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2012年9月の9件の記事

2012年9月29日 (土)

■絢辻さんに、キケンな十戒クイズをふっかけよう!~『アマガミ』SS -更新第813回-

主人公「絢辻さん、『ピザ』って十回言ってみて?」
絢 辻「『ピザ』? またおかしな遊び考えてきて……
    そんなの、桜井さんにでも付き合ってもらえば?」

主人公「……」
絢 辻「……冗談よ、そんな顔しないで。
    はい、じゃあ行くわよ。『ピザ』!」



 しゅっ!


主人公「!!」
絢 辻「『ピザ』!」


 しゅっ!


絢 辻「『ピザ』!」


 しゅっ!


絢 辻「『ピ』……」
主人公「や、ちょ、あ、絢辻さんちょっとストップ、ストップ!」
絢 辻「……なによ。せっかくいい感じなのに」

主人公「いい感じって……。
    ど、どうして一回ごとに、
    この上もなく鋭いひざ蹴りの素振りを合わせるのさ」

絢 辻「え? だってせっかくだから」
主人公「(意味が分からない……)
    と、とりあえず今日はもういいや、ごめんね、ありがとう。
    じゃあね」

絢 辻「そう? 残念ね……」


  スタスタ……


主人公「(ふう、あぶないあぶない……
     最後『ヒザ』で引っかけるのは何やら危険な香りがする。
     違うネタを考えよう)」


絢 辻「『ピザ』!」


 しゅっ!


主人公「(まだやってる……。
     けど一回ごとに鋭さが増してるあたりはさすがだなあ……)」




  ~~ 一週間後 ~~



主人公「絢辻さん、『ヒジ』って十回言ってみてよ」
絢 辻「またそういう遊び? しょうがないわね。
    いくわよ。『ヒジ』」

主人公「……」

絢 辻「『ひじ』」
主人公「……」

絢 辻「『肘』」
主人公「……」

絢 辻「『ヒジ』!」
主人公「(……今日はどうして、)」

絢 辻「……『ひーじ』。」
主人公「(一回一回噛みしめるみたいに、)」

絢 辻「……『ヒジ』っ!」
主人公「(僕の顔面をニラみつけながら、)」

絢 辻「……『ひ・じ』!!」
主人公「(言うんだろう……!!)」

絢 辻「ヒッ……! ジッ……!!」
主人公「(あ、絢辻さんっ……!!)」

絢 辻「『肘』ーッ……!!」



  ……。



絢 辻「……『ヒジ』。はい十回。で?」
主人公「……。あ、ああ、うん、ご苦労様……でもゴメン、
    なんだか眉間が痛くなってきちゃったから……もういいや……」

絢 辻「そう? 残念ねえ……」



  ~~ そのまた更に一週間後 ~~



主人公「あ、おーい、絢辻さん。『みりん』……」
絢 辻「『』ッ!!」


 しゅばっ!! すかっ!


絢 辻「! かわされたっ!?」
主人公「ははっ、絢辻さん、残念だったね!」



梅 原「……。
    なあ、こないだからあの二人のアレ、
    いったい何やってんだ?」

香 苗「さあ、凡人にはサッパリ。
    けど分かりあってるみたいだからいいんじゃない?
    ……ところでねえ、梅原クン。
    『キス』って十回、言ってみる気、ある?」

梅 原「はあ?」



                    (おしまい)



なんだこれ。
 
 
  

 

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2012年9月27日 (木)

■一本の道を歩いている途中で、一つのことに出会うということ~SS『女神異聞録ペルソナ』あとがき -更新第812回-

どんなことでもそうでしょうけども、
一つのことに、ムダに一途に寄り添っていると、
ワリと何かが返ってくるものなのでしょうね。

その接する態度が、真摯であったり誠実であったりする必要も、実は「ない」と思える。
真摯や誠実なんていう言葉や態度は所詮人の世のご都合ゴトにしか過ぎなくて、
国ざかい県ざかいを一つ跨いだだけで不実に裏返り得るものだし、
客観的になろうとするならば、実はあまり、大した意味はない。

そのときに本当に意味を持ち得るモノは、
時間と距離、そんな普遍のモノなのかもしれない。
何日、何時間、何センチ、何メートル、
そんな単位も意味のない、絶対の、自然の、時間と距離。

  イヤイヤでも、シブシブでも。
  雄と雌、同じ檻に入れておけばいつかはつがうという奴です。
  それを受け入れるかどうかは、また別問題だけど。

動機が不純だとか、打算や煩悩にまみれているとそのとき思えたとしても、
ただ長く、深く、濃く寄り添い続けることで、
そこに込められたものを読み出し、一つの真理であると「正しく勘違い」をして、
人生なんていうばかげたモノの上を歩いていくための指針に出来てしまう
チカラや機会を授かるのだと思います。

  それがご褒美なのか罰なのかも、また別問題として。

映画監督さんとか音楽家さんとか、
若い頃に何百本映画を見たとか、何千曲音楽を聴いたとか、
その中で、映画には、音楽には人生のすべてがある! 私はそこからすべてを学んだ!
みたいな感覚を持ち、言葉にしたりなさいますけども、
それは全くその通りで、あらゆることにおいてそうなのではないか。
スポーツでも、畑仕事でも、男女関係でも。



オイサンです。
マクラが長くなったな。



何の話かと言えば、
先日アップした初代PS版『女神異聞録ペルソナ』(めんどくさいので以下『異聞録』)のSSの
後書きのようなものを書こうと思ったんだけども、
思えば『異聞録』との出会いやその後の関係は、
オイサンとテレビゲームが上で書いたみたいな関係にあったから
成り立つものであったように思えたので、こんな出だしになってもうた。

マ自分にとってテレビゲームが本当にそんなパートナーなのか、
そんな大層な感覚を得られるほど、
「深く寄り添ってきた!」と胸を張って申仕上げられるモノなのかわからないけれども、
やっぱり『異聞録』との出会いと出来事は、その機会の一部だったように思える。



■聖エルミンの庭で。



別に、このSSを書こうと思った特別な理由なんかはなく、
ある時期様々なゲーム中の印象に残った「場所」について、
物語風に何か書こうとしていた時期があって、
その中の一つにこの「聖エルミン学園」も挙がっていたというだけ。

だからタイトルは素っ気なく「聖エルミン学園」だし、
話の主役もゲーム本編の主人公でなく訳の分からんおっさんになっている。
ゲームの中の一舞台(「一場面」ですらなく)の空気を、
ちょっとだけ面白く書こうという試み。
うまくいってるかどうかは分からぬが。

  ちなみに他には
    ・摩周湖(『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』・掲載済み)
    ・ロンダルキア(『ドラゴンクエストⅡ』)
    ・特急ヴェガ(『お嬢様特急』)

  なんかがあります……あれ? なんかもういっこなかったかな。
  マええわ。

数あるゲームからこの題材をエントリーした理由は……
やはり、初代『異聞録』が個人的に印象的なゲームだったから、なんだろう。

『ペルソナ』シリーズが『3』から雰囲気を大きく方向転換したように、
『異聞録』はFC・SFCと続いてきていた『女神転生』『真・女神転生』のイメージを
ガラッと変えるものだった。

自分自身、『女神』『真・女神』シリーズは
FC版の初代『女神転生』をつまみ食い程度に遊んだくらいでほとんど無縁だったのが、
『異聞録』には電撃的に惚れ込んだ。
3Dダンジョンものはむしろ苦手で、忌避さえするほどだったのに。





『異聞録』の一体何がそんなに自分に響いたのかは正直わからん。
発売のほとんど直前になって、電気に打たれたように
「これはやらなあかん!」
と思い立って購入に踏み切った記憶がある。
あれはよくわからない、不思議な体験だった。
あんな風にゲームを欲しいと思い、購入に踏み切ったのは後にも先にもあれきりだ。

他にも、
シナリオ途中に仕込まれた会話選択肢によるバッドエンドに、
それとほぼ予測がついていながらも自分から突っ込んで玉砕し
アタマからやり直しになったとか、
雑誌に投稿したインプレッション記事が採用されて丸1ページ載ったとかが重なって、
『異聞録』は思い出深い一本になった。

……今じゃ、RPGで、会話選択肢で一発バッドエンドなんて
あんまり考えられんものな。
「お前はケムコ製か!」
と突っ込めたピップ君は14へ進むと良いと思います。

  ……。
  ホンマじじい向けのブログやでここは。

その場でバッドエンド食らって即再開可能、くらいならネタとしてあるかもだけど、
『異聞録』さんは底意地が悪いというかFC時代のスパルタン仕様の名残というか、
バッドが確定する会話シーンからバッドエンドに至るまで
相当時間を要する(普通に1、2ダンジョン、十数時間はあったんじゃなかろうか)ので、
その選択肢手前のデータが残っていないとマジ即死。
アタマからやり直しになる。

  初代プレステが爛熟へと向かう、上り坂にあたるこの時期の作品群には、
  多かれ少なかれそういう遊び心があったように思います。
  強引でも他と違うことをしたれ、それが面白いと言い張ったれ、みたいなね。

とはいえ、その選択肢も、それまでのストーリーをキチンと読み取れていれば
バッドエンドに向かう選択肢を選ぶことは、まあ、先ず、ない。
素直に、物語の主人公を演じることに抵抗したりさえしなければ。
どっかのアラフォーみたいに、
プレイ時心身ともに凹んでおり、
己が身をゲームに投影して、ヒロイックファンタジーにあるまじき
後ろ向きな選択肢を選んだりしさえしなければ、
バッドエンドになぞ。
そうそう、辿り着いたものじゃない。

……。

けれども、そういう憂き目にも遭ったおかげで……というか、
自ら望んでそういう結末に突っ込んでいった結果として、
まさに主人公と一体になれたという意味で、
この『異聞録』は真正面から向き合った最初で最後のRPGだったなあと、
このように感じてもおるわけです。
これは、ワリと真面目にね。

まあ、RPG本来の「ロールプレイ」=「役割を演ずる」という意味からは
真逆のプレイではあったわけですが。
「自分を物語の主人公に預ける」ものであるはずですが、
逆にオイサンは、役柄に自分を押しつけたワケですからね。
そりゃあ話のスジは歪みますよ。

やっぱちょっとおかしなゲームだったと思いますよ。
今と違って、なかなかセーブも出来ないしね。
大変なゲームだった。

  そういえば、PSPでリメイクされる『FFⅢ』のクリスタルタワー以降は
  原作に則ってラストまでセーブポイントないらしいですね。
  トチ狂っとるなあ。

最近では、そうまで思い入れられるゲームに、そうそう出会わない……
というよりも、
自身の出力の問題でゲームに対してがっぷりとコトを構えることが出来ず、
ゲームからあまり多くの深いものを受け取ることが出来ずにいる。
やっぱり、どこか心が離れてしまっているんだろうなあと思う。
寄り添えていないし、向き合えていない。

これまでの人生というのは、
小学校二年生のときに最初のファミコンが発売され、
それ以来、
テレビゲームはずっと自分の傍にあって、
自分の暮らしの節目節目にはそこで語られる物語が目印のように寄り添っていたし、
こうやってモノを書いたり、人と話をしたりするときに、
自分をドライブしてくれるものはゲームから得た様々な感情であったりする。

  自分が新しく抱く興味や、新しく起こす行動は、
  まあ大体ゲームがきっかけになっていたな。

人との出会いとか、旅先の風景とか、
心を震わせてくれるものは他にももちろんあるのだけれども、
そうした「現実に存在するもの」の多くは、どうにも、
あくまでもそこに固定されたものであって自分にはついてこない、
自分のものにはならないものらしい。
残念ながら。
人の視線を借りながらも、
自分の体験としてモノゴトを引き渡してくれるテレビゲームの世界は、
オイサンにとっては最適な世界だった。

  まあ、それも子供の頃からそういう世界に浸ってきたから
  そういう人間になってしまったのかもしれないけれども。

ある物事から何かを読み出そうとすることや読みとることの大部分は
当然論理や物理に因るけれども、
うち何割かは想像力や思いこみに依っていて、
オイサンの場合は後者の割合が恐らく人よりもかなり高い。
妄想も甚だしい、思いこみが激しい、というやつだ。
論理・物理の及ばない場合に限らず、
自分の思いで勝手に補って、悪く言えば自分に都合のいい、
よく言えば前向きな解釈を与えて自分の中に(ある意味)自分で感動を生み出して
一人で勝手に、本来与えられた以上の燃料で走っているのがオイサンだ。

そういう人間にとって、
寄り添うもの・ドライブしてくれるものがなくなるというのはなかなかに深刻な事態だ。

初代『女神異聞録ペルソナ』は、リリースされた『エヴァ』から数年経った当時の、
オイサンに限らない時代の若者の気分にマッチしたというのもあると思うけども、
オイサンを強くドライブするに足りるものだったわけで、
未だにこうして、その当時の燃料の一部を借りて走っていたりする。


……。


マそんなこんなでPS版初代『女神異聞録ペルソナ』から、
「雪の女王編」にまつわるSSをお届けしたのですが。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
↑話の運びがいろいろおかしい。

相も変わらず、お話としてはさして流れのあるものでもないので、
その辺の雰囲気を感じ取ってもらえればなあと思います。

『異聞録』のソフト発売が確か1996年、
このSSを書いたのもそれと同じか少ししてからだと思うので
長けりゃ14、5年、少なくとも10年はくだらないというシロモノです。
オイサンがまだ二十代後半、ヘタすりゃ前半の頃ですね。
うわー( ← ムドオン ← 即死魔法

何故そんな、大昔のシロモノを今更ここに上げようと思ったのかというと、


  \キジノ ミズマシ!/\ドッw!/


おいおい、今日のお客はクチが悪いなあ。
そんなんじゃありませんよ。
えー、何故そんな遺物を上げようと思ったのかというとですね、


  \オチャニゴシ!/\ドドッww!/


いい加減にしなさいよ! 営業妨害で訴えるぞ?コンチクショウ。
ねえ。
すみませんねガラの悪いお客が多くて。
えー、まあ、強いて言うならお茶濁しなんですけれどもw
最近書くこともあまり無いんでねw
すみませんね、ええ。

マ『ペルソナ』シリーズも、
いつの間にやら今やテレビゲームシーンに欠かせない一翼、
一大人気シリーズに成長していて
オイサンなんかは目を疑うばかりなんですけれども。

今回改めて、この古ぼけたSSを載っけておこうと思ったのは
……『P4』が世間的に大活躍してるので、
もしかしたら需要もあるのかな、などと小賢しいことを考えたからなのですが。

けれどそもそも『異聞録』は現在人気の『P3』『P4』に比べると
ゲーム的にもシナリオ的にも重たメで日陰者ですし、
その重たい『異聞録』をさらにかっ飛ばしてジジイ目線にしたこのSSに
需要なんかあるわけもねえな、と再掲用の加筆修正を加えながら
しみじみと思い知った

うーむ。
何を血迷っていたのだ俺は。



■『ペルソナ』シリーズとゲームシーンの隆盛



雑談。

上でもちょろっと書いたけど『ペルソナ』シリーズも大きくなったもので、
移植とはいえ、
まさか新ハードの看板に抜擢されるようになるとは思ってもみなかった。
FC・SFC時代の『女神』『真・女神』シリーズは、メジャータイトルとはいえ
やはり一部の熱狂的なファンのものという感は否めず、
路線を若干ポップ化した『異聞録』も、
発表当時途絶えがちだった本筋(『真・女神』シリーズ)の続編として嘱望されてはいたものの、
所詮は外典、一介の外様に過ぎなかった。

  今の表舞台への躍進ぶりは、オイサンの様な古い世代にはまだまだ
  「はー、あの『女神』がねえ」
  という感はぬぐえないんじゃないかなー。
  違和感あるもの。
  いかがでしょうね、アラフォーゲーマーズの皆さん?
  『3』からの、更なる方向転換がものすごく奏功したってことなんでしょう。
  偉大な決断……だったのだろう。

『3』以降のお話運びはポップ過ぎて個人的にはあまり好きになれない、
というか、やっててノリ切れぬ。
でもこれがイマドキの若い人たちの「気分」であって
これが「リアル」なんだろうなー。

……だから、『P3』『P4』を
「学園ジュブナイルファンタジーだから」
という見立てで「自分の青春時代を追体験しよう」と期待してみても、
自分の中に全然ない世界が展開されるので
「お、なんかおかしい。こんな世界ボク知らない」
ってなっちゃたりするんだろう。

