« ■鈴鳴り柿の平熱~今期四傑アニメのプチ感想とか -更新第724回- | トップページ | ■アンドロイドと海の底 -更新第726回- »

2011年10月27日 (木)

■雲の向こうのナベ焼きうどん~"i"Udon over the CLOUDs -更新第725回-

愚弄罵詈ゼーション。
オイサンです。

シゴトバ近くのファミマがリニューアルしたんだけども、
売り場が新しくなるだけで、
売り物が新しくなるわけではないのでそんなに嬉しくは無い。
オープニングセールで若干モノが安いので、そこは助かるんだけども。
家の近くのファミマもリニューアルってたので、
あれは本部の指示でやってるんだろうな。

ふむ。


本日はちょっと毛色を変えて、
ここんトコ心惹かれた記事に短い感想をつけてお送りするという、
一週遅れのニュースサイトみたいなことを致します。
うむ、実もフタもなければ需要もない。

マまだお読みになってない記事なんかあれば読んでみたら
いいことがあるかも知れません。
ないかも知れません。
多分ない(ボソ



■ジョブ寿司



 ▼スティーブ・ジョブズ氏:
  すし職人が明かすサービスへのこだわり「おいしかった。またね」が最後に

  http://mainichi.jp/select/biz/it/news/20111024mog00m020031000c.html
  [ 毎日jp ]

ジョブズさんがお亡くなりになってからこっち、
色んなジョブズさんのエピソード記事を読んだけど、これが一番グッと来ました。
何がって、
「人間が生きようとするとき、先ず食べようとする」
ということが、とても鮮やかに表れていると感じたのです。

  鮮やか、とか、
  病気に苦しんでお亡くなりになろうとしてる(なった)方の姿を見て
  言うべきことではないと思うけども。
  けど、「懸命に生きようとする姿」とかなんとか、
  記事中のことばと同じ意味合いだと思って戴けるとありがたいです。

人間って生き物で、生きるには食べるんだなあということが、
なんかもう、
別の世界の生き物みたいに言われ、崇め奉られているジョブズさんが、
毎度おなじみ鍋焼きうどんを見つめてたってことで、
オイサンにとってはとても象徴的な絵が心に投影されました。

iPhoneやiPadでIT世界の風景をガラリと作り変えたような御仁が、
ただ生きたくて、
目の前でグツグツいってる鍋焼きうどんに手を届かせようとして、
けれども手をつけられずに、
でも生きようとして、
届かない手を届かせようとして見つめている……。

……世が世なら、絵描きの巨匠がほうっておかないと思います。

  元気なときはズルズル音立てて食べてたのかな。
  なべ焼きうどんは美味しいよな。
  うどんがそばに勝る、幾つかのポイントのうちの一つだと思う。

この記事を読んで、他にも色々思うところはあったんですけど。
自分の死期を適切に予測してそれに備えようとする潔さとか。
でも、そのクレバーさをも裏切るように、
すがるような、
しがみつくような思いで、
うどんの中に渦巻く熱に生を夢見ながら見つめる姿というのは。
なんかもう、命の灯火そのもののようで。

色々と「強い」人だったんだろうなあということが
すごく伝わってくるお話でした。

  どれだけが事実で、
  どれだけが、彼自身が大きく見せたマチの部分かはわからないけど。

オイサンは多分この先、iPhoneもiPadも買うことはないと思いますけど。
もしも何かの巡り会わせで手にする機会があったならば、
壁紙は鍋焼きうどんにしようと思います。

「なにお前、ジョブズさんdisってんの?」
とか西さんあたりに言われそうですけど、全然そんなつもりないですからね。
神々しいと思いますよ。

  ……でも今、iPadに、マルチタッチを認識して
  なべ焼きうどんを手づかみで食べるアプリがあったら面白い、
  とは思った。

あと関係ないけど、サンフランシスコには
Bob's Sushiっていう名前の寿司屋があって、
一緒に行ってた仲間と「ボブ寿司ウケるwwww」って大笑いした。



■世のため人のための。



 ▼格差と若者の非活動性について
 http://blog.tatsuru.com/2011/10/18_1255.php
 [ 内田樹の研究室 ]

とても良い物を読んだ気がします。
珍しく。
なんか希望がある。

しかし記事の趣旨である、社会情勢だとか、労働・雇用、若者の心理
(多分この記事中のいいっぷりではオイサンも若者に含まれるんだと思いますが)、
そーゆー実際的なことと結びつけるかどうかはともかく、
「人間は、人の役に立っているという実感があるというときにこそ
 踏みとどまることが出来る」、
という考え方、言い方を悪く考えると
「人の目がないと頑張らない・頑張れない」
という言いっぷりは身につまされるものがございます。

