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2015年1月20日 (火)

■緩される大地・青梅でヒヤシンス -更新第967回-

アラフォーと二人で青梅をぶらぶらしてきた。
これがまた良いぶらぶらだったんで、そのままの雰囲気で書く。
うぇーい。

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……。



……デまあ、このあといつもの「このオッサンら何してはんの?」っていう
お散歩風景をお届けするワケですけれども、
今回は先に結論というか気持ちを書いておくと。

あのー……
こういう田舎ぶらぶらは、行っている間ももちろんとても穏やかな気持ちで楽しいんですけれども、
帰ってきてから振り返ると、それがまた何倍も何倍も……
好い時間、贅沢な時間だったということが実感される。

心が、じわっと、甘くて優しい気持ちに浸される思いがする……のです。

オイサンはあまり見たことないですが、
『ちいさんぽ』とか、『ブラタモリ』とかのお散歩系テレビ番組が好まれているのには、
そういうことの気持ちの良さを求めている人が大勢いるからなのかもなあと思ったりする。
あ、『モヤモヤさまぁ~ず』はワリと見てました。

日々の中で、ああしんどいなあとか、ああイヤだなあ、つらいなあ疲れたなあと気分がへたってきたときに、
ふっとその、青梅の町や、以前の野水の桜を見に行った時の風景……というか、
自分も含めた風景、空気や、靴底の感触なんかを思い出すと、
萎れかけた気持ちにあたたかな日が差す気持ちになる。



ほっとするんだよねえ。



かといって、それで「よしやるか!」「いくぞ、がんばるぞ!」ってなるのかというと、
そもそもの気持ちの質がそういうのではないのでそうはならないのだけれども、
……いいんです、そういうモンじゃないんだから。

「ああ、うん、まあ、しゃあねえな。そういうこともあるな」

っていう、受容される気持ちが自分の中に芽生えるだけでもラクにはなる。
背中を押すものではないけれども、落ち着いて歩き出すだけのゆとりは持てる。


デ、このことを書こうとしたとき、
「ゆるし」という言葉を使ったものかどうか、困った。


「ゆるす」という言葉には、やはりゆるされる前提となるための罪や過失が、
どうしても付きまとう。
オイサンら別に、そんな「許され」なアカンような悪いコトしてへんもん。
なんで悪いことした扱いでないと、自分たちの今のこのありがたい気持ちを表現できないの? と。
だから「ゆるす」という言葉は、今回適当じゃないなあ、どう書き著そうかなあ、と思ってたんだけど、
ちょっと確かめてみると……
「ゆるす」という言葉の語源は、「ゆるい」「ゆるくする」というのと同じなのだそうで、
あー、だったらいいわ、合ってるわと、今回このようなタイトルを冠するに至ったのでした。



……ヤじゃん?



悪いコト何もしてないのに、「許す」とか、上から目線で言われるのなんか。
我々、別にダメなことなんもしてないもの。
普通よ。
人間が生きる時間や場所の上には、「何も置かれていない」のが普通の、最初の、
ニュートラルな状態だというのがオイサンの持論で、
それを「空き地」だとか「空き時間」だとかいうのが、納得がいかない。
空いているのではない、
空いてるから何かを置いていいんじゃない、
置くべきだと考えるのではない、
「空いてる」んなら、「空けておく」のがいいんだよ。普通なんだよ。
何もそこに、何かを置いて積極的に重量をかける必要はないんだ。
何でもかんでも、なんかに使わないといけない、もったいないって考えるのは、病気だよ。
そんなのは、ゲームの中だけで十分だ。



……まあ、そんなことでね。



青梅での時間は、ふたたび、自分をそんな「普通」へと導いてくれました。
いやあ、何ものにも代え難い、贅沢な時間ですよ。
ホントありがたい。もっともっと、普通でいよう。



……ん?



