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2013年3月の9件の記事

2013年3月30日 (土)

■毎度おみやがせします~津久井・宮ヶ瀬湖ドライブ~ -更新第853回-

お写真特集ー!
……オイサンです。

なんと、今回は!
1月の26日に、テラジさん、パパさん、うぃぶれさんと一緒に行ってきた
津久井~宮ヶ瀬のドライブと、
2月の23日に、"キングオブ湘南シーサイド"こと、そんな感じの人とパパさんに連れて行ってもらった
道志みち~河口湖のドライブ、
その2回のお写真をですね、どーん一挙大放出です!

つまりなんだその、
色々貯め込み過ぎて裁き切れなくなってきちゃったので、
とりあえずお写真+キャプションで記事にしてごまかしてしまえべらぼーめい!
という回です。
へへえんだ。

  ……しかし、なんだな、アレだな。
  いつ頃からか「自分以外の誰かが読んでくれている」ことを前提とした書き方になっているけれども、
  実際のところそういうのもどうなんだろうなあ、と思うよ。
  キホンが日記なのだから、
  「自分以外の誰にも読まれていなくても恥ずかしくない文体」
  で書くべきなのにな、と想ったりする。

しかしまあ、そんな神奈川県の西の端の方にばっかり遊びに行って
なんか面白いんですかねこの人。
カナガワンに恩でも売りたいんでしょうか。

▼カモンカナガワン

この歌妙にクセになるんだよな……結構好き。



■まいどお宮ヶ瀬します



先ずは1月末の津久井~宮ヶ瀬の、神奈川奥部二大ダム湖をたずねる旅。

結構前から、いっぺん見に行ってみようと思っていた場所です。
ちなみに、津久井湖そばの城山公園までは行ったことがあります。
GX200さんを買ったとき、練習をしに行ったんでしたね。

  ▼休みの日には、ぱんついっちょでダム湖の上を飛ぶ大人の銀鱈 -更新第141回-
  http://ikas2nd.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/141_1fd2.html
  どんなタイトルだ。奮ってるなあ。

今回の旅のお相手は、
この前にもともに八王子城を攻め落としに行った戦友・teraji800さんと、
毎度おなじみちひろパパさん、
そして108の煩悩を4セット持つ坊主、うぃぶれさん、
という隙のない布陣。

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銚子でご一緒したメンバーと、町田でともに馬肉と戦ったメンバーの混成、
言わばドリームチームです。
……ゲンジツにコテンパンに苦しめられてるニンゲン寄せ集めて
一体なんのドリームか分かんねえけど。
夢見がちな大人の集まり、ってコトでよろしいか。

まあ何と言いますか、かなり「ありがたい」感じに仕上がっています。
毎度のことながら徳が高そう。
ありがたいなぁー。

どうして津久井・宮ヶ瀬のダムなのかというとまあそれぞれ嗜好は異なりまして、
terajiさんと私オイサンは
「とりあえずバカでかいものがあってひと気のない静かなところに行きたい」
という、チーム・「誰よりも遠くへ」。

ちひろパパさんは、
お話を聞く限り、生まれ育った郷土を守る水源とその守護神たる巨大建造物を拝みに行く、
という趣旨のチーム「郷土愛コンクリート」。

そしてうぃぶれさんは、
何を聞いても「ああ、大きいってそういう……」「ああ、放水ってそういう……」
的なコメントしか返ってこない、チーム「大きくて濡れた硬いもの」……
すみませんウソです。
彼はダムの中の人なのでコメンテーターです。

  毎度思うけど、パパさんは本当になんというか、
  地元が好きなのか、それとも知らないと気が済まないのか知らないけど
  色んなことを頭に入れておいでですよね。

  地元の水がどっから来てて、そのダムが出来た経緯とか政治的背景とか
  またそのダムが何式だとか、
  そのダム一杯にゴハンを炊いたら何合になるとか
  フツウ知ってるものなんですかね?
  普通なのかなあ。

八王子に行くとき集合した某小田急沿線駅前のロソーンに集合したのが朝9時か10時か。
走れ僕らの新ジェントル号(terajiさんのです)。
途中コンビニでゆっくりしたりなんかしつつ、はい津久井湖畔に到着。
テラジさんはPAやSAが大好き。
この辺は見覚えあるワ。

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途中立ち寄ったコンビニと津久井湖のほとり。

何を話したか、
人もたくさんいたしもうふた月も前のことなんであんまり憶えてませんけど、
アラフォーが
「俺のダム湖水がこんなに緑色のわけがない!」
とか言ってゲラゲラ笑ってたのを憶えています。
どんな話だったのか……多分パパさんが、ダム湖の水の色の話をしてたんだと思います。
ダムの水の色の話でそんなに盛り上がれる、大人って素晴らしい。

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鉄塔を見るとどうしてもお写真を撮ってしまうのが
アラフォー男性の悲しきさがです。
オイサンも撮っちゃうよ鉄塔。
なんでだろうね。
絵になる、と思っちゃうし。
文句も言わずに高く佇み、職務に準ずる姿を崇高だと感じるのだろうか。哀愁。
ごらんの通り、徳の高い集まりなのでいい天気です。

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湖畔のレストハウスで土産物を物色し、
別に見んでもエエのに二階の郷土資料館までひと眺めします。
なんだっけ、鎧兜が展示されてたような気がするな。
このときのキーワードは確か、
「七咲=剛力あやめ」
実写ドラマ化決定やな。

  二階に上がる階段の踊り場にごーりきさんのポスターが貼ってあるのを見たテラジさんの
  「あ、七咲だ」
  というつぶやきの破壊力にはとても耐えられなかった。
  オイサンが言ったんじゃないですからねテラジさんですからね。

サテ、軽快に七咲を貶めたらさっさと次の現場に向かいましょう。
七咲ファン諸氏よ、許してもらおうとは思わない。



■宮ヶ瀬のほとりにて



新ジェントル号の足まわりも軽く、うねうねと迷い道クネクネを楽しんだら、
今度は宮ヶ瀬湖畔に到着です。

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と、ダムさんと対決する前にまずは腹ごしらえです。
さあゴハンだゴハンだ。
腹が減ってはうんこは出来ぬ(だいなし)!
今日のお店はテラジさんチョイス。
まあこのメンツは舌の肥えた食いしん坊揃いなので誰に任せても安心。
次回は、和尚のセンスでセレクトしたお店でゴハン食べてみたいものですな。

宮ヶ瀬湖畔は津久井湖と違いワリカシ賑やかで、
なにやら色々美味しそうな食べ物屋さんが、
こぢんまりとではありますがバラエティに富んで並んでいます。
ほほうがんばってるじゃないの。

  イベントとかカップル誘致(カップルを誘致するって言うのか知らんけど)に
  精力的なようですね。
  テラジさんが昨年末に来られたときにも、大層盛況だった様です。

その中でも、片隅に一軒あったお肉料理の店がテラジさんのおすすめ。
「びんずる」さんです。

  ▼びんずる
  http://www.miyagase.com/binzuru/

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もう一軒、皿そばのお店もオススメだった様なのですがそちらはまだ開店前で、
ボリュームもちょっと控えめらしいので今回は残念ながら見送り。

  テラ「そばとお肉とあるんですけど、どっちにします?」
  パパ「それはどっちも……」
  テラ「クッソ旨いっす(力強く頷く)」
  オイ「分量的には」
  テラ「肉はがっつり系で、そばの方は、ちょっっっと少なめです」
  オイ「ああ、おそばはあんまり量ないんですか。
     じゃあどっちもで」

  テラ「どっちもw」
  パパ「どっちもww」
  和尚「ああ、どっちもってそういう」 ← この発言はフィクションです。

……などと、車内では力強い戦略もあったのですが。
平均年齢3X歳の(X>5)消化器系がそこまで強靱なわけもなく今回はお肉だけです(当たり前だ)。

はいお肉どーん

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はいソーセージどどーん。

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これは……ソーセージの銀河系やー(見た目)。
肉汁のメイルシュトロームやー。
ええ、クッソうまかったです。
オイサン的にはソーセージの方の味の印象がすごく濃いです。
パキンとかみ切った時の弾力と、溢れ出す肉汁がものすごかった。

ただ如何せん、これだけお肉の味が強いとそれを受け止めるゴハンの方が大変。
完っ全に負けてましたね。
多分このお肉は、ゴハンのおかずに食べるものじゃなくて
お酒を飲みながらおつまみライクに戴くのがよろしいのでしょう。
あるいはコース料理のメインとして。
ランチにゴハンと一緒に戴くのではゴハンにそれなりの工夫が必要だ。

あー食った食った。
サテ、おなかもふくれたところで公園周りをブラブラと……
おっ揚げたてカレーパン売ってるぞ食おう!(オイ

……冗談ではなく真面目にコロッケやらカレーパンやら買い食い散らかす
容赦なき4人のアラフォー。
尚この時、うぃぶれさんがオイサンのカレーパンを一口欲しいと言うので
うっかり小ボウズ相手に

 オイ「はいあーん」
 うぃ「あーん……モグモグ」

というのをやってしまい、
個人的に物凄く微妙な気分になってしまったのは秘密だ。

  いや、なんかね、冗談じゃなく
  「(冗談でもやめておけばよかった……)」と思った。
  なんでなんだろう……。

園地からの写真を数枚。
ダム湖の、ひたりと平らかな水面を、ひときわ静かな風が撫でていきます。
穏やかなり。
ちょっと寒かったっけか。

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しかしまあ、良い日和です。
絶好のダム日和ですな。
なんというかこう……ダムい

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うん。
今日はダムい。



■ダム子さんとほとりちゃん



さあ、それではいよいよ本日のハイライト、宮ヶ瀬ダムさん御本尊の登場です。










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……?
ずいぶんと手触りのフワフワしたダムだな……。









ジョ、ジョースターさん! こいつはダムじゃあねえッ!


ひつじだァーッ!!




こんばんわ、オイサンです。

そう、おなかがお肉で一杯になってしまいイカンこれでは健康にワルイ
ということでソフトクムーリを食べに牧場にやってきました。
服部牧場さんです。
アラフォーは健康に敏感。

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  しかし、人里離れた山奥で満々と水を湛えたダムに目を細め、
  挙句かわいい動物たちと戯れるためにまき場へやってくる……
  フフッ、私たち、まるで世間にくたびれたサラリーマンみたいですね。

そうして平均年齢36歳の男四人の一団がまきばのレストハウスに押し入り、
こぞってソフトクムーリをprprprprprprprprするという
残虐な事件が発生したのでした。
しかも!
なかでも最年長の男性Pはおかわりまでするという始末、
嗚呼恐ろしい!!

猫!

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アイス大好き猫に残りをおすそ分けを強要される事案が発生!
ちなみにテラジさんは以前一人でここを訪れた際、
この猫に文字通り普通にアイスを奪われたらしいです。

実際こちらの御仁、常にやる気の構えでこちらを狙っているので
みなさんマジでご注意を。
油断してると物陰からやられます、マジで。



■県立あいかわ公園



今度こそ本物のダムのある園地にやってまいりました。
ダムに至るまでの、公園内には銀河鉄道が走っていました。

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メーテルー。
一緒に帰ろうー(違


 ▼水:the gathering

皆さんは「ダムカード」というのをご存知ですか。
僕はご存じありません。
何やら、国交省と水資源機構なる独立行政法人管轄のダムごとにあるらしいのです。
諸元とかが書かれているのだそうで。

 ▼「ダムカード」について [ 国土交通省 ]
 http://www.mlit.go.jp/river/kankyo/campaign/shunnkan/damcard.html

別に、
人気イラストレータが描いた擬人化ダム美少女とパラメータが書かれていて
ドロー! アタック! ターンエンド!
とか出来るモノではなさそうなんですけど。
この日はうぃぶれさんが、
あわよくば貰って帰ろうとしていた様なのですが配布場所が我々の現在地から遠く、
諦めてしまったために現物にお目にかかることは出来ませんでした。

  うぃぶれお兄ちゃんのいくじなし!

デちょっと検索かけてみたら……
ああ、思ってたより全然「ターンエンド!」とか出来そうな感じだわ。

なんかもっと味気のない……ホレ、あの、なんだ。
スーパーのお総菜売り場とかに置いてあるお献立カードみたいな、
実用一辺倒のデザインとつくりを想像してました。

  ついでなので各ダムの管理事務所とかで3枚パック100円くらいで売って、
  ご当地のダムは必ず入ってるけど残りの二枚はランダム、
  みたいなのではどうだろうか。
  ルールも公式に考えて、キャラ付けもして、
  ゲームで遊べるようにしてしまえばいいのに。

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  サトシ   「いけ、宮ヶ瀬ダム! 観光放水だ!」
  宮ヶ瀬ダム「ダァーム……」
           ↑どのカードもダムなんだから鳴き声全部「ダーム」だろ。
             ↑ダムの「鳴き声」ってなんだ。


最初は上……天端というんですか、水をせき止めてる堤の上の部分ですが
そこまで上る予定はなかったっぽいんですが、
上がれそうだというので意気揚々と上がる気満々の4人。

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「今いくぞ、首を洗って待っていやがれ!」      「やだ……すっごくおっきい……」

せっかく攻め落としたんですから
高いところから見下ろさないと損てものです(そうか)?

……と思いきや、実はテラジさんは高いところが苦手なのであまり気は進まなかったのかも。

ダムくらい足場のしっかりしてるところは
だいじょうぶらしいんですけどね。

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天端からの眺め。
120mだったかな。
うーむ。
ダイターンはでかいなあ(ダイターン3は全高100mだったはず)。

湖水を満々と湛えるダムの水面。
うーん、なんていうか、やっぱり人工的な印象というのはどうしても拭えないものですね。
どうためようと同じ水のはずなのに。
この圧倒的な水の質量、存在感。
足下に、ぐいぐいと押し上げるもの感じるのは気のせいでしょうか。
物理的に何か……あるんでしょうか。
足下に感じるほのかな柔らかさ、心許なさ。
大きな生き物の背中に立つような、不思議な安心感と不安感がありました。

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以前、心がちょっと穏やかさを欠き、
どこか身近で、なにか大きな物のある場所を探したときに見つけたのがこの
津久井・宮ヶ瀬のダム園地でした。
何故そういう心境に至るのかはわかりませんが、
自分の小ささを認識したかったのかも知れませぬ。

でけえ、確かにでけえんですが、
何故でしょう、不思議と下から見上げているときよりも、
こうして上に立ち、足下にその密度を感じた時の方が
そのでかさをより強く、正しく、感じ取れたような気がしました。
おもしろいものです。



……。



マそんな感じでオトコ四人、
ダムを笑い、肉を食らい、ダムに溺れた数時間。
まあ、「そんな感じで」なんつっても、
あとの三人がどんな風に感じてたのか聞いてないんでわかりゃしませんけども。

そういえば、肝心の「ダムの感想」は話してない気がするな。
まあそうそう「ダムだからどうだ」みたいな話は出てこないと思いますが。
ダムに精通する人なら、
ダムごとの違いやら、形作られる景観の味わいを論じたりするのかも。

流れる水、自然の水とはまた違う、
自分の意志で流転することを禁じられた水の、
ちょっとした欲求不満や疼きみたいなもの、
おとなしく飼い慣らされながらもウチに燻る不穏さを思ったりもいたしつつ……
毎度のことながら
遠くまで連れ出して下さるテラジさん&新ジェントル号には感謝の念が絶えない
オイサンでした。


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道志みちのハナシもまとめてやるつもりだったけど、
思いの外長くなったのでまた次回。

嗚呼、いつか白馬に乗ったアラフォーが、
私を連れて逃げてくれないかしら。


 

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2013年3月28日 (木)

■あとのまつりの、まつりのまえの。~奈良から友だちが来たのコト~ -更新第852回-

春めいてきましたね。
スプリング・ハズ・カシイ。
なにいってんの。

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オイサンは春は別に嫌いじゃないんですけど苦手です、
っていう話をブログの読者でもありリアルなお友達でもあるJ氏に話したら
意外そうな顔をされました。

彼はその「意外そうな顔」が実に得意でして、
彼の「ほほう? それはまた一体どのような?」という表情といったら絶品で
人を話さずにはいられない気持ちにってオーィ(阿澄風のりツッコミ)!
そんなコトはどうだっていいんだ。

最近ではそんな言いようをするかも怪しいですが、昔はよく
「春になると、おかしなヤツが出てくる」
なんてことを聞きました。
「『おかしなヤツ』ってなんだよざっくりだな!」
と文句の一つも言いたくなりますが、まあ、言ったんです、そういう様なコトを。
陽気にあてられ、高揚が度を越して奇行に走る人間も出てくる、
っていうような意味です、具体的には。

  ……「具体的に言う」ってツマンナイですね。
  含みもなんもないな。
  マいいや。

オイサンはワリと、
その「春の陽気」にダイレクトにやられてしまうタチなのです。
ぬくもりに高揚感を感じるタイプ。
ぽわぽわしてくる。
ぽわわ。

上で書いた「おかしなヤツ」クラスの方々ともなれば
「陽気になる」というレベルで飽き足らず、
まあ人前で裸になったり人を刺したりなどという
チミチミちょっと交番まで来てもらおうか級のガンガンいこうぜな人たちですんで
オイサンごとき足元にも及びませんが、
つまりその、
オイサンは
春の陽気にあてられて浮かれた気分になってしまったときの自分がそんなに好きではない、
ということです。

話を聞いてくれたJ氏は、
春だからっつってそんな風になるのがよくワカラン、と言ってましたんで
そうなる人とならない人が世の中にはいるんだと思います
(自覚的であるかそうでないかってことかも知れません)が、
マ皆様におかれましてもあまり世間様の手を煩わせることのないよう、
二度とはおとずれないこの2013年の春をですね、
心豊かに満喫して戴きたいと、このように思う次第でございます。

