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2014年5月30日 (金)

■片腕で食べるアップルパイはうまい~鎌倉の青い鳥と2014年春アニメのチョイ感想、あるいは『ゆゆ式』という「式」のこと~ -更新第928回-


AKBの方が握手会で襲撃されたっていうニュースをツイッターで読んで真っ先に思いついたのが

 ファンの凶刃に片腕を落とされ片目まで抉られた美少女アイドルが、
 不屈の隻腕・隻眼アイドルとしてステージにかえってくる
 熱血純情ピカレスク・ロマン(矛盾)

だったので、
さすがに不謹慎すぎてその場ではツイート投入できなかったオイサンです。

  話の作りようによっては面白くなりそうなんだけど。
  鬼かワシは。『刃牙』の読み過ぎだ。

犯人は捕まらず、復讐を誓ったヒロインがプロデューサーとなって
もう一度その男が食いつく魅力をもった新人アイドルを育て犯人と巡り合う機会を伺っている、
っていうスジの方がパワーはあるな……。
うーん、でも、片目・片腕のアイドルが、ステージで虹色のライトを浴びてピッカピカにポジティブに輝く!
っていうところがウリだから、それだと地味だなあ……。


 「左手だけだってマイクは持てるし、右目だけでもみんなの顔はよーっく見えてるよッ!
  ……ムムッ? そこにいるのは、もしかして……!?
  もう二度とあんなマネしちゃダメだゾっ!?
  でも、今日は来てくれてとっても嬉しいよ! マナーを守って、思い切り楽しんで行ってね!
  それじゃいっくよーッ!! 最初はいつものこの曲から!
  『Mercy on the EARTH』!!」



……みたいな方が、アホみたいで面白いのだが。
マいずれにしても不謹慎だけど。
みんなはこんな大人になっちゃダメだぞッ?

あ、ちなみに「アホみたい」っていうのは
あらゆるものを越えて考えなしに包み込むような、みたいな意味です。



●○● 鎌倉で見つける青い鳥 ○●○



ほぼ出勤していたGWの代休をもらった月曜日、
家で呆けていようかと思ったのだけども、
せっかくの平日の休みは土日には混み合う場所でも人が少なめであろうという計算も働いて
どこか近場の観光地へ行ってみようか、という気になった。

といってもぽっとの思いつきで行くことの出来る近場の観光地など、
私の足では鎌倉・江ノ島か小田原くらいしか思い当たらない。

朝、ごはんを食べながら見た『ぼくらはみんな河合荘』の後押しもあって、
鎌倉文学館にでも行ってみるかという気分になった。

  律っちゃん先輩かわいいよ律っちゃん先輩。

藤沢から乗った江ノ電は思ったよりも混んでいた。
近隣の生活の足でもあるとはいえ、もう少し穏やかなものかと思っていた。
老齢のご婦人が中心の平日観光客もそこそこで、お若いカップルもチラホラ。月曜だぞ働け ←

目的は2つ、前述の鎌倉文学館と、地図を眺めて見つけた「なみへい庵」のたい焼き。

  ……このときの私は、ここに巧妙なワナが隠されていることに気付かずにいたのです……。

毎度おなじみ長谷の駅で江ノ電を降り、表通りは避けて裏手の住宅どおりを抜ける。
みちみち覗いたツイッターのタイムラインでズベ公ちゃんが『俺修羅』のOPを口ずさんでくれたおかげで、
アタマの中がすっかりゆかりんに染まってしまうというアクシデントがあったが
それ以外はスムーズな道のりだった。

  その『俺修羅』のOP「Girlish Lover」、CD単体での発売はされず、
  BDのオマケにCDがついてくるだけというスタイルだったので入手していなかった。
  こういうスタイルで売り出すの、歌い手の声優さんとか作詞・作曲陣には実入り的な意味で損はないのかね。
  同じ理由で入手出来ていなかった曲には『謎の彼女X』のOP「恋のオーケストラ」もあったのだけど。

