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2013年12月の4件の記事

2013年12月31日 (火)

■書を捨てるにも街に出てブックオフで。 -更新代890回-

ばかさわぎとわかさぎは似ている。
オイサンです。
ばかさわぎの天ぷら食べたいです。

サテ……『ゆび先はもう一つの心臓』、2013年最後の更新です。
皆さん、本年も『ゆび先はもう一つの心臓』のご愛顧まことにありがとうございました。
一年お世話になりました。
ちょっと更新が少な目の一年で、
更新を今かー今かーと心待ちにして下さった諸兄には大変申し訳なかったと反省しております。
暇なんですね。 ← あっ
焦らしプレイだと思って楽しんで下さい。



■殊勝に今年いちねんを振り返る



ヒトコトでまとめると、元気の出てない一年だったな。
すり減らすことが多くて、何かを付け足したり、生みだしたり出来ない年だった。
すんません、後ろ向きな振り返りで。

楽しいコトは、あったんですよ。何かと。
周りから色々とお声掛けを戴けて、小旅行に出かけたり、イベントがあったり。

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そうして心に生じたものや、歩き回って拾い集めたものを、
自分の一部として形にして残すことが疎かになってしまった一年だったと思います。
これは……アルマジキというか、ハズベキというか。
ダメです。
自分にとって、何よりダメだと思う。
インプットはたくさんあったのに、
それをアウトプットする事が出来ないまま終わってしまいました。

更新回数が多くないですからねえ。
正規の番号だけで見ても、
今年最初の記事が832回で、前回が890回だから、58回。
週イチちょいです。
まあ数の問題ではないんですけど、……なんかもうちょっと、あってもいいですねえ。

ことあるごとに毎回毎回書き出しはしていて、
楽しいと感じなかったワケではないので、
まとめること・捌くことが出来なかったんですね。

モノの書き方を少し忘れてしまったというか、
どう残したら良いのか? に迷ってしまったところもありまして、
書き出して、ワリと早い段階で
「こういう残し方でいいのかな、面白いのかな?」
という戸惑いが湧いてきて、ゆび先が失速してしまう……そんな感触に陥ることが多かったです。

  更新の頻度が下がってしまったのには、そういう感情が結構関係してたなあ。

今こうして振り返ってみると、
書く=考えるストレスと、書いた結果得られるカタルシスのバランスが釣り合わないと、
どこかで感じてしまってた気がする。

自分の書き方の善し悪しで書くことに見合った喜びが得られておらず、
「嬉しく、楽しくなるだけだったら、別のコトしてもエエんとちゃうの?
 もっと楽に、いくらでも楽しくなれることがあるじゃない?」
という方向に流れてしまっていたかなあと、
……思いますね。

おお、これアカンな。
アカンやつや。
これはなかなか深刻な問題だなあ。
いま気付いた。←いま気付くなよ。

とはいえ、インプットされたものはどれもそれぞれに強い印象を持ったものばかりで、
その衝撃はしっかり心に残っているのでそれを喪わないようにしよう。
簡単でもいいから、キチンと皆さんに、お返ししていかないとならない。
色んな方にお会いしましたし、お誘いも戴きました。

  今年初めてお会いした人……
  悩める人妻マンガ家とそのだんなさん、
  世界を股にかける大声高学歴、
  正義の小太りライダー。
  ……そんなもんかな? 抜けてるヒトいたらすみません。
  ズベ公にもまた会えたし、うどんの国の自転車大使も来てくれたし。
  年末に予定していた第二次馬肉対戦が上手く運ばなかったのが心残りでした。

  本末や主客が、転倒しないように。
  お前は誰なんだ、ってハナシですよジッサイ。

マそんな感じで。

初っぱなからワリと深刻な話に入ってしまいましたけども。
そんな風にアウトプットの減ってしまった一年でしたけど、
じゃあインプットは何してきたんでしょうか、
そしてそのとき世の中はどんな感じだったんでしょうか?
どのとき歴史が動いたんでしょうか? そのとき力士が羽子板だったんでしょうか?

……ってことなをですね、毎度の調子でタラタラとまとめつつ、
今年一年を振り返ってみたいと思います。

あ、最初にいっときますけど、難しい話はしませんよ。
政治的なこととか社会的なこととか、
よりドメジャーなことには全然タッチしてませんし、あまり関心もありません。
ア消費税結局上がんのね、とか、ア特定の情報は秘密なのねとか、
そんな程度で超ざっくりです。
毎度のこと、その辺は「なるようにしかならん」と言いますか、
「なるようにしかならん」以上のはたらきかけを行うつもりがない。
最低限関わったらあとはお任せです。ちゃんとやってね、ってことで。
阿部さんの顔も、今朝久しぶりに見たよ。
どの偉い人がどの偉い役割やってるかもようワカラン。

マそんな感じでヒトツ、好き勝手にアホみたいな話ばかりなので
無用な期待はなさらぬ方向でお願いいたします。



■ぼんやり全体を総括。



生活のおおかたを忙しさに食われていたせいで、
あまり世間を公正に把握出来てたワケではないんですけども、
自分の生活圏内で眺めてた限りでは、「貧しさが加速しておるなあ」という印象があった。
低値安定の暮らしに世間が慣れてきた感じ。
国とか世界、人類全体が喜びを共有できるような、革新的な出来事もパッとは思い浮かばない。

 ▼世間の風景

ホントに身の回りのことだけ考えると、
2次元のキャラクターが、すっかり生活風景にしみこんできたなあ、と思う。
マそれは主にコンビニでやたら推されるようになったからっていうだけだけど。
でも都下で暮らしてるとそれは強く感じる。
なんか変な世の中になってきたなあ、とは思うんだけども、
儲かるところに寄っていくのはこの国の常なので、そのただの一部だと思えば、
別段フシギでもなんでもねえな。

今までは、そういう二次元のモノたちっていうのは蔑まれ貶められて、
ヒエラルキー上位の方々の優越感の材料に使ってたものなんで、
それにすらすがって稼がないといけないというのは、
それだけなりふり構ってられないという状況なのかな、
それもまた貧しさの加速の一端なのかなあ、などと考えたりしている。

  んで、そうやってなり振りもなく売れるものに純粋に食らいついていける方々の貪欲さっていうのは
  ある意味尊敬に値するなあと思います。
  いや、強かだ。

 ▼歌を忘れたカナリヤ

町の、オタク的なものでない普通のお店とか施設にいても、
平気でアニメ・声優・マンガ・ゲームの歌が聞こえてきますからね。
本当にびっくりする。

歌の話なんだけど、
オリコンのランキングに今どれほどの真実味があるかわかりませんけど、
AKBとエグザイルばっかになってて、一部の人にしかわからないようなものになってる、
という話を耳にする。

歌が、世の中の気分を代弁しなくなりましたよねえ。
「歌は世につれ、世は歌につれ」なんていうフレーズがありましたけど、
もう全然そんなことないですね。
さみしい。
歌の社会における役割が変わってしまった。
ただの商品に成り下がってしまって。
マ今に始まったことではないのかもしれませんけど、それでも近年はそれが顕著。
オリコンのランキングが全てじゃなく、
これに隠れてこれら以外の歌もキチンと届くべき人に届いていてくれるとは思うので、
願わくばそういう姿が見えるところに浮き上がってくる仕組みを新たに整えて欲しいもんだなと思うのです。
これじゃイミ分かんないですもんね。

マそういうことはこういうところ↓の分析みたいに、
でっかいところが出してくるものを鵜呑みにするんじゃなくて
データを自分で吟味していく必要があるんでしょうね。
あるいは、今まで見えていたもの、見えていると思っていたものが幻想であったのか……。

  ▼2013年のヒット曲にみる「これが日本の音楽業界の現状です」
  http://kaya8823.hatenadiary.com/entry/2013/12/24/210653
  [ コスプレで女やってますけど ] 

案外、カラオケで歌われてる曲のランキングが「本当のところ」だったりすんのかな、
という気がいたしますね。
年輩の方々ってあんまりカラオケには行かれないのかしら。

まあ今までは自分が若者だったから、若者主体のランキングを見てれば
何となく世の中の気分をわかったような気になれたけど
(つったってオイサンなんかはオタクですから世の中の王道は全然歩いてませんけれども)、
それがオッサンになって、自分たちの活動が世間の目に見えるところに反映されなくなって
よくわからなくなってるだけかもしれないけど。



■超ざっくりカレンダー2013



忙しいだなんだ言いながらも、
たまに見つけたお休みやお出かけの機会には色々しっかりお出掛けた一年でもありました。
ていうか、そうしてお出かけてばかりいるからまとめる時間が追っつかなかった。
ことさら印象的だった出来事とアニメ作品を、時期別にざっくりまとめるとこんな感じ。


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◆1月~3月
 ▼やってたアニメ

 『絶園のテンペスト』
 『新世界より』
 『GJ部』
 『たまこまーけっと』
 『ささみさん@がんばらない』
 『僕は友達が少ない』

 ▼イベントごと
  ・超ひだまつり in 日本武道館
  ・八王子 放浪ドライブ(with テラジさん)
  ・宮ヶ瀬 放浪ドライブ(with テラジさん・パパさん・うぃぶれさん)
  ・人妻マンガ家と江の島水族館でデート(ダンナ同伴)

  ・エイラにちょっとはまる
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■4月~6月
 ▼やってたアニメ

 『ゆゆ式』 和風おろしよ♪
 『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』
 『あいうら』
 『絶対防衛レヴィアタン』
 『碧星のガルガンティア』
 『フォトカノ』

 ▼イベントごと
  ・富士山世界遺産登録直後の大月をさまよう(この話もまとめてない。テョホホ)
  ・寺泊~魚津旅行(with テラジさん・よつさん)
  ・大山登山
  ・ズベ公ことフォロワーさんを横浜で迎撃
  ・道志みち 温泉ドライブ(with パパさん・湘南の大巨人)

