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2012年4月の2件の記事

2012年4月30日 (月)

■黒髪ロングは坂の途中で釣りをする~2012年4月期アニメ感想・ニャル子・つり球・ラグランジェ~ -更新第766回-

毎度おおきに。
色々リハビリ中のオイサンです。

世間はGW真っ盛りですね。
斯く言うオイサンも、どうにか人並みにお休みを戴けております。
ありがたいことです。

んでまあ、カタカタと物書きのリハビリも兼ねて
前回の記事で宿題にしてた前期分のアニメの感想とか、
今期始まった分の感想とかを……
マ忙しさにかまけて、全然キチンとは見られてないんですけれども、
分かるだけでも書いていこうかなと思います。



■2012年1月期アニメの感想



と言ってはみたものの、上でも言った通り、前期の作品、実はしっかりと見切れとらんのよねー。
どうにかキッチリ完走出来たのは、『あの夏で待ってる』くらいなモンか。
『男子高校生の日常』は中盤以降トビトビになっちゃったし、
『キルミー』は途中で脱落。
『ラストエグザイル』も、最後まで見る気でいるけど真ん中あたりでとまってて、
『シンフォギア』『アクエリオン』はかなり序盤でリタイア。見てない。

それでも『男子高校生~』は面白かったし、
『ラストエグザイル』もまだ見る気はある。
デそんな状態で結局何が一番面白かったかっていうとやっぱり
『孤独のグルメ』だった、っていうオチなんですけども。

  ……まあ、色々とくたびれきったオイサンの脳みそでは、
  年頃の娘さんがトラウマ抱えて泣きながら絶叫するようなお話は見てられん、
  ということですよ。
  あまりまとまった評判も聞こえてこないところを見ると、
  さほど大成功を納めた作品というのはなかったご様子ですね。
  まとまって絶賛気味の声の聞こえるのは『Fate/Zero』くらいでしょうか。
  こちらはオイサンがさっぱり見てませんけども。

『キルミー』も……なんかねー。
見ていて頭が空になる分、そこでなんか考えてしまうというか。
頭を空っぽにはしてくれるけど、支配してはくれないんですね。
あとよく見たのは『ひだまりセレクション』と『Aチャンネル』の再放送だったなー。
なんか見ちゃうんだよな、あの二本は。

あれ?『モーレツ宇宙海賊』は?
と訊かれそうですが、あれは楽しみにとってあります。
ていうかアレは今期も続いてるのね。結構結構。
追いかけます。
『アマガミSS+』は前回書いたとおり。

他に何か言っとくことのある作品っていったら……
『輪廻のラグランジェ』かなあ。



■輪廻、空転。




『輪廻のラグランジェ』、ものすごく、作り手・作中の人物のテンションと、
それを見ている自分のテンションに温度差を感じた作品でした。

  あ、この先褒めませんけど、別段こき下ろす為に書くつもりはありませんで、
  ただ自分的にすごく不思議な感触のあった作品だったので、
  その疑問点を心に留めておくために書いています。
  けなされて腹の立つ人は読まない方が無難かと。

オイサンの個人的な感触からいうと
「受け手を置き去りにしている」という言葉がぴったり当てはまる作品。
それはもうすべてにおいて。

  もしかすると、受け手のみならず、
  作り手が登場人物さえ置き去りにしているのではないか、
  という風にも見える。
  キャラクターが納得してないのに、無理やり演技をさせている……
  そんな風にも見えることもあった。

人物の心情もそうだし、
鴨川という土地を押し出して、聖地化して盛り上がろうという仕掛けもそう。
NISSANの未来デザイン部門にメカデザインを発注する試みとか、
そこから上がってきたデザインとかの企画面に関しては
面白かったしかっこ良かったと思うけど
(といっても、その面白さに見合うほど斬新なモノでもなかったと思いますが)、
全体通して、作品世界に驚くほどノリ切れない作品でした。
ビックリ。
なんか色々空回っちゃったなー、という感じ。

作り手が、果たしてこのドラマをノリノリで描いているのか、
それともオイサンに近いような疑念含みで描いているのかはわからないけれども
少なくとも描かれているキャラクターの心情にオイサンは
納得性を持ってついていくことが出来ず、
すごく上滑りしているように感じた。

特に顕著に感じたのは、マドカがミドリ(マドカのマシンね)を封印され、
お仲間二人がマドカのことを思って封印解除を訴えるためにハンガーに立てこもったとき。
何とかハンガーに侵入して馬鹿なことはやめるようにと二人を説得し、
最後に照れ笑いで得意の「まるっ」サインでシメるのですけども……
「……お嬢さん、なんか自分に酔ってないかい?」
と、若干引くくらいの気持ちになっていました。
ここで、「あー、これはなんかもうだめだな」と思ってしまいました。

作り手としては、あの大写しの照れた笑顔でグッと来て欲しいのだろうけど……
どうにも、マドカ本人の気持ちもそこまで運べていないし、
受け手の気持ちも一緒にそこへ連れて行けていない。

一体全体、その温度差が何に起因するのかは分からないんだけども……
何か、何かあるんでしょう。
最初の出し方とか、出してからの運び方とか、開示する情報の順番とか。
うーん。
あくまで印象論にすぎないんでそこは申し訳ないのだけども。
何か、何か積み重ね方が足りないと、思ってしまう不足があったんだと思う。

マドカがジャージ部を始めたきっかけのエピソードとかは後半になって語られたけど、
……マドカの基本精神が「世話焼きオバサン」なんですよね。
ただのお節介っていうだけでなく、
ジャージ部であることに依存しているというか、
人に頼られていないと死んじゃう、みたいなところを感じて、
じゃああんたジャージ辞めたらどうなんの、みたいな危うさを感じる。
困ってる人を見捨てられないのは結構だけど、
困ってる人がいないと生きていけないんじゃどうすんだっていう。
何が正義で何が悪でみたいな線引きは、ちゃんと自分で持ってると思うんですけど。