少なくともオイサンはゲームの『P3』でそうなって、
『P4』はゲームではやらず、アニメで見て最初は肩透かしを食ったけど、
「ああ、こういうもんなのか」と途中からナットクして見てました。

  若者らしい悩みや迷いが描かれても、どこかファッショナブルに映ってしまう。

けど、『3』が発表されたときのビジュアルショックは、
ハッタリ好きな私にはちょっと堪えられないものがあった。
影時間というワリとありきたりだけど問題があって使い辛いはずの発想を、
その問題点を町に林立する棺桶というビジュアルの力業で乗り切るパワー。
銃とコメカミっていうペルソナ召還の絵面。
いやいや。
シビレた。

『ペルソナ』シリーズが躍進を始めるのと同じくして
『モンハン2ndG』がミリオンとか売れるようになり、
PSPがハード的な主役に躍り出たあたりからが、
実はゲームシーンの様子が変わったいたということに気付かされるようになった時期だった。
オイサンはまだまだ、
『ドラクエ』『FF』『ゼルダ』の牙城はくずれんなー、
いつ流れが変わってしまうのかなー、
と思ってたんで、気がついたらじんわりと変わってた、
というのはワリとショックでもあった。

『FF』は亜種が連発されるようになり、
『DQ』も外伝的なシリーズが正ナンバーの長い隙間を埋めるようになって
存在感が薄まってしまったような気がするし、
『ゼルダ』もリリース間隔が縮まって「職人のきまぐれな手作り」的な
肌触りがなくなったように感じている。

  なんていうか、大工さんがトンカントンカン、ゼロから建てる家じゃなくて
  モジュールごとにかっちりフォーマットが決まってしまって
  その組み合わせだけで拵えられる家になっていったような。

  「このネタの部分だけ、こっちの新しい、
   よく似てるけどちょっと違うネタと入れ替えて作ろう」

  みたいなもの。
  それが必ずしも悪いわけではないのだけれども、
  やはり面白味や、全体の統一感は損なわれるように思う。

まあ、宮本さんの胸先ヒトツで作られていた時代と変わってしまって
今の『ゼルダ』は
「宮本さんの思想や意志・感覚を継いだ人たち複数人が、
 持ち回りでアイデアを出し合って組織で組み立てている」
体制になってきているようなので……なんというか、
組織として、製品としての工業生産物としてはそれが正しいのでしょうけれども、
やはりその……「個人の視点やニオイ」が支配しない「作品」は、
面白味を大きく欠くと思う。

  だったら、宮本茂が、堀井雄二が死んだら、
  『ゼルダ』は、『ドラクエ』は一生プレイできなくなっちゃうよ、それでもいいの?
  という話だけど、オイサンはむしろそれを望む。
  ていうかモノゴトそれが自然だと思う。
  ……が、資本主義というか、会社組織や経済がそれを許さない。
  ざんねんな世の中である。

  人気がある・需要がある、収益が見込めるという点で
  そうした商品を隙間なく並べるのは大事なことではあるのだろうけれども、
  ことテレビゲームに関してはあまり並べすぎるのは良くないのではないかと、
  そんな風に思った。
  1本のソフトが拘束する時間が長すぎるし、
  しかもそれが複数同時にリリースされたりするのだから
  やはり刺激的に飽きてしまうし、可処分時間にも限界があるし。
  あの頃からのサイクルの縮め方は、
  ユーザーの首も、メーカーの首も絞めてしまったように思う。
  ありがたいことではあるのですが。

  ついでに言うと、カプコンのゲームも、
  ある時期を境にやたらとバランスが取れすぎているゲーム、
  ガイドや枠組みがしっかりしすぎていて、
  ゲーム全体が非常に押しつけがましいというか、
  作り手の意図以外の遊びを許さない「あそびのないあそび」ばかりになってしまって
  好きじゃなくなった。
  どんなに見た目やテーマに惹かれても、なかなか素直に手に取れなくなってる。
  今PS3に控えてる『エクストルーパーズ』なんかは
  見た目やシステムには興味をひかれるんだけれども、やはり素直にみられない。

受け継ごうという意志はすごく大事だとは思うんだけど。
けれどももし、そのことによって、
芽吹くはずの新しい萌芽に不要な時間を歩ませているのだったら、
それは大きな間違いであるように思う。

話を『ペルソナ』に戻そう。

その『異聞録』と『P3』の間にいた『2罪』『2罰』が、一番不遇だった気がする。
個人的には。色々と中途半端で。
キャラクターはかなり好きだったんだけども。
ギンコのBGMがすごく好きだった。

戦闘に時間がかかりすぎた。
一回の戦闘じゃなくて、ペルソナカードを集めるための戦闘と、
レベルアップのための戦闘が別々にしか成立しないから
単純に考えてフツーのRPGの倍、バトルを発生させないといかんかったんよね。
交渉でも経験値がもらえれば良かったんだけど。
もう、色々細かいことは忘れちゃったけどな。
敵方に鉤十字のちょび髭のおっさんが出てきたときにはかなりびびった。
「こんなの出して大丈夫なの??!?」と。
思い出話。


まあ、そんなことでね。


言っている間にも、
先週のファミ通と、開催中の東京ゲームショウで『真・女神4』が発表された。
けどまあ、上でも書いたみたいに、そもそも『女神』はオイサンの守備範囲外なので
あまり深くコミットするつもりはないのだけれども、
ちょっと面白そうかなとは思う。

今やオイサンのようなオッサンの、
肌にも、暮らしのリズムにも合うゲームには
(こちら自身の問題もあって)なかなか巡り会えなくなってしまったけれども。
願わくば。

……ゲームは、やっぱり深くのめり込んでナンボですからね。
イヤ、何事においてもそうなんだけどさ。
ホント。
やるなら、そのものと自分との境目が曖昧になるくらいやらないと、
なにかしらを得ることなんて出来ませんからね。

気まぐれや時間潰しでやるなら、それはそれでいいですけれども。
何かを求めたり、何かを信じようとしたりするのであれば、
長く歩いていく人生のうちの、大切などこかの一歩を預けるくらいの気持ちでやった方がいい。
そーすれば嘘でも思いこみでも、応えてくれるもんだから。

  物事ってのは、案外。
  マそれもオイサンの感覚にすぎませんけどね。
  誰かに真似させられるもんでもない。

それだけの価値を感じさせてくれるような、
あるいは、
その気もないのに時間つぶしの延長で預けてしまった長い長い時間を
寄り添う気持ちに変換してくれるような、
若い人たちの気分に合ったゲームがリリースされることをね。
祈ったり願ったりしてしまうオイサンですよ。


どんな形であれ。


マとりとめもありませんが、こんな感じでヒトツ。
オイサンでした。



 

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2012年9月20日 (木)

■些伽巳日記[SAGAMI-NIKKI]~おおかみこどもと江ノ島じょぎんぐ -更新第811回-

先週末は三連休でしたね。
尾瀬の山登り二回目とか、未来飲料祭第二戦とか、
いくつかお誘いも戴いていたんですけど、ちょっと今回は一人でぶらぶらしてました。
一つ。思うところもあって。

マ簡単にナニしたかだけログっておきましょうか。



■9/15 土曜日



ここひと月ほど、映画を一本見たいと思って機会を伺っていたんだけども
なかなかタイミングが合わずにいたので、
この日は、それを見ようと思っていたのと、翌・日曜日のためのシコミをする日。

見ようと思ってた映画は……
『アヴェンジャーズ』か『るろうに剣心』、『おおかみこどもの雨と雪』
の中からどれか一本。

  『夢売る二人』も見たいんだけども、公開始まったばかりなので
  あとまわし。
  マと言っても、そんなにお客の入るような映画じゃないだろうから
  混みはしないと思うんだけど。
  みんなどうせアレでしょ?
  刑事が踊るヤツ見に行くんでしょ?

午前中は、ブラックベリーさんの予備バッテリーを注文するために
最寄りのドコモショップへ。
油断するとあっという間に30分40分待ちになるので
開店すぐをねらって出かけるも、既に10分待ち。

  しょうがないなあ、『スラムダンク』でも読むか(いそいそ)。
  陵南戦を読んでひと盛り上がり。

応対してくれたのが新人さんで、
しゃべりは流暢なのに対応や動きがたどたどしく非常にもにょる。
話し方や歯切れもマズければまだ微笑ましい感じはあるのに、
変に堂々としている分騙されてる感が非常に募る。
逆に印象悪いと思いますよ、それは。
好きじゃない。

昼からは映画。
結局、見に行ったのは『おおかみこども』。
選択理由は……開始時間。
14時前後に始まって、16時過ぎくらいに終わるのがこれだったからw
なかなかねえ。
終わって欲しい時間に終わってくれないんですよね。映画。
公開から時間がたつと、なんか知らんけど夜しかやってないとか
中途半端な時間しかやってないとか。

  めんどくせえな!!
  ずーっとやってろよ! もう! ばか!!

『アヴェンジャーズ』に至っては、字幕・3Dでしか見る気なかったのに
その選択肢にするとまた公開時間が限られてしまってね……

  ホントめんどくせえな!!
  全部ずーっとやってろよ! もう! ばか!!

場所はつきみ野のイオンの中のワーナーマイカル。
つきみ野のイオンの中にもワーナーがあったのねー。
町田にも出来ればいいのに。
つきみ野の駅周辺は普段ジョギングで結構走っているんだけど、
イザ電車で来てみると、駅を出た途端なんか急に方向感覚が狂って
どっちがどっちか分からなくなってしまった。
アブナイ。

そんなんで、ワリとギリギリに劇場入り。
さすがにもう旬は過ぎたとあってお客は超まばら。着座率15%ってトコロか。
お子さん連れが多いが……
コレ、お子さんと見るような映画なのかなあ?
CMからは、そんな風に見えなかったけれども。


  ……(鑑賞中)……


面白かったです!!
いやー。
映画って大概、2時間超えると見てられないんだけど
(大体集中出来ない作品だと、80分あたりで時計が気になり始める)、
気が付いたら2時間終わってた。
すげー。

色々と書きたいことはあるけども一先ずここでは書かない。
ていうか見終わった直後に、感激振りだけはTwitterで披露してしまったので、
あとは……細かいことを、もう一度キチンと見直しつつ書きたいなあ。
いずれにせよ、とても面白かった。
エキサイティング。
『サマーウォーズ』といい、やっぱこのカントクさんとは相性がいいんだろう。

とりあえず印象に残ったのは……
「世界はどうしようもない、美しい諦めで満ちている」ということ、
具体的なシーンでは、
自身は何一つ悪くないのに「ごめんなさい、ごめんなさい」と
助手席で泣きじゃくって謝る雨と、
「黙って、まずは俺の言うとおりやれ」と背中で語る韮崎のおじいちゃん。
暑いも寒いも、男も女も関係なく、野良仕事で鍬をふるって
ヘトヘトになりたいと見ていて思った。

この映画、よく「子育て」っていうキーワードで語られるけど、
そこに限らずもう少し大きく、「親と子の関係」と括ってもいいと思う。
親だけでなく、子からの視点もすごくある作品なので。

マイノリティへの差別とか生きにくさみたいなキーワードもよく取りざたされていたけど、
その辺はあまり感じず、
この映画における「狼男の血」っていうのは
「親と子」をより濃く表現するための設えとしか感じなかった。
いろいろな方向へ窓の開いてる作品だと思うけどね。
とりようによっては色々取れると思う。
それでも最終的な出口は一つだと思うけど。

そんなふうに、示唆に満ちているのに淡々としていて、
説教くさくないさっぱりした物語でした。
変なハートフルさを押しつけてくる風も全然ない。
淡々と、ただ淡々と、時にシビアに、時に温かく。
これは、富野御大も褒めるわけだと納得。

駿はどう思ってるのかなあ。


▼お買物
つきみ野イオン、走って前を通過するばかりで中入ったことがなかったので
少しゆっくり買物をしたかったんだけど次の予定があるのでさっさと退散。

ジョギング用のキャップだけ買った。
結構でかいスポーツコーナーがあったので、
次クツ買ったりする時は見に来てみよう。

良い映画で感動してオナカが空いたので、
出口のところでミニたい焼きの小倉餡とカスタードを一個ずつ買って食べる。
ンマイ。
ついでに早めだが、セントラル林間の箱そばで
舞茸そばを食べて晩ゴハンとする。
ンマイ。


▼片瀬江ノ島
次の目的地、片瀬江ノ島。
ここで明日のためのシコミをする。
シコミシコミ……よし仕込んだ。終了。
まあ、このシコミを使うことになるかどうか……
この時点ではまだ決めかねていたんだけども。
仕込むだけ仕込んで帰る。
少しくらい周りを見て帰っても良かったんだけど、もう真っ暗だったんだもん。


▼藤沢
仕込むだけで帰るのも味気ないので、途中藤沢で下りて、
以前2、3回行ったことのあるオールドコーヒーのお店に寄り道する。
ケーキ食ったろ。

R0053860


ンマイ。
食べ過ぎやな。

小一時間ばかり、本読んだり書き物したりして帰る。
静かな良いお店。

……しっかし……まだまだ暑いな。
蒸し暑いったらありゃしない。
歩くだけでそこそこ消耗する一日。むひー。



■9/16 日曜日



この日は、埼玉方面では再び未来飲料祭りが開催されるとあって
朝からTwitter上でアラフォー陣が元気。
頑張って未来都市の平和を守ってもらいたいものです。
オイサンは今回は不参加。未来都市はあまりに遠い。ガンダーラ。

朝のうちはとなり駅に出かけて、前から目を付けていた小銭入れを買う。
パスケースとキーケースもちょっとずつ一緒になったスグレモノ。
思い描いてたのとほぼドンピシャの機能を持っていて満足。
結構長い間さがしていた代物だが、タケオキクチで偶然見つけた。
キクチ君とは相性がいいようだ。
仲良くしてやっても良い(上から)。

R0053915

デ、午後。
予報は曇りで時々雨なのだけど……。

本日のメインイベント、
小田急江ノ島沿線・走破ジョギング。片道約28km。
あ、帰りはもちろん電車ですw
往復は無理無理w

……の、つもりだったんだけれども、天気もちょっと不安だし、
だいたい、想定していたより暑い!!
それに思ってたより距離がぜんぜん長かった。
自己最高21km程度のところを、28km・この天候のコンディションで、っていうのは
ちょっと恐ろしい。
20km走ったのも稚内でだしね。
涼しかったし、テンションも高かったし。
コースも確かめ確かめ走ることになるので、時間も読みづらい。

なので、方針変更。

今日は途中からの半分だけということにして、
全行程貫通はまた次回、といたす。
マ半分よりはちょっと多めでもいいかー、というさじ加減で、
高座渋谷をスタートし、片瀬江ノ島の駅を目指すことに。
距離は約16km。
マこのくらいならいけるでしょ。2時間かからないくらいかしら。

というわけで、ちょっとマヌケですがジョギングルックで小田急に乗り、
高座渋谷まで参ります。
……車両の皆さん、ちがうんですよ。
この人は、ジョギングをサボって電車に乗ってるわけじゃないんです。
スタート地点へ向かってるだけなんです。

それでは小田急江ノ島線沿い走破ジョギング前哨戦、スタート!
ゴール!!(早い)。
Img2012091600033
やっぱり2時間かからないくらいでしたね。1時間40分くらい。
それでも普段よりちょっとゆっくりか。

最大の難所は六会日大前~善行の、超ロングド平坦区間から急勾配登坂のエリア。
延々の平地は、走ってて結構、気持ちがくたびれるんだよねえ。
特にこの日みたいに暑いと、日差しを遮るモノもないので……しんどかった。
特に道に迷うこともなく、わりあいスムーズに片瀬江ノ島駅までたどり着きました。

面白いことも……これといってはなかったな。
ごく淡々と走った。


▼江ノ島の黄昏
サテ。
ひとっ風呂浴びて帰るか、ということで。

江ノ島の入り口にある、ナントカいうスパへ向かいます。
その前に、昨日駅のコインロッカーに仕込んでおいた着替えを取りに行きましょう。
さすがに、汗ずくずくのまま電車に乗って帰るのはイヤだ。

しかしまあ……この時間の江ノ島さんは、
流石、らんぼうものテイストの若者の見本市ですな。
昨今、『つり球』とか『TARITARI』とか、一部『Aチャンネル』とか、
アニメでロケされることの出てきた江ノ島ですが、
実際巡礼に来てみてがっくり来る人もそこそこおられるようですね。

まあ、仕方がないw

風景自体は、まあ、まあ、アニメなので美化はあるにせよ
(少なくとも、「生身女子→二次女子」と同じレベルの美化が
 風景にも施されてるという覚悟くらいはして来なさいバカモノ)、
そこに生息する原住民が、なんていうか……余りに異質過ぎますからね。
アニメ見てやってくる層のもっとも不得意とする層がウヨウヨサヨサヨしてますし、
この地域特有というわけでもない、他の地域でも見られるそうした天敵の、
全体に占めるワリアイが余りに高い。

つまり、

  背景は決して悪くないのに、
          
人的に超アウェイで落ち着かない


という、残酷なギャップが、ですね。
ここには、ある。
ゆるふわ系ガールズライフなんかもうどこ吹く風ですからね。

まあ、それは仕方がない。
旅先が自分のイメージと違っていたからといって、
旅行会社に文句言うのはアナタ、スーパーお門違いってもんですよ。
そこは、そういう場所なんです。

などと、もうすっかり日も落ちて真っ暗だというのに
馬鹿でかい音量でズンドコズンドコ浜辺で踊り狂う、
ミッドナイトフルボリュームダンシンオールナイ文化圏の原住民を横目に思いつつ、
江ノ島大橋を渡ってスパに向かいます。
同じ阿呆なら踊らにゃSONSON、とはよく言ったものよ、
ええ? 岡本吉起さんよ。


▼江ノ島アイランドスパ
別にフツウの銭湯でもあってくれれば良かったんだけど
見当たらなかったのでここへ。お高い。
コインシャワーもあったんだけど、なんか予約が必要だった。
おのれ。

カップルさんがいっぱいで、ココもなかなかアウェイ感が強いけど……
若い娘さんの素足がたくさん拝めるのでよし!
合格!
いやあ。
なかなか見る機会がないもんだから、どきどきしますね。生足。

江ノ島の海が一望出来るお風呂は確かにいいです。
ただそのほかの設備があんまり気楽にご利用できる感じではないのが残念。
なんか敷居高い気がした。
アウェイだからか?

