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2011年10月の10件の記事

2011年10月31日 (月)

■アンドロイドと海の底 -更新第726回-

わしじゃよ(誰だ)。

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わしじゃ、わしじゃよ。
オイサンです。

そう……今まで隠していましたが、オイサンの正体は、実は幻の古代魚だったのです!
オイサンの貴重な産卵シーン!!
なーんちゃってうそでしたー。

  ……こんな冗談を面白いと思う人間が、
  今の世に一体どれだけいると思ってこの記事を書いているのか、
  私自身さっぱり謎であります。
  つまらなくても謝らない。
  多分ここで読むのやめる人も多いと思うんですよね……。

暦はもう11月に入ろうとしておりますな。
11月とは特に関係もなく、ちょいと思うところがありまして
土曜日は水族館に行って参りました。
先々週くらいから、行きたいなーと思っておったのですね。
バカでっかい生き物と水槽を見たいという欲求がムクムクと湧き上がりまして。
頭の上までアーチ状に水槽になってるようなのありますでしょ。
ああいうのが見たかったのです。

デ狙いを定めたのが、八景島シーパラダイス。

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候補としては、
フォロワーさんに教えて戴いた葛西臨海水族園ですとか、
新江ノ島水族館などがあったのですが、
Webの写真などを見る限り、水槽が一番デカそうだったのと、
あとは立地的な都合です。都心方面ではない。

  ▼八景島シーパラダイス
   http://www.seaparadise.co.jp/

  ▼葛西臨海水族園
   http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/

  ▼新江ノ島水族館
   http://www.enosui.com/

葛西のと江の水さんは、
どちらも何かのついでで行けてしまいそうな場所にあるので
いずれ訪れてみたいと思います。
品川にも、駅のすぐ近く(駅の中?)に、都市型のオサレ水族館があったりするようですね。



■八景島シーパラダイス銀河 ← オッサン



デ今回訪れてみた八景島シーパラダイスは……
もっと、今時のオサレデートスポットみたいなのを想像しておったのですが、
行ってみると存外何のことはない、若干さびれ気味のファミリー層向け遊園地でして、
水族館もそのアトラクションの一画に設けられておったのでした。

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アトラクションの一つ、橋(ばかにしすぎだ)。


向かう途中、初めて乗るシーサイドラインの中で
「そんなオサレスポットに、
 アラフォーのオッサンが一人で行ったりして大丈夫だろうか。
 いじめられたり、白イルカよりも珍しがられて
 写真撮られたり指さされたりするんじゃないだろうか」

ということにハタと気付いて、小さくなって震えていたりしたものですが。

  へ……へっへっへ、驚かしやがって……。
  どってことねえじゃねえか……。

まあカップルさんが大勢いたことも確かなんですけどね。
ご家族連れの方が多かったですかね。
開園が何年頃か分かりませんが、
昔はもっとオサレで、若者に人気の場所だったのでしょうか。
特に乗り物に乗ったりは致しませんでしたが、
高さ107mのフリーフォールがありまして、これにはちょっと興味が湧きました。
イヤ乗らなかったけど。

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  あとお決まりのゴーカート乗り場があったのですが
  (これがある時点で、時代物・場末の遊園地感がググッとアップしますな)、
  フロントノーズに思い切り「F1」と書かれた車があったのが面白かったw
  「書いちゃった!」みたいな潔さ。
  物マネで「コンバンワ、森進一です」って言っちゃうみたいなね。
  確かにパッと見では「F1っぽい何かだけど違うかも知れない」
  という域を出ない最限度でしたので、書きたくなる気持ちはワカル。
  当時の学生アルバイトとかが書いちゃったんじゃないだろうか。
  「お前wwwそれはまずいだろwwwww」みたいなノリで、そのまんま。

  写真に撮ろうと思ったら、どっかのようじょが乗ってしまったので撮れませんでした。
  さすがにそれを写真に撮ったら遊園地警備隊(ナニソレ)に通報されかねない。


 ▼遊園地とテーマパーク

しかし遊園地なんてものは、
つまるところ遊戯施設、道具の一種でしかないので、
使う側がその気でなければさびれて見えてしまうものなのかも知れませんね。

その点TDLさんは、……オイサンは行ったことがありませんが、
施設であることにとどまらず、迎える側に気持ちが、テンションがあるといいましょうか。
盛り上げてくれるのだろうなあ、と想像いたします。
その辺が遊園地とテーマパークの違い……で、本来あるべきなのでしょう。
公園の親分で終わるのか、おもてなしの「心」をもつのか。

勿論、遊園地で働く人にだって「気持ちよく遊んでもらおう」という心遣いはあるでしょうけど、
それが受身的であるのか、アグレッシブであるのかという違いかと思います。

……などということに、もう随分ぶりに遊園地なんていう場所に足を踏み入れてみて、
薄ボンヤリと感じてしまったオイサンです。
だからホレ、オイサンみたいに冷めた気持ちで訪れた人間は終始冷めたままですが、
自分からアホみたいにテンションを上げることの出来る
お子さんなんていうスバラシイ水先案内人をつれたご家族連れの方々は、
あれはあれで、楽しそうでしたしね。



■ガラスの海で(南野陽子)



デ、肝心の水族館の感想。

セイウチがでかい。
クラゲって作りが大ざっぱ。
イカが思いのほか不思議。
ホウボウがユーモラスでかっこいい。
リボルテック・ミノカサゴの発売はまだですか?

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ホウボウです。本当に二本脚で歩く!

あとは……暗くて、目が疲れる!
そして暗いのに子供がちょろちょろしていて、踏みそうで怖い!
暗い中を結構な距離、神経使いながら歩くので消耗する。


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アナゴの一種。


……の三本です(何本だ)。

思いのほか、神経を消耗するのが一番驚いた。
もっと癒しの空間でゆったり落ち着いた気分になれるかと思ったのに、
結構なストレスでした。
疲れた疲れた。


 ▼鮫と鰯の冷戦

鰯やらの小型魚の群と、エイと鮫を一緒に展示している大水槽がありまして、
それはすごく見応えがありました。

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大型魚が小さい魚の群れの、近くを通過したり、
中を突っ切ってきたりする度に群が形を変えて、
恐らく彼らも、もう長いことそう広くもない部屋で一緒に暮らしていて
エエ加減なあなあになっていそうなもんですけど、
一応そういう緊張関係も保たれているのでしょうかね。

マ鰯なんかはそうそう長生きでもないでしょうから
何ヶ月かに一度、群ごと入れ替えられるのか、新入りがドバッと追加されるのか知りませんが……
……それを思うと鰯さんは気が気じゃねえな。

群の中でも、たまに変な方向に泳いでる方もおられたりするんですが、
いつの間にか群のベクトルに吸い寄せられて、同じ指向で泳ぎだしていたりしましたね。
ああ、あれが社会性というモノか、なんて見ていて思ったり致しました。

……なんつうか、アイデンティティとか個性なんてくそっくらえ、
と思いますね、ああいうのを見せられると。
種っていうのは全体で一つなんだ、と思わされる。
「小型魚は群をつくって大型の敵に対抗する」
と言われますが……どう見ても、大勢でいたところで
でっかいのがクチ開けて突っ込んできたら食われるときは食われるし、
それなら一匹か、せめてもっと小規模な群でいた方が目立たず済んで、
食われる率って下がる気がするんです。

だからきっと彼らの考える「安全」というのは、
「一匹が食われても全員全部が食われるわけではない」、
つまり種として残る「安全」の話で、個体はそのためには食われるのはしょうがないと……
そう考えてるように見えてしょうがありません。

一匹一匹、じーっと目を見てみたりしましたけども。
「死んだ魚の眼」だなんていいますけど、
生きてたって奴ら、あんま変わりませんよ。
生きてるときから死んだ眼をしているとは言いませんが、
死を視野に入れた眼をしてる、そんな気がいたします。
海という環境ではそれも正しいような……
まオイサンになじみがない世界だからそんな風に思うのでしょうけど、
そう感じた次第。

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肝心の、アーチ状の水槽をくぐり抜けるのは……
ドルフィンファンタジーという別館みたいのがありまして、
そこに設けられていたのですが……なんか、ちゃっちかったですね。
どこかでの大水族館がそういうのをやってウケたからっていうので
慌てて真似した感じで残念感満載。



……え?



急に水族館なんかに行こうと思ったきっかけですか?
そんなもん、『ドリクラ』に決まってんじゃないですかお客さん。

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最近アンドロイドのアイリさん↑と仲良くしておるのですけど、
彼女と水族館デートするシーンがございましてですね、
作中ではジンベエザメを見に出かけるのですけど、
ちょっとデカいもん見たいなーと思った次第。

ジンベエザメをみようと思ったら、
沖縄の美ら海水族館か大阪の海遊館あたりに行かないとダメみたいだったんで
それはさすがにしゃあないと思ったんですが。
いや、いたんですけどね。
八景島シーパラダイスにも、ジンベエザメ。
けども普通の展示水槽ではなくて、イルカショーをやるステージ水槽で飼育しているみたいで、
ショーの開催期間中はあまりちゃんとは見せてもらえないようでした。

ちらっとだけ見ることが出来て、確かにでかかったのですが
遠目でしか見られなかったので迫力不足。
残念。
馬鹿でかいシルエットが帰って不気味ではありました。
海の中であれにこられたらパニックになるでしょうね。
海怖いよ海。


 ▼海は怖いな大きいな

……そう、オイサンは海があまり好きではありません。
コワイ。
なんつうか、根源的な恐怖を感じます。

2ちゃんねるのまとめサイトなんかで、
定期的に「巨大なものが怖い!」というようなタイトルで、
巨大なものの画像を貼るスレッドが立ちますが。
恐らくオイサンも、アレと同じベクトルで、海が怖いのです。
別に、普通に入って泳げと言われたら泳げますけど、
沖まで出て一人になってしまったり、夜になってしまったりすることを考えるともう
恐ろしゅうて恐ろしゅうて。

  ▼「巨大な物が怖いという」まとめサイト
   http://www.geocities.jp/kyodainamono/

足元に、計り知れないくらい広大な空間が広がってる、
しかもそこに謎の生き物がワンサといるとかもう……耐えられない。

ただ目に見える大きなだけのものは怖くありませんし、
高いところも平気ですが……
こちらの知覚の及ばない、
得体が知れないことだけはハッキリしている広大な空間に投げだされることが
怖いのでしょうね。
こわい想像をして、その想像に食い殺されそうになるタイプのオイサンです。


▼ガラスの海で 南野陽子





マそんな感じで。



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お昼。藤沢の「蔵」さんで親子丼。


全体的には、もう少し感動があるものかと思いましたが、
期待以上に期待ハズレで終わってしまいました。
まあこんなもんか、という程度。
見所ポイント以外は、熱帯魚屋さんの親戚みたいなもんで。

オイサンにはそれよりも、
八景島という場所の、観光地であるのにひなびていて、
適度に静けさがあることの方が嬉しかったです。
木陰でぼーっと、書き物でもしていたかった。
天気もよく。

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松の木がたくさん植わっていて、
大きな石が、ちょっとした庭園のように配してある。
落ち着く風景です。
帰りに経由して通った金沢八景も鄙びた良い町並みでしたし、
水族館とか遊園地とか、あまり関係ナシにカメラ持ってブラブラしたい場所でした。
こんな石の写真撮って喜んでるような人ですからね。

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でも、いい角度のキレイな光を浴びて、
石の表面に落ちる微妙な陰影とか……たまらなく綺麗だと思うn
ああハイハイどうでもいいですね。
すみませんでした。
どうせ一生結婚なんて出来ませんよ( ← そこまで言ってない)。

うーん。
とことん、レジャー施設なんかと縁の無いオッサンですぜ。
穏やかな天気と、カメラと、美味しいコーヒー。
それだけあれば、あとは勝手にやりますよ、なんていう……
どこまでいっても楽しませ甲斐のないオイサンでした。


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おヤツはハロウィンらしく、かぼちゃのタルト



TDLかあ。
TDLねえ。



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荒くれ者の黄昏。




 

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2011年10月27日 (木)

■雲の向こうのナベ焼きうどん~"i"Udon over the CLOUDs -更新第725回-

愚弄罵詈ゼーション。
オイサンです。

シゴトバ近くのファミマがリニューアルしたんだけども、
売り場が新しくなるだけで、
売り物が新しくなるわけではないのでそんなに嬉しくは無い。
オープニングセールで若干モノが安いので、そこは助かるんだけども。
家の近くのファミマもリニューアルってたので、
あれは本部の指示でやってるんだろうな。

ふむ。


本日はちょっと毛色を変えて、
ここんトコ心惹かれた記事に短い感想をつけてお送りするという、
一週遅れのニュースサイトみたいなことを致します。
うむ、実もフタもなければ需要もない。

マまだお読みになってない記事なんかあれば読んでみたら
いいことがあるかも知れません。
ないかも知れません。
多分ない(ボソ



■ジョブ寿司



 ▼スティーブ・ジョブズ氏:
  すし職人が明かすサービスへのこだわり「おいしかった。またね」が最後に

  http://mainichi.jp/select/biz/it/news/20111024mog00m020031000c.html
  [ 毎日jp ]

ジョブズさんがお亡くなりになってからこっち、
色んなジョブズさんのエピソード記事を読んだけど、これが一番グッと来ました。
何がって、
「人間が生きようとするとき、先ず食べようとする」
ということが、とても鮮やかに表れていると感じたのです。

  鮮やか、とか、
  病気に苦しんでお亡くなりになろうとしてる(なった)方の姿を見て
  言うべきことではないと思うけども。
  けど、「懸命に生きようとする姿」とかなんとか、
  記事中のことばと同じ意味合いだと思って戴けるとありがたいです。

人間って生き物で、生きるには食べるんだなあということが、
なんかもう、
別の世界の生き物みたいに言われ、崇め奉られているジョブズさんが、
毎度おなじみ鍋焼きうどんを見つめてたってことで、
オイサンにとってはとても象徴的な絵が心に投影されました。

iPhoneやiPadでIT世界の風景をガラリと作り変えたような御仁が、
ただ生きたくて、
目の前でグツグツいってる鍋焼きうどんに手を届かせようとして、
けれども手をつけられずに、
でも生きようとして、
届かない手を届かせようとして見つめている……。

……世が世なら、絵描きの巨匠がほうっておかないと思います。

  元気なときはズルズル音立てて食べてたのかな。
  なべ焼きうどんは美味しいよな。
  うどんがそばに勝る、幾つかのポイントのうちの一つだと思う。

この記事を読んで、他にも色々思うところはあったんですけど。
自分の死期を適切に予測してそれに備えようとする潔さとか。
でも、そのクレバーさをも裏切るように、
すがるような、
しがみつくような思いで、
うどんの中に渦巻く熱に生を夢見ながら見つめる姿というのは。
なんかもう、命の灯火そのもののようで。

色々と「強い」人だったんだろうなあということが
すごく伝わってくるお話でした。

  どれだけが事実で、
  どれだけが、彼自身が大きく見せたマチの部分かはわからないけど。

オイサンは多分この先、iPhoneもiPadも買うことはないと思いますけど。
もしも何かの巡り会わせで手にする機会があったならば、
壁紙は鍋焼きうどんにしようと思います。

「なにお前、ジョブズさんdisってんの?」
とか西さんあたりに言われそうですけど、全然そんなつもりないですからね。
神々しいと思いますよ。

  ……でも今、iPadに、マルチタッチを認識して
  なべ焼きうどんを手づかみで食べるアプリがあったら面白い、
  とは思った。

あと関係ないけど、サンフランシスコには
Bob's Sushiっていう名前の寿司屋があって、
一緒に行ってた仲間と「ボブ寿司ウケるwwww」って大笑いした。



■世のため人のための。



 ▼格差と若者の非活動性について
 http://blog.tatsuru.com/2011/10/18_1255.php
 [ 内田樹の研究室 ]

とても良い物を読んだ気がします。
珍しく。
なんか希望がある。

しかし記事の趣旨である、社会情勢だとか、労働・雇用、若者の心理
(多分この記事中のいいっぷりではオイサンも若者に含まれるんだと思いますが)、
そーゆー実際的なことと結びつけるかどうかはともかく、
「人間は、人の役に立っているという実感があるというときにこそ
 踏みとどまることが出来る」、
という考え方、言い方を悪く考えると
「人の目がないと頑張らない・頑張れない」
という言いっぷりは身につまされるものがございます。

しかし、ではなんだ、
ヤクタイの無いインチキ書き物士がこれまでの永きにわたり、
大した読み手も持たずに研鑽を積んでこられたのは何故なのだろうか。

そもそも、インチキでなくても、
もの書き・絵描きなんてのはどんな巨匠であったって
本当の意味で「役に立つ」ことってそうそうないですからね。
生きてく上で必需のものではないのだし。

別に、記事が言ってることが間違ってるって言いたいんじゃなくて
言ってることは合ってると思うんだけども。
字書き絵描き、音鳴らしにうた歌いなんていう手合いが頑張れる心の源泉は
如何様に説明されるものなんだろう、という疑問と興味です。
美への妄信なんですかね。
それは本能に近いものなのか、もっと上澄みに過ぎないものなのか。