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■7月~9月
 ▼やってたアニメ

 『有頂天家族』
 『げんしけん』
 『サーバント・サービス』
 『たまゆらもあぐれっしぶ』
 『Free』
 『恋愛ラボ』
 『犬とハサミは使いよう』

 ▼イベントごと
  ・『GJ部』をしのんで仙川でバンジョーに出会う
  ・フィギュアを買う
   

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■10月~12月
 ▼やってたアニメ

 『のんのんびより』
 『キルラキル』
 『IS2』
 『アウトブレイク・カンパニー』
 『ガリレイドンナ』
 『蒼き鋼のアルペジオ』
 『凪のあすから』

 ▼イベントごと
  ・突発たまゆらトークショーに誘ってもらう
  ・自転車うどん大使来日
  ・のんのんびより舞台探訪

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……ものの見事に遊びほうけてますね。
旅行系の遊びはどれも楽しかったですなあ。
心がほんのりと温かくなります。
お誘い・おつきあい下さった皆さんにはホンマに感謝です。
おおきにです。

アニメの方は、本数を絞るのに失敗した。
もっと思い切りよくぶった切っていかねばならぬ。
多すぎるわ。
ロボットものが結構数あったのに、最後まで見通せたのが一本もなかった。

短い時間のアニメが増えましたね。
ビジネス的に成立しやすいからそういう方向で増えているんでしょうけど、
今後どういう勢力になっていくのか楽しみです。
『てーきゅう』みたいに、なんか知らんけど一年中やってるっていうのは
それだけでも割と印象強く、作品として名を残していく分には成功なんじゃなかろうか。

  けどアレ、どこでどういう風に儲けてるのかなあ。
  制作側はアーススターから固まったお金を取り敢えず貰って本の宣伝用として作って、
  特段アニメ単体で設けないといけないワケじゃないとか、そういう仕組みだったりするんだろうか。


作品のラインナップとしては、
一昔前の、ラノベ・エロゲ原作で萌え系一辺倒だった時期に比べたら
随分バラエティが増えたなあという感じがいたします。
中でも『有頂天家族』みたいな、骨太系の作品が存在感をしめしていて
(DVDなんかはそんなに売れてないと思いますけど)面白かった。

個人的に特に印象に残ったのは
  『絶園のテンペスト』……緩急、緊張と抜けどころが絶妙。
  『GJ部』……部長可愛いよ部長。
  『レヴィアタン』……見なくても面白い。
  『有頂天家族』……オサレな様でいてどっしりと骨太。
  『たまこまーけっと』……夕方・ゴールデンへのファミリーアニメ復権を目指して。
  『のんのんびより』……にゃんぱすー。

あたり。

  個人的には『たまこ』はもっと伸びて欲しいし、劇場版には期待しています。
  一番思い入れが深くなってしまったのは『GJ部』。
  猛烈に面白かったわけではないですけど、なんか、部長が好きでね。
  初めてのフィギュアも買っちゃったし。
  訪れてみた仙川の町がまた雰囲気が良く、
  面白かったのは多分、『ゆゆ式』の方が『GJ部』よりも面白かった。
  けど、心に住み着いたのは『GJ部』の方だった。


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あと、これまた感想をしっかり残せていませんけれども、
劇場版『まどか★マギカ 新編 叛逆の物語』が、今年一年ではブッチギリに面白かったです。
もうダントツ。
TV版がそんなに好きでなかったオイサンに、3回も劇場に足を運ばせるという
謎の破壊力でした。

『ささみさん』とか『GJ部』とか、
今期じゃないけど『Aチャンネル』『これはゾンビですか』とか、
リアルタイムに見ているときは飛びぬけて面白いというわけでじゃないけど、
終わってからもじわじわと「あれを見てる時間は楽しかったなあ」と思える作品に、
出会うことが増えた。
『犬ハサ』なんかも案外、不真面目にでもダラっと見てたらそういう作品になったのかも、
と思ったり思わなかったり。

  アレ?『戦国コレクション』は去年だったかな?

いろんな放映のスタイルが増えましたよね。
劇場版ビジネスも、ことさら新しくはないですけど目立つようになってきた。
中にはTV版をツギハギしただけの作品もあるみたいで、
これで改めてお金取ったらアカンやろ、というようなご意見も聞きますが、
ちょっと思ったのは、
「劇場っていう特殊な環境で、いい椅子・いい音響・大きな画面で、
 ナカミそのものは新しくないけど楽しく見る」
っていうだけでも1500円くらいの価値は、まああってもいいんじゃない?
と思ったりしました。

総集編や一挙放送を、家でTVやパソコンで全部見るよりは、
劇場で集中して見られるなら、一見さんには良い機会・良い環境である気がします。
本編をしっかり見ていて、新作映像を楽しみにして見に行く人には申し訳ない感じですけどね。
マその場合、升席みたいなくつろげる環境で、
おかし持ち込んだりして見られたらもっといいんだけど。

何かのきっかけに一挙放送をやる作品も増えて、
マそれはそれ、「アニメが儲かるから」と思われてるから出来ていることで、
恵まれていることの表れでしょう。

 ▼押井守に再び浸る

一時期……6月頃ですかね、押井気運が自分の中でワッと盛り上がって(何がきっかけだったか忘れたけど)
押井守作品を、『イノセンス』『スカイクロラ』と立て続けに見た。
どっちも素晴らしく面白かった。今でもちょっと、BD買おうかしらと画策中。
押井監督の真面目さと不真面目さのバランスは、自分好みなのだと再確認。

  『イノセンス』は、大学時代に友人から(大学時代「の」友人からじゃないですよ。20年近く前だ)
  「『攻殻』好きなんだったら、見てみて感想を聞かせて欲しい」
  と言われてたので、それを漸く見た感じです。
  難解でメンドクサイと言われてましたけど、どこがだろう? と思うくらい、
  骨子はシンプルで分かりやすい話だったと思います。
  装飾っぽいものがゴテゴテくっついてるので
  それを全部拾い上げて理解しようとすると大変なことになると思いますけど。

    ……マその装飾っぽいものが果たして本当に装飾なのか、
    実はそっちの中に本物のコアが紛れているんじゃないか? ってことは
    本当はそれらを全部拾いあつめて理解しないといけないんですけど。
    そういう作業を端折って、見える部分だけを素直に理解するなら、
    難しいお話ではなかったと思います。

  『スカイクロラ』の方が、特に面白かったなあ。
  お話野中で仕掛けられた色んな仕掛けについては整理がついてないので、
  二回目三回目を見たらまた印象は変わるのだろうけど。

いずれにしても、二回目・三回目をみたいと思わせる楽しみと見応え、
手元に置いておきたいと思わせる示唆のようなものをたくさん感じました。

あと押井守ではなく、小津安二郎の『東京物語』を見ましたね。
これは、今さらオイサンが言うことじゃないですが、素晴らしかった。
しみじみと、淡々と。

やっぱり、疲れていたんでしょうね。
疲れていたから、頭を積極的に使って楽しむ「書く・まとめる」っていう行為ではなくて、
色んなものをとりあえず見る、っていう方向に今年は行ってしまったんだと思います。
この辺の作品を借りてきて見てみようと思った経緯を考えてたら、
そんな感じだったような気がしてきた。

 ▼ジブリ関連の本を読む

『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』が公開になるので……
というワケでもないですけども、ジブリ関連の本やら記事やら、ぽこぽこと読んだ一年だった。

特段、ジブリという集団を崇め奉るわけではないけども、
まあやっぱり面白い、日本のアニメ産業界において唯一有無の性質を持つところだなあと思う。
哲学としても、哲学を通して出来上がってくる動画のクオリティとしても。

プロデューサーである鈴木敏夫氏のインタビュー集「風に吹かれて」、
ジブリの各作品がどのように企画され、どのような作り上げられ方をしたのかを
作品ごとにまとめている「ジブリの教科書」シリーズの、『ナウシカ』と『ラピュタ』。
『トトロ』も買ったけどまだ読んでない。
あとジブリとの関わりは間接的にですが、アニメーター大塚康生さんによる、
日本のアニメーション黎明期から勃興期をいちアニメータの視点から書き留めた『作画汗まみれ』。

  


  大作二本が公開になるからと、これら書籍群のリリースも
  タイミング合わせての鈴木Pの狙い通りだったんでしょうけど。
  思う壷やな。

  宮崎駿は、今回の『風立ちぬ』で引退を表明されることになったワケですけれども、
  オイサンは、この人は多分またちょっとだけ、戻ってくることになるだろうなと
  何となく思っています。
  以前もやめるといってやめなかったから、とかそういう見込み方ではなく、
  戻って来ざるを得ないだろうな、
  そしてそれは高畑監督の『かぐや姫』の見られ方次第だろうな、という感じ。
  作ることから離れられる人ではないだろうし、
  そう感じたら「やめた」って言ったことを撤回するのなんか屁とも思わないのだろうし。

デ、これらの書籍群やら、web上に色々載っかった宮崎駿の引退会見なんかを読んでいて、
三つのことが変わりました。

 一つは、宮崎駿という人物についての見方。
 二つ目は、ジブリ作品群への認識。
 最後にもっと広がって、アニメの見方。


宮崎駿がアニメーター出身で「物語・言葉の人」ではなく「絵・動きの人」だという話は
以前から何度となく聞いてたんですが、
その意味がようやく理解出来た気がします。

「そりゃそんな考え方・作り方をしてたら、
 『千と千尋』とか『ハウル』とかはああいう仕上がりになっても仕方ないなあ」
と思えるようになったし、
その視点に立てば、アレはアレで見応えのある、合格点の作品なんだな、
というコトが分かりました。

現実の事象を、言葉ではなく動きで切り取って、
かつそれを人間の認識・生理にとって正しいように省略し、補い、
「人間の視覚(とそこから広げられる他の感覚に)にとっての自然」と
いうものを動きでもってトレース「したい」人、だったんですね。
その職人だったのかと、今更ながら認識しました。