なんかもっとこう……
だべっと横になったり、うどん食ったりしたかったんだけど。
それだと本当にただのスーパー銭湯だけどね。
あ、横にはなれた。
携帯ゲーム機とか持ち込んでごろごろしながら遊ぶならいいかもしれない。

脱衣所で服脱いでる最中に、地元のフォロワーさんからTwitterで声をかけてもらえて、
『TARI TARI』っぽい場所に案内しましょうかと言ってもらえたんだが、
既に半裸だったしもう暗くなりかかっていたしで
残念ながら遠慮させてもらった。
惜しい。
次回に期待。

帰り際、駅前のコンビニで飲み物を買っていると、
隣に並んだアh……らんぼうものの一味が、お菓子やらおにぎりやら入った袋提げて
「どーするー? 電車で食うー?」
「おーそーしよーぜー」
って言っててなんかもうキホン電車の中でものを食うな!!
ゲンナリング・ベイ。



しかしホント、びっくりするくらいバカダーリンがバカマドンナ連れてて、
一体何をどうやったらああいうのが生まれるのか……
ホンマ、地球は奇跡の惑星(ほし)やでぇ……。

何か変わったものでも食べて帰ろうかと思ったんだけど、
結局フツーに帰って、カレー食べて寝ました。
ぐー。



■9/17(月)



連休最終日。
しかしなんつうか……このところの天候の、
この不安定なことは一体なんなんでしょうね。
ものすごいカミナリはなるわ、突然雲は発生するわ。

この日はゆっくりするつもりで特に予定は入れておらず、
ちょっとゲームでもして甘いものでも食べに行こう、くらいに思ってたのだけども。
今ヒトツうまく活用できなかった。
無念。

  午前中の時間が、なかなかうまく使えないんだなあ。
  なんでだろう。
  組み立てなおさないとだめだなあ。

最近、ちょっとやそっとの覚悟では、ゲームが出来ないんじゃねえ。
ほかの事全部投げ打つぐらいじゃないと。
色々が邪魔になって、集中してプレイ出来ない。
切り替えがヘタなんだろうけどね。
いかんなあ。

けど、えらく久し振りにXBOX360立ち上げて『ドリクラ麻雀』やったよ。
このゲーム、対局中にも会話が発生したりすると面白いのにね。
基本はただのアイテムありの麻雀で、
キャラクターと絵面に『ドリクラ』が使われてるだけだから、
飲みながら、会話しながら打てるとかあると面白いんだけど。
飲むと強くなるキャラ、弱くなるキャラ、とか。
どすかね。

まオイサンは麻雀わからないに等しいので
安易に麻雀をフィーチャーするよか、
オリジナルルールのボードゲームでも作ってくれた方が100万倍うれしいんだけど。

午前中はちょっとドトールにこもってウダウダ書き物。
昼前くらいから、先ごろ新しく発掘した喫茶店でお昼を食べたのだが、
なんかこの辺からペースがおかしくなってきた
ダルみが増し始める。

ロコモコ丼なんか食べたのが失敗だったか?

R0053934



▼午後
午後、昨日買った小銭入れのキーホルダー部分をちょっと改造するために、
パーツを探しにとなり駅の東急ハンズへ。

道中、セブンイレブンの駐車場でルイズ仕様の痛チャリを発見。
うおう、すげえな。
自転車のホイールに……なんていうんですか、
車輪のところにイラストの入った円盤をはめてらして、
それが『ゼロ魔』のルイズさん仕様になっている。
絵柄までマジマジとは見なかったのでどんなんだったか……
マ危険レベルのものではなかったと思いますが。

「写真撮らせて!」とお願いしようかどうか、
迷っているうちに通過してしまった(自分が)。
次見かけたらお願いしてみよう。
そんなにルイズ好きか。
まオイサンも、見た目はワリと好きだが。たまにお世話になる。
本編見たことないので内面は知らぬ。

  しかし今日もまだまだ蒸し暑いな。
  途中の小学校で、少年サッカーが試合をしている。よくやるなあ。

ハンズをにょろっと見て回り、そこそこ使えそうなパーツを入手。
こんな感じになりました。

  R0053946

もともとは、直径1cmくらいの金属のリングがついてたんだけど。
閉じるときに邪魔になるのでコンパクトにした。
ごめんタケオ。勝手に改造しちゃったよ。

一番いいのは、自分でレザークラフト身につけて、
財布やらなんやら、自作することなんだけどね。
……と、ハンズに来る度思う。
たぶん自分、こういうの好きだと思うんだけど。
いかんせん、時間が惜しい。
トシとったらやろう。


▼実体
この新しい、パスケース付き小銭入れを入手するに当たって一つの躊躇材料になってた、
「風間さんのラミカードを入れる場所がない」
という点について、ラミカードはデータにして携帯電話に入れる、
という解決策を持ち出したのだけれども……
いやあ、やっぱ……味気ないもんですね。実体がなくなると。
たかがラミカードとはいえ。
とても寂しい。
その寂しさも、持ち歩くことがなくなればやがて薄れて消えてゆくのだろうけども、
いやー……、
……それは、イヤだなー。
人間、そうやって色々失くしていくんだろうし、
それによって前に進みもするんだろうけども、
それを失うことをわかっていて流れに身を任せるのはイヤだ、
この件については。

そんなことで、この件については何か新しい手を考えようと思う。

家に帰ってからいくらか『ドリクラ麻雀』をやったりしたんだけども
ここからどう時間を費やしたのかがなんだか曖昧。
ぼんやりしてたんだろうなあ。
ひとっ走りするかどうか迷いながら気がついたら18時を回っていて、
イザ走りに出てみたらすぐに雨が降ってきてものすごい短めのjogになってしまった。
不完全燃焼。

そのまま食事に出て、ぼんやりしているうちに……寝オチ。
うーむ……。
非常に残念な幕切れの連休であった。

まあ、前半やることはやったんだけども……
最終日は気ィ入れて書き物するつもりだったから、
本業がオロソカになった感満載で、歯がゆいというかふがいない。
最近そういうことが多くて……本末が転倒しておる。
ブラックベリーさんのケースも、まだ購入してない。

PS3がまたリニューアルするらしい。
いい加減買わないとな。
今度こそ。
『ドリクラ』も出るし。


オイサンでした。


 

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2012年9月11日 (火)

■些伽巳日記[SAGAMI-NIKKI]~園児・JC・BlackBerry、あと氷菓のドラマCDとか~ -更新第810回-

オバサンになって、
舞踏会の会場でみのもんたに極上の笑顔で手を差し伸べられ、
「お嬢さん。私の掌の上で踊ってくれませんか?」
って口説かれてココアと納豆を大量に売りつけられたい。

オイサンです。

いやあ……この週末はエラい目にあった。
園児と女子中学生にすっかりやられた週末でした。
……違えよ!
ロリコンじゃねえよ!
向こうがオイサンのこと大好きなだけだよ!
こっちゃ迷惑してんだよ!!
ほんとだぞ!
ほんとだからな!!

あと、ケータイをBlackBerryBold9700さんから同9900さんに買い換えました。
そんな週末夢絵巻。

あとは大体あすみんの声聞いてた。
『ひだまりラジオ×365リメイク』と、『寝起きにポテトチップス』の8月分と、
『アマガミCS』のラジオCDと。


……。


なんつう週末だ。
改めて振り返るとビックリするな。




■園児 & JC



いやあー……俺は一体どうしてしまったんだ。
『ゆるゆり』と『戦国コレクション』。
面白すぎたなー今週は。


▼『ゆるゆり』、今まではワリとアホの子桜子びいきで来てたんですが
今週は向日葵さんがツボ過ぎました。
かわいい。
この子、こんなにかわいかったっけ?

いやはや
「女児、三日逢わざれば刮目して見よ」
とは、マンガ界の爬虫類代表・クロコダインさんのお言葉ですが、全くその通り。
ことに園児やJCともなると、ちょっと目を離した隙に、
あっちゅう間にババアになりますからな。注意が必要(そこか)。
とりあえず、出だしの「しょっぱい……」で全部持って行かれた感じ。
いい子だなあ。

  え、ヤラレどころソコ?

あっかりんもちなつちゃんも良かったですが、
向日葵・桜子コンビに首ったけのオイサンでした。

あーヨダレだー、
あー叩いたー、
と、ホント液状化現象いちじるしいノーミソで……
てれーっと、繰り返し眺めてしまいましたとさ……。
有意義な週末だこと……。

イキオイで、というか綾乃さんのキャラソンCDまで買ってしまいました。
ナイナイナイナイナイアガラ。


 ▼『戦コレ』は尼子経久回。

島根の武将だったんですね。知らなかった。
「お砂場」なんていう、あざな? めいた呼び名がついてるから
なにかそういう謂れやエピソードがあるのかと思って調べてみたけど
それらしいものは出てこなかった。
なんだろう。

デその武将・尼子経久を園児に落として
幼稚園の砂場での、希代の策士の天下取りを描いた話でした。

まあ、お話の大枠自体は9割方想像の範囲を超えないものでして、
こちらは上の『ゆるゆり』みたいに、
園児・尼子さんに惚れ込んで見てしまったわけではなくて
あ、すごく漫画的な絵の表現が盛り込まれてて面白いなーと思って見てました。

  マお話の、毎度のごとくツッコミどころ満載だったんですけどね。
  清水君、キミはそれでいいのかw

ラストで信長が乱入してきて城を壊すところなんかはすっかり予想通りだったんですが、
その一幕がいい味を出してましてね。
がらっと絵が崩れて、表情や動きがダイナミックで
見ていてとても楽しかった。

この間の、吉継回みたいな動きのない回があるかと思えば
今回みたいなのもあって、
『戦国コレクション』はホントおもちゃ箱。
カオスな物語のバリエーションもさながら、
京アニに代表される、昨今主流になって有り難がられる緻密な描写やリアルな動き
「だけじゃないんだぞ」っていうことを、まざまざと体現してくれる
良いシリーズだと思います。

満足満足。

……あとどうでもいいけど、
向日葵さんと尼子経久、二人分の年齢足してもオイサン全然お釣り来ちゃうことに
絶望を禁じ得ないオイサンです。
なぜ俺はまだ生きているんだ。



■Black Berry Bold 9900に買い換え



ケータイを、BlackBerryBold9700さんから、同9900さんに買い換えました。
つぼ。
思うツボ。
docomoさんの。
丁度オイサンのBBb9700さんが2年になるタイミングで、
BBb9900を5000円お値引きDM送ってきましたからね。

まあそんなワケなので、
まだ週末から2、3日ばかりですが、触ってみた感触をお届け。


▼カメラ
かなりお利口になったような気がします。
単純に、画がキレイになった……様な気分。
PCに引っ張ってきてジロジロ比較したわけではないので
詳しいところは分かりませんが。
本体液晶の精細感が増したので、そう思うだけかも。

9700の時にあった、
「シャッターを押してからピント領域を表すフレームが画面に表示され、
 そこにピントがフォーカスして画像が変化する」
動作がなくなったのが、ちょっと物足りない。
速くていいんだろうけど。

今までは、BlackBerryのカメラを使うときは、
本当にメモ程度でとりあえずの記録用とか
見せるにしてもテンポラリくらいにしか考えていなかったけど、
多少、見せるため、保存のための写真を撮るために使ってもいいかなー、
というくらいにはなったように思います。

今までの使用機会が、写真を撮りたい場面10のうちの1だったとしたら、
2か3くらいにはなるんじゃないだろうかしら。


▼バッテリー
減りがはやい。
出来る調整はしたつもりだけど、9700に比べて体感でかなり早い感覚。
1.2~1.5倍くらい早い感じ(わかりにくいわ)。

けど、オイサンの場合ムヤミにTwitterしたりしなければ、
一日は持つのではないだろうか、という程度。
いずれにせよ、早い段階で予備のバッテリーを入手する必要があるのだが……
docomoの悪いところはアレだ、
外部アクセサリ系はdocomoショップに行かないと入手出来ないところだ。
よそのキャリアも同じかもだけど。
ええい、また俺に『スラムダンク』を読めというのか(※)!

  ※docomoショップは待ち時間用の『スラムダンク』が充実しています
   (決め付け)。


▼キーボード・文字入力
9700と変わらず、快適な打ち心地。スバラシイ。

しかし、予測変換候補の表示のされかたが変更になって
横一列に表示されるようになったのがイマイチ感心しない(9700の時は3列表示)。
別に横一列でもかまわないんだけど、その場合、
カーソルが真ん中まできたら、右端から次の候補が出てきてくれないと。
カーソルが端まで行かないと次の候補が右から出てこないんじゃ
選びにくくてイカン。
行き過ぎて通過してしまうこともたびたび。
音声入力とかは未試行。


▼大きさ
一回り……否、1.5回りくらい大きい。
片手で取り回すのはちょっとしんどいレベルで、
速い打鍵は先ずムリ(これは9700のときも変わらないけど)。
まああんまり変わらないかな。

それよりも、画面がでかく、精細になってくれたのはありがたい。
目の疲れがずいぶん緩和された様な気がします。
つーか疲れるほど見つめてるな。
つーかTwitter控えろ。
すみません。


▼タッチパネル
画面のタッチは新機能。マルチタッチにも対応。
んー、まあ、便利っちゃ便利。
というか、ところどころ、突然画面タッチを使うことを求められる場面が発生して、
便利というか、必須。

なぜか突然、画面の端までカーソルが行かない場面があったりしてね。
ヘンナノ。
たまに反応のしどころがわからなかったりするけども
イラついたりはしない程度。

でも写真の選択とか拡大縮小なんかを自在に出来るのはやっぱり便利かな。
テクノロジーの進歩もたまにはやるじゃん(上から)。
感度は良好……なんだけど、
スクラッチパッド部分の感度は、9700に比べるとやや過敏か。
慣性スクロールがぶっ飛びすぎる。
これも調整か、ON/OFFが出来たらよかったのだが。


▼ブラウジング
購入の一番の決め手になったのが、処理の速さとWebブラウズが快適になった事。
ぶっちゃけた話それでもまだ快適には程遠いけども、
9700に比べれば随分進歩。

やっぱしっかり見ようと思ったら
Wifiモバイルルータでも持って、タブレット持たないとキビシイでしょうね。
Wifiモバイルルータとのセットのプランも、お店の人にゴテイアンされたんだけど
(なかなか魅惑的なプランでもあったんだけど)、
今回は見送りました。
3Gを使わないってのはキビシイですしね。


