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2013年5月19日 (日)

■スンスンの河を越えて。~城端前哨戦・新潟・富山めぐり~その6~ -更新第867回-

やあどうも、オイサンです。
土曜日には、フォロワーさんに誘われて、三浦海岸をズゴーっと南下してきました。
ズゴーッ。
なかなかの異次元だったと思います。

10時に江ノ島集合だったので、早めに着いて人のいないうちに
岩屋の方までぶらっと散歩してきましたが、
人がいなくてゆっくり回れると、まあなかなか、あの辺りもいい雰囲気を持ってるモンですね。



それはさておき。



『True Tears』の舞台・城端を訪ねる
……ハズだったけど一先ずそれはコッチに置いといて、
男三人・新潟・富山のうまいモン(のハズ)モヤモヤ紀行の二日目。

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滑川で朝昼兼用のゴハンを戴いて、お家帰るまでの半日紀行。
まあ何が起こるってワケでもありません、
今回も食ってばっかで終わりますけど。

ちょっと長いけど、どことなく地中海を思わせる最終回!



■滑川~ホタルイカミュージアム



一行は魚津からさらに西、滑川(なめりかわ)の町へ向かいます。
多分ここも、フツーは観光で訪れるような町ではないと思われます。

……思われるんですけど、一応町の側では観光の町で推す気があるようです。
うーむ。
ホタルイカミュージアムだけあっても、
なかなか人は、それだけを見にやって来はしないと思うのだが。
ああ、海洋深層水体感施設もあるけど。
美味しい海産物があったり、景色があったりすることは認めるけど……
やっぱりある程度見所をこしらえて、
二日かけないと見て回れないとか、
一日でも見て回れるけど、温泉と良いお宿があるから一泊はしようかとか、
そういうプランで考えないと観光で人を呼び寄せるのは大変なのでしょうね。
一泊させたらさせたで、夜を楽しくもてなす設えも必要でしょうし。

  楽しく盛り上がれるコースと、
  ゆっくりのんびり静かに過ごせるコース(エリア)と、
  二通りあればなお良いんでしょう……。
  難しいでしょうねえ、観光自治体運営。

ちなみに、本来の目的地である富山・城端はここよりさらに西。

 ▼田んぼと日本海

今日もやまない霧のような雨を新ジェントル号でシャーシャーと切り裂きながら、
今日もハンドルを握るテラジさんがぽつりと
「こういう風景は、珍しいですねえ」
とつぶやいた。
ふむ、何がです?

  ちなみに、今日の車内BGVは『ゲームセンターCX』の『F-ZERO』編。

  発売当時そこそこやりこんだとのたまう有野課長が、
  エキスパート難度で全3リーグ(各リーグ5コース)をクリアするという試みだったのが、
  さっぱり腕がついて行かず、難度をエキスパート→スタンダードに下げつつも、
  二つ目のリーグでつまずきまくってるという展開。
  あー、ポートタウンなー。
  中盤のヤマだなー。

「いえね、ほら、ずーっと平らに、田んぼの向こうに海が見えるでしょ」

ああ、ですねえ。
助手席に座るオイサンから、テラジさんの向こうの窓に見える景色は、
住宅があり、田んぼがあり、その先に特に何を遮る物があるでもなく海が見える。

「こういう風景って……あんまり見た覚えがないんですよ」

言われてみれば確かにその通りで、
普通、海と田畑の間には、潮や砂を防ぐための防風林や防砂林が
どんな海岸線にも必ずと言っていいほど植わっております。
オイサンは海ナシ県の奈良に生まれて育ったのでとんと意識しませんでしたが、
こういう景色の中で育ったはずのテラジさん
(よつさんは都会の人? の様ですし)が違和感を覚えると言うことは、
やはり、一種異様な景観なのでしょう。
オイサンも、ちょっと新鮮な気がします。
田んぼ+日本海。

「……なんか、いいですねえ。こういうの」
「ですねえ」

   ♪テーレーレー テーレーレー テーレーレーレー…… ボーン!