  マ作り手の視点なんて見る側は知ったこっちゃないので
  つまんないと思った人はそれでいいんですけども。
  ただアレを「面白い作品だ」という見方があるということは、知っといて損はないなと。
  実際、オイサンも「これはつまんないな」と思う作品も何作もあったわけですが、
  それらの作品も上のような観点で考えるとナカナカ面白いものであることが見えてきたり、
  こなかったりする。
  違うタイミングで、同質の作品と出会ったときに、スイッチを切り替えれば
  ツマラナイで終わったはずの出会いがオモシロイに変わるわけですからね。
  逆に、一つの視点にしがみついて
  「イヤ見方はどうあれ、アレはつまらないものだ!」
  と声を上げ続けることもアリだし愛おしい行為だと思う。

これは上で書いた三つ目の「アニメの見方の変化」にもちょっと関わってきます。

二つ目のジブリ作品への認識……も、一つ目の延長なので割愛しますが、
『アリエッティ』はもう一回真剣に見直してもいいなと思った。
アレは、あのスタジオの亜流・派生・枝葉だと思っていたけど、
アレがあのスタジオの真骨頂なんだ、ってことで。
組織としてのジブリの色の見え方が変わった。
鈴木敏夫はいつ頃からか前に出てくるようになった、
いけ好かないながらも憎めないオッサンなんだけども。
この人の話は面白いんだけど、この人が全面に出てくるようになってから、
ジブリの作品はちょっと面白くなくなったような気がする。
けどまあ、この人が仕切ってなかったら、多分もうジブリはとっくにモノを作れなくなってただろうなー
(宮崎・高畑両名は違う形でモノを作ってたとは思うけど)。

三つ目も、やっぱり一からの延長なんだけども、
アニメをより「動き・(人でなく絵の)演技」に着目して見るようになりました。
絵コンテを意識するっていうんですかね。
絵コンテがあって、原画があって、その間を埋めるアニメーターが演技をさせるもんなんだ、と。
その仕組みをちゃんと意識するように(ようやく)なった感じです。

今まではきれいかそうでないかくらいでしか、
絵の成分は見てませんでしたしね。
楽しみがちょっと増えた感じです。
この意識は、大塚さんの『作画汗まみれ』を見てなるほどそういうものかと理解した感じ。

今現在のテレビアニメの動きなんていうのは、
黎明期の人たちの考えていた「アニメーション」とは到底相容れないものなんだなあ。
しかしそれも、歴史上致し方ない流れでここにたどり着いてるんだけど。

あとジブリ関係で印象的だったのは、ハヤオさんの引退会見の時の
「(監督としては)とぼとぼとスタジオにやってくる日々でした」
という一節……。
ここはもう……何度も読み返すくらいグッときた。
なんかもう、超然とした人だとばかり思っていたけど。


 ◆「この世は生きるに値するんだ」「風立ちぬ」の後をどう生きるか
  宮崎駿監督、引退会見全文 (1/9)
  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1309/06/news133.html 
  [ ITmedia ]



■本と言えば。



本と言えば、小説は……あんまり読んでないですね。
アニメが面白かったから原作も読んでみようと手を出してみたものに
『アウトブレイクカンパニー』と『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』がありましたけど、
案の定、例のごとく、どっちも1冊の四合目くらいで断念。

しかし、今年は頭の方……1月か、2月頃か……に出会った
宮内悠介の『盤上の夜』がえも言われぬ面白さだったので、他は要らなかった感じです。
囲碁・将棋・麻雀など、特定の卓上ゲームを題材にした、
それらに魅入られた人たちのSF短編集なんですけど、どれもホントに面白い。




引き込まれるとはこのことで、オイサン好みの
「凝ったストーリーは二の次で、描くや描かずやの心情描写や文体で読ませる作品」ではなく
(もちろんその辺もものすごくしっかりしているのですが)、
ストーリーが主体の作品なんですけども、
ラノベ的なものの様に人物がストーリーを語るための駒になったりしておらず、
あくまで人物の航跡がストーリーを繋ぐ構成になっていて無理なく読めた。
とても密度感のある作品です。文字と文字の間が詰まって見えてくる。
短編なのに、どれもぎっしりしてて長編一本分くらいの読み応えがある。
掛け値ナシにオススメです。
オモロイ。

それと同時期に読んでいた、こっちはノンフィクション、ルポルタージュですが
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか』
も、異様な熱を帯びた面白い本でした。
木村政彦というのは『帯ギュ』にも名前だけ出てくる、
戦前~戦後に名を馳せた日本歴代最強ともいわれる柔道家さんですが、
彼がその強さとは裏腹に、戦争という時代の波に翻弄され、
柔道家として、格闘家としていかに不遇の生涯を送ったかということが、
日本の柔道界というものがいかなる歴史を持っているか、
日本のプロレス界が如何に生まれて発展しショウビズとしてどういう世界を形成しているか、
などなどと関係しあって語られる、
実に読み応えのある本でした。
いや、面白かった。



あんまり分厚く中身の濃い本なので、
持ち歩いたり、外で読んだりする気が起きず毎日風呂で読んでいたのですが、
お風呂タイムがすげえ楽しみになる、そんな本でした。
ウム。
めっちょ面白かった。

あと、ギリギリになって一昨日くらいから読み始めた
『妹戦記デバイシス』とかいうラノベが結構面白い。
タイトルとか設定とか聞くとふざけてるとしか思えない、
『ドクロちゃん』的なアホ作品に見えるだろうけど(自分もそう思ってた)
中身は結構、真面目なSF。
異妹、妹圏、妹力、妹値……多分、史上最も「妹」って漢字がたくさん使われてる小説だと思う。

活字の本に関してはそんなもんかなー。
活字の本が面白い一年でしたね。
そんなにたくさん読んだわけでもないけど。

他にもちらちらと、新書やらなんやらをつまみ食いしていましたが、
しっかり印象に残っている本と言ったらそのくらいでしょうか。
あ、あれも面白かったな。ピカソの新書。



タイトル一発の本ですが、長年疑問に思っていたことに
わりあいきっちり応えてくれた本でした。
同じ疑問を抱いたことのある方にはおすすめできます。

 ▼マンガ

マンガでは、特に印象に残っているのは
『バリスタ』、『山賊ダイアリー』、『ちゃりこちんぷい』、『お慕い申し上げます』、
『キミイロフォーカス』。
他にも『東京自転車少女』『南鎌倉高校女子自転車部』などチャリンコもの。

   

『バリスタ』はその名の通り、攻城兵器に生まれついた擬人化美少女の葛藤を描くギャグマンガ。
……ではなく、珈琲淹れ職人のコーヒーうんちくマンガ。
珈琲の知識を仕入れたいとか、知識を身に着けることでそれっぽくおいしいものを飲んでる気分に浸りたいとか、
そういう頭でっかちな人間におすすめです。
「インスタントだろうが泥水だろうがうめえもんはうめえんだよ」という
大人の感性をお持ちの御仁には不要の代物です。そのまま28へ進んでください。

『山賊ダイアリー』は
webラジオの「寝起きにポテトチップス」に水橋かおりさんがゲスト出演した際に
「最近読んでるの、面白いよー」と言っていたので買ってしまったシロモノ。
淡々コミカルな面白さ。ときどきほの悲しい。
そしてオイサンよりも実家の母親に大ヒットした。
猟銃取得免許を得て、現代日本で趣味&実益の狩猟生活を営む新米ハンターのエッセイ日記マンガ。

『ちゃりこちんぷい』はブルーズ音楽を題材にした音楽モノで、
強いていうならブルーズ版『孤独のグルメ』。
随分前に1巻だけ買って読み、今ヒトツだなと思ったんだけど、
心がくたびれてた時に「今ならいけるかも」と思って2巻を読んだらやけにしみた。
そういうたぐい。
続きはなんかまた、ぐったりしたときに読もう。

『お慕い申し上げます』も、心底しんどかった時に読んでみたもので、
お寺の若きお坊さんの苦悩と煩悩のストーリー。
お寺うんちくなんかもゲット出来る。
お話は、前半2巻くらいまでははんなりじんわりで面白かったけど
3巻以降、変にドラマチックに展開し始めてちょっとオチた。
うーむ、前のノリに戻してほしいなあ。

『キミイロフォーカス』は、写真題材の典型的少年誌向けアホマンガなんだけど、
こういうバカみたい加減っていうのはマンガには必要だと思う。
それを真っ向から引き受ける、チャンピオン、秋田書店は偉いなあと毎度感心。
『ギャンブルフィッシュ』とかも最高に面白かった。
読者のウケ、人気をばかり常に意識している他社さんとは一線を画してる感があって、
とりあえず自分らの面白いと思うものとか自分たちの色を大事にしてるのが見て取れる。

新しいモノとか風潮とかはそういうところからしか生まれてこないので、
しっかり守っていってもらいたいもんだと思います。
ホントは、お金のあるところがそういうこともしっかりやって、
先のこと、業界のことを考えていくべきだと思いますけどね。
マどこも、一応やってんでしょうけど。
チャンピオン系がそういう毛色がやたら濃く見えるってだけだろうな。



■ゲーム



……やってないねえ。
Vitaを買って、『デモンゲイズ』『やはりゲームでも俺の青春ラブコメは~』をやったけども、
胸張って「やった」と言えるほどはやれてない。

世間ではソーシャル系がなんだかんだいいながらもしっかり地位を確立した一年でしたね。
艦これ、アイマス、ラブライブ、パズドラ、黒猫がどうとかのクイズのヤツ。
オイサンくらい外の情報を積極的に取りに行かなくても、
これらのソフトの話は何となく聞こえて来ていたので、
これらはやっぱりプレイされてるソフトなのだろうと思います。
もうすっかり、ステージはそちらに移ってしまったんでしょう。
無念。

この辺サッパリやる気のないオイサンはすっかり門外漢です。
やる気、起きんねえ。
『チェインクロニクル』がそこそこいけそうかなあと思ってやってみてはいるんですけど、
今ヒトツ楽しめてない感じ。

今すごくやりたいのは『スーパーマリオ3Dワールド』。
これは……WiiU買ってでもやるべきなんだろうなあ。



■歌・音楽。



iTunesで音楽を買うようになりました。
とりわけ、各期のアニメのOP/EDなんかはほぼiTunesです。
あのマキシシングルって、ケースがかさばって邪魔になるのでこれはありがたい。
もっといい音質で聞けるようにしておきたい、というものは、そのあとCDで買い直したりする。

