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2013年6月16日 (日)

■時間と恋をするまち~仙川・『GJ部』編~ -更新第870回-

ちらっとオシゴト方面に忙しミが増してきてしまいました。
オイサンです。

P6080166


マ今のご時世、ありがたいお話なのかもしれませんけどね。

そんな都合なので金曜日も帰りが遅く、週末早起きが出来なくなってしまいました。
もったいない。

  あと最近、妙に腰が痛いんだよなあ……腹筋の仕方が悪いんだろうか。
  走っても、そんなバカみたいな距離走ったわけではないのにすぐに足に疲れが来てしまって……
  年齢、なんですかね。
  なんだかんだ言ってもう38ですもんねえ。
  ビックリするわ。
  オイサンが38歳って。
  おっさんか。

まオッサンの嘆きはそれとして。
そんなことで、土曜日、早起きの出来なかったオイサンは、
梅雨らしくなく天気も良かったので、前々からちょっと気になっていた仙川の方へ行ってみました。

ナゼ仙川かというと……『GJ部』の舞台が仙川だったからですね。
思いっきり駅名も出てましたし。
まあ舞台が、というよりも背景に使われていた、というくらいに止めておくのが正解のような気もしますが。
最近は、妙に面白い『ゆゆ式』に出てきた彼女らの最寄り駅がどこなのか気になっています。
「小田急っぽい」「京王っぽい」などと言われていますが、
まあどこなんでしょうね。
JRっぽくはないなあ、とは思います。

  あと帰りに気付いたんですけども、『はたらく魔王さま』の舞台の笹塚も、
  ワリとあの近所だった様で? ちゃんと調べてませんが。
  ついでに寄ってこられるようなプランにすれば良かった……かな?
  マ思いつきで行ったんでしょうがない。
  それに二箇所いっぺんは、ひと所の印象が薄まるので好ましくはないか。
  そう遠い場所じゃないんだし、また行きゃあいいや。

「特に計画らしい計画を今から立てられるわけでもなし、
 そう遠くないあの辺にでも行ってみるか」
くらいのノリです。

……しかし、関東に出てきてそろそろ15年になろうというのに、
相変わらず土地勘が全くないな。
有名な地名からでも、大体どの辺と当たりをつけることが概ね出来ない。
未だに仮住まいの気持ちでしかいないからなんだろうなあ。
まあそんなオイサンにとって、こういう遠征お散歩は
土地勘をつける意味でもなかなか有用ではあるワケです。
多分。
行ってみないと分からないこともたくさんありますしね。
以前ぶらついてみた池袋付近も、あんなに人が住んでるなんて思わなかったもんなあ。



■Prologue



遅い朝ごはんを食べ終えて一旦町田により、ヨドバシでヘッドホンをいくつか視聴。
以前買ったやつは……どっかに置き忘れてきたっぽいorz
一応心当たりはあちこち当たったのだけど、……結局出てこなかった。
ウーム。
あの、藤沢の喫茶店に忘れたと思うんだがなあ。
謎である。
あんなデカいモンどうやってなくすんだか。
凹む。

まあそんなんで、捜索と届け出にもひと月あまりお返事がないので諦めて、
次を探すことにいたします。
さすがに、代用の980円のイヤホンでは寂しい。

デ今回は、前回のヘッドホンを使っていて苦痛だった
「耳の中に空気がぎゅっと詰まった感じがあって、長時間聴いていると非常にしんどい」
という点をどうにか解消できないか、に着眼して機種を選んでみようと思います。

ヘッドホンは、耳にギュッと空気が詰まって動かない密閉感がどうも苦手で長時間聴くことが出来ず、
もうやめようかなあと思っていたところどうやら「密閉型」と「オープンエア型」というのがある様で、
色々試すうち、後者ならそんなに草臥れることもなく聞くことが出来るっぽい、ということが分かってきた。
ナルヘソ。
しかし開放型というだけあって遮音性は高くなく、戸外で使うにはボリュームに相当気を使わないとダメっぽい。
まあそのヘンはしゃあねえですな。
オイサン、そもそもそんなデカい音で聴きませんし、気をつければどうにかなるんではなかろうか。
どうにもやばそうだっていうなら断念する。

  大体目安で言うと、ウォークマンのボリュームで10までくらいしか使いません。
  それ以上で聴いてるとつらくなってくる傾向にある。
  マ録音ボリュームが関係するんで一概にそれでどのくらいとは言えませんけども、
  まあ普通で考えてそう大きな方ではないと思います。多分。

