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2012年1月18日 (水)

■あとがき ……と、川底色の自転車 -更新第751回-

『ひだまりスケッチ×☆☆☆』SS「a white day~ミューズの座布団」、
先ずはお読み戴きましてありがとうございます。
私が書いた人のオイサンです。

  知ってる?
  あらそう↓。

  サインしたろか?
  いらない↓。
  あらそう↓↓。

いかがでしたでしょうかね。
意味わかんないですかね。

毎度のことながら、
のんびり、ふんわり、ときどきしんみりが信条の『ひだまりスケッチ』には
あまり相応しくない言葉や感情や雰囲気が、
道中ワリと見え隠れするお話になってしまっているので、
原作同様の空気だけをお望みの方々には
なかなか容れ難いものになってしまっているのではないかと思います。

  気分を害した方はゴメンナサイ。
  貴方の大好きなメ一杯天真爛漫なだけの宮ちゃんや、
  ひたすら内気で純真なばかりのなずなちゃんは、多分ここにはいません。

けれどもそれは、何かあざとさを狙ってそうしているわけでは決してなくて、
宮ちゃんにしろ、なずなちゃんにしろ、
オイサンが、原作のマンガやアニメやキャラクターソングなどから読み取った幾つかの情報と、
現実でのオイサンの体験や経験から
「こういう子なのであれば、こういう面があるに違いない」
「こういう面の反対側には、こういう面が隠れているのが自然だ」
と、ごく自然なもの・人として導き出した結果このようになってしまっている、
ということです。

「こういう光の当て方もあるのか」という程度に、寛い心で捉えて頂ければ幸いで、
その上で面白がってもらえたらいうことなしです。


 ▼クローズアップなずにゃん

今回なずなちゃんをクローズアップした理由は、
例によってキャラクターソングにインスパイアされたからです。
アルバム『ひだまりんぐ』に収録されていたなずなちゃんのキャラソン『white days』を聴き、
その曲の世界を言葉で絵にしたいなあ、と思ったのが最初の最初。

  その目論見は、お話冒頭のなずなちゃんの自室のシーンに表れています。
  うすぼんやりと暖かな、みかんイエローの世界。

そこに何故、宮子がからんできて今回のようなお話になったのか。


 ▼二人の橋渡し

あるとき、ヒトツ気になったことがあったんです。
原作の、ゆの・宮子・乃莉・なずなが四人でホームセンターに行く話の中で、
宮子・乃莉だけがトイレに行ったとき、
ハタと
「乃莉は宮子とも平気で二人きりになれるけど、
 なずなが宮子と二人になるところはみたことないなあ」
と気付いたのでした。

それでちょっと見返してみたところ、公式にしろ二次作品にしろ、
なずなちゃんと宮子が二人だけで長い時間からむエピソードはとんとおみかけしなかったので、
どんな風になるのだろう? という興味はありました。
多分そんな動機で、この二人をからめようと思ったのだと思います。

恐らくはあまり好き好んではからまない二人だからうめ先生も描かないのだろうし、
その空気をなんとなく察しているから、
創作系ひだまらーの皆さんもあまり手をつけないのだろう、ということは分かります。
そういう意味では、ある意味「やったらアカンこと」なのかも知れませんが、
同じ屋根の下で暮らしているのだし、
そういうタイミングもきっとあるだろうなあ、と思って。

あってもいいかなあ、と。

逆に、その「うめ先生が描かない」ということが、
その二人の「カンケイの存在感」の異質さをあの作品の中で
すごく大きなものにしているように思えてしまい、書いてみたくなった。
そこがぽっかり塗りつぶされていることが寧ろ不自然で、
って言うか、どうしても気になって。

何か触れ難いものがあるにしても、アッケラカンと触れられるべきだし、
それが出来ることが『ひだまりスケッチ』の世界でもあり
宮子の特殊性だ、というのが、オイサンの持論というか、
ひだまり観みたいなものだったのです。