ただただ自分が気持ち良かったからのその繰り返しだっただけであって
研鑽でもなんでもないのか。
なるほどそうか。
本当にそうか?
まあ話はもっと根源的な、食える/食えないの次元の問題なのかも知れませんが。
インチキと巨匠のそれを同じレベルで分析するのもまた
乱暴なお話ですしね。



■タバコの話



 ▼社会はタバコをどう扱うべきか
 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20111017/1037707/?P=5
 [ 松浦晋也 人と技術と情報の界面を探る ] 
 

なかなか面白いお話でした。
タバコの社会的なポジショニングが、

 儀礼的な存在 → 高級嗜好品 → 技術革新によるコモディティ化
  → 近代的戦争による「必需品」化 → 習慣化 → 現在

という変遷を経てきたことの、
歴史的事象とのかかわりや認識がどこまで正しいのかは
改めて調べていないので例によってワカリマセンが、
なんというか、すごくワカル感じ。

お酒とか、タバコとか。
大人っぽくなっていく過程で周りの人間はいつの間にか始めていて、
オイサンはごく自然に、すっかり取り残されていったクチなんです。
始めるきっかけがなかった。
「いつの間に、何をきっかけにそういうこと始めたの?」
という疑問が、周囲に対して常にありましたが、
この話を読んでなんとなくフに落ちました。

よーするに人付き合いのアイテムとしてとか、
自分を人との間において人のことを見ているうちに
自然と儀礼的に必要となるものであるので、
なんとなく始めてしまっている、と。

つまり。

それを始めうる成人前後の時期が、
人生で一番人と接する機会が少ない時期だったオイサンには、
身につかなくて当然だと、こういうことだ。

あとは、それを生産している農家っちゅうものの存在が、
オイサンの頭からはすっぽり抜け落ちてました。
そーですよね。いらっしゃいますよね。
税率上げたり、消費量が減ったりしたら、
そういう人たちの食い扶持も心配してあげないといけませんや。

……同じ嗜好品なら、コーヒーとか、日本で栽培できればいいのに。

ちなみにオイサンはタバコなくなれとは言いません。
記事中にあるような儀礼化まで押し戻せとも思わず、
吸いたい人は吸えばいいと思いますけど、
分煙は進めて欲しいし、あとは人通りの多いところに店舗が勝手に、
客寄せのために喫煙コーナーを設けるのも何とかしてほしいとは思います。



■かーみーかーぜーのー



 ▼神風で沈んだ元寇の軍船、長崎・松浦沖で発見
 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20111024-00000011-ann-soci
 [ Yahoo!ニュース ]

「水深20~25メートルの海底、その1メートル地下」って
そんなに深くないような気がしますが、見つからないもんなんだねえ。

まファミコン時代のRPGみたいに地面がマス目に区切られてるわけじゃなし 、
当たり前なんですけど。
大体、ファミコンからPSになって、
フィールドマップがマス目でなくなり平面でなくなり、
立体フィールドになっただけでも探索系の行為は
アホみたいに面倒になったもんな。

  『FFⅨ』の、チョコボのアレとか。
  「海の底を掘る」とか、気が遠くなるわ。

これとは話が違いますが、
カナダだかの海底には氷で蓋がされたまま100万年も外界から隔絶された部分があるそうです。
そこから下は100万年間外とは異なる、
我々の見てきた世界が与り知らない都合で進化をしているということで……
2004年頃からその調査も進められているらしいです。
あけてビックリ、なんとやら。
何が出てくるんでしょう。
ロマンですな。
マーマンとかマーメイドとか、イカ娘とか。
出てくるかも知んねえぞ。
オラわくわくしてきたじゃなイカ!



■やたら人の話を聞く社長



 ▼社長が訊く『GO VACATION』
 http://www.nintendo.co.jp/wii/interview/sgvj/vol1/index.html

 ▼社長が訊く『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』
 http://www.nintendo.co.jp/wii/interview/souj/vol1/index.html


オイサンの好きな連載記事です。
WiiとDSが生まれて何が良かったかといえば、
この「社長が訊く」シリーズが始まって定期的に(不定期だけども)、
岩田さんや宮本さんの話が読めることです。

岩田社長の話の聞き方やふっとした一言が好きなんですが、
今回は『GO VACATION』回で聞かれた

  「……でも、誰かができるって信じないと、ものはできないですからね」

という一言が印象的でした。
マ信じただけで出来るものでもないんですけど。
しかしこのゲーム、かかってる人間の数、期間を考えると
とんでもなく売れないとペイしないと思うんですけど……そんなに売れるかなあ。
永い期間にわたってジワジワと、100万本とかいってくれたらいいんですけど。

2本目の『ゼルダ』回の話では、
岩田さんの言葉ではなく宮本さんの言葉(間接的ですが)が印象的。
Wiiリモコンを「止める」という動作からの剣ビームにいたる発想が、
すげえなあと毎度のコトながら感心させられます。

その話を聞いた岩田社長が
「それは皆さん
 (その発想が自分たちから出てくるのではなく、
  宮本さんに出されてしまったことが)悔しいですねえ」
という一言もたまりません。

とりあえず今回のを読んで、次のWiiの『ゼルダ』はちょっと面白そうだなあと
思ってしまいました。

毎度読むたび、何かしらの発見のある記事ですので
皆さんも是非。



■便利さが時間を食い殺す



 ▼グローバリストを信じるな
 http://blog.tatsuru.com/2011/10/25_1624.php
 [ 内田樹の研究室 ]

記事の主題は最近話題のTPPがらみのお話なんですけども
オイサンの関心はその辺にはありませんで
(というのもこの人の言ってることがどのくらい正しいのか判断出来る知識が無いので
「ふーん」以上のことが言えないからだが。
マここに書いていることに限ってのリクツは合ってるなとは思うけど)、
響いたのはワンセンテンス。

  朝起きてパソコンを起動して、
  メールを読んで返事を書いているうちに、
  ふと気づくとが日が暮れ始めていたことに気づいて愕然とするとき、
  「いったいオレは何をしているのか」と考え込んでしまう。

オイサンはそんなに「机の前持久力」が高くないのでそういうことあんまりないですが、
絵は浮かびますし、
その怖さと本末転倒な感じはすごく伝わる。
便利さが時間を食い殺す、みたいな怖さ……。

かといって、
記事中にあるような「機械に使われている」という明らかな感じはあまりなくて、
どちらかというともっと視点を引いた、
生きていくのに必要のないことが、どうしてこうも仕事として成立しているんだろう?
という不可思議さにめまいがしてしまいそうです。

今の世の中って、
「人が生き、繁栄していくために必要な仕組みを作る」
ことから始まって派生したはずの様々な「社会インフラ」が
枝葉としてワンサと繁茂し、幹の栄養を吸い尽くして細らせて枯らそうとしている、
ンで且つ枝葉の方がエライ、
みたいなことになっていて、なんかヘンな世界だなあ、と思った次第。

マそれというのもオイサンが、
その枝葉も枝葉ド枝葉の日本の国で働いているから
そういう風にしか見えないのでしょうけど。

オイサンはこう見えて、大学時代の後半一年半ほどを利用して
東西ヨーロッパ、
北米南米、
中央アジア、アフリカ、オーストラリアと、
世界中のあらゆる場所を遊びとはいえ旅行をし、
そこに暮らす様々な人たちの営みをこの目で見、肌で感じてきたので……
いま自分の暮らすこの日本という国の生活や文化がいかに限定的で脆いか、
ということについて、いくらかは理解しているつもりだ、
というような事実は一切ないので上8行ほどはさっぱりイラナイわけですけれども、
地球のニンゲンの数は近々70億人を超えるのだそうで、
iPhoneやiPadなんか見たこともない、インターネットなんかやったことない、
って人間の方が、数は実は、全然多いんでしょうね。

なんだろう。
バカみてえ。
減らせ。 ← タカ派

ちなみにTPPの議論に関しては、こっちの動画で面白いことになってたので
見てみると面白いです。


このチュートリアル福田を賢くしたみたいな人のキレ芸、面白いなあ。

でも、アレですな。
人類が絶滅する日も、いつか必ず来るんだろうなあ。
そう遠くもない気がするけど。



マそんな感じでヒトツ。

あ、ちなみにオイサン、
大学の後半一年半はすっげえボッチでゲームのことばっか、
大体『ときメモ』のこと考えてました。

オイサンでした。


 

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2011年10月24日 (月)

■鈴鳴り柿の平熱~今期四傑アニメのプチ感想とか -更新第724回-

待ちたまえ諸君、きもいものいじめはやめろ!
オイサンです。 ← きもい
子羊のワイン蒸しうめえ。



■かき絵日記(みかん絵日記のぱくり ← 気付かんわ)



日曜日、となり駅までの道をまたもブラブラとお散歩こいておりますと、
おーおきな柿の木に、実が鈴なりに生っておりました。
こんな感じで。
お写真あんまりよろしくないんですけど。

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オイサンの実家のお庭にもなかなかゴツい柿の木がありまして、
そしてその反対側には梅の木もありまして、春と秋、どちらの季節にも、
何かしら花が咲き、実の生るのを愛でることが出来ました。

家の庭をあのように設えたのが果たして誰だったのか、
父なのか、母なのか、祖父なのか祖母なのか、それよりも上の世代の人なのか
(オイサンちは、オイサンが生まれたばかりの頃は
母方の曽祖父・曾祖母までいる大所帯でした)わかりませんが、
今にして思えば、梅と柿を植えることを考えた人は
なかなか風雅であることだのう、はっはっは、やりおるわいコヤツメ!
とか思ってしまうオイサンでした( ← 罰当たり)。

で、話は「すずなり」。

その柿を見上げ、「すずなり」という言葉が頭によぎったとき、
同時にフと、何か不吉の影のようなものも一緒に尾を引いて行ったのでした。
「すずなり」は、別段雰囲気の悪い言葉ではありません。
恐らくオイサンが、過去に触れた作品の中で
すずなりという言葉が何か恐ろしいシーンで登場したりしたのでしょう。

そんなことをTwitterにぽつんとpostしたりしながら歩いていると、
……思い出しました。不吉の源泉となる作品を。
それは、山本正之先生の『雷魚』といううた。

これまた、うた自体は恐ろしいものでもなんでもないのですが、
ちょっと不条理と言うか、土着的な混乱のような、
いうなれば「ちょっと怖い御伽噺」のような雰囲気のメロディーを持ったお歌なのでした。
なんつうかね、「みんなのうた」で、たまにコワイ歌がかかったりするでしょう?
あんな感じです。

 ♪ 八幡神社の防火用水の水を抜く 大掃除の日
    子供たちが手すりにつかまり すずなりになって見てた……


と、冒頭からこうです。
このあと、抜いた水の底から雷魚が姿を現し、
「たちまちそこにいた」黒くて大きな野犬が人々に襲い掛かって、
雷魚が野犬を退治する、という筋書きなのですが……
言葉遣いが面白く、大きな揺らぎを持っていて、
聞いていると足元がグラグラするような錯覚に襲われます。
なかなか面白いお歌なので、皆さんも是非聞いてみて下さい。

  ▼TSUTAYAで試聴
  http://www.tsutaya.co.jp/works/20116623.html

オイサンは山本センセのお歌はどれも大好きですが、
多分、中でも十傑には入ろうかと言う好きな歌です。



■いつものやつ



いつもの話。
とりあえず週末に見ていて、フッと気になったところだけ。
面白い・シンドイ含めて両面から。


 ▼『WORKING'!!』

先週の話を見ていてフッと、
「これはほとんど少女マンガだな、原作者は女性か?」
と思ったら案の定そうでした。
男性キャラの格好の良さが、フツーの男性作家が男性に向けて描くのと全然違ったので
そうじゃないかと思った。
あ、良い意味でね。
オイサン少女マンガ大好きですから。
ていうかオイサンは少女ですから。

  教えて下さったフォロワーの皆さん
  ありがとうございました。

恋愛ドラマの描き方が意外と細やかで、
笑える方面ばかりのパワーだけではないのだなーと改めて認識
(最終的にはそのドラマも「笑える」ことへ集約されていくのだけど)。
面白いわ、これ。
笑えて肩の力も抜けて、面白いお話も楽しめる。
死角がない気がしてきた。


 ▼『たまゆら』

日曜日、朝ゴハンを戴きながらゆるゆるとリアルタイムに感想を流していたら、
ちひろパパさんがそれを目ざとく見つけてくれて、
ちょっとお話をしたんですが。

やっぱちょっと、味が濃いな、
サービス過多な気がするなあ、というのがオイサンの率直な感想。
世界を包むはんなりとした空気こそが主役なのでしょうけど、
その作ろうとしている空気の上に、サービス部分がうまく馴染んでいないように、
オイサンは感じています。

なんというか……
お出汁を味濃くとり過ぎて、
料理人が本来味わわせたいと思っている野菜の味を感じがたい。
そんな感じ。

  普通は、お出汁の方が手薄になって、あと足しの調味料が濃過ぎてダメになる、
  というパターンが多いので、
  今回のは実にレアなケースだと思います。

パパさんとのお話の中でオイサンは、
ヒロインの「なので」口調と、口笛ちゃん(名前忘れた)の口笛の、
出現頻度が高過ぎて引っかかる、という話を代表例に挙げてしました。

ちひろパパさんはこの作品に関しては基本絶賛で、
ただ「ちょっとだけ、人物が元気良すぎる」と評しておられましたが
多分その感覚はオイサンも似ていて、
「なので」と「口笛」の発射頻度が高いことも、
オイサンにとっては「元気さ」の一部であるのだと思います。
「出力が高すぎる」という意味で。

それは随所に表れていて、
一話での「おかえりなさい」を絡めた演出もそうだし、
OPを坂本真綾で始めてEDを中島愛でシメる、なんていう部分もそう。
ツインテールがあんなにお菓子作りが上手いというようなことも、
ヒロインの写真への熱意も。

オイサンにパラメータをいじらせたら、
ツインテールが作るお菓子はもっと地味でちょっと家庭の授業が得意なくらいで、
ヒロインにはもっとうじうじしててもらうと思います。

  「そんなに何もかも取っ払っちゃったら、何もなくなっちゃうじゃん!」
  と言われそうですがそれも確かにその通りで、
  多分オイサンに匙加減を任せてしまうと
  ホンマに何の味も感じなくなってしまうくらいだと思います。
  でもオイサンにはそのくらいが、
  あの作品が本来醸しだそうとしている空気にはちょうどいいんじゃないかなー、
  と、踏んでいます。

  例によって誤解のなきよう申し上げて起きますが、
  「オイサンにとっての、あの作品の良き姿」に過ぎませんが。

アタマとオシリに真綾とマメグなんて揃えなくても、
歌は同じでも、もっと普通の歌手を連れてくるとか、あっても良いと思うのです。

ただ今のこの作品の姿は、自身がどこまで行っても
アニメの世界から生み出されたアニメ作品だからであって、
その受け手の大勢にアピールする必要があるし、
その方が喜ばれることが目に見えているからそうされていて、
間違っているわけでは決してない、寧ろ正しいのでしょう。

ただ如何せん、オイサンの舌はそれによって若干痺れてしまっている。
そんだけのことです。盛りだくさん過ぎる。
万人を100%満足させられたらいいんですけどね。

  ……もしかすると、全てのパーツは今のままでも、
  全ての時間を1.5倍とかに引き伸ばして描くだけでも
  印象はすごく良くなるかもしれない。

だからこそ、それが選択・決断出来る佐藤カントクはじめ上位スタッフ陣、
各セクションの監督やプロデューサーさんなどは素晴らしいとも思うのです。

本当は、見る側は多分、
あの「ももねこ様」の存在をクッションにしてバランスを取るべきなんだろうなー、
とは思っているんです。
あの現実には有り得ない妖怪のような生き物を当たり前に出演させることで、
現実とは違う平熱を嗅ぎ取らせようとしてるんだろうなー、と。

マあれもサービス、
ただのマスコットキャラかも知れませんけども。
けれどもトータルとしての完成度はすごく高いので、
先々と楽しみ。
二話目なんかは相当好きですしね。


 ▼『アイドルマスター』

全体的に見ると面白いんだけど、
一話一話のレベルで見るとヘンに低い回がある。
今週の話はそれだと思います。

  ……マそれも、オイサンのセンサーに引っかかるってだけの話ですけど。
  恐らくは、以前のあずささんの結婚回のようなバカ話も、
  前回の生放送回みたいなニギヤカしの話も、
  見る人が見たら「クダラナイ」んでしょうな。

  お話の持つ、
  「笑える・泣ける・真面目・バカ」、
  「絵がきれい・歌がいい・よく動く・動かないけど話がいい」
  などの様々な要素のうち、「どれが尖っているか?」によって、
  毎回人の好みで、評価が変わってくるのでしょう。
  今回は、オイサンの「お話のリアリティセンサー」に引っかかって、
  オイサンは「ちょっとどうよ」と思いました。