この時点で候補は3つあって
ヤマハのHPH200 
ゼンハイザーのHD239 
あとAKGの……なんかぼやっとした色の丸っこいやつ(らんぼう)。
K420BLUかな?
あと、パパさんからもう一個、ゼンハイザーのPX100/200というのを勧めてもらったので
それも候補に。

本命はヤマハのヤツ。
理由は、the pillowsの『トーキョーバンビ』を聴いたとき、
2番の冒頭から入ってくる高音のギターが一番きれいに聴こえたから。
まオイサンの耳なんていい加減なモンなんで、
それが正しい選考基準かどうかなんてわかりゃしませんけれども。



……と、いうのが実は先週までの話で、
結局今週、ヤマハのを買ってしまいました。

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使い込むのはまあこれからですが、
二日ばかり使ってみた感じでは以前ほどのしんどさはやはり感じないので、
まあ、まあ、仲良くやっていければな、と思います。




■喜多見~仙川



などとヨドバシでうらうらしていたら思いのほか時間を食ってしまった。
お昼ゴハンは仙川で食べようと何軒か気になるお店をピックアップしてきたのに、
喜多見に降りた時点で時間は13時半。
チョイ小腹が空いてきてしまった……。

  あ、今回のプランでは、小田急の喜多見駅から仙川駅前まで、トコトコ歩く感じです。
  電車で行くとなると、案外面倒なんですよね……。
  下北沢で降りて京王に乗り換えて、明大前でまた乗り換えて、みたいになる……
  ということに、帰りは電車で帰ったのでその時に気付いた。

喜多見の見つかりにくい箱根そばでサッパリと軽く冷やしおろしそばをいただいて歩き出します。
天気はいいし、風もさわやかだし。
ホントに6月?

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……正直、もうちょっと近いと思ってました。喜多見から仙川。
意外と遠かった。歩けないことは全然ないけど。
8kmくらいでしょうか。

  ……と思って今測ってみたんだけど。
  4㎞弱? ばかな……。全然近いじゃないか……。
  なんであんなに時間かかったんだ? 気のせい?
  一時間強かかっとるなあ。(twitetrのログを見ながら)
  寄り道も何にもしてないんだけど。

喜多見の駅近く、小田急線に直交するように小さな川が流れていて、
それに沿ってしばらく歩くのだけども、
緑地公園みたいな細長い園地が川に沿って設けられている。
地図で見た感じそこは平地なんだろうなと思っていたのですが、
平地は平地でもただの平地ではなく、なんと地上から10mくらい?
3階建ての建物くらいの高さの、その屋上に園地の設けられているような構造で、
高さがあって気持ちがいい。

どういう目的があってワザワザこんな構造にしたのか分かりませんけども、
いや、なかなか気持ちのいい場所です。
川はそこから見下ろせたりして。
面白い。

  あと、初めて歩いたけど、喜多見近辺はとても閑静で、
  駅前を外れると風と葉擦れの音くらいしか聞こえませんでした。
  意外。
  高そうな家がいっぱいでしたし、お高いんでしょうねあの辺。

P6080165

しばらく川に沿って……北西方向ですかね、遡上し、
あとはちょっと住宅と山に入っていく感じで途中から真北に向かって川からは逸れていきます。

……結構な田舎なんですね。
そこそこの広さの里山があったり、田畑があったりなんかして。
田舎田舎。
山の入り口に学校があったりなんかして。
野球部さんが練習試合をしておいででした。
ガンバレー。

  朝ウォーキングしたとき(この日は明け方に盛大に足がツって走れなかった)も、
  町田の傍を歩いた時も、
  近辺の中学校が練習試合やってたんだけど流行ってんの?(←そういうもんでもないだろ)



■足がツった



そうそう思い出した。
この日の明け方……5時か4時か、ものすごい勢いで足がツったのでした。
いやあたまげた。
右足ですよ。
黄金の。
多分もう二度とピッチには立てない。立ったことないけど。
マウンドにも立てない。立ったことないけど。

なんなんでしょうねアレ。
死にやしないんでしょうけど……。

  関節技って、あれよりも痛いんでしょうね。
  アキレス腱固めとか。
  マジでか。
  格闘家すげえな。
  高田延彦とか、ただの面白くないオッサンだと思っててゴメン。
  お前すごいわ。 ← てきとう

  

  あと今、適当に高田延彦を検索したらトップに大学のページが出てきて、
  あのオッサン大学でなんか教えてるのか!
  とビビっていたら検索対象が「たかだのぶこ」になってた。
  誰だよのぶこ。
  閑話休題。