  ちなみに、このときのフォロワーさんたちからの情報提供により、
  今ではどちらの曲もiTunesで購入可能なことが分かりました。
  みなさんありがとう。

  あとモノスゴイ今さらですけど、「Girlish Lover」って「修羅場」とかかっていたのね……。
  閑話休題。

鎌倉文学館までは駅からあっという間だった。こんなに近かったのね。
鎌倉文士たちにさほどの興味があるわけでもなく、
どちらかといえば建物の外観の雰囲気の良さを味わうのがメイン。

P5263096x


しかし展示の中にはなかなか興味深く刺激的な内容のものもあって、創作意欲は刺激された。
ウム。
文学館にいたのは小一時間程度。
老齢のご婦人グループと、それに付き添う連れ合いのみなさん、という図式が一番多かった様に思う。

家を出た時間が早くもなかったから、でる頃には小腹が空いてきた。
昼には、鎌倉っぽくなくラーメンを食べよう、と心に誓って出て来ていたので
適当なラーメン屋 or 中華料理屋を探す。

……ここをお読みのどなたか、
「ラーメンを食べようと思ってラーメン屋に入ったのにタンメンを食べてしまう」
現象に名前を付けて下さい。
名付け親になってくれた方の中から抽選で1名様に、サイン入り小諸グッズをプレゼント。
本当に欲しい人にはあとで住所をお尋ねします。

さてお腹もふくれたところで、ここからはちょっとしっかり歩きましょうか。

道は、長谷から極楽寺を経由して山へ至り、
その途中にあるらしいなみへい庵でたい焼きを味わったあと、山越えルートへ至る。
こちら側から鎌倉山を越えていくルートは初めてなので楽しみだし、
おいしいたい焼きも楽しみだし。

ああわくわくする。



……。



ムウ。
ものすごく見覚えのある場所に出てしまったぞ。
ここはアレじゃないか、長谷の大仏さんトコから左へ進んで入ってくる、
ハイキングコースの入り口じゃないか……。
なんだそうか、ここからは前も数回歩いたことのある、
途中に天空カフェテラス樹のあるハイキングコースに合流するのか。

P5263170x


ム、ではなんだ、なみへい庵はこの先にあるのか?
そんなバカな。今まで3回ほど歩いてるけど、この先はただの山だぞ。
通り過ぎてしまったんだろうか……。

慌ててタブレットを取り出し地図を見てみると、あああああ、
やはり既に通過しており、店の所在は山に入る前の住宅街の中。
しかしおかしいな、たい焼き屋みたいな建物も看板もノボリも、何一つ見当たらなかった。
普通の民家にカムフラージュしてるのだろうか。

そう思ってグルメページに飛んでみたところ、
ナント今来た道の途中にあるはずの「なみへい庵」はナンダカ分からないギャラリーの様なものであって、
たい焼きの「なみへい」は長谷駅の近く、というか、
さっき通った鎌倉文学館に至る道のモロ目の前にあったらしい。

イエーイ。なんだよもう。

仕方がない、このまままた大仏の前を通って帰るのも癪に障るし、
大仏に
「お前さっきから何してんの」
とか言われそうなので、目につかないようこっそり背後のハイキングコースを抜けて帰ることにしましょう。
飽きたら途中の分岐で降りればいいし、完走したら北鎌倉に着くわけだし。

デ結局、途中で飽きて佐助稲荷に繋がる分岐で山を降り、
佐助稲荷 → 鎌倉駅 のルートで帰ってきた。

途中二度ほど、結構な山中で「これを行ったら長谷駅の方へ出ますの?」と
高齢のお嬢さん集団に絡まれましたが、
「いいえ」
って言ったらどうするんだ。引き返すのか。
戻るのだって結構距離あるぞあの山の中からじゃ。

  しかしまあ、どうでもいいけどオバアサンの集団は元気だね。
  我が家のおばあさんも、もうチョイ元気でいてくれるといいんだけど。

……こうして、オイサンの
「気まぐれたい焼き目当てのワクワク新ルート開拓ハイキング」は、
ただの何度目かのよく見知った山登りになってしまったのでした。
けど、途中までは確かに未知のルートであって、
その最高到達点は静かでノンビリした場所だったので、
また機会をみつけて一人でノンビリしに行こうかと思うのでした。
あそこを通ろうってハイカーも、あんまりいないだろ。

