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2012年12月 9日 (日)

■些伽巳日記[sagami-nikki]~西鎌倉の黒天狗の巻 -更新第828回-

年末ムードが高まってきましたね。
オイサンです。


TSUNAMIって言葉が日本語由来で国際語化している、
という話は知っていたのだけど、
他にどんな言葉があるか調べてみたら

 ・KAROSHI(過労死)
 ・HENTAI(変態)
 ・OTAKU(……)


とかあった……JESUS……。
なんか不名誉なのばっかしだ……。
ていうか、過労死って日本固有の文化(?)だったのか……。

そして、こうして居並ぶキング・オブ・ジャパニーズ不名誉sの中にも
燦然と仲間入りしてしまうおまいらときたら素敵すぎるな。
HENTAIは……まあ完全にお友達だからともかくとして、
TSUNAMI・KAROSHIとも同級生なのか……。
どんだけ不吉なんだおまいら。

長くなってしまったので、簡単にお題目でも書いておきますか。
今週のサザエさんは(と言いつつ中身はほぼ先週の日記ですが)、

 ・藤沢でイマイチなパエリヤを食う、の段
 
 ・西鎌倉の山中で黒天狗の棲み家に行き当たる、の段
 
 ・『ひだまりラジオ』『恋いろシューティング』に違和感を覚える、の段
 
 ・突然『絶園のテンペスト』が面白い、と言い出してみる、の段


の四本です。



■雨降って・the・パエリヤ



先週末は、年の瀬の予定などをボチボチ練りつつ、
先々週に見つけたパエリヤが食べられるお店などへ足を延ばしてみました。
場所は藤沢。

  ちなみに、一緒に見つけたっていう天丼屋も藤沢ね。
  ごく近く。

ばっさり言ってしまうと、ちょっと期待はずれだった。
地味な海鮮ピラフ……だった。
ていうか、そもそもパエリヤがそういうもんなんだろうけど。
けどまあ、具がちょっと地味ってのはあったなあ。
美味しいのは美味しいです。
目が飛び出るほどってのではないけど。

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あとサラダ。
ドレッシングがビネガーがっつりで、
お酢があまり得意でないオイサンにはキツかったです。
まあスペイン料理ってのがそもそもこうなのでしょうな。
うむ。
ちょっとクセがありますな。

サラダ、パエリヤ、デザートのセットで1400円弱。
ちょいと割高感。
デザートはいいからスープがあると嬉しかった。
あ、フリードリンクがつきます。
コーヒー、紅茶、フルーツジュースなど豊富。

夜に少人数でゴハン食べたりするのにはいいかも知らぬ。
もう一回くらいは試してみようと思うけども。

ああ、あと、こういうさ、
ぺなぺなしたサニーレタスや海藻、細く切ったニンジンなんかのサラダを
フォーク一本で食べる時の食べにくさを、提供する側はどう考えてるんだろう。
箸一本あれば解決する問題なのだけど。
女子力高い人は、ミルフィーユの様に、苦もなくこれも攻略するのだろうか?

▼晴れてハレルヤ




■鎌倉山中散歩



サテ微妙に残念だったパエリヤのあと小雨もパラつき始めて、
藤沢くんだりまで来てしまってどないすんねん、
と思案の末、
午後からは天気も回復するという見込みだったので
鎌倉あたりぶらぶらするかということでノープランお散歩を決行。

久々に江ノ電にまたがる(またがりません)。
このところ、鎌倉に行くにしても効率重視で、
大船経由の東海道線→横須賀線ルートが多かったんで、マたまにはね。
駅からタダでかすめとった観光ガイドマップ(半分地元民のクセして)なんぞ眺め
ルートを設定する……見えた!

江ノ島モノレール沿いに西鎌倉の山中に入り、
時間が許せば東の鎌倉の方まで抜ける! これだ!
……という行き当たりぽっちゃり。

寒くて曇った天候のせいか、ふつーに空いてる江ノ電。
まあ普段はこうなんだろうな。
秋口の連休とかは人がすごいんだ。

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江ノ島駅で降り、地図を眺めつつモノレール軌道に沿っててろてろ歩く。
やっぱ、頭上に一筋、軌道が走ってる風景ってのは
見慣れない者にはちょっとおかしなもんだな。
物珍しい。
アップダウンの激しい地形は、
同じく古都の山育ちのオイサンには懐かしさを感じる類似がある。
しかしまあ風が強いわね。冷えよる。
今年の冬は寒いですね。
寒い。