一つ感じたのは、マドカは「理屈じゃない」人物であるにもかかわらず、
その心情の流れをすごく理詰めで描こうとしていたんじゃないか、
という風には思った。
作り手の熱情から生まれた物なのではなくて、
マーケティングから組み立てられたものだったんじゃないかなと。
突き抜けた感がないというか。
「ああ、この子は「こいつをぶん殴りたい!」という気持ちひとつで
 腕が伸びたりはしないんだろうな」
という……イヤなに言ってんだかわかりませんが、
この子がどこまで本気なのかがはっきり分かるような描かれ方をされていなかった、
そんな風に思います。

マドカが、魅力あるヒロインに全く見えなかった。
学校の人間に頼られアテにされている人物として描かれているけども、
その裏側で、実は便利使いされるだけされて実は冷笑されている、
すごく「浮いた」人に見えていた。

しいて言えば、オイサンはこのヒロイン、
まどかが「キライ」なんだろうと思う。

マこれに関しては、個人的な感触に大きく左右されると思うので
これでしっくりくるという人もいるんだろう。
普通なら、ただお話の傍観者に収まれば済む話だったんだと思うけど、
何故かこの作品に関してはそういう不思議な違和感が強く、
見ていてすごくムズムズした。
同じような感想を持った人はいないだろうか。

以上、
あの上滑り具合、違和感は特筆するに価すると思ったので、一応書いておいた
見返して原因を探りたくなるくらいのモヤッと感。
でも、OPとEDは結構好きなんですよねー。



■2012年 4月期作品のファーストインプレッション



どうでもいいけど、今期、アニメ多過ぎじゃないですか?
なんかアホほど予約に入ってるんだけど。
どうせ見やしないんだろうけどさ。

そんなんで、ナンダカンダとレコーダの予約にはぶちこんでるんですが
まだほとんど見られていません。
結局書くこと無いんじゃないか(うるさいな)。



■『戦国コレクション』 http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/sencolle/
……おおう。
しまった、なんか「面白い」と思ってしまったぞ、これ。
第一話の見始めは、
「馬鹿みたいなどうでもいい、いかにもKONAMIっぽいアレだなあ」
と思ってたけど、中盤あたりから本当に何も考えたり拵えたりする気が無いのがわかって、
却って見ていて面白くなってきた。いい開き直り方だと思います。

そして、ワリとワクワクしつつ二話目を待っていたのに……
何故か毎週録画にしていなくて、二話目・三話目をすっとばしてしまった……orz
なにしてはるんですかオイサン。
デ第四話をみたんだけどもこれはワリと普通だったな。

ただ、どうでもいいけどKONAMIさんは
アニメをソーシャルゲームのコマーシャル代わりにすんのやめて欲しいなあと思ったり……
っていうと、『アマガミ』周りの人たちが困るからやめとこうか。


■『しばいぬ子さん』 → http://www.takeshobo.co.jp/sp/tv_shibainukosan/
とりあえず中身を知らずに録画してみたけど、
うーん、まあ、もういいわ。短くていいんだけどね。
若くてかわいい人むけですね。
『フジログ』とか『戦国鍋TV』とかを見てる人たちが喜んで見そう、
という、オイサンのド偏見。


■『ゆるめいつ3でぃ』 → http://www.takeshobo.co.jp/sp/tv_yuru/
短いタイプの作品だったんですね。
飽きなければ続けて見る。
短いのは良いんだけども、
この短さを体感するためだけにレコーダから再生するかといわれたら、
それも面倒くさい気がする、
そんな短さ(難しいな)。
それを乗り越えさせてくれるくらい面白ければいいんですが。
実家に原作の単行本があったんですが、正直そんなに面白いとは思わなかった。
望み薄。
でもいつの間にか4話までしっかり見ちゃってる。
OPnタイトルが『飛び出せ!3D』ってのもアホアホしくていいですね。
モモーイ最近声聞かないけど頑張れ。
あなたこそが「萌え」の化身だと、オイサンは信じてるぞ。




■『宇宙兄弟』 → http://www.ytv.co.jp/uchukyodai/
最近よくいくシゴトバ近くのご飯屋さんにモーニングがあるのでたまに原作を読んでますが、
さほど惹かれるような作品でもございません。オイサン的に。

しかし、今宇宙モノってはやってるんですかね。
なんか他でもあったような。

もう10年以上前に、サンデーで石渡治先生が『パスポート・ブルー』なんていう
宇宙飛行士モノを描いてらして、
あまり盛り上がりこそしなかったものの題材としては新しく、
中身も面白くて、ただオイサンは
「ちょっと早かったんじゃないだろうか」などと思っていましたが、
そこにようやく世間が乗っかってきましたね。
「はやぶさ」の一件とかもあってのことでしょう。

とりあえず1話を見たけど、まあ、継続しては見ないでしょう。
先々の展開が、漠然とですが読めてしまうので。



■『あっちこっち』 → http://www.tbs.co.jp/anime/ackc/
録画ではなく、シゴトバ近くのお宿に泊まったときにそこでちょっとだけ見た。
本編は……まあ、カワイイ系4コマお得意の、という感じですね。
気持ちをゆるくするには丁度いい塩梅なのではないでしょうか。
オイサンにはちょっともの足らない。
オープニングがなんだか新しいというか、
どう捉えていいのかわからないんだけど、
ボンヤリ、「表現が豊かになったなあ、受け手が色々、寛容になったなあ」
と思ってしまった。



もう見ていない。



■『這いよれ!ニャル子さん』 → http://nyaruko.com/
オイサンの身近なところではどうやら今期最強。
「うー!」「にゃー!」でおなじみ、
OP楽曲のインパクトたるやすさまじいものがございますんでね。
分からんでもないです。