しかし、ではなんだ、
ヤクタイの無いインチキ書き物士がこれまでの永きにわたり、
大した読み手も持たずに研鑽を積んでこられたのは何故なのだろうか。

そもそも、インチキでなくても、
もの書き・絵描きなんてのはどんな巨匠であったって
本当の意味で「役に立つ」ことってそうそうないですからね。
生きてく上で必需のものではないのだし。

別に、記事が言ってることが間違ってるって言いたいんじゃなくて
言ってることは合ってると思うんだけども。
字書き絵描き、音鳴らしにうた歌いなんていう手合いが頑張れる心の源泉は
如何様に説明されるものなんだろう、という疑問と興味です。
美への妄信なんですかね。
それは本能に近いものなのか、もっと上澄みに過ぎないものなのか。

ただただ自分が気持ち良かったからのその繰り返しだっただけであって
研鑽でもなんでもないのか。
なるほどそうか。
本当にそうか?
まあ話はもっと根源的な、食える/食えないの次元の問題なのかも知れませんが。
インチキと巨匠のそれを同じレベルで分析するのもまた
乱暴なお話ですしね。



■タバコの話



 ▼社会はタバコをどう扱うべきか
 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20111017/1037707/?P=5
 [ 松浦晋也 人と技術と情報の界面を探る ] 
 

なかなか面白いお話でした。
タバコの社会的なポジショニングが、

 儀礼的な存在 → 高級嗜好品 → 技術革新によるコモディティ化
  → 近代的戦争による「必需品」化 → 習慣化 → 現在

という変遷を経てきたことの、
歴史的事象とのかかわりや認識がどこまで正しいのかは
改めて調べていないので例によってワカリマセンが、
なんというか、すごくワカル感じ。

お酒とか、タバコとか。
大人っぽくなっていく過程で周りの人間はいつの間にか始めていて、
オイサンはごく自然に、すっかり取り残されていったクチなんです。
始めるきっかけがなかった。
「いつの間に、何をきっかけにそういうこと始めたの?」
という疑問が、周囲に対して常にありましたが、
この話を読んでなんとなくフに落ちました。

よーするに人付き合いのアイテムとしてとか、
自分を人との間において人のことを見ているうちに
自然と儀礼的に必要となるものであるので、
なんとなく始めてしまっている、と。

つまり。

それを始めうる成人前後の時期が、
人生で一番人と接する機会が少ない時期だったオイサンには、
身につかなくて当然だと、こういうことだ。

あとは、それを生産している農家っちゅうものの存在が、
オイサンの頭からはすっぽり抜け落ちてました。
そーですよね。いらっしゃいますよね。
税率上げたり、消費量が減ったりしたら、
そういう人たちの食い扶持も心配してあげないといけませんや。

……同じ嗜好品なら、コーヒーとか、日本で栽培できればいいのに。

ちなみにオイサンはタバコなくなれとは言いません。
記事中にあるような儀礼化まで押し戻せとも思わず、
吸いたい人は吸えばいいと思いますけど、
分煙は進めて欲しいし、あとは人通りの多いところに店舗が勝手に、
客寄せのために喫煙コーナーを設けるのも何とかしてほしいとは思います。



■かーみーかーぜーのー



 ▼神風で沈んだ元寇の軍船、長崎・松浦沖で発見
 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20111024-00000011-ann-soci
 [ Yahoo!ニュース ]

「水深20~25メートルの海底、その1メートル地下」って
そんなに深くないような気がしますが、見つからないもんなんだねえ。

まファミコン時代のRPGみたいに地面がマス目に区切られてるわけじゃなし 、
当たり前なんですけど。
大体、ファミコンからPSになって、
フィールドマップがマス目でなくなり平面でなくなり、
立体フィールドになっただけでも探索系の行為は
アホみたいに面倒になったもんな。

  『FFⅨ』の、チョコボのアレとか。
  「海の底を掘る」とか、気が遠くなるわ。

これとは話が違いますが、
カナダだかの海底には氷で蓋がされたまま100万年も外界から隔絶された部分があるそうです。
そこから下は100万年間外とは異なる、
我々の見てきた世界が与り知らない都合で進化をしているということで……
2004年頃からその調査も進められているらしいです。
あけてビックリ、なんとやら。
何が出てくるんでしょう。
ロマンですな。
マーマンとかマーメイドとか、イカ娘とか。
出てくるかも知んねえぞ。
オラわくわくしてきたじゃなイカ!