  P5263155

この日は風が強くて山の中に居てもあまり静かな雰囲気にはならなかったのだけど、
それでも鎌倉の森は良いですね。
海や山もいいけど、わたしゃ鎌倉はなにより森が好きだよ。

そうして帰り着いた最寄で、そこそこ歩いたこともあってか
どうしても甘いものをちょっとだけでも食べたくて仕方なくなり、
そういえば少し前に新しく出来たショッピングビルのフードコートにたい焼きがあったかなと思ったので
行ってみた。

……結果、そこにたい焼きはなく、揚げパンかあんドーナツ、りんごパイがあるだけだったので
りんごパイをいただくことにした。

  「たい焼きの代ウチなら、そこはあんドーナツじゃねえの」と言われそうだが。
  あんが入っていることの「たい焼きらしさ」のアドバンテージより、
  油で揚げてあることの「たい焼きらしくなさ」の回避したさが、この時はまさったようだ。
  人間てフクザツだよね(そうか?)

……なにコレ美味え。
薄めのパイ生地に、実(ミ)の厚いリンゴがギッシリ入ってて、
リンゴ味ちょう濃厚。
普通もっと生地に空気がふんわり入ってるところにリンゴがギッチギチだ。
いやだ美味しい。

惜しむらくは飲み物をセットで売っていないことなのだが、マ店がパン屋の出店だけに致し方なし。
となりのクレープ屋で買うか、買って帰って、どっか別で調達すればよろしい。

ウム、遠く鎌倉のたい焼きも良いけど、
家の近くに美味しいアップルパイを見つけることが出来た収穫は大きいぞ。
幸せって、気付かないだけで、身近にあるものなんだね……(遠い目 ← 老眼 ← 乱視も入っている
私の青い鳥、こんなところにいたのね。


  大仏「ホンマ、世話の焼けるオッサンやで」


だいたいそんな、週末+1でしたとさ。
以下、そんな休日を彩るアニメやゲームの皆さんのチョイ感想など。



●○● 『ドリームクラブGogo.』 ○●○



やってます。
美月ちゃんのシナリオが、前半の山を越えたあたり……ではなかろうか。
ちょう仲良し。
まあ、最初に一回誉めてしまえばそれが全部のゲームですんで
改めて何か書こうと思ってもカワイイカワイイくらいしか出てこないわけですが
それでも書かずにおられないくらいかわいい。

同じ会話が繰り返されるとか、誤字脱字系のゆるいバグは相変わらず目につく。
同じ会話の繰り返しは……酔っ払い同士だから、と思えばリアルなのかw?

DLCでデュエット機能が実装されたらしい。
くそう、順調に搾取されていくなあ。(嬉々として
Vitaでリモートプレイ出来れば、と思ったりしたけど、あっても多分やらんな。
本編以外で、何かミニゲーム的に外で遊んで支障がないというか
本編にフィードバックされるような、そういう機能が付くなら別だけど。
本編を外でやろうとは思わない。


んーで、衣装系のDLCを……。
あのね、自分の欲望を満たすために買ってるうちは、まだ? まだいいんじゃないかなって気がするんです。
「お気に入りのあのコにちょっとえっちな格好させたいな」
っていう。

……でもですね。

あの、美月ちゃんは田舎っ子で、都会的でオシャレなのに憧れてるコなんですよ。
それで、同じお店の花里愛ちゃんとか、ノコたんシショーに憧れてるんですね。
だからっつって、
その、
「大好きな美月ちゃんに憧れの子たちと同じ格好をさせてあげたい!
 喜ぶ顔が見たい!」

とかいう理由で花里愛ちゃんやノコたんシショーの私服を買ってとりあえず着せてあげる、
ということを考え始めたらワリと危険サインなんじゃないかなってミキ思うな!!
キモいのー!