オイサンも原作の発表当時は、「這いよれ!」などという
普通に暮らしていたのではおよそ耳にする機会のないであろう命令形に面くらい、
「こいつぁ……またとんでもないニューフェイスが現れやがったもんだぜ……」
と『ドクロちゃん』の一党体制がついに崩れるのか、と戦慄したものですが、
実際原作を買って読んでみると
「ああなんだ、ただのラノベだった」
と肩を落としたもんです。
ナカミはフツー。
超フツー。
で、そのナカミフツー具合はこちらのアニメの方でも変わってない感じです。
いや、アニメに限ってはフツーよりもちょっと下、だと思います。
全般的に素人くささを感じるのは何故だろう。
なんかテンポが悪い。
画もあまり動かないし、見ていてタイクツ。

パロネタとテンションの高さ、あとはアスミスで補填してチョイ上くらいでしょうか。
画が動かないのを、アスミスのハイテンションお芝居で埋めようとしているのか、
それともそもそもしゃべりのテンションが高いから
画を控えめにするねらいなのか、どっちか分かりませんが。
いずれにせよ、時間的にも空間的にも、緩急の付け方がおかしい気がする。

あとは、なんかね、「お話」としての体裁を保とうとして勢いを殺していると思うんです、
この作品。それは原作からして。
もっとアホみたいに膨張出来るはずの世界を、
設定とかストーリー展開というテンプレートに押し込めて
こぢんまりとまとめてしまっている。
こんなタイトルを思いつける人間にこそ、
読者を置き去りにさせるべきだと、オイサンは思います。
ブレーキなんて、あとからいくらでも凡人が横から踏んでやればいいんです。
アクセルをベタ踏みに出来る人間は限られてますが、ブレーキは誰にだって踏める。
文字媒体よりは映像媒体の方がそもそも向いてるとは思うんで
(もっとクトゥルフに寄せるのなら文字の方が良いんでしょうけど)、
楽しみやすくはなってると思いますが……
オイサンは……なんか見てて間が持たず、その間を埋めるのがワリとストレス。



■『つり球』 → http://www.tsuritama.com/
オイサン的、ここまで見た中では今期の大本命。
面白い。

魚釣りと世界の救世主を結びつけて話を展開させるのは、
マこの先の展開にもよるけどもちょっと奇を衒い過ぎでエキセントリックに過ぎる、
と、思いはします。
周りの目を気にしなさ過ぎというか、カットビ過ぎ。
それはキャラクターにも言えるけど。

けども、そういう吹っ飛んだ部分を除けばお話作りはむしろシンプルで丁寧で、
あとは見た目。
絵がきれい。本当にきれい。画というか、色が。
色調がオイサンの好みでね。
いやあ、『あっちこっち』でもちょっと書いたけど
アニメの世界って本当に表現が豊かになったなあと思いますわ。
デジタル化の恩恵も少なからずあるのでしょうね。
音楽もいい。
お話は正直「理屈じゃない」領域にある気がするのでおいておいても、
その二つがすごく心地よくて見ていられる、
そんな感じです。
POPですよね。
ただ、見た目のPOPさを思い切り裏切って、キャラクターと世界がエキセントリック。

けど、それも、……どーなんだろ。
オイサンという昭和のイキモノがそう感じるだけであって、
このくらいの吹っ飛び方は、イマドキのお若い方々にとってみれば
「カワイイ」の範疇だったりしてもフシギはないよな、と思ってみたりもいたします。



3話まで見て、
作り手が自称宇宙人のハルに何をさせようとしているのかが段々見えてきて、
ちょっと普通のフォーマットに落ち込んでしまいそうなので不安です。
細かいことは気にせずに、ぶっ飛んだままいって欲しい。



■坂道のアポロン → http://www.noitamina-apollon.com/
いつも元気なノイタミナの二枠目。
原作コミックありの、1960年代の九州を舞台にした音楽青春ドラマ……のようです。
オモロい。
また、上の『つり球』とは違うベクトルで画が綺麗。
お話も、『つり球』とは正反対のベクトルで、ど真ん中のクラシック。
見ていて清々しいくらい。
時代性という物があって、その刺激のおかげで退屈しないで見ていられるし、
北九州(?)という自分と遠くかけ離れた異文化メンタリティが、
やはり自分にはアクセントになって面白い。

  もし自分が60年代に北九州で高校生やってたら、
  ここまで楽しんでは見ていられなかったかもしれない。
  逆の意味、ノスタルジーでは楽しんだかもしれないけど。

なんというか、偏に丁寧であるという意味で、
見ていてわくわく・はらはら、かつのんびりと安心して見られる、
面白い作品です。
『放浪息子』から男の娘っていうエキセントリックさをさっ引いた感じですかね。
すごくいいです。

ああいう「男くささ」「女らしさ」というわかりやすいメンタリティ一つ備えていれば、
それだけである程度までは承認されていたであろう時代のわかりやすさがうらやましいし、
本来はそれくらいで良い、それくらいまでが本来の人間に制御しうるものなんだろうなあ、
と思ったりする。
……その分、それを身につけ損なった人間には
生きにくいことこの上ない場でもあったろうけど。

うん。
でも、憧れてしまうねえ。


■『黄昏乙女×アムネジア』 → http://www.amnesia-tv.com/
今期の黒髪ロング枠(えっなにそれこわい)。
オイサンのみる気分としては、『ダンタリアン』を見るのに近い……かな。
ダリアンかわいいよダリアン、というのと同じ。
つまり、ヒロインの夕子さんだけで見てます。
中の人がお姫ちん(アイマスの高音さん)の中の人。

