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2013年10月20日 (日)

■台風と写真と田舎のくらし~2013年10月期アニメ感想など -更新第880回-

10年に一度の台風さんだったご様子ですが、
なんかそれより強い20年に一度の台風さん(推定)が到来されてるようで
一体どこの少年マンガでしょうか。
オイサンです。



これまであんまり台風でヒドいメに遭ったことってなかったんですが、
今回はワリと大変でした。
用心のため早めに家を出たのが災いして、
路線の中途半端なところで電車が立ち往生してしまい行くも退くも出来ない事態に。
結局そのまま2時間ばかり足止めをくらい、
普段は40分あまりの道のりに3時間半もかかってしまいました。

マお天道さんのすることなんで、しょうがないんですけどね。

そんなことが分からない……
分かろうとしない人たちがギャアギャア言い過ぎなんですおこの国は。
「立場が人を作る」と言いますけども、
なぜか立場に作られるモノには無駄がない・全て必然、成功作であるとワリと大勢の人たちが、
しかも社会的に立場のある人たちが信奉してるもんだからよろしくないですな。
作られたモノが成功作であることも失敗作であることもあるハズなんですけどね。

マそういう方々は、立場に作られたモノの上に立って今の景色を眺めてるワケですから
しゃあねえっちゃあしゃあねえんですけど。
いい加減自分のにゃんたま撫でながら、
自分がどこからきたのか、もう一度よく考えて頂きたいモノであります。

マそうも言っても、世の中には
「わかってはいるがわかるわけにはいかん!!」
というのが正義な場合も多々あるので、各位いろいろ弁えて責務を全うしてください。
あなあなかしこあなかしこ。

そんじゃ今日も、オッサン日記行ってみよう。



■かぜひきと写真集



先週、風邪ひいて一日寝込んでたことをちょっとだけ書きました。

もう体を起こしているのも億劫でずっと横になっていたかったのですが、
シゴトバのえらい人から
「病院行って経過を知らせて」
と指令が来たので、そう言われちゃまあ仕方がないってなモンで、
ノソノソといつも掛かっている近くの総合病院へ出かけました。

病院、面倒なんですよねえ。
待ち時間が長いし、かといって席は外せないし、寝て待つわけにもいかないし、
場所が場所だけにケータイもいじれないし。
具合が悪くなる。

イキオイ、本を読むか思索を深めるくらいしか時間の使い方がない
まあ静寂を求めるオイサンには丁度いい場なのかもしれませんけど。
……正直ね、待ち時間の、待ち要素は苦じゃなかったです。
体がしんどかったからそれは辛かったけど。

デ、出がけにお供になんの本を持って行こうか考えたわけですが、
あまり深く考えず、
手近にあった『どうでしょう写真集2』をかばんに突っ込みました。
……あんなブ厚い物をだ。
どんなブ厚いかご存知ない方のためにお写真でお見せしましょう。
こうです。

Pa211617


正直、かばんに入れるのもひと苦労のサイズですが(そして重いし)、
この日はなぜか、コレ持ってって眺めてようと、
熱に浮かされる頭で考えるともなく思った……でしょうね。

  マンガ読んでこころを躍らせたい気分でもなかったし、
  活字を追いかけて頭の中で風景を分解できるだけの余力もなかったから、
  とりあえず、ただ眺めておられる物をお供にしたかっただけなんでしょうけども。

デ病院まで歩いて十分あまり、受付を済ませ内科の待合に陣取って、
写真集を開きました。

  ちなみにこの日は熱やらノドやらはどうせ風邪なんであまり重要視せず、
  ひと月ほど続いてやまないおかしな頭痛の方を重点的に看てもらうつもりで、
  ただの内科ではなく神経内科の方にかかりたかったのだけれども
  (頭痛の専門は最近ではそっちに振り分けられるようです)。
  似たような人間が多いのか神経内科さん大繁盛で、
  一次受付で
  「まずは一旦内科にかかり、
   その上で選ばれた頭痛の持ち主だけが神経内科に進むことが出来る」
  と言い渡されるという頭痛格差のある世界でした。
  なんだそれ。
  最近は頭痛にも格差があるのか。すごいな格差社会。
  閑話休題。