オイサンです(挨拶)。

まオイサンクラスになると
皆さんもご存じの通り年がら年中不可解な言動垂れ流しているわけでして、
そういう意味では春にだけ開花する「おかしなヤツ」の皆さんよりも
タチの悪さの年間総量は多いかもしれませんね。
フフン。



■友だちを浅草に案内する。



サテ前々回までは『超ひだまつり』のレポートをお送りしてきたワケですが、
その中でもちょっと書いた様に、
同日、そのイベントに参加するため
オイサンの郷里は奈良からわざわざ武道館まで友人がやってきました。
アホですね。

そんでまあせっかくだってんで、
ちょっとだけ東京の東京らしいところをブラっとするかということで、
浅草辺りをご案内してきたので、その時のお写真でも。

マ本当は浅草だけじゃなく、東京タワーが見たいとかスカイツリーでも見るかとか
なにかと事前案はあったんですけども、
先に武道館に行って物販に2時間近くも並んでしまったがために浅草くらいしか見に行かれませんでした。
いいのかそれでw

大体、東京観光で浅草って、イイんですかねそれで。
まあイイんでしょうけど。
隅田川くだりをたくらんでいたんですけど、出来なかったなあ。



■東京駅に友人を迎えに行く



総武線を市ヶ谷で降り、
いつもオシゴトに行くときにコースを歩いて九段下まで。
ここからメトロで大手町まで行って、
そこからは東京駅に近そうな出口から出て歩けばいいや。
と、軽く考えていましたが……
無理だったorz

大手町は想像以上の魔窟だった。
なんかすげえややこしかったんですけど。
上に上がる階段を見つけるために一回下らないといけないとか、それなんて『ペルソナ』?
最終的には一回落とし穴に落ちないといけないとか、
一回セーブしてゲーム中断しないとダメとかあるんじゃねえかと
勘ぐりたくなる鬼仕様でした。
結局5分くらいロスして東京駅着。

ちなみにその友人P氏は、東京はほぼお初です。
中学の修学旅行が確か鎌倉・箱根あたりで、
そのついででちょろっと都内も走った覚えがあるんですが……
ぶっちゃけ中学の修学旅行自体がほとんど記憶にないわ。
何故だろう……。

  長谷駅~大仏の間でとうがらし煎餅を食べてやたら辛かったとか、
  ガソリンスタンドのにおいと潮の香りが混ざって死ぬほど気分悪かったとか……
  そんな記憶しかない。



■世紀末救世主P氏



ちなみにこないだのレポートから、その友人P氏のことを


 「ひだまつりのためにわざわざ関西からやってきた訓練されたアラフォー」


として如何にもダメな感じでご紹介しておりますが、
実はオイサン、今回彼がいなかったらひだまつりに参加できてませんでしたw
P氏マジ救世主。

どういうことかと申しますと……。
私ですね、『ひだまり×ヘニケム』のBD1巻を、1日早くに入手してしまったんです。
別にズルしたわけではなくて、Amazonさんが早漏だっただけなんですけど。

デBDに付属のイベント優先申し込み券も首尾よく手に入れ、
さあ忘れないうちにイベント申し込みを済ませてしまおう! とWebにアクセスしたところ、
「まだ受付期間前やでズルしたらアカンよ」
みたいなメッセージが出て、申し込みが出来なかった。

  このヘン、記憶が極めて曖昧なのだけど、
  そんなだったような気がします。
  この時点でまだ発売日の前日ですからね。
  当然と言えば、まあ当然。

なので、それじゃあしゃあねえ明日にするか、
と一先ず手続きはおいておき……

そのまんま忘れてしまった。

デ、同じくBDを購入して優先申し込み券を持っていたP氏に、
2枚申し込むようにお願いして一枚譲って戴いたと、まあこういうわけさ。
どうだね(大威張り)。

いやあ、危ないところだったぜ。



■浅草でどじょう鍋をいただく



そんな神がかった男P氏を連れ、東京駅から先ずは九段下の武道館へ。
観光にやってきた友人を、イキナリ面白くもない地下鉄に押し込める暴挙。
もう少しなんかないのか、と我ながら思いますが……。
しかし物販体験は彼の望むところでもあったので致し方なし。

  しかしまあ物販の列は、結構寒かったですね。
  雨とか降らなくてホント良かった。
  ちなみにこのときも、何の支度もしていなかったオイサンは
  P氏の持っていたチョコレートやらで辛うじて餓死を免れたのです。
  P氏出来る子。

二時間、武道館で物販の列に並んで色々ゲットした後、
返す刀でまた地下鉄に乗って今度は浅草へ向かいます。

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……どーもねー、自分という人間の、
ツアーコンダクター的な才能のなさにホゾをかみたくなります。
なんかもうちょっとこう、お客さんの感動をあおるような演出が出来ないモノかね。
劇化というか。
自分があまり、そういう過剰に劇化されたものを見るのが好きじゃないから
どうしてもそうなってしまうんだろうけども、
どーもイカン。
とても淡々とご案内することしか出来ませんでね。
面白味にかけるだろうなあ。

まあ、都心・浅草という場所自体が私のホームでも何でもないので
致し方なしといえばそれまでなんだけど。

  ところで全然関係ありませんが、
  「ホゾ(=臍=ヘソ)を固める」なんていう諺があるんですね。
  意味は「決心を固める」で、腹を括るっていうのと同じような意味みたいですね。
  最初字面を見た時、おへそに生コンかなんか流し込まれる図が思い浮かんで
  ちょっと背筋が寒くなりましたけど。
  カチーン≡☆
  閑話休題。

何はなくとも、まずは腹ごしらえです。
物販待機で冷えた体をあっためましょうそうしましょう。
彼のために予約しておいた店はどじょう鍋の老舗、飯田屋さん。

  ▼どぜう飯田屋
  http://asakusa-ryoin.jp/iidaya/

こちらに来るにさきがけて、彼からもらっていたリクエストは
「東京っぽい物。もんじゃとか」
というざっくりなご指定。
あとから聞いたところによると
「東京まで来てたこ焼きとか、関西から出店の有名店とかそういうんじゃなきゃいい」
ということだったらしいのですが。
まあ東京ですからね。
名物つったって、もんじゃとか天ぷら、寿司、そんなもんしかないんですけど。

  「ここでしか採れないものがある」
  土地柄ではなく、「何でも集まる」ことが主な魅力の町ですから。

オイサンもねー。
ぶっちゃけた話、東京とか良くワカランわけです。
地元の人と仲が良いワケでも無し……地の、地に足の着いた暮らしや文化がどんなものか、
やっぱりその、二次元化された記号的なものでしか理解していない。

  横浜・湘南方面だと、最近はちょっとわかるようになって参りましたけれどもね。

デ結局、探して見つけたのがドジョウ鍋だった。
そんだけです。
もんじゃは……焼くのが面倒なので避けたw
オイサンお好み焼くのもヘタなんじゃよ。

注文したのは
丸ままのドジョウと、割いて骨をはずしたドジョウ(ほねぬきというらしい)の両方を
一つの鍋で楽しめる、ハーフ&ハーフ的な鍋。
それと、P氏はドジョウの玉子とじ丼……なんだっけ、舞子丼だったかな、
それを注文。
オイサンははシンプルな蒲焼き丼。

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……あのね、このお鍋、ドジョウも美味しいんだけど、
それよか一緒に入ってるゴボウと、山のように乗せる葱が異様にオイシイわ。
個人的には、丸ままドジョウよりも割いてある方が好きだったです。

そうそう、サイドメニューでなまずの唐揚げをたのんだんですが、
これがまた、香ばしくて美味しかった!
ちょっとうなぎの肝みたいに苦みがあって、お酒飲む人は好きそうなお味でしたね。
茶碗蒸しも食べれば良かった。

ちなみによく知らずに予約を入れたんですけども、
このどぜう飯田屋さんは明治以来の老舗だったようです。



■浅草を歩く



サテ体も温まったところで、今度は雷門・浅草寺へ向かいます。
分かりやすいプランですねw
しかしまあ、観光なんてのは本来こういうものなのかも知れませぬ。
てか他に何があるんだ。
オイサンが普段やってる観光が適当すぎるだけだろう。

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関東に住んでるくせに……なのか、住んでるから、なのか分かりませんけど
オイサンは浅草に来るのはまだ二度目です。
しかも一度目は、シゴトバの仕事初めでえらいひとに連れられて初詣に来ただけ。
あまりこういう、スタンダードな場所に足が向かないんですな。
だって、人が多いんだもん。
来てみれば、それなりに面白い物もたくさんあるんですけどね。


……謎のヒスパニック系・超ド級アフロヘアー
                    一眼オバサンとかな。



いや、いたんですよ。
すんごいのが。

直径1mはくだらないかというアフロ頭に超急降下のヒールを履いて、
彫りの深い顔立ちに、それはデカールかい? フェイズシフト装甲なのかい?
『装苑』の編集者も思わず訪ねるであろうエキゾチックなお化粧。
黒ずくめのワッサワッサしたコートにデカい一眼カメラのおばさんが。
最早新型のモビルスーツです。

いやー……。
なんていうか、
オバサンはどこで生まれどこへ行ってもオバサンなんだな。
さすが浅草。

P氏は速攻で「マダム」と名付けてしまってましたが、
ああ、ソレなんか分かる。
採用。
このあとも2、3回見かけることになります。
だって目立つんだもん。

途中で食べたかりんとう饅頭が美味しかったです。
マダムも食う? うまいよ、かりんとう饅頭。



■P氏の目的



P氏のお目当ては……超ひだまつりレポートの中でもちょっと書きましたけど、
安産のお守りです。
弟さんご夫婦がオメデタなのだそうで。
あ、弟さんが産むわけじゃありませんよ。そこまで難産ではないと思います。

彼はおうちの人には「オイサン(=私)に会ってくる」と言って出かけてきたのだそうで、
なんかうまく格好を付けるためにお守りを買って帰りたいのだとか。
良いお兄さんです。

……まあ、別に浅草寺さんは安産の専門家じゃないでしょうし、
初めて日帰りで東京に遠出の理由がそれってのは不自然な気もしますが。
マいいでしょう。

デ浅草寺。

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フム。
まあ……浅草寺ですねw
派手だなあ。華やか、と言えばいいのか。
この外見的な特徴は、時代的なことに由来するのか、
はたまた教義的な物なのか、あるいは地の文化的な物なのか。

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なんかこう、おもちゃっぽいというかありがたみ・すごみをあまり感じないというか。
イヤけち付けようってんじゃないですけども。
こういう煌びやか系の宗教建築には、今ヒトツ気分のノらないオイサンでございます。
やっぱこう、オイサンの好みはズドーンと寡黙な質量で勝負する
円覚寺とか建長寺さんの山門なんかなわけです。

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円覚寺の山門。


さきほどのマダムなんかは、こういうの好きそうですけどね(偏見)。

特に変わったことが起こったワケではありませんでしたけれども、
P氏がお守りを選ぶ間ボンヤリと人波を眺めながら、
なんかまあ、こういう時間もいいなあ、などと考えておりました。

  ずいぶん昔……もう12、3年前になりますか(おお、そんなになるのか)、
  鎌倉の大仏様の前で感じたのとよく似た感覚。
  こういう場所は、なくなりかけたり古びたりした関係とか絆とかを、
  ワケもなくスッと結い直すためにある場所である気がします。
  そこにおわす神様やらをたとえ信じていなくても、ですね。
  わいのわいのと塊になって寄せてくる
  ご家族連れやらお年寄りの一団やら、お若いカップルなんかも結構おられて、
  中にはあからさまに興味なさそーなカオしてる方もおられますけれども、
  そういうのを眺めておりますとなおさらね。
  
まあ、こういう場所をサラッと選んでくるP氏は、
やっぱりひと味違うなあと密かに感心するオイサンですよ。
彼とはもう四半世紀来のお付き合いになりますけれども、
ホトケのような男です彼は。
し、しんでる……!(そうじゃねえよ)

  オイサンの周りには、そういう感じの方多いですけどね。
  寛大か、無関心か、あきらめがついてるか、なんかどれかだ。
  そうでないと多分、お互いペースが合わないんでしょうな。
  面白いくらい類友だと思う。

マそんな調子でさらりとフツーにお参りを済ませ、お守りも買って、浅草寺終了。
浅草寺は死んだ!!(ニーチェ)

来るときは雷門から入ってこなかったので、帰りはしっかり仲見世を見て帰りましょう。
サンダーゲート。

P3030460

P氏がおみやげの人形焼きを買う間、
その隣にあった紙細工の小物屋さんを覗いていたのですが
あそこはなかなか美しくて面白かった。
写真撮りたかったけど撮影禁止だった。
ガイジンさんが好きそうだ。
マダムはどうだろうか、ああいう細かいのよりはもっとこう、
がっさーっとしたデカいのが好きそうだが。

  ……あの紙細工で、オーダーメイドで1/75デンドロビウムとか作ってくんねえかな。
  ↑「デカい=デンドロ」というダメ思考

ちなみにマダムは、この仲見世当たりでもデカいアフロをわっさわっさ揺すりながら
大活躍でした。
あのアフロ、衛星軌道から見たら活動が活発な黒点とかに見えるんじゃなかろうか。

帰る道々、
帆布の鞄屋さんや、近くに迫って見えるスカイツリーなどを気にしつつ再び
田原町の駅から九段に戻ります。

あ、あとなんか、この日はデモ行進がうるさかったな。
ひだまらーも集まってデモ行進やりゃあいいんだ。
意味のない、のどかなデモ行進。

  「沙英はー! 夏目のー! 思いにー! 気付けーーー!!!」
   \ソウダー!/

  「我々はー! 断固ー! 戦うぞー!!」
   \タタカウゾー!/

  「ヒロさんはー! 太くなーい!!」
   \エッ…ソレハチョット……ザワザワ/

  「ヒロさんはー!! 断じてー!! 太くなーい!!!」
   \ソレハドウカナー!!/ \ドッ/

ウケをとってどうするw。
いしいひさいちの漫画みたいになったw 4コマつながりw
申請すればやらせてもらえるのかなあ。
審査があって、内容で落とされたりするんだろうか。
やっぱりアレは、特定の思想団体だから黙認されているコトなんだろうか。



■Closing~祭りの前の~



こうして、嵐の前の短い東京観光はおしまい。

このあとは九段下辺りまでとって返し、
ひだまらーの待機場所と化していたカフェで一休みしたのち
祭りになだれ込んだのでした。

  そして残念ながら、彼は涙の途中退場……。
  そっかー東京21時発の新幹線に乗らないと、京都から先の在来線がなくなっちゃうのか。
  関東→地元なんて、ほとんど近所をぶらつくのと大して変わらない気分でいたけど、
  案外早いんだな。
  気を付けよう。

しかし、うーむ。

わざわざ大阪から新幹線に乗ってやってきて、
見られた東京がこれだけってのもちょっと寂しかったかしら。
マ主目的が主目的だし、時間的に厳しかったのは否めないのだけれども。

  いや、物販は彼も望んだことなんですヨ?

頻繁に来る人だったらとりあえず今回はコレで、ってのはあったかも知れんが、
彼の場合、次いつ来るか、果たして次があるのかもワカランからなー。
旅行自体、そんなにする人じゃないようなので。
今回の彼は、旅行自体ワリと一大決心だったんじゃないだろうかな、
と、お見受けいたす。
その辺、もうチョイ汲んであげられれば良かった。
オイサンみたいに、無駄にパカパカと小規模な放浪するクセがついてると
「マまた来りゃいいや」
っていう感覚が当たり前になってしまっていてイカンですな。
宗谷岬に5回も6回も行く人間のカンジで量ってはいけません。

とはいえ、一度こうして来てしまえば、次の敷居ってのは限りなく下がるので
今回がイヤじゃなければ次があるでしょう。

……まあ、けどねー。
そもそも自分があんまり「東京の観光」を得意としないから難しいであろう。
なにか、うまく。
東京の、自分なりの解釈での面白味を見出せればいいんだろうけど……
そしたらそれはそれで、
他人にはオイソレと面白がれないプランにはなってしまうんだろうなw
難儀である。


マそんな感じでヒトツ。
こんなんで良ければ、どうぞまたおいで下されたい(変な日本語)。
スタッフ一同、手ぐすねを引いてお待ち申し上げております(変な日本語)。

お疲れさん。
オイサンでした。



 

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2013年3月24日 (日)

■イデオロギーの海 -更新第851回-

ヨブ・トリューニヒトが旧同盟領の政界に復帰するくだりを見ていて
「……アベノミクス」
と呟くプレイ。

オイサンです。

以前はシュワルツランツェンレイターがツボでしたが、
最近グリルパルツァーがお気に入りです。
声に出して読みたい銀河英雄伝説。
美味しそうですよねグリルパルツァー。
クナップシュタインも美味しそうだな。

つまりどういうことかというと、
最近また、もう2年ほども借りっぱなしになっている『銀英伝』を
ラストに向けてワリと猛烈な勢いで見ている、ということです。
この1週間で16話くらい見たか。
初めからそのペースで見ろ。

  長年借りっパでなんですけど、やっぱ見始めると面白い。
  なんていうか、落ち着く。
  聞こえてくるのが綺麗なオッサン声ばっかりで。

ハナシは
ヤン提督がテロの凶弾に倒れるチョイ前~後くらいのところ。
終盤のクライマックスなのかしらね。

デここにきてようやく気付くのだけど、……みんな若いな!
ラインハルトが24歳?
ヤンが32歳か33歳くらいのハズ。
ロイエンタールやミッターマイヤーもヤンと同じくらい。

ここでいつものように自分の年齢を顧みて頭を抱える話をしてもいいんだけども
今回はそうではなく、
この未来世界での人の平均寿命ってどのくらいなんだろうな、
というのがちょいと気になった。