しばらく冷やしてみたり、ギッチラギッチラとほぐしてみたりしたんですが
やっぱりそうそう痛みは治まってくれず、
この日は涙を呑んで朝ジョギングを諦め軽いウォーキングにしておきました。
オッチニオッチニ。

どうでもいいけど、ああいうものすごい痛みが走った瞬間って、
思考がなのか、感覚が、なのかわかりませんが、加速しますよね。
時間軸に対して、普段よりもたくさんのことを思い描けるようになる。
交通事故に遭う瞬間とかも、そんな風になるらしいですが。

  走馬灯ってのも似たようなもんなんだろうなあ。
  どうなってんだ人体。

ちなみに、「足がツる・こむら返り」という現象は、
体が冷えたり、疲労して体の中の電解質のバランスが悪くなって、
脳から筋肉への指令が正しく伝達されなくなり、
あっちゃとこっちゃで「引っ張れ」「縮めろ」の命令が釣り合わなくなって起こるんだそうです。
ちゃんとやってくれ。
ビックリする。
閑話休題。



■仙川にて



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サテそんな田舎ゾーンを抜けてしばらく行くと
仙川の駅付近、商店街のはずれに行き当たるんですけれども、
突然ゴミっとし始める。
人通りが増え、田舎の続きで道は決して広くなく、
且つ整備されていなくてごちゃっと入り組んでいるのに車の通りが多い感じ。
ぬおお。

  駅に近付いて人通りが増え、クルマの流れと交差するポイントが増えるので
  流れが滞り始めるんでしょうね、このヘン。
  ちょっと怖い。

お昼ゴハンに数軒、喫茶店を数軒めぼしいお店にアタリをつけてきたオイサンですが、
到着時刻が既に15時前と真っ当なお昼のお店はいい加減ご休憩タイムの様相。

程よいお年の、オッチャンオバチャンからおじいさんおばあさんに移ろうかというくらいの
年齢の方々と、
あと女子高生が妙に目立つ駅前の商店街を、
ふらふらと人波にホンローされながら歩きます。
楽しい。

P6080229


みち幅は広くなく、鎌倉の小町通りの狭い部分くらいしかない。
4人並べないくらい。
商店街、ひと気が結構あったなあ。
まあ駅前から住宅地に抜けるまでの通りみちってだけかもしれないけど、
ああいう立地なら活気も出るってものですね。
マ商店街って言ってもチェーン店がたくさん入ってるようなアレですけどね。

とはいえ中々歴史の古い商店街ではあるようでして、
オイサンの入った二軒のお店はどちらもオイサンと同い年くらいでした。
そんなしっとりと落ち着いた二軒のお店をご紹介。


▼一軒目 アンカーヒア (アンカーヒア
 http://tabelog.com/tokyo/A1326/A132601/13052952/

ゴハン屋さんというよりは喫茶店に近いのかな。
ダイニングバーという位置づけになっておるな。
36年目? になるお店。

ランチに、グラタンとライス、唐揚げのセットを戴きました。
ホントは唐揚げじゃなくハンバーグだったらしいのですけど
もう時間が遅くてなくなっちゃったんだと。
そんなの全然オッケーっす。

P6080207

  お前さっきそば食うてたやないか、と言われそうですが……
  さっきのはおやつです!!

歩いてのどが渇いていたのでコーヒーを先にもらいました。
うむ、オイシイ。

 ▼みんなハマってます!

ゴハンが運ばれてきて、
サテ戴きましょうかという段になったときお店のマスターが、

「よろしければゴハンにかけてお召し上がり下さい。
 みんなハマッてます」

と、テーブルにコトリと、何かちいさなボトルを置いていきました。
みんな? みんなって誰?
↑メンドクサイこどもオッサンか。
冗談はさておき、出てきたのは「唐辛子ふりかけ」。
ふむ、小田急OXで、以前似たようなのを買っていたけど
違うものなのかな?


