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2012年2月 9日 (木)

■モーレツぼるけーの -更新第回757回-

すんません、まる一週間放置でした。
オイサンです。

なので、お話が一週遅れみたいになってタイムリーさが全然ありませんが
マここのいつものペースだと思ってノンビリお付き合い下さい。


先週……いや、先々週か? の、土日の話。
久しぶりに、一日20km、
自力で歩いたり走ったりしたら太ももが若干ハリ気味です。
ここ2年ほどはそのくらいワリと普通だったのだが、
最近、朝も歩くのをさぼっているせいか。
衰えを感じる。
とはいえ四十も近く、無理からぬことではある。
35を超えてから、人生でもっとも肉体的に充実してきていることが異状だったのだろう。
でもなんとか元のペースに戻して行きたい。



■アースがクエイクする日。



先々週の末頃から富士山がうなっておる。
正直こわい。
富士山、というのがまた恐怖心をあおる。
なにせ日本の象徴だ。彼が震えれば日本が震える。

いざまた大きな地震がきたら、
恐らくは想像を絶するような長距離を歩かざるを得なくなるだろうから
この期に及んで衰えてる場合じゃない。
ホント、ちょっと真面目に備えておかないと。



いや、しかしこわい。
東の原発、西の噴火。



西への退路を絶たれかねないというのがまたこわい( ← 最後は逃げる気)。
先日もシゴトバで後輩と少しそんな話をしたのだけど
「そうなったら、一体どうしたらいいんでしょう?」
という問いに、オイサンの出した答えは
「いや、もうその先は分からないんじゃないか? どうしようもないだろう」
という。ミもフタもないものだった。

オイサンはもとより「お天道さまにはかなわない主義者」だけども、
大きな地震が来て、富士山が噴火したとして、
その揺れに備えて物が落ちてこないようにしておくとか、
直後の数日を生き延びるために水や食料をそれなりに確保しておくとか、
そういうことは当然必要だとは思う。
けれども、その「あと」。
一体この国はどんな形になっているかも正直わからない。
そんな先を見越して「どうすれば」ってのは、成り立たないと思えます。

  「国がどんな形になっているかわからない」というのは
  「国のシステムが」だと思って下さい。
  イキナリ地形が直接的に変形しているということではなく、
  「どのくらい、それまで『最低限』保証されていたことが失われるか」
  ということです。
  交通機関が使えない。電気がこない。ガスがこない。
  食べ物が流通されてこない。
  そんなことです。

  ……もしかすると、物理的には移動可能なのに
  政策的に封鎖・移動禁止とかになるかもしれないなあ。
  そういうのが一番やだな。

デその先に備えて何が出来るかっていうと、
思いついたことといえば、「覚悟を決めておく」。
オタオタしないで「やっぱりきたか」と考え、
あとはその場その場で方針をきめていく、というくらいしか。

富士山が本気で(っていうのもヘンですが)噴火すると、
首都圏にも火山灰が降り、道路も電車も空路もまともに使えなくなる
というシミュレーションを聞いたことがあります。
噴火の程度やシミュレーションの前提は不明だけど。

そんな中で最悪のケースを想定した備えというのは、
「徒歩で関東を脱出するための備え」くらいじゃなかろうか。
これまで生きてきた中でずっとあった何かがなくなり、
その状況がいつまで続くかも分からないということでは……
ホント、どうしようもない。

まオイサンの悪い予感なんて当たったためしがありませんけども、
ホント、なんだか胃に悪い。

もうオイサンが生まれた頃からずーっと言われていることなので、
ことの信憑性はどれほどのものか分かりませんし、
昨年のことがあるのでことほどナーバスになってしまっているだけなのかも分かりません。

分かりませんだらけで、「なんだお前不安煽ってるだけじゃねえか」
といわれそうでホントその通りなんですけど。
オイサンはスーパー小心者なので、
何か開き直るにしても自分を納得させるだけの理由が必要で、
そのための心の準備と説得材料というのは用意しておかないと、
にっちもさっちもいかない状況でも開き直ることも出来ない。

  逆ギレなんか夢のまた夢ですよ。

ちょっとタイミングよく、糸井重里さんの話が見つかったのでご紹介。

  ▼イトイさんが語る~ グレイトフル・デッドに「仕事」を学ぶ(前編)
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120127/226577/?rt=nocnt
  [ 日経ビジネスオンライン ]

最後のところですけど、「現実的になる」というのは、
「とりあえず出来るところから」
「出来高でやってみる」
っていうことですよね。
それで、今、自分の手から生み出されてくる物を、まず量る。
そこから、何が、どのくらいのペースで出来るか。
そんなことなんでしょう。