なんだろ、戦国武将並みに短命なんじゃないだろうかもしかして。
戦争してるっていう事情もあって、平均的な寿命というか没年齢は
今現在の現実世界よりグンと下がるんだろうけど、
穏健に暮らしている人がどのくらいまで生きるのか……。
それも下がってるんじゃないのかなあ、という気がする。
あんまりヨボヨボのジイサンとか、モブでも出てこないしね。
それこそ人生五十年の世界。

  なんつーか、
  彼らがこの若さで国や組織のトップに立っているってことが、
  戦時中とか、戦国時代の年齢認識となんとなくかぶるような気がして、
  『銀英伝』の世界が現実世界の時間軸の延長線上に存在するのであれば
  どこかで人間の寿命がリセットされるような出来事が起こったのかなー、
  とちょっと不思議に思った。

まあオイサンの考える平均寿命は
現代日本を基準に考えてしまっているので
80歳とか結構トンデモナイ数値になっているのだけども、
地球規模で考えるとどのくらいなんだろう。
WHOのページで見る限り、それでも68歳くらいはあるみたいだ。

『銀英伝』の舞台になっているのも近代国家のようなので
ベースは日本と比べてもよいのだろうけども
今のまま、たとえば日本の様な国の医療技術が進歩したとしたら
(人が増えすぎて食糧事情が悪くなるとかあったとしてもそれはまた別問題としてだ)、
穏健に暮らす人の寿命なんかうなぎ上りに伸びていきそうなもんだけど、
どこかで何か断絶が起こって、
人の天命が50歳くらいまで縮まるようなことが起こるのかなーと、
そんな風に思いました。

  宇宙に出ることで縮まった、とかね。
  地球から宇宙に出た当初はもっともっと縮まってしまっていたのが、
  これでも長くなったんですよ的な話があったりするのかもしれない。
  まあ全然関係はないけど。

マこの作品、
電話が未だに有線だとか、
ディスプレイがやたらとゴツいままだとか、メールもないとか
案外具術的には未来を見据えることをしてない描写が多々見られるので
(それがアカンというんじゃなくて、なんか「SFらしくない」というだけ)、
その辺りの設定とかは別にどーでもいいと思っているのでしょうけど。
欲がないというか……いい意味で、全然飾り気のないお話だと思います。


けど、なんだ、その、
今の様にネットワークとかコミュニケーションが偏在・分散して発展していけば、
『銀英伝』の世界ほど、国家! とか、イデオロギー! とかが
その純血を保ちながら力を持ち、発達していくとも思えないので……
なにかやはり、どこかでちがう分岐をした世界なのだろうな、とは思うけど。

そうは思わないか? フロイライン・マリーンドルフ。

これを収録している頃の堀川亮さんは
ワリと四六時中こんな口調だったのではなかろうか、
とか妄想するオイサンでした。

▼歓送の歌

この歌大好きです。

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2013年3月23日 (土)

■THE FESTA!!~超ひだまつり IN 日本武道館!~RPT.04 -更新第850回-

はいどうも、あなたの愛のパートナー、
明治安田生命です。
オイサンです。

適当にもほどがあるだろ。

サテ、またしても『超ひだまつり in 日本武道館』のレポートの続き、
第4回です。
多分今回で終われる。



■前回までのあらすじ



サテ前回、『蒼樹うめアシスタント王決定戦』が終わってミズハスの目が点になるところまで……
書いたのかな?
確かこの辺で、既に本来の終演時間である21時は過ぎようとしていたハズ。
その期に及んでなお、まだライブステージがまるまる残っているという時間配分。
見るがいい、これが大人だ。



■5.ラブライブ(ではない)ステージ!



さてここからは、ライブステージ。
ひだまり荘の面々以外は一旦壇上からはけて戴いてのうたとおどりの時間です。

……とはいえオイサン、
何が歌われたのかはぶっちゃけあんまり覚えてないですw
確か歴代主題歌オンパレードと、アスミンがラジオ主題歌をいくつかソロで歌った、
くらいじゃないかな。
スマン。
手拍子したり、サイリウム振ったりするので手一杯だった。
こういうノリまくるライブとかってほとんど経験ないんだもの。
正直あんまり得意でないw

「?でわっしょい!」

  ♪トウヘンボクは治らないよ 3000人はいるかもね♪

 のところで、アスミンが8000人って歌ってたのは覚えてる。
 トウヘンボク扱いかよ!
 まあその通りだし、多分ここに来てる連中の大半は「治らない」と思うけど。

・途中でmarbleさんが出てきて「サクラサクラ咲く」歌ってたかな。
 一旦座らせてくれたっけか。
 そこにうめ先生が合流して、3人バージョンで「流星レコード」を歌ったんだけど……
 しっとり、目ェ閉じて聴きながら、
 「(うめ先生、なかなか歌わんなー)」
 と思って目を開けたら、歌ってるのがうめ先生でびっくりした。
 miccoさんに引けを取らないくらい上手いってどういうこと?
 イヤ、うまいうまいとは思ってたけど、生でここまで上手いとは思わなんだ。
 マルチタレントの面目躍如。
 「流星レコード」はいい曲ですね。

あとは……なんだっけ。

「笑うかどにはパンパンパン!」があって嬉しかったな。
 『ひだまり』系楽曲の中では1、2を争う好きな歌なので。

・メガネの菊池が、ソロで吉野屋先生へのラブソングを熱唱してて、
 そのときだけ会場の空気が違った。
 あの人、ほんとに吉野屋先生好きなのかなw

 ……オイサンは本当にねえ、このメンバーの中にある時の菊池さんのことが心配で。
 あの人、このステージに上がってて楽しいのかなって。
 まあオシゴトなんだけどさ。
 人前で演奏できて気持ちよくてっていうのは
 アーティストとしてはもちろんある快感なんだろうけど、
 なんかノリ切れてない感を、
 ほかの面々に比べると(ほかの連中がおかしいってのもあるけど)ちょっと感じてしまうのは
 オイサンだけかね。
 お祭りですからね。飲み会みたいなもんでしょ?
 もしムリがあるなら、辛くない方向でがんばって欲しいなーと思うのでした。
 きもちよく眠れてるといいなあと思います。

・チョーさんと菊池さんの二人で「男の子パズル」も歌ってたな。
 ステージがせり上がるだけせり上がってて、
 ああこれは校長仕様だな、と思ってみてたけど……
 あれフツウに怖いだろ。
 せり上がる床面積すごい狭いし手すりもナンも無しでしょ。
 高さ……役4m? 客席の床からだと5mくらいか。
 見てても怖かったぞ。

・女性陣が4期のエンディングのときの変形ファッショナブルお着物に着替えて登場!
 あれ、布地はどんなんだったんだろう……。
 歌はもちろん『夢ぐも』
 この時にシンタスが沙英さんメガネをかけて出てきたんだけど
 どうみても光浦だったという。努力は買いますが!
 誰か、スタッフの中で一人は同じことを思ったハズだ、
 気付いたら言ってやれよ……プロの芸なんだから。
 あれ? このときってmiccoさんも吉野家先生も、
 うめ先生もお着物だったんだっけ?
 忘れちゃった。
 多分そう。

・そして再び、会場に響きわたる神の歌声。
 うめ先生によるうめ先生のキャラクターソング、
 『とびきりスイッチ』
 まさしく神曲。ダンテもびっくりです。
 ……まあ個人的には、
 うめ先生の曲なら『ひだまり・ひだまれ・ひだまりるん』の方が好きなのですが……
 『とびきり~』には必殺の「見ちゃだめ」がありますからね。
 ライブで歌って盛り上がるのはこっちでしょうなあ。
 残念。
 生の「私は食べものちゃう!」が聴きたかったぜ。
 とびきりなんです。ひだまりなんです。

▼とびきりスイッチ


▼ひだまり・ひだまれ・ひだまりるん


・最後はライブ用スペシャルメドレー「ひだまりスケッチ」。
 曲名を発表した瞬間、会場が「へ? 間違ってない?」っていう空気になったのが面白かった。
 すんません、曲順は覚えてません。
 ハイテンポな曲からスローな曲まで、全部ぶちこんでありました。
 「きまぐれ、じゃんけんポン!」もこの中で聞けて嬉しかったっす。

 ▼ライブステージ総括

まあ、お祭りですからね。
ライブってのはこういうもんなんでしょう。
みんなガンガンにノって、一体感を味わいたいんでしょうね。
もう少し落ち着いて歌を聴きたかったし、ノリノリ主体でみんなで歌う選曲もいいけど、
ソロのキャラソンなんかももっと聴きたかったなあ。
もっと言うなら、ミズハスのソロ歌が聴きたかった(希望。

  もしかすると、前回や前々回がそうだったのかも知れませんけどね。

ソロがあったのって、アスミンとうめ先生くらいじゃないか?

……。

改めて考えると、声優のソロ枠がほぼ皆無だったのに、
「原作者」のソロ枠がしっかりキープされてるって
このイベントやっぱどっか脳細胞が腐ってるなw
いやその、腐ってるっつってもあれよ、バナナの黒くなってるところよ。
シュガースポットよ。

そしてもっと言うなら、
「サライ」、フルで歌ってる場合じゃねえだろw
気持ちは分かるけどw

お祭り用のメドレーなんかなくても、
『スケッチスイッチ』みたいな象徴曲一発で
アホみたいに盛り上がれる連中しか、どうせここにはいないんだから、
その辺をもう少し大切にして欲しかったという気はする。

ですけど、なんというか。
ラストに向けてガンガンに盛り上げよう! という制作側の熱い意気込みは
ビンビンに伝わってくる構成ではありました。
ああ、考えたんだろうなあ、っていう。
ただその、やっぱりちょっと、オッサンには濃すぎるというか、
サービス過剰だったかな、という使用者の感想です。
神奈川県にお住まいのアラフォー男性からのオタよりでした。



■6.アンコールステージ!



さて、押せ押せで終了したライブステージ。
出演陣がはけた後でも、まあ当然拍手は鳴り止まず。
渋く着流しで登壇したチョーさんのオンステージ。

 ♪ ひだまりのみんなに、 会いに行こう ……。
   ♪ ひだまりのゆのに、 会いに行こう ……。
     ♪ ひだまりの宮子に、 会いに 行こう ……。
       ♪ ひだまりの沙英に、 会いに 行こう ……。

 ♪ ひだまりのヒロに、 会いに行こう ……。
   ♪ ひだまりの仲間に、 会いに行こう ……。


淡々と、繰り返すように壇上を練り歩いて歌い、
袂からAmazonで買ったという花吹雪をぱあっ、ぱあぁっ、と咲かせるチョーさん。
客席をウェーブさせたりね。
ほかの面々のスタンバイが整うまでのアドリブだったらしいんですけど。
華のある人だなあ。

客席から見てる分には一対一なんだけど、
アレ、上から見ると、どんなにホームでも相当アウェイな感を覚えると思うんだけどね。
すげえわ、役者さん。
なにか、自己催眠のような物を使いこなすすべを心得ているんだろうね。
なんかインカムでは「押してるんだからウェーブはもういい!」
みたいな指示が飛んでたっぽいですw

しばらくして壇上に、再度役者も出揃い。

ところで、ここまでのいろんな演し物の合間合間に、
こういう↓パロディCMがたくさん挟まれたのですが。


▼超ひだまつりin日本武道館 パロCMまとめ



このテのパロCMは「ひだまつり」のお家芸なのだそうです。
こいつのおかげでディスクメディアでの販売はないのだとかw
どんだけ商売にしたくないんだw

……吉田アナが言うことには、

  「すみません、まだ一つ、お見せ出来てないCMがありました。
   ではご覧ください、どうぞ」

この期に及んでネタCMかい。
……と、素直に思えるワケもなく……ああ、こりゃなんかあるな、と。

しっとり滑り出す、ひだまり荘全景から、ヒロさんのせりふ、アップ。
ちょっとヒロさんの出番多めで進んでいく、いつか見たようなひだまり荘の風景。

  ……この時点では、ワタクシ後藤さんがらみの発表か、
  本人からのメッセージか何かだと思ってました。

本当のところはヒロさんではなく、
ヒロさん・沙英さんの三年生コンビにクローズアップした映像だったわけで、
まあ、もう皆さんご存じでしょうけど、
『ひだまりスケッチ ヒロ・沙英 卒業編』
の制作発表PVだったんですけどね。

▼「ひだまりスケッチ」沙英ヒロ 卒業編PV


壇上の面々、女性陣はもうベロンべろんに泣いてるし、
会場中どこもかしこもスンスンすんすん言うとるし、
ああもうくっそう、お前ら思うつぼだな!!
そしてしゃべり出す吉田アナ。お前、まだなんか持ってるな。

「そしてですね、私……ヒロ役の後藤邑子さんから、お手紙を預かっております」

ああ……やっぱりそういう展開なのだね。
くそう。
お手紙の内容は……今オイサンがここに全文書き写すのも野暮なので、
改めて書きませんが……
『ひだまり』と、それを作り上げて来た人たちへの思いの詰まった、
そして今日この場にいられないことへの無念のつづられた手紙でした。
短かったけど、シンプルでストレートでした。
ミズハス、壇上なのにずっと後ろ向いてたな。

  全文を知りたい方は
  「超ひだまつり 武道館 レポート」
  とかで引っかければいくらでも出てきます。

PVが流れ終えると、自然とため息が漏れました。

はー。

そうか。
まだモちっと続くか、この時間が。
しかし、この。
全4期、OVAも入れれば50話以上やってもなお、
まだ足りぬ、まだ足りぬと求められ続けるこの感じは……
2期発表時点で「え、これ以上まだなんかやんの?」ってカオされた
SS+なアニメにはちょっとない感じだな。



■ぼくのかんがえたさいきょうのごとうさん



ヒロさん役のゴトゥーさんが現在病気療養中であることは、
あの場に集った8000人のトウヘンボクで知らない者は、マさすがにいないと思うんだけど、
それにしても、今回のイベント中でのゴトゥーさんの扱いについては、
ちょっと気にかかった。

  運営スタッフも出演者も、
  どうしたらいいかは考えに考えたのだろうけど。

結局ゴトゥーさんについては、
ラストのラスト、アンコールでご本人からのお手紙が読まれるまでは
ほぼ一切ノータッチでした。
声優陣トークの中で、ちょっとさわられたりしたっけな? ぐらい。

やっぱね、そこまで徹底されると
「あ、こりゃなんかあるな」
と、受け側としては思ってしまいます。
でも結局、なかった。
あったんだけど、我々の期待したようなことはなかった。
明かされるまでの時間が、ちょっと長すぎたと思う。
気になってしょうがなかった。

 ▼開かれなかった101の扉

本人がお出にならないのはもちろんのこと、
ビデオ出演もなかったし、
舞台上にセットとして用意されていたひだまり荘の、201号室の扉もごく普通に……
あるじ不在のまま最初から最後まで、
ふつーーーーーーーーーに、
そこにあった。

  ライブステージの時、
  全室の扉が少し開いてそこから照明がもれる演出もあったんだけど、
  その時には101号室もほかの部屋と同様にちょっと開いたりはしてました。

その「在りっぷり」が……
そしてまた、舞台上の面々も在ることが分かっているのに
ないことにしている「無いっぷり」のギャップが……
あることによってないことが強調されて、
ものすごく長い時間、気になったし、気を揉んだ。
全員分かっててあるのにないことにする、って言うのは、もう、
意識も視線も、全部そこにいってるのと同じことなんだよ。

  また悪いことにねえ、
  自分の席は舞台下手の急角度な斜め下っていう……
  101号室がすごくよく見えて、
  扉が開いたらその中もちょっと見えちゃうっていう絶妙な位置だったんですよ。

うーん……。
やっぱりねえ、寂しかった。
ゴトゥーさんがいないということは勿論なのだけどそれは仕方がないし、
そこはもうしっかり治して元気に出て来てくれることを優先して欲しいのは当たり前として。
なんつうか……
なにかあるかも知れない、と期待を持たされ続けて、
結局あるじ不在の部屋だったのか、という気持ちがすごく残ってしまった。
そこだけすっごいポッカリして見えた。
個人的には、もう冒頭で、

 「今日はゴトゥーさんは来ません! 出ません!
  後ろの101号室もあるけど、ヒロさん食べすぎで今日起きてこられません!」

とでも宣言をして、「食いすぎ」の札を下げるくらいのいじりがあってくれると、
安心できたんだけどなあ、と思った。

もしかしたらビデオ出演か、
ベストケースで一時生中継配信くらいないかな……? と踏んでいたんだけど。
やっぱりまだまだ、なんでしょうね。
焦らずゆっくり、しっかり治して……
次のお祭りでは元気な姿を見せてほしいと思います。

……。

マでも、あの方は元気すぎるとね。
モノを壊したり、
天空の城から神の火でソドムとゴモラを滅ぼしたりしそうなので、
ほどほどで。
何度でも甦るさ!

PV発表、後藤さんのお手紙のあと、
「ひだまりランド、ゴーランド」と「スケッチスイッチ」を何周も歌って、
お祭りは今度こそ終幕。

  「ひだまりランド、ゴーランド」も好きな歌なので良かったなあ。
  サビの

   ♪ 別に変じゃないからね ラクな方からいこうよあっさりと

  ってところがたまらんわけです。
  救われる。

そうしてふたを開けて……否、閉めてみれば、時計は22時45分。
この時間は危険だろw
時間が時間なので、大半の人たちはものすごい勢いでハケていきました。
オイサンもなー。
これが土曜日だったら宿でも探してゆっくりするところなんだけど、
大急ぎで、祭りの会場を後にしたのでした。



■うき世と常世のはざまで~Closing



そんなこんなの、実質4時間30分。
浮き世と常世、ゆめとうつつをふらふら漂うような時間でした。

その「ゆめ」の部分……
それは主に、はじまる前と終わってしまったあとにあったと、
今となっては思います。不思議なことに。
「うつつ」……現実のリアルな部分が、あの四時間あまりに詰め込まれていた。

「あの『ひだまりスケッチ』を武道館で!」 ……っていうそのパンチ力だけで、
オイサン的にはもう、かなりオッケーだったんです。
それだけで十分夢があった。
そして実際そこに行ってみると、8000人とかいうバカどもの群れるお祭りで、
もう入場待機のあの時点、
武道館を埋め尽くしていることを目の当たりにしたあの時点で、
自分の中の「ゆめ」はかなり終わっていたと言ってもいいと思う。
まあ、遠足の準備期間みたいなものだね。
あれやこれやと思いを馳せる時間に一番ときめきがある。
始まってしまえばあとは終わるだけだもの。

では、現実としての舞台はどうだったんだろう?