あと、iTunesで買う時に心掛けていることは、
基本的にカップリングの曲は一緒に買う、ということ。
せっかく1曲単位で買えるのでお目当ての曲だけ買えばいいんですけど、
結構カップリングの曲って良いものが多い。

買ってみたら本来お目当てだった曲よりも、カップリングの方がよく聞いてるなんてことも
あんまり珍しくないです。
それで当たりを引いたのは、
『有頂天家族』のED「ケセラセラ」のカップリングだった「君という特異点」、
『となりの怪物くん』のOP、戸松遥さんの「QAリサイタル」のカップリング「ドーナツ」、
他にもなんかあったと思いますが、結構なヒット率だと思います。

オイサンにとってはどうでもいいカラオケバージョンとかを買わなくて良いのは助かります。
iTunesに入らないのはどうしようもないですけどね。
『サーバント×サービス』のED「はちみつ時間」とか、
『謎の彼女X』のOPとか。

そーいや、ヘッドホン買ったのも今年だったな。
……どっかやっちゃった最初のヘッドホンはどこやっちゃったんだろう……。
誰か、良い人に拾われていればいいけど。

音楽や歌にしても、
ああこれはいいなと感情が盛り上がることがあっても、
その気持ちに自信をもって形にまとめることが出来なかった。

Suaraさんの『BrandnewDays』、『明日へ 空色の手紙』、
大橋歩夕さんの『Hello Goodbye』あたりはずっと繰り返し聞いていて、
以前だったら一本お話にするくらいの衝撃はあったはずなのだけど。
やはりどこかで、ストッパーがかかってしまってたなあ。
この先、ここで感じ取っていたものを形にして出す機会があれば良いのだけども
ちょっともったいないまま終わってしまってるなあ。

歌に感化されて書き物へのモチベーションにつなげるということが
ワリカシ多い私なので、その上昇気流をうまく捕まえることができなかったのは
致命的だったかもしれません……が、
けど、それもまた、心の疲弊によるものだったんだと思います。
自分への自信ということにおいて、さっぱり寄る辺のない一年だった。
それが全てだなあ。きっと。
誰かに何かを認めてもらえなくとも、自分のオモロサにだけは絶対の自信を失わない……
そうでないといかんよな。

うむ。
それだな。
来年のテーマはそこだ。



■ディング



そんな感じでディングです。
細かいことは長くなりましたけど、最初にまとめた通り、

  「書を読み、街にも出たけど、帰ってきて書を書かなかった」

という一年。
考え、まとめ、発するバイタリティが足らなかった。
そこには自信とか怒りとかが必要なんだけど、それらが足りなかった。
それを跳ね除けるには結局のところ、書いて書いて表に出し続けることしかないのだけれども。
そうなー。
来年はそういう年にせねばなるまい。
毎度のごとく、ぎりぎりの時間にこんなこと書いてますけどね。

出し方も少し変えていかんとどうにもならぬね。
小出しでも。

……しかしなんですね、寒いですね今年は(今その話を始めるのか)。
先週末のクリスマスには、また友人と岩男潤子さんのクリスマスライブへ行って
演奏の素晴らしさに心を揺さぶられ、
昨日は京都で美容室を独立開業した友人と久しぶりに会って、
京都をぶらっとしてきました。

来年、世の中がどんな風に変わるのか、
なんていうのか、ひと度ものすごいことが起こってしまうと、
それまで「良く」生きていようといまいと、
備えていようと、善人だろうと悪人だろうと、
やられる時にやられる人はやられるし、やられない時にやられない人はやられない、
ということを、一昨年の三月のことでナンボか思い知ってしまったハズですが、
そんな中でも皆さん、いい意味でも悪い意味でも、
よく生きることが唯一の答えであってそれを諦めることはしないんだなと、
ブラブラ見て回っていて思いました。

  別にオイサンはその辺を諦めて今年書くことをサボったわけではないですよ。
  なんか誤解されそうだけど。

この一年で、
アウトプットする力が随分と衰えてしまったなと思うわけですけれども。

飽きずあきれず、
来年もお付き合いいただければなあと思う次第です。


▼BrandnewDays



マそんな感じでヒトツ。
家で酒を呑むのが家呑みなら、家で紅茶を飲むのはイエティなんだろうか。

オイサンでした。


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2013年12月23日 (月)

■静かなるのんのんドライブ~『のんのんびより』聖地巡礼の巻・2 -更新第889回-

おこんばんは。

サテ寝るかー、って言いながらなぜか始めた『とらぶるウィッチーズねお!』が好調で、
ノーコンティニュークリアしてしまったオイサンです。
お蔭で寝るのが2時を回った。
なにやってんの。

まあイージーモードだったんですけどね。


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さて今回は、アニメ『のんのんびより』の聖地にお邪魔した時の記録、
その第二回目です。つってもさすがに今回で終わりますけど。
そんなに書くこともないよw
2回に分かれたのも不思議だよw

 ▼静かなるのんのんドライブ~『のんのんびより』聖地巡礼の巻・1 -更新第888回-
 http://ikas2nd.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/1-888-631e.html



■ザ・にゃんぱす! 時よとまれッ!!



車を降りると、人造物が作り出すうなりはほとんど聞こえてこなかった。

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嵐山小川ICで関越道をおりると、目的の廃校はそう遠くなかった。

いつの間にか、という表現がぴったりくるくらい景色がすうっと田舎じみて、
その道をひたひたと走る。行き交うクルマも少ない。

いなかといってもこの辺りは「まちいなか」というか、
そんな言葉はありませんが、飛び散った東京の都市化の破片が届くくらいの場所で、
地面はいなかなのに空気はまち、みたいな中地半端な空気。
空はとても穏やかだった。

どこまでクルマで入ってよいものか探りあぐね、
一度、目的の廃校の敷地の方まで踏み込んでみるものの
どうやら中に停めることは出来なさそう(※)でしたので一度外の道路まで引き換えし、
近場に停めて本丸へ向かう。

  ※実際は中(校庭の手前辺り)に停めることが出来る様です。


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お写真提供:テラジさん

校門から校庭までの道には無造作な大きさの砂利が敷き詰められて距離は数十メートルほど、
学校の敷地と外とは仕切られてはいるものの、
昨今の学校の、執拗なまでの部外者お断りの構えは感じられなかった。
空色の錆びたフェンスと、校門の門柱がやってくる人間をちらりと伺う程度。
そもそも廃校ですしね。

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この日は天気がとてもよく、
冬に向かう湿り気の少ない空気がくつの裏でごろごろする石と黄色い砂から
小さな埃をあげているのが感じられる。

空が、近くて遠い。
町なかにいるときよりも近くにあるような気はするのに、
見上げてみるとどこまでも底が深くて、色んな音が、首筋をすり抜けて吸い込まれていくのが見える。
雑多な音が全部、細かな粒子になって、広がって溶けていくような静けさを、
耳ではなく肌で感じる。

狭いのに広い。
小さいのに中くらい。

  ゲームでなぞるなら『MOTHER』の世界を思いださせる。

我々の他にも何組か先客がいて、思い思いのやり方でその空気にアプローチをかけていた。
ただ眺めたり、写真を撮ったり、立ってたり座ってたり、触れてみたり。

どこから来ているのか、スポーツバイクで来る人も多い。

どこかでレンタル自転車を借りて来ていたらしい3人組のグループは、
校庭のすぐ隣の畑で農作業をしていたらしいおばさんと、
どちらから話しかけたのか、
自分たちがどこから、何をしにここへ来たのかについて話していた。
そりゃまあ、地元の人からしてみたら不思議なハナシですよね。

  先 達 「……で、そのマンガの中で出てくる挨拶が『にゃんぱすー』っていうんですよ」
  おばさん「『にゃんぱす』!?」

  ……そりゃまあ、地元の人からしてみたら不思議なハナシですよねw(地元じゃなくてもだw)

そのおばさんが飼っているらしい犬が、校庭の中を外を、
元気に駆けずり回っていて微笑ましい。
あれってハクビシン?

  そして、それにソッコーつかまるよつさんなのん。
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以下、色々お写真。


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この場所が、ここに立ってみて
「ここが『のんのんびより』の学校のモデルになった場所だよ」
と言われてピンと来るかと言われたら、別段そうでもありません。
言われてみれば、はしばしに見覚えのあるシルエットが見つかるくらい。
そしてそれらにしてみても、
ちょっと田舎の小さな学校ならばいくらでも見つかるもののように思えます。
広さ、かたち、スケール感、色あい。
そうしてみると……なるほど、
「心にある田舎の風景の集合体」というのは言い得て妙なのかもしれない。

しかもこの学校、廃校のワリに手入れが行き届いていて、
もの悲しさが全然感じられないのが救いでもあり、物足りなくもあり。
小奇麗なくらいです。
天気が良かったせいもあるかもしれませんが、かなしさや吹き抜けるものが全くないです。
別にうそくさいわけじゃないんだけど、映画のセットみたい。
ご老人が集まってゲートボールをしたり、
なんか施設として利用していて管理もちゃんとしているから、きれいに保たれているのでしょう。
この分校が廃校になったのが2003年らしいので、ちょうど10年。


そんなんで、あまり物語やキャラクターの息吹を感じることは出来ませんでした。
少なくともオイサンには。
一穂姉はひょっこり出てきそうなんだけども、メインキャストの四人は出てこなさそうだなー。

ああそうそう、この日、なんとなく片隅にあった焼却炉を写真に収めて帰ったんだけど、
この翌日の月曜に放送した回で、
一穂姉がばかな歌を歌いながらゴミを燃すシーンが出てきてちょっとだけ嬉しかった。

  早よ焼けろー♪ 早よ焼けろ―♪ もっとぼーぼー燃ーえーろー♪

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しかしなんだ、こんな得意げに、ただの焼却炉の写真載せてていいんですかね。

ていうかオイサンは一穂姉が大好きですw
ああ、一穂姉いいなあ。
登場したときに、一番テンション上がるのは一穂姉だなあ。
絢辻さんがトシ食ってバカなこと言ってる、みたいな感じがちょっとあって、好き。

