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2012年6月16日 (土)

■帰って来たひとたち。 -更新第778回-

安らかに眠るときの「すやすや」という擬音、
一体最初に使われたのはいつ頃の何なんだろう。
使い慣れているからそう思うのかも知れないけども秀逸だなあ。

オイサンです。

2週間あまりもほったらかしですみません。
いやー……どうしたんだろう(こっちのセリフやッちゅうねん)。

ほんと、……なんでしょうね。自分でもよくわからないや。
いや、書こうと思って書き溜めたネタや、
書き進めてるネタもあるんですけど……なんというか、アップする機を逸したというか。
世間では色々それなりの事件も起こってますしね。
言おうと思ってることもあったんですけど。

マしみったれた話はいいや。
ちょっと前からの話になりますけど、また宜しくお願いします。
なんかかんか、書いてはいかないと……死んじゃうから。



■食べ物の話



先々週の日曜。
以前住んでいた町の、よく通っていたお店へランチを食べに行こうと思い
意気揚々と出かけたのだが、如何せん、家を出た時間がちょっと遅すぎた。

途中で昼を迎えてしまって、燃料切れになって目が回り(大袈裟ではないのよ)、
そのとき近くにあった、心当たりの店に駆け込んでしまった。
ぐぬぬ。

  しかし、ジョギングとかするようになって、
  本当に「お腹が減って目が回る」ということを体験するようになったんすよ。
  ていうか、血糖値が下がったりなんだりで、
  視野が狭まったり足元がおぼつかなくなったりという現象のことを
  そう呼んでるんだな、と理解した。
  昔の人はうまいこと言う、っていうか、情緒がありますよね。
  「ハラが減って目が回る」
  だなんて、かわいいじゃないですか。愉快じゃないですか。

  「空腹で血中に糖分が不足して脳に十分な栄養が行き渡らなくなり、
   視界の狭窄を起こしてオリマスでフンバルトヴィッヒ」
  とか言っても面白くもなんともないですもんね。
  ……ププ。なんだよフンバルトヴィッヒって。

  オイサンのその状態が、果たして血糖値起因のことなのかどうかは
  ちょっと怪しいんだけども。
  だってちゃんと食べててもなるんだもの。
  アレなんなんだろうなあ。

マ緊急回避とはいえ、今回のお店も過去に数回来たことがあって、
お値段のワリに豪華でボリュームもあるといういいお店なのです。
ちょっと遠いのと、
開店前からちょっとだけ並ぶ程度に混むので、
あんまりゆっくり出来ないんで敬遠してたりしますが。
お店の側も、お客さん詰め込んで捌きたい・回転早めたいオーラ全開なので。
一人の客は、広い席が空いてても必ずカウンターに詰めて座らされる、みたいな。
そこがちょっと残念。
でも美味しい。

鯵のプロヴァンサル、というお料理でした。
一番下の土台に輪切りの蕪、その上にソテーした鯵が乗っていて、
さらにその上にたまねぎやら香草やらが乗っている。

R0048538

上に乗っかっているモノの味の濃いいところを、
下の方のものの淡白さ・仄かさでちょっと抑えて、
全体としては蕪の水分で若干淡白よりになりながらも
舌のところどころに酸味や脂の甘みがのしかかってきて、
なんというか、食べていてタイクツしないお味でした。
舌のあっちコッチで色んな味がして、とても楽しい。

「あー、味のハーモニーってなこういうことか」
と実感。
料理をオーケストラの演奏になぞらえる方がおられますけれどもその気持ちがちょっと分かった。
あっちこっちで違う楽器が鳴ってるのが分かるわけです。
その上で全体が美しく、リアルタイムにカタチを変えておる。

デ、こういうお料理を見て怯んでしまうのが、
「……どういうカタマリで口に運べばいいのだろう? 崩しちゃまずいの?」
ということですやね。
普通に考えれば、上から下まで乗っかっているものをいっぺんに口に入れるのは、
多分ムリ。

フォークで押さえてナイフを入れるだけでもどこかしらがグズッと乱れ、
そこから決壊して結局はお皿の上でずぶずぶに混ざってしまいます。
見てくれがキレイなものだから崩すのがマズイ様な気になるのですけども、
結局ごっちゃになってしまったのを食べてみて分かったのは
「あ、コレごっちゃに混ぜて食べていいんじゃないの?」
ということでした。
ごっちゃでも美味しかったし、
というか、ごっちゃになったのが美味しかった。

口に運ぶ度に、乗っかっている材料が違う組み合わせで味をつくるので、
毎回味がちょっとずつ違ってきて、そしておいしい。

日本にも、出てきたときは整って見た目きれいなものを、
ごちゃっと混ぜて食べた方がおいしいという様な料理がありますが、
多分このテの料理はそれと同じなんじゃないかと
そんな風に感じたのでした。
大変美味しゅうございました。

