として貸してくれた)機械のことも、
いろいろあったのでちょっと書いておこうかと思う。



■Xperia SO-03D



ドコモショップさんが代替機として貸してくれたのは、
ソニーのアンドロイド携帯、SO-03D(だったと思う)。
もう3年くらい前の機種らしいので今更レビューめいたことを書いても何の役にも立たんけど。

  ▼機能てんこ盛り「Xperia acro HD SO-03D」は弱点なし!?
   http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20120223/1039805/ (日経トレンディ) 


……どうでもいいけどさ、ドコモさんもここぞとばかりに
敢えてガッチガチの最新機種を貸し与えて、
「むむっ! ドコモさんの最新機種いけてんな! これを機に機種変したろかな!」
と思わせる作戦に出てもいいんじゃないだろうか。

……などと思うのは、お借りした物に良いところがいくつもあって、
物理フルキーボードという唯一圧倒的なファクターがなければ
機種変も辞さなかっただろうな、と思うからである。
特に良かったなあと思うところは3つあった。


▼その1 画面がでかい。
いま主流となりつつある物に比べたら全然小さいのだけど、
それでもブラックベリーさんに比べると全然でかい。

webにせよ、メールにせよ、地図にせよ、やはり大きな画面はありがたかった。
その大きな画面で見ることに慣れたあとでブラックベリーに戻ると、
……まあそれにもまたすぐ慣れたのだけど、
やはりちょっとの間は「むう……もう少しデカい方がありがたいな」
と思わざるを得なかった。


▼その2 日本語アプリが豊富で優秀
つっても、嬉しかったのはYahooの電車時刻アプリくらいなんだけど、
他にも相当色々あるのでしょう。地図も良かったな。

オイサンもタブレットはアンドロイドなので、
その辺の優秀さ・豊富さはある程度体感してきているのだけども、
Wifiを立ち上げないと使えないこともあって、手軽にサクサクとはいっていない。
それを3G・4Gの常時通信で使えるアドバンテージは大きかった。
利便性が高い。

ブラックベリーさんは、その辺どうしてもねえ。
まあ致し方なし。


▼その3 カメラが優秀
ここはブラックベリーさんでももうちょっと頑張れるところなのだろう。
写真にはハイクラスコンデジを使っているので、さすがにそれを凌いで良いということはないけども、
ブラックベリーさんのカメラは、メモくらいには使えても
表現、感動の伝達には到底使えるレベルではないので、これはうらやましかった。

  ……んでも、そんなに携帯のカメラが優秀だったら、
  いちいちコンデジを持ち出したりしなくなりそう(オイサンは間違いなくそんなことはないが)なので
  善し悪しだが。
  ジョギング中とかでも感動含みの写真を撮れる、というのは良かったかな。

ただそのカメラも一つ難があった。
シャッターキーが固い。ちょう固い。
半押しまで出来る本格派だったのだけども、
半押しから全押しまでのストロークが固すぎて、押し込むときに必ず一回、ガクンとブレる。
あれは頂けなかった。
画面にタッチでシャッターという設定もあったんだけど、
結局それも、押したときに画面がぐっとブレるのでいただけない。

「画面にタッチ → 離す」でシャッターが切れるくらいがいいんじゃないかと
思うのですけどもね。


まあそんなことで、ブラックベリーさんの入院中に
若干大画面アンドロイドスマホさんに魅力を感じ始めるという、
妻の入院中に寂しくなってしまって隣の奥さんと浮気する悪いダンナみたいになってしまったオイサンです。
どうしようもねえな。

しかしまあ、ブラックベリーさんの場合、
次回本当に機種変更が必要になったら本当に替えが効かず、
主流の機種の何かしらに乗り換えが必要なワケで、
その下準備としても良いきっかけになったような気はします。