この『どうでしょう写真集2』には二つの大きな特徴があります。
一つ目は、「紙から特注で生産している」ということ。
二つ目は、「掲載している写真はほぼすべて、ネガからデータを抽出してものである」こと。

そのどちらについても冒頭の前書きで嬉野Dが
日記と変わらぬ名調子で解説しておられますが、
いやはやなんとも、採算をほぼ度外視でこだわりぬいた一品であるのでした。
ウーム。
好き放題じゃないか。

  実際は採算を度外視するのではなく、
  数を決め打った受注生産で値段を設定しているのでしょうが。

この写真集、購入したのは随分以前のことで、
ほとんど勢いだけで買ったので今まであまり真面目に眺めることがなかったのですけれども……
そういう、嬉野先生のこだわりをしっかりと真に受けた上でよくよく眺めてみると、
いや、すごいモンだなあとちょっと感動してしまいました。

びっくりした。

先ずは写真に写っている、情報量のすごさにちょっと驚かされた。
温泉に浸かる大泉さんの、背後に煙る窓ガラスのくもり方とか、
そのさらに向こうの風景の残り方とか。
ミスターの横顔が、日の落ちた車窓に映りこんでいる様子とか。
オイサンの使う高級コンデジごときでは、
すっかりツブれるかトぶかしてしまうであろう、
その時確かにそこにあったであろう光学的なディティールが仔細に残っている。
おおお、すげえな、銀塩。
ていうか銀塩 ⇔ デジタルの問題なのかもわからないけど。
デジタルでも一眼だったらあのくらいは残るんだろうか。
あるいはコンデジでも、センサーのサイズが違えばあの領域までいけるのだろうか?

  まあレンズもかなりモノを言う世界なので、
  やっぱりセンサー+レンズのがっつりタッグでないと
  あそこまではいけないのではないかと思いますけども……。

すごいですね、銀塩。一眼。
ちょっとこう……あこがれるレベルですごかった。
石段に落ちる夕陽の、オレンジ色と鼠色が混じり合う色の表現力とか、
陰影の階調の深さとか、
ああ、普段自分が撮りたい、残したいと思う光と空間のありようが、
かなり自分の思う姿で映り込んでました。

むうう。
こんなモノを見せられたら、忘れていた一眼への憧れが
じゃきんと起床してしまうじゃあないの。

そしてまた、奇を衒ったようなお写真がないことにも、
端から眺めていて感心いたしました。
基本的に人物をど真ん中の真正面におさめ、画面もまっすぐ、ずどんとおさめる。
はずしたり、傾けたりということはほとんどない。
それが正調、基本ではあるのでしょうけれども
それであまり退屈な画になっていないことに、眺めながら驚いている自分がおりました。

なんだろう。
何が違ってこうなるのか……。
なかなかこう、自分で撮るときには、そのときに撮りたいこととか、
空間のあり方とか、気分とか流れる時間のスピード感とか、
そういうものを残したいと思うと何か画面をまっすぐに残すことが出来ないのですけれども、
いやはや、なんかそれも所詮はこざかしい小手先のワザでしかなかったのかもしれない、
と反省してしまいました。
いやー。
気をつけよう。
心を入れ替えよう。
ミスターさんがモノクロを好む理由はオイサンにはちょっと分かりませんけど。

まあそんなことで、
正直最初まったく気の進まなかった病院でしたけれども、
そうして約1時間あまり、
ゆっくりとこれまで眺める時間のなかった写真集を眺める機会になったのは
非常に有意義であったなあと思うのでした。


……診療の結果?
ンなもなあどうでもいい。
オマケだオマケ。
あー、MRIめんどくさいなー。
アレ、怖いうえに高いんだよねえ。



■おとろえる侵略者



ここんとこオシゴツが忙しかった、とも前回書きましたけど、
それによって寝る時間が圧迫されたり、
家に帰らないでシゴトバの付近にお宿をとったりしたことで、
普段は朝晩片道3㎞ほど歩いていたのをサボることになってしまってました。