本当の正解……というか、お作法であるとか、作り手の意図としてはどうなんだろう?
こうやって口に入れると一番美味しいように作ってるんですよ、っていう、
味の設計意図みたいなものは。

「自分が美味しい食べ方が正解」
っていうもっともらしい言い方は出来ると思いますけど、そうではなくて。
やっぱりなんかしらあると思うので、そこは知りたいと思うオイサンです。
なんかその。

「美味しけりゃいい」
「面白けりゃいい」
「楽しけりゃいい」

ってのは、よく言われるんだけども、それもそうだし、分かるんだけども、
そればっかりってのはちょっと乱暴だと思うんですよね。
そーじゃないだろうと。



■謎のカレー屋



食べ物屋話の二発目。
お仕事の帰りに、入ったことのないカレー屋で夕飯を戴いた。
こちらもホスピタリティという面では今ヒトツだったが肝心のカレーは美味しかった。

今や、カレーの本場がインドなのかどうかは分からないけれども
どうもインドでカレーの勉強をしてきたマスターらしく、
ていうかただインドにかぶれてしまった人っぽい気もするけど、
まあインドが発祥の地では恐らくあろうのでその方向性は間違ってないと思うけど、
よーするに発祥のインドカレーを日本風にアレンジしたカレー、
ということを売りにしている様でした。
美味しかったですよ。

Img00912201206151923

二種類のカレーを半分ずつ選べるダブルカレーセットを頼みました。
チキンカレーと野菜カレー。
マイルドさの中に、ピリリ、というよりも舌全体を刺激するような、
どちらかと言えば平面的な刺激の辛さのカレーでしたね。
平面的というと語弊があるな、広がりがある、というのか。
刺すようなではない、包み込むような辛さ。

ゴハンの硬さも丁度良い。

ただ如何せん、店全体が薄暗くて……
カレーが撥ねたのに気付けず、お店から出たら
Yシャツにカレー染みが三つ出来ててびっくりした。
ていうか恥ずかしかった///

  胸につけてるマークはカレー染み。
  帰マンもびっくりだわ。

▼帰って来たウルトラマン


こちらも、もうチョイくつろげたらよかったなーとは思いました。
四人がけのテーブル席が3つあって、
お一人様向けにはカウンターが4席あるが、ちょと狭い。
テーブルは空いてたんだけどカウンターに座ってくれと言われた。
マいいんですけどね。
一人で四人がけは、それはそれで居心地悪いですからね。

個人でやってるお店らしく、そんなに広くはないので、
グループのお客が来たら逃したくないんでしょう。
こういうお店はアレですね、
全部二人がけのテーブルにしておいて、くっつけたり離したり、
すぐに出来る様なテーブル構成にしておくのが良いかもですな。

他にも、
「追加オーダーは出来ません」とか
「大盛は残さない人だけ」とか、
「一人でやっていて、注文を受けてから何やかややるので
 集中すると待たせるかもしれません」
とか、色々と注意書きがあって、
色々神経質な感じがちょっと怯んでしまう。

……過去になんかあったんですかね。

マ今のご時勢、自分の思い通りにならないとナンクセつける人には
不自由しないでしょうけど。
ホント、なんだかんだうるさい人多いもんなあ。
オイサンも人のこと言えないのかも知れんけど。

あと、オイサンとほぼ同タイミングで入ってきたアラレちゃんルック
(眼鏡・帽子・オーバーオールっぽい服)のおねーさんが、
カレー褒めずにデザートのプリンを

 「ここのプリンは日本一だと思う!」

とベタ褒めして帰って行った。
ワロタ。カレー褒めたれよw まあ常連さんみたいでしたけど。

その人の食べてたドライカレーが、なんかシソの香りがすごくしてですね。
美味しそうで。
しそのスパゲティが大好きなオイサンは食欲そそられたので、
次回はアレを注文したいと思います。
また行く気ですよ。
エエもちろん。



■MK-Connection



土曜日……筋トレのお供に、音泉からちょこちょこWebラジオを流していると。

……ム?
目の錯覚か? 
金月真美と國府田マリ子のユニットWebラジオ番組がなんとか……
(つд⊂)ゴシゴシ



( ゚д゚)



( ;゚д゚)



(;;゚д゚)



(  д )  ゚ ゚





現実だーーー!!




……いや、情報遅くてすみません。
なんか5/23頃には発表されてたみたいなんですけど。
オッサンだもんで。
なんでも、お二人のユニットでアニソンカバーアルバムを出すとかで、
その特番Webラジオみたいです。
びっくりした。


 ▼金月真美 & 国府田マリ子 RADIO CONNECTION
 http://www.onsen.ag/mk/


しっかしまあ、なんつうか……
オバサン二人でラジオやらすと……強いね!
開き直りというか、心地良い諦めというか。無理をしない強さで溢れかえっています。
不惑とはこのことか!!