▼がっかりポイント
・ハードウェアキーが減った。
 個人的に非常に残念なポイント。
 左サイドから1ボタン消えただけなんだけど、
 そこにアプリを割り振れてたのでちょっとだけ面倒。残念丸( ← いやな船名だな)。
・本体のサイドが、アルミフレームで囲われているんですけど……これがですね。
 USBケーブルのコネクタを挿す時に、
 必ず金具とこすれてシャリっていう音が! いやな音が!!
 ……早くカバーかバンパーを導入したい所存。
 鳥肌の立ちすぎで皮膚がなくなりそうです。


まあ愛想ナシですが、大体こんな感じ。

全体的な感想としては
「ウッヒョー!! なんだコイツぁ!!? ゴッキゲンな別次元ガジェットだッZEッ!!」
というワケでもなければ、
「Yeeeeeah! So Fuckin'!!
 RIMのブタ野郎は何を血迷ってこの黒いゴミクズを産み落としやがったんだ!?
 世界のクソっぷりがまた一歩前進だぜ!!」
というワケでもない。
どっちも極端だな。

「あー。あー。うん、うん。はいはい。……まあ、エエ感じやね」

というくらいです。
地味に、ほどほどにお利口になって、
まだまだ至らないところも多い私ですが今後ともよろしく、
と言った風情です。

まオイサンには丁度いいかな。



■濡れ手にアワーの時間です。実況は私オイサン、解説はオイサンです。



このところ、たまに都営の地下鉄に乗るオイサンです。
つってもまだほんの数回ですが。
オシゴトの帰りに少し寄り道をし、新宿までの足に使ってるだけ。

今までは、たとえ乗った方が早い場合でも、
あまり良い印象がなくて敬遠していました。
マ今だってそんなに良い印象があるわけじゃないんですけど。
なんかちょっと、乗ること自体が面白いかなーという程度。

そもそも路線が分からなくて、
乗ると迷いそうだったから避けてた( ← 関東出てきてもうじき15年)。

  そして話は地下鉄とは直接関係ないところに行きます。
  フリーダム。

ある夕方、神保町あたりでゴハンを食べて、都営新宿線に乗ったときのこと。
車両に……おっさんが乗っていました。

イヤ、そりゃおっさんくらい売るほど乗ってるだろ。
平日の19時、都心の地下鉄だぞ。
そんなモンおっさんの見本市ですよ。
全日本おっさん博覧会ですよ。

しかしそうじゃない。

どうやらただのおっさんではない。
イマドキのサラリーマンの皆さんとはどこかフンイキの違う、おっさんです。
なんというか、アブラの乗り方が違う。
身につけている物や、ファッションのセンスも違う。
明らかにイマドキのセンスじゃない。

と言っても、やたらゴテゴテしていたり、ムダに派手だったり、
するわけじゃあないんです。
寧ろ地味で野暮ったさを感じさせます。

なんかねえ……昭和くさいんです。
ちょっと古臭い、レトロですらあるんだけれども、変に重厚感があって、熱量が高い。
近頃の、ヨノナカさんにヤラれ切っている、
それなりにお洒落で小奇麗だけれども力感や熱量にかけるサラリーメン
(オイサン含めて)の具合ではない。

イマドキの皆さんをコマツのミニ建機だとすると、
そこに乗っていたのは日立建機EX8000の群れです。



うーむなんじゃこりゃ……

なんかね。
パッと見で、そのくらいの違和感があったんですよ。
なんかフンイキおかしいなこの人ら、フツーじゃねえな、と。
コワイとか、怪しいとかはないんです。
敢えて言うなら、


……邪魔くさい。


なんでそんなにミノフスキー粒子出してんの!?
ここ大気圏内なんですけど!! ……ってカンジ。
わからないか。
ですよね。
私もです。

  誤解のないように申し上げておきますけども、
  別に彼らは何も悪いことはしてませんし、マナーも悪くありません。
  多分ニュータイプでもありません。
  フツーに吊り革持って立ってただけなんですよ。
  殊更声が大きかったわけでもないですし。
  あとあと失礼だから書いておきますけど。
  多分フツーの人たちなんだと思いますよ。

デまあタネ明かしをすると、日本の方じゃなかったんですね。
大陸か半島かわかりませんけど、そっち方向の方々で、
彼らがしゃべり始めて、ああそうなのか、と分かったんですけど。
けどこう、なんか、威圧感というか……体温が違う感じがするんですよ。
ZOCがでけえというか。

しかしその違和感、全く見覚えのないものというワケでもなくて……
なんかっどっかで触れたことがあるなー、なんだろうなーと思ってたら、
上でも書いたように「昭和の香り」なんですね。
オイサンが学生だった時分に、町で触れた昭和の、
あるいはバブルのサラリーマンの持っていた熱量であり、覇気であり、プレッシャー。
アブラっぽい感じw
となりにオネエチャン置いといたら、
ヒフから発散する分泌物で妊娠しそうなあの、厚かましーい感じですよ。

あー、それなりにイキオイのある国で、
そのイキオイを支え、さらに波に乗ってる人っていうのはこういう感じになるんだなあ、
昔のニッポンのおっさんも、確かこんな感じだったような気がするなあ、と、
なんだか妙にナットクしてしまった。

マかの国とあの頃のわが国が、今どれほど似た状況なのか分かりませんし、
マ多少の国民性と言うか……もう少し広げて、
民族性、みたいなものもあるんだと思いますけどね。
失われてしまったんだなあ、あの熱量も勢いも、
根拠のない自信も……そんな風に。
ちょっともの悲しくなりました。

でもまあね。
身の丈にあってるというか、落ち着いたというか。
そういう受け取り方も、出来ると思いますね。
だって、隣にいるだけで、なんかげっぷ出そうになるんだもの。

人間って面白いなあ。



■『氷菓』ドラマCD



これは、先週? のお話。

ここのところの『氷菓』の面白さに、
OP/EDのCDを買いに行ったところドラマCDなんてものがリリースされてまして、
まあ……地雷臭がしないでもなかったんですが、
怖いもの見たさも手伝って買ってしまいました。

さて、それでは早速聴いてみましょう。



……(試聴中)……



……。



……おk、これはアレだ、地雷は地雷なんだけど、
踏んだ1m先でぽふっと紙吹雪が上がるやつだ。
ハンズで売っててベトコンが好んで使ったやつだな。
破壊力がなさ過ぎる。
ゲジゲジも殺せないぞ。

  ゲジゲジと言えば先日朝シゴトバに向かう途中で
  ものすごい速度で走るゲジゲジに追い抜かれた(!)んだが、
  あんなのいるんだな。ビックリしたよ。
  閑話休題。

つまり毒にも薬にもならんというヤツで、つまりアレだ、
……使い道が一つもねえ……orz

聴き終えた直後に、Twitterで
「中学生が左手で書いた同人誌みたい」
と評したところ、色んな方からお褒めの言葉を戴いたのですが、
イヤでも、ほんとそのままなのよ。

最初「中学生が書いた同人誌みたい」で終わらせようと思ったんだが、
イヤ待テヨ、イマドキの、
多少なりとも物書きマインドを持ちあわせたこましゃくれたオタク中学生なら、
ここまで(ある意味)素直に使い浸されたネタと表現だけを並べ立てたりせず、
もうヒト捻りフタ捻り、加えてくるだろう。

だとすればコレはアレだ、
その最後のヒト捻り、ひと手間を惜しんだ中学生の手抜き作品だ、
……という意味をこめて「左手」のエッセンスを加えたのですが。

まあ、つまり、そういうことですよ。
連綿と使い古されてきた、ありきたりな教科書通りのネタ、表現、シチュエーションを、
まんまキャラクターだけ置き換えてお皿に盛り付けハイドウゾしてきたってワケで。
よくもまあこんなローコスt……

  ……待てよ。
  コレはもしかして、
  「省エネ主義者・折木奉太郎が脚本書いたらこうなりますよ」
  的なオマージュだったりするのか?
  考えすぎか。
  でも一瞬ホントにそう考えた自分は中々毒されておるな。気をつけよう。

うーん。
コレ、いいのかなあ。ホントに。
音響カントクとか、役者陣とかから苦言が出たりしなかったのかなあ。

……まあ、本場モンの中学生を喜ばせるにはこのくらいで……充分なのか?
今までさんざ似たようなのを、時間をかけて聞いてきてしまったオイサンだから
そんな風に思うのかも知れんな。

  お前はエエ加減卒業せえと。
  むう、それを言われるとグウの音も出ぬわい。ガッハッハ( ← ごまかす)

確かに、中学生の自分が聞いたら、
原作ファンだったら手を叩いて喜んだかも知れぬ。
確信はもてないけど。
どうだろうなあ。
うーん……。


そうかもなあ。



マそんなこんなで取り留めもなく。
オイサンでした。

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2012年9月 9日 (日)

■聖エルミン学園・2~SS『女神異聞録ペルソナ』より -更新第809回-




   *      *      *



「よーうセンセ、起きて大丈夫なのかよ?」
 上杉はさして心配した風でもなく言い、箸立てから一膳、割り
箸を放って寄越した。
「ああ、あのまま寝ていたら、それこそ凍死してしまいかねない
からね。それより、さっきは済まなかった、ありがとう。命拾い
をしたよ」
 僕もその気遣いに応えて彼の隣に腰をおろす。頭を下げた僕に、
オッケーじゃんと上杉がVサインを出し、黛は肩をすくめるだけ、
桐島は控えめに微笑んで頷いた。綾瀬は名の分からない彼に話し
かけるふりで、これでぇ、現国の期末は点数ばっちりだよねー、
と聞こえよがしに横目を流してきた。しっかりしている。
 僕が箸を割り、七味をたっぷりふったそばをすする横で、彼ら
は何事か相談していた。
「アンタたち、このあとどうするつもりだい?」
 黛が疑問を投げかける。
「uh・・・まずはもう一度御影病院に戻って、Makiを探す
べきでしょうか?」
「そんなのあったり前じゃん、その後だよ。全部終わった、あー
と。アタシはぁ、これこれ、このコスメ買い込みに行くんだぁー。
バイト代ちゃんと振り込まれてるよねえー? こんなことやって
る間に売り切れてたら、チョー泣けちゃうけどぉ」
「んあー、オレ、ダチのライブあったんだ。間に合っかなあ。外
はどうなってんだ、チクショウ」
 ところどころ、英語なまりが混じるのは桐島だ。広げていたフ
ァッション雑誌を指差して綾瀬が不安げな顔をし、二人の話を聞
いているのかいないのか、上杉は手前勝手に頭をかきむしった。
 反応は三者三様だがどれも気に召さないようで、黛は頭を抱え、
名の分からない彼がハハハと笑って慰める。やっぱりだ。彼らは
落ち着いている。僕も少し心強さを覚えて一旦箸を置いた。
「にぎやかだな、君らは。羨ましいよ」
「そうですか? そうですね、僕もです」
 言ってから、皮肉っぽかったかなと思ったが、リーダーの少年
は笑ってくれた。たくましいのか何も考えていないのか分からな
いが、彼らはこの状況がいずれ解決されると信じて疑っていない
ようだった。あの不思議な力があるからだろうか。それとも、こ
の彼らだからこそあの不思議な力が宿ったのだろうか。不安はな
いのだろうか。そんなはずはなかった。理屈がどうあれ、今ある
力を今見えている目的に向けて振るっているだけで、そこに迷い
が生じる余地など彼らにはないのだろう。

 エネルギーはある。しかし学校という日常の場に倣うべき規範
を見出せず、道を見失う若者は多い。はたまた、規範を得、道を
見出したとしても、自らの力を疑い、世間からの冷え切った風に
押し切られて道を曲げざるを得なくなる者も数知れない。
 殊にこの国には道を見出した者への誘惑が多い。何より道を喪
った先に広がる安寧とした大きな澱みに落ち、その重圧に耐える
ことをこそ成熟とする風潮があまりに強かった。志を持って、そ
の澱みを自らの海とするものは幸せだ。多くは動物としての使命
のために、澱むことを余儀なくされる。

 年老いた少年よ、愛はあるか? その隣に友はいるか? 人は、
動物を逸脱して大きな一歩を踏み出した……果たしてそうだろう
か? 肉の躍動を脳神経の過負荷に置き換え、噛み千切る牙を屁
理屈に置き換えて、やがて死にゆく自分の血を残すためだけに、
血も流さず、ろくに血の流れない体を憂え、烏合の群れを失い、
かといって友もなく、高いところからぶら下げられた安い餌で生
き長らえる、死にきった生き物に成り代わっただけではないのか。
牙を言葉に、質を変えただけの生き方を肯定し、その結果ぶくぶ
くと数ばかり膨れ上がってエゴさえまともに叫べずに、やがて星
さえ食いつぶそうとしている。
 そんなことを考えて、唇を噛まずにはいられなかった。かく言
う僕こそ、道を見出しながら志を折ったかつての少年だったから。
折れた志に支えられた道は、もはや道と呼べる形を残してはいな
いけれど。

 文学者に、なりたかった。

 仲間がいた。学生運動に血道を上げて体制に反発し、加速する
時間の流れに逆らおうと必死だった。体制にも立派な大人はたく
さんいたけれど、仲間の誰もが自分は彼らに優ると、必ずそうな
れると信じて疑わず、理想を掲げてそれを本物にしようと前しか
見ていなかったはずだった。

 けれど、どこかで諦めた。前を向いていたはずの瞳はいつしか
視野を広げ、唯一確かだったもの以外のたくさんの情報が、鼻の
上に乗せた眼鏡のフレームの、レンズと瞳のわずかな狭間に流れ
込む。そうすると自信は揺らいで、自分が歩いてきた道がひどく
痩せた獣道に見え始め、その先に繋がるものが霞んでいることを
周りに諭された。……実はとうに気付いていたそんなことにも、
何故だろう、その時になって怯え始めた。結局僕は、やさしく生
き長らえることを望んだ。それは愛する女のためでもあったけれ
ど、それが正しかったのかどうか、雄としてまっとうであったの
かどうか、未だに分からない。

「それじゃセンセー、俺らそろそろ行くわ」
 誰からともなく、イスをがたがたいわせて彼らは立ち上がった。
 行く。どこへ?
 どこまで行っても袋小路の待っているこの冷え切った学校で、
どこに向かうつもりなのだろうか、彼らは。
「どこって、決まってるだろ。冴子先生を探してるんだよ、アタ
シたち。もし見かけたら伝えておいてもらえるかい?」
 黛が寂しそうに笑った。彼らには、高見先生がもう校舎のどこ
にもいないことが分かっているのだろう。僕を不安にさせないた
めの気遣いであることが分かった。自分たちの手で、これから取
り戻しに行くつもりなのだと、その微笑を見て確信した。
 嗚呼、そうなのだ。彼らには規範がある。どこに繋がっていて、
何度分かれて行き止まるかはわからないけれどそこに道があるこ
とだけははっきりしている。それだけで彼らは前に進めるのだろ
う。落とし穴さえ道に変え、その先へ進むのだろう。

「分かった。気をつけてな、って、そうだ、おい」
 そこで右手を上げ、その手に残った感触で思い出した。横内の
ことをすっかり失念していたのだ。僕は彼の安否を確かるために
ここに来たはずだった。
 あたふたと、あちこち視線を投げた僕の様子を例の彼が察して
くれ、トロなら保健室ですよ、と教えてくれた。気を失った僕と
一緒に運び込まれ、僕の隣のベッドに寝かされていたらしい。な
んとも間の抜けた話だ。やはり冷静さを欠いていたのは自分の方
だったようだと恥ずかしくてうつむいた僕に、先生のおかげで僕
らは無傷で済みました、と彼は付け加えた。
「最初の平手打ちで、明らかに動きが鈍ったんですよ。おかげで
楽に、先手を取ることが出来ました」
 力加減も奏功して横内は軽傷で済んだ、先生の方がよっぽど重
傷でしたよ、と彼はまた笑った。彼らはよく笑う。僕はもう一度、
去りゆく彼らに深く頭を下げた。

 ダッサダサでもトロはダチじゃーんと、上杉は背中を向けたま
まVサインを掲げ、黛は照れくさいのかやはり肩をすくめ、桐島
がわざわざ振り返って頭を下げた脇で、綾瀬は内申書もばっちり
かもねー、と飛び跳ねた。さってー、んじゃどれから行こうか?
 ヒュプノスの塔にしようか? それともネメシスか? だから
アタシは、さっきそれを聞いたんだろ! …………そんな五人の
話し声がひとつに混ざって遠ざかり、扉の向こうに消えていった。

