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2011年10月 1日 (土)

■秋のZ.O.C -更新第717回-

※Z.O.C……Zone of Control

金木犀が空気を山吹色に染めて、すっかり秋めいてまいりましたね。
オイサンです。

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  ▼久川綾 金木犀
  http://nicosound.anyap.info/sound/sm1378491


先週の日曜日のことでしたか。

ちょいと買い物の用事もあってとなり駅まで出掛け、
偶然『Aチャンネル』のサントラが出ていたのを見つけて購入したり
(いつの間に出てたんだ……)、
新しいコーヒー屋さんを開拓してそこでぺちぺちと書き物をし、
良い時間になったのでついでにお昼ゴハンまでそこで食べてふらふらと家に戻るような、
気ままな休日を過ごしておったのですけれど。

  ぼちぼち喫茶店の開拓も、近所じゃもういいかなーって気になってきましたね。
  今最寄り駅にある一軒が自分にとってベストだと……現時点では思えますので。
  欲を言えば、
  もうチョイ椅子が硬くなくて、お茶のアテのバリエーションが豊富だと……嬉しい。
  スコーンがあってくれたらいいんだけどなあ。
  でも、「小さいクッキーx4」ていう、
  コーヒー一杯に絶妙な甘味がメニューとしてあるお店もあそこだけなんだよなあ。

  マ最寄ではなく、なんかの機会のために
  人の集まりやすい場所に見つけておくというのはアリなんですけどね。
  閑話休題。

その帰り道、空がやけに青くてですねえ。
イヤいつも青いんですけどね。
普段、青いのをサボってるわけじゃない。
空さんはいつでも全力で青いわけです。
手を抜かない。
えらい。
……知らないけど。

夏場の空に比べれば青としての深さは淡く、
空色ではあったのですが、
その、空が空色であることがやけに不思議に思われました。

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たまにこう、空が広く丸く、指でなぞるように実感出来ることがあるんです。
この日は雲も出ていて、高いところに白く、低いところに濁って速く、
幾重にも幾重にも、……芳恵にも(分かんなかったら聞き流して下さい)
奥行きを伴って流れていて、吸い込まれそうでした。

オイサンは子供の頃からもあまり空に対する憧れなんかはありませんで、
空を飛びたいとか思ったことはないのですが、
この時ばかりはあの雲間を縫って飛んでみたいなあと、
ちょっと思ってしまいました。

  そうそう。
  最近では全然様変わりしてしまっているのでしょうが、
  オイサンの子供の頃の「将来の夢」と言ったら、
  男の子だったら「飛行機のパイロット」というのは
  マ誰でもだいたい上位の3位か5位くらいまでには入れてるような職業でしたが、
  アレ、いい加減なもんでね。
  いやオイサンだけかも知れないけど。
  オイサンは
  「特に思いつかないし」「みんなそう書いてるし」「子供らしい、と大人が思いそうだから」
  という理由でパイロットと書いていた時期がありましたよ。
  すごいよねえ、子供。打算的。
  どーなんでしょ、皆さん、そんなもんだったのかしら。

それでまたオイサンの住む神奈川の真ん中辺りもそこそこの街で、
となり駅はもっと街なんですけど、
徒歩で移動するその中間地点は、案外閑静な田舎でして。
風の音、それに揺れる木々の葉の音、どっかから水の流れる音、鳥の声なんかを聞いて、
しばらくぼーっと空を眺めておりましたよ。

そしたら風邪ひいちゃったみたいなんですけどね。
ゲフンゲフン。

  どうでもいいけど、シゴトバに休みの電話を入れるとき、
  「風邪ひいたの?」って訊かれると……困りません?
  熱はあるけど風邪かどうかはわからないじゃないですか。
  原因のよくわかんない、発熱を伴う体調不良は
  総じて「風邪」って呼んじゃっていいのかねえ。

やっぱねえ。
こないだから自然音の静けさが、すごく心地よいです。



■写真のこと



  ▼とある方へのインタビューから
  http://theinterviews.jp/heimin3/1762582


先日見かけた、今人気の(既に下火の?)「The Interviews」でのどなたかへの質問。

「きっと何者にもなれないオタクが写真に流れやすい」みたいな話。
いやあ。
写真、難しいですよ。そんなカンタンなもんじゃない。
自分で撮るようになるまでは、
アリものにレンズを向けてシャッター押すだけじゃん、
みたいに考えていた時期がオイサンにもありました。