  (サラサラサラ……)
  (モグモグモグ……)


あ、前食べたのよりこっちの方が美味しいわ。
唐辛子は唐辛子なんだけど、こっちはふりかけらしくお塩味がキツイですね。
刺激的。
これは買って帰ろう。
グラタンも唐揚げも、ホクホクで美味しかったです。

あと、九州の方から旅行で来られていたらしい大きなキャリーバッグを引いたお嬢さんが、
お店の人と顔見知りなんでしょうかね、
やたらと話しかけられ、他のお客さんからも話しかけられてましたね。

なんだろう、彼女にとってこのお店は、
オイサンにとってのcafe 花みずきみたいな場所なんでしょうかね。
いいですね。分かる気はします。
あー花みずき行きてえなー。



 ▼二軒目 彼留哩
 http://tabelog.com/tokyo/A1326/A132601/13048436/


お店の名前は「ぺるり」と読むようです。
クニヲアケナサーイ。

間口の狭いビルの2階にあるお店で、通りへは看板が出ているきりで、
メニューも何も、中がどんななのか分からない。
そんな状態で狭い階段を上がらねばならないこの状況は、
下調べがなかったら間違いなく後込みしてしまうシチュエーション。

場違いだったら申し訳ないですものね……。

そうして踏み込んだ世界は、すっかりオイサンの知る昭和の大人の空間でした。
湿った木々の色をした物陰ばかりの世界。
ドアを開けるなり、常連さんとおぼしき耳の遠いご老人たちの話す大きな声がして、
ぐるっと見渡すと存外広い。
店の形は通りから奥へと広がる深い長方形で、
入り口のドアは、その長い辺のちょうど真ん中辺りに位置していた。
向かって左手、通りに面した窓の方は明るく、奥まった右手は薄暗い。

P6080237
変わった形のミルク注ぎ


どこに座ったものか……。
それとも、店の流儀があって、客の座る場所は店主が決めるスタイルなのか。
それを確かめようと店主の姿を探したが、カウンターにも厨房にも影がなかった。
と、全部で十ほどあるテーブルの、
埋まっていた三つのうちの一つに腰掛けて新聞を読んでいた老人が立ち上がり、
「いらっしゃい」
と、ある意味では場違いなオイサンを訝りもしないで言った。
客ではなかったのか。

彼が何も言わずに厨房へと引っ込んでいったものだから、
これは好きなところに座っていいということだなと理解して、
オイサンは窓に近い二人掛けのテーブルについた。
ついでに言うと、この窓が西向きであることにはあとで気付いて後悔することになる。
超西日。暑い。

小柄で気さくな感じのご主人は、
「そっちの四人掛け使っていいよ、広い方に座りなよ」
と勧めてくれ、恐らく、この先客が混んで一杯になるようなこともないのだろうけども、
とりあえず二人席で十分なのでそこに座った。

チョコレートケーキとアイスコーヒーのセットを注文し、
落ち着いて、ぼんやり店内を見回す。

なぜか置かれた二台の黒電話、
南の方の島で崇められていそうなデザインのお面。
将棋の駒の形をしたみやげ物の通行手形が、
それぞれいろんな観光地の名前で壁にずらっと下がっている。
一番手近で目に付いたのが「黒部・立山アルペンルート」のもので、
あの小柄なご主人の人となりになんとなくピタリとはまるような気がした。

傍らのテーブルにはマンガが無造作に積まれていた。
最近の雑誌もあるが、単行本の類は随分時代がかっていた。
「美味しんぼ」の初期の巻はまだ新しい方で、
なんだったか、『昭和バンカラ派』とか、
オイサンのちょうど生まれた頃に刊行されたようなものが多い。

 ▼昭和バンカラ派
 http://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/2013/

壁の「エスプレッソ始めました」のお知らせの紙は、一体いつ貼られたんだろう?
紙の黄ばみ具合も、インクの褪せ具合も極端さがなくて判別おぼつかず、
ケーキは多分出来あいの、大きなメーカーか、近所のパン屋かという風情のもので、
銅製のジョッキマグで供されるコーヒーも普通に美味しいものでした。

味は突出したものではないと思う。
ただ、何もかもが落ち着き払っていた。
そこに根を張った、あらゆるものの時間が年上だった。

しばらくすると、入口近くの席で御主人と楽しそうに話していた年輩の常連さんたちも去り、
頭の上の方を漂うに流れる音楽と、ご主人のめくる新聞の音だけが、
かさり、かさりと時間を刻むようになる。

あ、ごめんウソ。
背丈のそれほど高くない、壁掛けの柱時計さんがいて、
コッチコッチと振り子を振っておられました。
時間が16時をまたぐ時、どんな音が鳴っていただろう。
ボーンだったろうか、ジャーンだったろうか。思い出せない。