    有野「うわーあかんわー。やっぱり初心者向けでやりこんでたんかなー……」

   ♪テケテッ!テケテッテケテケテッテケテッ!(タイトル画面)

がんばれ有野課長。
さて、ボチボチ次の道の駅、ホタルイカミュージアムに到着します。
ここには宇宙の神秘・海洋深層水足湯があるんだそうですよ。



■道の駅 ウェーブパークなめりかわ



 ▼ウェーブパークなめりかわ
   http://www.hrr.mlit.go.jp/road/miti_eki/each_folder/namerikawa_folder/namerikawa.html


さてやって来ました、滑川の道の駅。
こんな名前だったんですね。
ホタルイカミュージアムしか憶えてなかった。
ここには海洋深層水で色々遊べる施設「タラソピア」も併設されているようです。
なんでも、「海洋深層水足湯」が……

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多くは語りますまい。
ハイ次いこ次。

霧雨が舞っているにも関わらず、堤防に上がってさざ波だつ日本海に向かって仁王立ちする三人の男たち。

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まあ……海に向かうと、男は仁王立ちせずにはいられないのは、
過去にオイサンが訪れた島武意海岸でも実証済みです。
仕方がない。

  ▼神様のクロスカウンター・8/18(月)・その3
  http://ikas2nd-special.cocolog-nifty.com/walkies/2008/11/8183-9d7a.html


なんとなく物寂しげな空気を満喫したら、お土産物屋さんを物色。
ここのお土産物屋さんは非常に気前がよく、色々と試食させてくれてしまいました。
ウーン、買いたいけど……
男やもめだと、こういうの買って帰ってもダメにしちゃうんだよねえ……
もったいなくって。 ← 男やもめ

実家とかに送ったら送ったで送料がやたらかかるし、
大体うちの実家は、高血圧糖尿血液さらさらサラブレッドの家系なので、
甘いのもしょっぱいのもダメだという、土産物屋さん的にはかなり要求のキビシイ感じのエクストリーム。
そして、その血筋が交わって生まれたのが私だ!
どんな混血だよありがたくねえな
(とか書いてて、ウッカリ実家にこのURLがバレると
親が責任感じたりするのでホドホドにしておこう……)。


……。


オイサンも気をつけないと……。
もうじき四十だし……。

  とはいうものの、130㎏近くあった体重を、
  34歳のタイミングで『アマガミ』と出会って80㎏まで減らすことが出来たのは
  なんというか、まこと奇跡の様なタイミングでした。
  『アマガミ』と……否、絢辻さんと出会っていなければ、
  オイサンがこの先いくつまで生きるか知らないけど、
  多分もっとずっと早死にしていたに違いありません。
  ありがたいことです。
  マもしかして、
  銃で撃たれるとか刀で刺されるとか車に轢かれるとか、死因がドラマチックなモンだったら
  「あと少し脂肪が厚ければ助かったものを!!」
  みたいなことにはなるのかも知れませんが。
  それにしたって、オイサンは満足ですよ。
  絢辻さんに出会えたことに比べれば、寿命が10年20年縮まるくらい安いもんだよ。( ← ワリと本気


さて、ここはこのくらい。
コレと言ったイベントの起こらない村の様です。

ボンネットだけ色の違うハチロクからご家族連れがワラワラ出てきたのだけ見てビックリしたら、
いよいよ本日前半のメインイベント、
「cafe 海辺の生活」さんでのブランチに向けて出発です。

待ってろ、どことなく地中海を思わせるお店で食べる絶品タイカレー!!
ぶおんぶおん!(新ジェントル号のエンジン音)



■Intermission~魚津の漁協がこんなに仕事早いわけがない



 オイサン「あw」
 テラジ 「ど、どうしました?」
 オイサン「いや、さっきの道の駅でアレ食べたじゃないですか、魚津ハトシ」
 テラジ 「はいはい。美味しかったですね」
 オイサン「アレを写真付きで『うめえ!』ツイートしたんですけど、
       速攻、魚津観光協会?に補足されてリプをもらいましたwww」

 テラジ 「www」
 よつ  「仕事早いっすねw」

どこも生き残るために一生懸命です。
食べよう! 魚津ハトシ!(読もうコミックビームのノリで)