……まあ、細かい不満はいっぱいあると思うんですよね。
時間が押したとか、
見辛い席だったとか、
終盤、ゴッツいオッサンがずーっと舞台ソデに見切れていて、お前誰だよ、とか。
人によって、色々不満はあるとは思うわ。
自分もそーです。
もうちょっとああだったら、とか、こうだったら、とかはある。

個人的には、時間が押したっていうのが一番勿体ないと思うのよね。
それは夢の舞台にありながら、現実へ帰るタイムリミットを強く意識させてしまうことで、
「早く現実へ帰れ帰れ」って言われているのと、ほぼ同じことだもの。
ネタにされるのは仕方ない、そう処理していくしかないんだけど、
舞台上からも「現実現実」って言われるのはやっぱりちょっと、辛いものがある。

  そういう意味で、ほとんど不満らしい不満を抱かせない
  ディズニーランドってやっぱすげえんだな、と思ったりした。
  行ったことはないけど。
  目指すべきはあそこなんだろう。
  まあ……やってる方はわからないんだけどね。
  学生演劇とはいえ舞台に立ったことのある身としては、それは理解できるんだけど。

けれどもこうして、すでに二週間あまりが経って、
イベント発表から始まりまでの数ヶ月と、
終わってからの二週間、
その中心にあった4時間半という時間を思うと何もかもゆめのようだったし、
あの舞台上には、なんか色んな思いとか場面とか、
来たる舞台を思い描きながら見たアニメ本編のシーンなんかが混ざり合って、
あー、舞台上にゆのっちいたなー、と、不思議な幻を見る思いなのです。

  それはワリと真面目に。
  別に、エエこと言おうと思ってるわけでなくね。
  本当に不思議なんだよ。

けどこの感覚って、
やはり自分が既に色々マヒしているからこそ味わうことの出来るものであって、
愛があるから出来ること、なのだと思うわけです。
悶々と、フツフツと、考え続けた時間があるから味わえるものなんじゃないかと。

制作陣も同じで、あの細やかなネタづくりだとか気配りだとかは、
愛があるから出来る。

ただそれは裏を返せば、「愛がないと出来ない」ことでもあって、
まだ愛に至っていない人たちがじゃあ、
今回のイベントを心底すばらしかった、良かったと言えたのかどうか?
もっと言うと、
既に愛のある人間は十二分以上に楽しめるけど、
まだ愛になっていない人や、これを機に愛を育もうとしている人たちに、
あまねく「愛を芽生えさせる」ことが出来るだろうか?
と思うと、そこには疑問符が付くものだったという気がしている。
前にもちょっと書いた、『ひだまりスケッチ』っていう作品が持ってる
ウチワ性というか、閉鎖性というか、
マどんなものでも長く続くとそうなっちゃうんだけど、その辺が邪魔をしてね。

既にあだ名で呼び合ってる人たちの間に、
新顔である彼らをどう溶け込ませてあげる……
それを可能にするのは、
現実に縛られざるを得ない「中の人」の世界ではなく、
誰にも平等に触れることの出来ない「作品世界」の仕事なのだけど、
今回のイベントでは、その『ひだまりスケッチ』の作品世界に関わることはまったくなかった。

……うん。
本当に、『ひだまりラジオ』のイベント、
『ひだまりスケッチ』周辺全体としてだったら文句のないものだったと思うんです。
けど何故か、不思議と、『ひだまりスケッチ』の作品世界のことだけが
不思議なくらいスコンと抜け落ちたイベントだったなあ……と、
思うワケです。

  冒頭でちらっと、
  「『ひだまりスケッチ』のイベントに来たつもりでいたら
   『ひだまりラジオ』の空気でコトが始まったので面食らった」
  みたいなことを書いたのだけども、
  ことアスミンのテンションに関してはそのどっちでもなかったなーと
  今ふっと思った。
  スタッフなり声優さんなり、当面仲間内の目だけを気にしてやればいい収録とは違って、
  お客さん目の前にして言葉を探さないといけないライブでは、
  やっぱどっか、力の入ったアスミンだったような気がする……当たり前だけど。

制作のコト、声優さんのコト、アーティストさんのコト、これからのコト……
言ってしまえば「中の人たちのコト」はホントしっかり詰まってたんだけど、
『ひだまりスケッチ』の作品そのものに関する演し物は何もなかった……
そんな気がしてます。

だからあの4時間半は「現実」だったなあ、と思う。
マそれは、単純に自分がイベントの性質を誤解していただけなんだろうけども。
普通、アニメのイベントってのはああいうもんなんだろうな。

だから多分……自分が一番見たいスタイルの『ひだまりスケッチ』のイベントというのは、
ドリフみたいな舞台セットに組まれたひだまり荘で、
各キャラクターに扮した声優陣が演じ、生バンドがBGMを演奏する、
「舞台劇『ひだまりスケッチ』」なのだろうなあ、と思う。
ところどころに役者陣の悪ふざけによる無茶ぶりが入り、
空気が止まって笑いが漏れる、そんな舞台。

  ……まンなこと言っても、わからんな。
  どこに価値を見出すのかはそれぞれ次第だし。
  大勢のひだまらーといっしょにわーっとなって
  「やっぱ『ひだまり』サイコー!」って人もいるだろうし。
  もしかするとその辺は、
  『ひだまりスケッチ』とは長いけど
  「イベント参加」ということについては初心者同然のオイサンが感じた、
  スキ間の様な物なのかもしれない。
  自分にとっての『ひだまり』という夢と、「イベント」という現実が食い違う部分。
  夢の部分と現実の部分の折り合いが、今一つだったんじゃないかなと思った。

……とまあ、色々書いて文句タラタラみたいに見えるかもしれませんけども。
実際はそんなこと全然なくて、何故かあの4時間を、
ゆのっち、宮ちゃんと実際に会って話した時間のように感じているワケです。
本当に。
だから、多分、あれでいいのかも知らん。
わかるような、わからないような結末だけれども。

それでは皆さん、次回
『超ひだまつり ~ヒロさん復活祭・フミヤなめんな!~』
でお会いしましょう。

多分チェッカーズが生で登場します。
ランティスならやってくれます。
あ、Cha-Chaは出ません。
ランティスはそこまで面倒見切れません。

フミヤなめんな!




別にヘンじゃないからね? ラクな方から行こうよ、あっさりと。



……しかしまあ、原作者が、他人の考えた言葉を使って
自ら自分の作品にことばを付け足すのってアリなのかなあ?

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2013年3月17日 (日)

■THE FESTA!!~超ひだまつり IN 日本武道館!~RPT.03 -更新第849回-

はいはいまたCM明け。
オイサンです。
今日の放課後、ひだまり荘で待つ。~佐々木小次郎~


2013年3月3日に、日本武道館で催された『ひだまりスケッチ』のイベント
「超ひだまつり in 日本武道館」のレポート、その第3回です。
いい加減飽きて来ましたか?
いーや、許してやらんぞ。
何せまだメインキャストが出揃ったばっかしやさかいな。



■ひだまり荘のみなさんへ



さて、開始から約1時間45分、原作者の蒼樹うめ先生が合流して
ようやく本日のキャストが全員出揃いました。
遅ッ!!
この時点で、時刻は確か20時15分くらいのハズ(※)。

  ※この辺でP氏が最終の新幹線のため、中座しなければならなかったので、
   多分間違いない。

まあそれはもういいんで、
この日の出演者についての感想を、ざらっと述べておきたいと思います。

・チョーさん
  思っていたよりも見た目が全然若くてびっくりした!
  もっとおじーちゃんぽいかと思ってた……(失礼)。
  笑顔がステキな影のリーダー的な存在だったと思います。
  時折心配そうな顔してた様な気がする。
  いやあ……大変な番組に関わっちゃいましたねw
  まさかエルビスのコスプレさせられるとは思ってなかったでしょう。

・松来さん
  吉田アナの言った通り、まじ新しいプリキュアでした。
  小さくて、かわいくて、丸くて丸くて丸くて丸くて丸くて丸い。
  こんなに丸いのか!!
  全てのパーツが球で出来ているといっても過言ではない36歳。
  ラジオで発揮する存在感の通り、おいしいところでヒョッと出てきてはかっさらっていく、
  けど一番オイシイところまでは持って行かない奥ゆかしさ。
  役者だなあ。

・marble・miccoさん・菊池さん
  しゃべるようになりましたねえ……。
  無印『ひだまりラジオ』の第三回でしたっけ、
  初ゲストで出たときは怒ってんのか、こういう無愛想キャラなのか……
  必死でフォローするアスミンとゴトゥーさんが痛々しいくらいだったのに。
 
  この人たち、自分たちのスタンスはこれでいいと思っているのかなあ。
  miccoさんはとにかくお祭り楽しそうなのでいいんだけど、
  吉野屋先生へのラブソングを熱く歌い上げる菊池さんを見るにつけ、
  彼はムリなくこの舞台を楽しめているのかなあ、と不思議に思う。
  個人的には、この日の夜、菊池さんがどんな気持ちで床に就いたのか……
  それがとても気に掛かる。それが、このイベントが成功だったのかどうかの
  最後の決め手であるように思う。

・ミズハス
  小さいんだよねえ。そして細い。
  チョーさんを除けば、おそらく壇上の最年長。オイサンよかいっこ上だもんな。
  ……なのに、それを感じさせないフリーダムさ。好きなことしかやってないですよねw
  この力の抜け加減は見ていてすごく安心します。
  あんまりガンガンしゃべったりはしなかったけど、
  『アシスタント王決定戦(後述)』では抜群の存在感。
  なにげに宮ちゃんとお揃いの衣装が似合っていたのが印象的だった。
  笑いたいところでゲラゲラ一人でツボに入って、
  ゴトゥーさんの手紙ではずっと背中向けて涙こらえて震えてて、
  そういう姿がとても魅力的だった。

・ダチャーン
  この中ではちょっと地味でしたね。
  いや、「一部」ダイナマイトなんですけど。そこは文句なし一番でした。
  ワリとやられキャラなので、いかんせん、たまにキャラが松来さんとかぶる。
  そうなるとさすがに相手が悪い。全部持って行かれる。
  ちょっと器用貧乏な感じ。
  がんばっておられるんですけど、
  黙ってるミズハスの方に花が咲くのは年の功かしら(それはそれで失礼)。

・小見んちゅ
  圧巻なのはこの人。見た目もキャラも、図抜けてる。恐ろしい。
  なんなのあの見栄えの良さ、舞台映え。モデルか。
  足は長いわ、ボディバランスは均整とれてるわ、そのクセ中身はゆとりだわ。
  完璧やないか。
  小悪魔かと思いきやグレーターデーモンでした、みたいな。
  まだお若いせいか、前に出ようとしなければ存在感が出てこないけど、
  これで放っといても存在感が出るような華を備えたらどうなっちゃうんだろう。
  伊達に各方面からモンスター扱いされてねえわー。
  おもしろいけど、ちょっと怖いです。妖怪。

・うめてんてー
  前回で書いた通り、オイサンは今回が初見。長年の念願叶って初のお目通り。
  いやー……噂に聞いてた通り、小さい・可愛い。
  はぁー、こんな外見だったのか。これで道ばたであっても挨拶できる(何の心配だ)。
  そして、あとで書くけど、歌がうまい。
  あ、そうそう。あと、絵が上手いですね(おい)。
  まあ、まあ、当たり前のようにいじられ続ける立ち位置だったワケですが
  それでもさすがの存在感。

・シンタス
  今回は珍しく地味なところにいたなー。
  いや、そうでもないか。四人揃うと毎回ワリと地味なところに引っ込む人だ。
  ところどころ、ひょいと出てきてヒット&アウェイするんだけど。
  まあ、おとなしかったですね。
  瓦割るシーンくらいですかね、本領を発揮したのは。
  そして……誰も言わないなら俺が言う。
  ラスト近くで「夢ぐも」の着物衣装に着替え、
  沙英さんを意識したメガネをかけて出てきたシンタス、
  第一印象は「あ、光浦だ」でした。
  仕方ない。本当にそう思ったから。
  ダチャーン同様、トークよりも真面目に演技の人だから仕方ないのかもな。

・アスミン
  ふつー。
  なんでそんなにふつーなんだw
  トークパートでチョーさんに
  「大きくなったよねえ、まさかあの子がここまで仕切るようになるとは!」
  と言っていたけど、それが全てを物語っているのかも知れない。
  堂々のヒロインでした。

ざっくりまとめると、

  うめ先生 → 小っちゃマルタレ
  チョーさん → 若さ爆発心配性
  ミズハス → スレンダーフリーダム
  小見んちゅ → モデルゆとり
  ダチャーン → ゆさゆさ
  松来さん → 球
  シンタス →光浦(青)
  miccoさん → にくまん
  菊池さん → ヨンさまメガネ
  あすみん → とんこつ

……こんな感じ(わからんわ)。

主に、
吉田アナ、あすみん、チョーさん、松来さん、miccoさんがガンガン前に出て喋ってた。
吉田さんとアスミンは仕事でしゃべり、
miccoさんは趣味で、
松来さんは本能で、
チョーさんはそれらの隙間を埋めるべく、喋る。

そこに黙ってるミズハスが存在感を発揮し、
たまにシンタス・小見んちゅが躍り出る。
そんな印象を覚えました。

ちなみにこの日、皆さんのお衣装は
各キャラクターに合わせた物をお召しになってらしたんですが、
不思議とみんな似合ってて面白かったです。
願わくば、アスミン=ゆのっちの服は、
4期1話目で着ていたモノトーンの部屋着を見てみたかったな。
アレ好きなんすよ(聞いてない)。

 ▼司会の吉田アナ

ここいらでちょっと、
司会進行のニッポン放送の吉田”他局の”アナについても触れておきたいと思います。

なんというか……気配を消すのがうまい人だな。
当たり前のことを、高いクオリティでたくさんやってしまう、器用貧乏っぽい人だと思った。
実際ビンボーなのか、どういうポジションなのか知らんけど。

瞬間瞬間、壇上の流れに乗ってズバッとものすごい光を放つんだけど、
次の瞬間にはスッと気配を消しているから誰が放った光なのかわからない、
或いは壇上の主役にその光を預けて、自分の気配は消している。

そんなだもんだから、
「本筋で、何かものすごく面白いことがたくさん起こった」ことは記憶に残るんだけど
「それを誰がどんな風に起こしたのか?」を感じさせない、
まさに生ける黒子(ふつう黒子は生きてるけど)の様な人だと思った。

  これほど、アナウンサー・司会進行という職業に必要なスキルがあろうか。

あと、開演がリハで押した上に各コーナーでもものすごい押し押しで、
最終的に終演23時という殺人的な超巻き進行だったんだけども、
その中で、
流れが分断されたことを見ている側に意識させないで、
ヒトツヒトツの流れを加速させつつ自分の仕事もするということをやり切った、
この日一日の最大の功労者、
一番消耗したのはこの人(と興業主(心労的な意味で))だと思う。

  だって、あの展開と流速の中で、あれだけ大量にしゃべって、
  一回も噛まなかったしシドロモドロにもならなかったよあの人。
  一番しゃべってたのあの人だよ。
  どこまでが台本に書かれていたことか知らないけど……。
  結構な量を捌いていたけど、あれでもチョイチョイ、
  台本の省けるところはリアルタイムに省きながらしゃべっていたんではなかろうか。

興味がわいたもんだから、どんな人なんだろう? とWikipediaで見てみたら同い年だった。
そして、コトバやネタの端々に、
ワリと多彩に我々おまいらの喜ぶ節が挿入されているなあと思ったら
ご自身からして結構なオタクの人らしい。
なるほどそうなのか。

けど、『ひだまりラジオ』とそのリスナーであるところの我々が持つ微細なやさぐれ感、
「かわいいアウトロー」たちの空気をきちんと共有して、
それをいじったり、自らもそれを演じることが出来るというのは、すごいと思います。
一朝一夕で身につくものではないと思いますもの。
オタクさん特有の自虐性というか、引け目、というか。
なんかその辺の空気をすごい理解した上でキチンと笑いに使ってましたね。

何が心地よいって……ヒトごとじゃないんですよね。あの人。
実際のところ、彼がどこまで「こちら側の人間」なのか分からないんですけども、
客席側の人間の仲間として(の空気をまとって・仲間を演じて)壇上に立ってくれている、
ヒトごとでなくこのイベントを仕切ってくれている感じがすごくあって
ああこの人はすごいぞと途中から感じ始めていました。

  壇上の方々と声優仲間というわけでもないですしね。

好きでやっているのか、勉強した結果の職業人根性なのか。
実に頼もしい、アニキ……ではないのだけども、
「頼もしくてやさしくて、苦労人のお兄ちゃん」、だったような気がします。

  ……いや、同い年のオッサンにそんなん言われたないと思うけど。

次回もよろしくね、おにいちゃん!