そんでも休めた土日に走るのは続けてたので、
マそう極端に衰えやせんだろう、とタカを括っていたのですけども……。
いやあ、日々の積み重ねというやつは侮れませんね。
みるみる衰えて、最近ではちょっと長く歩いただけでふくらはぎに張りを覚えるようになってしまいました。
なんということだ……。

以前だったら休みには、
朝6㎞走って、
日中出かけた時も5、6kmは軽く歩いて、
帰ってからさらに15㎞ほど走る、

とかザラにこなしておったというのに。
……ていう話を、ちょっと前にパパさんとJ氏に話して
「最近はそうもいかなくなって、
 どうやらあのペースが異常だったということにちょっと気が付いた」
と言ったら
「ああ」
「やっと気付いたか」
と呆れられました。
まあ一日の踏破距離が30㎞超えというのは、確かにどうかしていると思う。
いつだったかの長い休みに、
「朝6㎞夜14km、毎日走ったら5日で100km超えるなあ。
 よし、連休中の踏破距離100kmを目指そう」
とか考えてた自分を縛りたい。 ← 結局達成できなかった。

  ワリと最近どっかの記事で、スポーツと健康の研究をしているえらい人が
  「ジョギングはカラダに悪いです。
   あんなに走り続けるのは人間だけです。野性の動物だってあんなムダには走りません。
   獲物を狩ったり狩られそうになったりしたらそりゃあ走りますけど、
   それでも2時間も3時間も走り続けるのは、おかしい。
   人間はすぐに『×時間走ろう』『次は○kmを×時間で走ろう』とか、極端に走るでしょう。
   アレはダメです。アホのすることです」
  みたいなコト書いてましたけど、そのまんまのアホですみません。

ホント、
自分の足腰を主として支えているのはたまにでも走ることの方だとばかり
考えていたのですが、
どうやら主な支えとなっていたのは、毎日の6㎞ほどの歩きの方だったようです。

そういえば、前回の記事で
宮崎駿という絵描きのなんたるかを何となく理解し始めたと書き、
最後で、ほぼ日刊イトイ新聞の「ジルは友だち。」をご紹介しました。
『風立ちぬ』についてはその前の前の記事でちょっとだけ
「あんまりおもしろくなかった」と書きましたが、
多分これも、また何年か経って、
ようやく「ああ」と頷く日が来るんだろうなあと思います。
宮崎さんの語りかけ方、伝え方が、糸井・ジル両氏の語り方に何となく近づいている様な気がするので、
自分がもう少し年を経て、視点がまた少し移動したときに、
彼らの言葉や意識の描く線が重なって見えてくるんじゃないかと感じます。

マそれも何となくですけど。
僭越なオッサンですね。



■『のんのんびより』



さて10月ももう終盤に差し掛かってまいりましたが。
今期も色々アニメはじまってますけども、
そんな中でも『のんのんびより』に完全に心を奪われてしまいましたオイサンです。

  ▼アニメ公式サイト
  http://www.nonnontv.com/

  この奪われ具合は『ひだまりスケッチ』『けいおん!』の第一期第一話と出くわした瞬間に近いものがある……。
  『GJ部』『ゆゆ式』にも近い物があったけど。
  そんな中でも『けいおん!』はちょっと質が違いましたね。
  個人的ではない、なんか大きな流れが始まった感がありました。
  「よくわかんねえけどすごいこと始まったんじゃねえ?」と思った。
  『ゆゆ式』はそれのちょっと弱い版。
  パーソナルな感覚の波と、メジャーな感覚の波があって、
  『ひだまり』と『GJ部』はパーソナル、
  『けいおん!』『ゆゆ式』はメジャー感が漂っていました。
  ……まあそれも、個人的な勝手な感覚ですけども。エエ。

