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2014年11月11日 (火)

■釣りキチがナナハンにまたがってサイコロ片手に今日も一日がんばるぞい! -更新第953回-

オシゴトのかえりみち、新宿の駅の中の本屋さんに立ち寄ったら、
巷で(セリフの部分だけが)大人気の、今日も一日にがんばるぞいマンガが、
手書きの今日も一日がんばるぞいPOP付きで売られていたので大層面喰いました。
オイサンです。




コレ、新宿のド真ん中で推して売るようなものなのか……。
それとも、今日も一日にがんばるぞいはそこまで世間に浸透しているものなのか?
驚きだゼ。



■最近のマンガ事情・1 『釣りキチ三平』



その本屋に立ち寄ったのは、電車までちょっと時間があったからというだけなのだけで、
何か買ったり探したりのつもりはなかったのだけど、
『釣りキチ三平 平成版』の文庫版が出てたので買ってしまった。
っかぁー! ゆりっぺはエロエロだなやーッ!
          ↑そんなシーンはない。
             ↑だがゆりっぺはエロい。
                 ↑それについて異論はない。

単巻で完結してるもんだとばかり思ってたら、なんかカムチャツカを周遊する長編の途中の話で、
カムチャツカの幻のイワナ釣りにチャレンジしていた。
三平くんが魚や自然の生態系なんかについて、色々難しい言葉を使いこなしていて二度びっくり。
セリフというか、字がすげえ増えてて、若干『美味しんぼ』化してるなあと思ったり。
まあ昔から魚や自然については語られるところの多いマンガだったけど。

  矢口先生も地球環境方面なんかには色々ご意見をお持ちでいそうだけども、
  ヘンに『美味しんぼ』みたく、
  作品本来のテーマから大きくそれた方向で利用されたりしないで欲しいなあと切に願ったりはする。
  まわりの方々も、おかしな方向へ焚きつけて、自分たちの都合のいいように誘導したりしないで欲しいわ。
  そういう政治利用とかがことごとく許せぬ。

読んでいて飽きない漫画である。なんと言っても絵ヂカラが恐ろしい。
人物も自然の風景も動物も、何を描いても恐ろしく細密である。
矢口先生の三平の絵だったら、大きいのを買って家に飾ったりしたいものです。
こういう絵のうまさの漫画家さんはレアですね。
超人的。
漫画にしても読みやすさを損ねないし、そのまま一枚の絵画としても物足りなさがない。
どうなってるんだ。

  『どうでしょう写真集』じゃないけども、矢口先生のマンガこそ、
  カラー原稿は発色にこだわった紙で読みたいよねえ……。




いまチラッと調べてみて知ったことだが、
アニメの『釣りキチ三平』OVA版なんてあったんだな。
そして三平役がくまいもとこ……
ほむらちゃん! ほむらちゃんじゃないか!(生徒会長の方)
そういえばほむらちゃん、『ときメモ2』本編の山の中でのデートのときとか
完全に三平ルックで登場して釣りしてたりしやがったな。
どっちが先かわかんねえけど、



■最近のマンガ事情・2 『750ライダー』



小諸に通う(……)ようになって色々ナイスなオッサンスイッチが入ってしまったようで、
電子書籍で『750ライダー』を引っ張り込んで読んだりしている。
やべえ。
キミら知らんやろ、『750ライダー』とか。
『750ライダー』ちょう落ち着く。ちょうまったり青春日常系。

『750ライダー』は、その昔、オイサンがリアルに少年……否、幼年だった時代に
チャンピオンで連載されていたマンガで、
……説明し辛いな。

750ccバイク(ホンダ・ドリームCB750FOURらしい)乗りの主人公・早川光と、
彼のクラスメイトの美人で真面目だけど物分りもいい委員長、
三枚目短足キャラの順平と、
その三人がたむろする喫茶店・PIT INのマスターを交えた
ハートフル日常系青春スラップスティックです。

  ペルソナに運命を左右された750ライダーたちの、
  運命の歯車が今、うんめいにゃあ!!
 
   ……っていうような要素はないです。

いや、説明しにくいわこのマンガ。
途中で宗旨替えしてる(後述)し、話らしい話の骨子もないし。
部活モノじゃないから登場人物に共通項がないし、
かと言ってタイトルのまま、オートバイが話のメインに来るわけでもないし。
「主人公が750に乗ってる」っていうだけですからね。
ナンダコレ?