ふた駅ばかりは軌道を追って歩き、そこからは、
自動車みちをちょっと外れて住宅街の中へ。
緑地公園的な場所がある、……ように地図には書かれてたんだけど、
公園じゃなくてただ住宅街の中にぽっかり山の部分が残されてる、
というだけだった。
なーんだ

  しかしまあ、ものの見事に閑静な住宅街だなこのあたりは。
  交通の便は悪そうだが。
  環境はいい。すごくいい。
  でも、お高いんでしょ? イヤわかんねえけどさ。

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アンテナばかりがやたらエラそうな家なんかを横目に眺めつつ、
コンビニで一休みしてまたモノレールに合流し、
また逸れて住宅街の中へ……。

  家に帰ってから歩いたあたりを検索してみたのだけど、
  色々と美味しそうなお店があったりしましたのね。
  西鎌倉のあたり。

しかし、その山中で、まさか……
あんな恐ろしいものに出くわすとは……この時の私は、知る由もなかったのです……。



■怪談~西 鎌 倉 の 黒 天 狗



モノレールの軌道からも、車通りの多い道からも逸れ、
山と木々の目立つ、
閑静を通り越してややひっそりといった趣さえ感じられる住宅街に……
私は、足を踏み入れていました。

家はたくさんあるのにひと気のあまり感じられない、
山と、住宅街の境い目のようなエリアでした。

携帯電話の地図を眺め、
こちらの方が面白そうだ、などと考えたのがいけなかったのでしょう……
道はより細く、寂しくなり、
住宅地の延長かと思ったら突然足下が小砂利になり、
なんだか子供の頃遊んだ、里山に向かう道に似ているなあ、
そんなことを思いながら、その細い道をうねうねと歩いておったのです。

すると、目の前に。
突然、オレンジ色をしたタイルのようなレンガ造りの壁の、
大きな邸宅が現れたのです。

「はぁー、でけえ家」

その時は、そんな風に思っただけでした。
さして交通の便の良いわけでもない、
けれども恐らくは、そこそこ以上にお値段のする家に違いない……。

表札に刻まれた名前には、
見聞きした憶えこそないようなものの、
フルネームが刻まれていたことと、「法」の字が二つも入っているのがとても印象的で、
エラそうな、何か名のある人物の家なのだろう……
その正確な字面を記憶したわけではありませんでしたが、
そんな印象だけを心に残して、何を思うでもなくその脇を通り過ぎたのです。

  ここで一旦、時間はその日の夜まで飛びます。

散歩を終え、自宅に帰りついた私は
その日の朝に中途半端なところまで聞いて止めていた、
『ひだまりラジオ×ハニカム』の第3回放送分の続きを聴き始めました。
ダチャーンこと、原田ひとみさんがゲストの回です。

ラジオの詳しい感想はこのあと書こうと思うのですが、
いま大事なのはそこではなく……
あるコーナーの途中で読み上げられた、「ミノリカワ・ノリオ」という名前……。


  ……?


その響きを耳にしたとき、私は奇妙な感覚にとらわれました。
字の並びを見たわけでもない、
ただ、放送で音(おん)を聴いただけなのに、どこか聞きおぼえのある……否、
「響き」に「見憶え」がある。
その音から導かれる文字の並びを、ごくごく最近……どこかで見たような気がしたのです。

 ミノリカワ……ノリオ……

        二つの「法」の字……

  み法かわ……法お……

      御法川……法男……?

そうです。
放送で呼ばれたその名は、昼間、西鎌倉の山中で私が出くわした、
あの邸宅の表札に刻まれていたものそのままだったのです。
御法川・法男……。
『ひだまりラジオ』で名の上がるこの人物、
果たしてどのような人物なのか……謎は深まるばk







  ダチャーン「みのりかわ?」

  あすみん 「みのもんたさんの本名ですね」







ただの、みのさんのご自宅でした。







あのデカい家、みのもんたン家か。
確かに、wikipediaさん辺りを調べてみると、
みのさんの本名も、鎌倉市に在住、なんて情報も載っている。

はー。
まあ……概ね、間違いじゃないんだろうな。
そっかー。
みのさんの家ねえ。

……どうでもいいわ。
ネタとしちゃあ面白いけど。

あー、年末、知り合いがこっち来るらしいから……
もし都合が合って、本人が希望するなら、連れてってあげてもいいな。
近くにあったケーキ屋さんは美味しかったし。
ただ、交通の便はすげえ悪いから結構歩くけどな。