……すんませんした。



まあそうさせて上げても、なんかフィードバックがあったワケじゃないンですけど……。
愛って、見返りを求めへんもんやん……?  ← 愛



●○● 『ご注文はうさぎですか?』 ○●○



すみませんでした(まず謝罪)。
なぜ謝ってしまったのかわからないけど。
なんかものすごく楽しんで見ています。嬉しいです。
主にシャロがかわいい。



作品全体には、本当に「かわい面白い」だけなのでコレと言って特筆することはないのかもしれませんが。
しかし、『きんいろモザイク』にはさっぱりひっかからない私が
コレには引っ掛かる、というのは一体何が違うのか、そこいら辺が気にかかる。
『ゆゆ式』くらい違うとわかるのだけど。
単純にテンポのちがいとかなのだろうか。

何が素晴らしいって、まあOPが素晴らしいですね。
さすが畑亜貴先生です。

  自分が畑亜貴先生びいきなのは自覚するところですが、
  コレ信じてもらえるか分かりませんが
  畑亜貴先生が作詞していることを知って見ていたり、知って褒めてるワケではなくて、
   番組見る → やたらOPがいい・引っ掻かる → しばらくしてクレジットに気付く
    → また君か!

  という流れが大体です。ホントに。
  だから「ム! またOPがいいな! 畑亜貴先生っぽいな!」
  と思ったら全然違う人だった、ってことも結構あります。ハズカチイ。

畑亜貴先生の詞がすばらし過ぎるのは毎度のことなんだけど、
今回、曲の……音色っていうんですかね、楽器の編成? がなんか特徴的な気がしています。
ナマ音なのかウチコミなのか、オイサンの爆笑!へっぽこ音楽知識ではわかりませんけども、
女の子四人の高い声とバランスをとるように、
演奏側の音は低めに寄せられているような印象を受ける。

いやー、もう。
話の中身はきらら系4コマ作品お得意の、ゆるふわ系女子キャッキャウフフ作品なわけで、
大した中身なんかサッパリないワケですけれども、
まあアレですよ、小動物眺めてるのとおんなじです。
小難しい理屈をくっつけて正当化するつもりはありません。

  かわいい女の子を見てかわいいかわいい言うのは楽しいなあ!!

っていう、大体それだけです。
ときどきちょっとえっちくさいのもスパイシーでいいですね。
コレを見ているとき、私の脳みそはマシュマロになっています。
ネタモノなのに、ネタも大して面白いわけじゃないです。
かわいい女の子がやってるから許される、っていうレベルのつまらなさです。
つまり「ご注文がうさぎだった」から需給がマッチして良かったようなものの、
これでもしご注文がうさぎじゃなかったら芳文社が大変なことになっていたに違いないですね。
命拾いしたなお前ら。 ←↑もう何の理屈も通っていないことには気づいている

シャロちゃんが私の中で大ヒットなのは、恐らく偏に中の人・内田真礼さんのお手柄だと思います。
見た目とか設定にそんなに惹かれる物があるわけではない。
彼女が萌えているとき・混乱しているときなど、
正気を失って言葉にならない声を上げるシーンで、内田さんは視聴者の想像絶する「音」を出してくる。
そのものすごさに惚れました。
完全に斜め上をいかれた。すごい演技だ、というか、着想力だ。

マそんな感じで、シャロちゃん注目で見続けていきたい所存。
他の連中も頑張れ。

あとどうでもいいけど、主題歌冒頭の間奏のセリフみたいな歌詞の中で

 ♪ふわふわどきどき ナイショですよ
   はじめがかんじん ずんだずんだ


って、ゼッタイに歌ってる(言い切った)ところがあるわけですが、これは

 「人との出会いは初めが肝心だから、
      まずはずんだ餅でも食わせて気分よくしとけ」

っていう意味ですね。
『ごちうさ』の暗部・千夜ちゃんの処世術でしょうね。
千夜ちゃんは多分ってますね。
相当ヤってますね。
イザとなったらカラダを売ってコマした男にココアを襲わせたり平気でするでしょうね。
彼女はそういう覚悟のキマったオンナですね。
千夜ちゃんファンにはここで読むのをやめないでもらいたいですね。
取り消しませんけどね。

あと、登場人物がちょっと不自然な名前が多いなと思ってたけど、
ダジャレになっていたのだな……。
ココアはまんまだけど、チノちゃんはカプチーノのもじりだし、
千夜ちゃんは宇治抹茶だし、シャロはキリマンジャロだし。