タイトル、全然「許す」とか関係ないって?
キミは「ゆるしてヒヤシンス」という言葉を知らんのか。
『日常』を見たまえ『日常』を。





ところで、今さらながらなんで「ゆるしてヒヤシンス」なのか疑問に思い、
もしかして「ゆるし」がヒヤシンスの花言葉なのか? と調べてみたところ、
紫色のヒヤシンスには「ごめんなさい」「許して下さい」とかいうのがあるっぽい。
ナルホド……。

じゃ今度は、アルゼンチンペソの花言葉でも調べておくか……。



●○● 早起き者たちの大地 ○●○



青梅に到着したのは8時をちょっと回った頃。
もちろん朝です。
集合は6時でした。早起き。

  あ、この日の相方はもちろん、ジェントル号のオーナーことテラジさんです。

オイサンは前日、もっと早くに休むつもりだったのに結局寝たの2時過ぎで、
睡眠時間が3時間なかった。
でもなんか全然元気だったけど。

  どうでもいいけど超寒かった。
  家を出る時、ちょっと防寒装備過ぎたかな? と思ったくらいだったけど
  早い時間のうちは、それでも足りないくらい寒かった。
  途中二回ほどはさんだコンビニ休憩で、二人とも「なんでこんなに?」というくらい
  震えていた。

やっては来たものの、お店的な施設はまだどっこも開いてない。
当たり前だ。
営業してるのは交番くらいのもんだ。
交番だって青梅ではあやしい(そんなことありません)。

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駅前にだるま。だるま有名なのか? 虚無の目をしている。
じっと見ていると呑み込まれそう。
観光案内所もまだ眠っているので、昔ながらの案内地図をたよりにフラフラ歩き出す。
地図を見てみて、とりあえず手がかりになりそうなものが
町に点在するお寺くらいしかなかったので、なんとなく、お寺巡りになる雰囲気。
よろしいんじゃないでしょうか。

あとは、道すがらの看板とか商店とか、どうでもいいものをぽちぽちとカメラに収めながら歩く。
ちょっと面白いなーと思った釣り道具屋の店先で写真を撮っていたら、
テラジさん曰く、中からご主人が様子を伺っていたらしいのだけどもスッと姿をくらましたらしい。
むう。

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ちなみに、この訪問をした翌週、お昼を食べながらテレビを見ていたら
青梅の町レポをやっていたびっくりした。
町の至る所に古い映画のレプリカ(パロディ)看板がかかっていて、
お店とひっかけてあったりしていたのだけど、そのことを取り上げていた。

まあ我々的には、その辺のガンバリ方にはさっぱり興味を示さなかったのですが
(ガンバっとんねんからちょっとは興味持ったれよ)。



●○● メガ巡り・ギガ巡り・テラ巡り ○●○



巡った寺社は、
 住吉神社
 西分神社
 宗健寺
の三つ。

別に、特にお寺に興味があるというわけでもなく、詳しいわけでもない二人です。
歩いた先にあるお寺を拾っていくだけ。

十字路にお巡りさんが何人も立っているので、すわ事件発生かと思ったら、
出初め式をやってるからその警備だか案内だかというきわめて平和的な理由でした。
青梅は火事も事件もなく、今日も平和です。
結構なことです。
お巡りさんも消防士さんも、ヒマが一番。


■住吉神社

はじめに訪れた住吉神社は、山の斜面にあって石段こそ急で立派だけれども、
いかにもローカルな氏神様然としたかわいらしい神社。
しかしその急な石段がくせ者だ! 青梅の罠が、ジワジワとひざひざマンの弱点をむしばむ!
おのれ青梅、卑怯だぞ!

  あ、ひざひざマンというのは、
  「テラジさんの膝の具合が良くない」ということです。
  命名は奥方だそうです。

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冗談はさておき、参道を上がると町が見渡せるなかなかのビュー。
そうして見知らぬオッサンがウロウロしていると、地元の子どもが走り回りに来たりする、
良い神社でした。
きっとひざひざマンごっこです。
ローキック2発で殺せます。


■西分神社

二つ目は西分神社。
住吉神社から東へ少し行って、線路を渡った辺り。宗徳寺というお寺の裏手にある。
しかしこちらも、住吉神社と同じ……否、住吉神社よりも強力な階段トラップを以て
ジワジワとひざひざマンの弱点を痛めつけてきます。
帰りのアクセルが踏めるか心配です。