 ▼お散歩の続き

モンタミーノ邸襲撃事件(襲撃してない)の前にも一軒、
お茶の出来そうなお店があったんだけど
気付いたら通り過ぎてたんでそこはスルーし、
その先で偶然見つけた眺めの良いケーキ屋さんで軽く休憩。

オレンジ系のチョコケーキだったのでこの日は紅茶にした。
うむ、ンマイ。
やはり柑橘系のケーキには紅茶がよく合いよる。

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もう一軒のケーキ屋の方もなんだか気になって家に帰ってから調べてみたら……
なんと。
もう随分むかしに噂に聞いて以来ずっと気になっていた、
ホールで一万円以上するという謎のチーズケーキを食べさせる店だった。
はー、こんなところにあったのか。
また今度来てみよう。
西鎌倉、あなどれんなー。
あんまりたどり着ける自信もないけど。

このあとは大したイベントもなく、
いい加減時間がなくなってきたので手近なモノレールの駅に再度合流、
フツーに帰りました。
書き物のネタを拾いに出てみた散歩だったけど、
色々と拾いモノは、その気で歩けばやはり見つかるね。
もう一度藤沢をひと巡りして、
アニメイトで『ご注文はうさぎですか?』を見つけたので連れて帰った。

  ……ああそうそう、大戸屋で食べたほうれん草のおひたしが
  ビックリするくらい美味しくなくてビックリした(まんまやないか)。
  ほうれん草のおひたしって、不味くするのって難しいと思っていたので
  ワリと意表を突かれました。

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『ご注文はうさぎですか?』

……そーいえば今年、鎌倉在住の高校時代の友人とコンタクトがとれたのに
結局会う算段を全然つけずじまいだ。
せっかくのご縁なんだから、やっぱり会っておきたいなあ。
年内になんとかなるかしら。



■ついでだから『ひだまりラジオ』の話もしてしまうか。



上でちょろっと書いた、今期の『ひだまりラジオ』の話ですが。

  ▼ひだまりラジオ×ハニカム
   http://lantis-net.com/hidamari/


……なんだろう?
違和感。
おみんちゅ(=小見川千明さん)がゲストに来た前回から、なんだけど。
阿澄さんが、すごく頑張ってオシゴトをしようしようとしているように聞こえる。
いや、今までだってオシゴトはキチンと真面目にやっておいでですけど、
そうじゃなくて。

しゃべりを作ろう作ろう、盛り上げよう盛り上げようとしている感。

なんつーか、
頑張っちゃってる。
やさぐれたキャラの面白い自分を作ろう、見せようとして、すっごい声張ってる。
キ真面目。

多分、前回のおみんちゅとも今回のダチャーン(原田ひとみさん)とも、
二人きりでのしゃべりが初めてだから、
番組の冒頭では
「あんま緊張ねえわwはははw」
みたいなことホザいてはいたけども、
やっぱシンタスやミズハス相手のように、
本当に力を抜いてという具合にはまだまだいかないってところなんでしょうかね。
ホザいてたてw

あの二人相手の時は遠慮ないなーと思うもの。
勿論、最低限の線引きはあるに決まってるけど。
やっぱり人見知りなんだな。
気持ちは分かる。

デその、慣れない二人を前に頑張っちゃってる姿は、
期せずして冒頭の茶番でのセリフ
「新入生二人の前では、いいセンパイでいたいから!」
っていうのがマンマになってる気がする。
はははw

前回のおみんちゅの時はまだボンヤリと
「なんか雰囲気違うな?」
と思う程度だったけど今回は明らかにおかしかった。
っていうか、残念ながら、空回りしてちょっと面白くなかった。
ネタに頼ってしまったというかね。
多分阿澄さんは、計算して良いボケが出来るタイプではないからなー。

  出来るんだろうけども、本領はそうじゃないときだろうから。

おみんちゅの時は、
おみんちゅが超天然ボケだからなんとなく成り立ってしまってたけど、
ダチャーンはどうやら、どちらかというと普通にオシゴトを頑張ってしまうタイプとお見受けするので
「うわー阿澄さんが頑張ってる! 私も助けなきゃ頑張んなきゃ!」
みたいになって、余計に違和感が際だってしまったんだろう。
と。
いう。
オクソク。

  おみんちゅの抜けっぷりったらなかったもんな。
  「じゃあ、あとで『ぐぐれかす』します」
  「カスまで言ってないよ!!? やめてください!」
  のやりとりは、オイサンの2012年流行語大賞候補です。

 ▼ラブラブ16連射

『ひだまりラジオ×ハニカム』のOP主題歌のタイトルが
「恋いろシューティング」。

これまで、「今ンとこゆのっちは恋愛には興味がないんだろうなー」
と思ってたけど、ここに来て恋の歌を歌い始めた。
な、なんだろうこの焦燥感……。
焦る!
歌詞に「あなた」とか入ってる! 誰だよ!
宮ちゃんに相談とかしてんな空気読めよ!