……あ、でも、ところどころリップサービスをしてノセてくれるんだけど、
その辺はちょっとサービス過多なのかなー、と感じたりはした。
「国民的アニメまでもう一歩!」
はさすがに言い過ぎだろう。
ただ期を重ねれば、ただ広く受け入れられれば良いってモンじゃないですからね、
その辺は。

さてコーナー紹介に戻りましょう。



■4.茶番……ではない、ガチバトル・蒼樹うめアシスタント王決定戦



うめ先生が舞台に上がって始まったのは、
だれが先生のアシスタントに最も相応しいのか? を決める「アシスタント王決定戦」。
王なのにアシスタントなんだ……。

 ▼蒼樹うめアシスタント王決定戦 ルール・対戦形式
 ・アスミンを除く8人の出演陣を、お絵かきの実力的に
  「セ(ンスある)・リーグ」「パ(ンチきいてる)・リーグ」に分ける。
  各4名ずつ。
 ・1回戦:まずは各リーグ4名で予選を行い、2名ずつを選出。
      お題は「絵しりとり」!
 ・準決勝:1回戦を勝ち抜いた、セ2名・パ2名の4名をさらに2名に絞ります。
      お題は「4コマまんが・オチ対決」
 ・決勝!:準決勝を勝ち残った2名にアスミンを加えた3名で対戦!
      お題は「左手でどーん!」。利き手と逆の手で、自分のキャラを描く!

 ・判定は、壇上の対戦者以外の人たちによるフダ上げ投票。
  見事勝利をおさめた人がうめ先生のアシスタントになれます。
  まあ多分、誰もやりたいと思ってはないと思うけど。

 ▼ご提案その1

……これさあ、投票を、会場の票も入れた方が面白かったんじゃね?
厳密な票じゃなくても、拍手の大きさとか、代表10名とか。
今思いついたんだけど。
あとコレも今気付いたんだけど……
壇上の人たち、「うまさ」で評価してたんだろうか?
「面白さ」だろうか???
マいいや、選手入場!

 ●セ(ンスある)リーグ  :ミズハス・ダチャーン・小見んちゅ・チョーさん
 ◎パ(ンチきいてる)リーグ:シンタス・松来さん・miccoさん・菊池さん
 ○あリーグ:アスミン(ぼっち)
  アスミンは、なんか知らんが「××王」の称号を3つ持ってるからという理由で
  ディフェンディングチャンピオン扱いでした。



……。



えーと、このコーナー、
キモが絵なので非常にお伝えし辛いのでそれなりで行きますね。

まず予選のお題は「絵しりとり」。

最初にうめ先生が描く絵を読みとり、それに続く言葉の絵を描く、というアレです。
まずはセ・リーグの勝負から。
……いきなりパンチきいてる方から行くと会場が大混乱になりますからね。

 ▼うめ先生の描いたお題 : ドレスを着てマイクを持ち、歌を歌っている女の子
  1回戦:ミズハス vs チョーさん! 事実上の決勝戦です(オイ)
   ミズハス 
    お題の読解:アイド「ル」
    描いたもの:「ル」ンルン気分の松来さん
   チョーさん読解
    お題の読解:スタ「ア」
    描いたもの:「ア」スミンの脚
   勝者……ミズハス!

  2回戦:ダチャーン vs 小見んちゅ。 一年生対決!
   ダチャーン
    お題の読解:シン「ガ」ー
    描いたもの:がらものTシャツ(を着た女の子)
   小見んちゅ
    お題の読解:ライ「ブ」
    描いたもの:豚
   勝者……小見んちゅ!

 ▼セ・リーグ雑感
  面白いもので、同じセンスあるリーグでも写実派と印象派の対決になったなあ、というところ。
  全身まで、それと分かる物を描いたミズハス・ダチャーン(写実派)に対し、
  四の字に組まれた骨折気味のアスミンの脚だけを描いたチョーさんと、
  キャラクター化された豚を描いた小見んちゅ(印象派)。
  写実派と印象派がそれぞれバランスよく進出。目が離せない。
  ミズハスの松来さんはこの日の衣装に合わせてちゃんとプリキュアwだったし、
  ダチャンは描く女の子もおっぱいぼいんぼいんでした。

 ▼パリーグ予選:お題……ひな祭りに飾る、ひし形のお餅(つまり菱餅なのだが)
  3回戦:シンタス vs 松来さん
   みどころ:教師 vs 教え子対決! 師匠を超えることが出来るか。
   シンタス
    お題の読解:ひしも「ち」
    描いたもの:塵もつもれば山となる
   松来さん
    お題の読解:ひしも「ち」
    描いたもの:CHA-CHA
   勝者……松来さん! 師匠の面目躍如か。

  4回戦:miccoさん vs 菊池さん!
   みどころ:まさかのアーティスト対決。さすが不仲ユニット。
   miccoさん
    お題の読解:お菓「子」
    描いたもの:鹿の親子
   メガネの菊池
    お題の読解:ひな祭りに飾るや「つ」
    描いたもの:ツッパリ
   勝者……メガネ!

 ▼パ・リーグ雑感
  3回戦、松来さんは画力のパンチ力もさながら、
  その何者をも寄せ付けない時代性と発想のジャンプ力が他の追随を許さない。
  会場の約8割を置き去りにするというワープ性能。
  ネタ出しという意味で、アシスタントとしての価値を発揮しそう。
  シンタスは……絵しりとりでまさかの風景画。背景を描かせるのには良かったかもねえ。
  どちらも絵的なアシスタントというよりは、ネタ出し・原作協力向きかも。
  marble対決は……miccoさんが描いた、頭に熊手をつけたナゾの怪物は、
  一応オイサン、初見で「あ、あれはヘラジカだな」って分かりましたよ?
  特徴はとらえてた。ある意味上手い。特徴をデフォルメするのは似顔絵の基本です。
  しかしメガネの描いたツッパリは本当にわかりやすくて。
  フツウに上手かったです。
  しかし、すげえわー。パンチきいてるリーグすげえわー。
  まさか21世紀に入って、「CHA-CHA」と「ツッパリ」って単語を、
  まとめて聞く機会があるとは。さすがひだまつりは超時空の異空間です。

 ▼準決勝

準決勝はセパ両リーグの勝者混成での、「4コマオチ対決」
うめ先生が描いた、4コマ目だけが抜かれた4コマまんがを見てオチを付ける、という対決。
お題は以下のようなもの。

  1コマ目:武道館、遠景……
  2コマ目:武道館の屋根の上にあるタマネギに、ぐーっとカメラがよる。タマネギ大写し。
  3コマ目:武道館の下から、屋根の上を指さして驚く子供たち。
  4コマ目:???

サテそれでは回答者の皆さんのお答えを一斉にどーん!
……その前に、うめ先生の描いたお手本を発表しておくと、
「タマネギがパカッと割れて飛び出す桃太郎」でした。
ファンシーですねーメルヘンですねー。

それでは改めて、回答者の皆さんのお答えをどーん。

  ミズハス :タマネギの部分が、なんとプリキュア松来さんの顔に!
  おみんちゅ:タマネギに上って降りられないウメス。
  松来さん :タマネギがスライム。ドラクエやりすぎです。
  菊池さん :地下から巨大なお内裏様(?)がせり上がり、武道館を烏帽子にしている図。

……うーむ……。
ミズハスは、松来さん大好きなんだなw
とりあえずあの衣装が気になって仕方ないんでしょう。
おみんちゅはワリとフツウの発想でしたね。そろそろ飽きてきたんじゃないでしょうか。
松来さんも、まあ想定の範囲内。『どうぶつの森』は終わったんですかね。
しかし忙しいはずなのに、ちゃんとゲームやっててエラいなあ。
メガネの菊池……あんたの発想が一番フツウじゃねえよ。音楽やってるとそうなるの?

勝者……ミズハス&メガネの菊池!
ちなみに阿澄さんも描いたのですが、ウメスが空飛んでる絵でした。
それを見た吉田アナの

  「阿澄さん、それは、
  『とにかくうめ先生を描いときゃいいや』的な?」


っていうコメントバッサリ感がたまらなく好きでした。
いいぞ吉田アナ。
そいつら甘やかしちゃダメだ。

 ▼☆FINAL☆ROUND☆

最終戦は、予選を勝ち抜いた2名にチャンピオン阿澄を加えた三名での巴戦。
決戦のテーマは、
マイキャラ(アスミンならゆのっち)を、左手でどれだけ上手に描けるか
という……
漫画家には一切意味のないスキルを競って戴きます。

  ……このスキル要るの? ケガしたときとか? ほんとにぃー?
  ちなみに、お手本としてうめ先生の描いたうめ先生は、
  利き手と遜色ないくらい上手でした。

題して、
『えー? そんなのぉー左手で描けちゃいますよぉー』。

……すみません、オイサンのセンスで好き勝手にやってます。
もういいだけ長くなっちゃったからダラダラ書きます。
どうせもう、P氏本人くらいしか真面目に読んでないだろ(なげやり)。

それでは時間もないので早速行ってもらいましょう!
……あ、ひだまりスケッチ本編に登場していないmarble菊池さんは
好きなキャラを描いていいのだそうです。
好きな、キャラねえ。
それではお答えオープン!

 ▼チャンピオン阿澄
  うーん……。
  元がそもそもアレなので、上手いんだかヘタなんだか。
  気を利かせて隅っこに、右手で描いたバージョンも描いてました。
  描いてるトコ見てて、
  「あれ、★あんちきしょうなんか右手使ってやがる」
  と思ったんですけどアレを描いていたんですね。
  さすが主演女優、デキる女は気が回る。
  けど、絵はヘタだ!! っていうかいつも通りのぞんざいゆのっちだった。
  へたじゃないんだよね。

  


  

 ▼メガネの菊池
  まさかの「目玉おやじ」!
  『ひだまり』のキャラじゃないんだ。ていうか、じゃなくていいんだ。
  これは意表をつかれた……。
  だったらいっそ、著作権的にどアウトなネズミ(海外の奴)とか、
  同じく著作権的にどアウトなネズミ(国産の黄色い方)とか描けばいいのに!
  いやしかし、さすが好きなキャラだけあって気合いが違います。
  リアル。
  目玉が。
  オヤジはそんなに充血してないだろ。
  まさに本イベントの目玉ってやかましいわ。(ドヤ顔

 ▼ミズハス
  ……この人はだめだ。
  フツウに上手い。だって宮ちゃんだったもん。
  アンソロジーコミックとかに載るレベル。
  正直に言うと、上手すぎてあんまり印象に残ってねえw
  そういうもんよ、似顔絵とかって。

というわけで……初代『蒼樹うめアシスタント王決定戦』、
チャンピオンはミズハスに決定(あっさり

……勝負が決したところで、吉田アナから衝撃の発表が。


  吉田「えー、優勝した水橋さんには、
     本当に、蒼樹先生のアシスタントをやってもらいます」

  水橋「……え?」
  吉田「スケジュールなどは、年内を目処にこれから調整いたします」
  水橋「……えw?」

  吉田「それとですね」
  水橋「まだなんかあんの!?

  吉田「まんがタイムきららキャラット本誌に1ページ、ページを押さえましたので」
  水橋「はいw!?」←半笑い
  吉田「そちらも描いていただきます!」
  水橋「ちょっとちょっとちょっとw!」


……いかがです皆さん。
原作者がステージ上がって、声優よりうまい歌を歌うかと思えば、
声優が原作者のアシを勤めることが決まった挙げ句、
同じ土俵でマンガを掲載する事態にまで発展しましたよ?
武道館で。
これがひだまつりですよ。
……そうなんですか?

 ▼蒼樹うめアシスタント王決定戦 総括

いやー……さんざん押してるっつってんのに、
チョー時間かかる白熱のバトルでした。
壇上の方々、特に吉田アナはさぞかし大変だったと思います。

この企画、おそらくはアスミンに勝たせることを、
ある意味ねらった企画ではあったと思うんですけど。

  あすみんはだって、うめ先生ともプライベートで結構仲良くされてるようですし。
  人見知りとはいえシゴトバに行ってもそこそこイチャイチャ出来ると思うんですが……。

結果的に、
ミズハスがハタケ違いのシゴトバに放り込まれて
ひたすらキョドる

という何だかオレ得なイベントになってしまいましたけど。
大丈夫なのですかねw
そして多分、ミズハスのことですから作業に入ると無駄に本気を出してしまって
素人にあるまじき仕上がりを絶賛されてしまい、
また無用に恐縮してすごい疲れる、という……。
頑張れミズハス!!

  そして多分、ミズハスがアシスタントを勤めた回と、
  ミズハスが描くという1ページの読み切りは、
  おそらく最終巻となるであろう『ひだまりスケッチ』第8巻に収録予定(勝手に)!

いずれにしても出演者各人、
どんなものであれイキナリ「描け!」と言われて、とりあえず時間内に
「なんか描ける」っていう、それだけで十分すげえよなと
オイサンは思います。
オイサンむりー。
考えちゃってむり―。

 ▼ご提案その2

ああ、あとコレも今思いついたんですけど、
ああして出演陣が命を削って描いた名画の数々、
その場でサインを入れて参加者にプレゼント! ……とか、
現実味は薄いかもだけどその場でチャリティオークション! ……とかに出来れば
もうひと味ついたんじゃないかしら。
一体どれだけ値がつり上がるか、
あの場のテンションじゃあ分かったもんじゃないけど……。
まあ適度なところで誰か止めるでしょうけどね。

以上、『蒼樹うめアシスタント王決定戦』でした!
この時点で、時間はたしか、本来の終了時刻21時をとっくに回ってたと思います!



……はい、また長くなってしまいましたね。
ここらで一回休憩入れましょうか。

珈琲でも入れてきて下さい。
次回が多分、最終回になりんす。


オイサンでした。


 

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2013年3月16日 (土)

■THE FESTA!!~超ひだまつり in 日本武道館!~Rpt.02 -更新第848回-

はいCM明け。
オイサンです。


2013年3月3日に、日本武道館で催された『ひだまりスケッチ』のイベント
「超ひだまつり in 日本武道館」のレポート、その第2回です。
イベント開催から既に2週間です。
オシゴトだったら分殴られるレポートの遅さです。



■まつりのはじまり



 ▼入場待機列!

前回の記事でもでも書きましたが、開場・開演は17時の18時。

それまで、オイサンと合流した関西の友人……P氏としましょう、
オイサンとP氏は、一旦九段下を離れて浅草を見て回り、
老舗のどじょう料理屋でどじょう鍋を食べて浅草寺をお参りし、
また九段下に戻ってオイサンおなじみのエクセルシオールでお茶をして、
再び武道館に舞い戻ったのでした。

  ちなみにP氏は、周りの方々にはアニメのイベントであることは告げておらず、
  「オイサンとこに行ってくる」とだけ言って出てきたのだそうw
  弟さんにお子さんがお生まれになるというんで、
  浅草寺で安産のお守りを買って帰ってそれっぽい理由にするんだとか。
  それはハナシに無理がねえかw
  別に浅草寺は安産が売りじゃないだろうに。
  それよか、『ひだまりラジオ』のご利益をアテにした方がネタになる。

  ていうか弟さんコドモ作ってんのに
  お兄ちゃん結婚もしないで東京で何やってんのw

  ついでに言うとオイサンは毎朝、武道館を横目にシゴトバへ向かっており、
  この日決戦直前までだべっていた九段下一丁目交差点わきのエクセルシオールは
  オシゴト前にたまに寄ったりする超ホーム。
  一時的とはいえ、そこがひだまらーの巣窟になっているのを見るのには、
  不思議な感慨がつきまといました。

で、17時20分ごろ、再び決戦の武道館へ。
……ぜんぜん開場出来てませんでした。
アナウンス!

  「えー、リハーサルが長引いたためー、開場は、17時45分頃ー……」

いいぞ、『ひだまり』らしくなって来やがったwww
なんかもうこの↑ときは、
「武道館に大挙するひだまらー」の図にすっかり嬉しくなってしまって
ずーっとニヤニヤしてましたw
エエ大人が大勢『ひだまりスケッチ』のために働いている、右往左往している!
ということを目の当たりにしてテンションが上がってて。
ちょっと目の焦点合ってなかったんじゃないかと思います。

P氏、若干呆れ気味。フハハハ、しったことか!

オイサンはこの隙に一旦ぬいぐるみを買うために物販テントに並び、
その後いよいよ入場列に並びますが……
もうね、どの列がどの入り口に繋がる列かがわからない。
あっちにニョロニョロ、こっちにニョロニョロで、
係の者さんもイロイロで。

あ、ちなみに、物販で並んでいるときから、リハの音は外にだだ漏れでした……
アレ?
ってことは、本番中の音声もダダ漏れだったのか?
ちょっとご近所に迷惑じゃないかそれはw

 ▼開場!

あまりの列の長さにP氏は
「コレ、今から開場しても1時間で入れ切らないんじゃ???」
と不安がっていましたが、イザ開場してからの入場は超スムーズで
18時15分頃には、ほぼすべての入場が完了してたんではないかと思います。

オイサンもその頃には自分の席に着き、
うしろを見回しては、なんか変な声出してたと思います。
うぉーとか、ほへぇーとか。

 ▼御礼!

  あ、ちなみに。
  遠征組のP氏はどーしても翌日のお休みを確保することかなわず、
  21時の新幹線で帰らなければなりませんでした。
  だもんで「少しでも周りのお邪魔にならずに退散できる席がイイ」
  ってことで、もともとは舞台寄り・ブロック内側の席だったのを
  出ていき易い通路側の席の方と席を代わっていただきました。

  あのとき「うわあ可哀想」と言いながら席を代わって下さった、
  アリーナA3ブロックの、座席25・26のお二人、ありがとうございました
  (ん?24・25かも知れぬ)。
  この場を借りて改めて御礼申し上げまする。

 ▼細やかな気遣い! っていうか小ネタ!