ものすごいびっくりしたんです、自分でも。
見始めて、半分くらいまで来たとき、ボンヤリと画面に溶け込みながら


  「(あー……なんか今期、これだけでいいかも……。
    他のん見んのおっくうだわ……)」



とかね……思ってしまって。
それぐらい持っていかれた。

2話目はこま姉ちゃん推しで、ほたるんもアホになってて随分分かりやすくなってましたけど、
1話目ったら……すごかったですね。
個人的にはずっと一話の分かりにくさ、淡さで押して欲しかったけども、
それでもあれを一話目にやったのは良かったと思います。
いやー、これ以上分かりやすく、濃くならないで行ってほしいなあ。
たのんますホント。

よーするに、「キャラクター」にこれ以上前に出てこないでほしいワケです。
一話目って、一人一人が「異常」じゃなかったんです。
唯一、れんちょんの「にゃんぱす」だけが異世界で、
あとは「ド田舎である」という世界の個性だけがあって、
人物はワリと(少なくともド田舎がド田舎である以上には)異次元でなかった。

  こまちゃんも、なっつんも、れんちょんも、
  ド田舎に暮らしていることで獲得した異世界性を備えている以外は、
  「ふつう」にすごく近かったんですよ。
  少なくともオイサンにはそう見えた。
  「具」のくだりはすっかりマンガでしたけど、そこはご愛嬌。

2話目からはキャラクターの皆さんの個性が……
だんだん「マンガみたいに」なってきてしまって、
あああああ、ちょっとずつふつうのマンガになってきてしまっている!!
これ以上マンガの人にならないで、普通の人でいて!! と、ちょっと残念でした。
多分、3話目以降はどんどんマンガっぽくなっていくのでしょう。
うーん。
残念だなあ。
1話目の感じをずーっとキープしててもらいたいなあ。

田舎にしちゃあなんかちょっと、制服がハイカラすぎやしないかとか、
田舎のバスは待ってくれるしなんなら手を挙げたら止まってくれるだろうとか、
生徒全員、おんなじバス停から通ってる(先生もれんちょんのお姉さんなんだから多分同じ)くらいなのに
なんでわざわざバス乗ってまであの校舎に通うのかとか、
どーでもいいことを突っ込もうと思えば突っ込めてしまうんですけど。

まあ個人的には「場」は重要だと思うし、「通う」という行為も大事だとは思うけど、
全員が全員、バス乗ってまであの建物まで毎日行き来するということに、
あの村の人間全員が疑問を持たずにやってきてるんだろうか。
……まあそうなのかもしれないけど。
そんなどうでもいい重箱の隅をつついてもしかたないんだけど。

  あとオイサンには計り知れない次元の話として、
  ああいうたくさんの学年ひとまとめの学校って、ホントにあんな自習形式の授業なの? とか、
  小学生も中学生もおんなじタイミングで下校するもんなの? とか。
  色々、不思議時空情報も欲したい感じであります。

しかし……良かったなぁ、一話目……(ホゥ  ← ほほに手を当て溜息
あの、なにごとも言葉にしないちからづよさ。
れんちょんの

  「ほたるん、うちにあそびにくる?
   ……こないの?」


のくだりがもう、思い出しても涙が出そうなくらいにいい。

  「デザートの桜餅はとっておくのん」

のくだりも合わせていい。

あの三人は、れんちょんがモノゴコロついてからこれまでの数年
(てかその期間はこまちゃん・なっつんもかなり幼い感じのハズだが)は
似たような時間の過ごし方をしてきてたハズで、
あのれんちょんの家に「あそびにくる」くだりと、
桜の木の下でみんなでおやつを食べるくだりは、
その時間の流れの中にほたるんを招き入れる儀式だったわけで、
これでほたるんはひとまず村の子になりました、っていうお話だったわけでしょう。
れんちょん良いしごとをなさる、GJ!

