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2014年8月23日 (土)

■美しさのかなしさの理由~2014年の盆休み・1日目 -更新第943回-


ゆいセンパイはスポブラちょんまげ太まゆ肩甲骨カワイイ。
オイサンです。

『普通の女子高生が【ろこどる】やってみた』のゆいセンパイが
絶賛今期いちばんのカワイイ人街道独走中。
困った、かわいいぞ。




最近では『ドリームクラブGogo.』の美月ちゃんと並んでお嫁さんに欲しいです。

なるほど、最近の自分はこういう系統のお嬢さんに弱いのか。
『ごちうさ』のシャロも引き続きかわいいですが、お嫁さんに欲しい感じとはまた違いますね。
誰もそんな情報欲しくないですね。
結婚あっせん所の人は、こういうところからコマメに情報を収集して
Amazonとか楽天みたいに、ブラウザの隅に「こんなコどーすか!」と紹介するシステムとか作ったらどうですかね。
まオイサンは要りませんけど。


サテそんな誰が得をするワケでもないゆいセンパイ可愛いアピールは置いておいて、
この一週間は、人並み……よりもちょっと短いですけど、
有難いことにお盆休みを戴けたので、実家で半分、こっちで半分、お休んでいました。

その中で感じた、夏のそこはかとないかなしみについてなど
お話ししていきたいと思います。



●○● 8月13日~美しさの理由 ○●○

早朝から新幹線で帰省。

京都から在来線に乗り換えて最寄り駅までの移動途中、せっかくなのでちょっと京都で寄り道をする。
長く関西に住んではいたけど、自分の目と足で京都を歩いたことはあまりなかったから、
これから時々、時間をかけて見て回りたいと思う。

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今回は2時間くらいで、南禅寺をチラ見して、
哲学の道を通って銀閣寺あたり行ければいいと考えておったんだけども、
……思いのほか。
南禅寺さんが素晴らしく、ガッツリつかまってしまった。
イヤ、素晴らしかった。


 ▼▼▼ 南禅寺・山門 ▼▼▼


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山門の、楼閣からの眺めの良さと居心地の良いことに驚いた。
最初、この山門を外から見上げたとき、たたずまいそのものは建長寺や円覚寺の方が好きだなあと思った。
ここのはちょっと大きすぎ、重量感があり過ぎる感じがした。
けれども楼閣に上がってみるとなんとまあ、その長めの素晴らしいこと、吹く風の気持ちの良いこと。

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夏の緑の山も良いけど、秋に来ればもっと美しいだろう。
もうこの時点ですっかりやられてしまった。
そして楼閣の上には結構なスペースがあり、多くの人が日陰に座り込んで涼をとっている、その雰囲気がまたとてもいい。

  この楼閣に座り込んで休むの、やっていいのかどうかはちょっと分からないんだけども、
  通行の邪魔になるでなし特に問題があるようにも思えなかったんで、多分いいんだろう。
  山門の上に上がるには靴を脱ぐことになるので、そうしてボーっと座りこんでいるとですね……
  夏場だもんですからサンダル履きの方も多いのでしょう、
  国内外問わずお嬢さんの素足が目の前を行ったり来たりして、
  それもまた絶景でしたねえ。京都スバラシイ。
  あ、お巡りさん僕です。

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京都全体では結構な数の観光客が押し寄せているのだろうけども、
それでもこのゆとりのありようだから、混雑してギュウギュウ、ということにはあまりならないのだろう。

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 ▼▼▼ 南禅寺・水路閣 ▼▼▼

山門からさらに奥へ行くと、林の中に突如現れる、赤く燻ったレンガのアーチ。

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そこにあざやかな緑の苔がはびこって、透明な木漏れ日に照らされる、この、なんなんでしょう、
幽玄でなく、むしろ西洋絵画に近いような趣。
さっきまでの、ダイナミックにひらかれた眺めから一転して、
ミクロで静謐な空間への変わり身に驚かされる。
そしてすっかりやられる。
いやあ……美しい。

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デザインした人、配置した人は、ホント一体なにを考えていたのか。
実物、立体物で、一枚の絵を描こうとしたんじゃないかとか、
リアルなジオラマで遊んでみたんじゃないかとか、そういう感覚の存在を感じ取ってしまうほどです。
琵琶湖疎水を通すのに南禅寺の中を通さねばならず、
その景観に配慮してこのようにデザインされたということらしい。