そんな静かな時間が余りに心地よかったもんで……テクテクと歩いてきたくたびれもあって、
しばし、眠りに落ちてしまいました。
グースカ。

言ってしまえば、すごく昔の雰囲気を残した昔の喫茶店です。
いまどきのような、特別なおいしさとかサービス、
誰にも平均的な、時間制の居心地の良さを提供してくれるわけではなく、
目に付きやすい落ち着きを求めていくと肩すかしを食らうかも知れません。
とろりとした、30年前の時間の、重さと、流れを自ら選んで身を浸しに行くには、
これほどよい場所はないと思います。

……そう、子供の自分が眺めていた昭和の大人が住んでいた世界と、
今、大人になってしまった自分たち大人の住まう世界とは、
まるで違うもののように見えるのだよなあ。
当たり前のことなのだろうけど。

あの頃の大人は、今の自分などよりもグンと大人に見えていたのだけれども、
精神的な成熟度としては、今の大人の方がきっと大人なのだろう……と、
オイサンなんかは思う。

  自分が成熟した大人かどうかは別問題ですよ?w
  一般論ね。
  平均的な人間像の話ね。

精神的な成熟度、と言ったら語弊があるかも知れない。
物わかりの良さというか、合理性の高さというか。
30年前よりも「らんぼうなおとな」の割合は減ってんじゃないか、っていう話。

でも、それはどうなんだろうなあ。

感情を飼い慣らすことは、多分今の大人の方が上手なのだろうと思うけど、
上手に感情を解き放つこととか、生き物としてより自然に近い形で振る舞いながら、
手の届く範囲の自分の世界と上手に折り合いをつけていくことにかけては、
きっと昔の大人の方が上手だったんだろうなあ、などと感じるわけです。
どちらがより大人っぽいかと言われたら、
オイサンは実は後者だと思うワケです。

  頭と理屈でどうにかなることは、実は子供でもそこそこ真似出来るけれど、
  皮膚感覚でしか分からないものは、本当に時を経ることでしか得られない。
  だからこそそれを身につけたものを「オトナ」と呼ぶんではないかなあ、と。
  そしてその正しさは、あくまでも限られたエリアでしか通用しないことなので、
  大人はいつだって世界標準ではありえないんじゃないか、
  ……なんて、今の世間の流れからはまた、ちょっと外れたことを思うのでした。

でもそれは多分、相手にしなければならない世界の広さが、
昔と今とで違うから……致し方ない面もあるのでしょう。
手の届く範囲は変わらないかも知れないけれども、
少なくとも耳目の至る半径は、優に数千・数万倍の距離に至るでしょうから……
勢い、その振る舞いはその半径に合わせて均されなければならず、
最大公約数的になっていくのだろうなあ、と。

そんな、30年の時間の境目をくぐった一時間あまり。
ごちそうさまでした、なんだか大変すばらしい時間でした。
今度はエスプレッソをいただきにあがりたいと思います。



……とか言いつつ。



この15分後、帽子を忘れたことに気が付いて、
慌てて取りに戻ったのはナイショです。
しまらねえなあw

しかしまあ、なんでしょうね。
GJ部の面々は、みなさんメグミちゃんの策略にまんまとはまって
すっかり紅茶派の様ですけれども、
森さんの、お母さんと娘さんといっぺんに誘って、
一緒に訪ねてみたい……そんなお店でした。



■バンジョーな駅前にて



そんなこんなで一眠りもし、ワリと落ち着いた気分。
特に見て回るような場所のあるでなし、日も傾いて参りました。
駅前にもひとが増え、そろそろヨソモノは引き上げましょうかね、という気分になった頃。

「ぺんぺけぺん」と非常に軽妙な、三味線をブリキにしたような音色が、
軽くなったオイサンの、鼓膜に弾けて散りました。

見れば、駅前の、小さな広場のようになった場所で、
スラリと背の高い人当たりの良い笑顔のオニーチャンが。
なんか見たままブリキの三味線みたいな弦楽器を抱いて、
聴き覚えのあるメロディーを奏でていらっしゃる。

アレンジこそ違え、このメロディーは、そう『おおシャンゼリゼ』。

梅雨とも思えないさわやかな風の中、オレンジ色の光が緑の葉を透かせて
ペケペケ弾けるひょうきんな弦の音は……イヤハヤなんとも、
このときのオイサンの気分にコレ以上ないくらいマッチして……
もしあのバンジョー弾きのお兄さんが悪い悪魔の使いか何かで、
ついて行ったら海に落とされると分かっていても、
あのときの気分だったらついて行ってしまっただろうなあ、などと。