オカルトっぽさで引っ張りつつ、かわいいコメディで締める、という
なかなかダイナミックな作りが見てて退屈しない。
これをどっちつかずと捉えるか、何か違う誘いと捉えるかで評価は違ってくると思うけど、
オイサンは好意的に捉えた。
イマドキっぽいソフトエロっちさも押さえてて、非常に手堅いながらも巧妙。
うまいなあと思わざるを得ない。
いや、でも、ホント。
「うまい」の一言につきる。
夕子さんのキャラクター造形がちょっとサービス旺盛すぎるというか、
受け手に都合良すぎて見ていてちょっと警戒してしまうレベルで、
そこが鼻につくと言えばそうですが、
全体の時間的にも空間的にも、緩急のバランスという意味で言えば高レベル。
かわいさ、不気味さ、スピード感と倦怠感、
上手く組み合わせてひっかき回してくれます。
かといって、話が重過ぎもせず楽に見られて、
それなりに得る物もあるっていうのは、ちょっとすごいなー。
うん。
これは、毎週楽しみに見てしまうと思います。
ラクにも見られる逸品。


■『謎の彼女X』 → http://www.starchild.co.jp/special/nazokano_x/
植芝理一は、ずいぶんとポップな物を描くようになったなあ、というのが第一の感想。
「ヨダレの舐め合いのある話がポップ???!?」
と、驚く人もあるでしょうが、いやいや、過去作品に比べれば全然ポップですよ。
多分、ある程度意識してそっちに寄せているのでしょうが。

  『夢使い』ではそれはあまり上手くいかなかったのでしょうね。

恐らくは彼の全力だった『ディスコミュニケーション』を、
遍く世の人の視聴に堪えられるようにしよう、という姿勢なのだと思います。
フルパワーを知っている者にはちょっと退屈ではありますが、でもまあ、面白いです。
こういう「寄せ方」ができるっていうのは、やっぱりプロってすごいなあと、
素人のオイサンは感心するのです。
でも……途中の展開によっては、最後まで見るかは微妙かもです。
足切りボーダーにいる感じ。
OPがまた良いわけです。






■『これはゾンビですか?オブザデッド』 → http://kadokawa-anime.jp/zombie/
まさか二期があるとは。
でもねえ。
これ、面白いんですよね。不思議と。
好きなんですよ。
見てしまう。

  面 白 い は ず な い の に !!(←ひどい)
  くやしいビクンビクン。

何言ってんだ、と思われそうなんですけど、
イヤ、オイサンの琴線に触れる要素なんか皆無のはずなんですよねえコレ。
中身も超ラノベ、コレ以上ないってくらいラノベだし。
……まあ、テンションが『ドクロちゃん』に近いっちゃ近いんで、
その辺が気に入ってるのかも知れんが。
正直、自分でもどこに評価ポイントがあるかワカラン。
けど、ラクに楽しく見てしまう。

うーん。
その謎に迫る、という意味でも、ちょっとちゃんと見たい作品ではある。
そう言う意味では『ラグランジェ』と真逆の位置にあると言えなくもない。
多分、理屈が必要なところに理屈を用意しないわかりやすさがいいんだろうなあ。



■『氷菓』 → http://www.kotenbu.com/
オイサンの見る前からTL上では
「京アニはシャフトの物まねがしたかったのか」
「退屈で楽しめる要素がない」
という評判だった本作。
それら評価の言わんとするところは、まあワカランではないです。
オイサンは見てませんけど、多分西尾維新作品……『×物語』系列とか……の
映像が、というか言葉に付随する表現が、多分こういう感じだったんでしょうね。
影響がある、ということは何となく見て取れます。

そもそもオイサンは、西尾維新作品のような、
「ややこしい理屈とかセリフ回しで全編物語をからめ取ることを面白味として
 全面に押し出した作品」
に余り馴染みがないので、この作品もあまり好きじゃないです。
アニメだからとか、ラノベっぽいからとかいう以前に
お楽しみのコアに据えられているものが好きではない。

なので、まあ、あまり出会うべきでないものに出会ったという感じで、
この作品が面白いか面白くないかを言うことは、あんまり出来ないということです。
この種の「楽しみ」について、批評……というとエラそうですが、
正しく感想を述べられる目をもっていない。
「退屈」という人の気持ちが分かるは分かるけど、さほど退屈だとは思わなかった。
読みとるべき機微はそれなりに埋め込まれていて見応えはあり。
ただその一つ一つは陳腐でストレートだったので、そこは退屈ではあったかも。

  ヒトツ気にかかったのが、出ずっぱりの主人公の友人が、
  やたらと主人公の名前で呼ぶのがすっごい鼻についた。
  なんかこう……ブンガクっぽさを出そうとしている演出に見えて。
  とてもいらいらしましたが、原作からしてああなのかしら?
  だとしたらちょっとねえ。

映像は京アニらしい美しさ満載ですが、
言われるように表現のシャフトっぽさが前にたち、
かつ、シャフトが弁えている引き所のさじ加減がまだあまり身についてないのでしょう、
押しまくりでちょっとしつこい感じがします。

もう2、3話見てみて、求める刺激があれば見続けると思います。



■『夏色キセキ』 → http://www.natsuiro-kiseki.jp/
これまた、オイサン近辺の世間一般ではダメ評価のついてる作品です。
なんでしょうか、
声優ユニット「スフィア」さんの4人を主人公に据えることを前提とした作品、らしいです。

……普通、ですよね? コレ。
ほかと同じで、普通に面白くないのに、なんでこれだけダメなんだろう。
ダメ出してる方々、アンタらこういうの好きじゃん? と思ったりするんだけども、
何がダメなのかよくわからない。
まあ見ていてオイサンなんかは面白くはないんだけども、
その面白くなさたるや、『アマガミSS+』と同じくらい面白くないわけで、

  じ ゃ あ い い ん じ ゃ ん

とまた色々各所から怒られそうな感想を、第4話まで見て毎回思ってます。
いやー。
うーん。
わからないなあ。
これを面白くないって言ってる暇があったら
もっと他に面白くないって言える物があると思うんだけどなあ。
……まあひねくれてトシを重ねたおっさんの言うことなんで、
あんまり気にしないで戴けるとありがたいですがね。



■『シャイニングパン屋』 → http://shining-world.jp/heartsTV/
一部の熱狂的なファンから絶大な支持を得て
一部で原作ゲームもバカ売れの本作。
……主に湘南方面限定で、ですが。