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しかしこちらの西分神社、素人目にもなんだか立派で、
しかもその立派さが鼻につく豪華さでなく、質実剛健な感じで
二人して「……なんか、ここは……いいですね」と口を揃えてしまったほど。

お庭の雰囲気といい、山を背負った佇まいといい。
なかなかに見所のある良いお社でした。
ただその西分さんには、もう一つの恐ろしいトラップが。
これです。

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一見ただのベンチですが、
巧妙に背中に体重がかかるように作られた座面、
不自然に低い背もたれ、そして設置場所が崖っぷち……ということで、
我々調査班はこれを、腰掛けた老人を自動的に後ろの崖に放擲する装置、
「おじいさん落っことしマシーン」であると看破。
青梅三大トラップの一つと認定しました。
みなさんも気をつけましょう。


■宗健寺

サテ三つ目。宗健寺。
ここへはどうしてたどり着いたのだったか……
二つ回って歩き方がますます適当になってしまい、パッと見た地図で
とりあえず近くにあったお寺に目標を定めた、みたいな感じだったかと思う。
そんなもんですよ。エエ、毎度。

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しかしこの宗健寺さんが、一番見所らしい見所があったというか、
分かりやすいおもてなしが色々あったというか。

御利益のある石造りの蛙の像があったり、
振ると幸せになれる石の小槌(大・小)があったりだとか。
尚、その石の小槌は小さい方でも10kg、大きい方はなんと20kgもあるという、
正直、どうやって振るのか持ってみて戸惑うくらいのシロモノだった。

  もしかするとこれも、青梅さん一流のトラップだったのかも知れぬ。
  全く油断がならない。
  本当に許しの大地だったのかここは?  ← 今頃になって疑問がわいてきた

個人的には、この松の写真が今回のブラブラで一番いいかなと思っている。

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無料で甘茶をお配りしております。
本当に甘くて、ちょっと癖があるけどおいしいお茶でした。
たまに自販機で売ってる黒豆茶に近い感じだったと思う。

    









●○● 二俣尾の「川のセブン」、再訪 ○●○



サテそんな宗健寺さんを参り終えたところで一休み。
徐々に目を覚まし始めた駅前に戻り、軽く腹ごしらえをしながら作戦会議。


  オイサン「次どうします」
  テラジ 「この間行った、薪を売ってたコンビニあったとこ、行ってみません?」
  オイサン「ああ、いッスよ。三つくらい奥の駅ですよね。二俣尾。
       昼ゴハンは……どうしましょうか?」

  テラジ 「それです。青梅まで来て申し訳ないのだが……」
  オイサン「はいなどうした?」
  テラジ 「八王子の玉ねぎゴハンが食べたくてどうしようもなくなってしまったwwww」
  オイサン「無問題www」

というわけで、次の目的地と昼食キャンプ地が決定。

ちなみに、「薪を売っていたコンビニ」とは、
青梅から中央線を四駅、さらに奥多摩方面へ進んだ「二俣尾」近くにあるセブンイレブンのことで、
昨年奥多摩へ行く途中に立ち寄ったときに薪を売っており、
面白がってツイートしたら地元の人を中心にそこそこの反響をもらってしまった経緯がある。

  ▼奥多摩は百合色の世界~NEW3DSを買ったり、PSVITA『FLOWERS』に心奪われたり -更新代949回-
  http://ikas2nd.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/-949--2263.html

その際、地元の人たちがその店舗のことを「川のセブン」と呼んでいたのが
妙にローカル愛を感じさせて味わい深く、印象的に心に残っていたのでした。

  ……しかしまあ、そんなどーでもいいことに囚われて再訪とかしていたら、
  そのうち本当に、あの日本海は親不知のセブンにも再訪しかねないな。

  ▼スンスンの河を越えて。~城端前哨戦・新潟・富山めぐり~その3~ -更新第862回-
  http://ikas2nd.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/3-862--f052.html

しかしこの人たちは、行き先はそんな適当に決めるくせに、
駅前に個人経営の果物屋さんと八百屋さんがガッツリ営業していることに驚いたり、
その先に突然現れた、準備中のギャラリーの異様さにびっくりしたり、
「この道のうねりが良いですね」
「この十字路はかわいいですね」
とかってワケの分からんことに共感しあったりで、