●○● 『ぼくらはみんな河合荘』 ○●○



一話完結で分かり易くて面白いです。
キホンは人情モノ。

なんだかんだで、ぎゅっと見ればシロさん無双のこの世界。
Mであることを除いた冷静さ・判断力・常識人加減はすみこさん(大家さん)と並んでTOPで
実際に手を下すことを考えれば実質最強キャラはこの人だ。

ネタの質の良さで見てます。
「1話目で切った」ってヒトが結構いてもったいないなーと思う。
1話目は確かに、妙にクドくてテンポが悪く、ドヤ感がハンパなかったんで、
鼻に付くのも納得ではあるんだけども、
最近になって1話目だけ見返してみたら……やっぱりクドかった。
豪華にしようとしてヤリ過ぎちゃったんだろうなあ。
最近はすっかりこなれてきた感ある(見慣れたのもちょっとあると思う)ので
ツカミで惜しいコトしたな、と思う。

話の構造自体がイヤじゃない人は見直してみるのも一興かと。
オイサン的には前期の『ディーふらぐ』的なワクとして見ています。

酔いどれ巨乳の麻弓さんが数年後の棚町薫にちょっと見えたりもする。
サトリナボイス恐るべし。
……けど、すげーなあ。
『レールガン』のお姉さまもサトリナさんだったよねえ。
こっちはしっかりOLのおばさん予備軍に聞こえて、
あっちはしっかり、JK予備軍の中学生に聞こえるんだもんねえ……。
あー。
イヤ、改めてそう考えると、すごいわ。声優さん。
ババアは難しいかもしれない(自然ではなくなる)けど、
この差を明確な差として音で表現してくるのは感嘆に値しますね。いやー。

そう考えると、あすみんはそこまでの上下のハバは無い気がするな。



OPを歌うfhanaさんは新進気鋭? のアニメ方面バンドさんらしく、
『有頂天家族』でもED歌ってましたね。
EDよりもカップリングの「君という特異点」の方が、オイサン好きでしたけど。
しかし最近はこの方面の音楽屋さんも、競争と入れ替わりが激しくて
その辺ちょっと心配。
じっくり育ててあげるとかして欲しいねえ。
きっかけだけは作って上げたからあとは自分たちで頑張りなさい、
というのも考え方の一つだろうけど。

やなぎなぎ?だっけ、なだいなだだっけ、忘れたけどそんな人とか、
『ガルパン』のchouchoさんとか、透明感とパンチ力を兼ね備えた人達が多い印象があって、
けど、割と傾向的には似た感じですよね。

OPのサビで、本の世界を自在に飛び回る律っちゃん先輩の表現が大好きで、
ああ、ああいう閉鎖された自分だけの思考世界で一番力を発揮する人って好きだなあ、
と、毎回しみじみ見入ってしまう。

そんでまた、そういう頑強な自分だけの世界、
他の何よりも大切な世界を持っている人が好きで、
そういう人と仲良くなったりしたいんだけど
如何せんそういう人達には他人はよっぽどのことがない限り必要ではないワケで、
しょぼしょぼとアプローチしてほどほどに仲良くはなるも
最終的にはフられる自分を思い描いて、
けれども自分をソデにするくらいにはやはり自分の世界をガッシリ鷲掴みにしている彼女らしさがやっぱり好きで
フられる方が自分的にも正解! オッケイ!
みたいなことを考えてるオジサンですよぼかぁ。

と、『TLS2』の中里さんを思い出しながら書いているオイサンですよ。
コレって何かの病気なんですかね。
ご先祖様が何か悪いことをしたんでしょうか。



●○● 『キャプテンアース』 ○●○ 



いちおう見続けてる……けども、決して面白くはないな、コレ。
なんだろう。ちょうボンヤリ。緊張感が伝わらない。
お話もまあ……ゴチャゴチャ設定で目先が変えられてはいるけど、
骨子は古めかしいものですしね。
フツウですよね。