代替機を使っている間中、入力はタッチの仮想キーボードでやっていて、
まあ思っていたよりは悪くないなと感じていたけども、
いざ、ブラックベリーさんが返ってきてみると、比じゃないくらい快適に入力出来て
ああ、やっぱ自分にはこれ以外あり得ねえなとしみじみ思うに至った次第。
少なくとも、この子が元気でいる間は、とても他に乗り換える理由なんかないくらい
このキーボードの快適さは唯一無二です。

とかいいつつ、万が一ダメだった場合の候補はこいつにしようともくろんでいたのだけどね。

 ▼死角なし! 最強スペックを極めた「ARROWS NX F-02G」( ASCII.jp ) 
  http://ascii.jp/elem/000/000/941/941241/

富士通のArrowsさんと言えば初代の評判があまりに悪くて
その後ずっと尾を引いていたイメージがあったけど、最近は随分評判が良いのだね。
まあ、また次の機会だね。
またブラックベリーさんが持ち直すかもしれないし、
他所のスマホでもフルキーボードのある機種が出るかもしれないし。



■ライトノベル『女騎士さん、ジャスコ行こうよ』を読む。



えー、タイトルのままです。
完全にネタノベルでしたが、どうしたことでしょう、
最後まで読み切ることが出来ました。
ちょっと面白かった(ちょっとか)。





異世界から飛ばされてきた……というか、
普通に落ち延びてきたクッコロ系のオーク恐怖症女騎士さんとわがまま幼女悪徳姫様が、
ほかにも異世界系亡命政府勢力がひしめく中京の田舎町で繰り広げる楽屋落ちドタバタ。
例によって序盤で諦めそうになったのだけど、
ちょうどその辺りで本文中に堂々と出てきた注釈、


  ”※この店はこのあと悪事に加担するため、
   『本物のジャスコではない』という設定にしました。ご了承ください”



を読んで笑ってしまったので、最後まで行くことが出来た。

  くそうこんなのでw

まあネタ系・メタ系はこのくらい突き抜けてくれないと、
どうしたってありきたりレベルで終わってしまうから……
善し悪しはあるけど。

ネタバレ全開で書くけど、よーするに
「落ち延びてきたオタクでわがままな姫様が、田舎暮らしが退屈で、
 地元の反対があるにも関わらず勝手にジャスコを誘致しようと目論むも、
 主人公と女騎士さんの活躍で未遂に終わる」
って話。

姫様がもといた異界のファンタジー王国はワリと普通にこちらの世界と繋がっていて
姫様はオタク文化に精通しており、その辺のネタをバンバンちりばめてくるという、
まあまあ、よくあるメタなオタクへのサービス満点なお話づくり。
女騎士さんは、姫様にオーク系エロゲーをプレイさせられてて
すっかりオーク恐怖症だし、その辺の知識がないとわからないネタ満載。

小説というよりも、
そのまま舞台に上げてしまえそうなコント台本みたいなものだった。
ネタとしては上々なのではないだろうか。

まあ……なんというか。
買って、網棚に読み捨てるのが丁度いいくらいだと思う。
disるわけじゃなく、その辺、自覚的なのではなかろうか。
でも、うん、面白かったですよ。必要十分だと思う。
おかげで、苦手意識のあったラノベ文体にちょっと抵抗がなくなり、
ほかの作品もちょっともう一度トライしてみようかなと思っている。

楽屋落ち上等、メタ展開上等なので色々強引な話の引き方もあるけれども、
お話の骨子になる感情の流れは無理なく自然で納得がいくし、
他は無茶でネタ頼みでも、一番大事な、一番肝心なところはその無茶から引き離したところに大事においてあって
素晴らしかった。とても良かったです。
すごく手馴れていて、徹底したサービス精神のもとに作られたものだと分かります。
プロの仕事。
まあ、プロの仕事、消費財としての性格がキッパリしすぎていて、
そうではないものを少しでも求めてしまうと色々鼻につくわけだけども、
それはもう……買うモノを間違えたとしか言いようがないです。
そのお作法さえ間違えなければ大丈夫。