一話終了時点でかなり「……良い最終回だった!!」状態でしたね。

だもんで、
二話開始時点でほたるんがもうかなり馴染んだ雰囲気にいたことは、ちょっと残念だった。
もう少しぎこちなさを残して、ほしかったなあ……。

別にこう、田舎暮らしとか、田舎礼賛とか、田舎エンターテインメントとか、
そういう部分を評価しとるワケではないんです。
田舎モノは好きですけども。
この作品における田舎ファクターって、つまるところは
『けいおん』におけるバンドファクターであったり、
『GJ部』における部活ファクターであったり、舞台設定でしかないわけです。
べつにあたしゃ『けいおん』の音楽的な側面を評価したり、
『GJ部』の学園部活もの的な雰囲気を礼賛したりはいたしません。
それと同じで、その舞台の上に流れる表現に心を奪われておるわけです。

  あまり関係ありませんが、そういう意味で言うと妖怪モノはあまり好きではありません。

音楽もいいです。
曲そのものもいいし、鳴り過ぎないのもいい。
あと、背景がおそろしくいいですね。
背景のしっかりしてる作品は、やはり見ごたえがあります。

いやあ、今期は楽しみが出来たぞ。
なんならこのまま、放映の終了する年末までタイムワープして
正月休みに6時間くらいかけて一気見したいとかそういうアホな欲望も膨らむくらいでございます。

あと、今期とりあえずチェックしたものを。


 ▼『蒼き鋼のアルペジオ』

   → http://aokihagane.com/

今話題沸騰中の『艦コレ』となんかコラボってるらしい、
潜水艦娘vs擬人戦艦お嬢さんのバトルものです。
リアルさはなく、すっかりファンタジーですが。
『ペルソナ』岸監督の手腕なのか、一話一話、しっかり惹きつけてくれる作りで
なんか見入ってしまいます。
このヒト、なにがしか上手な方程式みたいなものを持っているんでしょうね。

あとこのアニメ、人物もすっかり3Dモデルで作られてるみたいで
女性陣とかすごいお人形さん然としてるんですけど、
その無表情さが逆にとてもかわいいです。
ヒロインのイオナちゃんもいいですけど、
2話で大活躍だったタカオさんは個人的にツボですね。
ツボを踏まれたいですね。
カカトで。
ああいうお召し物に弱いんでしょうねオイサンは。
着衣かよ。

エンディング良かったです。


 ▼『凪のあすから』

   → http://nagiasu.jp/

今期の真面目にドラマをやっていく枠。
海棲人間と陸棲人間、というぱっと見イミの分からん設定から
しっかり話をやっていこうという気概が素晴らしい。
イミは分かりにくいのに話の構造は理解しやすいと、という極めて優秀なお話づくりだと思います。

フォークロア的なものと、ロミオとジュリエットをごちゃっとやっていいとこ取りする、
みたいな形になっていくと思います。
実に楽しみ。
反面、ちょっと恋愛模様に絡む人数が多いので、
そのへんおざなりになっちゃわないか心配。
五人がらみの恋愛ものを1クールでやるのがしんどいであろうことは
ここ数年の何作品かで実証されておることですし。
多分、どっかが手薄になる。
頑張って貰いたいところです。

誰が、とか何が、とかの極まった押しがなく、
作品全体が良い感じな、良い作品だと思います。
強いて言うなら主人公の摩央姉にのお姉ちゃんと、
ゴハンのシーンがふつうにゴハンおいしそうで良いと思います。


 ▼『アウトブレイクカンパニー』

   → http://www.tbs.co.jp/anime/obc/

アホなラノベかと思いきや、
その実アホ萌えラノベの皮でカムフラージュした異文化もの、という巧みなお話です。
見応えあり。
原作者さんがしっかりしてるんでしょうね。
ちょっと原作に興味がわく。多分読まないけど。
枠で言うなら『アスタロッテのおもちゃ』と同じ象限に位置する作品です。
メイドさんもいいけど、ろりぷにツンデレ王女(女王?)もかわいいし、
何気に庭師のリザードマンも萌えキャラであるというソツのない作り。
本当に、緻密な計算で作られてる感満載で、
それに乗っかるのにも抵抗感がない。
安心感て言うんですかね。
「面白い」です。



 ▼『東京レイヴンズ』

   → http://www.tokyo-ravens.com/index.html

中身は『FFⅦ』の神羅カンパニーみたいな人たちが『ペルソナ』みたいなことをする
陰陽師っぽい女の子向けイケメンアニメですが、
OPが素晴らしかったのでつい。

曲も結構好きですが、タイトルロゴの出るタイミングがちょっと珍しくて
ゾクッときました。
まあお話も決してつまらないわけではないのでしばらく見てみようかと思います。
でも多分……見なくなる。