いやあ。

最初見たときは「ナンジャコレ」と思って普通に切るところでしたが、
とあるフォロワーさんのおかげでオイサンの視点が間違っていることに気付きました。
すべてがパンに始まりパンに終わる、
その過程で美少女三人がキャッキャウフフする姿を、
文句言ったりバカにしたりしながら楽しむのがこの作品の楽しみ方だったわけです。
いやあ、目からウロコだ。
バカ正直にお話を楽しもうとしたオイサンが間違っていた。

  ありがとう、しらすの中の人。

まあ、だからと言って面白いわけでもないけどな。
寧ろこの作品をそういう風に見ながら楽しそうにしている、
そのフォロワーさんを見ているのが楽しい。
見ているだけで笑いがこみ上げてくる、そんな楽しい作品です。
先達はあらまほしきことなり。



■『アクセルワールド』『さんかれあ』『エウレカ』
……は、見たり見なかったりでフェードアウト気味。
『アクセル』は2話の途中まで見たけど、もういいかと。
『さんかれあ』は、なんか『アムネジア』と『謎の彼女X』の二本と
同時に見る意味を感じなかったので、録ったけどほぼ見ずにパス。
『エウレカ』は……どーしようかなあ。



■Closing



とまあ、今のところはこんな感じなのですが。
けれども、いい加減、アニメ見て、感想書いて、ってのもどうしたもんかな、
と思いますね。
これが政治や経済やら国際問題やら、と広げていければいいのでしょうけど。
……と書いてみて、ああそうか、そういうモロモロの問題についても、
それと同じように書けば良いのか、ていうか書くことが出来るのか、
と気がついた。
まあ細かいトコまで勉強するのは面倒なので、
ざっくりと、庶民の視点から、人の心と暮らしにまつわるであろう部分にフォーカスして
書くことになるんだとは思いますが。
そしてそういう大きな問題に対して、
そういうミクロなご意見を申し立てることに、
果たしてどれだけの意味や需要があるのかは分かりませんが。

マ今回のところは手慣れたところでリハビリリハビリということで。
この先、スタイルは変えていくかも知れませんけど。
でもまあ、なんだかんだ言って、
良しにつけ悪しきにつけ、書きたいと思わせてくれる刺激があるということは
それだけも十分意義のあることだなあと思います。

今期は『つり玉』『アポロン』『戦国』『アムネジア』を筆頭に、
『ゆるめいつ』『彼女X』『ゾンビ』『氷菓』『ニャル子』『キセキ』『パン屋』
くらいの順番で、ゆるゆるいきたいと思います。
マ全部は完走しないでしょうね。

  それにしても、数多過ぎるなあ。

はてさて、何が残りますやら、
ニントモカントモでござるよ。

オイサンでした。
ニンニン。

 

 

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2012年4月22日 (日)

■おかえりなさい -更新第765回-

こんばんわ。
ひと月あまりぶりのオイサンです。
ご無沙汰しております。皆様いかがお過ごしでしょうか。

いやあ。
死ぬかと思った。
オイサンも四十年近くオイサンやってますけど、
これほどまでに眠らず、
食べず、
風呂に入らない日々はなかった。
うーん。たいへんだった。


R0047010


そんでもこれで終わりじゃなくて、
この数カ月のことはこの先も色々、暮らしに関わってくるんだろうなあ。
大変だなあ。
けど、まあ……生きてるとこういうこともあるんだろう。
今まであんまりなかったからアレだけど。
今は良くない状態だけども、この先どう転がるかはわからないし。
ただ、今は、ちょっとゆっくり時間はとりたい。

大変は大変なりに、やっぱり収穫もありましたし。
今までに無い経験ではあったので、そういう面ではいいかなと思ってます。
普段なかなか出会わないものと出会えた。
世の中って濃いなあと思う。

マそんなこんなで、ひと月以上も何も書かなかったので、
どんなことをどんな風に書いたら良いのか、ちょっと忘れているむきもある。
今日はリハビリも兼ねてそんな近況のご報告と、
先週・今週末の日記でも書こうかなと思います。

前期のアニメの感想とか、
今期始まったアニメの感想とか、
色々と、まあアニメの感想しかないんだけども、書こうということもあるのですが
その辺はまた別途。

ボチボチとまた、お付き合いを再開して戴けるとうれしく思いますよ。



■春



春ですね。

  ……なんだ今頃、と思われそうですが、改めて。

バタバタしていた都合もあって、桜とか梅とか、
今年はあまり春らしいものごとと関わり合うことが出来なかったのだが、
それでも春の空気、気配というのは、
他の季節に較べても少し独特であるように思う。
春から夏、夏から秋、秋から冬へと季節が移ろうときも、
やはり心もちが変わることを感じるものだけど、
春のもたらすなだらかながらもいびつな高揚感というのは、中でも独特で強烈。
頭の中がじんわりとしたピンク色の熱に浮かされる、そんな感覚を覚える。

  これは皆さん、同じなんでしょうかね。
  よく「春先はおかしなのが増える」と言うけど、
  この感じを全く感じない人というのもいるんだろうか。
  程度の大小はあれど、みな一様に感じるもんだと思ってますが。

日本には四季があって、その境目も四つあるけども、
他では、この感覚はちょっとない。
思えばこれと同質の変化というのは、他の三つの変わり目の中でも
夏から秋に移ろうときだけなのだと思います。
つまりは、気候の上昇下降曲線が反転するかどうかという意味で。

春 → 夏は上昇の延長ですし、秋 → 冬も下降線の延長です。
冬 → 春は下降から上昇に転じますし、
夏 → 秋は上昇から下降に反転します。

反転するか、それまでの延長であるかという質的な面では
冬 → 春・夏 → 秋は同じ「反転」に属する出来事ですが、
そのうちでも下降から上昇に転じるタイミングというのは一年を通じて春だけ。
上昇から下降に移ろう夏 → 秋がどちらかといえば落ち着きをもたらすのに比して、
春には高揚感があって落ち着きを失わせる。
ソワソワさせますものね。