■どことなく地中海を思わせるお店で絶品タイカレーを味わう
 どことなく地中海を思わせないオッサン三銃士




──気が付くと私は、至上のすわり心地の椅子に腰をかけ、恍惚の息を漏らしていた。
その息に混じる、桃源のデミグラスソース……ビーフシチューの香り。
ここは地上の楽園、「cafe 海辺の生活」──
この日の朝の自分の姿をただ滔々と思い起こし、私は、
その愚かしさにこうべを垂れずにはいられなかったのである。

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   ・
   ・
   ・


その日の朝、
ホテルのフロントでタダコーヒーをもらい部屋へ戻ってきたオイサンに、
テラジさんは振り切れ気味のテンションでおっしゃったもんです。

「いいトコ見つけたwwww見て下さいwww
 どことなく地中海を思わせる空間でwwwおいしいタイ風カレーwww
 地中海wwタイwどっちなのwwwもやもやするwww
 ここ行きたいwww」


  さすがは新潟が生んだ稀代のミステリーハンター、頼りになります。
  まっぷルの隅に囲われた些細なミステリーを見つけることなど朝メシ前です。
  「重箱の隅には、こういうつつき方もあるンだぁーッ!!」
  と、彼の中のコウ・ウラキが長い砲身を片手に叫ぶことをやめないようです。
  新潟よ、私は帰ってきた!!(Uターン組)

  ……いや、なんていうんですかね、
  もしかしたらコレは、テラジさん一流のプレゼンだったのかも……
  と今になって思うワケです。
  どーなんだろ。今度会ったら聴いてみよ。

しかしオイサンも大概それに乗っかってゲラゲラ笑い、
じゃあいっちょ、昼ゴハンはそこへ行って、
多少マズくっても面白おかしく旅をシメられるようにイロつけてやろうぜ!

……などというですね、

実に不純で不真面目な動機で、
魚津・新潟の旅、最後の晩餐(昼メシだけど)の場所を、
この「cafe 海辺の生活」さんに、我々は定めたわけです。

  ちなみによつさんは、このときまだまだ眠そうにしてました。

   ・
   ・
   ・

そして、今。
メニューを眺め、運ばれてきたお料理を味わうにつけ……
我々は、ただただ、コウベを床にこすり付けて平伏するほかないのです。

  テラジ 「うーん……」
  オイサン「これは……」
  よつ  「あかんやつです。あかんやつですねこれは」

カレー。
ビーフシチュー。
コーヒー。
ケーキ。
どれ一つとってもあかんやつでした。
面白半分で選んでしまってごめんなさい。
どれも素晴らしく美味しいものでした。最高です。



……。



だ、だれだ!
「店のコンセプトがぶれてるw」とか「とっ散らかってるw」とか「モヤモヤするw」とか!
「多少不味くても面白いからいい」とか失礼な基準でこのお店を選んだのは!

せ、先生! まっぷルさんが悪いんです!

「どことなく地中海でタイ風」とか、
いかにもツッコんで下さい的なアオリ方するから!
あくいがみとめられる!
そうだ、まっぷルが悪い!

 \ソウダソウダ!/\スペッシャル スペッシャル/

ふう、良かった。
悪は滅びた。
一件落着です。

 ▼cafe 海辺の生活

そんな(どんな?)「cafe 海辺の生活」さんは
道の駅ウェーブパーク滑川から目と鼻の先にありました。
いま地図上でみたらめっちょ近いでやんの。
歩いても十分行ける距離です。


大きな地図で見る


我々が到着したのは開店間もないハズの午前10時半頃でしたが、
お店の駐車場は既にそこそこいっぱい。
たかがイロモノであるハズ(※この時点の認識)の、
田舎のオサレカフェの繁盛ぶりを怪訝に思いながら表に回ると……
お、おおう……。

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白い壁に、深いマリンブルーのドア……
これは……ちょっと、本格的にオサレなお店の予感。
昨晩、プチ舞の海と三対一のファンシー相撲を取り、
カメアタマドラゴンを見て爆笑してたイロモノ三銃士である我々は
若干の気おくれを感じてしまいます。

しかし今さら後には引かれません。
そもそも、朝メシをまともに食べてないのでいい加減腹が減っている。
他を当たるゆとりなんてありません。
あと今からさがすのめんどくさい。 ← あっ