 彼らに背中を押された気がした。本当に、元気のいい連中だと
心から思う。羨ましくもある。ただ、彼も言っていたように、彼
らも僕のことが羨ましいのだろう。彼らは僕の失ったものを持っ
ているが、僕はこれから彼らが何十年とかけて手に入れてゆかな
ければならないものを、今、持っている。それを使って出来るこ
とがあると思うことにしよう。
 高い塔に囚われたお姫様、今の僕にそれを助け出すことが出来
るのか……なんだか出来るような気もしてしまうけれど、それは
連中に任せようと思う。僕のお姫様は、今ごろ家でニュースを見
て青くなっているだろう。彼女を安心させることが、今の僕が立
ち上がる第一の理由だった。彼ら五人のつま先の向こうに広がる
視界に比べれば、僕のそれは取るに足らない中心角の小さな扇形
に過ぎない。けれどもそれは。

 そばの残りを平らげると、僕は早々に食堂を出た。どんぶりの
返し際、おばちゃんに「ごっそさん」と言ってしまっている自分
は気恥ずかしくも清清しいと思えた。ただ、やっぱり冷静でいよ
う。元気の良さだけでは、今の状況は乗り切れない気がするから
だ。


   *      *      *


 横内の顔を見に保健室のドアに手をかけたとき、ふと、曲がり
角の先に見慣れない扉が目に入った。真っ青で飾り気のない、し
かし充分な重みと存在感を備えた扉だ。あんなところに部屋があ
ったろうか? 倉庫か何かか。もしかしたら、例のアクマの仕業
なのかもしれない。そもそも学校も、外からの見た目は変わらな
いのに中は歪んで形を変え、元の体裁をほとんど残していない。
罠かも知れなかった。でも僕は、さっき自分が考えたことも忘れ
その扉の前に立つと、ノブに手をかけていた。

 扉は、見た目の重々しさとはうらはらにやすやすと開いた。キ
ィコゥ、と古いマンションの屋上に通じる鉄扉のような音をたて、
僕の胸はときめいた。

 中は真っ暗で、というよりも真っ青で。そしてオペラが流れて
いた。外に漏れていなかったのが奇妙なくらいのびのびと高いソ
プラノの女声とピアノの弦が弾ける音。僕に、扉に背を向けてピ
アノを弾いているのは、上下そろいの黒いスーツに身を包んだ薄
気味悪い痩身の男だった。男の頭は頭頂部だけきれいに禿げ上が
り、残った髪は長く腰近くまで伸びている。ピアノの向こうに立
つ女は部屋と揃いの青いドレスに身を包み……羊の様な、大きな
角の髪飾りをかけており、一瞬、本物のアクマかと、ビクリとな
って僕は立ち尽くした。

 そのうち男の方が僕に気がついて演奏を止め、くるりと椅子を
回して振り返った。鋭い中にも子供っぽい光のある大きな目をし
て、おとぎ話の魔女のような、長く曲がった鉤鼻をしていた。女
の方は歌うのをやめなかった。部屋には、滑らかな歌声だけが自
然に残った。イゴール。男はそう名乗った。
「さて、今日は随分ととしかさのお友達だ。はじめまして、ベル
ベットルームにようこそ。少年、君は自分が何者なのか、語るこ
とが出来るだろうかね?」
 ものものしく膝の上に組んだ手に顎を乗せたイゴールのしわが
れ声は、ガラスをひっかくように高く毛羽立っているくせに幾重
にも深い渦を巻く沼のように響いて、僕の頭は混乱した。少年と
は僕のことか? 自分が何者なのか。そんなことはこの数十年で
分かりきっているはずだったけれど、咄嗟には自分の名前も出て
こない。真っ青な空間にぽつんと一人立たされて、いやな汗が噴
出した。
 ぼく、ボク、僕。僕が一体誰なのか? カラカラに乾いたのど
の奥、脳細胞の一つ一つをノックして、そこにしまい込まれた情
報を洗い出す。それらを丁寧に確認しなければ、到底ことばに出
来なかった。
「ええと、木場……誠一、この聖エルミンで、その……現代国語
を教えています」
 どもりどもり答えた僕に、男はただでさえ大きな目をぎょるり
と見開き、小さく口笛を鳴らしたかと思うとすぐに優しい笑みを
向けた。歌声は止まない。ニタリとゆがんだ彼の唇が、心からの
ものだということは僕にも分かった。何かに驚き、そして関心を
抱いたようだった。
「よろしい。それでは木場少年、君は何を望むね?」
 今のこの状況で、何を望むもあったものではないだろう。けれ
ど、僕にも、そう彼らのように、ペルソナを出すことなど出来る
のだろうか。それを望んでも良かった。文学者になりたかった。
それもありだろう。でも今はそうじゃない。
「ええと、では、彼ら……生徒たちの無事と安全を」
 考えるふりをしながらしばしオペラに耳を傾け、僕は彼に望み
を告げた。痩身長躯の男、イゴールは、拍子抜けしたようだった
けれど、

「伝えておきましょう。しからば、これは彼らに」
と、愉快そうに歯を見せて、パキンと高く指を鳴らした。その瞬
間、彼のゆび先にこれまた青白い炎が灯り、その中からまるでマ
ジックの様に一枚のカードが現れた。トランプ? タロット? 
どちらとも違う。カードは彼の指の上でクルクルと回り、僕の目
にその図柄が留まる前にきらきらと光の細かい粒にほどけて、部
屋の青に溶けていった。

「それでは、よしなに」
 そう言って、イゴールはまた椅子を回して真っ黒なピアノに向
き合うと、背むしのように丸くなって鍵盤に置いた指を滑らせ始
めた。そこから流れ出す清冽で複雑なメロディは、多分、葬送の
行進曲。送られたのは、おそらく僕だ。少年時代の僕。僕の少年
時代。男は静かに目を閉じているが調べは激しく、額には汗が滲
んでいた。そしてイゴールも女も、もう僕を顧みることはなかっ
た。僕は出来る限り深く頭を下げ、ドアに向かった。


   *      *      *


 保健室に戻ると保健医が戻っていて、今では工事現場でも珍し
い、灯油缶に端材をつっこんだだけの焚き火にあたっていた。な
るほど、さっきはこの材料を集めに行っていたのかと合点が行っ
た。僕が、あとで保健室の機能も食堂にまとめてしまうよう提案
すること、その方が人が集まって温度が上がることなどを持ちか
けると、意外なものを見る目になりながら何度も頷いてくれた。
 横内のことを訊ねると、さっき僕が眠っていた、その隣のカー
テンの個室を指した。横内はそこで静かに寝息をたてており、こ
れでは気付けなかったのも無理はない。あの生徒が言っていた通
り、見た感じ大きな外傷はないようで安心する。僕が引っ叩いた
のは、一体どの辺りだったのだろう。分からないが、目が覚めた
ら謝るとしよう──そうだ、一体こいつは、目が覚めたらどんな
顔をして再び綾瀬と会うのだろう? そのやり方を知っているの
だろうか。僕は、学生の時分に経験したいくつかの失恋と、手の
ひらに残った横内を打ったときの感触、そして彼らのまとった青
い光に感じた懐かしさを、太った腹を上下させて眠る横内の顔を
覗き込みながら反芻した。

 青春時代、誰もが抱く全能感。その全てが肯定されることはあ
り得ないだろうけれど、全てが否定されることもまた、あり得な
い。彼らは世界を救い、その道のりの途中で過ちを犯し次の世の
僕や高見先生のようになるだろう。その痛みはまた、次の世代の
彼らに託される。託すことは特権で、託されることは義務じゃな
い。正しいものも、歪んだ思いも連綿と選ばれつながれて、それ
らは縒り編まれて綾になり、時代の錦を描き出す。横内を化かし
た思いも、僕が横内を打ったときに感じた熱さも、そこに織り込
まれるに足るもののはずだった。人間は完成することはないけれ
ど、世界が滅びるまでのたくさんの時間を無駄にしながら、そう
やって前に進んでいけばいいのだろうと思う。だからせめて、託
すことを許された人間でありたい、託すものをもって死んでゆけ
る人間でありたいと、心から願った。

 ぼんやりそんなことを思っていると、私の胸のすぐ脇から黄色
い蝶が舞って出た。この寒い中を、蝶? 不審に思いはしたけれ
ど、どこか見覚えのあるその蝶は横内の丸い腹にそっと降り立ち、
物知り顔で二、三度、息をするように羽をゆっくり閉じ開きした
あとまた気まぐれに飛び立って、廊下側の窓からはたはたと、消
え入るように出て行ってしまった。
 ぜんたい、どこから舞い込んだのか……蝶の出所を求めて振り
返ると、保健医が目を丸くして私をゆび差している。どうかした
んですかと訊ねても、一旦何かを言い掛けて……ずれかかった眼
鏡の位置を直すと、いえなんでも、と口を噤んでしまった。
 
 
                          (了)
 

 
 
 
 
 

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■聖エルミン学園・1~SS『女神異聞録ペルソナ』より -更新第808回-

 ひどい寒さに目を覚ます。

 寝たぶけた頭で、いつの間にか横たわっていた体にかけられた
毛布のすそをつかんだ途端、ゆび先に刺すような冷気が迸った。
毛布の端がちらちらと鋭い光を放っていた。つま先が凍える。体
を起こすと、それは毛布なのか乾燥ワカメなのか分からないくら
い固くぱりぱりと音をたてた。毛布そのものが凍りついていた。
 思考のまだはっきりしない頭に手をやると、冷たく白い粉が手
に付着し、それもあっという間に水滴に変わった。霜だった。
 寒さと冷たさで否応なしに引き起こされる意識と視界に入り込
んできたのは、白いカーテンに簡易なパイプベッド、病院の診察
室を安っぽくしたような設えの部屋の風景で、ここが保健室だと
気付くのにそう時間はかからなかった。
 記憶も段々と甦ってきて……この異常な寒さと光景の理由に思
い至った時、それが夢でなかったことに、気分が暗くなった。

 悪夢は終わっていなかった。
 学校が、突然「雪の女王」を名乗る存在の仕業で雪と氷に閉ざ
されてしまった。「閉ざされた」という言い方がこの際正しいの
かどうか、しかし現国教師の僕にもそうとしか表現のしようが思
いつかない。窓から外を見ても、地震の起こる前触れみたいな色
をした空がどこまでも続いて、時々フレッシュを落としたばかり
のコーヒーみたいにフラクタルな渦を巻いて形と色を変えている
のが見えるだけだ。どこまでが地面なのかもおぼつかず、かろう
じて学校の敷地だけは校舎についてきてはいるものの、校門から
先は不可思議な、空と同じ色の空間が広がっている。およそ風景
とも言えない光景が視界を埋め、学校の、建物と敷地全体が怪し
い色の中空に浮いていて、この空間にはそれ以外のものが見当た
らないということのようだ。

 数十時間前、街の大病院でなにやら爆発の様な事故が起こった
らしいのを皮切りに、ほうぼうで立て続けに起こるおかしな事件
の報告が学校にも寄せられてきた。曰く、飼い犬が消えた。黒服
の男たちが目に付くようになった。得体の知れない生き物が徘徊
し、たくさんの怪我人が出た。それらの事件に必ずついて回った
キーワード、「アクマのしわざだ」──。そこでここ、僕の職場
でもある聖エルミン学園にも緊急の避難所が設置されたのだが、
その矢先、「雪の女王」を名乗る者の声が校舎中に轟いて、学校
はたちまちのうちに信じがたい寒気に見舞われ、見る見るうちに
霜と氷に覆われた。素手で金属に触れようものなら、皮膚が貼り
付いてしまう程の極寒の冷気。幸い季節が冬だったから皆冬服と
防寒具でしのいでいるようなものの、この怪現象が夏場に起こっ
ていたことを考えるとぞっとする。

 そして、今だ。
 一頻り記憶の反芻と整理を終えてベッドから起き出そうとする
と、胸やら腰やら、あちこち軋んでずきずきと痛んだ。ベッドを
囲うカーテンを引き開けるとやはりここは保健室で、他に誰の姿
も見あたらない。保健医がいないのは、どうも一時的に席をはず
したかららしいということが、デスクの前の椅子の座面に残った
丸く霜の融けた跡から伺える。この非常事態に保健室だけ部屋を
分けておいて置くのも何かと効率が悪い、食堂かどこかに機能を
集中させることをあとで提案してみよう──そんなことを考え、
同時にはっとなった。もう一つ、大切なことを思い出した。この
体の痛みの原因だ。
 僕は冷凍マグロの調理台みたいになっているベッドから、どう
にかもぞもぞと這うように降り、思うように動かない体をもどか
しく思いながらも、出来るだけ急いで学食に向かって歩き出した。
僕がここに──おそらくは気を失い、誰かの手で──運び込まれ
たのは、学食で、僕のクラスの生徒が起こした事件がきっかけだ
ったに違いないからだ。


   *      *      *


 「雪の女王」というのは、昔この学校の学園祭で演劇部が上演
した演目らしい。大層ないわくつきのシナリオらしく、脚本も小
道具も関わるものは厳重にしまい込んであったらしいのだけれど、
今回の外部での異変のどさくさに、その小道具の一つが、生徒の
誰かによって持ち出されてしまったのだそうだ。時を同じくして
当時を知る高見冴子先生の行方が分からなくなり、一部の生徒た
ちが躍起になってその行方を追っているという噂も聞く。
 すべての事件の真相は今のところわからないし、この状態から
解放されたとしても納得のいく説明は期待できないだろう。普段
マンガばかり読んでいるような生徒連中は、今のこの不可解な学
校の状況その他諸々ひっくるめ、「異世界だ」「異次元だ」、そ
してやはり「アクマの仕業だ」と無責任なことをふれ回るが、混
乱しているように見えて案外うまく今の状況を受け入れているよ
うに見えた。そこから先に何が待っているのかまでは考えていな
いようだけれど、それも一つの希望と強さだ。
 大人としてはあまり異世界だのアクマだのという言葉は使いた
いところではなかったし、今のこの現象がその「雪の女王」の仕
業だとすとんと信じられるほど、僕も純真ではなかった。大切な
のは、この危険な寒さが本物であり、強引にここを出て行こうと
した者たちが悉く、上とも下とも知れない奈落に飲み込まれて二
度と戻ってこなかったという事実だけだ。それを誰かのせいにす
ることが出来るならば、今は自ら名乗りをあげてくれている「雪
の女王」に押し付けてしまえばいい。
 それが出来る子供たちは純真だ。原理はなまはげと同じで、悪
い子のところには鬼が出るよと信じさせることさえ出来れば、彼
らはそのルールに則った生き方を探すことが出来る。こんなとき
始末に負えないのはむしろ大人たちの方で、「うるさい」「落ち
着きなさい」と鎮めようとする姿の方がよほど混乱して見えるの
が滑稽で、僕は何度か吹き出しそうになった。「余計なことを言
って不安を煽るのはよした方がいい」というのが、今この場にい
る大人たち全員が、会議の末に出した結論だったが、そんな風を
装いながら、大人たちの方が、実は彼らにすがっていることに僕
は会議の途中から気付き出した。勿論、そんなことは口には出さ
ずにおいたけれど。
 様々な可能性を奪われたあとに出来上がった僕らの脳と認識は、
自衛のためにか、自分の量りに乗せることの出来ない不可解なも
のを受け入れようとしない。これも、今のヨノナカが生んだジレ
ンマなのだろうか。実績と常識と経験則に目を奪われて、事実を
感じ取れないのならば、それは昨今騒がれている、現実と虚構の
境目を見失って過ちを犯す”テレビゲーム・エイジ”と括られる
子供たちや、それを騒ぎ立てるワイドショーの人々と同じだ。

 そしてまた、今の僕たちは、進化の果てにさまざまな能力を奪
われ、己の置かれた身の上を知って身を震わせた原始の人間たち
ともまた、等価だ。彼らは前に進みすぎてあらゆる力を失ったが、
大脳をチクチクと進化させてここまできた。僕たちはまぎれもな
い、彼らの子孫でもある。子供が大人になるように、前に進めば
進むほど、世界は狭く、袋小路の様相を呈していくのだろうか?