今回の『超ひだまつり』、たぶん前回もその前もなのだろうけど……
なんというか、サービス精神にはすごいものがありました。
……ていうか、随所に小ネタが。
ちょいちょい笑わせよう、盛り上げてこーっていう貪欲さというか、
隙のない雰囲気作りと細やかな気遣いが心ニクかった。

その一つが、開場の壁にペタペタ貼られた小ネタチラシ。
手作り感まんさい。
こーいう↓A4サイズくらいのチラシが色んなバリエーションで通路に貼られていて、

Img2013030300357

訓練され切ったひだまらーほど、それに釣られてワラワラと。
アレの前に落とし穴とか掘っといたら入れ食いだったでしょうに。
オイサンなんかは自分の座席にたどり着くまでにあった
数種類しか目の当たりにしませんでしたが、
アレ、各フロアごとに違う種類とかあったんじゃないのかなあ。
フルコンプした人とかいるんだろうか。

  ていうか、準備した人間でないとフルコンプかどうか分からないんだろうけど。
  たぶんトイレとかにも貼られてただろうし……。
  つーか、用意した側も、全部を把握してる人間はいなかったんじゃないかなー、
  と思ったりする。
  次回の『ひだまりラジオ』あたりで、その辺のことが話題に上がることを期待しよう……。

他にも、二階席やアリーナ席の、
舞台からどうしても鋭角的になってしまう席の前には大型のモニターが設置されていて
舞台が見えないときでもヒジョーに見やすかったり
(マこの辺はフツーのことで、幕間のCMとか演出にも使ってましたが)、
ライブステージでは、歌詞を覚えてない人でも歌いやすいように、
カラオケっぽく歌詞が表示されたり。

この歌詞、ラストのアンコールステージでは前後してしまったのが
あわてて巻き戻ったりしてたので、
たぶん音響さんがある程度リアルタイムに重ねてたんだと思うけど。
当たり前のようで、粋な計らいだったと思います。
嬉しかった。

 ▼ご挨拶!

開演前、このイベントの企画ブレーンでもある(らしい)、
アニプレックスの広報担当高橋ユマスさんの挨拶がありました。
これもまた何とも「ワカッた」ご挨拶でして……

  「3年前の超ひだまつりでも、同じように、
   開演押しのお詫びアナウンスをいたしました、成長しておりません!」


  「『ともだちだし、和気あいあい』、そして、
   『過去最大に笑い合いたい』、そんなイベントにしたいと!」


など、
ちょっと涙を誘いつつ、笑いを起こして、上手にこっちの気持ちを作っていきました。
前説的な役割をキチンと果たしていったと思います。

マけど、その辺もね。
やっぱりどうしてもつきまとう「ウチワ」の家族感がでてしまうんですけれども。
セルフパロディというか、オヤクソクごとというか。
お互いをあだ名で呼び合うような、ちょっとした記号めいたやり取りが見え隠れして、
嬉しい人はより嬉しく、
分からない人はそれなりに、という空気。

  やはりこれもマヒしているオイサンに正しく量ることは難しいのですが、
  サービスの範疇で収まっていたかな、と言う感じです。

けど、まあ、この辺は作品が形成したファン層の性質を見極めた、
うまいコントロールと割り切りの結果なんだろうな、と思う。
初めからどうこうしようという目論見があった訳ではなくて、
とりあえず、アニメもラジオも、やってみたらこういう芽が出た、
じゃあその芽に合わせた土壌を、偏りすぎないように、コンテンツ
(そのものは動かせないので、広報の権限でコントロール可能なそれを取り囲むファクター
 ……この場合ラジオなりイベントなりの雰囲気)を丁寧に寄り添わせていった、
ってことなんだろうなあと。

馬に逆らわず、けれども手綱を預け過ぎもせず。

そうすることで当然失われる物もあるんだけど、
そこはもうこれが最適解だ、実りを最も大きくする決断だと信じて(或いは諦めて)、
エイヤアと覚悟を決めたってことなんだろう。
その結果が、この8000人の武道館。
いやあ、もう、十分なんじゃないでしょうかね。



■全体的な構成と様子



サテ、ここからようやくナカミの話です。
……疲れましたか? もう読むのやめますか? いいんですよ別に。

 「超ひだまつり 武道館 レポート」

検索すれば、もっと簡潔にまとめてる御仁が8000人はいますからね。
そっちを読んだ方が早いかも知れませんよ。
それでも読むんですか?
どうしても?

……。

じゃあ書きますよ(しぶしぶ ← めんどうくさいのか)。

 ▼構成

全体は、大きくアンコールまで入れて6パートに分かれてた感じです。
大体こんなん。↓

 1.茶番その1~あすみさん@がんばれない・ひだまり仮装大賞!
    アスミンを舞台上に登場させるための茶番コーナー。
    ……からのキャストによる『おーぷん★きゃんばす』。

 2.トークコーナー
    声優7人+marbleさん、9人でのひなだんトーク。
    冴え渡れ、吉田アナの巻き進行。

 3.茶番その2~うめ先生を降臨させる
    熱海から100kmを走破したうめ先生が、今まさに武道館の外に!
    今にも力尽きそうな先生を勇気づけるため、力を合わせてチャレンジを成功させろ!
     種目 ひだまり算 / 獣人投げ / 瓦割り(茶番) → サライ(本当に歌う)

 4.茶番……ではない、ガチバトル・蒼樹うめアシスタント王決定戦
    大人気漫画家・蒼樹うめ先生のアシスタントに最も相応しいのは誰だ!
    八人の挑戦者を「セ(ンスある)リーグ」と「パ(ンチきいてる)リーグ」に分けて
    4コママンガ力(そんなのあるの?)を競わせ、
    王者・アスミンに挑め! 勝ち残った人にはステキな罰ゲーム!(おかしいだろ)

 5.ラブライブ(ではない)ステージ!
    いい加減茶番にも飽きたところで(おい)、
    ぼちぼちアニメのイベントっぽく歌でも歌いましょうか、的ななにか。
    『×ハニカム』エンディングでの、あのハイカラなお着物への
    サプライズ衣替えもあり。

 6.アンコールステージ!
    お決まりのアンコール、でもって衝撃のラストへ。。


……いかがです(ドヤ顔
当初はコレを約3時間に収めようってハラだったわけで、そうするとひとコーナー約30分。

 無 理 だ ろ 。

無理なの分かるだろ、普段のひだまりラジオ聴いてれば。
そりゃ無理さ。
誰だ、この構成に3時間でGOサイン出したの。
……まあ、「最悪4時間あれば収まるでしょ」っていうハラだったんでしょうけど。
実質4時間半要りましたね。
それでは各パート、もうチョイ細かく見てみましょうか。



■1.開幕~茶番その1・あすみさんががんばれない



舞台には白い幕。

その向こうから、ミズハス・シンタス・ダチャーン・小見んちゅの声だけが聞こえる。
……けど、全員「阿澄佳奈です」「松来未祐です」と名乗るフリーダムぶり。
冒頭からウソ全開です。始めくらい真面目にやって下さい。
わかんなくなるでしょw
デその、肝心のアスミンの声が聞こえないなー、と思ったらはじまる茶番。

モニタに、楽屋に寝かされたゆののぬいぐるみが映し出され、
「がんばれないわー起きられんわー」という展開。
無理によその番組を浸蝕するなw

▼がんばらない元ネタ


  司会の吉田アナ曰く、
  「この『ひだまり』と、某『@がんばらない』アニメは、
   宣伝スタッフがほぼ同じなので、音楽も本物が使えます!」
  とのこと。使える物は全部使う、さすが大人です。
  ちなみに後日、このときゆのっちのぬいぐるみが寝かされていた
  おもちゃみたいなベッドが特定され、
  オイサンのタイムライン上では購入している方々が相当数見受けられました。
  IKEAさんもさぞかしびっくりしたことでしょう。

  ▼IKEA 人形用ベッド
  http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/20167838/
  こんなもん特定してどうすんだw

そこで始まったのが、
「出演者が演し物を披露して会場が盛り上がるとゲージが上がり、
 ゲージがMAXに至るとECHIZEN目覚ましが鳴る」
という、……えーと、欽ちゃんの仮装大賞のパクリ企画です。
なんだっけ、「ひだまり歌唱大賞」だっけ。
そうして登場したのが、micco(marble)さん・松来さんの超人美女タッグと、
菊池さん(marble)・チョーさんのチーム「ネオマーブル」。
どっちも1000万パワー級、超人タッグです。

そんな「アーティスト」miccoさんの記念すべき武道館デビュー1曲目は
……「ももたろう」でした。菊池さんは「ひなまつり」
それでいいのかmarble。いいのか。そうか。

松来さんは、山へ芝刈り……じゃねえや、
「新しいプリキュアみたい(吉田アナ談)」なお衣装で、
半裸の男性マネキンを三人、犬・キジ・猿に見立ててゴロゴロ引きずって登場。
……俺はナニを見に来たんだ。

一応、先鋒のmicco・松来コンビでもゲージは突破したんですが
アスミンがゴネて起き出さず、
次峰のネオmarbleのターンで起き出して幕が落ち、ようやく開幕。
一曲目、『おーぷん☆きゃんばす』!

  間にちょいちょい、小ネタ的な映像が流れるんですよ。
  衛生軌道上から武道館にカメラがズームインする(powered by google)画だったり、
  武道館の大物アーティスト講演の歴史だったり。
  ホントその辺の芸の細かさは「ああ、好きでやってんなw」というのがよく伝わる。

残念ながら、後藤さんの姿はありません。



■2.トークコーナー



さて、一曲歌って踊り終えたら……キホン皆さんそこそこの年齢です、連投はムリ
(平成ゆとりベビーの小見川さん除く)。
舞台はしも手(客席向かって左側)に司会の吉田アナ、
かみ手(同右側)に出演陣が陣取ってのトークコーナー。
マこの辺はいつもノリというか、
四期の思い出とか思い入れとか、そんな話です。よくあるやつ。

  ……なんかこの辺で既に「押してますw」トークがあったような。
  もうかよw

あすみんが主演女優賞取った話とか、
相変わらず年長者(ミズハス)が後輩(小見んちゅ)にダンスを教わる話とか。
まあ……仲のいい皆さんですよ。
そんなトークの最中、外部と中継が繋がっている、との報が。

  ……オイサン、このときてっきり後藤さんだと思っちゃったよ。
  皆そう思ったと思うよ。
  あとでまた書きますけど、後藤さんに関するコメントが
  イベント中一切出ませんでしたから。

モニターに映し出されたのは、
武道館の田安門下にいるウメス(原作者じゃなく緑色のアイツの方)。
……なんでもウメスは、熱海からここ武道館まで100kmを走破してきたのだそうで。
……ふーん。



■3.茶番その2~神を召還せよ



 吉田アナ「なにやらまた、茶番のにおいがしてきましたが!
       本日のスタッフ、コーナーを作るのが大好きです!」


それはどういう実況なんだw
なんでも、
「うめ先生がこの場までたどり着くには、
 出題されるお題にひだまり荘メンバー5人+指名助っ人
 (チョーさん・松来さん・marble2名からセレクト)でチャレンジし、
 成功させる必要がある!」
のだとか。
つまり、神降ろしのための儀式です!

……ふーん。
まあいいや、がんばって下さい。

  あ、こんなノリですけど超楽しんでましたので誤解のなきよう。

出際されたお題と、それぞれでセレクトされた助っ人はこんな感じ↓

  ひだまり算 / marble・菊池さん
  獣人投げ / marble・miccoさん
  美術品値段当て / 松来さん
  瓦割り / チョーさん
  

……声優とアーティストに瓦割らせるってどういうことよ。

順を追って説明すると、
最初の『ひだまり算』は、おかしな名前がついてますが要は簡単な暗算です。
「385(みやこ)+727(なずな)」とか、「385(みやこ)+40000(宮子の部屋の家賃)」とか、
『ひだまり』に関係ありそうな語呂の数字で暗算が出題され、6人とも正解したらクリア!
みたいなものでした。

問題はどれも大した暗算じゃなかったんですが、
やっぱり8000人に見つめられながらリングで行う暗算には
それなりにプレッシャーがかかるご様子。

  「だって間違ったら、皆に『こいつバカだ』って思われるんでしょ!? 怖い!」

と言ったのは、確かシンタスだったか?
結局トリに回された助っ人・菊池さんが間違ってチャレンジ失敗。
ちなみに菊池さんがこのお題の助っ人に選ばれた理由は、

 「だってこいつメガネだから」。

気の毒です!

次のお題・『獣人投げ』もエラそうなタイトルがついてますが、
こちらもやることはおなじみ、ゴミ箱フリースロー。
『ひだまりラジオ』の『ひだまり荘の獣人』コーナーに送られてきた投稿メールのうち、
「ヤバ過ぎて番組では読めない」と判断されて没ったもの(番組用語で言う「赤いメール」)を
丸めて、みごとゴミ箱に投げ入れられればOK。

助っ人はmarble・miccoさん。
「これだったらあたしでも出来そう」と自ら立候補です。
この人ホントお祭り好きだなw
結局この回も。アンカーのアスミンまで引っ張って、結局チャレンジ失敗……
だってアスミンの投球フォームは明らかに入らないフォームだよ!
あの至近距離で上投げはないでしょ!

  ちなみに、ゴミ箱に入った5つの投稿は、
  次回以降のひだまりラジオで読むんだそうです。
  ……一回はじかれたネタなんだろ? 大丈夫なんだろうか。

ハイ次、美術品の値段当て!
用意された六つの美術品(のようなもの。石膏像とか)を、値段の順に並べることが出来れば合格!
アスミン、一個目で失敗!

  ……この辺、レポートを読んでてもお分かり戴けると思いますが、
  超巻き進行のため若干ダレてたと思われます。
  見ていても、なんかアレーって感じだった。

ちなみにこのとき用意されたアイテムは、
「全て世界堂で購入可能か、シャフトにあったものです」(吉田アナ談)
また、最安値のものは
「明らかにガシャポンのカプセルに入るサイズの物」(同上)があり、
最高値は、校長像の石膏像で「1チョー円」。
助っ人に選出されながら、なんの見せ場(どころか出番も)なかった松来さんが、
小便小僧を我が子のように抱いていたのが印象的でした……。

いよいよ最後のチャレンジは「瓦割り」。
なんか男塾みたいな当て字のタイトルが付いてたはずだけど、
もうどうでもいいわw

まあこれも大した茶番でして……
たとえ失敗しても、横に控えた黒子の人がパキンと割ってしまう、
というやさぐれ仕様です。
いやあ、『ひだまり』だねえw

  もちろん、瓦自体も割れやすいように何らかの仕込みはしてあるんでしょうけども、
  小見んちゅが結構痛そうにしていたところを見るとそこそこ力は必要なご様子。
  ちなみにWikipediaの情報が確かならば、
  小見川さんは少林寺の経験者のはずです。
  この平成ゆとりベビー、多才なんだよなあ……。

二人目の小見んちゅは自力でクリア(すごい)、
三人目、握力が8kgしかないと自称するミズハスもクリア、
ダチャーンが失敗するも、横から延びてきた黒子さんのパンチで「ぱかっ」!
それを見てタネを知ったシンタスは「はあっ!」と気合い一閃……
手をふれずに割ってしまいましたw
ひでえw
あ、一番手は助っ人のチョーさんだったので、残るはアスミンただ一人です。
……マこんな仕込みがあって「残るは」もクソもないけど。

しかしアスミン、ここに来て前二回の失敗の汚名を雪辱。
血迷ったチョーさんの「二枚でもいけるんじゃない?」という無茶ぶりもなんのその。

「私が主演女優だあーッ!!」

という気合いで瓦二枚を普通にまっぷたつ。
見事、大好きなうめ先生を壇上に引っ張り上げることに成功したのでした。

 ▼うめ先生登壇

うめ先生、地下からせり上がってくる舞台にのっかってちょこんと登場。
そして100kmを走破して(来たという設定で)朦朧とする意識の中、
アスミンの腕に抱き止められる……
という、涙なしでは語れない感動の茶番を演じ切りました。
原作者、なにやらされてんですかw

  吉田アナ 「うめ先生、御気分はいかがですか」
  うめ先生 「あのぅ、地面から出てきてびっくりしました」

か、かわええ……。
ていうかオイサン、イベントに来るのも初めてなので、
うめ先生の素顔見るの初めてだよ……。
小さくて可愛いとは聞いていたけども……本当にちいさくて可愛いな。
フォルム・系統的には松来さんに近い。

ああそうそう、この辺のくだりは24時間テレビのパロディだったらしいので……
全員で『サライ』合唱しましたよ。
ほぼフルで。
わしらホンマ、なに見に来たのw
そんなヒマねえだろw



サテ、また長くなってきてしまったんで、
またここらで一回切ります。

だから言ったろ、長いって。
めんどくさいって。
ひとまずオイサンでした。


 

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2013年3月15日 (金)

■THE FESTA!!~超ひだまつり in 日本武道館!~Rpt.01 -更新第847回-

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あのー、突然なんですけど。

……恥ずかしい話なんだけどさ、
オジサン、『ひだまりスケッチ』大好きなんだよ。
自分でもなんでこんなに好きなのかよく分かんないくらい好きなんだけど。

  ごめんね、なんか突然で。
  まあ聞いておくれよ。

デその、大好きな『ひだまりスケッチ』なんだけども、
燃え上がるような、湧き立つような愛ではないワケさ。
どのキャラクターが好きだとか、
絵がどうとかお話がどうとか、音楽がどうだとか、
そういうんでもなくて。

  いや、好きなキャラクターはいるよ?
  宮ちゃんとなずなは特別だよ。
  やっはは、改めて言うと照れるなあ( ←キショクワルイ

けどその、彼女らがいることとか、
作品として何か一つの優れた要素があることとかそういうこととは関係なしに……
そう、今言ったその「優れている」とかいうような言い方、
何か「評価軸がプラスである」ということとは一切無縁で、
むしろそういう量られ方から自由であるありようみたいな姿、

「ごはんっておいしいよねー」
「天気がいいと気分いいよねー」
「おなかいっぱいだと眠くなるねー」

みたいなことなんですよ。
気持ちのいいオバサンみたいなこと。

特別、具体的に何かの役に立つわけではないんだけども
なんとなく気持ちのいいオバサンみたいな人、居ンじゃないですか。
世の中には。
世間的な評価軸に乗せてしまうと、
むしろ若干なにかを滞らせているようにさえ見えるのに、
「あー、んー……まあ、しゃあねえなあ、まいっちゃうなあ」
みたいな空気にさせる。
あーゆーの。



まあ、ちょっと色々マヒしてる感はありますよ。
既にこう、「好きなことが好き」みたいな状態ではあって、
それがどんどん渦を巻いて、
「好きだから好きだから好きだから好きだから好き」
みたいなことに、なりつつはある。
その自覚はある。

  だからと言って、無意味な神格化は許してないつもりでいますが。
  おかしいところはおかしい、と言える視点は持っているツモリ。
  「そうは言っても、3期のデキはもう一つだったよね」
  みたいなことね。
  言うよ?
  だから早く3期もBlurayBOX出して下さい。

よく「人格がすぐれている」みたいなことを言うじゃない?
アレ、意味わかんないじゃないですか。

テンプレートなセンスだと、
シルクハットかぶって口髭たくわえた物腰柔らかな老紳士が
「ハッハッハ君たち争いはやめたまえよ、ヨロシイここは私が一肌脱ごうじゃないか」
みたいなのが、まあ、人格的に優れた人、みたいな感じですけど。

アレって、実はそういうことじゃないとオイサンは思ってるんですよ。
社会的に良いとか悪いとか、役に立つとかお金になるとか、
身を粉にして社会や人類の発展に寄与しているとか、
そういうコトじゃなくて、
その人が自分に一番向いていることを無理なくやれている、
それが「人格がすぐれている」ということだと、
ある時から思うようになりました。

  まあたとえ、その人に向いているからと言ってその人がその分野で一番になれるワケでもなく、
  世の中にはその分野にもっと向いていたり、
  向いてないのに勉強をしてもっともっと高い性能を発揮する人はいたりするんだけども、
  そういうモノサシはあまり関係なくて、
  もっと個人的な事情の中で、すこやかにあざやかにやれている、
  それが生き物としての人の格ってものなんじゃないかと思っています。

『ひだまりスケッチ』という作品は、
そういう意味での人格 (作品なので「人」格ではないのだけれども) が
とてもすぐれた作品だと感じているのです。
居るべき所に居、在るべき所に在る。
キャラクターが、とか
物語のテーマが、とかではなくて、
作品自身が、ということです。

  分かるかな?
  分かんねえだろうな。
  でも、人それぞれに、そういう風に感じる作品というのはあると思う。
  その人の見渡す抽象の世界の中で、おさまるところにおさまっている作品。
  不思議なくらいに「すぽっ」と。



その『ひだまりスケッチ』がですね。





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……武道館で。





あの武道館ですよ?
どの武道館か知りませんけど。





あの武道館で、





地球最強を決める!!