陰陽師とかそういうの、あまり興味を持続して見続けられたためしがない。
和モノをはったりに使われるのが苦手なんですかね。
妖怪モノとかと同じ位置づけで苦手です。

まあこのセンスのイキオイで、
お話の方も『絶園のテンペスト』みたいなシリアスバカ方面に持って行って
上手く乗せてくれれば見続けられるのかも。


 ▼『ミスモノクローム』

   → http://www.starchild.co.jp/special/miss_monochrome_anime/

ここから下の3つはバカタレ枠です。
アホアニメ。クソアニメではありません。
どれも短いのが良いです。
先鋒、『ミスモノクローム』。
予備知識ゼロで臨んだら完全に不意打ちを食らいました。
バーチャルアイドル?
ジャーマネに持ち逃げ詐欺を食らったアンドロイドアイドルが、
ルンバと二人でアイドル業界の荒波にもまれる話です。
まあそのルンバも2話目で死にますけど。

ユイホリエ渾身の演技が涙を誘います。
腹筋が微妙に引き攣れるレベルの笑いが素晴らしい。


 ▼『手さぐれ!部活もの』

   → http://www.ntv.co.jp/tesabu/

言ってしまえばオタク文化いじりの縮小再生産、
セルフパロディの分野でして
『生徒会の一存』とか『えびてん』の延長線上にあるだけのマンガですけど、
とりあえずOPの出だしで盛大に吹いてしまったオイサンの負けです。

  ♪サァぐいっとカメラが下からPANして タイトルロゴがどぉーーん!!

……というレベルでやってくるからまああこちらには逃げ場がない。
OPの歌詞は終始調子で、若干クドいといえばクドい。
キャラクターは全部3Dモデルで描かれてて、
話の途中で完全にキャラクターではなく中の人対抗のアドリブ大喜利が始まる、
というのも斬新と言えば斬新。
……っていうかまあ、真面目にお話をやる気のないバラエティアニメみたいですね。

  

そこそこ面白いからいいんですが。
15分じゃなければ見てませんね。
マよろしいんじゃないでしょうか、
そういう匙加減含めて上手く行っていると思います。


 ▼『てーきゅう』

   → http://te-kyu.com/

もはや説明不要、アーススターの稼ぎ頭筆頭。
まさかの三期って言うか、二期の2クール目突入。
特に言うことはありません、一期から一切のブレを感じませんので
このままの調子で行って欲しいと思います。

二期のOPが普通に格好良くて三期はどうなるのかなーと思ってましたが
しれっと脱力系にもどる、その軽やかさも感服です。
大人ってすごい。
そんな私たちの日常、てーきゅう。

大好きです。
多分終わったら寂しい気持ちになると思う。
そういう存在。


 ▼『キルラキル』

   → http://www.kill-la-kill.jp/

ガイナックス……ではないんですよね、これ。
『グレンラガン』のスタッフが再集結して新しいスタジオを作って
作ったのがコレなのだそうです。
『グレンラガン』が肌に合わなかったオイサンとしては、
やっぱりコレもあまり肌には合わないわけですけれども、3話まで見たところで
ちょっと楽しめる感じになってきたのでもう少し行きます。

ただ、やっぱりこう……
あまり真面目にお話をやろうって気はないようなので、
てきとうに見ようと思います。

誤解のなきよう申し上げますが、
「真面目なお話をやる」ことと「お話を真面目にやる」ことは別物ですので
そこンとこシクヨロ。
不真面目でばかげた話でも、それを真摯に作り込むことをするかどうか、って話でして。
それをやる気がないように、
それよりもイキオイを大事にしたい、
イキオイを殺ぐくらいなら、話のバランスもテキトーでいい、
みたいに見えるので、
それなら真面目にお話を楽しんでも仕方ないのでそういう楽しみ方を。
いや、それがダメだと言うんじゃなくてその作品なりの楽しみ方をしていこう、という、
そんな気分です。