ではなぜ見続けているのかというと、
あの茶褐色がいつまた全裸になるか分からない、
目を離したスキに脱がれでもした日にゃ悔しくって眠れたモンじゃない
という極めて性的な理由でだけみているわけで、
マ作ってる側からすればシメシメってなもんでしょうけれども。
とりあえず、茶褐色ちゃんと節度のある暮らしをともにしたいと、このように考えております。

  今期イチの萌えキャラは『ピンポン』から卓球タムラのおババで確定なわけですが、
  一番脱がせたい、というか悲鳴が聞きたいのはこの茶褐色一択なワケです(さいてい)。
  あ、主人公メカのデザインは好きです。
  『ヒーローマン』然としたマッチョなシルエットといい、カラーリングといい、
  妙につるっとした材質感といい。
  『ヒーローマン』はすごい面白かったんだけどなあ。

アースエンジン(ロボット)の出撃・合体シークエンスは手が込んでてカッコイイんだけども、
見るほどに
「……な、なんでこんな面倒くさい手順を踏まないといけないんだ……?」
という疑問が湧いてくる。

なんでわざわざ敵が攻め来るたびに宇宙へ向けてコア部分を地上から打ち上げないといけないような
仕掛けになってるのかとか、
なんで各パーツの射出の仕組みが全部ちがうのか、とか。

アラを探して叩こうっていうつもりは全然ないのに、
普通に見ているだけでどんどん「……何故だ……」という気持ちが湧いてくる。
かっこいいんだけどね。
もっとアホみたいなヒーローヒーローした作品ならその辺もお約束としてスルー出来るんだけど、
「国が!」とか「組織間の対立が!」とか、「予算が!」「管轄が!」みたいな
ヘンに大人の世界にも踏み込んだ世界設定になっている中で
こういうムダムダしい部分を丸出しにされると、やはり説得力に乏しいように見えてしまう。
バランスが悪いと思います。

  ただ逆に、「各パーツの射出の仕組みが全部ちがう」ことに関しては、
  「この計画の色々な参画企業に個別に発注したら
   旗振り役がいないままどこも好き勝手に作ってバラッバラになってしまったので
   無理やりまとめあげたらこうなっちゃった」
  みたいな、おかしなリアリティを妄想出来て楽しかったんだけどもw
  いかにもありそうで。

  アースエンジンのコアファイターを毎回地上から打ち上げるのは……なあ。
  打ち上げがそんなに簡単じゃない(季節・気象とか、引力とかが関係する?)っぽいことが、
  昨今のロケットやら打ち上げブームで知られ始めてきているので、
  「なんでそんなに、不自由でリスクのある仕組みにしてあんの?
   はじめから宇宙に置いとけばいいのに???」
  ってなるんだけど。
  敵が地上に来たときのための備えとかだったりするのかなあ、
  だったら今度は合体はどうすんのかなあ、とか、色々考えてしまう。
  別に私、こだわり派SFオタクでもなんでもないんですけれども。
  生粋のガチSF畑の人は、コレ見てどう思うんだろうな。見ないかなw

  あ、けど、アレのオモチャが出ると嬉しいですね。
  合体メカそのものもさながら、
  あの合体シークエンスを完全に再現するピタゴラスイッチ的な仕組み込みの
  合体シーン再現ジオラマおもちゃ。

  それが出るならあのゴチャゴチャにも意味があるなあ。
  欲しいぞ。

BONESの作品は、用語というか設定というか、
狂言回し的な言葉あそびでドスを利かせて視聴者を掴もうという傾向がある
(というかそういうところにオイサンが捕まる)と思うんだけど
『スタードライバー』の時はそれが銀河美少年とか電気棺とかで、
今回はそれが遊星歯車装置なんだけども、
なんかその……毎度のことながら、キレーに上滑りするねえ。ツルッツル。

たとえて言うなら、
RPGを作るときに魔法を超能力、MPをEPとかに置き換えました、
システム的な勘所はおんなじです、みたいなことで……
なにか、そこにある含みの意義を、
言葉遊びより以上の力のある物語の要素として表現するなら意味はあると思います。