   *      *      *


 何かに引きずられるようにしてようやくたどり着いた学食は、
すっかり平穏を取り戻していた。
 異様な寒さと、部屋中が白く霜をふいていることを除けば、血
と悲鳴の爆ぜる様子は消えて、やることのない生徒が集って情報
交換に花を咲かせるいつもの昼休みの光景だった。
 僕は、「彼」のことを思うと胸が痛むのと同時にとてもうらや
ましくもあった。教師という職業、大人という狭苦しさがうらめ
しくて仕方がなかった。
 学食の、他の生徒が大勢いる前で、「彼」、即ち僕の教え子で
ある横内謙太は想い人に愛の告白をやってしまった。その相手が
また、キツい女生徒だったから救われない。彼女の気遣いも遠慮
もない拒絶の言葉は横内の中にあった心理的なゆがみやらコンプ
レックスやらを抉り出して、──こういう言い方はやはり漫画的
で好まないけれど、今のこの異常な状況の中では仕方がない──
それが肉体的に顕在化したと言えばいいのか、横内は見る見る、
ぶくぶくと赤剥けた肉を晒す化け物へと姿を変えた。
 目の前で、自分の受け持つ生徒が怪物に変貌し、人を襲いだす
様は絶望的だった。自分のクラスでいじめがあって、生徒が自殺
したりするとこういう気分に苛まれるのだろう。僕にはどうする
ことも出来ない気分でいた。こんな異常な世界の中で、一体なに
をどうしていいやら、動物であることを忘れて久しい僕の体が何
を出来るのか分からなかった。しかしそんな絶望と同時に、とて
も強い可能性──傷つくということ、哀しみという思いが、こん
なにも激しく、鮮やかなものであるのかと一瞬の眩しささえ垣間
見た気持ちだった。

 その場に、彼らもいた。

「あ、キバセンだ」
 学食に入った僕の姿を見るなり、一人の生徒が声を上げた。人
を運動会の競技みたいな名前で呼ぶなというのに。しかし、生徒
たちの僕を見る目がいつもと少し違った。その周りでも、ほんと
だキバセン無事だったんだ、などと潜めた声が聞こえる。
「あんた、起きて大丈夫なのかい?」
 一際堂の入った声は調理婦さんだった。彼女は心配そうな目を
してくれながら、どんぶりに、まぶしいくらい白い湯気を上げて
いるあめ色のツユを、おたまで注いでいるところだった。
「ああ、先ほどはどうも、私の生徒がお騒がせしました。お怪我
はありませんでしたか」
「人の心配してる場合じゃないだろう?」
 それだけでなにもかも許されるような安心感をくれる、彼女の
年季の入った笑顔はものすごい才能だと思う。「本当にお人好し
だよこの先生は」とかなんとか、彼女はしわだらけの笑いを崩さ
ずにそのどんぶりを僕に差し出した。揚げ玉が気持ち程度に散ら
された、麺とツユの量も普段の半分くらいのたぬきソバだった。
「食べといで。こんなもんしか出なくてすまないけどね」
 外部と完全に隔絶された今の状態では、校内に蓄えられたわず
かな食べ物だけが生命線のはずだ。見ると、調理場の奥でも燃え
ているのはガスではなく、いらない書類や端布を寄せ集めた、か
まどとも焚き火ともつかない小さな炎だった。
「まずいですよ。それに、食べ物なら僕らよりも子供たちに」
「弱ってる人間が優先だよ。それにほら、あの子らからの奢りな
んだから、厚意を無にするもんじゃないだろう?」
 彼女が二重にたるんだあごで指した方では、「彼ら」が卓を囲
んでいた。何事も無かったみたいに、横内が化け物に変わったま
さにそのテーブル近くで談笑しているところだった。

 横内変身の現場に居合わせた「彼ら」は──彼らのうち一名が
横内の想い人だったわけだが──弾け飛ぶように膨れ上がってい
く横内の姿に怯まなかった。目の前で起こっていることを当然み
たいに受け止め、悪魔の形相の横内に向けて、どこから入手した
のか武器を構えた。
 ことが起こったその刹那から、横内の体も、彼らの体も、淡い
光の幕をまとっていったのが印象的だった。薄い、青い光。風が
吹けば霧散しそうにゆらめく光をしっかりと全身に貼り付けて、
彼ら五人と横内は対峙した。

 混乱の最中にいた僕は彼らのその様子に尚のこと驚き、横内を
彼らの手にかけさせるわけにはいかないと、万一そうしなければ
ならないにしてもそれは僕の仕事であると、そんな風に考えてし
まった。大人が聞いて呆れる、僕は明らかにそのとき目の前で起
こっている現実を、ドラマか何かと取り違えてしまっていたよう
で、気がついたときには飛び出していた。そこで、自分にも何か
出来ると思い込んでしまったらしい。

 待て、待ってくれ、殺さないでくれ、こいつは確かに見た目は
冴えないかもしれないが、成績は悪くないし、素行も悪くは無い
し、偏ってはいるけど知識は豊富だし、悪い奴じゃないんだ、だ
から、横内、お前いい加減にしないか。

 そんなことを訴えながらブクブクと血なまぐさい塊に膨れ上が
っていく横内にとりすがり、彼らの力からかばおうとした。それ
でも横内は、僕の言うことなどもうよその国の言葉みたいに聞き
流して、腕のあった場所からうねうねとのび出た触手のような器
官を、彼らに向けて振り上げたのだった。
 一撃──。
 目にも止まらぬ速さで風を切った、人間にはない肉の鞭のよう
な器官での打撃は、食堂のやすいタイル床をいとも簡単に割り裂
き、引き剥がした。彼らもまた並の高校生とは思えない体捌きで
横内の暴力をかわして見せたが、僕は呆然となった。そして、本
当に馬鹿馬鹿しいのだけれど、もう関取の四倍ほどにも膨れ上が
った横内の体の、どこかも分からない部分に平手打ちを食らわせ
ていたのだ。
 彼らも、その様子を呆気にとられて見ていた……と思う。背中
を向けていたから周りの表情は分からなかったのだけれど、溜息
が聞こえてきそうな空気だったのは憶えている。
 そのときの手ごたえは人間の体の物ではなかったけれど、確実
に横内を捉えていた。今横内がやったことを見過ごすわけにはい
かなかった。横内、お前っ。熱血教師なんて言葉からは、世界中
のどの職員室を見渡しても一番遠い位置にいるような僕がやって
いいことではなかったのかもしれないけれど、横内は一瞬、その
動きを止めてくれた。
 けれども、次の瞬間には僕はもう吹き飛ばされていた。横内の、
僕が打った部分がぼこぼこと泡立ったところまでは憶えている。
そこから触手がもう一本飛び出して、僕を弾き飛ばしたらしかっ
た。

 テーブルやらイスやらを弾きながら吹っ飛んで派手に床に転が
り、僕は咳き込んだ。切れた口の中にたまった血を何度も何度も
吐き出そうとしたけれど思うように呼吸が出来ず、ヒューヒュー
と虚しい音が自分の中で鳴っているのを聞いていた。視界がかす
んでいたのは、殴られた瞬間眼鏡がどこかに飛ばされたせいだろ
う。

 死ぬかもしれない!

 這いつくばって、もう怯えるばかりだった僕のところに、彼ら
は駆け寄ってきてくれた。
「ゆきのさん、お願い出来るかな」
 誰の声だったろうか、静かな声が言った。
 任せな、とそれに答えた低く大人びた声は、彼らのうちの一人、
黛ゆきののもので、僕は何故かその声と言葉にひどく安心した。
 そして信じられないものを見た。体が動かなくて良かった。声
が出なくて良かった。もしも体が自由だったら、その能力の異様
さに驚いて逃げ出していたかもしれないからだ。
「ペルソナ……!」
 声とともに、僕の目の前で黛の背中に四肢の形をした炎が伸び
上がる。例の青い光をまとった炎は、黛の体を繭に孵る蝶のよう。
僕の傍らにしゃがみこんだ黛の背中に、一人の炎の天使が立った
のだ。黛が、額に頬にうっすらと汗を浮かべて、僕の全身を包み
込むように両手を振ると、そこから光の尾が広がった。そうする
と体がふっと軽くなり、喉につかえていた血の固まりも消えた。
起き上がることは出来なかったけれど、なんとなくその魔法のよ
うな力に、死への不安はもうなかった。「アクマの仕業」──。
何故か僕はそのとき、そのキーワードを思い起こしていた。

「トロ、あんたねえ、最ッ低! そんな奴にコクられたってぇ、
好きになれるわけないじゃーん!」
 綾瀬が叫んだ。染めた金髪、ルーズソックス、今時の若者言葉。
彼女が振り返るとアクセサリーがじゃらんと音を立てる。どうし
て横内が(ちなみに「トロ」というのは横内のあだ名なのだそう
だが)この女生徒に思いを寄せていたのか僕には皆目検討がつか
ないけれど、今、彼女は本気で腹を立てていた。彼女なりのけじ
めのつけ方、というのは捕らえ方が好意的過ぎるだろうか。僕に
はさっぱり分からない、きっと教師の誰もが彼女のポリシーを理
解することは出来ないのだろうけど彼女にも貫くべき規範があり、
横内もそこに引かれたに違いなかった。人とは、若者とは、そう
いうものだ。
「ペルちゃあん♪」
 甘えた声で、綾瀬も黛のように纏った光を束ねて自分の分身を
編み上げた。炎の腕輪に冠に、腰みのを巻いた未開の原住民。綾
瀬の分身は茶目っ気たっぷりの無邪気なやつで、あまりにもそれ
らしい。楽しげにステップを踏むそいつの掌から紅蓮の炎が渦を
巻き、横内に襲いかかったのを見て僕は小さくうめいてしまった。
 その僕の目を見て黛がうなずいた。綾瀬も振り返り、心配する
な、という意味だろうか、人差し指を立てて見せる。あれでどう
やら手加減が出来るらしい。

「Persona!」
 桐島英理子が帰国子女らしい流暢な発音で息吹をふくと、彼女
の、背中からなのか、肩からなのか、それとももっと深いところ、
一見軽やかなように見えてピタリと大地をとらえた足の裏が支え
る背筋の中心から、蜃気楼のような熱が吹き上がる。彼らはそれ
を”ペルソナ”と呼んで、自分の体のように操った。
 桐島の、僕でも見惚れてしまうような独特の凛とした美貌は近
づき難い強さをもっているけれど、気さくな微笑みはつまらない
壁を取り払う気安さを持っていた。皆がエリー、エリーと彼女の
周りに輪を作るのは分かる。時折見せる寂しげな微笑がドキリと
させる。彼女から立ちのぼった霧のような青い熱は収斂してより
高い熱になり、真っ白な、二枚の羽を持つ優しい乙女の姿をとっ
た。これは僕も知っている、天使ニケーだ。無言のその口元が何
事かを謳うと、桐島たち五人の体を覆う青い光が強さを増した。

 掌でそれを確かめて、上杉が小さくガッツポーズをとった。
「来やがれィ!」
 上杉は、校則で禁止されているはずのアクセサリー、頭にかけ
たゴーグルを目元に引きおろし、手にした棒きれを槍術を気取っ
てくるりと回す。腹の底から上げた息吹でペルソナを呼び出して
(上杉のそれは、洋風のからす天狗のような恰好をしていた。見
た目に備えたスピード感と、ちょっと斜に構えた面差しが上杉に
はおあつらえ向きだと思った)、無数の針を横内に向けて放った。

「ブラウン、やりすぎるなよ」
 そしてもう一人。僕はこの生徒の名前を憶えていなかった。平
凡で、地味な教師の典型たる僕にこんなことを言われるのも癪に
障るだろうが、もともとほかの四人ほど目に見えて突出した特徴
を持つわけではない彼は、僕には平凡で地味な生徒の一人として
しか映っていなかった。この四人とつるんで行動していると聞い
てはいたが、仲間はずれにされるのが恐ろしいという今時の高校
生らしい理由でついて回っているだけか、もしかすると、都合良
く使うために四人の方が連れまわすかしているのだとばかり思っ
ていた。
 しかしそれは大きな誤りだった。こうして目の前にすると、紛
れもなく彼がリーダーだ。ぼんやりしているようで、物事の最終
決定権を握っている。彼がにやりと笑うと連中も心から愉快そう
ににやりと笑う。彼が苦しそうにあえぐと、連中は挙って彼を救
おうとした。
 そして、最後のとどめは彼がさした。正確には、己からわいて
出た化け物に飲み込まれた横内を救い出だせるだけの適確なダメ
ージを与えるという、力加減の一番難しいところを四人が彼に任
せた格好だ。彼はペルソナを出さなかった。携えた木刀で、化け
物の肩口を打ち据えて動きを止めたのだ。
 圧倒的な存在感をほこる彼のペルソナを是非見てみたかったけ
れど、化け物の体が見る見るしぼみ、その肉の膿から吐き出され
るみたいに倒れこんだ横内の姿を見るなり……僕は、気を失って
しまった。
 
 
 
                        (続)
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

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2012年9月 7日 (金)

■ためいきの確率 -更新第807回-

弱音七段、オイサンです。
今朝方の話。


R0053332


寝不足でね。
ちょっと、いらいらしておったんですよ。
多分。

  ウッカリ、夜1時を回ってから二次元色っぽいお姉さん画像の収集になんか
  手を出すモンじゃないですな。
  年を考えろというんだ。

オイサンはほぼ毎朝、
通勤途中のエクセルシオールカフェでアイスコーシーを買い求め、
午前中はシゴトバで、優雅なコーシータイムをエンジョイハドソンするのが習わしなのですが。

エクセルシオールさんのシステムでは、
テイクアウトを希望すると紙袋が必要かどうかを聞いてきて、
マドラーとかシロップとかポーションなんかは
コーヒー容器を入れてもらって一度はクチを閉じられた紙袋をもう一度自分で開けて、
いる分だけ自分で袋に入れて持ち帰るようになっておるのです。
少なくとも、オイサンのよく行く店舗では。

  マそのシステム自体、ちょっとどうかと思うんだけども。

その紙袋を一度閉じる時の、クチをどう処理するかは店員さんによってまちまちでして、
一度だけ折る人、
二重・三重に巻き込むように折る人、
折ったあとにさらに、端っこを三角に折る人・折らない人など、ホント様々。

そんな中にも上手いヘタが、やっぱあるもんでしてね。
今朝オイサンをもてなしてくれたお嬢さんは、
まああんまり……上手な方ではなかった。
どちらかと言えばヘタ。

クチは二重折りで、端っこは折ってなかったですかね。確か。

この、折るのがあまり上手でない人というのは
えてしてストローをまっすぐ垂直に入れてくるので袋のクチの部分に折れるだけの余りが少なく、
かなり無理やり、クチを折るような格好になります。
かつ、ストローが入っている辺りはストローが邪魔になってまともに折れませんので、
クチが斜めになる感じになってしまいます。

  伝わるかしらこのカンジ。

まあそれはそう珍しいことでもないのでしょうがないなーと思いつつ、
シロップとポーション貰ってさっさと行こう、
と什器のところで袋を開けようとしたところ……
チョイとこう、力加減を間違えまして、ビリッと行ってしまったんですな。
ちょっとだけだけど。
5cmくらい?
やぶけた。

あー、やっちゃった……と思いはしたのだけども別に持つのに差し障りがあるほどでなく、
まあいいやーと要る物だけコロコロと放り込んで、
中で邪魔になってたストローを少し斜めに寝かせて
自分なりにテキトウに、クチを折ろうとしたのだけれども……
破れたところが整わなくて、あまりうまい具合に折れない。

もう、面倒になっちゃいましてね。

ええい持てればイイやってなもんで、ぐりぐりと無理繰り、
折る、というよりは本当に巻物みたいに紙袋のクチを巻き込んで、
しわくちゃになったクチをぐわっしと掴んで持つことにしました。

するとまあ……。

お店の出しなにね。
さっきオイサンの応対をしてくれたお嬢さんと目が合いまして、
なんかちょっと悲しそうな目で、オイサンの手元を見るんですよ。
「(せっかくキレイに折ってあげたのに……)」
みたいに……思われたんですかね。

いや、……ちょっと申し訳なかったですね。
うん。
確かに、イライラしてました。
あーもーめんどくせえな! って思ってましたもの。
オマケに破れてますしね。

まあ、お嬢さんはお嬢さんなりに、
決して上手な方ではなかったけれども、
持ちやすいようにと思って袋を折って下さったんでしょう。
たしかに、お嬢さんのそのお心遣いに対して配慮が足らなかったかもしれません。
すまなんだ。

うーん。

なんだかその視線一つで実に申し訳ない気分になってしまいましてね。
ああ、俺はなんてココロにゆとりのない人間なんだと、
軽く凹んだ。
たかがネブソクぐらいで。

しかもあなた、寝不足の理由が「二次元色っぽいお姉さん画像の収集」ですからね。
サイテーじゃないか。
死ねばいいのに。
それは言い過ぎだろ。
スマン言い過ぎた。

まあ、まあ、まあ。
やっぱりね、どんな理由があろうとも、とまでは言いませんけれども、
しょーもないイライラで、人の心配りを台無しにするのは
感心することじゃありません。

なるたけ深呼吸の一つもして、
日々の端々にこめられた誰かの心遣いを、
出来るだけ大切に感じながら生きていきたいとこのように思う、
そのあと自販機でお茶を買おうとしたら
そば茶のボタンと間違ってとなりのミネラル麦茶を買ってしまったオイサンでしたよ。



……。



でもやっぱさあ、エクセルシオールの、あのシステムはおかしいと思うんだよ。
一回閉じてもらった袋をまた自分で開けて、
シロップやら持って帰るのは。

いいじゃん、
お渡しカウンターの向うにもシロップやらポーションやらストックしといて、
店員さんが入れてくれればいいじゃん、
って思うのよ。
めんどくさいもの。

ねえ?