電子版で全巻セットがあったので、お、これでいいや、と思ったんだけども
50巻もありやがんの。
さすがに20000円一括でとかは出せないわ。気が向いた時にチョイチョイ買い足していこう。
前から順番に、ではなく飛び飛びで、
24巻、33巻、49巻、50巻(最終巻)と、なんだか色々無視した無礼な買い方をするも……

  よくこれで50巻続いたな!!

と叫びたくなるようなまったり加減、代わり映えのなさ。
25巻と50巻で、やってることほとんど……否、全く変わってないんだもの。
絵柄がちょっと変わったくらいだよ。

自分の知る限り、連載の前半の方は超劇画で、
ヨソの暴走族組織が一匹狼のヒカル(主人公)に絡んできてバトルとかケンカになってたりしたもんだけど……
少なくとも、今回新たに読んだ25巻以降ではそんな気配完全に消え去って、
すっかり爽やかホンワカ路線になっていた。
途中からホンワカ路線になることは知ってたけど、半分くらいまでは硬派な話なのかと思ってた。
随分早い段階で宗旨替えしてたんだな……。
一体、何巻あたりまでが超劇画・無頼編なんだろうか……。
さかのぼって探っていこう。



これが、

こうなる。





しかしまあ、登場人物なんかほとんど上で紹介した4人だけで、あとはといえば、
 ・用務員のオッチャン(昔ころがしてた系で隻腕)、
 ・担任の先生、
 ・ブラックベアー(暴走族・連載中に解散)の隊長さん、
 ・順平の家族(母と兄弟数人)、
 ・麻子(委員長の友達・後半から登場)、
 ・狂走赤軍(ワルモノ系暴走族)のザコ

がときどき出てくるくらい……ホント、よくこの要素だけで50巻とか続いたなあ……。
おそろしいわ昭和。どんだけのんきな時代だ。

若い人もね、是非一度、読んでみるといいですよ。
30巻のあたりをヒョイッとでも。それでも全然、通じますから。

なんでこの作品が小諸にからむのよ、って話だけど、直接は関係ない。
小諸発の『すくらっぷ・ぶっく』と同時代(たぶん)のチャンピオンで連載されてたってことと、
あとは……なんか、小諸でボーっとお茶を飲んでると、この作品のPIT INの雰囲気を思い出す、ってことだ。
ちょう個人的。

自分は喫茶店とかカフェとか大好きなんだけども、恐らくそのルーツは、
この『750ライダー』のPIT INにあると思われる。
少なくとも、記憶と意識にある上では。
もしかしたら他にも、幼いころの記憶とか思い出が関係してるのかもしれないけども
具体的なものは思い出せない。
なんだろうね。
喫茶店に流れる時間て、緩やかで幸せなイメージが強いのです。

「空いた時間」というか、なにかのすき間、
何かをしなければならない組み込まれた時間でなくて、
何かをしてもいいし、何もしなくていい、
色付けのされていないすっぴんの時間の代表、みたいなものとして。

  ……子どもの頃からそういうのが好きなのか、俺は。
  とんだ怠け者だな。ロクな大人にならんぞ。

あとはアレだ、『みゆき』で間崎竜一の家が経営してた喫茶店とか。
そういうものからの刷り込みイメージがつおい。

ところでこの『750ライダー』は、その昔、NHKラジオでラジオドラマをやってたらしい。
マジか。超聴きたいんだけど。
どっかに音源ないのかなあ。
蔵出しして欲しいぞなもし。



■最近のマンガ事情・3 放課後さいころ倶楽部



最近ちょっとボードゲームに興味が出ていて、なんか手軽にやれないものかと考えている。
最少二人で始められて、ぱっと広げてお茶を片手に15分、20分、
おしゃべりの代わりかおつまみに出来る程度にやれるくらいのものがいい。

あまりガチに考えすぎず、そこそこの知略で遊べて、
遊ぶ経過それ自体よりも遊んだ結果についていじりまわして楽しめるようなものが嬉しい。
遊んだ結果を題材に、ちょっと書き物が出来るくらいの。

……などという都合の良いものがそうそうあるはずもないので、
無いなら作ればいいやと思って考え始めてみている。
勿論それは、既製品を探すより困難な道なのだろうけども。
でも、あるかないか分からんものを探して意にそぐわないとゴネるよりは、
特殊なスキルが要るでなし、自分で考えた方が手近なので考えてみる。