だからそこから先は、
もし今とさほど変わらないレベルで生活が出来るのならそうすればいいし、
全く違う形になるのなら……そこからまた、色々なことを量り直すなり、
コレまでに近い暮らしが出来る場所を求めるなり、
しなければならなくなるでしょう、ということだ。

  マ今の世の中、そういうことを言ってるとすぐに
  「いつまでに」「何が」「どのくらい」とか聞かれるから、
  というか、見通しが立たないことスナワチ悪だとされているから。
  本当に生き辛いと思います。
  エライ人も大変だと思いますよ。

いずれにしても、そういう事態……
量り直したり、全く違う環境での生活を始めなくてはいけない、
そんなカクゴだけはもしかしたらしておく必要がある……
の、
かも、
知れない。



■アニメぷち感想 『絶唱!輪廻の宇宙海賊EVOL』



そんな風に富士山の心配をしながら
アニメばっかり見てるイイ大人のアカウントがこちらになります。
アア心配ダ心配ダ。

戦姫絶唱シンフォギア』、『輪廻のラグランジェ』、『モーレツ宇宙海賊
そして『アクエリオンEVOL』の四作品について少しだけ。

『輪廻のラグランジェ』が……見ていて、なんかイライラする。
誰に、とか何に、というんではなく、全体的に。
作品の丁寧さやテンションの高さはいいと思うんですが、
今一つあのノリについていかれず、ずっとちぐはぐな気持ちで。
その理由がなんとなく見つかった気がする。


 ▼シリアスとコメディのハザマで

以前の記事で「1クール制の弊害」について、
「作品中の時間の流れを重みを持って描く時間がないのでスケール感がでない」
みたいなことを書きましたけど、最近また新たに感じていることがあります。
「お話の入り口で、物語の土台のことを受け手に刷り込む時間も削られるので、
 何が起こっても説得力に欠ける」
というもので、この『ラグランジェ』なんかもそのきらいがあるように思う。

  ヒロインが地元好きなこととか、ジャージ部のこととか、
  まずそのこととその理由が分かる様子が描かれていれば
  もう少し理解して上げられると思うのだけども。
  如何せん、とってつけたように言葉で色々言うだけなので、
  なんなんだろうなあと思ってみてしまっていました。

  「ジャージ部である」というだけで行動の理由になってしまうこととか、
  「同士」という言葉が彼女らを惹き付ける理由とか。
  その辺がすごく強引で、キャラクターの動く理由が伝わらない。
  それは「謎」であって、あとから語られることなのかしら。
  すごく違和感がある。

お話の中で上手く語られればこの先馴染むこともあるのかもしれないけど、
今回はちょっと溝が深い気がします。

そんなふうに時間のない中で、
説明の面倒なところ・辻褄あわせに時間のかかるところは
ネタとして流すことではしょり、
緊迫すべきところはシリアスなものとして生真面目に扱う、
という使い分けがところどころされているようにお見受けするが
それもまた、世界を軽くしてしまっているようで。
ご都合主義の、さらに上を行ってしまっているように感じる。
「結局この世界はどっちなんだろうねえ」
という居心地の悪さが、オイサンをイライラさせてるように思います。

当初は、ヒロインに感情移入できなくて
置き去りにされてることが原因だと思ってたけど、
最新の話を見ていてそんな気がした。

ただ作品の意匠面、たとえばロボのフォルムだとか、
中間色を多用した作品全体の色使いとかはすごく好きなので、
惜しくて切れずにいる。
なんでしょうね、往年のパイオニア系作品(『天地無用』とか『エルハザード』とか)から、
野暮ったさやいい意味での開き直り、細部への生真面目さを取っ払って
変わりにオサレっぽさを付け足した、そんな感じに見える。
チャラくてこぢんまり、でもお金はかかってる。


 ▼四作品の対比

今期、この『ラグランジェ』と『モーレツ宇宙海賊』、
あと『戦姫絶唱シンフォギア』と『アクエリオンEVOL』の四つを並べて、
「なんか、似たようなのが並んだなあ」と、開始当初は感じてました。

もちろん全然違う四作なのですが、譬えるなら、
「同じ家具がいくつかあり、またその家具の置かれ方が似ている
 (置かれている場所が同じじゃなくても、他のものとの位置関係が似ている)
 四つの部屋」
のように見えた。
「ところどころで、似通ったパーツが
 作品の中で似たような役割をもって置かれている」
という感じです。