  逆に言えば、それだけ毎回「話の要素のどこを強化させるか?」を、
  色々といじることが出来る自由度の高さを持つ設計がなされていることとか、
  バラエティに富んだ話を取り揃えていることは、
  評価すべき点なのかもしれません。
  「学園モノ」に近い、ノンジャンルドタバタコメディとしての
  フォーマットをもっているということでしょうね。
  閑話休題。

特に961プロのやり口が、
「狡猾な、本気の大人の手口」にどーしても見えない稚拙さで、
「基本的には明るく楽しい『アイドルマスター』だからドス黒過ぎる人は出てこない」、
というのは理解できるのだけども、それでも一応深夜アニメなんだから
もう少し、大人の脳みそに耐えうるものであって欲しいと思います。

でないと、彼女らのお仕事さえこどもの遊びに見えてきかねないですぞよ。
彼女らの輝きを視聴者側が心底感じ取るためにも、
悪の闇もホンモノでなければならないと思います。

夕方5時半からやるような、
お子様層をメインターゲットに据えるんだったらこれでも良いかなと思いますが、
一応大きなお友達向けにやるんだから、もー少し子供だましでないシナリオを、
「作中の大人」は描くべきなんじゃないかなーとは思います。

あと全然関係ない妄想なんですけど、
「全765プロメンバーの中で、真美だけ(或いは亜美だけ)が非処女」
という衝撃の事実があったりするとときめくなー。
亜美真美を「全身タイツは、俺だけのために着てくれ!」
というプロポーズでメロメロにしたい。
何となく亜美真美に心惹かれた週末でした。
ああいうキャラ属性はあんまりないハズのオイサンですけど、
あの子ら、なんかいいですね。



■時間による番組ゾーニングの意味



……などと書いていて思うんだけど、
大容量HDDレコーダが普及してタイムシフト視聴がフツーになる中で、
やはり今でも「ゴールデンタイム」「リアルタイム視聴」というものには
それなりの価値があるんだろうか。

イヤそれはあるんだろうけど、けども
「夕方にやっているアニメだから子供が主に見る」
「深夜だから大人が見る」
という意識上の区分に、どのくらいの意味が残っているだろう。

誰か人と話題に上らせるときに
「『昨日の』アレ見た?」
という場面ではその時々に見ていないと意味はなさそうだけど、
個人的に楽しむ分には、録るだけ録って、見たいときに見れば良いのだから
それが昼やってようが夜やってようが関係ない……。

あー。

となるとゴールデンタイムはやはり、
「そこでやっている番組の話題は次の日に上らせやすい一等地」
として、価値は高そうだ。

というか。

番組がCMを見せるためのオマケみたいになってるんだから、
「何時から何時は誰がTVの近くにいるハズだから、
 その層に合わせた『CMを見せるために』こういう番組を流す」
という戦略地図は変わらないのか。
流す側の意識ははっきりしてそうだ。
そういう意味では、やはり「夕方は子供番組の領分」なんだな。
『プリキュア』や『仮面ライダー』が休みの朝なのもそういうわけか。
大人・子供の両面を狙うという意味で。

  ……しかし、合間には大人向けのCMも挟まってるんだろうかな。
  ニチアサ見ないから分からないけど。

オイサンなんかはもーほとんどリアルタイムでテレビ見なくなってるので、
その辺の感覚はマヒしているというか、狂ってるわ。

にしても、
「その折角のゴールデンにあのバラエティって。誰が得すんのよ」
と、オイサンなんかは思ったりもしますけども、
オイサンのTwitterのフォロワーさん……いやまあ、ちひろパパさんなんですけど、
かの理知的で、
ムズかしいことも論理的に追求することが得意で、
そして恐らくそれが好きは好きで、
二十ニ時間頭の中で何かがダンスしている
(あと二時間はお酒とポニテとタマ姉のこととかを考えてます)ような人でさえ、
「休みに見るアニメくらいは小難しくない、
 ゆるっとチカラ抜いて見られてエヘヘと笑える様なのがいい」
と言うくらいですから(一部誇張?)、
晩メシ食べるときくらいは、大枠としてはきっとアレでいいんだろうな、と
最近は思わないではないです。
キライな人はテレビ消すでしょうしね。

もー少しだけ、レベルが上がってもいいとは思いますけどね。
NHKスペシャルをやれとは言いませんけど、
NHK教育番組くらいのバラエティさと教養っぽさを
装備していてもいいんじゃないでしょうか。

なんか話が逸れたな。
マいいか。


 ▼『はがない』

あと、『はがない』周りの言説で、
「あんだけカワイイ子はべらせて(かつ女の子同士は寄り添って)友達が少ないとか!」
みたいなのを聞くけど、
まネタ含みで言ってるかも知れませんが、ちょっとマジレスさせてもらうと。

結局は「友達がいなくて、欲しいもの同士」が寄り合ってるんだから
やっぱり個々人としては「友達少ない」という意識に間違いはないんだろうし、
たとえ同じ部に所属していて、
似たようなことに興味があって、
毎日顔を合わせて、
コトバを交わすにしてみたって、
「友達だと思えないヤツはどう逆立ちしてみたって友達ではない」と思いますよ、
オイサンは。

そっから先は
「友達というものをどう定義づけるか?」
なんていう不毛な議論の荒野に踏み出さなければならないので割愛しますが、
少なくとも友達っちゅうのは
「AがBとの関係を友達として(=友達という言葉にあてはめて)認識していて、
 B自身が自分とAとの関係をどう考えるかは別にして、
 Aのその認識を知覚している」
ということが最低限のラインだと思うので
(それで友達が成立するわけではなくて成立までに必要な最低限の条件ね)、
あの連中は(まだ出揃ってないけど恐らく全員?)
「自分には友達が少なくて、あの部の連中は同じ境遇で、
 同じ部の部員だけど友達ではない」
と互いを認識しあっているから、
やっぱり彼らはどこまでいっても「友達が少ない」状態をキープ出来ているんだと思います。

なんていうかね、あの作品のスゴいところは、
オイサン含めたその辺の友達少ない系タレントの
どうでも良過ぎるメンタリティを、結構ギッチリ理解した上で
色々トラップを仕掛けているところだと思います。
その上で、「当事者」でも心を痛めずに見ていられる
(って、それはオイサンが超諦めついたオトナだからかも知れませんが)。
夜空たんはそのトップランナーなので、オイサン大好きです。
あの子は「正しい」と思う。

あと、合間に時々流れる『けいおん!!』の劇場版のCMを見て、
ああ、すげえなあ。本気だなあ。面白そうだなあ、と、思う。
これは、迷うことなく見に行きたいよ。
ベタだけど、良い予告編CMだと思う。



■お写真の話



あ、そうだようかん食う?


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曇りの日はお写真撮るのが難しいのよね。
雨上がりの晴れ間は表情が一気に変わるので、
面白い写真の撮り甲斐があるんだけど。


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曇りの日の信号機の光とか、
雨の夜、地面に反射する車のライトとか、上手に撮りたいなあ。


 ▼オリンパスショックのわかりやすいまとめ [ ハム速 ]
 http://hamusoku.com/archives/6243355.html

ナニやら、天下のオリンパスさんのエライひとたちが、
こぞって良ろしくないことをなすっているとかいないとかで
先々エラい事になるらしいです。
つるかめつるかめ。

そんな状況なんで、オイサンは前々から目をつけていた
XZ-1を確保しようかどうかと考え中。
ウーム。
しかしフジのX-10も出てきてなかなか魅力的だしのう。


 ▼Lytro、撮影後にフォーカス自在の「ライトフィールドカメラ」を2012年に米国発売
 http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111020_484997.html
 [ デジカメWatch ]

こちらはちょっと前にその技術が話題になりました、
「撮影した後、現像段階で画像のどこにピントを合わせるか決めることが出来る」カメラ。
アメリカでは商品化と発売が決まったみたいです。

しかしまあ……カメラっぽくないナリですね。
技術上、仕方のない形状なのかしら。
もしそうでなく、インパクトを求めてこうしたのなら、
あんまりこういう奇を衒ったことはしない方が良いと思うのですが。
なぜなら、「これまでのカメラに対抗しうる新しいカメラ」である、
という認識をしてもらえずに、
「全然別の遊びをするもの」
と思われてしまうと、一発屋で終わってしまう危険性があがるからです。

やはりカメラはカメラとして、まずは従来と同じ形から入って
「同じフィールドのものなのに全然違うことが出来る!!」
という驚きを見てもらったほうが良いように、オイサンは思うのですけど。

  ……しかしマ、とは言え、
  こんなもんにイキナリ手をつけるのはかなりな数寄者でしょうし、
  そうした人はギジツ的バックボーンも理解した上で手を出すんでしょうから、
  最初はコレでもいいのかもな。

オイサンはこれよりも、早くFOVEONセンサを搭載したデジカメが
日本のフツーのメーカー(失礼)から出て欲しいなーと思うのですが。
シグマのDPxシリーズは、
なんだか安っぽい上に操作性がよろしくないっぽいんですもの。

しかし
「センサーの記録解像度は1,100万光線(light rays)」
ってナンゾ。


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マそんな感じで、先週から週末にかけてのオイサンのカンジでした。


今週はPSPの『ロウきゅーぶ!』が出るなあ。
原作云々は抜きにしても、育成SLG+恋愛AVDっていう、
古き良き90年代スタイルなので、ちょっと期待したい。


サムネイルが思ったよりいかがわしいな……

 

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2011年10月21日 (金)

■せけんの気分 -更新第723回-

よく行く喫茶店・珈琲屋さんをちょっと挙げてみたら
十軒もあってビックリしたオイサンです。
結構あるなあ。



■おむすびコロリン



きょうの朝、実に些細な、ちょっとしたひっかかりがありまして。

オイサンは朝、家を出るのが極端に早いものですから、
朝ゴハンは松屋か吉野家か
そのような朝定食のあるお店で戴いておるのですが。

そこで……注文したのとは似て非なるものが運ばれてきた。

あー、コレどうしよっかなあ、
文句言って替えてもらった方がいいのかなあ、
と、しばし考えはしたのですが、
別段不衛生だとか、入ってちゃイカン物が入っているとか
体の具合を悪くする類のことでもありませんでしたので、
結局そのまま何も言わずに、食べて出てきました。

やっぱり出くわしたそのときには、
頼んだモノ・自分が本当に食べようと思っていたのと違うモノとコンニチワしてしまって、
ボンヤリと
「なーんか、今日は幸先悪いなー」
などと思ってしまったのですが、
……別にねえ。
あとあと考えてみれば、そんーな大袈裟なコトでも全然ねえなあと。
それしきのことが一日を決定付けるとか、そんな筈もない。

よろしくないのは多分、
その日イチニチの具合を、その些細な出っ張りのせいにしようって心持ちの方であって、
関係ないんでしょうね。
実際。

「前向きに考えよう!」とか、肩に力の入るでもなく、
コロコロコロンと玉の転げるように、
脳みそから背骨の方へと気持ちが落っこちていくのを感じたのが、なんか印象的でした。


まあ、本来は「こんなもん」なのだろうなあと。


怒るのが、正しいとか、正しくないとか、
大人ゲがないとかあるとか、そういうこととは関係なく、
なんというか……
そんな何もかも、自分のお願いした通りになるかっつうと、
別にそうじゃなくてもいいよなあ、と思ったのでした。


「ああ、今日は『こうきたか』」


ぐらいに受け止めておけば、万事OKなのでしょう。多分。
「ラーメン」
って注文をしたら、昨日は塩だったのが今日は味噌だとか、
その程度のブレが、自分の考えを顧慮されないところで起こっても、
それがきっと今日のヨノナカさんの具合なのであって、
じゃこっちも、それにちょっと合わせた方が良ッスかね? くらいのお話です。

実は先日も、家の近くのドトールで
アイス豆乳ラテを頼んだところにアイスコーヒーが出てきてしまい、
その時は反射的に「あ、豆乳ラテ……」と口を突いてしまって
お店の人がわたつき始めたので、適当に取り繕ってそれを戴いてきたのですが、
思いのほか、そのアイスコーヒーがその時の気分には合っていてですね。

「悪くねえな」
と思ってしまったのでした。
ワリとやるじゃん、ていう(何がだ)。

  その時のキモチがコチラ↓
  http://mobile.twitter.com/ikas2nd/status/123192116615712768
  http://mobile.twitter.com/ikas2nd/status/123192509978525696
  http://mobile.twitter.com/ikas2nd/status/123193192244973568

「なんだ、アラフォーの寛容アピールか」

と言われると、チガいますよと突っぱねるのも難しいのですけど、
そこで
「テメエこっちゃ客だぞ言う通りにやれ!」
って言うのも、アリはアリで、
言うべき時には言わないと、世の中がおかしくなる事もあるんだけども。

  いくらガンジーさんでもそこは助走つけて殴っとかないとダメでしょ、
  っていうときは、ある。確かにある。
  「テメ高菜先に食うヤツがあるか!!」とか。(エー

けど、そこまででもないなーって時には、
自分ではない誰かの気まぐれにのってみるってのも、
追い風になるかも知れませんよ、というお話でした。

  無いですかね。
  アイスコーヒーだっつってんのに
  「いや、今日のあんたにはホットレモンティーだ。そういう顔してる」
  って言うような店。
  デ、こっちの気分にマッチしなかったらお代はいらねえみたいな。
  エエ、ありませんね。知ってた。

マその譲れるのと同じレベルで譲れないところも、あるとは思いますけどね。
それはそれであって良いと思います。
あった方が良いのだと思います。
さっそく、盛大に矛盾するようですけど。
ジンクスとかリズムとか、気分っては大事ですので。
要はナニゴトも気分の問題ですからね。
思いの外からはずんでくるリズムと、どうセッションするかという話です。

マそれでオイサンの今日の風向きがどのくらい良かったかっていったら、
これといって良くもなかったんですけどね。

格好をつけるわけじゃなく。
そういうあそびも、あってもいいんじゃないですかね。
無駄かも知れんけど。



そんな感じで、今日のトコロはひとつ。


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オイサンでした。




 

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2011年10月17日 (月)

■無責任宇宙ファミレス・ざんねん! ぽぷらちゃんでした ! ! -更新第722回-

土曜日曜と、連チャンで10kmコースをジョギングしたら、
太ももがダルくて仕方のないオイサンです。

うーん、以前はこのくらいは普通にいけたと思うんだけど、おかしいな。
半年、一年でこんなに衰えるもんかね。

  ……。
  なんか、このまま10年後くらいまでこのblogが続いて、
  「50になるけど10kmはもう走れなくなった」
  とか書いてそうで、今ちょっとギクッとしたな……。
  たまに何十年も日記をつけ続けてる人とかいるけど、
  どういう気分なんだろう。
  ここなんかまだほんの5年目ですしね。

ジョギングコースの途中には森林公園……というか、
ただの雑木林を抜けるような場所が何箇所かあるのですけど、
蝉と入れ替わりで、リンリンと鳴く虫の声がもうすごいです。
木の枝全部に鈴がぶら下がり、風に揺れてるような数と音量で、ちょっと怖いくらい。
あれは鈴虫なのですかね。
こいつらが本気出して襲ってきたら多分食われて死ぬなーとか思います。
蝉みたいに、ノコギリの歯みたいな音で鳴かないのが救いです。

そしてその中でもガチャガチャ鳴いてる奴もいて
(つっても本体を見たわけじゃなくて、明らかに違う音が足元の茂みで鳴ってただけだけど)、
そいつは多分クツワムシだったんだと思います。
イヤ、見たんじゃないし、クツワムシの声もよく知らないのでアレですが……
童謡の歌詞を信じるなら。

ほんとーにガチャガチャ言うんですね。
初めて聞いた気がする。



■『WORKING!!』にハマってみる



ハマる、とまで言うと大袈裟ですが、
今期の中ではアタマ一つ抜けて楽しんで見られてるなあ、と。

登場人物には女性陣が多いわけですけど、
その誰が特別好きというのもなくて、「楽しそうな場だなあ」という感じです。
『みなみけ』に近い感覚で見ています。

▼WORKING!! OP2 「COOLISH WALK」


人物の中で誰が気になるかといえば、厨房担当・青い髪の相馬さん(♂)がいい。
彼は言ってしまえば「腹黒キャラ」なんですけど、なんていうか、
「色々考えて色々(キタナイことまで)知っている、
 その上で選択の結果として、ニコニコ楽しそうにしている」
という生き様が、心にズンとくるんですね。
ちょっと哀しくて。オイサンの中では、彼は悲哀担当です。

  イヤもう、本人的には染み付いた地であって、
  そんなこと考えてないと思いますけど。
  ラクに楽しくああなんだとは思いますよ。

エンディングでうれしそーにタンバリン叩いてる姿が、
なんかもーおんなじことしてるのに、隣のヤマダと行為の過程と質が全然違うことが、
あの画だけでヒシヒシわかるってすごい。
「何か狙いがあって(「その方が面白いから」という感情的なことも含めて)
 考えを一巡り二巡りさせた結果ああしてるんだ」
ということでしょう。