  絢辻さんの名塚さんだから、っていうのではなくて。
  むしろ絢辻さんの時は、絢辻さんが好きなのであって名塚さんはワリカシどうでも良く、
  こういうコト言っちゃナンだが、
  絢辻さんというキャラクターを一人格として捉えるために
  中の人としての名塚さんの存在がジャマだと感じていた時期さえある。
  一穂姉の中の人としての名塚さんがちょっと好きになった。

マ「だから聖地としてイマイチ」という気は全然なく、とても良い聖地だったと思います。
すごくいい作品との距離のあり方をしていると思う。
やっぱりその辺、丸写しではなくて、モデル、モチーフ、
「総体の一部分」ていう距離感がいいんでしょうね。
人がわんさか詰めかけすぎて騒がしいということもないですしね。
ぶら下げてあった訪問者帳には、やっぱりアニメ見て聖地としてきてた人が大半だったけど。

  ……ていうか、あのノートはアニメ見てくる人が増えたから作ったのかしらん?
  でもきっとそうだよねえ。
  他の理由で、ヒト来ないもんねえ。
  じゃあ一応、聖地としての自覚はあるってことか。
  それでも変に欲張らないで、あのノート一冊、ぶらっとさせとくだけっていう
  肩の力の抜け方は、ちょうどいいと思います。
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    お写真提供:テラジサン

空にあったものが下りてきたような、此方と彼方のどちらにも属しきれない
異次元感みたいなものを感じたのでした。
いないけど、いる。
いるけど、いない。
二次元として非常に良いあり方だと思います。

  オイサン 「なんか、水の音しますね。これ川ですよね」
  テラジさん「川の音だね」
  オイサン 「どこに流れてるんだろ。
  テラジさん「そこの、下の方じゃないですか」
  オイサン 「静かですねえ」
  テラジさん「静かだねえ」

アタマの上に広がる空間が広い。
自分の放った音が、ほそくほそく、なにものかにも阻まれることなく
空へのぼって行くのを感じ取ることが出来るから、そんな風に感じるのでしょう。

しばし、しばし。



■オマケ神社で日常が目を覚ます



「ちょっと、こっちの方も見てみていいですか?」
去り際になって、来しな、横目に入った神社の鳥居が気になった。
里山の斜面に、そこにあることをしっかりと主張しているくせに気軽に立ち入ることは牽制している、
そんな気配を漂わせた、神域へのゲートだった。

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「寒っ」
樹齢のほどはわからないけれども大人ひとりでは抱えきれないくらいの古木が立ち並んで、
鬱蒼とした山に踏み入ると肌に感じる温度はとたんに冷えた。
お社まではすぐのほんのこぢんまりとした参道だったけれども、
土にありものの石を埋め込んだだけの不規則な石段は急峻。

「ちっせえw」
その石段の幅の狭さにテラジさんが不安を漏らすと、
「超にげえーw」
とよつさんが拾い上げる。

  ちょwwwwそれ『日常』wwww
  『のんのんびより』関係ねえwwwww
  ゆっこwwww

おかげでこの後、話題がすっかろ『のんのんびより』から『日常』にシフトしてしまいました。
アルゼンチンwwwwペソしかないよwwww
何やってんのw俺らww
オイサンが神社に寄ろうなんて言わなければ……!!

そんなワケで、オイサン責任とって『日常』のBD-BOX買いました。
つれえわー。予定外の出費つれえわー。



■道の駅小川町と待ち受けていた試練



さて、思う存分のんのん&アルゼンチンペソしたあとは、おなかが空いてきますね。
食べ盛りのアラフォー3人、
テラジさんのリサーチした道の駅で食べられるお蕎麦屋さんへ向かいます。

道の駅、おがわまち。
お土産屋さんとか、郷土工芸品の資料館とか、いろんな施設が併設されてて
なかなか盛りだくさんな道の駅ですが、
クルマを降りて入るとひときわ目を引いたのが……


  「……なんでしょうかね、あの使徒みたいなのは」


ヒト型をした、巨大な……オブジェ、なのかなんなのか。
張りぼて特有の凹凸が、美しく見えなくもない。
この小川町は和紙の里でもあるらしいですね。
紙漉きをする人の巨大オブジェらしいです。
公式webサイトでも、その禍々しい異様が確認できます。

  ▼おがわまち 公式ページ
  http://www.town.ogawa.saitama.jp/

使徒っていうより、今見るとアレだ、魔女化したほむらちゃんにちょっと似ている。

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お写真提供:テラジサン

道の駅おがわまちにあるほむらちゃん人形です。
ボタンを押すと「これが私の……絶……望……」ってしゃべりますしゃべりません。

まあまあまあ、そんな張りぼてなんてどーだっていいんです、
和紙? 食えるのかそれは! 和紙で腹が膨れるっていうのかいええ?
我々は今、腹が減っているんだよ。
さあさあ、そんなもん放っておいてさっさとゴハンを、そばを食べに行こうじゃないの。


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そば屋終わってたー!!

うわー……相変わらずモッてるなあ……。

普段であれば2時まで営業しているはずのお蕎麦屋さんが、
今日に限って1時半でおしまいです。ただいまの時刻、1時40分。
うーむ……。
私が、神社を見たいなんて言ったばかりに……スマヌ。

サテ、緊急賢人会議が招集されます。
この時、テラジさんは既に空腹が天元突破。
人間、おなか空き過ぎるとホントに目が回りますからね。
オイサンもジョギング中にフワフワしたことが何度もあります。アレはつらいんだ。

「来る途中に通ったそば屋にしてみます?」
「B級グルメのお店で、わらじみたいなカツを食べさせるお店があったんですが」
「ちょっと遠いなあ」
「空いてるかなあ」

  よつさんはどうやらそのわらじみたいなカツが食べたいっぽい感じです。
  ここに来る途中でもちょっとそんな話が出ました。

 よつ  「デそのお店なんですけど、遅いんですよ。出てくるのが」
 オイサン「ほほう。またなんで」
 よつ  「なんか、二人いるんですけど、調理のコツをつかんでるのが片方だけみたいで、
      片方が調理してる間、もう一方は空いてるんですけど」

 テラジ 「シリアルでしか作業できないんだw」
 よつ  「そうなんです。効率が悪い」
 オイサン「それで行列ができるw」

 よつ  「それだけじゃないんですよ、その二人がまた、途中で喧嘩を始めるんですよw」
 テラジ 「無wwww駄wwww」
 よつ  「何かもう、どうでもいいことでギャーギャーぎゃーぎゃー」
 オイサン「でもそのお店、そうやって出てくる料理は」
 よつ  「腹立つことに美味しいんですよw」
 オイサン「なんだそれw」
 テラジ 「意味ワカランwww」

 よつ  「……っていう、B級グルメのお店です」
 オイサン「感じちゃうねえw」

  ん? あれは違うお店の話だったかな? マいいや。
  いずれにしても興味は湧きますな。

iPhone片手に喧々諤々、かつてない慎重な討議が重ねられますが
その時、よつさんの「ここなんてどうです?」と見つけた一軒の戸隠そばのお店。

この店が当たりなのかハズレなのか、どうにも判断のしようもない。
しかしそれはこの店に限った話でもない。
何よりもうこのときには、テラジさんの空腹がのっぴきならないところまで来ていたのである。
ジェントル号のタイヤを凛々しくわななかせ、一路南へ。
急げ、ジェントル号! すべてが手遅れになる前に!
次また売り切れだったら、運転手がつかいものにならなくなる(切実)!!


▼埼玉で味わう本場戸隠そばとは


そうしてたどり着いたのが、「戸隠 うどん・そば 成木屋」さん。

 ▼成木屋
 http://tabelog.com/saitama/A1105/A110605/11006560/

そろりと暖簾をくぐって覗いてみると、
おっさんからおばさんから、お子様からじーさんばーさんまで、
30人入らないくらいの店内はほぼ満席。
その隙間をかいがいしく、バイトとおぼしきおねーちゃんが危なっかしい足取りで右往左往。

「これは、入れるのか?」
「それ以前に、おそばはまだありますかね? 時間も時間だし……」

我々の到着したのは既に二時を少し回った頃で、ランチが終わってしまっても
不思議ではない時間帯に差し掛かっていた。
そしてこの盛況ぶり。
大きなお店ではないものの、常連やらでにぎわっている雰囲気が伝わってくる。

そんな心配とは裏腹に普通に入れましたしおそばにもありつけたのですけれども、
「すみません、おそばがあと2人前しかご用意出来ないんですよ。
 あとはうどんになってしまうのですが」
と恐縮されたご様子。
そして我々が席についてしばらくして入ってきた一組のお客を最後に、
のれんが引っ込められてしまった。

  「ギリギリだったんじゃないですか?」
  「あぶなかった……!」

ちなみにおうどん担当に回ったのはテラジさん。
偵察の段階で目に入った、アホみたいにでかい器の、
エビ天の乗ったカレーうどんが気になってしまったご様子。

  ……オイサンなに頼んだんだっけなあ?
  炊き込みご飯が食べたくて、なんかそんなセットにしたような。
  よつさんは、おそばと天丼のセットか何かだったような気がする。
  テーブル席が埋まってしまって、カウンターに横並びだったので、
  周りの様子があまり見られなかったのよ。

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かかっていたテレビで、老舗の寿司屋から独立したんだか廃業したんだかして、
イギリスで寿司屋を始めて失敗したオッサンの話をやってて気になって仕方なかった。
そんなに面白い話でもないんだけど、ああいうのどうしても気になってしまう。

おそば、とても美味しかったです。
テラジさんのたのんだカレーうどんは……

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器が洗面器みたいでした。
カレーで顔洗って出直してきやがれ!
あとバイトの女の子が若干ドジっ子で可愛かったです。純朴。
ああ、この世界のどこかに、ほたるんがバイトしてるそば屋がないかなあ!
……このみちゃんでもいいや。
越谷姉妹じゃなきゃいい。 ←わりとなんでもいい