意を決してドアを開いた我々を迎えてくれたのは、
良かった、
見た感じ普通の田舎のおっちゃん・おばちゃんでした。

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暫しメニューとにらめっこののち、
テラジさんとよつさんはカレーを、
オイサンはビーフシチューを注文し、
とどめにケーキとコーヒー。

  オイサンはこのとき、何故かケーキを注文しそびれてしまったのですが、
  彼はこのことを、一生後悔することになります。
  一生かよ。
  ちなみにお二人は、カレーはカレーでも
  ちょっと種類の違うカレーを頼んでましたね。
  テラジさんがタイ風カレー、よつさんは……ひよこ豆のカレーだったかな?
  なんだったか詳しくは覚えてませんけど。

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そうして運ばれてきたお料理を口に運ぶたび、
「……おおぅ……」とか「ぅほぅ……」とか、
怪しい吐息を漏らす三銃士。軽く営業妨害です。
イヤでも、しょうがないじゃん。美味しいんスもん。
女の子がケーキ食って無言で踊り出すのと同じだよ。

……多分三人とも、ゴハンの二口目あたりからすっかり

  「(……帰りたくねえな……)」

と思い始めていたに違いありません。
私はそうでしたし、少なくともコーヒーに口をつけ始めたあたりでは皆して

  「……帰りたくなくなってきちゃったwww」
  「……帰りたくありませんね」
  「……ですよね」
  「……どうしましょうか
  「……」
  「……」

みたいなことを口に出して言っていたので。
マいつものことですけど。
それくらい、美味しくて、居心地の良いお店だったということです。

いやーw
マジスンマセンシタw
ネタ扱いして。
俺は信じてたけどね?

 ▼どことなく地中海を思わせるお写真

あまりにお店の中の雰囲気が素敵だったので、
オイサンお店の方にお断りしてちらちらとおさしんを撮らせて戴きました。
こういうお店は撮っていて楽しい。

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まあ、そもそもが美しいように、心にちょっとした引っかかりのあるように、
色々な物が配置されていたり、空間が演出されていたりするので、
それをわざわざお写真に収め直したりしなくても良いような物なのですけど。
改めて切り取り直すことをしなくても、そのままで美しいというか。

  こういう場所で撮るお写真というのは、
  強いて言えば釣り堀とか、遊園地のアトラクションみたいなものですね。
  たいがい誰が撮っても、キレイな物をキレイに撮れる。
  そう、仕込んである。

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既にあるものを探して拾い集めるだけの、ある意味作業ですからね。
自分の視点でしか見つけられない物も、潜んでおったりはいたしますが……
まあ、稀です。
この空間を考えた人の手のひらの上で踊っているようなものです。
だからこそ、あんまり難しく考える必要もなくて楽しいんだけど。


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 ▼どことなく地中海を思わせる滑川の座り心地のいい椅子

あ、そうそう。
このお店、イスがすごくいいんです! イス! チェアー!
座った瞬間に、びっくりするぐらいふんわりしっかりと落ち着く感じで、
オイサンはもうそれですっかり心を捕まれてしまいました。

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なんていうか、
街のスター何とかとかエクセル何とかとかロイヤル何とかとかで、
「どうぞごゆっくりー」
っていう言葉とともに座らされる、
意図的に高さをチグハグにして地味に回転率を上げようっていうイスとテーブルの
上辺だけのおもてなしじゃなく、
なんかもうね、
「ごゆっくり」とか言われなくても、
座った瞬間にごゆっくりせざるを得ないあの感じ。

お茶もゴハンも素ン晴らしかったんだけど、
びっくらこいたのはあのイスでした。
あれは中々ないわー。

皆さんも滑川にお越しの際にはですね、
是非ご来店戴いて、座っていって欲しいと思います。
とりあえず座るだけ。
お気軽試し座りデー。
何も注文しなくてもいいから。 ← 勝手なことを言うなダメですよ。