▼WORKING'!! ED


  ヤマダは多分、
  「そこにタンバリンがあるから、ついでに小鳥遊くんがいるから叩くのだ!!」
  「仕事したくない!! → さぼってもタンバリンのせいに出来るし楽しい!」
  という一心ででしょうw
  それもまた潔いというか、ヤマダは次くらいに愛おしいんですけどね。

ああいう大人になりたかった。
メンドくさかったから諦めたんだけど。
いつも誰かに何かをけしかけるような微笑みが、すごく重くてすごくいい。
基本はギャグ作品だからそんなことは気にしないでいいんだけど、
やっぱクるものがあります。

今週(もう先週だけど)の3話目では、体の弱い小鳥遊姉が可愛くて良かったですね。

 ▼OP/ED 「ヤバい」の機微

OP/EDも好みでしてね。
OPの楽しさは言わずもがな、EDが男性Voてのがまたいい。
隅から隅までオイサン好みのバランスで出来てて嬉しい限りです。


  ♪ 常識人になりましょう ヤバい人ならすぐなれる


ってのは、やっぱ名言だなあwww
「ヤバい」っていう響きと含みが、個人的に好きなだけかもしれんけど。
いいねえ。

味わい深いな、「ヤバい」。
昨今なんにでも使われ過ぎて、「カワイイ」に並んで叩かれ気味な言葉ですが、
使いこなすと強い。上手い言葉だ。
ハッキリ言ってるのにハッキリ言ってない、というあいまいな機微が備わっていて、
古語とかに近いんじゃないかしら。
イヤ古典苦手だったからわかんないけど。
言葉から伸びるベクトルの矢印を、
前後にならべる言葉で自分の好きに操れる、その自由さがいい。

言葉そのものには幾つかのパラメータ、
喜・怒・哀・楽・肯定・否定なんかが自ずと備わっていて、
たいていの言葉では、それらの基本値とか、
上限・下限の制限値があったりするもんだけど、
「ヤバい」「カワイイ」ではそれらの値が相当広く持つことが出来、
前後の文脈と場の空気、あとは送り手・受け手の度量裁量でかなりアバウトに決められる感じ。

そこまでの使い手が限られているだけで。

あと、その部分の歌い手の割り振り(三人で歌ってる歌なので)、
そこがアスミンってのも狙ってんのかと言わざるを得ないGJぶり。
OPをジャジーなアコースティック編成で聴きたいわ。

……と、いうワケで、
先週は『はがない』の
「リア充は死ねッ!」
で一日笑い、今週は小鳥遊くんの
「ちいさいものの悪口を言うな!!」
と、相馬さんのタンバリン打ちで一日笑ってたオイサンでした。
小鳥遊くん、一本芯通り過ぎだろw

どうでもいいけど、
「小鳥遊」と書いて「タカナシ」と読む、その由来を今知ってビックリしたぞ。
おもしれえけど、考えた奴はハッキリ言って厨二だな。
凝り過ぎだ。



■Webラジオ『タイラー無責任同好会』



あともーいっこ、
1993年(!)放映のアニメ『無責任艦長タイラー』のWebラジオ(!!)が、
音泉さんで配信されてます。

  ▼タイラー無責任同好会
  http://onsen.ag/program/pakopako/index.html?1318860933343
  [ 音泉 ]

なぜ今!!?!
と思いますが、なんのこたぁありません、
BD-BOXがこの水曜日、10/19に発売されるので、その販促だそーです。
全2回で、19日にはまた更新されてしまうみたいなので、
初回をまだ聴いてない人は急いでどーぞ。

パーソナリティは、
主人公・タイラー役の辻谷耕二さんと、
ヒロイン・アザリン役の笠原弘子さん。
……と、富永"本編には出ていない"みーなさんという
えらく単価/hの高そうな面々。

  ……最後のはなんじゃい、と事情を知らない人は思うでしょうけど。

  放映当時、イベントごとやら特典映像なんかがあると、
  必ず引っ張り出されて遊ばれてたんです、富永さん。
  マ何でもやるし、何でも出来る人ですからね。
  確か、当時のラジオ(Webじゃないヤツ)でも出てたんじゃなかったかなあ。

実際この番組、みーなさんが前面に立ち始めてから上手く転がり出した気がするw
のっけから狙ったようなグダグダぶり(最初のあれは台本だと思いますけど)で、
当時のラジオも確かにユルい、ナンセンスノリだった記憶がありますが、
それにイマドキのぐだぐだカオステイストを上乗せしようとしたみたい。

でも……辻谷さんも笠原さんも、もうどっちかというと昔かたぎの真面目な人ですから、
そこまでは崩せないし、ノれなかったみたいで、
パーソナリティのなすりつけあい(なんだそれ)になってました。

大体がさ、18年? も昔の番組の、
収録時の話とかお互いの第一印象とか、憶えてるわけがないんだよw
比較的新しい、OVAシリーズとかだって15年くらい前でしょう?
そりゃ引っ張り出された方だって困るさw
途中「タイラー新聞」の話になって、みーなさんが無茶なこと言い始めてから、
みんなようやく舌が滑らかになってきた気がします。
明らかにみんな、困ってるじゃないですかw

台本も「当時のエピソード」とか適当な話題だけ振ってあって
適当に喋ってください、みたいなことなんじゃないのかなー、と、
相変わらず憶測だけでヒドイこと言いますけど。

VAPさんにしてみたって、当時のスタッフなんかそうそう残ってやしないでしょうし。
途中で出て来たBD-BOXの宣伝担当の人は、当たり前だけど随分若い人っぽく、
どーなんだろ、
そもそも『タイラー』のことを知ってるのかしらw?
マお仕事ですからアレですが、
「おめで鯛アップキャンペーン」とか言っても、

絶対響かないと思うんですけどねw 今の若い人には。

  当時だって、「イヤそれはどうだ」的な物を感じたりもしましたが、
  マその辺はそれ含みのネーミングですけどね。

……そして、それは多分、作品の内容的にも。
まあ、最終的には面白かったからいいですけどね。


仕方ない仕方ない。


引っ張り出す声優陣も……ねえ? 選びようがないもの。
今回のお二人のほかって言ったら、憶えてる範囲で話しますけど、
三石さんでしょ、天野由梨さんでしょ、
速水奨、成田剣、八奈見乗児、岡本麻弥、関俊彦、三田ゆう子、岩田光央、かないみか……
ざーっと見渡してみても……ねえ。
麦人さんくらいじゃないか?
当時と同じような推進力でオシゴトされてるのって。

  辻谷さんも、番組中で天野さんの名前を間違って
  「天野ユリコ」って言ってましたからねw
  役名ごっちゃになったか知らんけど(ユリコ・スター CV:天野由梨)。

マ喋らせるという意味では、岩田さんあたりは上手くしゃべりそうですが、
ギリギリの人選の気がします。

あー、でも海兵隊の……クライバーン特務曹長の中の人あたりは、
案外面白く喋ってくれそうな気もしますね。
中田和弘さんですっけ。
イザそうなったらなったで「すごい人選だなw!」って思うと思いますけどw
面白けりゃありだな。

次回はそこに、なぜか下野紘さんが加わるみたい。
由縁はワカラン。
当時ファンだったとか、イベントに参加したとか、そんなんじゃないですかね。

みーなさんを呼んできたのは英断だったと思います。
面白かったし。
元祖グダグダ声優かも知れませんな、この人は。
何事につけ「いいじゃんもう」っていう肩の力の抜け方は、
郭海皇の消力に並ぶものを感じます(バキネタ)。


うーん。


当時はオイサンも高校生で、
しかもまだそんなにアニメにどっぷりって感じだったわけではなく。
今みたいに、何でもかんでもあらゆる情報が0円に近い値段で入ってくる時代でもなかったので
周囲の状況はあまり良く把握してませんけども。
この番組での話が本当なら、
新しいプロモーションを色々やってた意欲的な作品だったんだなあ。
確かに当時の展開は、追いかけていて、ニギヤカで楽しかったです。

  ちなみに、オイサンがある程度自覚的に、
  アニメを今のようなオタク文化としての位置づけで見始めた最初の作品が
  この『タイラー』です。
  それ以前は、子供がフツーにアニメを見るのの延長として見てました。
  アニメに限らず、創作物にふれて泣いたのも、これが最初でした。
  なんで自分が泣いてるのか、良くわからずにおりましたね。

なんか、文句言ってるみたいになってしまいましたけど、
最初さえ乗り切ってしまえば面白かったです。
……主にみーなさんが。

肝心のBD-BOXは、買おうか買うまいかまだ迷い中。
記念碑的な作品ではあるし、懐かしくもありますが……
見返して、何かがあるだろうか?
当時味わいつくした感がある分、二の足を踏んでしまいます。

TVシリーズの終盤5話ほどと、
OVA『ひとりぼっちの戦争』が全てだったように思います。
最終回に流れた、スッペの『軽騎兵』は今でも忘れられません。

さーて、どうしましょうかね。



■二期作のバラード



そーいや、『アマガミSS』2期の詳細が発表されましたな。

  ▼アマガミSS plus
  http://www.tbs.co.jp/anime/amagami/

『アマガミSS+』だそうで。
第1期のその後を描く、オリジナル成分多目で各ヒロイン2話ずつの1クール。
……ってことは、また上崎さん・美也は蚊帳の外か。
ヒロイン放映順は1期と同じなんですかね。

色々と憶測が飛んでいますが、
あくまで高校生活の範疇を超えない、
甘いワンエピソードにフォーカスしてやる感じなのでしょう。

「第1期のその後」ということで、
「森島先輩と絢辻さんは10年後の話なのか!」
みたいなハナシもTwitterで見かけましたが、さすがにそれはない様な気がする。

  10年後のハナシとかやるくらいだったら……
  弊社からのご提案はこう↓です。

  http://mobile.twitter.com/ikas2nd/status/124805973159313408

  そういえば、

  まだメカデザインの発表がないですね。



  いつになったら発表されるんでしょうか。
  出来ることなら、『メタルギア』シリーズでおなじみ新川洋司さんにお願いしたい所存。
  やっぱギャルゲーをアニメ化すんなら
  ロボット出してファンのド肝抜くぐらいじゃ無きゃオヤ誰か来たようだ。

マ先輩は、卒業くらいはするかもですけど。
サブキャラまでは……手は回らないでしょうねえ……。

スタッフコメントの中で、高山御大も坂本Pもびっくりしていたので、
誰が言い出しっぺなのかわかりませんけど……
搾りカスでまで小銭を稼ぎたいだけの人が、
テキトウな物でお茶を濁す展開だけは避けていただきたいものです。
なんかその危険性も、十分ある気がするなあ。

そんな憂い吹っ飛ばして、ド肝抜いてくれることを祈ります。



……。



ちなみに、2期からはカントクが平池さんから替わるようでして。
『WORKING!!』も、1期は平池さんで、2期から替わっています。
『WORKING!!』はオイサン1期を見ておらず、わざわざ見てみる気もなかったのですが
……ちょっと見てみようかしら。
イヤ他意はないんですけどね。



■新川洋司といえば。



 ▼「メタルギア」のアートディレクター,新川洋司氏が
  「武装神姫BATTLE MASTERS Mk.2」のラスボスをデザイン。
  その経緯と今後の展望を,新川氏と「武装神姫」の鳥山亮介プロデューサーに聞く

  http://www.4gamer.net/games/128/G012840/20111014082/
  [ 4Gamer.net ]
  記事名長いよ!なにやってんの!!


オイサンがぼちぼちやってる『武装神姫』のお話。

デザインした新川氏の希望で、
ラスボスのボイスは久川綾さんがやってるんだそうですが、
その理由が

  「『プリキュア』で見たキュアムーンライトがカッコ良かったから」

なのだそうでw
さすが皆さん、ホンマモンでいらっしゃいます。
しかも娘さんが
「『プリキュア』は同級生がもう見てないから見ない」
と言い出したので

  「パパの会社の人達はみんな見てるよ!」

って言ったら

  「おかしいんじゃないの
 

        おとなのクセに!」


って言われたらしいです娘さん一本勝ちw!!
オイサンにも言ってくれ『プリキュア』見てねえケド!!

あと興味深いのは、
「娘さんに武装神姫をプレゼントしても
 『これは女の子のオモチャじゃない』ということはしっかり分かるみたい」
ってトコロで。
へー、そーなんだ。
面白いなあ。
どーでもいいけどこのインタビュー面白すぎるわw


マそんな感じでヒトツ。
宮越屋珈琲のエスプレッソフローズンが、甘すぎず苦すぎずでとっても美味しいです。
皆さんも是非。

今回のタイトルを思いついて字にした瞬間
のーみそが煮くずれしそうになったオイサンでした。


P.S.
 ついでにですが、今回のタイトルを考えついたときに
 「宇宙ファミレスってのは新しいな!」
 と一瞬だけ思ったんですけど、
 宇宙のすたーらーくさんが第一人者としてコレマタ20年くらい前から既に君臨しておられて
 全然新しくなかったです。

  ▼宇宙英雄物語 宇宙のすたーらーく
  http://nicoviewer.net/nm11581204

 すみませんでした。




 

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2011年10月13日 (木)

■趣味は人間観察です(エー -更新第721回-

ねえねえ、ちょっと聞いてもいいかな?
ゆきぽんとマコト君てさ、付き合ってるの?
オイサンです。

いや、『アイマス』の新OP見てたら、なんかそんな気分になっちゃった。
サビの背景で、吹っ飛んでったゆきぽんを
マコトくんが後ろでしっかりキャッチしてるのを見て。
Youたち、もう付き合っちゃえYo。

「CHANGE!!!!」も楽しいお歌ですね。

▼アイドルマスター OP2 CHANGE!!!!



  ♪ 何度L字でも どんなRivalだって


っていう歌詞は落胆しつつもポップで愉快だし、


  ♪ どこまでもSHOW must GO ON!


ていうフレーズには弱いなーズルいなー。
冒頭で並ぶシルエットにそれぞれ色がついていて、なんとなく感慨深かった。
配色はあれでいいの? ってちょっと思ったけど。

あとは、
タイトルバックで歯を喰いしばって踊りながら笑ってる貴音さんが
すごく凛々しくて好き。そーゆー人なんだろうか。
どーゆー人なのか、本当に興味がある。
13話の画から持ってきてるんですかね。
サビ終わりでも貴音さんがどセンターで目立ってて嬉しかったりする。
でも、歌としての全体的なところでは「READY!」の方がちょっと好きかなー。
旋律がすごい好きなので。

画は……うーん。
難しい。
「CHANGE!」の画は、場面場面ですっごい好きなところと、
そうでもないところの差が激しいです。
押しなべると「READY!」の方が好きだったかも。



■プン・スカ・ポン 三匹のこぶた



昨日はチョイと腹立たしいことがありまして、
一日おなかの底がモリモリしておりました。

  ……イヤ、オイサンだってそりゃ、腹を立てることくらいございましてよ?
  空かせてるばかりじゃない。

マいったい何に腹を立てたかなんてのは、
聞いても別段面白いコトじゃありませんので割愛いたしますが、
我ながら面白かったのがですね、
その時の、アタマと体の状態を感じ取って、

 「ああ、俺はいま怒ってて、怒ってると体はこういう感じになるのか。
  ていうか、体がこの感じになってる時は怒ってる時なのか」

と、改めて自覚した、ということです。
自分であまり、気が付いていなかった。

オイサンの怒りはどうも、プンスカポン! とやってくるのではなくて
熾き火か残り火のように体の底のほーにじわじわ・グラグラとくすぶって、
その火によって沸きあがったものが怒りだと気付くまでに随分時間を要するみたいです。

  少し考えてからだの様子を伺わないと、
  「あ、自分、今怒ってる」と気付かない。

んで「怒ってる」と気付いたときにはもう沸点近くまで来ているぽいので、
ガマンしたり抑えたりする間がなく、自覚したときには手が出てる、
なんてことにもなりかねないなコレはと、
ちょっと自分で自分が怖くなりました。

うーん。

もうチョット、自分の怒りを認識出来る閾値を下げないとイカンな。
怒りに対する心の準備が出来ない、というと変でしょうか、
でもそんな感じ。

  他の人はどーなんだろうなあ。
  あと、イラつきと怒りは違うもんだと思うんだよなあ。

オイサンはワリとそんな風に、
「何か特別に刺激が加えられたわけではないのに自分の体の様子がおかしい」
と気付いたときには
「どんな気持ちのときに、体にどんな変化が起こるのか」
とか、逆に
「体がある異状状態にあるときに、自分がどんな気持ち(でいるはず)なのか」
とかいう具合を観察する「遊び」をします。

これはなんでかというと、書き物に使えるから、なんですけどね。

「どういうことが起こったとき・何がきっかけで」、
「自分がどんな感情にとらわれて」、
「体にはどんな風な感触があるか」。

単純な感情の名前や、
それらが一般的にどんな場面に応じて発生するか・適用されるかなんてことは
類型的には大体わかるものですが、
「果たしてその類型が本当なのか?」
「細かくバラすと、直接的な感情の原因はどこにあるのか?」
ということや、
それが肉体的に「どんな気分をもたらすか」ということは、
ヒトサマをいくら見つめていたって分からないし、
感覚を分けてもらうことも出来ないので。
自分の体を使ってそういう機会にでも拾い集めていかないと……
なかなか、サンプルの得られるものでもないですしね。