 ▼『リトルバスターズ』

   → http://litbus-anime.com/refrain/index.html#top

一応見始めましたがまだ一話をさらっと見ただけなのでなんとも。
けど、一期よりも若干重たくなってる気がして
あんまり先に進みたいという気がしていません。
謙吾がバカに……否、本気モードになってから、
話のバランスがおかしくなってしまって見辛いんですよねえ。
ストッパーがいないというか。


 ▼『ガリレイドンナ』

   → http://www.galileidonna.tv/

すごく頑張って作っているのになんだかソツがなさすぎてときめかねえ!
……という、かなり不遇な感じ。
いや、でも……本当にこう……盛り上がらなければならないところで上がりきらない。
枠としては『モーレツ宇宙海賊』と同じ象限に位置する
びっくりドッキリSFもの。
なんかこう、そらぞらしいんですよねえ。
90年代中盤の劇場版アニメみたい。
オリジナルで、キャラも可愛くていいんですけども。
三姉妹モノってことでちょっと『ささみさん』っぽくもあるんですけど、
なんかこう……こぢんまりとまとまってしまってる気がします。
すごい真面目なんだけど。
こっちを裏切ってくれるような出力がないというか。
どっかでぶっ千切れてくれることを期待したいです。


 ▼『境界の彼方』

   → http://anime-kyokai.com/

今期の京アニ枠ですけど……これも妖怪バトルものかー。
あまり真面目には見ない予定。
「商業的ウリ」要素をブロックみたいにぺたぺた貼り付けて、
はいコレならとりあえず売り物にはなるでしょう、っていうお話を組み上げ
それを持ち前の作画力で押し切ってる……様に見えます。
2×4工法で家建てるみたいな。

  ヒロインのかわいらしさとか、主人公のやられっぷりとか、
  「不愉快です」っていう記号とかね。

マ京アニさんの力は画の力・動きの力が大きいので、それで押す気なら全然良いと思いますけど、
でもジブリみたいに、完全にそれだけで押し切れるほど特化仕切ったものではないんではなかろうか。
ある程度、萌えとか日常系の力とか、
そういう動き・作画以外のパワーあっての物種だと思うので……
もう少し、お話やテーマ方面にモチベーションのあるものでないと
きつくなってくるんじゃないのかなあ。
それでも多分水準以上ではあると思うので……
けど、やっぱ、見る側としては1クールとびとびになってもいいから
フルパワーの京アニさんの作品が久々に見たいなあと思ったりするのでした。

イマイチ乗り切れません。


▼『京騒戯画』

  → http://www.kyousougiga-tv.com/

なんだろうかー。
これはなんだろうかー。
Web版のときに一回興味をひかれて覗いてみたんですけどもどーにも肌に合わず、
今回もやっぱりあまり肌には合っていない。
三話まで見てちょっと面白くなってきた気はしてますが……。
なんかこう、やっぱり、あんまり芯のないまま、動きと色彩と、
言葉尻のハッタリ、ケレン味でだまくらかして逃げ切ろうとしてる様に……
すみません、なんか見えてしまっています。
最後まで見切ればそんなことないのかもしれませんけど、
ていうか三話目のあたりでそういうちゃんとした気配も感じてはいるんですけど、
いかんせん、ツカミでそれが全く見えてこないのでその時点でちょっと遠慮したくなるというか。

恐らくは今の若者の心をつかもうとしたら
まずハッタリで引き込んでおいてからじわじわと芯の部分を見せていくんでないと
ついてきてくれない、という構造があるんでしょう。

どころか、芯の部分は最後までオマケっぽく包んでおかないと
めんどくさがられてしまうのかも。

……ていう、矛盾を一身に抱えて生まれてきてしまった作品のようで。
ちょっとオイサンには、見てるのしんどいです。


 ▼『インフィニット・ストラトス』

   → http://www.tbs.co.jp/anime/is2/

えーと、ここから下三つはエロアニメ枠です(断言)。
もはや説明の必要もない、伝説の名作アニメの2期シリーズ、堂々発進!
オイサンも早くこのアニメの良さを分かるような大人になりたいと夢見、
これをしっかりと見切って心から楽しみ、
神アニメと信奉出来るようになることが今期の目標です。
誰を好きになればいいんだろう、目移りしちゃうなあ!!