……イヤすまん、最後のはウソだ。
なんか、イベントをやると。
『超ひだまつり in 日本武道館』。

『ひだまりスケッチ』では過去二回、大きなイベント『ひだまつり』を開催しており、
それに加えて『ひだまり王決定戦』なんていう、
アニメの第四期を放映するきっかけともなったクイズイベントもやっているワケですが、
どうやらどのイベントも神懸かったものだったそうな。
オイサンそのどれにも参加したことはないんですけど。

  ……「お前ホントに好きなのかよ」とか言わない。
  いいんですぅー。
  愛にはいろんな形があるんですぅー。

その『ひだまつり』第三弾を……あろうことか、武道館でやると。
いうじゃないですか。


プロデューサーさん、とうとう武道館ですよ、武・道・館!


……アタマおかしいんじゃないのか、『ひだまり』周辺の企画スタッフは。
最高じゃないか。
そんなことを言ったり思ったりしながらも、
『ひだまりスケッチ』は武道館でイベントを行う資格を十分に備えた作品であると、
オイサン心の底から思っていますけどね。

開催から既に二週間が経過して各所レポートも各所に上がっておりますし、
終了直後からイロイロ言われてたのでご存じの向きも多々あるかと思いますが、
なんかもうね、書かずにはおられませんので。

他にもね、書かなあかんベントごととか貯まってるんですけども。
ちょっと失礼致しましてですね。
番組の途中ですが、ここで緊急特番、私の目で見て、耳で聞き、心で感じた
『超ひだまつり in 日本武道館』レポートをお届けいたしますよ。
ちょっといろんなしがらみもございましてですね。
ええ。

さあ、ここまでで既に改行含めて160行です。前フリ長いわ。



■先に全体的な感想



……とまあ、ワリと興奮気味の書き出しだったわけですけれども。
あの、正直ね。

イベントとしての『超ひだまつり in 日本武道館』は……
すごく素直な気持ちとして、
想い描いていたものとはちょっと違い、
実際巻き起こる出来事も、思っていた出力を若干下回っていて……
あ、このくらいのこーゆーもんなのか、とワリと冷静な気持ちで、終始眺めておりました。

  まあ、過去のステージのものすごいウワサをたくさん聞いていたので
  期待が膨らみすぎていただけといえばそれまでなのですが。
  テンションの高さで言ったら、
  『もうすぐ×ハニカム』のBDに入ってた『見えるひだまりラジオ・メイキング』
  の方が高かったんじゃないかな。
  そんな気持ち。

ネジのはずれ方が足りないというか。

「え、そこのネジまではずしちゃうの?!」

みたいな……驚きや裏切りはなかった。
と言っても、一つ一つの演しモノは決して満足にたらないものではなく、
本当に過剰なくらいのサービス精神とボリュームでぶっ込まれておりました。
実際過剰だったw
よーするにアレですよ、
「ああ、これは『生・見えるひだまりラジオ・盛りだくさんバージョン』だな」
と。
枯渇したのではなくて、誰かブレーキ踏んだんだろうなー、
という痕跡はあったように思う。

  あ、演しモノの詳しい内容についてはあとで順を追って書いていきますね。
  もうチョイ待って。

やっぱりなんて言うか、
『ひだまりスケッチ』と『ひだまりラジオ』は、
同じモノだけどどこか別のモノなんだな、というおかしな感触がある。

表と裏とか、陰と陽とか、一つのモノについての属性的な話でもなく、
強いて言うなら『ひだまりラジオ』は、
遠い昔に分岐した異なる世界線の先で、
別の思想に成長したうめてんてーが作りだしたもの……である様に感じている。

同じ一粒の種から花が育って、そこから二つの種が落ち、
そこからまた、種が落ち、種が落ちを何世代も何世代も繰り返して長い時間を経、
おおもとになった一つの種と花の面影もなくなった頃に出会った二つのモノ……
といえば、私の感じているイメージに近いと思う。

今回オイサンは、ワリと『ひだまりスケッチ』を見に来た気分でいたんだけども、
それがまるっと『ひだまりラジオ』だったもんだから若干面食らった。

 あ、今日のはゆのっちおらんヤツや」と。

そんな感覚でいたものですから、あまり上手に酔うことは出来なかった。
自分、開幕からもっとべろんべろんに泣くと思ってた。
カーッと熱が上がって、
カラダ中じんじんした状態でおウチ帰ることになるだろうなと予測しておったのだけれども、
ワリと冷静なアタマでその日は家に帰り、
はー……なんか終わっちゃったなー……と思っていたら、
今こうして、またじんわりとあのやんちゃアパートを覗きに行きたくなっている……
そんなイベントでした。
思えば実に『ひだまり』らしい……『ひだまりスケッチ』らしい。
オイサンにとってはね。

  けど、不思議なもので……
  今これを書いているのは、イベントが終わって二日目なのですが、
  ああ、あの日、確かにあの壇上には『ひだまりスケッチ』があったなあ、と思えるのです。
  ゆのっちがいた、宮ちゃんがいた、
  ヒロさんが、沙英さんが、乃莉っぺなずな、吉野屋先生校長先生がいて、
  オープニングとエンディングを飾る歌い手さんがいて。
  「ひだまり荘の世界」が、あ、なんかあそこに閉じてたな、と
  なぜだか分からないんですけども、
  今、
  本当に今になって、あそこにいたのはゆのっちたちだったなあと感じるのでした。
  いや、実際はゆのっちじゃなくてアスミンだったし、
  宮子じゃなくてミズハスだったんだけど。
  不思議な感覚を味わっている。

 ▼ひだまらー in 武道館

何より先ず、
とりあえず『ひだまりスケッチ』で武道館が動く!
……という、その事実がうれしくて仕方なかった。

  『ひだまりスケッチ』が! 武道館で!!

……ていう、字面だけでもう、ワリと泣ける系オジサンです。
まあ武道館がどれほどすごいものかということは多分ちゃんと理解出来ていないのだけど。
今回初めて中に入りました。
武道館。

そしてまあ、ひだまらーの数の多いこと。
8000人だそうですよ。トウヘンボクが8000人。
当日館内に用意された席数、8256席。「ハニカム」とかけたんだそうです。
また要らぬ仕掛けを。
概ね埋まってましたからね。ちゃーんと。

  チケット発券手続きが一人二枚まで予約できるシステムだったので
  そこそこの方々が「……まあとりあえず二枚押さえるか」とやってしまったんだろうなあ……
  と、
  先行予約開始後に「完売!」の声を聞いたときには、実は思いました。
  TL上でも、ダブつかせて引き取り手を捜している方を幾人か見かけましたんで、
  実質埋まるのは半分とか4分の1とか、そんなんじゃないの……と危惧していましたが。
  なんのなんの。
  満席でしたよ。
  2階席壁際には、当日券の立ち見スペース用意されていてそこにもズラリ。

そうやって大勢詰めかけているのが嬉しくて、
また「おお、武道館こうなってんのか、すげえな」という気持ちもあって、
オイサンわりとしょっちゅう、上演中も後ろをぐるっと見回したりしていました。
すげえすげえ、みんないるよ、と思って。

  あ、オイサンの席は、
  アリーナのA3ブロック27番というエラい前の方の舞台斜め前だったんで、
  ちょっと舞台上は見にくかったです。
  でも近かったんで不満はないかな。
  モニターすごい目の前でしたし。
  満足満足。

入場時の待機列とか、会場前に物販列に並んだときも……
とにかくアホみたいな人の数に「これ全部ひだまらーなの?!」と、
うれしくなってしまって興奮気味。

  あれはきっとアレだな、
  お散歩中にヨソの犬と接近遭遇してテンション上がっちゃう犬の気持ちが、
  多分あんな感じだ。

前回イベントやったあとのラジオであすみんや後藤さんが

「え、今日『ひだまり』だけだよ? ○BSアニメフェスタとかじゃないよ?
 『○いおん!』とかないんだけどいいの? ……って思った」

って言ってた気持ちがよく分かった。
8000人って多いんだな。
これが新宿とか渋谷だったら「あーもう半分死ね」って平気で思いますけど。
すげえなー。
アホばっかしだ。

痛車とか停まってたりね。

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お祭りでした……屋台とか出せばいいのに。
『ひだまり』と関係のあるモノ売るとパニックになるから、
普通のたこ焼きとか売るの。
意味はないけど。



■モノ売る人々~物販にて



予定では、開場が17時、開演は18時。
物販も開場と同じ時間だろう……と数日前まで勝手に思いこんでいたんだけども、
朝10時からだっつうんで行ってみた。

  というか、ですね。
  この日、関西からアホの一人がこのおまつりに参加しに来るというので、
  じゃあその前にちらっとばかり東京観光しますかという流れになっており、
  朝10時に東京駅で待ち合わせをしておりました。
  そのときの様子は、また別で書きます。
  先に物販もみてみようかー、なんつって、
  10時45分くらいに押っ取り刀で駆けつけてみれば……

……まあ、ねえ。8000人ですよ。
もちろん全員じゃないけど、にしてもモノ凄い行列。
行列じゃないな、なんていうかもう、渦、みたいな、波、みたいな。
コミケとかで慣れてる人には、そう大した数でもないんでしょうけど。

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待機列のごく一部。

  大体、Twitterのタイムラインによれば、
  オイサンが目覚めた朝5時過ぎの時点で既に20人近くが並んでいたらしく、
  6時を回る頃には100人近い群に既になっていたご様子。

オイサンらが並び始めた時間帯がどうも一番のピークだったらしく、
結局、販売のテントにたどり着くのに2時間近くかかりました。
ときどきTwitterのタイムラインを眺めてましたが、
フォロワーの面々もこの渦の中に何名かおられたご様子で、
おお、いるいると、また嬉しくなったり。
横には友人もいましたし、さほど長くも、辛くも感じませんでした。

  あ、一つだけ、
  並ぶ前に水分と糖分は備えておくべきだったなーと反省。
  考えなしに並んでしまった……。
  とりあえずそれがあれば、苛ついたりくたびれたりしても
  どうにかやり過ごせますからね。
  みなさんも、長い待機をするときはどうか水と甘味を忘れずに。
  マこのときは、正直最後まで並ぶ気でもなかったんだけど。
  危ない危ない。

購入物は以下の通り。

 ・マフラータオル×2 ←一本は友人が途中退場するときに上げてしまった。
 ・ひだまリウム(サイリウム)×4(乃莉・なずなセット×2、ヒロ・沙英セット×2)
   ゆの・宮子セットはワリと目の前で完売してしまったぜ……さすが主人公メカ。ちくしょう。
 ・ひだまつりTシャツ×1
 ・ソフトクッキー×1
 ・ぬいぐるみ×3(※後日配送 ゆの・宮子・なずな)

トータルおいくらになったかは……マ計算してみて下さい。
エッヘッヘ。
正直、記念としてのタオルとぬいぐるみだけあれば十分だったかな、と思います。

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左がマフラータオル、右がTシャツの柄。

あとは勢いと蛇足。アンドお布施。
前日に『ぷろだくしょんのーと』をAmazonさんで買ってしまったのは失敗だった。
いやー……にしても、
イベントの物販ってこんなことになるんですね。
知らなかったー。←大規模なイベントはコレが初めて。



……。



えーっと。
まだ全然本編始まってないんですけど、
ちょっと長いんで、一回切りますわ。
多分一回じゃなくて、あと三回くらい切ると思いますけど。

一旦ジングルでーす



 

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2013年3月12日 (火)

■ことばに、ならない。~『たまこまーけっと』#9感想 -更新第846回-

今日の朝、オシゴトに向かう道すがら
塀の上に見かけたスズメが白い息を吐いていたように見えたのだけど、
そういうこともあるものだろうか。

オイサンです。

調べてみたところ、
スズメの平熱というのは42度近いみたいなので人間よりは全然あるかな、
という感じではあるのだけども。
ふむう。



■今週の『たまこまーけっと』がほんのり衝撃的だったので書いておこう。



『たまこまーけっと』の話です。

全体的な雰囲気はいつも通りで、
他の回と特段ちがうということはなかったです。
格別に気合の入った回、というわけではなかったと思う。
エンディングが特殊だったから、実はこう見えて送り手としてはリキ入ってがのかも知れない。

今回スポットが当たったのは、妹のあんこちゃんとお父さんの豆大さん。
あと、オマケでもちぞーの誕生日。
10月10日の「おモチの日」に起こった、3つの出来事の顛末。

一つ目は、あんこちゃんのストーリー。
何話目かで出てきた、メガネの男の子・柚希くんが10月10日に引っ越してしまう。
それを知ったあんこちゃんは凹んでいましたが、
もちぞーとたまこの後押しで、
当日にうまく、お別れと、再会の約束が出来てメデタシメデタシ。

二つ目は、お父さん・豆大さんのストーリー。
たまこの父・豆大さんとお母さんが出会った
(というか、親密になるきっかけになった)のが
どうやら10月10日のおモチの日……なのだろうか? そういう説明はなかったけど。
そして、コレマタ何話目か(2話目?)でたまこが口ずさんでいたヒミツの鼻歌は、
豆大お父さんが学生時代にお母さんを想って作った歌だった。
……が、お母さんがオンチだったため
たまこにはキチンと伝わっていなかった、というオチ。
お父さんとお母さんの出会いのエピソード。

オマケの三つ目は、もちぞーのバースデイ。
10月10日生まれのもちぞーさん、たまこに祝って欲しいんだけど
おモチの日とあってたまこの頭は例年おモチ一色で……
それに加えて今年は、あんこちゃんのことも、豆大さんのこともあり敗色濃厚。
……と思いきや、最後の最後で、たまこは実は憶えていて
お祝いしてもらえました、メデタシメデタシ。

この三つのエピソードを、どうして一話に束ねたのか……
その意図はちょっとワカリマセン。
強いて考えるなら、
再び出会える別れと、二度とやり直せない別れ、その対比なんですが。
もちぞーは……あんま関係ねえな。
ウン。
この辺の理由は、ちょっとわかんねえ。

  どうでもいいけど、最近毎回みどりちゃんもカンナちゃんも
  ワンカットくらいは可愛いシーンがあってうれしいですね。
  先週のおモチを頬張るとこなんかもう
  抱きしめてちゅっちゅしたいですね。

オイサンがガツンとやられたのは、その辺のことではありません。
たった一つのせりふと、それを引き出した場面との、
重層的でありながら無関係という形の鮮やかさにやられてしまいました。
ガツーン。



■「搗きたてのおモチ、すぐ食べた方がおいしいに決まってる」



このセリフ。このセリフにガーンときた。
主としてからむのは、あんこちゃんのストーリー。
シーンとしてはワリとありがちです。

自分の気持ちに正直になれず(なってはいるんだけど勇気が持てず)、
引っ越していく柚季くんにお別れを言いに行けないでいる
あんこちゃんの背中を押そうとして、たまこが
『今搗き上がったばかりのおモチを柚季君に持って行って欲しい』
という場面。

いやもう、シーンとしてはベタですよ。
ベタ。
ただその、セリフが捻りも衒いもなくてあまりに清々しく、
ドキリとさせられた。
 
 

 たまこ「ね、あんこ、おねがい。
     柚季くんにこれ、持って行ってよ」

 あんこ「え?」
 たまこ「このおモチ、柚季くんに食べてほしいんだ」
 あんこ「あ……」
 たまこ「柚季くん、きっと喜んでくれるから」
 あんこ「……」
 たまこ「だって搗きたてのおモチだもん。
     すぐに食べた方が、おいしいにきまってる!」