空気にもどこか、鼻孔で感じる甘い匂いがついていて……
おかしな季節です。
それを感じていられるのも、そう長い時間ではない……
秋口で言うところの、金木犀が香るほどの時間でしかないので、
それが多少心をそぞろにさせるものであったとしても、
マ、いいんじゃないでしょうかね。
その気分にいっそ酔ってしまうのも。
あんまりおかし過ぎることさえしなければね。

楽しみましょう。
せっかくだもの。
年に一度の、で、人生で百回もめぐってこないであろう、この時間を。
いいじゃないの。

時間が出来たらやりたいことがいくつかある。
以前ちょろっと書いた、多摩川ぶらぶらぼんやりオフとか。
オフじゃなくてもいいんだけど、
だだっ広い多摩川の河川敷で、広ーい空を眺めてぼーっとしたい。
お会いしたいフォロワーさんもまたご近所に見つけまして、
その人と多摩川をぶらつくのもいいかもです。

『ストライクウィッチーズ』の劇場版も見に行きたい。
『麻雀ドリームクラブ』も出てたし買わないと。

R0046997

などと、今朝ぱっとテレビをつけたら竜雷太がすっかりおじいちゃんになっててて
若干びびったオイサンです。
すっかりウラシマンだよ。



■BlackBerryさんのおつかれ



このところ、ものすごく疲れやすくなっていたBlackBerryさんを
病院(docomoショップ)に連れてった。

電池の消耗が、早いとかいうレベルでなくすぐ切れる。
充電して、表示が100%になってから1時間しないうちに表示が70%を切り、
そしてまだ70%はあるハズなのにオチる、という困った状態。
もともと電池のもちには、池上なみに定評のあるBBさんなんですけどね。
どうしたことでしょう。

使い始めてからボチボチ1年半、
電池は二つ持って交代ごうたいに使っていたので
まださほどヘタっているとは考えておらず、
本体に問題があるんだろうなー、と思っておったのですが、
診断の結果は電池のヘタリの可能性が大。
容量が30%くらいまでしかなくなってたらしい。
うむむ。

結局、新しい電池パックを2つ購入。
やっぱね、怖いですからね。今のご時勢。
地震とか来たときに、ツカイモノになるならないはともかく
イザというときのために通信手段がないのはキツイので。

  しかし、オイサンが世間から隔絶されている間に
  既にBlackBerryBold9900が発売になっていたことを知り
  正直若干後悔しているオイサンです。

   ▼docomo BlackBerry bold 9900
   http://www.nttdocomo.co.jp/product/next/blackberrybold9900/

  電池パック買うにしても、2コはいらなかったんじゃないか?
  今の期待の契約が今年の9月までだから……。
  ウーム。まあ仕方ない。


 ▼docomoさんと『スラムダンク』の蜜月

デ、そのドコモショップさん。
待ち時間用に漫画が充実してるんですが、
『スラムダンク』が全巻揃っていてついつい読みふけってしまいました。

……いやー、すごいですねえ。
面白い。
話が異様に面白い上に、絵がまた、漫画的に異様にうまい。
マ読んだのがもうお話の終盤、
山王戦の27、8巻あたりからだったというのもありますが、
これが普通に毎週読めていた頃のジャンプって、そらアンタあほみたいに売れるわ、
って思います。
贅沢な時代……だったのかなあ。
今と一体、何が違うんだろう。
イヤ今のジャンプを真面目に読んでるわけじゃないので
イメージだけで言ってますけども。

  いかがでしょう? 今のお若い人。
  今のジャンプ、楽しめてます?
  楽しめてる、最高だ、面白いよ! ……っていうなら申し分ないんですけどね。
  それを否定する気は毛頭ないので。
  でも『スラムダンク』も読んで、比べてみて、どんな感想を抱くか聞いてみたくはある。
  閑話休題。

そんなジャンプそのものの話は良いとして。
電池パックを買うことにはなったものの
如何せんオイサンの最寄のショップには在庫がなく、
何駅か離れたショップさんまで受け取りに行かねばならなくなりました。

『スラムダンク』は結局途中までしか読まれず、
後ろ髪を惹かれる思いでその日は退店。
しかし翌日赴いた、オイサン家からちょっと離れた別のdocomoショップさんにも、
何故か全巻揃った『スラムダンク』が!!

……やるじゃんドコモ。
行き届いてるなあー(違
皆さんどうですよ、これが(どれだ)ソフトバンクとの差だよ。
そしてオイサンはそのショップでの待ち時間で、
見事最終巻まで読み終えてご満悦とこういうワケですよ。

しかし何なんでしょうね。
タイアップでもしてるのか?
バスケ宣教師でもいるのだろうか。
ふしぎ不思議。

しかしフォロワーさんからのご報告では
「うちの近所のdocomoショップには置いてない」
のだそうで、それは多分その辺の文化レベルが低ゲフンゲフン、
そちら近辺のdocomoショップには全店、
代わりに三島由紀夫全集を揃えていたりするのでしょうオットナー。


▼docomoショップのサービスクオリティ
そんな高品質のサービス(?)でおなじみのNTTdocomoさんですが、
普通のサービスの方もしっかりしてて感心した。

窓口のお姉さんの、
突っ込み過ぎないながらも技術的な分析や説明には納得がいった。
説明も分かりやすかった。

入り口で案内してくれるロマンスグレーのオッサンも、
俳優ですと言われたら信じてしまいかねないくらい胡散臭い笑顔と物腰で対応してくれて、
口がクサいのが珠に瑕でしたが好感度は高く、
しかしまあ如何せんクチがクサい!!