そりゃ確かにね。

美しいと思えるものを見つけて、ベストな設定を見つけてしまえば、
プロでもアマでもそれをなぞれば全く同じ結果が得られます。

でも何が難しいって、
先ず第一に世にある美しいものを美しいと見出すことが難しいですし、
対象を見逃さないことも、
見つけたとしてシャッターチャンスを逃さないことも、
それを効果的に切り取るための設定、距離、角度、画角を見出すことも……
もう、「その一枚」にたどり着くための数多の要素を取りこぼさないことが難しいと思います。

  まプロのカメラマンさんなんてのはある意味数うちゃ当たる方式で、
  バシャカンバシャカンと連射して、
  何百枚のうちからデキの良い物を選別するらしいですけど。
  それでも無限に存在する「被写体と自分の関係」を最低限にまで絞り込んだ、
  その範囲内で連射するのでしょう。
  つまりは、そっから先は専門家でも物量だのみ、運だのみ。

  その昔、高名なゲーマーでいらっしゃいます、ハイローラー渋谷洋一氏が、
  当時のオンラインFPS『QUAKE』とプレイヤーの関係について
  こんな風に仰ってました。

   (前略)
  当然サーバーやマシンの速さも絡んできて、アンフェアも存在する。
  だから勝つためには、金かけて速いマシンを買って、少しでも近いサーバーに入って。
  リアルなんですよ。
   (中略)
  それは例えばF1マシンみたいなもの。マシンを良くして、ドライバーを良くして、
  生まれも良くなければならない。
  ブラジルの金持ちに生まれなければセナもいなかったみたいなね。
   (中略)
  生まれ、環境、才能、マシンスペック、そういうしがらみ全部含めて勝負!
  それがクエイクなんです。だから本気じゃないと勝てない。
   (後略)

                          (『ゲーム批評』Vol.15 P.38~)

  この言葉、もう15年近く前のお話なのですが
  未だにオイサンの心には深く残っておりまして、
  結構ムチャクチャ言ってるなって気が当時はしてましたけど、
  今の方が腑に落ちますね。
  よーするに「そっから先」は、どれだけ「『自分』というものをつぎ込める」かで
  その成果、自分が突出出来るかが決まってくる、ってハナシです。

  そしてその範囲は、言語化出来るかどうか分かりませんが、
  経験知としてある程度理論化されているのだと思います。
  そこにたどり着くだけでも、大変だと思うんですよね。

見た物を見たままに写し取る、というだけでもなかなか大変なのですけれど、
そこに「では何故それが美しいのか」「その原因を強調するにはどう撮ればよいのか」
を考え始めるとエラいことです。

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最近のコンパクトデジカメさんなんかは
(今はやりの小型ミラーレス一眼さんなんかもですが)
その辺かなり親切に手を引いてくれますが、
あそこまで行くとオイサン、
あれは「上から目線で嘗められている」の部類だと思います。
撮らされている、と言って良いんじゃないかと。

オイサンなんてのは、
たかだか若干お高めのコンパクトカメラを使うだけの、
趣味撮りいんちきアート系カメラマン(このオッサンは全部いんちきだな)ですんで、
「その一枚」に辿り着くために自分で選択することの出来る選択肢は
もともと絞られています。
それでもフツーのコンデジに比べたら随分自由ですけども。

これがさらに一眼レフとかになると、
自分で選べる、否、「選ばなければならない」要素が増えますから、
表現の幅が広がると同時に、結果に対する責任もグッとあがります。

そのオイサンでさえもうなんだかんだとえらく迷いますし
(ていうかこのオッサンはアレコレ考えすぎる上に
思い切りが悪いのでそのせいもすごくありますが)、
最近は生意気にも、出来上がりに対してものすごいマンネリ感を感じています。

  ねえ。
  見てもらえていればお分かり戴けると思いますが。
  なんかもう、似たようなお写真ばっかりでございましょ?
  アングルといい、距離感といいさ。
  これでも、撮ってるときは気分良いワケですよ。
  帰ってきてから「あー」ってなる。

  まあそもそもからして、
  どこかで見たような題材を、
  どこかで見たような画角で、
  どこかで見たような色合いでしか捉えていないので
  客観的にはそこにも大した意味はないのですが、マそれは個人的な話ですわ。

それはつまり、「鈍い」ってことだと、オイサンは思うのです。
美しいと思える幅が狭くて、一度その「安全圏」に入ってしまうと抜け出せないでいる。
新しいブレイクスルーが……別段ミスったところで何のリスクもないくせに、
起こせないでおるわけですよ。
いけません。
今のカメラ、GR-DigitalⅢさんの機能だってまだまだ全然、
使いこなし、引き出せているわけでもないわけです。
あんなちまっこい道具ヒトツとっても、こだわれていない。
あのカメラを使って、もっともっと美しい瞬間は切り取れるはずなのです。