『×☆☆☆』の時の、ラジオOP主題歌の『笑うかどにはパンパンパン!』が
自分の夢のこと、成長のことを歌ってて、
ここに来て恋のことを歌い始めたっていうのが……
なんか、意味深。
なんだろか、ボチボチゆのっちも、「自分の夢」から「誰かとの夢」にシフトする時期、
って示唆なんだろうか。

キャラと声優さんをシンクロさせることはイケナイことなんだけども、
このところの『ひだまりラジオ』やら『寝起きにポテトチップス』とか聴いていると、
あすみんが下手に生真面目に、
段階をキチンキチンと踏んで次のステップに上がらなくちゃ上がらなくちゃと
今まさに足掻いている感じ(丁度29歳→30歳の境目で、今ワリと躍起らしい)なので、
それに引きずられて、なんか、ゆのっちも
そういうことを考えるしっかり者に見えてきてしまったり。する。

そろそろダンナ見つけなきゃなー、みたいな。
それに引き替えどうです、松来センパイの牧歌的なこと!
安心すんわーw


……。


なんか、その辺の構図もね。
ゆのっち⇔吉野屋先生の構図ににてしまっていたり、いなかったり。

  ゆの「(うわー。無邪気なおとなだー。あれはやばいなー)」

……みたいなことをね。
イヤ、原作では全然そんなことないんだけど。
一生懸命、目の前のことに取り組み、楽しむ一方で、
「ボチボチ恋愛のことも考えんといかんかしら」と、
鉛筆くわえてフッと思っておったりせんかしらと、
また要らぬ妄想を逞しくするオイサンですよ。

ぶっちゃけると、この歌はあまり好きではないかなあ。
恋愛成分云々を抜きにしたとしても、
あんまりゲームなんかしてそうでないゆのっちが
歌詞の中にやたらとRPG用語を盛り込んでいたりして、
ゆのっちが「歌手として」歌っている歌になってると思います。

キャラクターがキャラクターのこと(つまり自分のこと)を表現する歌でもないから、
キャラソンでもない。

ゆのっちというキャラクターが歌手になって、
自分とはあんまり関係ない与えられた歌を歌ってる、
そういう構図になっている気がして。
すごい違和感あるわ。
阿澄さんとゆのっちの役割をある程度ミックスして解釈しないと
うまく解決できない気持ちの悪さがあるように思います。

 ▼『寝起きにポテトチップス』
  http://www.hobirecords.com/potato/

ついでにこっちの感想も。
最近は『ひだまりラジオ』よりこっちのが好きかなー。
あすみんと松来センパイのホットラインはすごい。

  あすみん、シンタス、ミズハス、松来スの四人が
  リレーでとっかえひっかえ出てくるようなラジオとかやらんかなー。

この番組、ワリと頻繁に、結婚・女子力なんてワードが登場する
(そしてその話をしている最中が一番自然な盛り上がりを見せる)のですが。
女子力が分かんねえワカンネエと嘆きつつも、
阿澄さん女子力高そうな気がしますけどね。
するんですけど。
けど、女子力高め版の阿澄さんは、その状態で長くいると阿澄さん自身が疲れそう。

それとも、阿澄さんぐらいの女子力が、世の女子の平均なのかしら。
女子って大変。
わかんないわー。

  オイサンも男子力とか全然高くないに決まってるので人の心配してる場合じゃないけど。
  つって諦めてるけど。

大体、男子力も女子力も、
男子から見た場合と女子から見た場合とでそれぞれ違うものっぽい
(というか、異性の考える「高くあって欲しい」パラメータが、
 同姓の考える「高くありたい」パラメータと一致しない)から
あんまイミないんだけど。
男性女性が、それぞれウチワの中で競うためのものじゃよね。

多分、
「女子が高めたいと思っている女子力パラメータを、
 都合良く汲み取って評価してくれるチカラ」が、
女子から見た男子力には含まれてるんだろうなあ。
ネイルとかおしゃれとか。