何より驚いたのは、オッサンのクチのクサさではなく。
違うんです。
いや、確かにオッサンのクチはクサかった。
うん、クサかった。
けれどもそうじゃない。

翌日、別店舗を訪れたときの話の通り具合がすごく良かったこと
これが驚いた。

元の店舗の案内員からは
「××店のスタッフにお話し戴ければ分かりますのでー」
と言われてはいたものの、マひと悶着あるんだろうなと思ってた。

  大概はアレですもんね、そういう話になっていても、
  入口で案内員さんに一度話をして、
  「少々お待ち下さい」なんつって一回奥に確認に引っ込んでちょっと待たされて、
  確認がとれたあとまた順番でで待たされる、くらいありますよ。
  だからそのくらいは覚悟で行ったんですけども。

店に入った順番待ち発券機のところにいたスタッフさんに
「○○店から連絡が来てると思うのですが……」
とだけ言ったところで、
「あ、BlackBerryの電池パックですね?」
と、サラッと話が通じた。
数いるスタッフのうちの一人に聞いただけで、その一人がちゃんと把握してるってのは
ちょっとすごいなあ。
マたまたま当たりの人に聞いただけかもしれませんが、
一応、全員にその旨の連絡がいってたってことでしょうからね。

うーん。
非常に些細なことではあるんですが、
毎回必ず引っかかる、もどかしい部分でもあるので、
そこがクリアされているということにいたく感心してしまったオイサンです。

あー。
惜しいなー。
これでオッサンのクチさえクサくなかったら完璧だったんだけどなー。

……あんまり言って、あのオッサンが読んでたら超凹むだろうから
このくらいにしておくか。
いや、でも多分、あのオッサンも自分のクチの臭さは自覚していて、
それを補おうとしてあの好感度の高い笑顔と振る舞いを身につけたのだろう。
それはそれで立派だと思いますけど。

オイサンは、docomoショップと湘北高校を応援しています。



■お友達と。



デ『スラムダンク』を堪能したその足でお友達に会いに戸塚まで。
お相手は、毎度おなじみのちひろパパさんと、
たまにご登場戴くブログの読者さん。
特段何をするッちゅうワケでもなく、
会って、大声でも張り上げて、ゴハン食べて解散、っていうだけなんですけどね。

意外と話をしたなあというのが、アニメ『アマガミSS+』のことでした。
そんな今更、話すこともないなあと思ってたのですが、つつけば色々出てくるもので。
おかげで、「ヘタするともう見ないかも」と思っていた、
未見で積んでいた放映分……森島センパイ編の後編と最終話も、
その日帰ってから、イキオイで見ることが出来た。
……イヤ、森島センパイ編は……、うん、良かったと思いますよ。
中ではワリと。
せっかくだから、ここで一気に各ヒロイン編の感想をやってみましょうか。

 ▼アニメ『アマガミSS+』各ヒロイン編の激短感想

  絢辻さん編  ……△ まあ、このくらいしか出来ないだろうな、という見立てのままの出来。
  梨穂子編   ……△ 上に同じ。『星』に匹敵する歌の一つも流れれば。
  七咲編    ……× 面白味のない水戸黄門を見せられた感じ。しかもご老公がヘン。
  薫編     ……× 上に同じ。
  中多さん編  ……× 何が始まって何が終わるのかと思ったら、何も始まってなかった。
  森島センパイ編……○ ヒロイン6人のうちで、唯一イキイキと描かれていたように思います。良かった。
  最終話    ……○ これを見て初めて「『アマガミSS+』とは何者だったのか」が分かったような。

こんな感じ。
なんかヒドイみたいに見えるかもしれませんけど、
ワリと健闘したんじゃないのかな、という気がします。
そして最終話の開き直った温泉回……と思ったんだけど、
別に開き直ったんでも何でもなくて、
あれこそが「アニメ版『アマガミ』の核であり魂であった」と考えれば
全てつじつまが合う、そんな風に思えます。
「あれがやりたかった」んだと。全編を通じて。
「あれを売りたかった」んだと。
じゃあ……全体的に、思惑通りの物が作れて、成果を上げられたんじゃないですか?
という気持ちになれました。

  あの、アレですからね。
  オイサンのスタンスとして、
  「創作物はキホンすべて作り手のものであって
   受け手はあくまでも、その作品の前提を理解し、土俵を借りて楽しむ物」
  なので、作り手が、作ろうとしたものをその通りに作ったものであると分かったならば、
  それにケチを付けるものではありません。
  それが受け手にとってツマンナイものであったならば、
  それは受け手の準備不足、理解不足です。
  肌に合わなかったと諦める。
  殊にテレビ番組なんてのはタダですんで。

やはりこう……原作ゲームとは別のところを目指した、
あるいは原作ゲームのホントにホントの一部分だけを抽出して増幅してすべてにした、
という感じだった。
以上、アニメ『アマガミSS』及び『アマガミSS+』の総括終わり!

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オッサン会議のモヨウ

他には、オイサンが行きたくて行けなかった、
岩男潤子さんと、作曲家の田中公平先生と、シンガーソングライターの畑亜貴さんの
ジョイントライブ?イベントのお話を伺ったりと、
相変わらず濃くてオモロイ数時間。

シメはオイサンがおネムになってしまって自然解散と、
ちょっと申し訳ない幕引きでしたがまた遊んでもらえるとありがたいと思います。



■おはようからおやすみまで。



まあ、そんなことでしてね。
ひと月半、イヤもう……ホントすごかった。
シンドイ自慢、不幸自慢、寝てない自慢をする気はないけども、
その収穫や発見について、最後にちょっと書き留めておきましょうか。

先月の末くらいからは週の半分以上はシゴトバに泊まり、
朝9時からオシゴトを始め、翌朝の、早くて4時、遅ければ6時半くらいまでオシゴトをして、
9時からはまたフツーに(フツーじゃねえよ)オシゴトを始める、などという……
いえ、それにはそれなりにそうでなければならない経緯などもあるんですけれども。

それはそれで、
これまでそういう回転の仕方でモノゴトを進めたことのなかったオイサンは、
案外自分でもイザというときにはそういうサイクルで頑張ることも出来るんだなあ、
ということを知りました。
とりあえず、そういうペースで走ることも案外出来ると、
これは新たな発見のヒトツ。