  探しても、存在しなければ見つけられる可能性はゼロですが、
  作るんだったら、未完成でも不完全でも、とりあえずもう「そこにあります」からね。
  そっちの方が確実で早い。
  そういうらんぼうな思考の持ち主です、私は。
  あることが分かってて手に入るものはそっちで済ませますが。

……そんな折、以前からちょっと気になってたボードゲームマンガに手を出してみる。
『放課後さいころ倶楽部』。
美少女JK3人が、ハゲ親父を交えてマニアックなボードゲームでキャッキャウフフするという、
……マ現実にはありえないドリーミー非現実JKマンガです。
夢みたいなこと言ってないで寝ろ。




  しかしアレだな、
  最近のオマイラはもう、多少うんちくさえ垂れられれば、なんでも
  かんでもすぐJKにやらせればマンガになって商売になると思ってやがんな。
  大体あってるけど。

などと悪態をつきながらも、案外ちゃんとしてて面白いです。
もっと性急で、とりあえずゲームやらしとけ、みたいならんぼうな感じかと思ってましたが、
冒頭2話ほどはボードゲームが全然出てこないという、
スポンサーのクレームがつく前の『Vガンダム』みたいな構成で拍子抜けします。

さすがに興が乗ってくるとゲームゲームになってくるけど、
ワリカシ上手いこと、生活の中にゲームが溶け込んでるみたいな感じで描かれている……気がする。
まだ全然途中なのでわかりませんが。ちょっと続刊も読んでみる所存。
ヒロインのアヤちゃんが、ちょっと縦に間延びしたカオをしていて、ソフトぶさいくでカワイイです。
自然と愛生さんの唯ボイスで再生されます。

何故か舞台が京都で、登場人物の大半が京都弁でしゃべるのも
ツボる人にはツボでしょう。

それはそれとして、ボードゲーム。
色々探してみる傍ら、グループSNEの『ボードゲームストリート2014』とか読んで見たり。




上でもちょっと書いたみたいに自分で簡単なものが作れないか考えてみてるのだけども、
そうして考えてみると、
「カード」という存在が如何にすぐれたアイディアであるか、ということを
つくづく思い知る。

プレイする時に必要な装備とスペースが、
盤となる紙っぺらと、コマと、サイコロがいくつかだけ、くらいで済むのが理想的だと考えている。
あんまりザクザクとカードやらなんやらを展開するのは邪魔くさい。

……のだけども、そうなると、ゲームを支配するのがほぼ「運だけ」になってしまって深みがない。
そこでプレイヤーの意志を、ある程度の制限をかけつつルールの上に反映させるのがカードなんだな、
ということに、行き当たったのでした。

 ・最初に配られる枚数(場に干渉することの出来る回数)
 ・次に手に入る頻度(干渉出来る頻度)
 ・干渉の内容(カードの効果)
 ・いつカードを切っていいか(干渉のタイミング)

などなど、「プレイヤーの意志の発露」をコントロールするための手段として、
また干渉の内容・タイミングをプレイヤーに委ねることで(選択的ではあるけれども)
全てを運任せにはせず、という参加への意志を起こさせるものとして、
恐ろしく有効なんだな、と思いました。

ごくごく当たり前のことなんでしょうけども、
イザこうして自分でルールを考えてみると、
そのアイディアが如何にすぐれたものであるか、ということに驚いた。
最初に取り入れたやつはすげえな。

最近の人生ゲームは知りませんが、オイサンらが子どもの頃の人生ゲームには
カードなんかなかったから、
もしそこにこのカードのルールが加わったら、全然違うゲームに出来るなあ、
と考えたりしてた。
おもしれえ。

しかし自分のやりたいゲームにはカードは使えない……。
でも、「カード的なゲームへの干渉の手段」なら用意出来るな、と考えた。
たとえば、ダイスを振る場面で、ダイスを振る/振らないを選択できるようにするだけでも
それは一つの参加・干渉だし、その回数を制限すれば、そこにまた戦略・戦術的要素が加わる。

そのロールを行う時間的な位置(ゲームの序盤・中盤・終盤)によって効果を変えてやれば、
その選択のタイミングでも駆け引きが生まれるし……
ワリと、色々やりようはあるな、と今こねくり回してみているところ。

マ形になるかどうかわからんけど。
中々楽しいです。



マそんなこんなで、とりとめもなく。



……。



うーん……。



うーんうーん……。



なんだろう、この子がなんだか……妙にグッとくるんだよねえ……。






うーんうーん……。



オイサンでした。




 

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