脳波だとか、脈拍だとか、体温だとか。
そういう目で見える数値でもって観測することも出来るでしょうけど、
そこにあてはめるのにどんな言葉が適切なのかは、
やはり自分の肌で量ってみないとワカランわけです。

  そうまでして出て来た結果がアレなのかよ! と言われたら、
  どうもすみません、としか言いようがない。

そういう意味でやはり、
多くの人の共感される名作を生み出す表現者の皆さんというのは、
文芸でも、絵でも、音楽でもなんでも、
良き人生の経験者であるのでしょうね。
しみじみ。


マそんな感じでヒトツ。
ん?
たまにはそんな話くらいするさ。

オイサンでした。


 

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2011年10月11日 (火)

■汐入で愛して~2011年秋・10月期アニメ一口感想 -更新第720回-

金木犀の香りもやわらいで秋も程良く深まり、
あとは深度そのまま、巡航運転になりましたね。
オイサンです。

R0044697

気候もよく、歩いても走っても、何をするにも気持ちがよろしい。

このトシになってようやく、
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋という言葉が身に沁みるようになりました。
その分、恋の季節なんて言葉とは縁遠くなりましたけれども。
イヤもともと縁があったワケでもありませんが。
人恋しくはありますけどね。

この連休はノンビリーニョと過ごしておったのですが、
間に一日だけ、オッサンと若者とデートして参りました。
場所は横須賀、汐入。
アニメ『たまゆら』の、佐藤順一監督、声優の儀武ゆう子さんのトークイベントでした。



■アニメ『たまゆら』トークイベント



最初はおっさん……毎度おなじみ、ちひろパパさんことちびすけ父さん(@hm13chibi)さんと二人で、
このところオイサンが鎌倉を一人歩きして見つけたお店なんかを紹介しつつ、
近況のご報告がてら四方山話でもいたしましょうかという
なんともふんわりとした予定だったのですが、
そこに、やはりTwitterのフォロワーのおしらすさんから(パパさんに)お誘いを戴き、
オイサンはそれについでに乗っかる形で参加してきたのです。

場所は、アニメ『たまゆら』でも一部舞台となっている横須賀・汐入。
そこの海自やらアメリカ海軍基地もほど近いヴェルニー公園にて、
監督の佐藤順一さん、
そしてなんと、今をときめく大人気声優……では決してない
儀武ゆう子さんをお招きしてのトークショー。

……いやあ。
なんとも、ゆったりまったりしたイベントでしたね。
だってホレ、会場からしてこう↓ですもの。


R0044830xx
開演前のお写真ですよ。念のため。


ろくにしきりもないの。
園内の一画にコーンを並べてだいたい場所をとり、演者壇もロクになく、
アレですよ、小中学校の朝礼なんかで校長先生が立つ、
あの壇を3、4人用にでっかくしたやつの上に長机とパイプ椅子置いて、
その脇に演者の待機用のテント張って。
そんだけ。

見る人?
そんなもん、立ち見か地べたですよ。

オイサンらなんかまあヒドいもんで、
三角コーンで区切られたイベントゾーンからも遠くはみ出し、
公園の柵(後ろは海)に寄っかかっての観覧でしたからね。
オイサンらのほかにも似たような格好で見てる方々も多く、
離れたベンチに座って聴いてたり、
自転車でやってきてそのまままたがって聴いてたりと、
そして運営側もその空気を理解してて特にお咎めもなく、
やっかいな観客もおらずで、
実に緩やかな空気の中、終始運んでまいりました。

イヤ、気分のいいイベントだった。天気も良かったし(イベントの最中は)。

R0044845

結局、来場者は全部で……300人はいないくらい……だったんですかね。
それでも運営側の当初の見積もりよりは多かったみたいで、
「50人もくれば良かったんでないの?」と儀武さんは話の冒頭でネタにしてました。

  この日は各地でアニメイベントをやっていて、
  金沢では『花咲くいろは』のぼんぼり祭りをやっていたようで、
  なんか5000人とか集まったご様子。すげえな。
  秩父の方では『あの花』のイベントをやってたようです。

  ▼『花咲くいろは』聖地、金沢市湯涌町のぼんぼり祭りに5000人!
  http://otanews.livedoor.biz/archives/51829112.html
  [ 萌えオタニュース速報 ]

  マ50人は大げさで話半分だとしても100人くらいに見込んでたんじゃないですかね。
  50は少なすぎるだろう。
  スタッフの方が多いんじゃないか。

出来るだけ、お金をとらず・かけずのファンサービス的なイベントだったのでしょう。
一応物販コーナーもありましたがそれもオマケ程度で。
この日は、この会場のすぐそば、京急汐入駅で
『たまゆら』のヒロインの声で駅構内アナウンスが流れる、という催しと、
記念切符の販売もやっていたというので、
京急さん的にナンボか人を集めよう、という思惑はあったでしょうけど、
そのくらいでしょうね。

いや、楽しかったです。
オイサンらは結局、物販でも何も買わず、記念切符も買いませんでしたけども。
ご飯だけは食べて帰ったので、汐入の経済には多少寄与したかもです。


 ▼イベントの中身

しかしまあ、この儀武さんという方は。
相変わらずアタマの回転が早くてびっくり感心する。
儀武さんのシキリを見るのは、今年はじめに銚子ーズ四銃士で行った
marbleさんのイベントに続き2回目なのですけど、今回もすごかったです。

いくらかは台本もあるのでしょうし、MCという人種はこうなのかもしれませんけども、
場を拾って回していくのが、心地よくて澱みない。
オイサンが最近よく行く岩男潤子さんのライブで
MC(というワケでもないのでしょうけど)をつとめる川村竜さんといい、
このリアルタイムな処理能力、話題のアービトレーションのうまさは一体、
何をどうすれば身につく物なんでしょうか。

強いて言うなら、
シーソーの上でお手玉と皿回しをいっぺんにやってるような感じ。
投げ渡されるお手玉の玉を、これは取っちゃだめーこれは取って良いー、と判断しつつ、
それに正解すると皿回しのお皿が徐々に大きくなっていくような。

あ、ちなみに今回の儀武さんはフツーのお衣装でした。
前回みたいに完全芸人仕様で、アホみたいなでっかいラメの蝶ネクタイ締めて、
スルメしがみながら舞台を見てたりはしませんでした。

  ……。
  自分で書いといてなんだが、前回そんなことしてたのか……。
  ひどいな。


 ▼ふつうのおっちゃんのふつうじゃない視線

佐藤監督はすごく人の良さそうなふつうのおっちゃんに見えましたね。
確か、昨年初めて岩男さんのライブに行ったとき……
江古田のライブハウスだったと思いますけど、
フツーに客席に来られていたのは佐藤監督じゃなかったっけか。

お話もわりとゆるゆるふんわりで、けれどツボは突いていて、
笑えるばかりでなく、聴いててうなずけることがたくさんありました。

印象に残っているのは、
「特定の町を舞台にするなら、一週間は住んでみないとわからない」
という話で、これにはオイサンもすごく同意です。

曰く、
「一週間は滞在しないと、その町を巡るリズムに気付けない。
 一日目にトラックが通る音を聞いたとして、
 一日しかいなかったらそれはどこにでも通るただのトラックの音でしかないけど、
 次の日も、また次の日も同じ時間に同じトラックが通る、
 そのトラックがある特定の魚屋さんにお魚を納めている、ということがわかったら、
 それはその町独特のリズムだし、そこから生まれるドラマもある」
とのことで。

オイサンはそういう現象を「その土地土地のベースノイズ」と呼んでますが、
海が近い町なら波の音がベースノイズとして染み着き時間帯や月のサイクルで変わりますし、
山が近ければ風とそれに揺らぐ木々の音、
町ならクルマ・電車の通る音と、
生まれ育った境遇によって人は共通のベースノイズを持つと思っています。
……と、いうことに、北海道の霧多布に5日間滞在したときに気づきました。

と、そんな儀武さんのショーマン魂と、監督の作り手魂にふれることが出来て、
大変に実もあり、ゆるゆる楽しいイベントでありました。
お誘い下さった(誘ってもらったのはパパさんですけど)おしらすさん、
ありがとうございました。



■おっさんズトークのコーナー



その後は、おしらすさんに鎌倉までおクルマで送って戴いて、
パパさんと二人、お茶して、ご飯食べて、もっかいお茶して帰りました。
先日鎌倉で見つけた水出しアイスコーヒーのお店から、
キリン直営のビアホール、
最後は安定のモリバコーヒーと。
結局また5時間くらいしゃべってたんですかねえ。

R0044862

話題は四方山に、書き物の話から、
前期・今期のアニメの話から派生してお互いの好みの話、お写真の話、
お互いに作れる物の話、『アマガミSS2期』を憂える話(余計なお世話だ)、など。
毎度よく話が続くもんだ。

こちらで印象に残ったのがお互いの作品の好みの話で、
パパさんから頂戴したお言葉。
「オイサンとは、作品の好みのツボが結構違うところにあるのに、
 こうして割と長く話が出来るのがおもしろいねえ」
というニュアンスだったと受け取っておりますが合うてますかね(急に関西弁)。

そのときオイサンは、
「ストーリーが線になっているよりも、点になっているのが好き」
と言ったのですが、
それでは言葉足らずだったなあと改めて考えてみて思ったので、
ちょっとここで考え直してみようと思います。

オイサンは、
「テーマや心情が、日常の風景や人の行いや関係・ものの在り様を借りて
 直接的な言葉を用いずに表現されて散りばめられており、
 それが物語の進行と結びついているような作品」
が好きなのです。

R0044945

例えば、とても分かりやすかったのが『レールガン』の一話。
「自分には、この社会(学園都市)でアイデンティティとなるはずの超能力がない」
ということを自覚しているフツー少女の佐天さんが、
悪漢にさらわれそうになった子供を身を挺して助け、
最後のトドメはレベル5のお姉さまがハデに刺す、というラストを見て、
「ああこの話は『力がある/ない』みたいなことがテーマで、
 あってもなくても、それぞれの立場の人を描く話なんだなー。
 で多分、キホン、しばらくは佐天さんを見てればいいんだな」
ということがスコーンとアタマに入ってきました。
実に鮮やかで、出だしはちょっと首を捻っていたオイサンも、
最後まで気持ちよく見ることが出来ました。

  ちょっと後半ユルんだかなー、とは思いますが。

大体、そーゆーことです。
『レールガン』はそれでもまだ物語主体の分かりやすい話ですが、
同じようなことが『けいおん!』なんかでもいえると思います。
別に特別なことじゃないです。
ただ最近はそれを分かりやすくするために全部言葉で言っちゃう話が多いので、
そういうのは野暮だと思いますし、見ごたえがない、
馬鹿にされているような気もしてしまうので、
「面白くない」に分類してしまうことがあります。

また上の『レールガン』の例でもお分かり戴けると思いますが、
「日常」は、現在の日本の「日常」である必要はなくて、
ファンタジーでもSFでも、その世界のバックグラウンドを明確にした上での
その世界での「日常」であれば良いと思います。

作り手が伝えたいことを、言葉に頼るのではなく、
せっかく「動画」なのだから、画と、時間の狭間とにちりばめて欲しい。
それら、点として受け手に手渡されるヒントが
パズルとか星座みたいにきれいに繋がるときが、
オイサンが「あー、この話に出会えて良かった」と一番思えるときです。

オイサンが好きなのは、そういうお話。
繋がって浮かび上がるものは、
物語そのものでもいいし、テーマでもいい。

……と、いう感じですかね。


 ▼ちょっと私信

デ余談になりますが、と言ったらこれも失礼なんでしょうけど、
マそんな風にお互い、趣味嗜好が違いながらも色々と話が出来て面白い、
と言って戴けるちひろパパさんですが、
確かに、話ベタの対人ベタで、人と会って話をしたあとにはほぼ必ず
「あのときの態度は不味かったんじゃないか」
とか、
「あの言い方は失礼だったんじゃないか」
とか次から次へと思い浮かんで悶々としてしまうオイサンが、
パパさん相手だとほぼそういうこともなく
「あー面白かった」で締められていて非常に助かっとるわけです。

多分、そういう場面でもあんまりこっちが気を使わなくてもいいように
パパさんが振舞ってくれてるからだと思うんですけども、
なんか失礼があったら、遠慮なく突っ込んで戴けるとありがたい限りです。
お互い、無理のないように末永くお付き合い戴ける様に。

イエーイ見てるぅー?  ← 無礼



■ミューズの生誕祭



あとついでに、10月10日は『ひだまりスケッチ』宮ちゃんのお誕生日だったので、
たこ焼き食べてお祝いしました。
おめでとーう!!

R0044970
何故たこ焼きかは秘密だ。




■2011年・秋・10月期アニメひとくち感想



2011年秋の新番も、概ね一話目が出揃った感じなので、
マ大体どんなのを見ましたよー、どんなのが残りそうですよー、
という程度の、ご挨拶代わりに一言感想を書いておきたいと思います。
「キリトリセン」から下は、とりあえず一話時点で見るのをやめることにした分です。


 ▼『僕は友達が少ない』

最初は懐疑的な目で見てましたが

「リア充は死ねッ!!」
「なんだこのリア充は! 死ねばいいのに!」

の二言に全部持っていかれて視聴継続。笑わせてもらいました。

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おかげで全部いけそうな気がしてます。
これだけ自分の妬み・嫉みを、本人に対して口に出来るのは、
もはや強さだと思います。
真っ向から乗り越えたか、超ダメな天然かどっちかの人。
ヒロインは多分後者なのだと思うけど、
それはそれで、受け手の負の部分を引き受ける痛快ダークヒーローとしての資格あり。
頑張れ夜空さん。
「『ともだち募集』ってポスター見て来たんだから! あたしも友達が欲しいのよぅ!」
ってのも、魂の叫びですねえ。
そういう搦め手の上手さを原作に感じ取ったので、今後も楽しく見られそうかなと。
夜空の友達いない系メンタリティに対する理解
(「リア充死ね!」とは言えるのに、素直に「友達募集!」とは書けない etc)とか、
星奈の魂の叫び(「ああこいつはあのメッセージに気付く人なのね」)とか、
その辺の語り過ぎない細やかさも、見ごたえ。


 ▼『イカ娘』

……は、別にいいや。前書いた通り。見ます。


 ▼『たまゆら-hitotose-』

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雰囲気は抜群。
先ずはそれだけでもいけそうですが、如何せん、
ワリカシ「見る」に漕ぎつけるまでパワーがいる作品。
つまらないと言うんじゃなくて、見るのに力が要る、と思う。
それに潰されなければ見続けたいと思います。多分大丈夫だとは思うけども。
こういう「本当に面白い(であろう)」作品が、
『イカ娘』とか『WORKING!!』とかの「ラクで楽しい」作品に
押し切られることが多々あるのが娯楽の面白いところ。

一点気になるのは、物語の縦糸である「写真」というファクターが、
テーマとどう上手くからんで機能するかということ。
そこがピッタリはまれば、オイサンは多分泣けます。
写真がお飾りで終わるようであれば、わかんない。それ次第。
ていうか既に、お母さん役の緒方恵美さんがすごくて
ちょっと泣いちゃったんだけど。


 ▼『WORKING!!』

一期を見ていなくて、
その評判を良い方向と良くない方向の両面から聞いていたのですが、
面白いですね。良いと思います。

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オイサン的に好感度高いのは、
男性キャラがそれなりに数いて、キャラもたっているところ。
世界に占める、存在感の男女比のバランスが良いと思います。
落ち着く。
最近「主人公以外女の子ばっかり」っていう作品が多くて、
需要はあるんでしょうけど、最近それだけで抵抗もちょっとあったりします。
『はがない』なんかはモロにそんなんですけど。
原作がどういうスタイルか(4コマ?)も知りませんが、
安定して最後までいけそうです。見ててラク。
一応フツウの恋模様もあるみたいで。


 ▼『境界線上のホライゾン』

一話終了時点で、設定大好きさん向けの超厨二ラノベかと思っていて
バッサリ対象に入れてあったのですが、
二話目で作者の裏側の思い……大人の考えがチラッと見え隠れしたので、
それが面白そうに思えてしばらく様子見継続。

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重厚な世界観……とは、とても言いませんけども、
これでもかという小ネタ設定の山盛りで世界を切り貼りしてるのは、
まあ、この場合は長所なんですかね。
オイサンにはちょっとヤカマシイです。
……なんていうか、
100円で、小袋に入るだけアメ玉詰め放題! っていうの、あるじゃないですか。
あんな感じです。ニギヤカだけど所詮アメ、みたいな。
ところどころ「ああ面白いな、好きだな」と思える箇所もあり。
ただ上滑りするテンションが、ちょっと『宇宙をかける少女』をホーフツとさせて、
場合によっちゃ途中脱落もありえます。