  次行ったときは、あの30分50円の駐車場に停めようぜ。
  面白いから。

青梅駅から二俣尾までは、カーナビさんによればものの10分。
ジェントル号さんは今日もトロトロ、悪の(断定)プリウス軍団にもめげずに走ります。
が……


  「……ジョギングしてる人、多くないですか」


そう!
なんかね、気持ち悪いくらい、ジョギングしてる人が多いんだよ、青梅!
何かのイベントかな? 大会かな? と考えても見たんだけど、どうもそういうわけでもないくさい。
車で10分ばかし、二俣尾まで走っただけでもバラバラに数十人、
下手するとところどころ歩道で渋滞するくらい、沿道を人が走っている。
なんなの、健康ブームなの? 走らないと死ぬの!?

……などと、訪れるたびに新しい謎を提供してくれる街・青梅。

  あのね、今ちょっと調べてみて、何となくわかっちゃった。
  2月に「青梅マラソン」なんてのがあるのね。だからアレだ、みんな練習してるんだ。
  なるほどね。

そんな風に、荒野を走る死神の列をやり過ごして二俣尾・川のセブンに到着。
この日、店頭に薪はなかった。
どうやらやはり、キャンプシーズン向けのラインナップであったらしいな。

コンビニへの寄り道はほどほどに、これまた二俣尾に来て何をするか決めてたわけでないので、
またも手近なお寺へ向かう。
ちゃんとした名前は分からないけど、山門には「瑞龍山」とありますね。

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ここは小さな山門まで持っていて、店構えならぬ寺構えは今回訪問した4つの寺社中で随一。
本堂の屋根も、建築様式の違いなのかも知れないけどえらく立派で、
随分と厳かな気持ちになりました。
まあ、だからと言って何かするわけではないのだけど。


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●○● ふたまたおだお ○●○



寺を降り、線路沿いに歩いていると、二俣尾の駅舎が見えてくる。

「無人駅なんですかね」
「行ってみましょう!」

無意味にはつらつとするチームアラフォー。
こいつら追っかけてカメラ回してるだけで『このまち大好き』的な番組が出来てしまいそうな勢いです。

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二俣尾のコンコース(?)。無人駅だった。
ホームにおりる階段の手前にICカードのセンサーが無骨にぶっさしてあった。
……なんかこう、無人駅も、随分風情がのーなってきた感あるな。
時代よのう。

そんな跨線橋だか駅だかわかんないフタマタオ駅を通過して線路の反対側に下りたら、
あとはもうコンビニへ向けて引き返すだけ。
ほんとに何しに来たんだろう? 超楽しいんですけど。

  あと全然関係ないけど、ワリと最近まで「コンコース」の意味が分からなかったのが私です。
  あとねえ、「ピロティ」。
  うちの中学には「ピロティ」があって、そこがどこなのかは分かっていたけど、
  「ピロティ」が何なのかは理解していなかった。
  そこはかとなくエッチですよね。「ピロティ」。「パンティ」みたいで。 ← バカ
  フタマタオ線橋のパンティですよ? きゃーエッチ!  ← 楽しそうだな俺

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あ、こんなところにストラックアウトがある。
現在二俣尾で確認されている、唯一の娯楽です。


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そうして線路沿いの411号線を青梅方面へ向けて歩いていると、
ちょっと素敵な感じのコーヒーショップが目に留まる。
むう、あの店は良い予感がするぞ。ここは一つテラジさんをそそのかしてお茶にしようじゃないか。
テラジさんテラジさん、ちょtt


  がんっっ!!!