ちょっと思うのが、「南禅寺の中に、他の建造物を通すことが許可される」っていうこと自体、
なかなか懐の深い話だな、と思う。
今だったら非難轟轟で迂回させられたりするのではなかろうか。
それを西洋風のオサレなデザインと設計で、融合を図るというか、
一つ新しい風景世界を生み出そうというこの思い切りの良さは素晴らしい。

……けど、今でこそこういう完成形を見せつけられているから肯定的に捉えられているけど、
いざリアルタイムにその現場にいたら、
「歴史ある寺院の景観を壊すからやめた方が良い」
「しかも西洋建築ってなに考えてんだ」
とか、多分自分でも言ってしまう気がする。
当時の方々の様々な見識に、深い驚きと畏敬の念を禁じ得ない。
脱帽です。


 ▼▼▼ 哲学の道 ▼▼▼

南禅寺と銀閣寺を結ぶ、疎水沿いの小路。
そもそも何のための疎水なのか、なに由来の道なのかはわかりませんが、
木陰が涼しく歩くのが楽しい。趣のある、散歩するには良い道だと思う。

……が、カフェ多すぎ。
こういう道のハタにやたらとこじゃれたカフェが開業してしまうのは、
いまの日本のトレンドなんでしょうかね。
奈良も、鎌倉もそうだ。ちょっと興ざめする。
休憩できる場所があるのは喜ばしいとは思うけども。

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道の名前も、今でこそ「哲学の道」! とカンバンまで刺さってるけど、
古くはもっと色々呼び名があったのだそうで、「疎水の小路」とかあったらしく、
個人的にはそっちのセンスの方が好きだな。

人は、やはりそう多くない。
東京近郊だったりしたら、もっとこう歩き辛いくらいに人が溢れるだろう。
暑いからなのか、秋だったらもっと増えるのかもわからん。

この辺、既にカメラの電池が切れそうだったんで写真の枚数は少ない。
トホホ。RX1さん、予備のバッテリーは必須だ。
朝9時半から起動して、休み休みで14時半までで青息吐息。
マ5時間あまりで600枚超撮ったっていうのもアレなんだろう。ヘタな鉄砲過ぎる。


 ▼▼▼ 道中の話 ▼▼▼

京都駅→南禅寺 はバスを使うつもりで時間を見ていたんだけども、
さすがはバカンスシーズンの京都さん、日本人も外国人も観光客てんこ盛りで、バス乗り場が行列。
それを見てウンザリし、もう歩いてしまえと京都駅から徒歩で向かった。

  マあとから考えると、無防備な恰好のパツキンばいんばいん女子が多いので、
  合法的に密着できるチャンスだったかも、とちょっと後悔したしりますが。
  あ、お巡りさんすいませんまた僕です。

過去に一度、清水寺とか、『たまこマーケット』の聖地・出町桝形商店街まで
鴨川沿いを上って歩いたりした経験があることもあって
道や方向にまよったり困ったりすることはなかった。

途中、美人の外人さんに微笑みかけられたり、
鴨川に足を浸して遊ぶ外国人一家を見て
「あの子たちは国に帰ったら、友達に『キョート行ってきたのよキョート!』と
 興奮気味に自慢したりするのかなあ」
と妄想に耽ってみたり楽しかった。
美少女は美しい。
あ、お巡りさん。元気?

知恩院前にて偶然、オイサンが長年世話になっている帆布鞄のお店を発見。
次回、古くなった鞄を修繕に持ってくる予定。

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途中見つけた謎の「コペルニクス的転回」。飲み屋さん……か何かだと思うんだけどねえ。


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これは多分、ご近所のみなさん。

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南座。『有頂天家族』の聖地……かな?


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「さあ、かいふくしてやろう! ぜんりょくでかかってくるがいい!!」 って言ってる木。


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有名な瓢亭さん。


結果、「昼過ぎには京都を離れ、夕方前に実家に到着する」ハズの予定が、
南禅寺で時間を食いすぎ南禅寺終了時点で既に昼。
そこから哲学の道を通って銀閣寺まで行ったら雨が降ってきたので
良いタイミングだったのでそこで強制終了した。
そこでもう……15時くらいだったかな?
「cafe花うさぎ」とかいう名前だけにつられてかき氷とか食ってる場合じゃねえ。
心ぴょんぴょんッ!