特にオススメはしないけれども、
タイトルだけでもちょっと面白く、そのセンスに乗っかれるなら、
電車の中でツイッターする時間をちょっとけずって読んでみる分には、
いくらか楽しい気持ちにはなれるのではないだろうか。

マやっぱり、人は選ぶけどねw
悪ふざけのかたまりみたいなものだから。



■Closing



えー、今期はアニメがあんまり見られていません。

5分アニメの『みりたり!』、
完全に『ひだまりスケッチ』な『幸腹グラフィティ』、
そして冒頭でも書いた、OPに惚れ込んでしまった『冴えない彼女の育てかた』、
『少年ハリウッド』……そのくらいだろうか。

あとは前期からの続きで『ガンダム』見て、
『ユリ熊嵐』をチラチラ、
世間的に評判の悪い『艦隊これくしょん』もチラチラ、
世間的に大絶賛の嵐になってる『アイマス』はなんとなく見られていない。

なんだか知らんが、『ごちうさ』のBD最終巻についてたイベントのDVDの、
朗読劇パートと『ぽっぴんジャンプ』『Daydream Cafe』のライブパートばかり
繰り返し見てたりする気持ちの悪いおじさんです。

昔から気に入ったCDばかりずっと聴いてるような人間だったけど、
そういう方向へ回帰している気がする。

たくさん手広く消費する時期が過ぎたのかもしれぬのうヨボヨボ。



マそんな感じでヒトツ(どんな感じでいくつだ)。
オイサンでした。




 

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2015年2月 8日 (日)

■あの秋でオータム~小諸訪問・5回目 / 7回目~(その三) ~更新第970回~


どうも、一歩進んだオトナの小諸観光を提案するブログ、
『こもろはもう一つの心臓』へようこそ。

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「ふ……夕焼けが目に沁みやがるぜ」

10月の末と11月の末に、小諸を訪れたときの記録の続き。
10月にはビッキーこと布引観音を、11月には飯綱山公園と諸を訪ねた。
どっちも日帰り。

デ今回は、町から少し離れた観光地から戻って来たあと、
町なかでの出来事についてちらっとまとめたりまとめなかったり。
マどっちも大したことはしてないんだけど。

お昼ゴハン食べて、お茶飲んで、晩ゴハン食べて、おしまいよ。
食ってばっかか。



▼布引観音と飯綱山公園・諸の地図




●○● コモロ・オクトーバーラブ ○●○



10月の小諸編。

ビッキーのところ(布引観音)から戻ってきたのは、13時を少し回ったくらいだった。
……お腹が空いた。ゴハン食べないと。
小諸のお店は気まぐれで、気を抜いてると休みだったり早じまいだったり、
非常にフレキシブルな対応をなさるので油断がならない。さっさと行かないと食いっぱぐれるお!

▼そば七さんにて
この日のお昼は、鉄板のそば七さん。

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この店の、くずした豆腐と大根おろしが入った「みぞれ」は癖になる。
大根がねえ……やっぱり美味しいんだよ……。

 ▼夫婦はおもろい

そーしてオイサンが一人、センターの円卓(カウンター席みたいなものです)で
ポリポリと揚げたおそばをアテにそば茶をすすっていると、
あとから、五十がらみのご夫婦が入って来られ、オイサンのほぼ対面にお座りになられた。

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そして旦那さんの方が、机の上に置かれていた雑誌……
……なんだろうな、Dancyuだったか、Lapitaだったか、
アレですよ、最近はやりの壮年~リタイア後の夫婦向けのオサレカルチャー雑誌、
ああいうのが置かれてたんだけども、イキナリそれをおもむろに開いて眺め始めた。

奥様も、何も言わない。
注文はしないのだろうか、もう済んでいるのだろうか? と、
オイサン不思議に思って様子を伺ってたんだけども、
旦那さんは5分ばかり雑誌のページを行きつ戻りつし、やがてパタンと雑誌を閉じて一言