これが部長とのデートの別れ際だったら、なんて思うと、
背の低い部長と小さなハイタッチの一つもしたくなるくらい良い雰囲気になったなあ、
部長もきっとああいう音色は好きに違いない、
とか妄想を膨らます気持ちの悪い37歳です。死ねばいいのに。


▼おおシャンゼリゼ


▼バンジョーの音色


▼ギターでのおおシャンゼリゼ





■Closing



とまあ、そんな調子で。
帰りはふつうに、京王線と小田急線を乗り継いで帰ってきたのですが。
ホントただの印象だけですけど、
良い出会いのあった町でした。
仙川。

『GJ部』らしかったか?
と問われたら、別にそんなことぜーんぜんないトコでしたけど。
気分の良い町だった。
そんだけですね。
たまたまね。

そこだけは掛け値ナシに『GJ部』的だった。
サムライマスターにも、クルクル回るメイドさんにも会えませんでしたけど。
また近いうちに遊びに行きたいと思います。

P6080270


以上、チョイ長くなりましたけど。

「油分94%カット! おいしさそのまま!」という謳い文句に惹かれ、
「カルビーライト」というダイエットかっぱえびせんを買ってみたところ
もう全ッ然別モンと言って良い食感で超びっくりしたオイサンでした。

いや、おいしいんですけどね。
あれはもう別モンだろ。

最初、「なんで名前が『ライトかっぱえびせん」』じゃないんだろう?」
って思ったけど、納得だよ。




▼I wish ときめきの魔法

右側のちっこいのが部長です。カワイイ。



 

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コメント

■竹内ぎん さん
お返事が大変に遅くなってしまい申し訳ありません。
あけましておめでとうございます。
 
まさかご本人からコメントを頂けるとはー。
いわゆるアニメの聖地巡礼という目的で赴いた仙川だったのですが、
良い喫茶店が見つかったことと、竹内さんの演奏で、
そのアニメの雰囲気とも相俟ってすごく印象のいい街になりました。
 
バンジョーという楽器、
単体での演奏はまともに聴いたのは多分これが初めてでしたけど、
やさしく愉しいものですね。
最初に聞いた曲が『おおシャンゼリゼ』だったのもすごく良かったです。
足を止めるきっかけになって。

失礼ながら、webでお名前を検索して略歴を読ませて戴きましたが、
大変な思いを乗り越えてバンジョーを続けておられるのですね。
私も強い気持ちで、日々、楽しい気持ちを届けられるように精進したいと思います。

どうぞまたお暇が出来たらこちらにも遊びにいらしてくださいまし。
またどこかで演奏を聴けたらと楽しみにしております。

ノシ
 

投稿: オイサン@ikas2nd | 2014年1月 1日 (水) 06時32分

■akitaさん
お返事が大変遅くなり申し訳ありません。
あけましておめでとうございます。2014年もよろしくお願いいたします。

昨年はあんまり更新できておらず申し訳ありませんでした。
akitaさんみたいに言って下さる方がおられるのに、
へたれてる場合ではないなあと、ちょいと背筋を正したいと思います。
 
これに懲りず、飽きずあきれず、今後も応援よろしくです。

さーがんばろー。


投稿: オイサン@ikas2nd | 2014年1月 1日 (水) 06時26分

聴いてくださりありがとうございます。仙川駅は諸事情により現在は控えていますが、また伺いたいと思っています。仙川の演奏写真は貴重ですね。それでは、またどこかの街角で!

投稿: 竹内ぎん | 2013年7月30日 (火) 13時43分

オイサン、お久しぶりです。
最近忙しく、ここにも来られませんでした。

ですが、今日オイサンの記事をみて、「あー、オイサンの書く記事はいいなぁ」
と、改めて実感(笑)
うん、なんか自分の肌に合うんだねきっと
と、まあこれからもガンバです

投稿: akita | 2013年6月22日 (土) 19時45分

■吉野@モテ会話さん
 
はじめまして、ようこそのお越しで。
美味しかったですよう。
オイサンくらいの年になると、脂っこかったりモッチャリしたものを食べると
しんどかったり致しますが、そういうこともなく。
仙川にお寄りの際は是非どうぞ。
 
ところで名は体を表すと申しますが、吉野さんはおモテになるので?
 
それではこれからも引き続き、オイサンのうたとおどりでお楽しみください。
 

投稿: オイサン as ikas2nd | 2013年6月22日 (土) 03時21分

グラタンとからあげのセットって
最高ですね=

投稿: 吉野@モテ会話 | 2013年6月17日 (月) 05時22分

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