  あくまで印象ですけどね。
  違うのはわかっているんですけど、
  並べてみたら系統が同じ、という程度の類似性です。
  しかも二つだったらそうも思わなかったかも知れないのが、
   1)A → Bがちょっと似ている
   2)B → Cがまた、1)と違うところでちょっと似ている
   3)C → Dが……
  という印象の連鎖を起こした結果、「ABCDが似ている」と
  思ってしまった、みたいなとこも多分ある。

  『ラグランジェ』と『モーレツ』の
  「メカ・女の子・巻き込まれ型・宇宙」というキーワード、
  『ラグランジェ』と『シンフォギア』『アクエリオン』では
  「秘密組織の司令部のシーン・えらそうなオッサン・地球のピンチ・謎の敵」
  『シンフォギア』『アクエリオン』では
  「歌・協調(合体)・遺産的な力」とか。

  なんか、重ねてムダを省いていけばいっこにまとめられてしまうんではないか、
  という感がある。
  もちろんこれらの作品固有のキーワードではなくて
  過去にもたくさんあった要素ばかりですが、
  やっぱり一期にこれだけ集中すると、ねえ。

  『けいおん!』と『Aちゃんねる』と『ゆるゆり』と『そふてに』を
  いっぺんにやられたら、なんかなあ、って思うのと多分一緒。

デその中では、『モーレツ宇宙海賊』がオイサンの中ではアタマ一個、
抜けてきた感じがします。
見ていて面白くなってきたし、頭の中で張り付いていた類似性が取り払われてきた。

他の作品が『輪廻』とか『絶唱』とかの字面で
シリアスげなハッタリを打ってくるのに対して、
『モーレツ』というタイトルだとか、OPがヒャダイン×もも色クローバーだとか、
上記の4作の中では外見えに一番シリアス臭が薄く、
アホっぽくパッケージングされているにも関わらず、
中身が一番大真面目なのがこの作品、というギャップも面白い。
実は全然「モーレツ」じゃなくて、すっごい生真面目な作品です。

  「大真面目」というのは話が欝だとかシリアスだという意味ではなく、
  SFとして骨格がハードに作られているという意味です。
  その分、例によって他に比べると若干地味なんですけどね。
  メカもちょっと野暮ったい。その分見疲れしないし飽きない。

『シンフォギア』は、陰鬱な空気がめんどくさい。
ヒロインの一人が、自分の昔の相方が死ぬ原因を作ったもう一人のヒロインを
新しいパートナーとして認められるかられないか、
みたいな、過去作品で見飽きた一連の手続きをもう一度見守るのが手間。
もうそういうのいいじゃん違うモン見せてよ、って思います。

  極端な感情にとらわれた女の子が、泣きながら
  「私はあなたなんて認めないッ!!」
  って叫ぶような話はいい加減飽きました。もうちょっと普通にしろ。

その先に、新しくて意外な展開が待ち受けているならともかく。
まあ、似たような物をさんざ見てきたオッサンが見ても
そこまで面白いものではない、ということでしょうね。
どうせしまいには認め合うんでしょ?

……そこで、作り手が『ワイルドアームズ』シリーズの金子さんだ、
ってことが効いてくるわけです。
「いや、彼のことだからもうひとヒネクレ在るに違いないぞ?」
という勘ぐりがある。なので切り難い。難儀である。

『アクエリオン』は、やはり続編ということで新しさには欠けますね。
バカバカしい部分を大真面目に! というコンセプトと扱うものが同じなので、
こちらも肩すかし気味というか、
肩の上辺りをすっごい蒸し暑い空気がぶおんぶおん通り過ぎていくみたいで。
ただ、OPの美しさは目を瞠るものがあります。
テンション上がる。

▼『アクエリオンEVOL』


 ▼マそんなんで

どれもワリと積んじゃってる気味なのですが。
忙しいのもありますし。
とりあえず、
『パパの言うことを~』と『モーレツ』、
『男子高校生の日常』、『あの夏で待ってる』あたりが今期の主力。

  4本。
  このくらいがいいところなんでしょうね。

そうそう、先々週の『男子高校生の日常』のオマケ、
『女子高校生は異常』がアホみたいにツボで繰り返し見ては大笑いしています。
最後の女子高生二人の、なんつうか……鳴き声がもう最高です。
声優ってすごいw

しかし、儲からない儲からないと言われながら
これだけ本数がある日本のアニメ業界はすごいなあ。

本日のところはこんな感じで。
オイサンでした。



 

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