■ディング



ディングです(※エンディングの略ね)。


  オイサン「テラジさん、しらたまデザートメニューがありますよ!
       どうしますか!」

  テラジ 「そんなモンいっとかないとダメでしょう!!」

とか、食べ始める前は威勢のいいことを言っていたのに、おしまいの方になると

  テラジ 「おなか一杯になって来ちゃったwww」

などとスッカリ方針を改めることが出来る辺り、さすが年輪を重ねた大人の分別という奴は素敵です。
そうしてデザートを諦めお店を出る頃には日も程良い角度で、
今日の終わりを告げつつありました。
あー。
帰りたくねえー。
まあ帰りますけど。

解散場所は、集合場所に同じネオ百合ヶ丘で。
結局帰りの車中も、ずっと『日常』の話をしていた気がするなあ……。
だって『のんのんびより』、そんなにたくさん話すようなこともないんだもの。
よつさんはこのとき、まだ見てなかったですしね。
ヒドイw

  (車内のBGMが切り替わる……車内BGMはおおむねテラジさんチョイスの曲です)

  オイサン「……これ、『ハヤテ』の曲ですか?」
  テラジ 「これは、そうですね、『ハヤテ』です」
  オイサン「また、本編は見てなくてジャケットが可愛いってだけで買っちゃったんでしょう」
  テラジ 「当wwwたwwwりwwww なんでわかるのwwww」
  オイサン「だってそんな好きそうじゃないンすもんw」

  よ つ 「この、小窓に貼ってある『俺妹』の千葉ロッテロゴの入ったのはなんですか?」
  テラジ 「知り合いにwww無理言ってwww買ってきてもらっちゃったwww
       フォカヌポゥw お願い買ってきて! って頼んだら、その人一般人だから、
       『……えーと? この、
        「俺の……妹? が……こんなに可愛いわけがない」……?
        の、で、いいの?』
       って確認されちゃったwwwwwハズィw コポォ」

  オイサン「wwwあの、もしかして、マサカとは思うんですけど、」
  よ つ 「違ってたら! 違ってたらホントすみませんなんですけど、
       もしかして『俺妹』お好きなんですかw?」

  テラジ 「すみません、今まで隠してたんですけどwwww
       きりりん大好きなんですwwww」


そんな茶番で笑い転げる、 笑いの絶えないジェントル号車内です。
若くて健康な女性スタッフを大募集中!
オタク文化に造詣の深い、15歳以下の陸上部員の女子優遇!!
あるいは、オタク文化に必要以上に敵意を抱いている
15歳以下の読者モデルとかやってるヤンデレさんも優遇!!
 ↑最近、あやせの株も急上昇中らしい。



……。



マそんなことでね。
毎度、どうしようもない感じの幕切れですけれども。
ああ、マク切れってそういう……。

ホント、聖地らしい聖地にいた時間は小一時間程度だったんですけれども。
グッズが手に入るわけでもない、
キャラクターの息吹が強く感じられるわけでもない。
お留守になった作品の、舞台セットを覗き見るような場所でした。

  多分ね、あそこに来てた何組かのご同輩も、ちょっと戸惑ってたんじゃないかなと
  見てて思いました。
  どうアプローチしていいのか、みたいな。
  なんかここ普通の場所じゃん? ていうね。

そう、すごく普通の場所で。
バスが2時間に一本しかないわけでもないだろうし、電車駅だって町だって近いし。
普通の場所に、作品の息吹がすこしだけ射しこんだ、
そんな感じでした。
そういう身近さと、嘘ではなかった静けさとが、とても良かったと思います。
オイサンは好きだった。

  「完全に一致!」
  とかって遊びをやりたい人向けの場所ではないですので、
  まあ、まあ、そういう方は訪う際にはちょっとご注意ください、ということで。

お誘い下さったテラジさん、
本編を見てもないのに、今回もニコニコと文句も言わずお付き合い下さったよつさん
(そしてナイスなそば屋まで見つけてくれて)。
どーもありがとうございました。

今年は、お二人と過ごした時間が長かったですね。
来年も是非、のんのんした空気をご一緒にタンノーさせてもらえればうれしく思います。
まオイサン、毎度何にもしてませんけどね……。

なんかしないとなあ。
マそんな感じでヒトツ。



オイサンでした。



 

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■静かなるのんのんドライブ~『のんのんびより』聖地巡礼の巻・1 -更新第888回-

ためしに買ってみた「ヒートテックExtraWarm 極暖」ってのを風呂上りに装着してみたところ
尋常でないレベルで全身がホカホカしてきたので

「ぬううッ! これが! これが三ツ星極制服の力かッ!!」

などと深夜に野太い声でキルラキルごっこを始めてしまう迷惑なアラフォー、
オイサンです。


気が付けば、もう年の瀬。

今年もあと少しだなあ、などとつぶやくのは毎年の常なのであるけれども、
今年は特に、6月以降ずっと一つのオシゴトに囚われてしまい
夏も、秋も、そのままどこかに置き忘れてしまったような感覚であったので、
より一層ときの流れを肌に感じないままこの時期を迎えてしまった。

汗をかくことも、すさび始める木枯らしに身を縮めることも、
机と布団の間の往復の、おまけのようになってしまっては本末が転倒しているように思う。

しかしそんな日々の中にも、まとまって大きな催しごとがなかったというだけで、
小さなことは合間合間に幾つか挟まってはいて、
そういう小さなひび割れの様な感激に、こり固まっていく心をほぐしてもらう、
そんな一年であったように思う。

中でも、おし迫りつつある11月、
『劇場版 まどか★マギカ新編 叛逆の物語』の心への介入は計り知れない大きな衝撃であったし、
今日これからお話しする『のんのんびより』の聖地その1へのドライブなども、
些細な様でいて、心をすっと平らかにしてくれる、
激しくはないけれども千々に乱れる水面をそっとなでるそよ風のような役目を果たしてくれる
とても大事なひと時でありました。



……んまあ、そんな調子で。



先々週は、お友達と映画を見に(『まどか★マギカ』、まさかの三度目!!)錦糸町までお出かけ。

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掛け値なく面白い映画を見て、
そこそこに美味しいゴハンを食べ、
ブラボーに美味しいコーヒーを飲んで、
何ヶ月分かため込んだ笑いをケタケタと放出することの出来た一日でした。

先週はコレといったイベントのないお休みでしたが、
ちょっとどうでもいいお買い物を嵩ませてしまいましたね。

色々あって、結局『日常』のBD-BOXコンプリート版と、
ふらっと立ち寄った百貨店で偶然出くわしたトルコ陶器市で小さな器を二点、
なんとなく買ってしまった……。

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この器は……お店で見た瞬間に
「ム、これは宮ちゃんのセンスだな! 宮ちゃんそのものだ!」
と思ってしまったので仕方がない。
こういうコトはワリカシ頻繁に訪れるし、これが訪れることが私が正常であることのバロメータでもある。

  今見ると、ちょっと違う気もするのですが。

婦人物の洋服の売り場を歩いてる時に、
「お、これは絢辻さんに似合うな」
とか、ナチュラルに考えていたりする。
皆さんもそういうことありますでしょう。
ありますよね。
あると言って下さい。

うす気味悪いですね。
イヤ、うす気味悪いと思います。
多分その瞬間、すっごいうす気味悪い顔してると思いますが、
どうか店員さん、うす気味悪いニタニタ笑いを浮かべながらディスプレイを見ているアラフォーがいたとしても、
実害があるまで、どうかその110番を押す指をぐっと堪えていただきたい。
彼(ら)はまだ、まだ何もしていない。

しかし『まどマギ』映画を見て以降、
ほむらちゃんのフィギュアが欲しくて仕方ないオイサンですよ。
ええ。

うーん、これ欲しかったよう。




■秋の終わりののんのんドライブ



現在、都会のいなかもの相手に大絶賛放送中の『のんのんびより』ですが、
「色々くたびれたので、日帰りでちょっとのんびり、聖地までドライブに行きましょう」と、
ジェントル号のオーナーteraji800さんから
いかにもジェントルかつナイーブな感じのお誘いを頂いたので、
またも便乗して出かけたのは11月半ばのこと。

メンバーは、
teraji800(テラジ)さん、
yotsuaki(よつ)さん、
そして私と、以前新潟・富山へ行った時の同窓会をかねて。

  ▼スンスンの河を越えて。~城端前哨戦・新潟・富山めぐり~
   その1 その2 その3 その4 その5  その6 
    どーでもいいけど、この旅行はケッサクだったなw

  これに隊長ことNOR_kankitsukeiさんを加えると銚子の四紳士の出来上がりなワケですが、
  マ皆さんボチボチええオッサンなので
  なかなか全員が交わる都合がつきませんな。
  そしたら早いトコ、富山は城端の『TrueTears』聖地の旅を決行したいところなのですが。

と言ってもそもそもは、その聖地へ向けて一直線にレッツゴーな企画だったわけではなく、
当日集まってから、
「どっか行きましょうかー」
「どこ行きましょうかー」
「候補としてはココとココがあるんですけどどっちがいいでしょうかー」
「じゃあこっちでー」
という、なんともユルい決まり方。

場所は、埼玉県小川町。
そこにある廃校が『のんのんびより』の学校、旭ヶ丘分校のモデルになってんじゃないか、
くらいの、これまたうすボンヤリとしたお話です。

  事実、『のんのんびより』の舞台はその廃校と周辺の風景だけで完結しているわけではないらしく、
  作者さんの見てきた、心にある様々な田舎のイメージの集合体であるらしいので、
  一概にどこそこが聖地! とは言えないご様子です。
  作中に出てくるいろんな情報をかき集めれば地理的な大体の条件は見つかるのでしょうけども、
  じゃあ絵として出てくる風景が、さらに一致するのかと言われたら多分怪しい感じなんでしょうね。
  なんかこういう↓突っ込みも出てきてますし。

    ▼「のんのんびより」聖地は北緯15度 [ あずき残雪 雪解け ]
     http://d.hatena.ne.jp/mycophobia/20131210/1386691263

  日本じゃないwww
  しかしタイとかベトナムって言われたら、逆に「にゃんぱすー」って言葉の響きに
  説得力が出てくる感じはありますけどねwww
  しかしこのツッコミはさすがに……と思う自分と、
  追求するならそこまでせんとなあ、と思う自分と、一応両方いますな。
  まあ厳密でなくても、主だった星座くらいはね。

オイサンも、
「埼玉県の果ての方にそれっぽい場所があるらしい」くらいにしか把握しておらず、
そんな簡単に行って帰って来られると思ってなかったので
この日、行先の候補に挙がったことにビックリしたくらいです。

  ちなみにもうヒトツの選択肢は奥多摩でした。
  奥多摩は奥多摩で、オイサンのイメージとしては秘境感が高く魅力的だったんですけどね。
  テラジさん曰く「すごく近い」らしく、また普通の観光地でもあるので、
  マ別な機会に訪れる機会もあるだろう、ということで。

そんな感じで行き先は、
今このタイミングでなければ恐らく訪れないであろう、埼玉県比企郡小川町に決定。
比企郡ってのがまたいいじゃないですか、ねえヒッキー♪?(CV:東山奈央
ゆきのんかわいいよゆきのん。
まあ小町の方が可愛いわけですが。
そしてそれもまた戸塚には敵わなかったりする。

駐車場にて不良中年三人、しばし煙を吐いたのち、
聖地の平和を守るため!
そして静寂を乱すため!!
ジェントル号、今再び発進のとき(不良か正義かはっきりせえ)!



