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2012年5月16日 (水)

■目を閉じてガッしよ -更新第771回-

スティーブジョブズさんは、究極のプロダクトデザインの形として
タマゴを挙げていたんだそうですね。
じゃあ会社名も(株)エッグにすれば良かったのに!!

オイサンです。
なぜリンゴにしたんだい? スティーブ。


  スティーブ「その発想は無かった」


ちなみに、オイサンの敬愛してやまないMr.NINTENDOこと宮本茂さんは、
「ルービックキューブが永遠のライバル」らしいです。
どっちの言ってる事が好きかっつったら、
オイサンはやっぱ宮本さんですね。
余談ですが、宮本さんにとってのMr.NINTENDOは故・横井軍平さんだそうです。



■歴史(そら)からこぼれろストーリー



朝、Twitterのタイムラインに
「電車の中でJKさんが日本史の内容を呪文のように暗記しようとしていて辛そう」
という呟きが流れてきた。
あー、そうなー。
オイサンも社会科(歴史・地理)は好きじゃなかった。
特別苦手(≒テストの点が悪い)でも苦痛なかったけども、興味はなかったなー。

  ……まあ、暗記科目でない数学・物理・化学やらは
  もっと不得意だったんだけど。
  結局は語学系(国語・英語)がオイサンのストライカーだったわけだけど、
  語学系と、暗記系と、
  数学系(?と括っていいのかワカランくらい理系科目には理解がないんだけど)とで、
  脳みそって使うところ全然ちがうのかね。

ただオイサンの思うところ、歴史を学ぶにはいくつか段階が必要で、
その中で既知の事実を先ずは認識する段階ってのはどうしても必要だなーとも思った。
ざっくり考えたレベルで、その段階はこんな ↓ 感じ。

 1)事実を認識する段階(既知の知識を取り入れる段階)
   ……歴史上で起こった一つ一つの出来事を知る

 2)認識した事実(点)をつなげて線・面にする段階
  (全体的な流れ・個別の事象から見て、点を原因と結果として再構成する)

   ……1)で知ったこと事柄が、どんな原因で発生してどんな結果を生んだか
     (さらにそれがその後どういう流れを作ったか)

 3)途切れた線・どことも繋がらないように見える点に、
  仮説を立てて点を補い創造する段階

   ……1)で登場した事柄の中で、2)の流れに組み込めないものに対して
      ・その点へのアクセスの仕方
      ・その点と関連付けられそうな点・繋げるための経由点(仮説)を見つける

今の中学・高校までで教わって試される、
つまり「テストに出る」のは2)までなのだろうけど、
恐らく2)の内容を2)の内容のようにテストすることもちゃんと整備されておらず、
結局2)の内容も正解の丸暗記でテストするしかないので、
イキオイ「暗記科目」の名を恣にしてしまっているのでしょう。

そもそも、2)の内容を2)のように教えてるかと言われたら、
多分それも、あんまりそうはなっていないんでしょう。
マ難しいと思いますけどね。
2)のことを2)のように認識し始めれば、
そこにドラマやロマンをかぎつけることが出来て、面白くなっていくんだろうと思います。

オイサンはその辺想像力の働かない子だったんで、
歴史には興味を持てずじまいでした。
2)を2)のように、教えてくれようとした先生もいた……と、思うんですけどね。
多分。

3)なんかは学習というよりも研究のレベルだろうから、
1)2)を経た上で大学でやることなんでしょう。





■何が面白いのかわからないけど面白い物の話。



歴史繋がりでムリヤリこっちの話するけど。

 ▼『戦国コレクション』

うーん……困った。
『戦国コレクション』が面白いぞ……。
これは困った。

  イヤ、面白かないんだけど(どないや)。

さすがKONAMIさんやでェ……。
「どうあがいても突っ込みどころが残ってしまうなら、
 もう全部突っ込みどころにしてしまえ」
という逆・隙の無さ。
好きですよそういうの。『戦国乙女』もそうだったな。
戦国要素で残ってるのなんか、
名前・武器、あとはそれぞれの主だった特技とかくらいだもんな。
ただのキャラクターの顔見せアニメだもんな。
脇役で出てきた面々があとあと大きな話で繋がるわけもないし、
結局はその、吹っと飛ばし方が面白いだけなんだけど。






あとは、ただの人情モノだものねえ。
水戸黄門みたいな話のフォーマットだけ引っ張ってきて、それっぽくしてるだけ。
だからこそ、ヘンに飽きたり期待しないで見てられるんだろう。