  「メニューじゃなかった」

奥方、
 
   「はい」

と、脇にあったお品書きをすべらせて旦那に見せる。

お、面白すぎる……。
そばが来る前で良かった、食ってる途中だったら間違いなく噴き出してるぞ……。

奥方、気付いてたんならなんか言うたれや、とも思うのだけど、
自分で気付く前に言ったら差し支えのあるご夫婦と、放っておいたら差し支えのあるご夫婦と、
どっちのタイプもあるのだろうなあ。
指摘するタイミングで、へそを曲げる旦那さん。

長年連れ添った結果、ああいうスタイルに落ち着いているのだろう、と思うと味わい深い。
家族、夫婦、兄弟は、ホントそれぞれだからなあ。
よそに口出し出来るこっちゃない。

そんな、毎度のほのぼの小諸時空に癒されながらおそばをいただく。
いつもとびきりの美味しさです。

 ▼10月の小諸・シメ

サテ、この日はここまで。
あとはいつもの自家焙煎珈琲こもろさんでコーヒーを頂いて、
晩ゴハン食べて、お土産買って、帰った。

晩ゴハンは、小諸の知る人ぞ知るかくれた名店(別に隠れてもねえけど)、
キャンディライトさんで!
……と思ってたのだけど、行ってみたら貸切!
まじでかー。
あなどれんなー。

という経緯があったので、気になっていた別なお店にトライしてみたのだけれども、
あまり公に書いていい感じではなかったので、ちょっと割愛。
……イヤ、あのね。
美味しかったのよ? 普通にね。
マズイとか、接客が悪いとか、そういうことはなかった。
ただ、なんかホレ、色々あるじゃない。飲食店にもさ。
美味いマズイだけじゃない……じゃない?
そういう諸々を加味すると、少なくとも、日の高いうちに普通にゴハンだけ食べてハイどうも、
って出て行きたい人間に対しては素直にオススメ出来ない感じのお店だったので、
ちょっともう、ここには書かない。

「そんなコワイの、余計に情報として書いてよ!」

って思われそうだけど、マ普通にしてれば、入ってしまう前に
「……ここは、なんかちょっと……違くね? 別のトコにしねえ?」
って思えるハズなので大丈夫!
そこで敢えて
「いやいやいや、こういうところが面白いんだって!
 美味しくなくても面白いにちがいないから、ホレ、入ろ!」
とか、オモシロ大冒険をやってしまう人は、当たるべくして当たっているので、
回避情報は必要ないハズ。思う存分喰らって下さい。

マうっかり喰らったって、特段実害があるわけじゃなく
なんとなくソワソワしてしまうくらいなモンなので、安心してどうぞ。

 ▼停車場ガーデンのおいしいくまさん

駅前の広場では、何やら大量の段ボールを使ってオブジェ的なものをこしらえる
子ども向けのイベントが開催されていたらしく、
オイサンが駅前に戻ってくるころには残された段ボールの端切れの山と、
謎めいたオブジェが立ち並んでいた。
こういう地域的ななんでもないイベントが盛況なのだなあ。

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この日の夕日は大変に綺麗で……
本陣主屋でお茶をいただいてぼーっとしたあと、
しばし、赤ともオレンジともつかない、透明な光の中でずっとカメラを覗いていた。

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おまけ。
今回も、
駅前の停車場ガーデンさんで、マグボトルにコーヒーをいれてもらってからの散策だったのだけど
(そして出発前のそのタイミングで、地図とハンケチを店に忘れた)、
オマケで買ったくまさんクッキーが大層美味しかったので追記しておく。

Kumakukki


くまーでハチラチ!



●○● 11月のコモロジウム ○●○



時間を、11月の小諸へ進める。
飯綱山公園、諸を巡って、駅前に戻ってきたのはいい加減日も傾いてきた頃。
15時過ぎくらい。5時間くらいは歩き回っていたのかね。ゴハン時間こみで。

この日は、実はMARVEL小諸エクスプローラーズ(新しい名前だ)の車両担当、
ひざひざマンことテ・ラージ800氏から「新しい喫茶店を開拓してタモレ」と指令を受けていたので、
今まで行ったことのない3軒の候補から1軒、開拓しにいった。



デ、これまた微妙なお店だったんで、詳しくは書かないけども!