■超空間移動中の雑談



ジェントル号には超空間移動装置がついていまして、
我々が旅をするときは毎回その機能……俗に関越道とか中央道とか呼ばれますが……
を利用します。

オイサンはその機能の詳細を理解してないので、毎度のごとくどこをどう移動したのかサッパリですが、
多分今回は、
ネオ百合ヶ丘からよみうりランドの辺りをまたいで鶴川街道に乗り、
調布ICから中央道 → 圏央道 → 関越道 みたいな感じだと思います。
中央道からどう圏央道に乗ったのかは分かりませんが。

寄ったPA・SAは少なめで、狭山PAと……どこだっけ?
なんか二か所停まったような気がするんですが。
もう一か所は忘れちゃった。寄ってなかったかも知れない。

しかしまあ、クルマってな速いね。
すごいや。
オイサンが2時間かけて歩いたって、南大沢から鶴川に抜けるのだって難しいのに、
新百合から埼玉までいっちゃうんだもの。

  ▼狭山PAにて

お茶推しのPA。
お茶の香りの紙ナプキンがテラジさんのおすすめ。
クムーリを食べたり、謎のチーズナントカを食べたり。

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オイサンのチョイスした抹茶ソフトクムーリは、
いわゆる抹茶をクムーリに練りこんだ緑色のクムーリでなく、
普通の白いクムーリに抹茶パウダーをふりかけるという、ひとヒネリ入ったクムーリでした。

しかし……

  よつさん 「クリームの方が……普通にねっちり濃厚で……」
  テラジさん「抹茶の味が、あんまり……」
  オイサン 「むう……悔しいが正しい……」

という結果に。
主役のハズの抹茶パウダー、クムーリの乳脂肪成分に完敗。
クムーリをあらかた食べ終わった後に、
コーンの底に残ったクムーリとパウダーを一緒に食べる分にはとてもバランスが良いのですが、
正直、メインのクムーリを食べてる間はクムーリが強すぎて抹茶の味がほぼしません。
残念!!

オイサンはこの他にも密かに、
肉団子にレンコンを刻みこんだ肉団子串を戴きました。
美味しかったら二人におすすめしてみようかとか思いましたが、
ものすごくなんてことない味と食感だったので、コッソリ一人で全部食べてしまいましたとさ。

……狭山PA、食べ物は総じて微妙!! 中途半端です!

もう少し、こう……お茶の粉末フレーバーがむせ返るくらいあるとか、
シャリシャリするくらいのレンコン肉団子とか、
あと一歩、踏み込みとインパクトが必要だと思います!
多少不味くても!
いや不味いのはマズいけど……でも、フックになるくらい、
3・7で好き嫌いが分かれるくらいの特徴が必要だと思いますよ。

あと、確か出口のところでなんだか珍しい型(らしい)ハチロクが停まっていて、
テラジさんが一瞬見入ってしまい、軽く渋滞しましたw
なにが珍しかったのか、オイサンには分かりませんでした。

そうだ、今思い出したけど。
狭山のPAついた瞬間から、頭の中『キックの鬼』の主題歌が流れて難儀したんだった。
なんでだろうと思って調べてみたところ、

  狭山 → 佐山聡(タイガーマスク。沢村正の影響でプロレス界入り) → 沢村正(=キックの鬼)

……という連想ゲームっぽい。わからんわw

▼キックの鬼


そうして、イマイチ名物を食べたり写真を撮ったりして、
お茶の里でしばしの休憩。



■車中ではずめオッサントーク



 ▼個性豊かなオクルマのみなさん

そうして超空間移動を繰り返していると、
イキオイ周りにはよそのオクルマさん以外みるモノなんかなくなっていくわけで、
あまりオクルマに詳しくないオイサンなんかでも興味を沸かせたりいたします。
そんな中、一台のGTRさんが。

カーボンのボンネットにリアウイングをくっつけたキメキメの走り屋仕様のGTRさんが、
一瞬、
ジェントル号の真横にぴたりと並び、信号で並んですーっと追い抜いていかれました。
マそれだけなら特段珍しいこともなかったのですが。

  よ つ 「……今、運転してたのおばちゃんでしたよね?」
  テラジ 「うそ!?」
  オイサン「おばちゃんでしたよ。しかも結構なくたびれ具合の」
  テラジ 「マジで? おばちゃんがあんな走り屋仕様でどこいくのよw!?」
  よ つ 「いや、わかんないっすけど。でもおばちゃんでしたよねw?」
  オイサン「おばちゃんでした。頭わさわさの」
  テラジ 「マジっすかw
       うわー、気になるー。もう一回並べねえかなあw つっても、もう見えねえものw」


……などということがあったり。

帰りの高速で、隣に『ハピメア』の痛車さんに並ばれたり。
……アレ、どこかで見覚えあると思ったんですが、秋葉原で多分同じの見たことがある。
公式営業車じゃないのかなあ?

ちなみにこの日、
いま日本で最も熱い聖地として有名なガールズ&大洗ではあんこう祭りが催されていたらしく、
車中でもときおり話題に上がっておりました。
あっちは盛り上がってるんだろうねえ、とか。
そしたらそっちのイベントではどうやら、
『ガールズ&パンツァー』のPSVita用ソフトの発売が
バンダイナムコゲームズさんから発表されたご様子です。
『のんのんびより』の方では何の発表もなかったのに!(当たり前だ)

  ▼『ガールズ&パンツァー 戦車道、極めます!』第1弾PV
  

ちなみにオイサンは『ガルパン』、本編一通り見て、
主題歌なんかは大好きなんですけど未だにキャラの顔と名前がワカリマセン。
西住さんと秋山殿がわかるくらいです。
会長さんが好きです。

 ▼フェラーリ落語

そんな車中の話題でもとびきりエポックだったのが、

  「フェラーリが、
   フェラーリを最低5台持ってないと購入権を貰えない限定フェラーリを売り出すと聞いて
   フェラーリ3台持ってたどこぞのエラい人がフェラーリ2台買い足し
   限定フェラーリを買いにイタリアに行ったでフェラーリ


……っていう話。
いや、現代創作落語じゃないです。
早口言葉でもないです。それっぽいけど。
あと、最後のフェラーリ語尾です。

……なんかもうサッパリ意味が分かりませんけど、世の中にはそういうこともあるんだそうですよ。
アレですね、AKBのCDと同じですね。スケールがだいぶん違いますけど。
フェラーリ2台分もあったら多分、AKB丸ごと、一晩くらいだったら買えてしまいそうですけどね(下劣。

AKBを端からだーっと指差して
「おっちゃん(=秋元)、AKBのこっからここまで、全部ちょうだい」
とか言ってみたいですね。
そしたらおっちゃんには、
「アイヨ、これ以上おっきくなんないよ!
 餌はアレだ、その辺でとってきた虫か草やっときゃいいからよ!」
とか、威勢良く応えてもらいたいですね。

AKBファンのみなさんは怒らないで下さいね。
こういうときは
「わしゃカマキリか!(ズビー」
というつっこみでやり過ごしましょう。



……お、退屈しのぎにAKBを貶めていたら、どうやら目的の聖地が近づいてきたようですよ。
って、まだたどり着いてないけどちょっと長くなりそうなので次回に続きます。

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2013年12月 1日 (日)

■ラブレターfromうどん -更新第887回-

今日も今日とて身近なのんのんランドスケープを求めてさ迷い歩く、
さすらいののんのんロケハン独り部隊、
それが私です。

オイサンです。


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衝動的にロマンスカーに乗ってとりあえず癒されたつもりになる癖を治したい。
今日もただのハイキングコースに迷い込んで大変でした。
別にね、山や森の中に迷い込んだらいいって話じゃないので。

いくら山ン中でも、こう……なんつうか、車や町のうなりが届いてくるんじゃ意味ないんだよ。
静寂が!
肌にも感じないような静寂が欲しい!!
病気か俺は。



「こち亀で両さんが
 『ダメな大人でもなんとかなっちまうから世の中は面白いんだよ』
 と言ってて、そういうことをもっと、大人にも広く教えたらいいんだと思う」
みたいなことを書いてる記事を、以前どこかで見かけた。
思い詰めてしまう人が多い中、それはそれで全くその通りだと思った。

と同時に。

けどそれも、今まで世の中が豊かだったからどうにかなった、
許されてきたんじゃないかなー、とも思った。

もう少し細かく言えば、
「貧しい世の中から、豊かな世の中へと変化する過渡期だったから」
どうにかなったんじゃないかなー、と。

豊かな世の中に変化する前、貧しいうちは貧しいなりに、
ダメな人間でも皆が困っているんだから互助し合っていこうという気運があったろうし、
豊かになったらなったで、許容できるキャパがあったからなんとかなった。