特段、それぞれのヒロインのお話が、
元になった武将のエピソードと関連づいてるってワケでもなさそうだし。
その辺りに凝らない、一生懸命にならないってあたりも、
……それでいいってワケではないんだけど、
「失敗しない」という意味では、正しい選択である気がする。

「面倒くさい気分にさせない」という点において色々と正解で、
ベテラン監督(後藤圭二さんです)はやっぱその辺の
肩の力の抜き方がすごいなーと感心したりする。
とりあえず見てしまうし、
ヘタしたら勢いでBDの一枚くらいは買ってしまいそうですものね。
すごいわ。したたか。

……しかし皆さん、「戦国」、好きね。
戦国、幕末。
……太正?(ぉ

「縄文コレクション」とかダメかね。
野生女児満載! ちからを合わせて土器と石器を集め、マンモス(縄文?)をやっつけろ!
オイサンの石器時代のイメージは、ギャートルズだけで出来とるからな。


 ▼『これはゾンビですか?』

関係ないけど「何が面白いのか分からないけど面白い」繋がりで。
コレの二期も面白いはずが無いのに面白くて、見てしまってますねえ。
基本的な構造というか、面白みの出所は上の『戦国~』とおなじなんだろうな。
こっちはそれに加えて、緩急がもっとしっかりしているというのはあると思う。



■社会派自転車操業



デ今度は『戦国~』とのソーシャルゲーム繋がりで
むりくりソーシャルさんのお話をするわけだ。

ソーシャルゲームがコンプガチャ問題で色々言われておりますが、
ガチャでコンプする/しない、それが景品ナントカ法に抵触する/しない以前に、
「ガチャ一回300円」という価格設定に、
ものっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっすごい、
違和感を感じているオイサンでした。

違和感ていうか。
高いだろ。
普通に。

価格設定っていうか。
モノゴトとお金を関連付けるとき、
感覚的に許せるラインと許せないラインがあって、
これはなんかもう、自分では絶対に手を出せない領域にいる。
挑戦権が1回こっきりで300円でもわかる気がする。
繰り返しトライするものであるなら、10回300円ならわかるし、手を出すかもしれない。
しかしその……
宝くじでさえ、10枚連番で買えば300円は返ってくるというのに。

まあ感覚的な問題だし、
今の世の中、お金と実体の関係は一筋縄では量れないので
他のものの値段と比較するのは詮無いことです。
ことはソフトウェアの開発に、コンテンツひっくるめて幾らかかるか、
それをどう回収するかなんていうビジネスモデルにかかわることですんで
一概には言えないんですけども。
それにしたってねえ。





……「ビジネスモデル」て。






……。







マテヨ。








ソーシャルさんの開発と運営に当たっては、
プレイヤーの行動の監視と解析がキモなのだそうです。

つまり、プレイヤーがどんな場合にどんな行動を起こすかを監視して、
その行動に即した展開を用意することで課金意欲を起こさせる、ということらしい。
そういう行動ログは、昨今言われてるビッグデータってやつで、
蓄積にも解析にもまあ、大きな設備やら技術が必要らしい。

んでは、そのデータを蓄積するための設備と、
解析するための仕組み作りに、収益の多くが回されるのだとしたら……
これって、つまり。
プレイヤーは……

メーカーが自分から
最も効率よくお金を巻き上げるためだけのデータそのものと、
設備を整えるための資金を一生懸命献上し続けてる


っていう図式ではナカロウカ。



どうよ?



まあ、言い方・取り方を変えれば





「社員一同、お客様からご提供戴いたご意見を反映し、
 常に手厚いおもてなしでお迎え出来るよう
 心より手グスネ引いてお待ち申し上げてオリマス!!」




ってことなんだろうけど。
オトナの言葉遣い。
そりゃあまあ……そんな素敵なお客さん、
いっくらでもオマチモウシアゲテオラレルでしょうよ。

いや、まあ。
どんなお商売だって、
「利益を上乗せした料金をとって、
 マーケティングして、そこから次のサービスを立ち上げる」
ってことでは最終的には大差ないんだろうけどさ。

オイサンはやってないんで、あんまりえらそうなことは言えないんですけどね。
それに見合って面白ければ、それでいい……



……。



ウーン。



の、かなあ……。



楽しんでる人に、冷や水かける気は無いんだけどね。
でも、あなた方が楽しんでるのと、多分同じくらい、
オイサンは疑問に思ってるんだよ。
だから書いた。



■苛立ちのZone of Control



朝の話、2発目。
電車でのお話なのです。

最寄り駅始発の電車で座ってたんですが、
発車してしばらくすると隣のお兄さんがノートPC開き、カタカタ始めたわけです。
朝の電車ではやめときゃいいのになーと思いはしたのですが、
隣でも気にはならないくらいで座席のスペースにゆとりのなかったわけでなし、
まあいいか、と思っていたのですが。
そのかたを挟んで向こう側にいる人が……なんかおかしい。