なんていうか……「諦めるってカッコイイなあ」と、聞いてて思ってしまいました。
無論、ただ諦めているだけじゃなくて、
色々やり切り量り終えてのことだから、スッパリいけもするのだろうなあ、という感もあるのですが。

どっちかのお名前が響く人は、とりあえず聴いてみて欲しい。
楽しいわ。

歌は……やっぱり、ちょっと衰えてるね。
技術的なことというよりも、筋力的な問題だと思うけども。
真美姐自ら、

 「自分が曲を選んだら、『only my railgun』は選ばない」

と、それは好き嫌いじゃなくて、むしろ『only my railgun』は好きだけど
自分じゃ安全に歌えそうにないから選べないと、
そんな風にいってましたけど、まあ、それは確かにその通りだなあとw、
試聴版を聴いて思ってしまいました。
やっぱり専門に勉強して鍛えて続けてないと難しいんだろうなー。
CDは一応ぽちっておきましたけども。

ホントもう、大人の色気とか全然なくて、
ひたすら色々あきらめのついちゃったオバサン二人、
しかしただのおばさんではなくて、一度はある意味天下をとったおばさん二人が
楽しそうにしゃべってますんで、ワカル人は是非一度聴いてみて下さい。
デ気が向いたらCDも買うと。



■ムカエレコード地下スタ通信



ちなみに、この日そもそも聴こうとしてたのは、
『坂道のアポロン』のwebラジオでした。

  ▼ムカエレコード地下スタ通信
  http://hibiki-radio.jp/description/aporon


男性声優二人のかけあい、なんていうか、
設けられてるコーナーのありきたりさとか
やってるご本人たちが明らかに
「……こんなの面白いの? めんどくさいな」
と、分かってやってる、思いながらやってる感がヒシヒシと伝わってきて、
その成分が微妙に面白いです。

気の合う声優さん同士でフツーにトークしてる時間が、
やたらイキイキしてるのが伝わってきますからね。
「もうずっとこれでしゃべって終わりにしたいなあ」
って感がw
絶対、影でディレクターに
「ねえ、今回もうコーナーやらないでこのままいこうよ。
 ……だめ? えーw」
って言ってると思います。



■坂道のオロゴン



せっかくなのでアポロン話。
そう、アポロンと言えばアポロン音楽産業。
当初、『ドラゴンクエスト』の音源をリリースしてましたね。
お世話になりました。



ではなく。



『坂道のアポロン』はねえ。
面白いです。
文句なく面白いんです。



が。



つまるところ、これまでの原作ありノイタミナ作品と同じで、
こぢんまりですねえ……。
「一映像作品として完結してますよ」っていうスケール感と説得力に乏しくて。
やっぱりちょっと食い足りず、残念な感が……あるねえ。
カタルシスがない。
すごく。
原作のいいところ、面白いところを切って貼ってまとめました、
っていうつまみ食い感が否めない。

どっかでこのカンジ味わったなー、と思ったら、
そう、『うさぎドロップ』と同じ。
同じ面白さで、同じ食い足りなさ。
『うさぎ』に比べると随分良くなったとは思うんですが、
それでもまだ、端っこの方から吹いてくるすきま風みたいなものを感じたときに
ふっと我に返ってしまいます。

原作を読んだわけじゃないんですよ。
けど、なんかそういう……借り物感といいますかね。

詰め込みすぎているわけでもないのに、駆け足に、焦りを感じます。
これはこれとして完成度は高いと思います、それは間違いないんですけども、
その背後に、もっと(制作にではなく物語の世界に)時間を与えられ、
広く深く表現された完成形の影を感じてしまう。
その上澄み(にしてもえらく上等な上澄みですが)だけを見ている気分に、
やっぱりなってしまいますね。
何がそうさせるのか分からないんですけど。
贅沢だとは思いますが。

でもそれを解消するために、映像版に映像版として、
ちがうエピソードや結末を与えてしまうと、
よっぽど上手く、新しくやらないと、それはそれで原作レイプだとか、
別もんだっていう話にしかなりませんからね。

同じところから始まって、
同じ道を歩き、
道半ばではなく一つけじめのつく、本来と違う目的地まで歩き切らせるっていう……
すごい難しいことですからね。

うーん。
どうすればいいんだろう。
この物足らなさでもって原作に寄与することが目的なら立派だと思うんだけど、
一作品としてはすごくもったいないなー。
アニメ版しか見てない側の人間としては。



えーとー……ひとまずこんな感じで。
先週、また岩男さんのライブに行って来たんでその話もあるんですけど、
それはまた次の機会で。

今日はこんな感じー。



 

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