だってもう、お店に入った時点で、マスターがビックリしてたもん。
「え?」って顔されて、こっちだって「え?」ってなるよw
喫茶店だろ!? って。
コーヒーも、あれインスタントだったんじゃないかな。
マそれはいいんだけどさ。
こちらのお店も、上で書いた謎のゴハン屋さん同様、
フツーにしてれば、地元民でない観光客の皆さんは足を踏み入れる可能性は中々ないと思うので、
やっぱり詳しくは書かないけども。

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……マ書いちゃってもいいんだけどね。
だって、ご主人からして、まともにアレで商売しようと思ってないと思うもの。
お客にビックリしちゃってるし。
書かないけど。


けど、そのお店で少し面白いことがあった。


店にはラジオが流れていた。
曲の流れる段になって、紹介されたのが「雨音はショパンの調べ」だった。
「雨音はショパンの調べ」といえば、オイサンにとっては笠原弘子さんのお歌なのだけど、
それはどうやら和製カバーだったらしく、
実際流れたのはその原曲の、男性ボーカルの「I like chopin」という曲だった。びっくりした。
まあ、それだけなんだけど。
うーん。
あのマスターも、お客が入ってきてビックリするくらいなら
もう店閉めて、たばこ屋だけやってればいいのに。
まるでお客を迎え入れる準備が出来てなかったもんなあ。
こっちが恐縮するわ。

▼Gazebo - I Like Chopin


▼雨音はショパンの調べ 笠原弘子


うーん、次回行ったとき、残った候補の店に望みを託そう。
いや、うち1軒はね、安牌だと思うんだ。多分あそこは間違いない。
今回のお店は7:3で微妙だろうなーと思ってたんだけど(7が負け)。
なんでそこから行ったのかはワカラン。

 ▼ときめきキャンディライト

さあ、そんなびっくりドッキリ喫茶タイムのあとはお待ちかね、キャンディライトの時間だよ。
この日は貸切でないのは確認済み。
ランチのメニューはロールキャベツ。
……完璧だ……。
サテ、喜び勇んでキャンディライトへ。

  ※キャンディライトさんはただの喫茶・軽食のお店です。
    普通にしてればそんなに面白いモンじゃありません。


とはいえ、オイサンもたかだか来店3回目の、常連とも呼べない程度の客なので、
大きな顔でなれなれしく入っていくわけじゃなく、控えめにお邪魔します。
お客はオイサン一人。
テーブルについて、備え付けのマンガ棚から新谷かおるの『ガッデム』とか引っ張ってきて、
ゴハンの出てくるのを待つ。
マスターも、おかみさんも、こちらのことを憶えているのか、
振る舞いからはうかがい知れないので大人しく。

  マ『ガッデム』がある時点で、ただの軽食の店でないことは明らかなのだが(そうか?)



 
ちらりちらりと話を振ってくるところを見ると、
どうもこちらを認識してはいるらしいが、確証を持つに至っていない、というところだろうか。

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他愛のない言葉を交わしつつ、おいしいロールキャベツを頂き
(ところでロールキャベツって、「クソ手間がかかる」ってラジオであやねるが言ってたが
ランチメニューに向くモンだろうか)、
一休みして……さあ、そろそろおいとましようか、今回も小諸はやさしかった、と立ち上がりコートを手にしたところに、



  「ワカサギ食べる?」



と、すっかりシメ終わった俺のTLにカラリと揚がったワカサギが!!

ご主人!
私がもうコートにすっかり袖を通しているのが見えないのかね!

いただきます! カラっと狐色美味しそう!

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……実際、とても美味しかったです。
この間のこもろっけ丼といい、このご主人、他も美味しいんだけど、
揚げ物スキルが特に高いのではないかとお見受けする次第です。
イヤでもほんと美味しいわ。
ねえご主人、このワカサギも近くで獲れたものだったりするんです?