  へんに白黒にしたり、セピアにしたりってのはするつもりはないですけども。
  そういう、劇的に極端なのはちょっとね。

マそんなことで、脱線いたしましたけれども。
写真がカンタン・誰でも撮れる、だなんてのは……
まあね。
昔の銀塩時代に比べれば、そりゃあフィルム現像もいりませんし、
失敗してもナンボでも撮り直しがききますし、
何より撮ったその場で結果が見られるという時代になって、
間口は劇的に広がったと思いますけども。


「自分が何者であるか?」


をそれで手軽に語ろう・語れる・語れると思っていると思うだなんてのは、
それこそ、大きな誤解ですよね。
それは多分、手軽になったからこそ余計に。
突出するのに必要な推進力は明らかに大きくなっている。
コモディティ化というのはつくづく恐ろしい。
ゆび先と、のーみそと、感性と膨大な時間、経験の積み重ねがあって初めて……
やはり「自分が何者であるか」は語れるもんだと思いますよ。

なにをもって語るのだとしても。
どんな道具を手に、立ち向かうのだとしても。

切実。



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どーでもいいけど、
スマートフォンといい最近のデジカメといい、
ボタンやらダイヤルやらのメカニカルなUIが
全部ソフト……液晶タッチに取って代わられちゃって
どんどん省かれていくのがオイサンすっげえさみしいわ。
マ部品点数減らせば色々ラクになるしお安くもなるってのはわかるんだけどさ。
直感的なボタン大好き人間ですからねオイサンは。

あ、こーいうハナシすると、男の子はすぐに
「じゃあ『鉄騎』のコントローラが!!」
っていうアホの一つ覚えみたいな食いつき方をなさいますけど、
オイサンは別に
  ヘ   ン   タ   イ   で   は   な   い
のでソコんとこシクヨロ。
PS2とかXBOXのコントローラくらいでいいんですぅーだ。



■そんなオイサンの本日



昔……今のねぐらに引っ越す前に住んでいた町の、
馴染みでいた飲み屋さんまでお昼ゴハンを食べに行ってきた。
そこのランチとコーヒーが好きだった。

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マスターはもう結構なお歳のハズなんだけど、まだまだ元気に働いていて安心した。
店長(マスターとは別。お若い)はオイサンのことを覚えていてくれていて、
しかもダイエット後にはまだ行っていなかったハズなのに
痩せた後のオイサンもオイサンだと分かってくれて、
有難いやら感心するやら……客商売のプロってすげえな。

デそれとは別に、古巣の町をウロウロとして、
一軒良さげな喫茶店を見つけて入り浸ってきた。
コーヒーだけのつもりがスコーンがあったのでついつい……。
でもあのお店はアタリだ。
ちょっと通いたい。
軽食メニューのピッツァも良さそう。

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他にも、コメダ珈琲が出来ていたり、ラーメン屋だったのがスパゲッティ屋になっていたり。
なんか知らないうちに色々充実してて、ちょっといいなあ。
あー、でもそのスパゲッティ屋の前にあったラーメン屋は、
ラーメンもそこそこ好きだったし、
何より『デカスロン』が置いてあって好きだったんだがなあ。
今では文庫版で全部手元に揃えちゃったからいいんだけど、
あそこでVSアラカン編を読んでいなかったら、今こうして揃えもしてなかっただろうなあと思うと感慨深い。

  ちなみに、『スラムダンク』の最終巻「だけ」がないお好み焼屋さんは健在でしたw

あと顔なじみだった中古ゲーム屋さんが潰れてた。
ショック。
そこの店長とは仲良しで、PS2が出たときには、オイサンなんも言ってないのに
「一台とってあるけど!」
って言われた。
そんなん言われたら買わないわけにいかんやんw  ← 思う壺。チョロイ。

でも、近所にGEOとBOOKOFFに出来られたら、
零細チェーン店舗なんかひとたまりもねえやな。
無念。

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あと、線路沿いに出来てた飲み屋さんのランチメニューがまた美味しそうだったな。
トロトロ親子丼とか、モツ煮のどーとかとか。
近いうちにもう一回行くとしよう。



■The Interveiws



  ▼オイサンへのご質問
  http://theinterviews.jp/equas2nd

コレどーしよっかなーとずっと思ってたんですが、とりあえず開いてみた。
……つって、大概のことはここで書いてる気がするんですが、
なんかあればどうぞ。

てきとーにやって、てきとーにやめるつもりです。
お答えいたしかねるご質問にはお答えいたしかねますのでそのつもりで。



マそんな感じでヒトツ。
オイサンでした。



 

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