あと気にかかるのが……
コレ、結構壮大な話に見えるんですが(例によって原作は知りませんが)、
原作全部やるはずもなく、2クールもやらないでしょう?
1クールで、よくこの膨大くさい原作を映像化する気になったなあ、という……。
また中途半端に終わるんだろうなあ、と思うと、
チョイとやり切れない。

……どうでもいいけど、「あめ玉ツメコミ遊び」で、
100円払って袋に五、六個ざらざらっと入れて
「もうこれでいいわ」って袋スッカスカなまま帰る、ってのをやってみたくなった。


 ▼『ガンダムAGE』

「ガンダム」だからとりあえず見てみた感。
「ガンダム」を外せば、普通のあんまり面白くないロボットアニメでした。
「ガンダム」だからハードルがちょっと上がっているというのもあるけど、
差っぴいても平均以下かと。
「ガンダム」のお作法を守ろうとしているからつまらなくなってる、
ってことも計算に入れると、差し引きゼロの気もします。
うーん。感想言うのも苦労するくらい平凡。
そして「ガンダム」だからこそ切るのもためらわれるという。
どーしよ。


 ▼『真剣で私に恋しなさい』

一話目が、動きとキャラだけで随分引き込んでくれたので期待しましたが、
二話目でがっつりテンション下げました。
うーむ。

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一話目視聴終了時「いい最終回だった!」とTwitterにコメントしたのですが、
本当にその通りになりそうな悪寒。
来期までの穴埋めに使われてるようなイメージさえある。
盛り返すのかなあ。そんな予感もしない。
近いうちに、キリトリセンの下に行く気がします。


 ▼『ペルソナ4』

映像と音楽はスタイリッシュでカッコイイんですけど、
一話目が終わってもまだ何も始まっていないし、何も分からない。
そのくせペルソナだけは出てきた、という。
何きっかけで出せるようになったんだ。

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なんがしか事情があるのでしょうけど、分からなかったなあ。
原作を知ってる人にはこの先何が起こるかもわかっているから良いのでしょうし、
オイサンのように
「『4』は知らないけど『3』までは知ってて、『ペルソナ』世界のお作法は心得ている」
人間にも、大目には見てもらえるでしょうけど、全然の人には全然だろうなあ。
知っている人向けか、
スタイリッシュさに感動できてそれだけでモチベーションを保てる若い世代向け、
ということなのでしょう。
主人公のペルソナからして、随分スタイリッシュでしたからね。
初代『異聞録ペルソナ』や『2』の主人公のペルソナは、
手放しで「カッコイイ」とは言い難い、畏さ・滑稽さ含みのものでしたしね。
オイサンはカッコイイと思いましたよ?

この何もなさ・スタイリッシュ押しが続くようなら、
そう遠くない時期にキリトリセン下に送られるでしょう。
あまり期待はしていない。


-------- キリトリセン ------------------------
『マケン姫ッ』
『Cキューブ』
『ベン・トー』
『ましろ色シンフォニー』
『D.C.S.S』

で、これ↑が見るのやめた分。
イチイチ、どれがどーとかは言わないでおきましょう。
しかし……。
こうして見渡してみると、
ぱんつが見えそうな作品が、ワリと自然にキリトリ線の下に振り分けられてて、
我ながらちょっと安心した。
それでふるいをかけたわけではないですし、
どれもさほど真面目に見たわけではないですが、
いずれにせよどれも目を引いてくれるほどのものではなったのも事実。

  そりゃアンタ、同じ面白いなら、
  ぱんつ見えないよりも見えた方が良いに決まってますからね!(エー

『はがない』だって、スタートラインは同じだったんですからね。
予備知識ナシで、名前は知ってるって程度ですから。
あ、『ベン・トー』はOP良かったです。そのために切るのを迷ったくらい。
あと『マケン姫』のキャラデザインの程よい昭和くささは魅力でした。
けどね。


マ大体こんなカンジで。
あと、書いた時点でまだ始まっていないのが
『ラストエグザイル』と『未来日記』。
前期からの継続で『アイマス』があるので、現在9本。
……。
多いな。
恐らく、『WORKING!!』よりも上だけが残るように思います。

……え?
『ピングドラム』?
録ってますよ。
エエ。
録ってるんですけどね。

R0044877

マそんな感じでヒトツ。
ジョブズさんには大してお世話になっておらず、
iPhone4Sにもほとんど興味のないオイサンの日常でした。

こちとらボタンが八つも無いきかいに、用はねえンだ!




 

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2011年10月 6日 (木)

■ピュアの方舟、ピュアの彼方。 -更新第719回-

ゲームにあまり興味のない人間が、

  「『スーパーマリオ』みたいなゲームならやってもいいかなー」

的なコトを言ってきた時には、
気をつけろ、それは

  「『スーパーマリオ』と似たゲームなら許容するヨ♪」

というサインじゃあ全然なくて、

  「『スーパーマリオ』がやりたいです」

っていうだけだからな!
連中の中では
「何がどうだったら「『スーパーマリオ』みたい」か」
なんていう線引きは存在しないんだ!!

オイサンです。

え?
何かあったのかって?
別に何もありゃあしませんよ。
ただ、ちょっと前に結婚したオタクな友人がそれで失敗してたなーと思って。
みんなも気ぃつけや。



■反省と後悔と。



うーむ。
ここんところ、気温が下がったせいなのか
やたらとたくさん眠ってしまって若干凹んでいます。
朝にぼーっとしてしまう。
こんなに気候がいいのに、体を動かすのもなんだか億劫で……
贅沢で罰が当たりそう。

こういうとき、上手く気合いを入れ直すスイッチがあれば良いのですが。
って、それがこのところは体を動かすことだったんだけども。

とりあえず、あれか。
ガタガタ言わずに動かないとどうにもならんと、こういうことか。
形から入れば、頭も自ずと付いてくる……というのも、絢辻さんに教わったことだったな。

そんなことで(どんなことだ)、
今日は最近やってたりやってみたりしてるゲームの話ー。



■WiiWare



ちょっと前に話題になっていた、WiiWareの『ラ・ムラーナ』を遅まきながらDLしてみました。
まだ全然序盤なんで、まだ言えることが何もありませんが……。
思ったよりもジャンプにクセがありますね。

▼ラ・ムラーナ


あのー、いつ頃からですっけね?
任天堂のゲームのテキストがトチ狂ってきたのって。
『MOTHER2』あたりでは既に若干アタマおかしかった気がしますが
それはまあ、糸井重里さんがからんでるからってのがあるにせよ。
いやー、今回ものっけからトバしてます。
村の長老「ワシ」からのメールの内容やら、アイテムの説明文やらもう、
センス爆発でKINTAMA蒸発しそうですジュンッ!

  ……コレ、アレですよね?
  ローカライズの段階でこうなってるんですよね?
  原作からこうじゃないだろう、いくらなんでも。

GCの『ゼルダ』あたりも、テキストのセンスは結構キてたと思うのですが、
もー、
おんなじ人がやってんのかなー。
この人の書いたビジュアルノベルとか、超やってみてえわ。



■PSアーカイブス



PSNの乗っ取られ事件以降チェックしてませんでしたが、
再度アクセス出来る様にするまで一苦労でしたプンプン。

  PASSWARDが凍結されてて、それを解除して新しいPASSを登録して、
  みたいな手続きが必要だったんですが。

  PSPからPS Storeへ行こうとすると「PCでやれ」って言われて、
  PCから言ったら「PS StoreはPCからはアクセス制限中です」って言われて、
  どないせえっちゅうねん!! と。
  最終的には、
  「PS Storeと共通でPASSを管理しているPS Storeではないサイトがあって、
   そこから入って変えれば良かった」
  んですが、それなんてHacking to the Gate ?

PSアーカイブスに、結構魅力的なタイトルが上がってましたね。
オイサンがやりたいのは
 『ポリスノーツ』
 『あすか120%ファイナル』
 『R4』
あたりですが、ひっくり返せばもっと色々出てきそう。
キホンやり尽くしたゲームばっかなんで買ってもやらなさそうですが、
『ポリスノーツ』はお話忘れてるからやり直したいかなー。

▼ポリスノーツ

3分辺りから流れるテーマは、もうあらゆるゲームの中でもかなり上位に入る好きさです。
ジョナサン役の田中さんがまたかっこいいワケだコレが。


しかし全部DLするにはメモリーの容量が全然たらない罠。
『ポリスノーツ』とか、1GBちかくあるでやんの。
マCD2枚組みでしたしね。

一応一通りDLしましたが、やっぱ『あすか』はいいわ。
『R4』もいいんだけど、PSではネジコンでやってたのを忘れてて、
プレイ感覚が全然違って困る。
最後まで勝てるかなあ。



■『武装神姫バトルマスターmk2』



チョイ気になっていて、
Twitterのフォロワーさんからのオススメもあって、手を出してみました。
もともと、『バーチャロン』的な3D対戦アクションSTGは好きなのでね。

武装神姫BATTLE MASTERS Mk.2 武装神姫BATTLE MASTERS Mk.2

販売元:コナミデジタルエンタテインメント
発売日:2011/09/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する


デ、触ってみた感想。
今のところ……
「ちょっとこの世界に思い入れるのは難しそうかな」
という感じ。
ゲーム性のほうはまだキチンと咀嚼できていない。
どういうお作法で戦うものなのか。
もうちょっと練習せんとなあ。

まあ……あまり良い1stインプレッションではないですね。
引き込まれるでもなし、放り出されちゃって。
散漫な感じ。

「メカヒロインといちゃいちゃ!!」
というところに第一のモチベーションを持てる人でないと、
奥まで踏み込むのは難しいような。
奥まで行ったら、ゲーム的な面白さも待っていそうなのですけども。
順番逆じゃね?と思ったんですけど、そういうものなんでしょうねコレは。

『ダンバイン』や『0083』で有名な、MIOの歌う主題歌がかっこいいぞ!
というのも購入の後押しだったのですが、
しかしこの作品世界は、MIOの歌を受け止められるほどのハードさを持ってるんだろうか?
という疑問が、あとになってフツフツと沸いて来た。

▼武装神姫バトルマスターズ Mk.2


MIOの歌声なり、歌う歌のカタさを吸収するには、
作品本編にもそれなりのハードさがないと、
名前負けならぬ歌負けしてしまってみっともないことになりかねないと思うのですが、
大丈夫かな。

ところでこのコら、空は飛ばんのね。意外。
もっと『サイキックフォース』的な戦いになるのかと思ってた。



■『エヴァンゲリオン3nd Impact<サウンドインパクト>』



こちらもPSP。
買おうか、どーしよっかなーと足踏みしてたところに、
この↓ちょーちん記事が異様にテンション高かったので買っちゃいました。

 ▼頭のなかでレイが喋るの!
  〈「ヱヴァンゲリヲン新劇場版-サウンドインパクト-」飯田和敏に聞く 前・後編〉

  http://www.excite.co.jp/News/reviewapp/20110928/E1317136657171.html
  http://www.excite.co.jp/News/reviewapp/20110929/E1317217318287.html
  [ エキサイトニュース ]

マ飯田さんゲーなので、オイサンは相性は悪くないだろう、という安心感こみで。
中身は、ざっくりまとめてしまえば『新劇場版 エヴァ』を題材にとったリズムゲーです。

リズムをに合わせて使徒と戦ったり、台詞に波形を合わせたり。
キホンは結局ヒトツで、「リズムに合わせてボタンを押す」だけで、
それを幾つかの形式のミニゲームにあてこんだだけです。
目新しさはあまり、というか全然ない。
目先はかえてありますけどね。

ただえらいモンで、ちゃんとキャラゲーとして「得るもの」がありまして、
面白いのは「台詞に合わせてボタンを押す」ミニゲーム。

あのね、これやってると、
「作中で、どういう意図の込められた台詞なのか」
が伝わってくると言うスグレモノよ。
これすごいわ。面白い。
あ、勿論原作を見たことがある前提ですけどね。
何気なく聞き流していた台詞が、
「こういうストーリーと背景の流れのもとではこういう意味を持ってくる」
ということが、導かれていきます。
ちゃんと原作をしっかり見て、ばらして作り変えてあるんだなあと言う丁寧さを感じる。
結構病み付きになります。

オイサンは『新劇場版 エヴァ』に関してはそれほど評価は高くなく、
もとのTVシリーズの方が今のところ好きですけれども
(1stインプレッションであったことも含めて)、
ここで考え直したことを含めてもう一度見直したくなりましたわ。

そういう「良きキャラゲー」だと思います。
世間の評判は「イミがわかんねえ」とあまり芳しくありませんけども。
もうチョイ色々あっても良かったかなあ。
『パラッパラッパー』の楽しさを超える音ゲーは、ないねえ。



■ピュアの方舟に乗って



 ▼『ドリームクラブ』開店2周年記念でドリームエックスクリエイト代表にインタビュー!
  最大の暴露とは!?
 http://news.dengeki.com/elem/000/000/409/409331/


代表のインタビュー記事です。
ピュアの彼方wwww 代表ブレねーなw すげーわ。
ついていきますどこまでも。

あのね、このヒトが「ピュア」という言葉の意味を一つ、再発明してくれたおかげで、
オイサンみたいな人間は、随分生き易くなりましたよ。
いやマジで。
すっげえありがたいです。


 ▼高貴なる縦ロール、陥落す。

遥華さんと仲良くなれました。
面白かったです。
いやあ、今までやった『ドリクラ』シナリオの中では、ワリとちゃんとした話でしたね。
オイサンも、由緒ある巻き髪師の家系に生まれたかったです。

R0044580

遥華さんが、思いのほか、根がマトモで。
……なんというか、一応人間のリクツで動いていてくれたので腑に落ちましたし、
楽しかった。
あすかさんの話は、最後の最後にパンチが効いてこそいた物のスカスカで
(それでも好きですけど)、
ノノノちゃんは最早人間ではなかった(未来人なんだけどさ……)ので突拍子がなさすぎ、
湿った部分が足りなくてなかなかノリ切れないものでしたが。
遥華さんは、ウム。
気持ちの流れが分かった。

端々で細かいんですよね。
ある日のメールだけ、SPの代筆じゃなかったり、
SPも、いるだけで基本口を出してこないだとか。
プレイヤーに対して、かつ遥華さんに対して、愛を感じさせるシナリオだったと思います。
情け深かった。
相変わらず突き放した終わり方をするんですけれども。

なんだろうな。
すごく満足度が高かったですね。

これはすごく個人的な感想かもしれませんけども、
SP二人、Smith & Wessonの存在が、大きかった気がする。
イヤ、ホント何もしないんですけどね。
後ろで立ってるだけで、喋りもしない。
主人公が調子に乗り過ぎたときにだけ、「ぶん殴るぞ」みたいな仕草を見せるくらい。

  ちなみに、どっちがスミスでどっちがウェッスンかも分かりませんw
  そのくらいの存在です。
  オイサン的には、黒人ハゲがスミスで、金髪白人がウェッスンだと思ってますが。
  いや、ウィルスミスのイメージが強いからってだけですけどね。

けどその「ぶん殴るぞ」もしまいにはポーズだけで、
主人公も分かって調子に乗る、二人もお約束でたしなめる、
みたいな、お嬢も入れて四人で家族コントをやってるみたいな感覚で。

  四人でちゃぶ台囲んで反省会して、
   SP  「せやけどジブン、あれはアカンで。やりすぎ」
   主人公「あー、やっぱり?」
   遥華 「あら、いいじゃありませんの」
  みたいにダメ出しされたい。
  なんだそれ。

終盤に彼らが見せる「ぶん殴るぞ」は、開始当初の「ぶん殴るぞ」と、
明らかに違うものに見えてきちゃうんですよね。
なんかね、彼らの気持ち、好感度が自分に対して上がっていく気がするのが
(実際そんなパラメータはないんですけど)、
……気持ちよかったなあ。

「なんかわかんないけど、お嬢様はお前を気に入ってて信頼してるし、
 見た限りお前は悪いヤツじゃなさそうだから……
 俺らもお嬢様のことは好きだけど、
 一生守っては上げられないから、お前ちょっとがんばれ」

みたいな、無言の友情みたいなものがね。
呼吸として、芽生えていくような感じが、凄くある。

あと、主人公と遥華さんのカンケイが、
自分たち以外にも認めてもらえる愛であることが、
満足感を高めてたんじゃないかなあという気は、する。
SP二人もずっと近くで見てて、認めてるよ、みたいなことが。
ほかのヒロインにはそういう存在がいませんからね。

オイサンの妄想ですけど。完全に。
面白かったなあ。
こういう効果は狙ってたのかな。
狙いはしないまでも、結果的にこういう効果が出ていることに、
作り手は気づいているだろうか。

ていうか他のプレイヤーは感じてるのか? こんなトチ狂ったこと。

この二人がどうにかなってしまったとき、
遥華さんはもう……。
……泣くんだろうなあ。
あーヤダヤダ。
なんでオイサンはすぐにそういう風な話に持って行きたがるのか。