  「ああ、うん」



ほほう、やっぱり。さすが小諸は自然の恵みが豊かで新鮮さg



  「この辺で獲れたのもあったんだけど、
   スーパーで買ったのと混ぜちゃった。
   ははははは」




日本の流通技術の発達はめざましいな!
獲れたてもそうじゃないのも分かんないくらいおいしい!
ご主人! ワザとやってるのかねw!

そんなこんなで二人してまたゲラゲラ笑って、

 「どうもゴチソウサマデシタ」
 「ああそう? 今回は泊まりなの?」
 「いえ、またこれから帰ります」
 「そうですか、じゃあまた……」
 「(また来る前提か)」
 「……年内?
 「いや、さすがにそれはどうだろうかw!」
 「はははは、そうかそっか、じゃあ、あれだ、良いお年を!
  (ばんばん ← 結構な力で肩をたたかれる)」

 「いやあ、あはははは! よいお年を!」

……っていう。
なんなんだもう。小諸。

あの、『なつまち』で小諸を訪れる皆さんね、
フツーのトコも、フツーに回ってみ? フツーじゃないくらい面白いから。
どっかしら、あなたの知ってるフツーじゃないから。

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このあとは、お土産を買って、小諸での活動はおしまい。
小諸仲間のお二人へのおみやげだったのだけど、
帰りのアシで、その最寄りまで寄り道をして、サッサと渡してしまうという暴挙。
節子、それお土産ちゃう、直送の宅配や。
まあお渡ししただけじゃなくて、お茶飲んでしゃべってたら1時間半くらいあっという間に過ぎちゃったんだけど。

そんな、密度の濃い小諸行7回目でした。

ちなみにこの日、帰りの電車でうらうらとツイッターのTLを眺めていたら……
長野で、震度6弱という結構な地震が……。
なんだか、自分が後にしたばかりの場所でそういうことが起こられると、
正直気が気ではありません。
小諸さんは震度3前後だったということでさほど大きな被害もなかったようだけど。



●○● 小諸 ○●○



ちうわけで、10月と11月の小諸でした。
ちょっとエキセントリックな風景から、何でもない日常の景色まで。

昨年一年で、春・夏・秋と、違った景色を堪能してきたので、
次は冬。
雪のある時期の小諸さんのお顔を、また拝見しにまいりたいなあと思うオイサンです。

首を洗ってまっていやがれ。



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オイサンでした。
 
 
 

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2015年2月 1日 (日)

■あの秋でオータム~小諸訪問・5回目 / 7回目~(その二) -更新第969回-

 
 
はいどうも、オイサンです。
それでは前回に引き続き、昨年秋、ひとりで訪れた小諸編。
 

今回はまちの北西にある飯綱山公園と諸(もろ)の集落の風景をぼちぼちまとめていくデス。
この番組は、ゆび先はもう一つの製作委員会の提供でお送りいたします。

いたしまーっす。



●○● 飯綱山と諸 ○●○

飯綱山と諸を訪ねたのは、11月の末。
ビッキー訪問からひと月近く経ち、木々からも落ちる物は落ちきって、
町も山も、姿をずいぶん変えていたのが印象的だった。

木々から葉が落ちることで、見所でもなんでもなかった何気ない場所が
途端に侘びた味を出し始めるものだな。失うことで輝く物もあるんだ。

このときは、飯綱山公園に向かう前に、結構長めにしっかりと懐古園を回ったので
その様子も少し貼り付けておきましょうそうしましょう。


  ……尚このオッサン、
  前回のビッキー(布引観音)訪問(10月末)と、今回(11月末)の間にさらにもう一回、
  ステキな仲間と一緒に小諸~佐久海ノ口を巡る旅をやっている(11月初頭)ので、
  その時のお話もおいおい書いていきます。
  ついでに言うとそのさらに前には、昨年9月にも仲間と行っているので
  先にそれを書かなあかんねんけどな。