──その時、私の言葉を遮ったのは、
  店の駐車場から出てこようとしたクッソ高そうな金ピカのポルシェ(※)が、
  歩道との段差で思い切りオケツをこすり付けた音だった。

  ※ホンマに金ピカのポルシェだった。それだけでもワリとびっくりした。

言葉を失う二人。
 テ「……うわあ」
 オ「……結構、いい音しましたよね」

  あ、ちょっといいですか?
  ここが今回の青梅紀行のハイライトなので見逃さないように。

クルマを入れ直そうとしてたのか何なのか、
一度店の駐車場に入ったその金ピカのポルシェは一度車道に出ようとし、
その時に自慢のヒップアタックで歩道に一撃を加えたのだった。
明らかに挙動がおかしくなる、金ピカポルシェの車体と、運転席に見えるロマンスグレーの男性。
どうみても落ち着きを失っている。わたわたと小刻みに、前進、後進を繰り返す。

 テ「……(見守る)」
 オ「……(見守る)」
 テ「あ、えっと、なんでしたっけ?」
 オ「ああ、あのお店でコーヒー一杯飲んでいきません?」
 テ「ああいいですね、入りましょう入りましょう」

駐車場で、電池を逆さに入れたミニ四駆みたいなおかしな動きを続ける金ポルを尻目にお店に入る我々。
店内はログハウス風で天井が高く、静かな音楽が流れておりとても落ち着いた雰囲気。
当たりの匂いがふかふかします。運ばれてきたメニューを見て……アラフォー、懊悩。

 テ・オ「(やべえ……軽食も美味そうだ……!!)」

確かに、ミートソースとかハンバーグとかオムライスとか、アラフォー2人の好きそうなメニューが無駄に充実している。
なんなんでしょう、この二人の食の嗜好とか。
しかしここは心を鬼にして、コーヒー……と、チーズケーキで我慢します。
俺たちは……断固として八王子で玉ねぎライスを食べるんだ!!(決意)
チーズケーキはご愛敬。

そうこうしているうちに……というか、ワリと時間があってから、もう一人お客が。
……金ポルオーナーです。
いやあ、入ってくるまで、随分と間があったなあ。
……見てたんだろうなあ、金ポルのおしり。
いい音したもの。
高そうだもの。
内心変な汗かいてたんだろうねえ、などと、
この金ポルオーナーは、のちのちまであさましい噂話のタネにされるのだった。アワレ。

とまあ、
こんな金ポルによるアトラクションが毎回見られるかどうか知りませんが、
それ抜きにしてもお茶もケーキもとても美味しいお店でした。何より雰囲気が良い。
また来たいですね、ところであの金ピカのポルシェは……などと言いながら青梅のコーヒー屋をあとにしたのだった。



……。



終わり。
このあとはなんもないよ。
八王子の道の駅で、いつものラーメン(オイサンはそば+お野菜バー)と玉ねぎライス食べて、帰った。
解散は15時……よい子か!

「まだ、帰りたくない……」
とか、
「終電……無くなっちゃったね……?」
などという甘ったるい戯言は一切通じない、真昼の住人。

多分私たち二人はアレフガルドで、竜王の

「おまえたちには せかいのはんぶん、そうちょうの せかいを やろう!」

という取引に応じてしまったに違いありません。
なんて健全なんでしょう。あまりに健全過ぎて社会が成り立たなくなる懸念がある。

しかし案ずるな。
私は忘れない。
帰り際ジェントル号に乗り込み、
「じゃあー……帰りますか!」と意気揚々、
ナイト2000の3000倍の計算能力を持つというジェントルスーパーコンピュータ(カーナビ※)に、
目的地「わかばだい」をセットしようとして


  ワ カ パ イ


と打ちこんだアラフォーの煩悩、その罪の深さを! ワカパイてw
まあジェントル号の紳士コンピュータなら、我々をその彼岸へと導いてくれるに違いないけども。
……すっかり忘れてたけど、ジェントル号の名前の由来は「変態紳士」だしな。
そしてそれをネタにまたゲラゲラ笑うオッサン二人。

  ※ちなみに、この人工知能に、
   外付けの超検索有機コンピュータ「タイチョー」をリンクさせることで
   あらゆる渋滞を回避する超索敵アプリがセットされます。
   「タイチョー」をインストールするには『ラブライブ』が必要です。

嗚呼、許される大地。その名は青梅。
金ピカポルシェのオーナーにも、寛大なる青梅のゆるしのあらんことを。
青梅は今日も、ヒヤシンス。


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オイサンでした。



 

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