あー。

でもそういう話書きたいなあ。
書き甲斐ありそう。



……。



などと。
相変わらず、自分以外にはサッパリ理解してもらえなさそうなことを書き殴りつつ、
今日もオイサンは眠りにつくのです。

それでは皆様ごきげんよう。
オイサンでした。



 

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2011年10月 3日 (月)

■ソーシャルさんが、そう仰る2~TGS、CEDECを経たソーシャルゲーム周辺のお話について -更新第718回-

いっつも文句ばっかり言ってるオイサンが、
今日も力いっぱい文句を言う、それが「ゆび先はもう一つの心臓」。

……イヤ、別にそんなコンセプトじゃないんだけど。

でもTwitterやってると、
アー俺なんか文句多いなー、って思いますわ。
文句って言うか、自分がつまらないと思うものに対して、
「つまらない」っていう感想を言ってしまうことが多いと思う。

世間の人は……ていうか、なんだろう、Web界隈の「出来た人たち」は、
そういうことをあまり言わないのね。
マ言うと喧嘩になることを知ってるからでしょうけど。
でもオイサンは、
「自分にとってコレのここはこう面白くないと思う、
 もっとこうならいいのに」
って言っといた方が、
「いやそれはこう見ればいい」
とか、見方を教えてもらえたりしていいんじゃないかと思ってるので言います。
作った側に届くとして、もしそれが作り手が気付いていない部分なら
直ればいいと思うし、
分かっててどうしようもなくてそうなってるなら……
そらもうしゃあないわな。

えーと、そんな前置きはどうでもいいんだ。
今回もまた文句の多くなりそうな話なんで、そんな前置き。



■ソーシャルさんが、そう仰る2



東京ゲームショウ、CEDECを経てからこっち、ソーシャル系ゲームに関する記事が
なんかもうワッと増えましたね。
目に見えて。
ていうか、目に付くところに出てくるようになったのかも知れませんけど。

 ▼これが5年間の技術的失敗と成功の歴史、
   GREEの成功を支えた技術者たちの闘いが今明かされる

 http://gigazine.net/news/20110909_gree_tech_cedec2011/

 ▼「個人のセンスよりも数千万人のデータの方を信じる」、
  これがGREEの作り方

 http://gigazine.net/news/20110914_gree_howto_cedec2011/

 ▼オンラインゲームを「オカンでも説明無しで楽しめる」ように作るために
  すべきこと

 http://gigazine.net/news/20110920_dropwave_game_planner_cedec2011/

                                  (以上、[ GIGAZINE ])

 ▼[CEDEC 2011]ソーシャルゲームは“ゲームの主流"になり得るか。
  稲船敬二氏,水口哲也氏,DeNAの小林賢治氏が語る「ゲームの未来」とは

 http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20110906080/

 ▼モバイルでもっともっと面白い作品作りを目指そう。
  パネルディスカッション「ゲームユーザーはどこに向かうのか」レポート

 http://www.4gamer.net/games/114/G011492/20110918030/

                                  (以上、[ 4gamer.net ])

その多くはGREEやモバゲーといった、
主だったソーシャル系会社の作り手がノウハウを語った講演記事だったりしますが……
どーもいかんせん、
読んでいて、ゲームの受け手としては穏やかでない感じの論調が多い気がしています。
やれ
「ゲームバランスは二の次で、稼ぐ仕組みを作るのが先」
だの、
「稼げるゲームはどんどん真似るべき」
だの、
「趣味に五万十万、つぎ込んで(そうなるような仕掛けのゲームを作って)
 何がいけないのか」
だの。

  複数記事を跨いで読んでると、言ったの言わないのあるみたいなんですけど。

ビジネスノウハウを語った講演なので、
聴講者の多くは制作会社の方々なのでしょうが、
コレを聴いてどう感じなさったのか。

  ……経営者は深く頷きながら聞いてたんだろうなあ、と思うと
  ちょっとぞっとしますが。

論調があまりに極端なので、
記事的に悪意を若干割り増し気味に書いていたりするのかもしれませんが
(読む限りそうは感じませんでしたが)、
それにしてもちょっとなあ、と、
……あくまでもユーザー、プレイヤー、消費者、
そして(従来のコンシューマ系)ゲームを愛する者の観点で見ていると、
思わざるを得ませんでした。


 ▼オイサンのソーシャルゲームへの思い

まず最初にオイサンの立ち位置を明確にしておくと、
マ現在のところ、ソーシャルゲームってものにはあまり良い印象を抱いておりません。
それは、ゲームの中身の面についてもそうですし、
その収益構造? って、難しい言葉を使わなくてもいいですね、
プレイヤーからのお金の取り方に関してもそうです。

ただまあ、頭っから全部感情的に「ダメだ!」って言うのが良くないのはもちろん分かっていて、
自分が楽しめそうだなあ、と思うものが見つかったら手をつけてみたいとは思っています。

  だってねえ。
  この先、主流になっていっちゃいそうなんだもん。
  コンピュータゲームがない暮らしは考えられないし、
  コンシューマゲームは先細って行きそうな気配だし。

だもんで、そういうものに関する情報はなるたけ拾っていこうと思っていますが、
今回、これらの記事を読んで、
……ちょっとね、良くないイメージが深まっちゃった。
その「何が引っかかったか?」について、今回は書いていこうと思うのです。



■面白いゲームを作ることとお金儲けの理念



彼らソーシャルゲームサービス提供会社のえらい人の話の記事を読んでいて、
もっとも違和感を感じたのは、
「良い(ソーシャル)ゲーム」のことを語るにあたって
彼らの言葉の中に「売れる・お金になる」という尺度以外の言葉が
見当たらなかったことです。

話の内容は、キホン
「こういう仕組みで作れば、ソーシャルゲームでお金を設けられます」
というコトばかりなのですが、どうもその論理の流れが
「こういう良いゲームを作れば、お客さんに素晴らしい体験を提供できます。
 そうして支持を集めて、その対価としてたくさんのお金をもらえます」
という方に全くいかず、
「こういう落とし穴を掘ればユーザーははまってくれるので、
 そこにどのくらい料金を設定したらこのくらい儲かります」
という方向にしか……流れていないと思うんですよね。

まあ、講演のコンセプトが「設け方・稼ぎ方」にあるのだと思いますけど、
しかし、
だとしても、
そういう講演の話の中にゲームそれ自体の話が出てこないというのはつまり、
「商品(=ゲームソフト)それ自体には、売れるための骨子……
 突出して優れた、ウリになるような部分はない」
と言ってるようなモンだと思えます。
ソーシャルゲームの、「ゲームとしての」良さ・新しさ・独自性みたいなものは特になく、
それで儲けること即ちユーザに認めてもらうことは出来ない、
ってことなのかなあ……と、
この記事を読んで感じてしまったのでした。

ソーシャルゲームはあくまでも「ゲームという快感をエサにした良い落とし穴」であって、
ユーザーの人生や、ゲーム文化の発展のために、
新しい独自の発明でもって寄与するものではない。
彼らの言う「良い」が、お客にとっての「良い」ではなくて、
自分たちにとって「(都合の)良い」という意味合いでしか構成されていない。
そんな印象を受けました。

「客はお金を払ってるんだから、それは『良い』と認めてるってことだろ」
と言われそうですけれども。
これだけ万端に心の隙をつく「仕組み」を高らかに提唱しておいて、
そのリクツは通じ難いと思うんですよね。

  「『(顧客にとって)良い』商品が売れるとは限らない」
  というのはイマドキの定説ですが、それと等価で、
  「売れた商品が『(顧客にとって)良い』商品だとは限らない」
  とも、オイサンは思うのです。
  誰も、麻薬のことを顧客にとって素晴らしい商品だとは……思わないでしょう?
  というのはまあ、例が極端ですけどね。

「ソーシャルってのは基本の仕組みがこうだから、
 こういう要素を組み込めば『ゲームとして』面白くなります、
 そしたらお金を払ってもらえます」
って話がホンットなくて、
「手っ取り早く儲けるにはユーザーを通せんぼして、通行料を取ります」
みたいなことしか言ってない。

たとえば、
「『ドラクエ』を、『ときメモ』をソーシャルにすると、
 こんな楽しい遊びが出来るんですよ!
 物語的に、システム的に、こんなことが起こせて、
 今までのゲームでは実現できない楽しさが待ってるんです!
 でも、そのためにはこういうお金がかかります」
っていう話であれば、まあ、分からんでもない
(本当はその「こういうお金がかかります」成分に関しても、
あとで一言ありますが)。
それがねえ。
ないんですよね。

マ上でも書いたみたいに、
「今回の講演はそういう講演じゃない」
といえばそれまでなんでしょうけど……気配も匂ってこないのは、
やっぱちょっと……どうだろうね、って思いました。


 ▼お商売の捉え方

お商売としてやる以上は、お金を稼がないといけません。
それは当然です。
ゲーム作品は、作品か? それとも商品なのか? というのは、
32bit機登場以後長きにわたって為されてきた議論ですが、
それは両面あって、会社ごと・一作一作ごとに異なって良いと、オイサンは思います。
また受け止め方も、受け手それぞれにあって、あーだこーだと
議論をすれば良いと思うのです。

で、今回のソーシャルゲームはものすごく商品よりに体重をかけたところにありまして、
その商品としての在り様さえ、
ちょっとお商売から逸脱しているように感じます。

物を作って売るお商売って、
 1)良い物をつくる
 2)良さを認めてもらう
 3)その商品が生むメリットの対価としてお金を戴く
……がキホンなのだと、オイサンは思っております。
マきれいごとかもしれませんけども。
ただ、「社会貢献としての労働としての商い」の本来の意味がそこにあることは、
まあ間違いはないでしょう。

世の中に貢献する対価として、糧を戴く、という、まあ、フツーのお話です。
働かざるもの食うべからず……という言い方も、
今の時代にはそぐわない気がオイサンにはしますが、
働いて食おうとする以上、その「働き」と「食うこと」が、
必要以上の欲で繋がっていてはよろしくないなあと思うのです。

デ、ビジネスの考え方としては、そこから逆算する格好で、
 3)お金を払ってもらうにはどうすればいいか?
 2)良い商品とはどういうものか?
 1)それを実現するにはどう作ればいいか
となるハズ(オイサン本来はモノから始まる考え方の方が好きですが)……
と思いきや、
彼らソーシャルゲームサービスプロバイダの頭の中では、
話が商品にいかず、常に「仕組み・仕掛け」の方に向いています。

……まあ、なんというか、それはそれで仕方ない部分もあると思います。
イマドキ、そこは認めなければならないでしょう。
「プロダクトのデザインとは、
 その生態系やライフサイクルまで含めてプロダクトでありデザインである」
みたいな事が言われる世の中ですしね。
確かに、これほど大勢の人類が、既に生まれてしまって生きていて、
それら全てが食べていかなければならない都合を慮れば、
それもやむをえないバランスのとり方なのだと思います。

けれども彼らの話だと、最終的に「儲けるための仕組み」が「商品」を侵食していく、
これが問題だなあと、オイサンは感じます。

たとえば
「効率よくお金を稼ぐにはどういうタイミングで課金をすれば良いか」
というハナシを突き詰めたとき、
「じゃあゲームの仕様・バランスをこういう風にすればいいよね」
という話になっていく。
お金を稼ぐ仕組みありきで、商品本体が作りかえられ、
お金儲けのための論理が、商品の中枢に組み込まれていく。

言ってしまえば、
買い替え需要を喚起するために一定期間で壊れるように強度設計する……
そう、みんな大好きソニータイマーですけど、そんなんですとか、
絶対に虫歯にならない歯磨き粉は、歯医者さんが発見してもつくらないとか。
そういう理念が、商品の根っこにぶっこまれてるってコトです。

これもヒトツの「プロダクトのデザイン」だとか、
「商品の生態系」とかだと言われたら……うーん……。
どーなのかなあ……。
「ビジネスモデル」という言葉一つで肯定されてしまって良いことなのかと、
首をひねってしまう次第です。


 ▼課金の正体

ゲームソフトの値段って、今まで頑張りすぎてた部分もワリとある気が、
オイサンしているんですよ。
5800円・6800円という枠組みの中で、
利益を越えるボリュームやクオリティを求められて、サービスしすぎてしまった。
そのツケを払わされてるのかなあ、という……
今まではみ出ていた部分を、「課金」という形で回収しようという試みである、
という解釈も、ちょっと考えます。

ただその回収行為で許容できるのは、オイサンの感覚だと、
ダウンロードコンテンツとか、オンラインRPGの追加シナリオパッケージとか、
そういう範疇までだと思うんですよね。

 ある程度の実体をともない、塊になったものを、それなりの値段で売る。

たとえば『トルネコ』みたいなダンジョンRPGで、
今までは5800円で、「練習ダンジョン・本編・隠し」まで全部入っていたのが、
これからは本編パッケージは「練習・本編」だけになってて、
もっとやりこみたい人には「隠し」を別売りしますよ、っていう……
それはアリだと思うのです。
今までは、頑張ってサービスで詰め込んでいた部分を、
これからはお金下さいね、っていうのは。
今まで景気良かったからサービスしてたけど、ゴメンちょっとムリ、
っていうアレです。

今のDLCってワリとそういうトコもあると、オイサンは思っています。
『アイマス』とか『ドリクラ』とか、アコギだなんだと言われますけど、
あれを全部のっけから6800円なりで詰め込むのはムリが大きくて、
きっとどこかにしわ寄せがいく。

そしてそのしわ寄せは……多分大きな会社が引き受けるのではなくて、
小さな制作会社だとか、……声優さんのギャラだとかねw?
そういうところに小さな小さなさざなみになって、
大きくて硬かったはずの岩を、じわじわジワジワ、削っていたんだと思いますよ。

  イヤでしょ?
  大好きな声優さんや、絵描きさんの仕事が買い叩かれるの。
  オイサンはヤだよ。
  だったら、多少無理したってお金払うよ。
  キライな奴はどうだっていいけど(オイ

そのしわ寄せ分を、負担したいユーザが負担するならいい。
「ある程度の大きさのパッケージで楽しみを追加していく」
という考え方の、追加要素やDLCは、
これは感覚的なものかもしれませんが、許容出来るんですわ。

ソーシャルの、記事の中で言われているような、
「お金を払わないとあとあと面倒ごとが増える」だとか、
「お金を払うことでゲームが楽になる」だとかいう、
微細な部分をお金で買うというのは、ちょっと好きになれないわけです。
「ゲームの中で邪魔をしている小石を一個除けるのに10円」とか。
それは……ヤだ。

それってつまり、作り手有利の「後出しじゃんけん」なワケですよ。
そんなものに、小銭とは言え、つきあう気にはなれんなあ……と、思うのでした。
この差異の感じって伝わるもんですかね。

それにその、あとでちょっと毛色を変えてお話しますけども、
ゲームが語るモラル・カルチャーという側面においても、懸念してしまいます。
記事の中には
「たとえば『ドラクエ』で、
 はぐれメタルが逃げないアイテムを300円で売ったらユーザーは買う」
みたいな言葉がありまして。
それはもう、なんかすげえダイレクトにぞっとする発言でした。

それって……綺麗ごとのように申し上げますけれども、
「結局ヨノナカ金や」という風潮を、プレイヤー……殊に子供に、若い世代に、
正当化して植え付けてしまうんじゃないかコレ? と、
真っ先に思いついたのがそんなことで。
しまいにはカネ持っとるモンがラクして強うなるんや、と。

  ……別にねえ。
  子供を盾にとるんじゃないですけども。
  でもそれは、ワリと真面目に心配。

「若い頃の苦労は買ってでもしろ!」とか言いませんし、
はぐれメタルをやっつけることが苦労だとも思いませんけどもw。
そこはその……お金じゃない工夫で、ラクをして、人に先んじる、
そういうセンスを磨いてほしいと思うのですがいかがでしょう?
ゲームって(TVゲームに限らず)、遊びって、そういうセンスの練磨の場でもあると思うんですよ。
その場を、大人のビジネスの論理で荒らしていいのか?

あの……大人がね。
ビジネススクールで、ビジネスの勉強をするための模擬戦として、
そういうルールのゲームを遊ぶことはありだと思うんです。
でも、子供相手にリアルでする商売じゃないと思います。
そういう線引きの危うさも感じるわけです。

あーあと単純に、
「はぐれメタルやっつけたぜ!」
って、まっすぐに自慢しにくくなっちゃうのがすごくイヤ。
お金の力を借りてないことをイチイチ証明しないといけなくなりそうで、
それはなんかもう、生理的にすッッッッッッごい、イヤ!