▼駅前~懐古園

本陣主屋。水面に映るすがたが美しいですね。

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二の丸跡。葉はすでに随分落ちてますけど、まだまだ綺麗。

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二の丸跡から臨む、小諸の町並みと浅間山。
いやあもう、これだけでも十分美しいですね。
ずっとここにいたって全然いいんだけどさ。

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いつもの大欅さん。すっかり全裸です。欅「全裸なう」

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もしかしたら、紅葉は見頃だったのかもしらん。

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毎度おなじみ、水の手の展望台から。
ここもホント飽きない風景だな。

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園内。駆け抜けるKAIKOENブランドの軽トラ。
世界に3台しかない。(てきとう)

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なかよしペアルックのおっさん。
懐古園のお手入れ、おつかれさまでやんす!
あっしもそういうオシゴトに就きたいのですがどうすればなれますか!

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小諸マンガの元祖、『すくらっぷ・ぶっく』でもさいさい登場する、園内のお茶屋さん。
いつかここのおでんを食べるのが私の夢だ(7回も来てまだ食ってへんのか)。

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もみじの浮かぶ池に泳ぐ鯉は、夜空を飛ぶようでもある。

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たまたま幻想的に映ったので面白がって何枚も撮ってみた。
でもこれじゃどこだかわかんないね。

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●○● 飯綱山公園へ ○●○

サテそろそろ飯綱山公園へ向かいましょう。
別段特別なルートではありません。
フツーの道を通ってフツーの住宅街を抜け、フツーの学校の裏手を抜けたら大体着きます。
しかしそこは坂の町、ちょっとしたところが立体的に交差していたりして、
ちょっとしたダンジョン気分を味わえます。

アレやな、新宿の地下とかと違って、不愉快じゃないのがいいですね。






橋の下をくぐって、上の道に戻る。ちょっとだけワクワク感をあおる。

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道のところどころで見かける道標・道祖神。
こういう石仏とかは、一体いつ頃からどういう目的で作られたんだろうかね。

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この日はお日柄もよく(違)、遠くの山々まで見渡せた。
あー北海道もまた行きてえなあ(また行く気か)。

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主幹道路沿いを少し歩いて、北側……山の方向へ逸れる。
のぼりが始まる。マそんな大層な登りじゃありませんが。

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花山薫の超握力で引きちぎられたガードレールです。
小諸には熊よりも恐ろしい男がいます。

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デ、飯綱山公園の入口。
町から大体、のんびり迷ったり写真撮ったりしながら30分も歩けば着く。……ハズ。
そんなにかからないんじゃないかな。すぐです。

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見下ろす町並み。のどかですね。

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……あのね、この日はホント、特に面白い出来事は起こらなかったのよ。
謎の老人に白いギターの見張りを頼まれたりさ。
東南アジア系の旅のカタコト少年に「ケータイ買える店を教えてくれ」って訊かれたりさ。
なかったのよ。
珍しく。
なんかあれよ(無茶言うな)。

しかしそんな、奇を衒った出来事がなかった分、天気、展望はこの上もなく良かった。
見てくださいこの浅間山。
町から見るのとは、また随分趣が違う。
さえぎるもののない、山容の全貌。

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裾野に広がる森や家々まですっきり見渡せる。
二次元ヒロインで言うなら、今までバストアップの立ち絵しか見られなかったのが、
腰から下、スカートの裾からつま先までの全身一枚画のイベント画像です。

  どっし~ん≡★

   浅間山「きゃっ! ちょっと、気を付けなさいy……!
         どどどど、どこ見てんのよこのスケベ!」


……みたいなことです。
プレイ7周目にしてようやくそこです。
浅間山さん、何気に難攻略キャラでした(なに言ってんだ)。
どうやら小諸的には、初心者向けメインヒロインはおみやげのみやさかのお母さんの様です。
ちょろい(失礼過ぎるだろ)。