 
これですよ。
別に、何かを象徴してるとか、
明らかなメタファ(っていうのも矛盾してる気がするが)として
機能してるわけじゃない。

なんかね、うまいこと言おう/言わせようとしたり、
含みや記号や象徴を持たせようとして、
ヘンに粘っこくなったり説教めいたりしてしまったりするところなんですが、
ホントにまったく、たまこに
「おモチのことしか言わせなかった」
コトが感動的。

セリフ自身に、暗喩的な象徴みたいな、修辞はないんですよ。
いわゆる含みというか、「絡めてうまいこと言う」みたいな仕掛けは。
ホント、そうゆうのはこのセリフにはないと思う。
ないと思うし、ないの分かってるんだけど、
あるように見えてしまうのがすごいところで、未だにあるように見えてる。
やっぱり何かあったんじゃねえか? と思って見返してみても、
やっぱり見つからないワケです。
ひたすらモチのことしか言ってない。

 「搗きたてのおモチだもん。
  すぐに食べた方がおいしいにきまってる」

ね?
なんかこう……気持ちのことを謳ってるように見えるじゃないですか。
ジッサイ、その勢いというか、言葉の持ってる説得力に
「そうか、そうだよね」とあんこも思ったと思うんですよ。
「だから、だいじょうぶ!」みたいな気持ちが……。

何が「だいじょうぶ」なのか全然わからない、
あんこが「だいじょうぶ」と言ってもらいたいコトと、
たまこの発する「だいじょうぶ」な気持ちが全然繋がらないおかしなハナシなんですけど、
この際大事なのは「だいじょうぶ」ということばであって、
どれだけ強く、その「だいじょうぶ」が発せられるか、
そういうことではないかなーと思います。

たまこにとって一番強い「だいじょうぶ」を発することの出来る、
絶対の確信を持って保証できる事実が
「搗きたてのおモチがおいしい」
ということ、だったのではないか。
それを聞いて、はじけたみたいに走り出したあんこの足取りの力強さがまさに、
その言葉の持っていた強さを物語っている。
すごくシンクロして見えたのでした。

そこには多分、たまことあんこ、
心と心、目と目で会話したやりとりが、
このおモチに関するだけの会話で取り交わされていたことがあり、
それを読み取れている、読み取らせる見せ方になっている、
ってことなんでしょう。
それが凄まじかった。

  この脚本を書いたのは誰だあっ!
  お菓子を買ってやる!! ビ、ビスコ……!
  (元ネタが分かった人は帯をしめなおせ)。

とどのつまりは、あんこちゃんが柚季君のところへ向かうための言い訳づくり、
きっかけ作りでしかないんだけど、
それを、一見全然関係のないようなことば……と見せかけて、
何か象徴性があることば……と見せかけて、
実はやっぱり本当に全然何も関係のないことばだけで作り上げてしまった、
そのことばの作り方に衝撃を覚えました。



……んだろう、たぶん。 ← 自分でもよく分かっていない



オイサン勢いあまって、このとき、
「こんな台詞書いてみてえ」
とツイートしたんですけど、それはあんまり正しくなくて、
こういう「シーンと言葉の重ね方」が出来るようになりたいってことです。
台詞だけで完結するものじゃないですから。

あと、コレはまた全然違う話なんだけれども、
そのあと、何故かあんこのことを

 「デラちゃん、あんこをお願い!」

ってデラに任せちゃうところとか、
あまりうまく立ち回れなかったもちぞーにも

 「もちぞー、ありがとね」

とお礼を忘れないところとか。
何か、今回はたまこの女の大きさというか、
主演女優の面目大躍如な回だったような気がいたします。



……あー。



となると、豆大さんとお母さんの恋話を一緒にやったのは、
「お母さんらしくなりつつあるたまこの面影」を、
間接的に重ねたかったのかも知れない。
直接的な描写は一切ないけど。

ただ同じ回で描き、同じ時空に並列におくことで
ゆるくつながりを感じさせたかったのかも知れぬ。
となれば巧妙だ。
古き良きお母さんの肖像というか。
リアルではないかもしれないけれど、
日本の物語の中で神聖的に描かれてきた、
母親の理想像としての「のんきな肝っ玉かあさん」の大きさを
たまこに感じさせるために。

だってオイサン、
今回の話でずいぶんたまこのこと好きになりましたもん。
だってじゃねえよ。
何がだってなんだよ。

  ところでそういう「のんきな母さん」の存在は、
  「昔はどこの家でもそうだった」みたいに語られますけどそれは多分ウソで、
  どこかのフィクションから漏れ出た、
  色んな人の理想の、冷えた煮凝りみたいなもんなんじゃないかと思います。

  ついでに、デラちゃん。
  あの場面で「あんこをお願い」とふられて、二つ返事で
  「あい分かったぁー! 任せるがよい!」
  と引き受ける辺り、ヤツはいい男だと思うし、
  それなりに人生経験も積んだトシなんだろうなあ、と思う。
  デラちゃん、結構好きです。
  閑話休題。

演じている声優の洲崎さんは……
多分、意識的にそこまでのオーダーを負って演ったのではないと思うけど。
そういうこともなくてツルッとやってるからまた良いんだろう。
たまこ的にも、「持ってたものがツルッと出てきた」だけのことで。
説明されて意識的にやろうと思ったら、
そーとーオバサンにならないと出来ないだろうなー。



マそんな感じでヒトツ。



エピソード的にはわかりやすい人情話の三本立てて、
フツーに見る分にはホロリとさせるエエ話、
好かん派の人たちには、「ナンダコレ意味わかんねえ」と言わせる
恰好のターゲットみたいな話だったと思いますが、
オイサン的には、まさに神回。
見ごたえ十分な面白い回でした。

うん。



■ちなみに



10月10日がおもちの日、なんて全然知らなかったんで
ホントかどうか調べてみたんですが、こんなの↓は出てきました。

 ▼100%お餅ミュージアム|全国餅工業協同組合
 http://www.omochi100.jp/mochinohi/index.html

Wikipediaによると10月10日はほかにも、

 ・ マグロの日
 ・ 缶詰の日
 ・ 肉だんごの日
 ・ 釣りの日
 ・ 冷凍めんの日
 ・ トマトの日
 ・ お好み焼の日


など、盛りだくさん。
釣ったマグロを肉団子の缶詰にして、
それと冷凍めんとトマトを使った広島風お好み焼きを作れば万事解決ですね、
分かります!

キャラとしてはカンナちゃんが好きだったんだけど、
今回の話でちょっと、たまこに転んでしまいそう。

以上、
若き日の豆大さんがウォークマン聞きながら店番してるの見て
「え? そんな最近の話なの?」
と思ったけど……
エエトコ20数年まえのことだと考えれば、
もしかして豆大さんと俺は、そんーなにトシ変わらないんじゃないか、
という事実に行き当たって若干死にそうになったオイサンでした。


こえー。
時の流れこえー。


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都合良くおモチの写真はおモチでないので五目ゴハンです。


 

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2013年3月 8日 (金)

■ひがしの最果てにて -更新第845回-

絢辻さん、おみそ汁をあっため直してくれないのは構わないけど、
出すときに「ヴィシソワーズよ」って言うのはやめてくれない?
オイサンです。
素直じゃないんだからまったく( ← そういう問題でもない)。

最近、書く頻度が下がっておる。
マここ見てももらってればわかると思うけど。
申し訳ない。

書くのがイヤなわけでも面倒なわけでもないけど、
手を付けようとすると踏み出すのに時間がかかり、
気が付くと余計なことをして時間が過ぎて書かずに終わっている。
そんな感じ。

普段もあまりハリがなく、元気が出ない。
けど、書き始めるとワーッと気分が上がってくることがある。
みるみる気分が高揚していく。
マ状態にもよるけど、大体、
何も考えずに書けることを書いてるときには上がることこの上ない。

やっぱ中身はともかく、
とりあえず書くのが好き、書くことで足腰に力が入る、
そういう人間なんだなあ自分はとしみじみ思う。

うーん、週に一回くらい、
何も考えない、テーマらしいテーマもない、まとめもしないで
ワーッとただひたすら書く時間というか、回があってもいいかも知れんな。

  この場合「良い」っていうのは自分にとって、ってことになるけど。

「げんき」を、「元気」ではなく真っ先に「衒奇」に変換する様な辞書を育ててるから
おかしな方に行くんだろうが!
これゾまさしく「元気」が「出ない」状態ってやかましいわ(ズビー ← ツッコミ

「衒奇症」なんて病気? があるのか……
ってまた「衒奇省」とか変換しやがるし。
どんな官庁だよそれは。
まあ日本の省庁なんてみんな衒奇症みたいなもんだけど ← てきとう



■東京物語



小津安二郎の映画、『東京物語』を見た。
小津作品は初めて。

▼東京物語


きっかけは、以前から興味はあったのと、
オイサンの書き物を読んで「小津作品みたい」と言ってくれた方がおられたからなのだけど、
まあさすがにそれは上等過ぎるというか、
多分にサービスが含まれたお言葉だということは了解しております。
相手は世界の小津ですからね。

  関係ないけど、この間の『ひだまりラジオ』で
  「褒められたときどうしてる?」と訊かれたあすみんが、
  「頭の中で自分をなぐってます」
  と答えたのが、すごくよく分かるし印象的だったw
  「ちょうしのんな!」「お世辞だかんな!」ってw
  分かるけど、それ言っちゃうんだw
  けどまあ、オイサンなんかは自分の殴り方が足らんのだろうな。
  閑話休題。

あらすじなんかはWikipediaでも見てもらった方が早いと思います。


 ▼東京物語 - wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%89%A9%E8%AA%9E
 ▼小津安二郎 - wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B4%A5%E5%AE%89%E4%BA%8C%E9%83%8E


尾道に住む老夫婦が東京に住んでいる息子・娘夫婦を訪ねるんだけども
あまりよくかまわれず、
唯一義理の娘(戦争で死んだ息子の妻・未亡人のまま)だけがよくしてくれる。
東京から尾道に戻るや夫婦の妻は死んでしまい
葬儀にやってきた息子たちはやはりドライな対応で、
あーなんかやりきれねー、みたいな話です(ざっくり)。

まあ、目に見えるお話としてはホントそれだけ。
素晴らしく面白かったです。
だてに世界で評価されてない……というか、
「へー、こういうテーマや映像やリズムは、
 世界でも普遍的に理解されるものなんだなー」
という、ちょっと逆向きの感心をしてしまった。
世界のフトコロを知らないオイサンとしては。
どちらかといえば、お話や心情よりも、
世界のクロサワがチャンバラ映画として評価されていた(らしい?)ように、
カットやシーンの絵画としての美しさや完成度が、
海の向こうでは主に評価されていたのではないか? と推測しますが。

オイサンの書き物を「小津に似ている」と言って下さった御仁のお気持ちは、
僭越ながら、ちょっとわかる気がしました。

それは
「物語を進めテーマへ誘導するプロセスを、
 人為的に起こる出来事に委ねてしまうことを出来るだけ避ける
 (出来るだけそう見えないように下準備をする)」
「シーンなりカットなりを一枚絵としてとらえる」
という二点に関してで、
この時代のほかの映画監督の作風をあまり存じ上げないので
この2点が小津独特のものなのか、
これらはワリと一般的な手法であって、
評価される『小津らしさ』がもっと別のところに特徴的であるのかは、
スンマセンちょっとわかりませんでした。

一点目は、簡単に言ってしまえば
「人の意図でなく、在るもので済ませたい」ということで。
風車が回るのを見て主人公が何かを感じるなら、
都合のいいタイミングで誰かがやってきて風車を回すのではなく、
また都合のいいタイミングで理由もなく風が吹くのではなく、
物語が始まるずっと前からどこか遠くで気圧に差が生まれていたことをほのめかし、
そこで生まれた風が届く場所と時間へ主人公が立つように仕向けること、
そしてそれらはどこかで(出来うるなら必然でなく)繋がっていた、
と感じさせることに心を砕きたい、とオイサンは思う。

その時空で一致したさまざまの運命的な出来事は、
あくまで偶然そこで重なったにすぎず、人の目にも偶然として映る、
けれども人がそれを勝手に必然として捉える、
それをそのまま描きたい。

そうあることで「ひとはそんなにえらくない」ということを、
まあ、自分で確かめたい。

二点目はもうそのままです。
『ファイナルファンタジーⅦ』とか『Ⅷ』とかです。
固定した一枚絵の中をてくてく歩く。
ときどきそれが、ぐりんっと回って角度を変えたりもするけども、
文字が流れるとき、絵の中のどこを見るかは変わるかもしれませんが
画角は変わらない。出来るだけ変えない。
まあそんなので、タイクツになったり、単調になったりしがちなのが
オイサンの書き物なんですけども、
さすがの小津カントクはそんなこと屁ほどもなかったですね。
一つ一つのカットが、それぞれ一枚の絵みたいで
非常に見ごたえがあったと思います。
役者さんと美術をつかって描いた膨大な量の絵を連続させる演し物だったと、
そんな風に思いました。
うーむ。

小津作品について勉強したわけでもなんでもないんで
Wikipediaに書いてあることの丸呑みなんだけど、
小津カントクは、役者への演技指導にせよ舞台づくりにせよ、
表情ひとつ、抑揚ひとつ、小道具ひとつとっても
全部自分の思った通りの完全を要求したのだそうで。

びしっと「美」で固めた映像づくりを追及された……らしいです。

  床の間に飾る掛け軸や器ひとつとっても、
  いい加減な拵えものではなく、
  いわゆる名画・名筆・名器を求めたのだそうな。
  当然、場面に適している、という大前提のもとでしょうが。
  その方が響く、その方が伝わると。

そんな小津作品を見ていてふっと思いついたのですが、
上でも「『ファイナルファンタジーⅦ』です」と書いたように……
このCG時代に小津監督が生きていたら、
その自分の試行する美を実現するために、
CGを如何様に使い、如何様に撮ったであろうかと。

まあ「まがい物と断じてバッサリ使わなかった」というお答えもカンタンですが、
使わずにはおれなかったんじゃなかろうか、とオイサンは思うし、
使うならどのように使い、何を実現しただろうかと、
そう考えるとちょっとワクワクしてしまいます。
ボートクですかね? 違うと思うけど。

以前読んだ、押井"パトレイバー"守カントクの著書に、
「デジタルの地平ですべての映画はアニメになる」という言葉がありました。
そのアオリ文句を見た同僚は「イミわかんねえ」と一笑に付しておりましたが
なるほどコレは非常に的を射たお言葉でして、
すなわちデジタルに落とし込めばあらゆるシーンを人為的に意図通りに改変出来る、
ということです。
それまではいじり用のなかった、相手が生身の人間や自然の場合であっても、
目の色を変え、肌の色を変え、曇り空を青空に、出来てしまう。
本来手を加えられない世界にまで手が及ぶということで、
それはすなわちアニメーションの世界だと、押井カントクは言っていた。

そんな現実をアニメする力を手に入れた時に
理想世界の鬼がどんな金棒を振るっただろうかと。


……マそんな妄想もさしはさみつつ。


珍しくオイサンにしてはお話のことを書かず、
ほとんど映像に関することばかり書いてきましたが。
だってお話に関しては、書くことないんだもん。
あらすじがすべて。
ド真ん中で、何も足せない、何も引けない世界でした。
ごろん、と石がいっこ置かれていた感じ。

  現在放映中の某まっすーぐなー思ーいがーみんーなを結ぶーアニメの筋を
  「王道だ」と評する話を聞きましたが、
  マそれも間違いではないんでしょうけども、
  ただ、他に何もなかったから省いたものが
  結果「王道」と似た姿に落ち着いたとしても、
  それはひとえに雑なだけで王道とは呼ばれへんのとちがうかなー、と感じます。
  かつての王道からぶっこ抜いてきただけの部品、
  わかりやすい記号だけをガチャガチャ並べくっつけて
  「はい王道!」っていうのは、やっぱどっか違う気がする。
  アレ、『アイマス』のアカンかった回ばっかり繋げただけみたいになってません?
  そんなことない?
  それぞれが好ーきなーこーとーでー頑張れーるならー別にイイですけど。
  なんであんなに雑に見えるんだろう。不思議だ。

  まあ、オイサン自身が見てきた「王道」も、
  過去の遺物の出涸らしだったんじゃないの?てハナシも否定できませぬが。
  そのヘンの歴史も勉強したわけじゃありませんから。
  王道には時代性もあるんじゃないのかしら。
  となると、今の王道の時代性を、ジジイであるオイサンが感じ取れていないだけなのかも知れんなー。
  ジジイは退場するべきなのかもなー。
  閑話休題。

ただ、当時の文化や風俗に明るくないので、
人同士の関係や感情をどう理解していいのか? 自分の読み方であっているのか?
という不安と疑問は見始めにあったのですが。
話のテーマが普遍的なものであると分かってからは何も困るコトはなかったです。

どう申しましょうか。
映像に説得力があるし、映像であることに意味がある。
オイサンが普段見ているようなアニメ作品とは、
映像に、視覚的な刺激に負わされた役割が違うものであるようにすごく感じました。

映像も、物語も、音響も、そのどれもが作品のあるじではなく、
それらの要素が支え合う頂点にもの言わぬあるじが存在している……
すごく鋭利にテーマが表現されたものだった。
緻密とはこういうことを言うのだろうなと。



マそんな感じで。



今現在書いているものにも、分からない所や迷いが一杯出てきてしまい、
サテどうしたもんかと筆の止まることも多いのですが、
丁度良いタイミングでこの『東京物語』に出会えたような気がしております。

マこれに限らず、ちょっと他の小津作品にも手を出してみようかなと、
また面倒くさいことのヒトツも考え始めるオイサンでした。



ほなまた。



P3020267



あーつれーわー尾道いきてーわー。




 

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