どうにか考え直してもらえません?
エクセルシオールカフェの偉い人。
ご一考を!


……オイサンでした。






 

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2012年9月 4日 (火)

■仏草コトノハ草子 -更新第806回-

株価なんて、「上がる!」と思われたら瞬間的に上がるし、
「やばい!」と思われたら瞬間的に下がるしで、
そのときどきの値段が、その会社の価値を示すモンですらないんだな。

大事なのは、
上がろうとしているか下がろうとしているか、
ただ瞬間の動静だけで。
お値段はつくんだろうけどね。

オイサンです。




……。




あー。




……なに書こう。




ないなら書くなよ。
いや、とりあえずでも書かないと出てこないこともあんのよ。

最近思ってるコトかあ。
そうねえ。

ゲームが楽しめないなー、とは思ってるね。
『那由多の軌跡』を買ってみたんですよ。
CMみて、ア面白そうかなー、と思ってね。
デさわりだけやってみたんですけども、
えーと、
引き込まれるまでいかない感じ。





話が始まって、
突然なんでも屋を始めることになって、
異世界に踏み込んでステージをいくつかクリアして。

なんかこう……遊ばせたいシステムが先ずあって、
それにうまく必然性を持たせるために物語や設定を貼り付けていく作りなのだろうけど、
……めんどくせえな。
やることが、っていうよりも、イチイチ設定やリクツ付けがあるのがめんどくせえ。

  全然関係ないけど、「めんどくせえ」って頭の中で言うたびに、
  『黒子のバスケ』の青峰くんの顔が思い浮かびます。
  青峰くん大好きです。

これを「メンドクセエ」と感じてしまうのは、
ムリや不自然さがあるからなんでしょうかね。
押し付けがましさを感じてしまうのねえ。

アクションRPGっていうよりも、
ただのステージクリア型アクションゲームでもいい様な気がしますねコレ。
マップが、各エリアで完全に分断されているのも
世界に広がりが感じられなくて好きじゃない。
ハードのメモリ制約とかで仕方ないんだろうけどなー。

携帯ゲーム機になって、その辺の「世界の広さ」っていう部分は、
すごく犠牲になっている気がしますね。
マ『FF』なんかも『Ⅹ』以降そんなスタイルだけど。
アレ、好きじゃないんですよね。
エリアごとに、あからさまにせまい箱庭に放り込まれるの。
『Ⅷ』『Ⅸ』が好きだったなー。

  そこを勝手につなげて補って広さを感じ取る能力を、
  今の若いゲーマーは持ってるんでしょうね。
  多分。

今のハードの、量的なサイズを使い切って、
『FFⅣ』『Ⅴ』あたりだとか、『ドラクエⅣ・Ⅴ・Ⅵ』あたりの作り方、
2Dワールドマップで、RPG、つくれませんかねえ。
とびっきり、世界の広いやつを。
別にお話のホンスジに全然関係ない町とかあってもいいと思うし。

XBOX360で『ジェットセットラジオフューチャー』やったときは
ときめきましたからね。空間が、縦にも横にも思い切り広い!
っていう。
グラフィックがキレイとかっていうことよりも、
「空間を大きく使える」ということが、
オイサンが一番に感じた次世代機のメリットだった。
こいつはすげえや! と素直に思った。

やっぱ、画面もちっちゃいしね。
携帯機。
解像度云々ではなく。
ちっちぇい窓からは、やっぱり小さな景色しか見えんなーという気分。
どうしようもないんだけどね。
目を近づけるしか。

なので、良いHMDでも買おうかなあと画策中。
あんまり密閉感のないのが良いなあ。
とかいうと、また世間の嗜好とは逆行してるとか言われそうだけど。

音楽というか、イヤホン・ヘッドホンもそうでね。
密閉されてるのはイヤなんですよ。

  ミッペィーとかどうですかね。
  ウサギなの。
  口がバッテン×で。せまいところが大好き。
  ミッペィーマウスとかね。
  鼠。
  どうでもいい? 甘えるな私もです。

耳の穴が塞がれたり、隔絶されるのはイヤなのね。
他の、周囲の音は届いて欲しいし、少なくとも空気の出入りはあって欲しい。
その上で、音楽はしっかり自分の耳に届くと。
そーゆーの出ませんかね。
マそうなると音モレ必死なので、ズバーンと当てたい方向にだけ
音が出るイヤホン・ヘッドホンが出来ると良いんだけど。

  昔こんなの↓が言われてたんで、
  いつ出るか今出るかと楽しみにしてたんですけど
  一向に聞こえてきませんねえ。
  ガンバレ偉い人。キリキリ働け。

  ▼三菱、超音波を利用した超指向性音響システムを商品化 [AV watch] 
  http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030515/mee.htm

  ▼Wikipedia パラメトリックスピーカー
  http://bit.ly/hcaTZt


だからあの、
たまにいるじゃないですか。
アホが。

クルマに乗って、
アホみたいにでかい音で音楽かけて、
アホみたいに窓開けて、
アホみたいに
「どうもー!アホでーす!アホが今、あなたの街を走ってまーす!」
って宣伝してるアホ。

  あ、深緑のクルマの、ダイニッポンナントカカントカじゃない人ですよ、念のため。

ああいうアホの気持ちもね、いくらか分かるんですよ。
音楽だけが鳴ってても楽しくないし、不安になるし。
閉め切った車の中で音楽だけなっててもイヤなんですよね。
外の音が聞こえないのは、コワイ。
コワイし、音に押しつぶされそうでシンドイ。

マああいうアホの方々は、そういうんじゃなくて、
でかい音を聞かせて回る、自己顕示欲とか示威行動の意味合いの方が強くて
ああいうアホ電通行為をやってらっしゃるんでしょうけども。

  ……しかし不思議なもので、
  ああいうアホの方々とは幸か不幸か住む文化圏がまったく違うらしく
  彼らのクルマから流れてくる音楽に
  「あ、うるせえけどコレいい曲だな、なんていう曲なんだろう?」
  って思ったことは、ただの一度もないですね。
  知ってる曲がかかってたこともない。
  不思議といえば不思議だな。

  あ、でもいっぺんだけ、
  クラシックをかけてるアホとすれ違ったことがあったな。
  なんかすっごいヘンな気分になった。
  ……恋?



何の話だっけ。
ああ、ゲームか。


携帯ゲーム機だと、
画面との距離と姿勢がうまくキマらないというのも関係あるんだろうなあ。

子供の頃から、ゲームやる時は地べたに胡坐をかいて、
背筋伸ばして手(コントローラ)はへその前、
頭は上げて視線は前、という、
座禅か仏像かって姿勢をずっと続けていたものだから、
手を胸の前、
頭はうつむき加減で目線は下、
ってなると、今までとは違うなにか全く別のことをやってるのと同じで
集中できないんだろう。
……多分。

その姿勢を維持するのがシンドイものだから、
大きなクッションを膝の上に抱いて、
その上に肘とゲーム機を固定するようにしてやってます。
ワリとラク。

ああ、けど、HMDだと
ちょっとコーヒー飲もうとか、ちょっとWebの攻略記事見ようとかなったときに
面倒くさそうだな……。
うむう。思わぬ欠点が。

そうそう、
PS3で『ドリクラ』が出るって話なので、いよいよPS3買わねばなーと。
『アイマス2』では結局買わなかったPS3を、いよいよ!
いつの間にか『ドリクラ』が自分の中でキラータイトルになっていて
我ながら驚かしいのだが( ← 危なっかしい日本語)。

Vitaや3DSLLも欲しいといえば欲しいんだけど……
でも、やらないんだろうなあ。

むう、なんか文句ばかりになったな。
よろしくない。



あとは毎度のことで……アニメか。




『TARITARI』が面白い。
べったべたで。
なんか、騙されてる気もするんだけど。
「コレ、こんなに面白いワケねえな」
とか思いながら見て泣いたりしてますけど。
たれ目がアホでいいですねw
なんであんなにアホなんでしょうねwかわいいw
願わくば、男性陣にももっとスポットライトを当てて欲しいですよ。

ところで、『TARITARI』といい、『ココロコネクト』といい、
女子3・男子2の構成が流行りなんですかね。
バランスはいいと、オイサン思いますけど。
ワリと好き。


あと『氷菓』
相変わらずミステリー要素は面白いと思えないというか、
「ミステリー好きの人って、こういうのを面白いと思えちゃうんだー」
と思いながら見てる。
「クドリャフカの順番」の、怪盗十文字のメッセージとか、
種明かし前に読み解こうとした、読み解けたり、
種明かしされたあとで「おお、すばらしい」と思えたりすんのかしら。

それよりも、人物たちの心情とか、
それに乗せて作者がなんか言おうとしてる気配とか、
そういうものが面白い。
サトシの本音とか、イバラの思いとか。
ホータローにぞっこんなサトシを見かねて、
ホータローに詰め寄るイバラとかを見たいなあと思っているおかしなオイサン。
CMで謳われている「青春群像劇」として面白いカンジ。
全キャラ、芸風が板についてきたので
その辺をオヤクソクとしてみるのが……楽しい。
結局は日常系としての見方しかしてないってことだけど。

このマンガ、誰がかわいいって
ホータローとサトシがカワイイんじゃよ。

2クール目に入ってOP/EDが変わって、
どっちも、うーんどうかなーと思ってたけどだんだん良くなってきた。
エンディングで、イバラから逃げるサトシのドヤ顔がたまらんね。
あんな顔で生きられたら楽しいだろうなあと思う。
イバラはあれがタマランのかな。
オイサンならキュンときちゃうね。あの顔は。
楽しく生きてるからあんな顔になるのかね。

あと、ビックリした顔のチタンダさんとイナミさんの、
まんまるに空いたお口にねじ込みたい(なにをだ)。
……ものすごくねじ込みたい!(だからなにをだ ← ……メロンパン。 ← うそをつくな)。


OP/EDが変わったといえば『戦コレ』
カオスの度合いを深めつついい方向に吹っ切れて。
ますますオモロイ。
これもまた、一つ一つや細部は決して面白くないハズのものなんだけど、
全体として統一感を喪わせることで面白く見せてるというのか。
ホント一話一話はどうでもいいんだけど
そのどうでもよさを見届けないと気がすまないカンジにさせてる。

  一話一話は、本当にどうでもいいのよ。
  武田信玄が戦国時代から現代の宇宙ステーションにとばされてきて、
  クーデターを起こしたステーションの制御AIを止めるために
  サポートロボットと一緒に戦う、とか、
  聞いてしまえばもう見たくないものw
  アホかwと思う。

  けど、
  ホームヘルパーやってる劉備(既に戦国でもねえし)のクライアントとの友情物語
  ぼっちでミザリー性向の大谷吉継の鬱々ストーリー、
  次にイヌガミ家的殺人事件を解決する名探偵・明智光秀(オイ)の話……
  ときて、
  「次回は武田信玄です!」
  っていわれたら、
  次は何が始まるんだ? って、とりあえず思うでしょう?
  そしたら、まさかの宇宙ステーションでしょう。
  そりゃ見ちゃいますよ。
  まさか新谷良子も自分が武田信玄に声をあてることになるとは思わなかったろうに。

    新谷母 「あんた、次どんな役やるの?」
    新 谷 「タケダシンゲン(棒」
    新谷母 「はい?」
    新 谷 「タケダシンゲン(迫真」

  とかやってそうだな、あそこの母娘は。

どうでもいいけど、『戦コレ』、ゲーム化しねえかなあ!(オイ!
普通に格ゲーか……不条理バラエティミニゲーム集でいいと思います。

  「秀吉が!」
    「山頂で!!」
      「メシを食う!!!」
  
説明ッ!!


  ……ホラ、だってKONAMIさんだしー。

  ▼ビシバシスペシャル 動画
  
  「ダンスでアフロをでかくしろ!」は名作だと思います。



『黒子のバスケ』は、画に、動きに、説得力があっていい。

特に対・青峰戦での描写であった、
「青峰がすごく速く動く、トリッキーで意味の分からない動きをする、
 めちゃくちゃでデタラメで、でも強い!」
っていうことが、テレビを見てるだけの自分にも
「うおっコイツ速えッ!」
って思えるくらい伝わってくるのが、すごい。
抜かれたときのカガミンの絶望が、ビシッと伝わってきましたもの。
『黒子』面白いなー、と漠然と思って見てたけど、
多分これまでもそういうところでしっかり作ってあるから面白いと思えてたんでしょうね。
カット割りとか緩急とかが、すごくしっかりしてるんだと思います。

ビュンビュン画が動いていたかと思うと、
突然止め画が、漫画でいう見開きっぽい画が入って、
しかもその画が止まっているのに動きがすごくある構図、すごく漫画っぽい絵で、
止まっているのに止まってない、迫力の有る絵になってる、
みたいなことが一話の中に惜しげもなくバンバン放り込んであったりして。
一話の中だけじゃなくて話全体のメリハリもすごく利いてて
毎週見てて全然飽きない。
すごいなー。
メジャー誌原作のアニメってキホン敬遠してたけど、見直したわー。



……ウム。



面白い、と考えて挙がってくるのは、やっぱりこの4つだなー。
『ゆるゆり』『ゆるめいつ』はまだ見てる。
『じょしらく』『人類』はベントされて戻らない。
『TE』『夏雪』も見てはいる。
『うぽって』『うた恋い』『ココロコネクト』も変わらず。
あと『ホライゾン』も見るのをやめられない。何故だ。



まあそんなこんなで、ボチボチ夏らしい夏も終わろうとしているのですけれども。



R0053621


オリンピック、
24時間テレビ、
高校野球、プロ野球。

正直、やってるのは当然知ってたけど、
「やっている」以外の情報って、
ほとんどTwitterで流れてくる断片くらいでしか得てなかった。
オリンピックの結果もほとんど文字でしか知らない。
ボルトの走るところは見ようと思ってたけど結局見ずじまいだった。

  24時間テレビや野球は元から見ないけど。

  あ、でも実家に帰ったとき、母親に
  「ボルトの勝ちポーズをやってくれ」って言われたので
  確認のために勝ちポーズだけ見直したな。
  って、何を依頼するのだ母よ。
  そしてそれに熱心に応えるな37歳の俺よ。

テレビは、
最近は朝も夜もつけなくなってるから
録画予約してるアニメの再生機にしかなってない。
他の番組も、アニメの合間にはさまる自局の番宣でしか知らない。
たまに気になって、格闘系とかやってないかなと
番組表を検索してみる程度。
自然ドキュメンタリー系はBGV用にたまに録る。

  けど、格闘系も一時期にくらべて随分下火になっちゃったわね。
  結構好きなので残念。

これは、イカンな。
イカン気がする。

新聞も読まんし、Webでも真面目なニュースはほとんど見ない。
マそれでも、すごく大きな、すごくメジャーな話の、
大枠だけは流れ込んでくるけども。

うーむ。
かなり、ヨノナカから隔絶されている気がする……けど……。
それとも、これでも十分なんだろうか。
そんなもん、自分で足りてると思えばそうなんだろうけども。

今世界がどっちむいて傾いてて、
どこに火がついてるかくらいは分かってるつもりだけれども……
それも正しいかわからんしなー。

……なんかヤだなー。
この感じ。



最近の平日は、
なんだか知らんが家に帰り着いた時点でアホみたいな眠気に襲われる日が多く、
それに負けて「ちょっと15分だけ仮眠」と思ったが最後、
たいてい次に起きるのは2時間チョイあと。
早くて23時半、
遅ければ1時2時で、翌日のことを考えるとそのまま寝るしかない時間だ。

どーやったらその状態を回避できるのか、
ゴハンを食べるタイミングを変えるとか運動を交えるとか試してみるけど、
どうにも制御出来んぽい。
眠くならない日もあるが、仕組みが読めない。