広く男子が求める女子力パラメータって何なんだろ。
日本的母親像なんだろうなあ、やっぱり。



……マそんなことで。
散歩がてら、書き物のネタ探しに山の中をぶらついたわけですが……
いい加減、『エヴァQ』も見に行かないとなあ。
色々面白そうだし……ああそうそう。
ついでに書いておこう。



■『絶園のテンペスト』



オマケ。
ワリとこき下ろし気味だった『絶園のテンペスト』が、
ここにきて急に面白くなった。
9話目にして突然ハマった。

設定とか話の筋は相変わらず厨二的なんだけど、
マヒロを極端なスタンスの持ち主にしたことで、
ヒロインの愛花ちゃんが、天秤の、
「世界の命運」の反対側のお皿に載せられることになって
相対的に「世界の命運と秤にかけられるほどのオンナ」の位地を獲得する、
っていう重み付けの構造を作ったことに、
おお、すげえと思ってしまった。
面白い。
こういうやり方もあるのかー。

  ちょっと小説版『ロードス島』のラストを思い出してしまった。
  一人の女の子の中に、神様の善いモンと悪モンが降りてきて戦うっていう。

それに加えて敵役の総大将の方が、
主人公サイドに突然世界の命運を人質に取られてうろたえる
(それ以前に主人公サイドが「世界がどうなってもいいのか」的なコトいう時点で
ワリとおかしいんだけど)、
目の前で主人公サイドの二人がいきなりシバき合いを始めて若干ヒく、
っていう絵面が異様に面白い。
悪役の方が常識人じゃんw!っていうおかしみと新しさと緊張感、
そして主人公のインパクトの強さに脱帽。
見ててサッパリ退屈しない30分だった。
いやあ、感服感服。

思春期の男の子の手前勝手な恋愛感情が世界を揺るがすっていう、
ああ、でも、世の中ってそのくらいのモノだよね、
それが本当の姿だよね、と思わせてくれる清々しさがある。
実に面白い。
今の世の中、みんなお利口になりすぎてめんどくさすぎる。
マヒロのようにシンプルに我が侭なのは見ていて嬉しい。
ヨシノの立ち位置にはいたくないけどw

  まあ、我が侭でも何でも、並外れた強さを持ってるキャラクターが
  オイサン大好きなだけですけどね。
  山本洋子さんしかり、陸奥しかり、美琴お姉さましかり、
  瑞穂ちゃんしかり、バーン様しかり。
  手のひらヒトツで盤面ひっくり返すような、
  強い心の持ち主が見せるシンプルなお話が好きです。
  たぶん絢辻さんも、これに似た目で見てると思う。

キャラクターが泣き叫びながら殴り合うような、
極端な感情で構成された世界はあんまり好きじゃないんだけど、
これを見ていられるのは比較的冷静なヨシノの存在があることと、
マヒロも基本、極端だけど論理で生きてるからなのだろうなと勝手に考える。
メインヒロインが既に死んでいる、っていうのも(これは最初から思ってたけど)イイ。
物言わぬ、決して解き明かせない場所に謎があるっていうのはやはり面白い。

順調に意味の分からない現象に浸食されていく世界が、
最初は「オオゲサでつまんねえな」と思ってたけども
主人公サイド(善いもん)・魔法使いサイド(悪もん)・一般人サイド(第三勢力)の
三者だけが残る箱庭空間を作り出すため、
余計な背景を排除するための設えだったんだなということも見えてきた。
色々考えられてるもんだなあ。ハッタリじゃなかった。

  まあその分、理詰めに作られすぎていて
  却って作り物感が高いことはマイナス要因なのだけど。

そんなんで急遽、次週が楽しみなくらいの位置にまで上がってきました。
グッとくる。

OP、EDも買っちゃったよ。
花澤香菜さんの歌うEDもいいんだけど、
そのカップリングの「too late for chocolate」って曲がかなりツボです。
全体的に、二十歳の頃の笠原弘子さんの雰囲気にダブります。
個人的な感想。

▼too late for chocolate


このヒト、名前よく聞くし出てる作品も結構見てる筈なんだけど
「この役!」っていう印象が実はあまりなかった
(『けいおん!』に出てるもんだとばっかり思ってたけど全然だったw)。
歌うとかわいいですね(酷。

『俺妹』の黒猫とか、
『モーレツ宇宙海賊』のチアキちゃんとか。
なんか、ご本人の名前と役が繋がらなかったんだけど。
単純に意識してるかどうかの問題か。


R0055229
今週の戦利品。『恋いろシューティング』、『絶園のテンペスト』OP・ED


マ毎度の如く長くなりましたけど、
そんな感じでヒトツ。


オイサンでした。


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