自分の好きな分野でもこれが発揮できるならこれはナカナカいい。
やらないに越したことはないのかもしれませんけどね。
けど、あの時間、あの精神状態でないと見つけ出せないものというのも、
きっとあるのだと思います。やってみるのも大事かな。
マそれはいいや。

デ、ものすごくしんどかったときの、カラダの状態。
そういうハードな状況の中で、自分の体がどんな風に反応したのかは、
後々のために記録をとっておこうと思う。

  ……と、済んだことの様に書いてますが今でも引きずってる部分がほとんどなので、
  あんまり冷静に書いてる場合でもないんだけど。


 ▼情緒

まず、何が一番キツかったかって、感情の波が激しい。
これがもう、なんとも言えず消耗します。
1時間刻みくらいで笑いがこみ上げてきたり、泣きたくなったり、
自分でも一体どうなっているのか分からないくらいコロコロと、
しかもこれといったきっかけも分からないまま変わる。
これは堪える。
同じ状況で同じ作業をしているのに、もうダメだ……という気分に落ち込んだかと思うと、
いや大丈夫だ、イケイケー! ……と思ったりする。
ワケが分からなくなる。
オイサンの場合、それを外から見つめてる自分が一人いて、
あーなんか自分今、おかしなことになってるなー……と考えてくれたので
完全に混乱せずには済んでいました。幾らかはマシだったと思います。


 ▼肉体的な消耗

あと、カラダはやはりついてこないです。
起きてはいられるし、作業も出来るけど、パフォーマンスや精度は著しく落ちます。
判断もおかしい。
そういう生活を続けているとカラダの芯が削られてしまうようで、
今はまだ、多少休んでもすぐにヘタってくる。
充電池と一緒。
この芯の部分を、どうにか回復させないときついなあ。
別に怪我したりするワケじゃないので関係ないだろうと思っていたんですけど、
いやいや、カラダってのは、どこかに何かを蓄えてるもんなんだなあということを、
改めて思い知りました。
「スタミナ」って、あるんですねえ。


 ▼味覚

最後に味覚。
食べ物の味が分からなくなる。
さっぱり全くワカランってわけじゃないんだけど、成城時に比べて鈍くなっているというか、
意識していないと何を食べてるかもよく分からないような状態に陥る。
これは何、これは何、と見て、思いながら食べる分には
きちんと味を感じる(気がする)んだけども。
これは気持ちの上の作用なのか、それとも体がどこかおかしいのか、
わからないんだけども。
あるときハッと気付いたのでメモっておこう。



……そして、今回一番の収穫は。



Hotto Mottoのお弁当のゴハンはおいしいな!
いや、これにはびっくりした。大発見(そんなことが一番か)。
一度、泊まり作業の中でえらい人がお弁当を買ってきて
振る舞ってくれたことがあったんだけども、
そのときに食べたHotto Mottoのお弁当のゴハンが
実に上手く炊けていておいしかったのでした。
おかずはまあ、ヨソとそう大して変わりませんでしたけれども。
今度個人的に、もう一度食べてみようと思います。

お店によっても違うんでしょうけどね。



■Closing



そんなこととは全然カンケイのないお話を少しさせてもらうと、
この国は、この先、どんどん貧しくなっていくんだろうなあ、ということを、
なんとなくですが、ひしひしと感じた数ヶ月でもありました。
別にね、それを感じざるを得ないような時間だったわけではないですが、
なぜでしょうね、
そういう感覚が鋭敏になっていたのだと思います。

オイサンはオイサンが生まれて育った家庭しか知りませんから、
オイサンの親父殿がやってきたように、
オイサンもやっていくんだろうな、としか思っていませんでした。
バカ正直に。
アレが普通で、標準で、自分も普通にやっていればあのくらいにはなるんだろうな、
と思っていた。

  あ、いっときますけど、オイサンの親父殿は
  取り立てて優秀ってワケじゃないと思います。多分だけど。
  彼の世代にあってはきわめて平凡な位地にいる人だと思います。
  人柄とかそういうのはおいといて、
  資本主義社会の成人男性としての評価の話ね。

けどもまあ、ンなはずないんですよね。
オイサンはオイサンのおじいちゃんも、
多分親父殿と同じようにやってきたんだと思ってましたけど、
それはもうそんなハズが無いわけです。
戦争があったり、時代が違ったワケで、
じいちゃんと親父殿でもそれだけ劇的にちがうのに、
オイサンと親父殿が同じようにやっていけるわけがないんだということに、
最近になってようやく気付きました。
遅いよ。
あれと同じように、今やることは至難のワザです。

自分だけが働いて、家族四人を養って、
(オイサンちはオイサンの知る限りピークで7人の大家族でしたが)
子供二人を大学にまでやって、大都市まで1時間圏内に一軒家も持って、って。
そういう豊かさはきっと、この先どんどん失われていくんでしょう。

だからなんだってワケじゃないんですけどね。
なんかそういう思いに駆られながら、あくせくと働いてた時間だったのです。
よくわかんないけど。



マそんなことでね。前と変わらず散漫ですが。



休みとあって、まず真っ先に髪を切ったんですよ。
ふた月近く切らないでいるともう伸びたい放題で。

しかも仕事場に泊まると風呂が飛び飛びにしか入れないもんだからもう、
天然成分由来のオッサンモイスチャーでえらいことになっていました。
あんなに髪がベタベタになったのって多分初めてだ。
デ面倒くさくなって、床屋で
「とりあえず短く」
とざっくりオーダー出して切り過ぎる、というなんともベタ展開に。

伸びるの早いからいいんだけど、
コレはさすがにちょっと短すぎるんじゃないかなあと日々を過ごすオイサンでした。
今後とも宜しくです。


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うーん、やっぱり調子出ねえな。
マしゃあねえか。
また慣らしていこう。



 

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