 ▼『ワルキューレロマンツェ』

   → http://walroma.com/

『IS』を見てムチムチ成分的に物足りない! と憤慨した殿方のためだけのアニメです(断言)。
なので、今週は『IS』、翌週は『ワルキューレ』、そのまた次は『IS』、
と順番順番に見てもなんら不都合がないと思われます。
多分お話も大体つながるハズです。
っていうか、お話? みたいな。
オイサンも、大体フトモモ以外見てません。
ときどきおっぱいも見てます。
ヒドイ?
いや、作り手的にもそれで大成功だと思いますよ。


 ▼『フリージングヴァイヴレーション』

   → http://freezing.tv/

とりあえず2話くらいまで倍速で見ましたけど
『ワルキューレロマンツェ』が同期にあったので、
コレあんまり要らないんじゃないでしょうか、という存在です。
ていうかしかし、このアニメよく2期の企画通ったな。
結構需要あるんだ……。
正直自分でも、なんでチェックしたのかよくわかりません。
疲れてたんだと思います。


 ▼『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました』

   → http://yu-sibu.com/

すみません、エロアニメ枠は4つでした。
主人公のキャラデザインからして、最後に「いけねえ忘れてた」くらいに作られた感じの顔です。
あの伝説のアニメ『武装神姫』のマスターくらい力が入っていない気がしますが。
ちなみにその『武装神姫』のマスターとそっくりの顔したオジイサン先生が
『凪のあすから』に出ていてびっくりした。
まあ……おっぱいとぱんつだけ見てればいい感じの、潔いアニメですね。
これぞラノベ原作深夜アニメ! という感じです。
いわゆる本場モンの天然モノ。
ただ如何せん、「とりあえず適当に作ってお金だけはしっかり稼ごう」という色気が見え隠れしてしまって、
クソアニメになり切れていない。
『武装神姫』とか『レヴィアタン』みたいな、由緒あるクソアニメ枠が今期あいているので、
そこに収まるべく成長していただきたい。


 ▼『弱虫ペダル』・『黒子のバスケ』・『はじめの一歩』

少年誌原作スポーツモノ枠を三つまとめて。
『弱虫~』は満を持してのアニメ化ですね。
ハコガクの鉄面皮・福チャンが前野さんと知って、
ああ、福チャンあんな顔してただのむっつりドスケベだったのか、とか
中の人つながりで考えてしまう自分がイヤになりそうです。

まあ原作があんな感じなので、アニメの方も当然ああいう感じになるのでしょう。
あとは画がどんな風に動くかだけなんですけど、
今のところ……「すごくいい!!」というほどではないのがちょっと残念。
あと、海外の自転車メーカーが実名で出てこないのが地味に残念です……。

『黒子』二期。
まだちょっと展開が地味ですね。
一期にあった様な、スピード感あふれる試合表現が楽しみです。

『一歩』は……まあ、前の期の出来がすでに良くなかったですし。
とりあえずチェック、という感じですが。
どこまでやるんだろう?
鷹村さんVSイーグルと、VS沢村戦がクライマックスに来る感じみたいだけども。
となると、あんまり好きな試合がないなあ。
間柴VS沢村戦とかをOVAでやってくれないものだろうか。



……おお、なんか知らんが随分長くなってしまった……
っていうか、何本見てるんだ今期。
1、2、3……。
……20本あるように見えるんだが。
ま、まあ全部見続けるわけでなし、短いのも何本かあるし……。

マそんな感じで随分無茶な進行ですが、
『リトバス』から下は危ない感じですね。
それでも『IS』だけは何とか食い下がっていきたい所存。(なんでだ


マそんな感じでヒトツ。
とりあえず、『のんのんびより』だけ、しっかり見られればいいや。
にゃんぱすー。

オイサンでした。


 
 

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