「少しだけ寝て起きる」にも何度か挑戦もしてみたけど
ほぼ100%、短時間では起きられない。

どっかで何かが狂ったか。
やりたいこともマトモにやれぬ。
参ったのう。

……と。
後日談。
遅ればせながらなんとなく分かってきた。
人間、体温が下がる時に眠気を感じるというけれど、
外から帰ってきたときに、
シャワー浴びたり冷房つけたりして体温が下がるから、
そのタイミングで猛烈な眠気に襲われてるんじゃないか、という気がしてきた。
ためしにシャワーをお湯に変えたらどうも大丈夫くさい。
なるほどのう。




……夏はね。




好きなんですよ。
暑いけど。

どこの家でも、窓を開けるでしょ。
するとそこから、色んな音がもれ聞こえてくるのね。
何気ない話し声から、
テレビの声から、
洗い物をする水音、
子供のケンカする声、
そのほか何か、得たいの知れない音。

じーさんが見てるニュースの声とか、またいいわけですよ。
じーさんが見てると決まったわけじゃあないんですけど、
「ああ、これは、見てるのじーさんだな」
と思わせるニュースの声ってのがある。

匂いなんかもね。他の季節よりもヨケイにね。

太陽の光も白くて濃いから、
ちょっとしたことでも写真に映えるしね。
暑いんだけどさ。

何かをしようとか特別考えるでなし、
終わられて殊更惜しむなにがあるわけではないのだけれども。
秋が来て、おお、秋だな、って思うだけなんだけどさ。

そろそろ構えて、秋を待たないとね。
お迎えしないとならない。
「あ、秋だ」と思わせる出来事はふとした瞬間にやってくるから、
それを見逃さないようにしたいもんです。

月なのか、風なのか、花なのか。
もっと別な思いなのか。

セミの声もずいぶんと減ってきた。
明日の朝にはもう聞かないかもしれない。
そしたらいよいよだ。


▼夢行きチケット

春、夏、秋、冬、ドキリと感じて。



オイサンでした。



 

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2012年9月 3日 (月)

■ビー玉越しにのぞいたら?~ハートをセツゾクするアレのアニメで、男性声優さんがビックリドッキリした件について -更新第805回-

こんばんわ。クリス・ペプラーです。
うそですよオイサンです。

「不意にハートをセツゾクして世界が変わるアニメ」の企画で、
あまりオシゴトのない男性声優にドッキリを仕掛けてスーパーぬか喜びさせ、
公衆の面前で種明かしをして
彼が凹むところを見てみんなが笑顔になった件で色々炎上しているご様子ですが。

最終的にオイサンが思ったのは2点で、

 「この件について、この作品を擁護するつもりで語ってるひとは、
  語る時に作品名はあまり出さない方がいいのにな」


ということと、

 「ドッキリを仕掛ける相手を間違った気がするな」


ということでした。



■まず一つ目。



この問題、
「『(作品名)』(での)問題」みたいな呼ばれ方をしてるんだけども
作品そのものに問題があるワケじゃなくて、
制作側とか企画した人間(プロデューサー?)の問題、
もしくはその態度自体の問題のワケだから、
「XXXX(中心人物の人名)問題」とか、
「男性声優ドッキリ(いじめ)問題」とかにしとかないと、
作品そのものに問題があるように見えてしまって
どうしても作品に悪いイメージが付きまとうので
「作品名+問題」という字面は避けた方がいいんでないかい? と、とても思った。

今回の場合、作品には罪はないワケですよ。
エエまったく。
これはね、作品と作り手が気の毒ですよ。

しかしさすがに皆さん、そんなことにはキチンと気付いてらして
「作品と制作側は別」っていう声はちゃんと聞こえてくるのでそれは全くその通りだと思うし、
特に今回、やらかしたのが原作者とかの「作品の作り手」ではなく
どちらかといえば企画やお金回りを考える「商品の売り手」の方だったので、
作品そのものにはなんの悪気もないワケで。
作品自体が事件の悪意になんら侵されていないことは、
不幸中の幸いかなあと思います。

これが、やらかしたのが原作者だったり監督や演出家だったり、
いわゆる作品の作り手側の人間であると、
いかに「作品自体と制作の問題は別」といえども、
「そういう害意のありうる人間の生み出す映像や音楽やメッセージが、
 如何に感動的であったとしても、素直に心を預けてしまって良いものだろうか?」
という疑念が生まれてきてしまうし、
その疑念は間違いではない、警戒はしてしまっても無理はない、とオイサンは思うちょります。

やらかした人の人格が作品そのものにどの程度入り込むか、
というハナシですね。

  まあ、なんか一回よろしくないことをやらかしただけの人間捕まえて
  悪人だ何だと言い募るのも残酷な話だと思いますけども。

  やっぱりこう、人間……「イヤお前が言うな」って、
  どうしても思ってしまいますからね。

  だから、今回の件とはハナシが違うけども、
  ちょっと前にeufoniusの中の人が、どなたか女性声優の語るユメをTwitterであざけって、
  女性声優の方がTwitterをやめてしまう、ということがありましたが、
  そうなってくると
  「eufoniusの作る『音楽』と、eufoniusの『人格』は別」
  とは言えないと思ってて、
  全部が全部では勿論ないにせよ、少なくとも、
  ユメに関する彼のメロディを果たしてどこまで信じていいものかな、
  とは思ってしまうワケです。
  「作品(に内在されるもの)」と「作り手の人格」は不可分、というスタンス。

  「商売だから、音楽は善人のカワをかぶってやるよ、感動的なメッセージを送るよ」
  っていわれても、なかなかそれに素直に手を叩き、オカネを払う気にはなり難い。
  他人のユメをあざける人間が歌うユメの歌の、何を信じればいい?
  ……というお話です。

  ただまあ、それでも解釈のしようはいくらもあって、
  ユメというものに対する「強い定義」を持つがあまり
  今回のようなことにもなりうる、とは思います。
  確固たる世界観、というやつです。
  ただ逆に、彼が歌う
  「人をあざけってでも守らなければならない自分のユメの歌」、
  あるいは「そういう弱さ/強さを持った人間の歌」についてはホンモノかもしれないと思うので、
  それには聞く価値はすごくあると思う。
  モノを創作する、という面においてね。
  あくまでも、個人的な感覚ですけどね。

  あと、こういうことが起こるまで、
  彼はその内面を作品から気取られずにやって来て、
  こちらは今まで気付かずに彼の音楽を聴き続けていたわけだから、
  そこはやはり職人だなあと思います。
  そこに関しては、こちらは負けを認めないといけない。
  プロです。そこは掛け値がない。



■2点目の「ドッキリを仕掛ける相手を間違った」については……。



あのー、
こういう冗談は、ホンマに弱い相手にはやらん方がエエのとちゃうの、
ということでね。
キホンやと思うんでね。ワリと。
それは、コミュニケーションの技術・戦術として。

今回の引っ掛けられた彼、
……こう言うたらアレやけど、アレなんでしょ、
声優界のポジション的に、かなーり、地味なトコにいたんでしょ? ドッキリ喰らった時。
シゴトはないわ、オカネもないわ、目立たへんわで。

  ……まあそのポジショニング語りも、
  「喰らった」話をオモロするためにオオゲサにしたあるんかも知らんけども。

そういう弱い立場の人を餌で騙すゆうんは……悪人のやることよ。
冗談で済まんことになりかねんよ。
詐欺か犯罪よ。

まあね、ほんなら、
「オカネもシゴトも潤沢な人間は騙してエエんか」ゆうたらそら勿論アカンけど、
そこはもう、相手のハラの話でね。
喰らう側の耐久力の問題で。
ことは命に関わるハナシなんで、
「そんなつもりはなかった」
言うて軽く小突いただけでも、死んだらやっぱり、ヒトゴロシやからね。

かといって、ホンマの大物とか大御所とかにやったら
それはそれでヘソ曲げられかねんし、今度は引っ掛ける側の命があぶない。
まあやってもエエけど……やらん方が本人の身のためやろうね。

デほんまに弱い相手を狙ろたら、今回みたいにシャレにならんことになる。

だってホレ、今回コトが明るみに出たのも、
やられたご本人がラジオかなんかでしゃべったからでしょ?
そんなに余裕があるワケやない人間が引っ掛けられて、
そんなに余裕があるワケやない人間が語るから、
聞いてる側にもシャレにならん空気が伝わって、
義憤を買って、燃え広がったわけでしょ?

  やられた本人が既にブログで「違います、いじめられたとは思ってません」て言うてるから
  そこはもう信じるしかないけども。
  でもそう表明するまでは、聞く側にはそういう空気を伝えてしもてたんとちゃうのかなあ。
  ……まあ憶測にしかならんけどね。
  印象のフィルターは、受け手の都合のエエようにしか働かんし。

これがアナタ、ゆとりがあってシャレのわかる人間を引っ掛けたんやったら、
たとえそのことをラジオでしゃべっても

 「イヤーこんなことがあったんでスよー! 参っちゃいましたよー!」
 「えーまじでー? 美味しいじゃーんwww」
 「まあねーw」

で終わりですよ。
ミユ・マツキですよ(マテ

せやから、
……まあ、やること自体がそんなに趣味のエエ話ではないけども、
もし狙うんやったら、
中堅未満で、若くて元気でそこそこ勢いもあって、
シャレも分かって気心知れてる、
そういう人間を的にかけるべきだったんとちゃうかねえ。

  具体例はよう挙げんけれども。
  だってオイサン、声優関係者とちゃうからね。実像は知りません。誰のことも。

少なくとも、
やられたコトを悟ったときに
芝居抜きで崩れ落ちるほど落胆する人間を選んだらアカン

と、
オイサンは思いますけどね。
それは単純に、企画の失敗も意味しますんでね。

  ただ。
  批判は承知で言うとくと。
  「本気でヒザを折る人間を選んだ方が、絵的にオモロイのんは絶対」やけどね。
  インパクトはすごいでしょう。その方が。

  但し、いいですかここ大事ですよ、これが芸能の世界でなかったら、
  「オモロイから」という理由で弱い人を選んではいけません。

  それはホンマモンのいじめです。

  けど今回のコレは芸の世界のデキゴトですから、
  「全体的にオモロなる」という理由で、弱い人を選ぶ場合はありえる。
  それはある種、賭けですけれども。

  「芸のためなら女房も泣かす」やないけども、
  そこで本気でヒザを折って、多分そのとき会場は沸くでしょう、沸いたでしょう、
  その沸いた瞬間に「やった!!」と、
  崩折れながら、心で死んで頭で甦れる人間は、芸事の申し子さんでしょう。
  選んだその弱い人間が「芸事の申し子」であることに勝算があって、
  弱い人間を選ぶことは、ありえない選択肢ではない。

  彼を今回のターゲットに選んだプロデューサーさんが
  彼を芸能の人としてどこまで見抜いて信用していたか……
  ……と、いうところやと、思わんでも、まあ、ないですね。
  そのプロデューサーさんの人となりをオイサンは知らんけども、
  芸事のだった可能性は、まああるでしょうね。
  そこは信用であり、信頼関係だと思いますよ。
  如何せん、今回はちょっと足りなかったんでしょうな。

他の声優さん仲間の謝罪文なんかを読んでると、
経験とか、気心の知れ具合とか、色々量った上での人選ではあったようですけれども、
やられることを「(信じられているから)愛されている」と感じる人間と、
「(信じていたのに)裏切られた」と感じる人間とおるわけやからね。

「ラジオでしゃべった時に洒落にならん空気」を醸し出してしまった時点で、
それは失敗だったんでしょう。
作品の公式発表では、それを嗅ぎ取り騒ぎ立てた人間を指して
「制作側の意図しない悪意ある改竄」みたいな言い方をしてましたけど、
それはあなた、お互いさまの身勝手な言い分ではないでしょうかね。

  「空気よめ」は、
  やる側・強者の特権やのうて、
  やられる側からも言われることやというのを、
  やる側はキチンと意識せなアカンっちゅうことやと思いますね。



■……そんな感じかな?



それ以外のことは、特に言おうとは思いません。
だって、誰の発表のどこまでが事実でどこまでが真実かわからないから、
色んな状況が出てきても真偽の判断がつかないんだもの。

例えば。

制作側から公式の謝罪文が出てきて、
そのあと出演声優陣が謝罪文を続々と出してきておるけども、
声優陣のコメントを見ていると
「状況を見ていて、そろそろタイミングで、上からの許可も出たので、
 ぼくらも自発的に、自分たちの悪かった範疇で、自分たちの言葉で謝ります」
という文面に概ねなっているけれども、
読みようと印象によっては
「ウソつけ制作側とか事務所から言われて書いたんだろ」
と思えるし、オイサンだってそうなんじゃないかなーと思ってしまうフシもあるし。

けどそれは、事実かどうかは、やっぱワカラン。
憶測です。

声優さん方のコメントの
「パワハラやいじめだとは思ってない」という部分とか、
「(やられた声優の)彼とは私的にも付き合いあって、アレ以降も普通に付き合ってるし
 こんなことになってどうしようかという話も一緒にしたし」
みたいなことも、疑おうと思えばいくらでも悪いように捉えられるワケで。
けども、ウソにしろホントにしろ、確証はこっちにはない。

ほんならもう二択で、
どっちかを丸呑みにしてしまった方がハナシが分かりやすい。

間違ってたところでこちらの懐の痛むハナシやなし、
今回オイサンは、得体の知れないプロデューサーサイドを無闇に疑うよりは、
多少なりともその身を前面にさらしている、「作り手」である声優陣の言葉を、
特に『アマガミ』やらのカラミもあってそこそこ話も聞いてきた、
寺島にいさんの言葉を信じて、
「ああ、そういうことだったのね。だったら良かったわ」
と、丸呑みにすることにしました。

彼が、ドッキリを喰らった声優さんのことを親友だと呼び、話し合い、
プロデューサーのことを信じているというのなら、
そっから先はアレですよ、
「お前が信じるアイツを信じる」ってやつですよ。

  カッコつけるとかじゃなくて……もう、めんどくさいんでねw

  プロデューササイドがその辺のことまで見越して、
  「声優に言わせたらオタクは黙るだろう」というハラをね、
  持ってる可能性だって、もちろん分かりますよ。
  その可能性もあるでしょう。
  けどまあ、しゃあない、そこから先はもしそうやったとしても、
  もうエエわ騙されたるわ、という気持ちです。
  もう一回いうけど、メンドクサイから。

  「寺島さん、言わされてるんでしょう、本当のことを言って下さい!!」
  と……
  詰め寄ってあげることが、先々とホンマに相手のためになることも、
  もちろんありますよ。
  でも、出来ませんしね。
  そうするだけの根拠も、今回はないですし。
  エエかなと。

なので、これ以上は言うことは特にありません。
オシマイ。


マそんな感じで、
「知らんモンは知らん」「ワカランもんはワカラン」としか言いようがないので
ワカラン部分のことはもう考えんと決めたら、
あとに残ったのが「自分の意見・考え」として発表するのもメンドクサイような
「当たり前にアカン話」ばっかりだったので、
敢えて自分の口でいうことではないなー、という感じで、黙ってようと思いました。

とりあえず、言う価値のありそうな上の2点だけ……
思ったことを書いておきましょう。



……と、いう感じ。



オイサンにとってはもう『ココロコネクト』は、
……あ、作品名出ちゃったよ。マいいか
『ココロコネクト』は、いおりちゃんともぐ夫君の純愛ストーリーなので。

  もぐ夫くんのカノジョが住んでる世界を、
     これ以上ツマラン騒ぎでガタガタさすな!!


……そんな気持ちで一杯です。
イヤ、これはワリとマジよ。
あとはまあ……野呂圭介のおらんドッキリはドッキリやないね。
殴られ役は用意しときましょう。



……。



これは最早、どうでもいいことかも知れないけれども。

エンタテインメントのフィールドにおいて、
お客さんに対して(中にはお客っていうくくりに入らない相手もいてるけど)
こんなにくそ真面目な言葉を持ち出して説明しなくちゃならなくなってる時点で、
少なくとも、
この宣伝活動は「娯楽」としては失敗なんでしょうね。
残念。

「宣伝」という意味では、想定以上の大成功かもしれないけど。
皮肉なもんで。

けどまあ、一通り動画みてラジオのパートも聞いた感じ、
ワリとフツーのノリで来てる感じもしますけどね。
どっきりに引っかかった時も当然へこんだだろうけど、
ここ数日の騒ぎの渦中の間の方が、よっぽどキツかったろうなあと思ったり。


マそんな感じで一つ。
オイサンでした。
つるかめつるかめ。


 

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