今は、一度なるだけ豊かになって、皆それに慣れてしまい、
今度はその豊かさから貧しさに下って行こうという中だから、
皆、自分の手の届く豊かさを守ることに手一杯で
ダメな人はバサッと切り捨てられてしまうんだろうなあと。

  誰だって、この先自分の領分がどんどん目減りしていくのが分かってる中で、
  アカンやつに分けてあげようとは思いませんものね。

そんななので、ダメな側に属する身としては、
両さんの言うような空気は
(そもそも両さんは生きるという意味では全然だめではないたくましさがあるけど)
この先はあまりアテにはならんのだろうなあ、と暗澹たる気持ちになるばかりなのでした。
まあ仕方のないことなのでしょう。

ダメではない人がダメな人のことをダメだダメだという声が、
ここ十年くらいなんだかやけに大きく聞こえる気がするのは、
恐らく気のせいではないんでしょう。

っていうか、そんなふうに考えて暗澹となっている時点で
「なんとなかるの風」に乗ることは出来ないのでしょうね。



■うどんの国から来た男



11月のアタマに、うどんの国から大使が来日されました。
国賓です。強いて言うならうどん大使です。
マグマ大使みたいですね。
うどん大使は、幕張で開催されていた自転車の見本市を見たくてやってきました。
うどん関係ねえw

Twitterでもうずいぶん初期の頃から仲良くお付き合い頂いている
Clipper_Freedomさんです。
自転車好きのロードレーサー乗りでいらして、実際レースにも参加されている本格派の大馬鹿野郎ですw
他にも飛行機やら電車やら乗り物が好きで、
年齢が年齢であることもあって、色々とディープなご趣味をお持ちの気のいいアラフォーです。

  あと、色々お話を伺うにつけ、どうやらこの人は
  昭和末期頃の若干オゲレツなマンガですとか、ムチムチ二次元女性がお好きなご様子ですので、
  今回の来日に当たってはそのことをさりげなく確認するのがオイサンの個人的なミッションです。
  横田守とか大好きっぽいんだもんこの人。
  きっといい人だぜ。

だもんでまあ、せっかくこちらに来られるっていうことだったので、
自転車のことはオイサン門外漢ですがご一緒させて頂きました。

いや、オイサンも欲しいんですけどね。自転車。本当に。
オイサンの様に、休みの度にチョイ遠出をしたい、けどクルマの運転はしたくない(出来ない)、
という人間にとっては最後の移動手段みたいなもんですから、持ってたいし乗りたい。
あと個人的な興味としては、
ロードレーサーという奴の乗った時の異次元感みたいなものを味わってみたいわけです。
『弱虫ペダル』とか『OddsGP!』とか読んでいるとホントそう思う。
そんなに違うもんなのか、楽しいもんなんだ? みたいなことがあって。
それを実感してみたい。

  ちなみにオイサンに『弱虫ペダル』を教えてくれたのはクリッパーさんです。
  私、自転車モノでは他に『Odds!』シリーズや『南鎌倉高校女子自転車部』を読んでます。

けどまあ、やっぱり維持の面でどうしても二の足を踏んでしまいます。
ちゃんとメンテもして、置き場所も確保してっていうことをこまめに続けられるかというと、
なかなかねえ。
やっぱり本当に好きな人がそうして身近にいてしまうと
大事にできない自分というのは許せないですしね。

マそんな思いも密かに抱きつつ、国際アラフォー自転車祭り2013にゲスト参戦!
正しい名称はサイクルモード2013です。

朝10時に東京駅京葉線にて待ち合わせ、
ネズミの国に入国する人々をしり目に大都会幕張へ。

  そうそう、この日は朝から、なんだか若いオネーチャンが
  「OneDirectionのチケット下さい」
  というプレートを持って大勢徘徊していて、いったい何のイベントなんだと思っていたら、
  パパさんがどうやら、そういう韓国あたりのアイドルグループ的なものがいるらしい、
  と昨晩のMステからの情報を教えてくれました。ホホウ。

  しかしパパさんは、趣味・嗜好の若干異なる奥さん娘さんという異人種と暮らしてるだけあって
  そういう謎情報にも強くてうらやましい。
  やっぱ一人で暮らしていると、自分の興味ごと以外の情報は入ってきませんからね。
  大事なことだと思います……まパパさんの場合、あんまりそういうことも関係なく
  なんかよくワカラン謎知識をいっぱい持ってたりなさいますけど。
  なんなんだろうか、あのレフトから相手ゴールのペナルティエリアまで守ってしまう、
  みたいな守備範囲の広さは。

オイサンは前日も遅くまでオシゴトで、
くたばり気味だったのがちょっと申し訳なかったです。

まあそんな体力的事情がありつつ、入場時間とお昼ゴハンの時間の微妙さもあって
なかなかガッツリ覇気のある感じではおられなかったのですけれども。
あわよくば何か一台くらい試乗してみたかったんですが、
なんか眠いししんどいしで危ないからやめといた。

けれども、『南鎌倉高校~』でもちょっと取り上げられていた
ランドナーというタイプのロングライド用の自転車であるとか、
綺麗な自転車なんかを見ることが出来て面白かった。
電気式変速機の体験試乗で、ロードレーサーの変速も体験できて
(そして最重のギアではどのくらい負荷があるのかを知ることも出来て)、
なかなか良い体験でした。

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あと『弱虫ペダル』では、
キャラクターたちがそれぞれ違ったメーカーの自転車を愛用しているワケですが、
世紀の奇キャラであるところの御堂筋が乗っているDE ROSAというメーカーが
どんななのか、見ることが出来てよかった。

  まあ……なんとなく納得のいく感じでした。
  邪悪というか、まがまがしいとまで言ったら全然言い過ぎですが、
  なんつうか、ヒールっぽいというかアンチヒーローっぽいというか。
  そんな雰囲気はでていた。
  高級悪役、みたいな感じ(ナニソレ)。

帰りは品川まで戻ってきて、三匹のおっさんでアンミラにしけこむという見事なすけべ根性ぶり。
あ、もう一匹のおっさんはパパさんです。
「アンミラがありますよ!」と紹介したのもパパさんです! ←あっ

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なにを深い話をしたというわけでもありませんでしたが、
オイサンは2010年の夏に高松で一度、
翌年の5月に鎌倉でもう一度、そして今回で三度目と、
ワリと遠隔地に住んでいる方々の中では繁くお会いしている方でもありますし、
年の近い方でもあるのでやっぱり話していて楽しいし、
なんでしょうね、変に安心感があります。

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あーそうそう、全然カンケイないけど、
初めてお会いしたときから、なんだろなー誰かに似てるんだけどなーと思ってたんですが、
最近ようやく分かりました。
サッカーのキングカズと、ジョッキーの武豊さんを足して割ったような感じなんですね。
どっちも一流のアスリートですね。

アンミラでおっさん三人、パイを眺めながらもそもそとパイをほおばった後
ツバメグリルでおいしいお肉料理を戴いて、
そん時にさりげなく
「クリッパーさんは横田守が好きみたいですけどムッチムチが好きですか!」
と超さりげなく訊いてみたところ(超さりげなくない)、
「大ッ好きです!」
と臆面もなくお答え下さってああアスリートだなあと感心することしきり(アスリートにあやまれ)。

あと『インフィニットストラトス』もお好きで遊ばして、
今期はムチムチ好きらしく『ワルキューレロマンツェ』も押さえているという隙のなさ。
ムチムチ好きには外せない肉付きだと思いますあのアニメは。

その後思うところがあって
「こばやしひよこはアリですか!」
とお尋ねしてみたところやはり
「アリです!」
と帰ってきてホンマに昭和のおっさんやなと、自分で訊いといて半分呆れたのは内緒です。

  ……そういえばあのオッサン、『アマガミ』でも梨穂子がイチオシだったな……
  ぶれねえ……アラフォーぶれねえよ……不惑だよ……。
  この日ご一緒したパパさんも、揺るぎないロボ娘・メカ娘好きだし、
  さすがオタクも、四十まで上り詰めると一廉のモノになっていくんだな。

しかし、となると、アレですかね?
クリッパーさんご自身は生粋のローディーなワケですが、
お付き合いなさるなら女性ローディーではなくて、
競輪とかトラック競技系の女性の方が、やはりお好みなんでしょうかね。

ロードレースは有酸素運動系ですから、
鍛えるにしても脂肪が落ちて筋繊維も太くならない方向ですが、
同じ自転車競技でも生粋の無酸素運動のトラック系は
筋繊維ごんぶとのムッキムキ系ですからね。

むーん、その辺どうなんだろう?
今度お会いするときにはそういう方面で話を振ってみるかw

マそんな感じでヒトツ……
あ、なんかここで終わるとただのどーしょーもない昭和のスケベなおっさん特集ですが、
クリッパーさんはアニメやまんがになかなかストイックな嗜好をお持ちの本格派ですよw
まあ昭和うまれの昭和育ちですからね。

その時期の作品が最高、とは言いませんけど、
やはり我々世代の目で見ると、その辺の作品がどうしても「骨太」に映ってしまうのですよ。
オイサンとクリッパーさんでは4つ5つお年が違うから、
それでもいくらか隔たりがあるんですけどね。

  ジャンボマックスとかは見たことないっすおオイサンも。

もう少し時間がとれれば、
クリッパーさんと行く・関東謎の激坂めぐりツアーとかやれば良かったな、
と考えたけど後の祭り。
マたぶんまた何度も会う機会はある気がしますし……
次回また。

末永くお付き合い戴きたい、Twitterがくれた素敵な出会いのヒトツだったと思っています。
ご両人とも、またよろしくでございます。

マそんなんでね。
TLの皆々様がたも、ここをご覧のみなさんも、
お気軽にお声掛けいただければオッチャンしっぽ振ってホイホイついて行きますんで、
対して面白いことも言いませんが、それでもよければ是非。



オイサンでしたよ。


おまけ。
クリッパーさんが見たがってた稚内の防波ドームのお写真を貼っておきます。

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