やかましい。

腕組んでうつむいてる様なんですが、舌打ちしたり、
貧乏ゆすりしてるのか、時折カカトを踏み鳴らしてみたりなさる。
……どうもその、ノートPCのお兄さんのカタカタがやかましいようで、
暗にヤメロというアピールをしている……らしい。
ノートのお兄さんはお兄さんで、気付かないのか敢えて無視してるのか、
特段気にする風もない。
結局終点に着くまで、二人の関係は変わらなかったんですけども。

まあ朝の電車ですし
(といっても、オイサンの乗る時間帯はそこまで激混みでもないんですが)、
満員ということを差っぴいても、
「公共の場」なのでやらないに越したことはないのかもしれませんけども。

……ただ、イマドキ、多少程度の差こそあれ、
ケータイいじったりゲームしたり、それこそ本を読んだり新聞読んだりと、
さほど大差ある話でもないように思うわけです。
ノートPCでの作業も。
「公共の場だから携帯電話をいじりなさんな」っていうのは、
まあ、ない感覚だと思いますし、デカイPCでもなかったですしね。
少なくともオイサンは、隣でやられても、邪魔にもうるさくも感じなかった。

  突き詰めると、ケータイならエエんかい、タブレットPCはどないやねん、
  という不毛なギロンになりかねず、正しくOK/NGを分けるのは
  「その状況において周囲に累が及ぶかそうでないか」
  でしかない。
  文庫一冊読むにしたって、
  アンタなんでそんなスペース取んのっていうヒト、たまにいますもんね。
  どっか骨格イカれとんのとちゃうかっていうくらい。
  ケータイいじる程度にしたって、
  ギュウギュウ詰めの満員電車のど真ん中じゃあやめといた方がいいわけです。

その朝の状況にあって、オイサンの感覚では殊更やかましくも鬱陶しくもなかったんで、
その二つ隣の御仁が普通以上に眠かったか、
イラついていたかしたんじゃないかなーと推測するわけですが……まあ、ご愁傷様。

それよりもオイサンが今回疑問だったのは、その二つ隣の方が
「大儀・正義は我にあり」っていう考え方だったんじゃないかなあ、
という点でして。
「朝の電車でノートPCカタカタやるのはやかましいし非常識。
 なにより迷惑してる人間(=俺)がいるからやめて当然」
みたいな気持ちだったとして、
ほぼ同じ環境におかれたオイサンはそうは感じてないわけで、
その時の両者の関係ってどうあるべきか、ということが
一旦量り直されないとよろしくないんじゃないかと思った次第。

ここで一歩、二つ隣の方が自分の正義を引っ込めて
「申し訳ないけども、やめてくれるか、もう少し控えめに静かにやってもらえんか」
という一言があったら、多少改善されたんじゃないかなあとは思います。
「俺が正しいに決まってるんだからやめろアホ」
っていうのは……
まあ、まあね。
概観的な状況からして「やめときゃいいのに」っていうのが
一般的な見解だってのはわかるんですけど。
けども、その場に身を置いて細部を量ってみれば、
そこまではっきりと善悪が分かれた状況でもなかったよなあ、と思うので。
マ眠くてイライラしてたらそんなゆとりはないと思いますけどね。
一歩引くのも腹立たしいってのもまたワカル話です。

まあ……ノートPCのお兄さんの立場としては、
推し量って自分から一歩引いとくってのが、日本人的には一番、
美にも徳にもなる発想だとは思いますけど。
翻って、その美徳のあるを笠に着て、
「お前、俺が正しくてお前間違ってるからヤメロ」
って、ノベツマクナシ無言の高圧的な態度で大上段から振り下ろすあなたのその姿は、
じゃあ、美徳になりますかい? ……ということを、
改めて問い質しておきたい所存です。
わが身においても。



……。



とかって書いといてなんだけど、
美徳を笠に着て大上段から振り下ろすのって、すっげえ日本人っぽいですね。
なんかそう思った。
ミもフタもねえけど。



マそんな感じでフタツ。



R0047815



なんかココロがささくれ立つようなお話が多かったので
甘ったるいモノのお写真で中和中和。


オイサンでした。



 

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