マそんな感じで……
テラジさんは、どことなく地中海を思わせるお店で戴く絶品タイカレーに、
よつさんは、濃厚ねっとり甘味さっぱりチーズケーキに、
オイサンは、どことなく地中海を思わせるまったり濃厚甘味さっぱりチェアーに、
それぞれすっかり魂を抜かれてしまって、
ヤダヨーヤダヨーカエリタクナイヨー、と心底ダダをこねておりましたがそうも参らず……


やがて誰からともなく、ヨッコラショと重い腰を上げたのでした。



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ありがとう、滑川。
ありがとう、海辺の生活。
ありがとう、どことなく地中海を思わせる絶品タイカレーのお店。
我々は、あなたの示してくれたおもてなしの振る舞いを決して忘れない。
必ずやここへ帰ってくるであろう。

……隊長を連れて。

多分ね、次くるときもテラジさん、
ここコースに組み入れると思うんだよなー……。
「ゼッタイ良いですから、ゼッタイ美味しいですからw!」
つって。

その際には是非ですね、
親不知のコンビニ再訪もコースに組み込んでいただいて旅行記のネタに……あ、ダメ?
デスヨネー。



■Closing~帰りみちのお写真で振り返る今回の旅



さて、やるべきコトは全て終わりました。
あとはおうち帰るだけ……あ、帰るみちみち、SA・PA寄ってく楽しみはありますけどね。

けれども、特に何か面白いことがあったわけでもないので……
淡々と、お写真をご紹介しながらお別れしたいと思います。

帰るみちみち、山間部ではところどころで
「積雪が!」「チェーン規制が!」「渋滞が!」
なんていうワードが飛び交い、すわ今日中に帰り着けるのか!?
と緊張の走ることも幾たびかありましたが基本的に平穏。
走行中に降雪に見舞われたり、山間のPAでは普通にぎっしりと積雪が残っていたりもいたしましたが、
こちとらエエおっさんです。喜んで庭を駆け回るゆとりなんぞありはしません。

  あ、黒姫野尻湖PAではいつもの調子で、
  「黒い姫が野外で尻を!!」とかいってほたえてみたり、
  車内でアラフォーが『俺妹』きりりん氏の短パン姿に
  クラウチングスタートでフライングしてみたりとか、
  その辺は普通にありましたけどまあそんなモンです。

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しかし富山~長野あたりの山間部の高速道路沿いの風景というのは、
町であろうと、山であろうと、
なにかしら秘密めいたものを感じてしまうオイサンです。
なんでしょうね。
なんか、なんか、あの山に閉じられたわずかばかりの土地にひしめき合う
限られた人たちだからこそ抱きうるドラマがあるような。
それが正なるものなのか、負なるものなのかわかりませんけれども。
そんなことを思い描いておりました。

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  オイサンがああいう景色になれていないから、
  見慣れない物の陰にありもしないものを思い描いてしまうだけなのでしょうが、
  これは、クセというか、
  人間という生き物のノーミソに備わった機能というか、
  コレは多分多くのことを汎用的に考えられるようにこしらえたとき、
  その機能の反対側に落ちざるを得なかった陰の部分、
  いわば思考能力の負債のようなものだと思うのですが。

帰りに立ち寄ったSA/PAは……記憶の限りでは以下のよっつ。
東部湯の丸SAで食べたお蕎麦が、これがまたなかなかのお味でした。
美味しかった!

 名立谷浜SA
  黒姫野尻湖PA
   東部湯の丸SA
    上里SA

ほかは、あんまりひなびて面白いところはなかったかなー。

関東に近づくに連れて空は次第に青く明るく、
不思議なくらい、北陸と色を変えていきます。
……なのになんだろうか、曇天に蓋をされた町の方をこそ愛しく思うのは。

  テラジ 「帰りwwwwたくないwwww」
  よつさん「おかしいw昨日のこの時間てもう真っ暗だったのにw」
  オイサン「明るすぎる……」

オッサンだだっ子ばっかしですw
かと思えば、

  よつさん「オイサン、前、やばいですよ」
  オイサン「え、何が……アレはやばい! 爆発する!」

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さっきまで、有野課長の『パリダカ』とか『F-ZERO』とか見てたもんだから、
頭がそういう風にいってる三人。
車内では、引き続き『ゲームセンターCX』にて有野課長が奮闘しておられます。
お題は伝説のクソゲー、ファミコン『パリ・ダカールラリー』。
へー、このゲーム知らなかったなあ。
SFCで同名のソフトがあった気がしたけど。
そしてやがて、PSの『子育てクイズ・マイエンジェル』に移ります。