■やたら人の話を聞く社長



 ▼社長が訊く『GO VACATION』
 http://www.nintendo.co.jp/wii/interview/sgvj/vol1/index.html

 ▼社長が訊く『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』
 http://www.nintendo.co.jp/wii/interview/souj/vol1/index.html


オイサンの好きな連載記事です。
WiiとDSが生まれて何が良かったかといえば、
この「社長が訊く」シリーズが始まって定期的に(不定期だけども)、
岩田さんや宮本さんの話が読めることです。

岩田社長の話の聞き方やふっとした一言が好きなんですが、
今回は『GO VACATION』回で聞かれた

  「……でも、誰かができるって信じないと、ものはできないですからね」

という一言が印象的でした。
マ信じただけで出来るものでもないんですけど。
しかしこのゲーム、かかってる人間の数、期間を考えると
とんでもなく売れないとペイしないと思うんですけど……そんなに売れるかなあ。
永い期間にわたってジワジワと、100万本とかいってくれたらいいんですけど。

2本目の『ゼルダ』回の話では、
岩田さんの言葉ではなく宮本さんの言葉(間接的ですが)が印象的。
Wiiリモコンを「止める」という動作からの剣ビームにいたる発想が、
すげえなあと毎度のコトながら感心させられます。

その話を聞いた岩田社長が
「それは皆さん
 (その発想が自分たちから出てくるのではなく、
  宮本さんに出されてしまったことが)悔しいですねえ」
という一言もたまりません。

とりあえず今回のを読んで、次のWiiの『ゼルダ』はちょっと面白そうだなあと
思ってしまいました。

毎度読むたび、何かしらの発見のある記事ですので
皆さんも是非。



■便利さが時間を食い殺す



 ▼グローバリストを信じるな
 http://blog.tatsuru.com/2011/10/25_1624.php
 [ 内田樹の研究室 ]

記事の主題は最近話題のTPPがらみのお話なんですけども
オイサンの関心はその辺にはありませんで
(というのもこの人の言ってることがどのくらい正しいのか判断出来る知識が無いので
「ふーん」以上のことが言えないからだが。
マここに書いていることに限ってのリクツは合ってるなとは思うけど)、
響いたのはワンセンテンス。

  朝起きてパソコンを起動して、
  メールを読んで返事を書いているうちに、
  ふと気づくとが日が暮れ始めていたことに気づいて愕然とするとき、
  「いったいオレは何をしているのか」と考え込んでしまう。

オイサンはそんなに「机の前持久力」が高くないのでそういうことあんまりないですが、
絵は浮かびますし、
その怖さと本末転倒な感じはすごく伝わる。
便利さが時間を食い殺す、みたいな怖さ……。

かといって、
記事中にあるような「機械に使われている」という明らかな感じはあまりなくて、
どちらかというともっと視点を引いた、
生きていくのに必要のないことが、どうしてこうも仕事として成立しているんだろう?
という不可思議さにめまいがしてしまいそうです。

今の世の中って、
「人が生き、繁栄していくために必要な仕組みを作る」
ことから始まって派生したはずの様々な「社会インフラ」が
枝葉としてワンサと繁茂し、幹の栄養を吸い尽くして細らせて枯らそうとしている、
ンで且つ枝葉の方がエライ、
みたいなことになっていて、なんかヘンな世界だなあ、と思った次第。

マそれというのもオイサンが、
その枝葉も枝葉ド枝葉の日本の国で働いているから
そういう風にしか見えないのでしょうけど。

オイサンはこう見えて、大学時代の後半一年半ほどを利用して
東西ヨーロッパ、
北米南米、
中央アジア、アフリカ、オーストラリアと、
世界中のあらゆる場所を遊びとはいえ旅行をし、
そこに暮らす様々な人たちの営みをこの目で見、肌で感じてきたので……
いま自分の暮らすこの日本という国の生活や文化がいかに限定的で脆いか、
ということについて、いくらかは理解しているつもりだ、
というような事実は一切ないので上8行ほどはさっぱりイラナイわけですけれども、
地球のニンゲンの数は近々70億人を超えるのだそうで、
iPhoneやiPadなんか見たこともない、インターネットなんかやったことない、
って人間の方が、数は実は、全然多いんでしょうね。

なんだろう。
バカみてえ。
減らせ。 ← タカ派

ちなみにTPPの議論に関しては、こっちの動画で面白いことになってたので
見てみると面白いです。


このチュートリアル福田を賢くしたみたいな人のキレ芸、面白いなあ。

でも、アレですな。
人類が絶滅する日も、いつか必ず来るんだろうなあ。
そう遠くもない気がするけど。



マそんな感じでヒトツ。

あ、ちなみにオイサン、
大学の後半一年半はすっげえボッチでゲームのことばっか、
大体『ときメモ』のこと考えてました。

オイサンでした。


 

|

« ■鈴鳴り柿の平熱~今期四傑アニメのプチ感想とか -更新第724回- | トップページ | ■アンドロイドと海の底 -更新第726回- »

[日記]」カテゴリの記事

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/55967/42715635

この記事へのトラックバック一覧です: ■雲の向こうのナベ焼きうどん~"i"Udon over the CLOUDs -更新第725回-:

« ■鈴鳴り柿の平熱~今期四傑アニメのプチ感想とか -更新第724回- | トップページ | ■アンドロイドと海の底 -更新第726回- »