上越道。

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山と空と人家と。

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そんな風景に目を奪われながら、さらに公園の中を西へ徐々に上りながら歩いていくと、
紅葉の木が一本だけ立つ広場に出る。
うーん、なんだか図ったような素晴らしいロケーションだなあ。
偶然か、ここを根城にしている方か、
立派なカメラと三脚を持ってうろうろしているご同輩が一人。

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あと、帰り際に、今上がってきたばかりの老夫婦にお写真を頼まれました。
そんくらいかなー。



●○● お昼~お食事処 まこと ○●○

サテ、くだりはもと来た道をぐるぐる戻るのではなく、
頂上から南西方向、諸の集落へ向けて一直線に下る道を選ぶ。

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そんで一回、諸を通過して国道18号線沿いまで下ってゴハンです。
『お食事処 まこと』。
大きな駐車場のある、ドライバーさん御用達のがっつり系食堂、といった風情。
店内も超広い。
この日はお客ほとんどいなかったけど、時間帯のせいと曜日のせいでしょう。
途中で、近所のオッサン草野球のチームがやってきて突然埋まってびっくりした。
こちとらぼっちなのに、六人掛けのテーブルに通されてびっくりしたよ。

おかしなのに後ろに憑かれてる様に見えたのかと……。
ゴハンは普通においしかったです。
特製ソースかつ丼なんてのもあったので、もう一回くらい行ってみたいお店です。

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写真は、べたにしょうが焼き定食……だったかな?



●○● 諸、湧水の里 ○●○

諸は……本当にただの集落というか、人里で、観光然としたところはいっこもない。
なので、訪れるときは注意しましょう。
ホンマ、ただの人の住んでる雰囲気の良い場所なので。
……マそれ言っちゃ、小諸の市街地だっておんなじなんだけどね。

デ、何があるかっていうと……何もない。
地元で売られている観光地図によれば、
湧水だとか、昔の町並みだとか、ブドウ畑、ワイナリー、そういうもので推してはいるのだけど、
一般開放もしているワイナリーを除けば、
ホント土地の人が暮らしている家、働いている畑、その沿道から見える風景。
そんなもんです。
湧水には、地元の人たちがバンバン車で乗り付けてきて、今日飲むのに使う水を汲んでいく、
そんな場所でした。
行ってみてわかったんだけどさ。
だからこの先のお写真は、そんななんでもない風景ばかりです。


地元の案内地図に乗っていた、水路と水源の池。

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……ここまで上がってくるのは結構苦労したのだが、
正直、「あ、池」っていうシロモノ。
イヤ、それが嫌だとか期待外れだとかいうんじゃなくて、
「え? ここ、普通に入って来ちゃってよかったの?」
っていう場所だった。
静かで、綺麗な場所だった。

この近くに、もう一つ湧水ポイントがあったはずなのだけど、見つけられなかった。

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▼弁天清水。
ここは小諸でも湧水のメッカらしく、オイサンの到着したときから去る時まで、
ひとの途絶えることがなかった。
水量も豊富でなにより綺麗。見どころとしても十二分。

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……といったところで、飯綱山公園・諸の風景、おしまい。

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あとは町に戻って、ゴハン食べて、お土産買って帰ったのだけども……
その辺も2回分、次回でまとめようかしら。


まあそんな感じでぶらぶらと、小諸の町とか、町でないところとか、
あのー、かなりね。
レアというか、普通に聖地巡礼で来ている人たちに比べたら、
高濃度なところまで歩いてる気がするオイサンですけど、いかがでしょうね。

飽きない街ですよ。小諸。
美しいですし、その、なんていうか、美しいというか、
小諸って、かわいいんですね。
かわいらしい。
かわいい系の町並みをしていると、オイサンは思うんです。
いくつになっても品のある、可愛らしいおばあちゃんとか、いるじゃないですか。
あんな感じでね。

なのでまた、飽きもせず、凝りもせず、
ツンデレ浅間山さんをナンパしに出掛けようと思います。
 
 
 
 
 
 

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