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カメラの電池も切れかかっていたので、マ良いタイミングだったかなと。

何にしても、気まぐれに京都を訪れたときの良い定番コースを確立できたと思うことにする。
ノープランで来てしまった時の、お定まりお散歩コース。
人をお連れするにも良いコースだと思う。
 京都駅 → 南禅寺 → 哲学の道 → 銀閣寺 → 桝形商店街
ただ、南禅寺の山門は毎回上まで上がれるわけではないみたいなので、そこは注意が必要か。
マそんな感じで、期せずして主に京都めぐりを楽しんでしまった一日。

……今回のお休み、オシゴトの関係で前半ちょっと頂けなかったんですが(マあとで頂きますけど)、
もしフルに頂けてたら、前半は『たまゆら』でおなじみ、広島県は竹原へ行く予定を組んでおりました。
けれどもそれをやってたら多分今回みたいな京都発見は出来なかっただろうし、
そもそも週の前半、広島辺りは台風でエラいことになってたようなので、
今回に限っては救われたかな、代替案としても良好だったかな、と思う。

あと、京都のヨドバシによって、RX1さん収納用に、ハクバのレンズケースを買ったりした。
ちょうどよいサイズ。



 ▼▼▼美しい景色と本能的畏怖▼▼▼

最近、カメラを構える、写真を撮るということにワリと時間をとられてしまっていて
イカンなあと思うこともある中で、ふと
「美しい風景に目を奪われるのはどうしてなんだろう、
 人間が生き物として生きる上で何か意味があるんだろうか、
 生命活動として機能的に何か理由があるのだろうか?」
とか、思うことがある。
あまり、意味のあることのように思えない。

生き物個体の色彩やフォルムが美しいことには、「安全なもの・危険なもの」を見分ける基準だったり、
異性やら他の生き物を惹きつけて繁殖の橋渡しにしたりという目的があるが、
こと風景の雄大さ・美しさとなると、何かの意味があるようにも思えない。
常と違う風景の様子や、危険の予兆などに惹きつけられるならまだ分かる。

  マ何にでもかんにでも「役に立てる・意味を見出す」と考えることは
  あまりオイサンの良しとするところではないのだけども。

たとえば歴史的建造物とかであれば、
「色んな機械などがない時代にどうやって材料を運んだ、作った?」
などの疑問に思いを馳せることが出来て、それを考えることは知性を発達させることに有用ではあるから、
知性大好き・理性大好きな人間さんの価値観の上で考えればそれは「役に立つ」部類のことだと思う。
また、何かの糧にする・経験にするという意味でも、
たとえばテーマのある物語に感動することは、それを生かしてその後の生をより佳きものにする
(この場合の「佳い」がどんな意味であるかは人それぞれ異なるとして)という意味があると思っているが、
写真に撮りたいような美しい風景に出くわした時というのは、
「あっキレイ、すごい」
以上の気持ちがあまりない。

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何かを美しいと感じることは、あくまでも、繁殖の橋渡しのために備わった機能の余剰でしかないんだろうか。
なんなんだろうなあ、これは。
なんでこんな、価値のあることのように感じて、
あまつさえそれを手元に留めたいと思ったりするんだろう。

畏敬・畏怖・畏れ、得体の知れないものを理解したい、征服したい、みたいな、
安全・安穏への欲望の一端なのだろうか。
ただそのままの美しさを留めておきたいわけだから、それとはまた違う気がする。
人間の「美意識」「機能としての美の感受」とは一体なんのためにあるのか
(あったのか、備わったのか)が気になる。


 ▼▼▼ 実家にて ▼▼▼

そんなこんなで贅沢すぎる寄り道を楽しみ、夕方すぎて実家に着くと兄がいた。
珍しくタイミングが合ったっぽい。家族で夕飯を食べて団らん。
家族が揃うといいね。
何がいいって、やはり父と母が嬉しそうなのが良い。
私はこの二人を喜ばせたい。

  ……のワリには一番肝心なことが出来ていないのだけど、
  それをするには、やはり自分と同様に、
  自分とその父母が喜ぶことを喜べる相手がいないとダメなんで、一筋縄ではいかぬ。
  まあ、そういう相手を探してみるのもいいかあ。すごい難しい選定基準だけど。

マ家の中のことは家それぞれ、その家次第だからひとくくりには出来ないけど、
私は自分の家族が好きです。これに関しては恵まれていると思う。
ヨソよりどうだというのはないけれど、自分の心を満たすのに丁度良い、
心の満たされる家族だと思う。

気にくわない部分だとか、うざったいところとか、触れられたくない歴史とかはありますよ。
1から100まで善良で快適な家というワケじゃない。
けど、そういうのも含めて、「丸(○)が描けてる」なー、と感じる。
ウチはそういう家。
少なくとも、自分にとっては。
父、母、兄にとってもそうだと良いなと常々思う。

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うどんもさながら、かやくごはんの中の揚げがアホみたいに美味しい。


……思いのほか長くなってきてしまったので、
ここで一旦頁を改めます。



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