地球に攻めてくる敵キャラは人間のリビドーを目的としているらしいので、
だったらあんな童貞くさい真面目少年じゃなくて
『ダイミダラー』のパイロットかなんか矢面に立たせとけば
無限の性的欲求を吸い取ろうとした敵が吸い取り切れなくて自爆したりすんじゃねえのと
世界観全無視で考えたりするオイサンでした。



……と、ここまでの話を総合すると、私の望みとしては
「ドリームクラブ5号店とRabbitHouseが近所にある
       河合荘で、茶褐色ちゃんも一緒に暮らしたい」

ということになりますので、神龍さん、よろしくお願いします。


  神 龍「パブリッシャーを越えた願いは叶えられないのだ……」


あーやっぱそっすか。ショッパイッスね。ムリイッテ スンマセンシタ

しかし、『ごちうさ』にしろ、『河合荘』にしろ、
話の芯がいちおうあるにしても本当にうっっっっっっすらとだけで
キホン一話一話の個別エピソードの面白さだけで1クール乗り切ろう、というのは
1クール時代のお約束なんでしょうね。
『キャプテンアース』は2クールなんだろうか。

今期、ほかで真面目に追っているのは、
『犬神さんと猫山さん』『それでも世界は美しい』くらいなのだけど、
後追いで『一週間フレンズ』と『シドニアの騎士』は見ようと思っている。
『シドニア』は原作を読んでからにしようかね。



●○● Closing~『ゆゆ式』という「方式」 ○●○



マそんなこんなで。
鎌倉帰りに、たい焼き食べながら読もうと思い、『ゆゆ式』の4巻を買ってみた。
先日なんとなくきららの本誌の方を買ってしまったのだけど、
その時読んだ『ゆゆ式』があまりにもモノすごかったので原作がすごい気になっていた。

デとうとう一冊買ってきたんだけども(例によって4巻とかハンパなところから平気で買う)……
イヤすごいわ。どうなってんだコレ。

なんというか、「キャッキャウフフの完成形」だったのだな、ということを
改めて認識した。
本当に、「キャッキャ」と「ウフフ」以外の擬音・擬声が存在できない世界だったんだ。

基本、ずっこいんですよねw
だって、読者の必要ない世界が先ず築かれている。
ネタをやる側も、それを見て笑う側も、すでに作品の中に用意されていて、
読む側の何割かは、
「ゆずこのネタを見て爆笑してる縁を見て釣られて笑ってる」
みたいな状態なワケですよ。
これはすばらしい。ずっこい。

セリフ周りもすごい不親切で、理解するのに時間のかかることもある
(時間だけでなく、「空間」が必要なこともある気がする)。

三上先生はコレを描きながら、
「縁、ちょう笑ってっけど何がおかしいんだろこの子?」
って思うこととかないんだろうか。あるに違いない。

彼女らのツボを全部、先生一人が持っているとも思えない。
ただ、見ていて感心するのは
それぞれのツボに、ふんわりと一貫性が感じられることで、
その辺は決して何となくだけではやってないなーと思えるのだった。
丁寧。

……いやー。
完璧な世界ですね。
いつもなら、自分は設定のスキ間スキ間に見え隠れする影みたいなものに反応して
おかしな二次創作に走ってしまうのだけど、そのスキがない。
みっちりつまっているように見える。
実際のところは、描かれている・決め込まれている内容はポイントポイントだけでしかないのだろうけど、
撃ち込まれたド真ん中から何かが繁茂して、すき間を埋めてしまって
入り込む余地がない。

 「完璧とは、何も足せない状態のことではなく、何も引けない状態のこと」

とは能く言ったもんで、最低のコトしかないからそこから動かせない。
足したり動かしたりは出来るんだけど、やった瞬間ちがうものになってしまう。
……ように感じる。
デスヨ。

まさに「式」。
ここにしかないやり方の「手順」であり、一定の根幹的な「型」であり、
そこからの展開を許す「関係の規定」であると言えよう。
すばらしい。
畏ろしい。



私は今、小諸に向かうバスの中でこの文章を書いています。
寄居のSAを出て小一時間、もうじき佐久のICにさしかかります。
新緑がまぶしいです!

オイサンでした!


 

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