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しかしなんですか、これは完全にオイサンだけの感想ですが、
夕べ、気のおけない人たちとアホみたいに笑いながら『フォトカノ』に興じたせいでしょうか……
なんだか無闇に、ゲームがしてえ、
画面に向かって一心にコントローラを握りてえと思うい始めていました。

  久々に、ひとの本気で走る『F-ZERO』を見たせいもあったでしょう。
  あれは私の、青春の一ページを捧げたゲームでもあったのです。
  つまり『スターソルジャー』とか『F-ZERO』とかに青春を捧げてしまうと、
  オトナんなってから『ときめきメモリアル』とか『トゥルー・ラブストーリー』とか
  『アマガミ』とかで青春を取り戻す工程が必要になる、とこういうワケです。
  本当のことです。

Vitaの購入を決めたのは『デモンゲイズ』が目的で、
実は『フォトカノ』はあまり真面目に考えていなかったのです。
体験版をDLしたのも、気まぐれみたいなもんでした。
それがまあ、ジャイロ機能が思いの外よく作りこまれていたというのはありますが、
ああして自分が楽しく遊べたことと、
人が楽しそうに遊んでいるのを近くでみられたことが、
妙にくすぐったく、心嬉しく感じられ、
楽しそうに遊ぶ彼らを見習ってみようと感じた……
……の、だと思います。

『TrueTears』も面白かった。
雨の日本海が付きつけ、ひと気の絶えたSA・PAがときおり覗かせる、
一言では言い表し難い……日々のくらしの心の澱の様なものも、
なんとも味わい深かった。

静かなるパワーステーションの威容。
そこにそういうものとしてあり続けてきた筈の、北陸の町並み。
さばも美味しかった、お寿司も、ハトシも、
どことなく地中海を思わせる店内で食べる絶品タイカレーも美味しかった
(オイサンが食べたのはビーフシチューですが)。

そうした旅のよろこびと、日々のかなしみの折り重なる中に、
一介の旅行者である我々のくらしの一部というか、
よろこびと悲しみの担い手としてそこにスコンと挟まってくれたゲームが……
なんでしょうね、ヒジョーに愛おしかった、というか。
ああ、もっと気楽に仲良くしていこうと……改めて思った次第です。
よくわかんねえですかね。
まあそうかも知れませんね。

なんだろ。
「あ、ゲームってやっぱ結構エエやないの、何をするにも、俺にはやっぱりコレなんやな」
と、すごくスッキリ思ったのでした。
まあよくわかりませんね。

紆余曲折を経る有野係長の子育て奮戦記を眺めながら……
このオッサンは、そんなことを考えていたのですよ。

▼子育てクイズ マイエンジェル


そうして我々三人が、ネオ百合ヶ丘の駅に辿りついたのは20時少し前。
新ジェントル号に別れを告げ、次なる戦い(また食うのか)に備え、
思い思いの日常へと戻ったのです──。

マとりあえずオイサンが真っ先にナニやったかっつったら、
帰りのコンビニでWiiのポイントカードを買って、
バーチャルコンソールで『F-ZERO』を購入したのですがねw
腕が落ちててビックリしたよw
またボチボチ頑張ろう……

あそうそう最後にオイサンからの忠告。
『F-ZERO』をスーパーファミコンでやっててWiiでまたやろうと思ってる人へ(そっちか)。
Wiiのクラシックコントローラでやろうと思ったら、
ボタンのストロークが深くなってるので操作感覚が結構違うから要注意だ!


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マこんな感じでヒトツ……
6回に渡ってお送りしてまいりました、
オッサン二人とワカモノ一人による
新潟・富山・一泊二日の旅、これにて終了でございます。

お付き合いどーもありがとうございました。

……あと今回、絶対ちょっと太ったと思う。
そっちの方もガンバロ。
お付き合い下さったお二人、またよろしくです。


オイサンでした。



 

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