  面白いモンで、なずなちゃんと宮子だけはホント二人ではからまないんですよね。
  『×SP』のOPだけをとってみても、
  なずなちゃんはゆの・ヒロ・乃莉とは同じカットに入るのですが、
  なずなと宮子、なずなと沙英、二人だけのカットというのはありません。
  多分なずなちゃんは宮子・沙英には、ちょっとした苦手意識があるのだろう、
  というのがオイサンの見立てでして、
  宮子もそれを無意識に感じているから、
  自分からプレッシャーをかけにいくようなことはしないんでしょう。

まあ、ちょっと……
今後、この二人が他の場所でも自然にからめるきっかけになればいいかなあ、
という、
すっごい僭越な言い方をすれば、二人の橋渡しもしてみたかった。
そのためには、なずなちゃんが宮子に対して、
ちょっと本気で感情を開かないとだめだな、怒らないとダメだな、
というのもあり、今回みたいなお話になったのでした。
怒ったなずなちゃんを見たかったってのもあります。
わかんねえ?
やっぱりねえ。

マそんな感じでひらひらと。
今回も、当初の想定とは随分異なる形でのゴールインとなりました。


 ▼異形ナチュラル

最終的には、実はひだまり荘の全員が出てくるはずで、
考えていたほのぼのエンディングがあってそれに向けて進んでいたけど
全然そうはならなかったとか、
ボンゴも叩くし宮子も踊るし、そんなお話のはずでした。
ぼんぼりのようにフンワリ明るく、ハートフルに。

……いやあ。
向いてないんでしょうね。
それがイヤなわけでは決してないんですけど、
書くと込み合って、次のシーンに流れていかなくなるのでした。
その時々でアタマを悩ませ、筆を止めつつも、
「しょうもない見栄で、要らんことまで書こうとするから手が止まるんや」
という……ちょっとらんぼうなですが思い切った境地を見出すことの出来た、
個人的にはなかなか実りのあるお話でした。

だからあとの三人の出番は切られちゃったし、
ボンゴも自然と鳴らなかった。
反対に、彼女らが、全く予想のつかない動きでオイサンを驚かせた挙げ句、
勝手に、キレイに、シーンをまとめてくれたりもしましたし。
なので、コレで良かったと思います。


とは言え、マそれもこれも、皆さんに読んで戴いて
位置づけ的にもようやく完成するシロモノですので……
なにかお言葉を戴ければ幸いです。



マそんな感じでヒトツ。

蛇足と知りつつ書かずにおれない、
素人くさいインチキ書き物士の独り言でございます。





……。





あ、そうそう。





昨晩は、実家の近所をロードレーサーで走る夢を見たんですよ。

Twitterでフォロワーさんが、
「若草山のヒルクライムに参加する」と仰ってたのを聞いたからでしょうかしら。
地元近くなんですよね。

夢で初めてまたがった深いブルーのロードレーサーは、
最初はオイサンのオペレーションが拙いせいでガクガクしてましたけど、
ギアチェンジンのコツが分かってくると
(多分実際はもっと難しいのでしょうけども)、
急な坂の多い郷里の町を、
まスイスイととはいえませんがとても軽やかに走ってくれました。

気持ち良い夢だったなー。

欲しいんですけどねー。
ロードレーサー。
『Odds!』とか『茄子』とか『弱虫ペダル』とか見ていると、
どうしても欲しくなりますね。

オイサンが自転車に乗る用途で言えば
ロードレーサーである必要はないのでしょうけど、
あの20何段というディレイラーで加速する感覚を味わってみたいのです。

置く場所と手入れの問題で、ずっと二の足を踏んでいるのですよ。
買って実家に置いとこうかなあ。
年に何度か、乗りに帰る、みたいな。
手元には町乗り用のを持っといて。





……なんでこの話を今したんでしょうね。
全然わかりませんけど。





それではまた。
『ゆび先はもう一つの心臓』で待ってます。
きっと見に来てくださいね。


オイサンでした。




 

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