■カルチャーとして



デ上でちょっと出ました、カルチャー、文化としての話。
ソーシャルゲームの、ゲームの中身そのもののお話ですわ。


 ▼ゲームの、娯楽としての二面性

ゲームの、商品・作品としての二面性の話には上でもちょっと書きましたが、
ここではまたそれとは違う二面性、
「娯楽としての二面性」というものがまた、ゲームにはあると思います。

一つは、ヒマつぶしとしての楽しみ・遊びであり、
もう一つは、遊ぶことから何かを学び取って現実に持ち帰るような遊びです。

前者(暇つぶしの遊び)は……まあ、言ってみりゃ刹那的なものですよね。
鬼ごっこしてみたり、お酒飲んで酔っ払ってみたり、
おねーちゃんとえっちなことしてみたり。
後者は、マ一般的には、
映画、音楽、絵、本、とか。芸術的なものに親しむ様な感じのものです。
そこから得た感動や教訓が、のちの人生をドライブする類の娯楽。

  勿論そんなモンは受け手による部分も大きいですよ。
  送り手の側で、完全に規定し切れるものでもありません。
  前者(暇つぶしの遊び)のつもりで作られたものからでも何かを学び取る人間もいるし、
  その逆もある。
  けれどもやはり、作り手の狙い・姿勢によって、その性質は少なからず左右されましょう。

  また、前者が低俗で劣っていて、後者が高尚で優れている、というつもりもないです。
  世間的な評価がどうかはおいておいて、
  オイサンがそこに客観的な優劣を付ける気はありません。
  どっちも存在として好きですし、両輪の関係にあると思っています。

  優等生的な模範解答ですね。
  ええ、嫌われるタイプです。
  でも本音です。ホント。

オイサンなんかは、ゲームの後者的な価値を主に重視している人間です。
そのゲームが直截に物語るテーマや、
作り手が現実のどういう部分に着目して解釈し、
それを強調したり切り取ったりしているかということから感動を受け取り、
日常を生きていく糧とすることの、まあ多いこと多いこと。

  それは別に物語のあるゲームに限らず、システムやシナリオ
  (この場合ストーリー的な意味ではなくて、ゲームにおける緩急の配置を指します)
  からでも受け取ることの出来る物です。

でー……話を戻すと、
記事の中で紹介されるようなつくりで量産されるソーシャルゲーム化の流れと言うのは、
オイサンには、
「全部、ヒマツブシゲーム(前者)のつもりで作りますよ」
って言ってるように聞こえたのです。
「普通の文芸作品は『儲からないから』、全部の小説をケータイ小説にしましょう!」
って言われてる……そんな怖さを感じます。

ホンモノの文芸は、芸術・文化としての側面が確立されていて、
ある程度保護もされてますからそんなことは起こらないと思いますが、
何の後ろ盾も保護もない、テレビゲームという「産業」は、
所詮は利益や資本という唯一の「正義」に拠って立つしかない脆いものですんで、
「儲からない」の一言で流れがざざざっと変わってしまうものなんですよね。
その作品が持っている、お金以外の「価値」は顧慮されるものじゃない。
簡単にそーなってしまう可能性があるからコワイ。

今のゲームユーザーの中に、後者的なゲームを望んでいる人間が
どの程度数いるかわかりませんけども……
暇つぶしでケータイ小説だけ読みたい人間ばかりではない、
と、思うんですけどね。
ただ、それでお商売が成り立つほど人がいるのかと言われたら、
それは確実な話では、恐らくないのでしょう。

  かといって、
  お上の後ろ盾やら保護やらをもらってしまい始めたら、
  またガンジガラメに遭って、それはそれで本来の、
  後ろ暗さを伴いながらもピュアであった姿をカンタンに失ってしまうでしょう。
  ですんで、
  あんまりね。そんなにね。
  オイサンも、ゲームを芸術だの文化だのと、
  大上段に据えてお話するのはあまり好きではないんですよ。
  あくまでも親しみやすい、俗のものであって欲しい。
  そういう理想がオイサンにはあります。

けども、ゲームにはそういう側面も確かにあって、
それを味わうためにゲームをプレイするような人間も、
多分相当数いるはずなのです。
それを、「今の」ソーシャルゲームで味わえるだろうか?
今回、ゲームショウやCEDECのソーシャルの講演で語られている中で、
そのゲームが果たしてどんな思いに基づいて作られ、
どのような感動を提供してくれるのか。

それが講演の内容から見えてこないのは、
やはり講演の性質と異なるので仕方がないとしても、
講演の内容の通りの手法と考え方から生み出されたゲームから、
後者的な感動を受け取れるという、「予感」すらしない。

だって、そもそもは何かの強い思いに沿って考え出されたゲームだったとしても、
今回語られている制作手法の中では
その思いは多分に「利益の最大化」によって侵食されつくす可能性が、
すごく高いように思えます。

「このゲームのこの部分は、
 こういうことを言いたいがためにこう作られてます」
「じゃあそこに、こういうワナを仕掛けてお金払ってもらおう」

っていう……そういう「仕組み」重視のものからは、
当初の思いが完全に消されはしないまでも、
読み取ることができるほどに残るのかと言われたら……
絶対に、そのノイズの方に押され負けすると思うんです。

逆に!

お金を払うことでそのテーマが強調されて、より強く読み取れるものが生み出されるなら、
それは一つの進歩だと認めていいとも、オイサンは思いますけども。

……。

またなんか、小難しいことを延々と言ってしまいましたけれども。
そういう懸念があるんですよ。ええ。

それに、上でもちょっと書きましたけど。
やっぱりその……ゲームって、子供でも触れるもので、
教育とまでは言いませんけども、情操にはかなり強い影響力を、ですね。
持つと思うんですよ。
モラルの形成に一役買う、と言ってもいいと思います。

  マこれは、ゲームに影響されてやたらな親孝行をしたり、
  北海道に15回も6回も行ったり、50kgも痩せたりしてしまう
  妙なオッサンの個人的な体験から出る言葉ですけれども。

何しろゲームは、体験を作り出すものですからね。
そんなこともあって、
記事中の講演内容からは逸脱した感想ではありますが、
そういうところにまで懸念の及んでしまう話だったなあと、オイサンは思いました。


……。


まあねえ。
オイサンの言ってることなんて、
甘っちょろい若造(オッサンだけど)が外野から暴投した世迷言かもしれませんけどもね。



■Closing



最後になりましたけど。
そうしたTGSやCEDEC、はたまた各社の決算の結果などから、
「ソーシャルゲームでゲーム市場が活気づく!」
みたいなアオリ記事も、わんさと出てきてます。

 ▼ソーシャルゲームの勢い、恐るべし!
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110929/222887/?mlt&rt=nocnt
 [ 日経ビジネスオンライン ]

 ▼激動のゲーム市場をめぐる3つの誤解 「スマホ・ソーシャル躍進」の裏側で
 http://p.tl/ULY6 [ 日本経済新聞 ]

これを見るにつけ、
やっぱ盛り上がっている層も確かにあるんだなあと実感しますね。
ずーっとコンシューマゲーム機なり、アーケードなりでやってきた層の中でも、
そちらにシフトして楽しんでいる人たちもあるのでしょう。

どのくらいなんだろうなあ。
既存のユーザーでうまくシフトした人間の割合って。
身の回りや、オイサンが主に出入りする様なサイトでは、
あまりいい評判は聞かないので、実感はないんですけどね。

ただ、オイサンも希望を持つのは、
そうして盛り上がっていくことで、幾らか余裕が出来れば、
オイサンらのような古いタイプの人間でも楽しめる様な……
つまりソーシャルの世界ではニッチな層もとりこもうという、
「逆のすそ野が広がっていく」ことが、
今後、起こって行ってくれるんじゃないかなあということです。

……というような記事を延々まとめきれずに機を逸していたらば、
今日、Mr.デジキューブこと黒川氏が、
オイサンと似たような思いを綴っておられて、
しまった先をこされた、と思うと同時に、
ア業界の人でも似たようなこと感じてくれてるんだな、と思って
ちょっと心強かったとさ。

 ▼黒川文雄のサブカル黙示録 : 「もうければ良し」の風潮に危機感
 http://mantan-web.jp/2011/10/01/20110930dog00m200050000c.html
 [ MANTANWEB ]


超長くなっちゃいましたが、
マ今日はヒトツ、こんな感じで。

オイサンでした。


 

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2011年10月 1日 (土)

■秋のZ.O.C -更新第717回-

※Z.O.C……Zone of Control

金木犀が空気を山吹色に染めて、すっかり秋めいてまいりましたね。
オイサンです。

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  ▼久川綾 金木犀
  http://nicosound.anyap.info/sound/sm1378491


先週の日曜日のことでしたか。

ちょいと買い物の用事もあってとなり駅まで出掛け、
偶然『Aチャンネル』のサントラが出ていたのを見つけて購入したり
(いつの間に出てたんだ……)、
新しいコーヒー屋さんを開拓してそこでぺちぺちと書き物をし、
良い時間になったのでついでにお昼ゴハンまでそこで食べてふらふらと家に戻るような、
気ままな休日を過ごしておったのですけれど。

  ぼちぼち喫茶店の開拓も、近所じゃもういいかなーって気になってきましたね。
  今最寄り駅にある一軒が自分にとってベストだと……現時点では思えますので。
  欲を言えば、
  もうチョイ椅子が硬くなくて、お茶のアテのバリエーションが豊富だと……嬉しい。
  スコーンがあってくれたらいいんだけどなあ。
  でも、「小さいクッキーx4」ていう、
  コーヒー一杯に絶妙な甘味がメニューとしてあるお店もあそこだけなんだよなあ。

  マ最寄ではなく、なんかの機会のために
  人の集まりやすい場所に見つけておくというのはアリなんですけどね。
  閑話休題。

その帰り道、空がやけに青くてですねえ。
イヤいつも青いんですけどね。
普段、青いのをサボってるわけじゃない。
空さんはいつでも全力で青いわけです。
手を抜かない。
えらい。
……知らないけど。

夏場の空に比べれば青としての深さは淡く、
空色ではあったのですが、
その、空が空色であることがやけに不思議に思われました。

R0044017

たまにこう、空が広く丸く、指でなぞるように実感出来ることがあるんです。
この日は雲も出ていて、高いところに白く、低いところに濁って速く、
幾重にも幾重にも、……芳恵にも(分かんなかったら聞き流して下さい)
奥行きを伴って流れていて、吸い込まれそうでした。

オイサンは子供の頃からもあまり空に対する憧れなんかはありませんで、
空を飛びたいとか思ったことはないのですが、
この時ばかりはあの雲間を縫って飛んでみたいなあと、
ちょっと思ってしまいました。

  そうそう。
  最近では全然様変わりしてしまっているのでしょうが、
  オイサンの子供の頃の「将来の夢」と言ったら、
  男の子だったら「飛行機のパイロット」というのは
  マ誰でもだいたい上位の3位か5位くらいまでには入れてるような職業でしたが、
  アレ、いい加減なもんでね。
  いやオイサンだけかも知れないけど。
  オイサンは
  「特に思いつかないし」「みんなそう書いてるし」「子供らしい、と大人が思いそうだから」
  という理由でパイロットと書いていた時期がありましたよ。
  すごいよねえ、子供。打算的。
  どーなんでしょ、皆さん、そんなもんだったのかしら。

それでまたオイサンの住む神奈川の真ん中辺りもそこそこの街で、
となり駅はもっと街なんですけど、
徒歩で移動するその中間地点は、案外閑静な田舎でして。
風の音、それに揺れる木々の葉の音、どっかから水の流れる音、鳥の声なんかを聞いて、
しばらくぼーっと空を眺めておりましたよ。

そしたら風邪ひいちゃったみたいなんですけどね。
ゲフンゲフン。

  どうでもいいけど、シゴトバに休みの電話を入れるとき、
  「風邪ひいたの?」って訊かれると……困りません?
  熱はあるけど風邪かどうかはわからないじゃないですか。
  原因のよくわかんない、発熱を伴う体調不良は
  総じて「風邪」って呼んじゃっていいのかねえ。

やっぱねえ。
こないだから自然音の静けさが、すごく心地よいです。



■写真のこと



  ▼とある方へのインタビューから
  http://theinterviews.jp/heimin3/1762582


先日見かけた、今人気の(既に下火の?)「The Interviews」でのどなたかへの質問。

「きっと何者にもなれないオタクが写真に流れやすい」みたいな話。
いやあ。
写真、難しいですよ。そんなカンタンなもんじゃない。
自分で撮るようになるまでは、
アリものにレンズを向けてシャッター押すだけじゃん、
みたいに考えていた時期がオイサンにもありました。

そりゃ確かにね。

美しいと思えるものを見つけて、ベストな設定を見つけてしまえば、
プロでもアマでもそれをなぞれば全く同じ結果が得られます。

でも何が難しいって、
先ず第一に世にある美しいものを美しいと見出すことが難しいですし、
対象を見逃さないことも、
見つけたとしてシャッターチャンスを逃さないことも、
それを効果的に切り取るための設定、距離、角度、画角を見出すことも……
もう、「その一枚」にたどり着くための数多の要素を取りこぼさないことが難しいと思います。

  まプロのカメラマンさんなんてのはある意味数うちゃ当たる方式で、
  バシャカンバシャカンと連射して、
  何百枚のうちからデキの良い物を選別するらしいですけど。
  それでも無限に存在する「被写体と自分の関係」を最低限にまで絞り込んだ、
  その範囲内で連射するのでしょう。
  つまりは、そっから先は専門家でも物量だのみ、運だのみ。

  その昔、高名なゲーマーでいらっしゃいます、ハイローラー渋谷洋一氏が、
  当時のオンラインFPS『QUAKE』とプレイヤーの関係について
  こんな風に仰ってました。

   (前略)
  当然サーバーやマシンの速さも絡んできて、アンフェアも存在する。
  だから勝つためには、金かけて速いマシンを買って、少しでも近いサーバーに入って。
  リアルなんですよ。
   (中略)
  それは例えばF1マシンみたいなもの。マシンを良くして、ドライバーを良くして、
  生まれも良くなければならない。
  ブラジルの金持ちに生まれなければセナもいなかったみたいなね。
   (中略)
  生まれ、環境、才能、マシンスペック、そういうしがらみ全部含めて勝負!
  それがクエイクなんです。だから本気じゃないと勝てない。
   (後略)

                          (『ゲーム批評』Vol.15 P.38~)

  この言葉、もう15年近く前のお話なのですが
  未だにオイサンの心には深く残っておりまして、
  結構ムチャクチャ言ってるなって気が当時はしてましたけど、
  今の方が腑に落ちますね。
  よーするに「そっから先」は、どれだけ「『自分』というものをつぎ込める」かで
  その成果、自分が突出出来るかが決まってくる、ってハナシです。

  そしてその範囲は、言語化出来るかどうか分かりませんが、
  経験知としてある程度理論化されているのだと思います。
  そこにたどり着くだけでも、大変だと思うんですよね。

見た物を見たままに写し取る、というだけでもなかなか大変なのですけれど、
そこに「では何故それが美しいのか」「その原因を強調するにはどう撮ればよいのか」
を考え始めるとエラいことです。

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最近のコンパクトデジカメさんなんかは
(今はやりの小型ミラーレス一眼さんなんかもですが)
その辺かなり親切に手を引いてくれますが、
あそこまで行くとオイサン、
あれは「上から目線で嘗められている」の部類だと思います。
撮らされている、と言って良いんじゃないかと。

オイサンなんてのは、
たかだか若干お高めのコンパクトカメラを使うだけの、
趣味撮りいんちきアート系カメラマン(このオッサンは全部いんちきだな)ですんで、
「その一枚」に辿り着くために自分で選択することの出来る選択肢は
もともと絞られています。
それでもフツーのコンデジに比べたら随分自由ですけども。

これがさらに一眼レフとかになると、
自分で選べる、否、「選ばなければならない」要素が増えますから、
表現の幅が広がると同時に、結果に対する責任もグッとあがります。

そのオイサンでさえもうなんだかんだとえらく迷いますし
(ていうかこのオッサンはアレコレ考えすぎる上に
思い切りが悪いのでそのせいもすごくありますが)、
最近は生意気にも、出来上がりに対してものすごいマンネリ感を感じています。

  ねえ。
  見てもらえていればお分かり戴けると思いますが。
  なんかもう、似たようなお写真ばっかりでございましょ?
  アングルといい、距離感といいさ。
  これでも、撮ってるときは気分良いワケですよ。
  帰ってきてから「あー」ってなる。

  まあそもそもからして、
  どこかで見たような題材を、
  どこかで見たような画角で、
  どこかで見たような色合いでしか捉えていないので
  客観的にはそこにも大した意味はないのですが、マそれは個人的な話ですわ。

それはつまり、「鈍い」ってことだと、オイサンは思うのです。
美しいと思える幅が狭くて、一度その「安全圏」に入ってしまうと抜け出せないでいる。
新しいブレイクスルーが……別段ミスったところで何のリスクもないくせに、
起こせないでおるわけですよ。
いけません。
今のカメラ、GR-DigitalⅢさんの機能だってまだまだ全然、
使いこなし、引き出せているわけでもないわけです。
あんなちまっこい道具ヒトツとっても、こだわれていない。
あのカメラを使って、もっともっと美しい瞬間は切り取れるはずなのです。

  へんに白黒にしたり、セピアにしたりってのはするつもりはないですけども。
  そういう、劇的に極端なのはちょっとね。

マそんなことで、脱線いたしましたけれども。
写真がカンタン・誰でも撮れる、だなんてのは……
まあね。
昔の銀塩時代に比べれば、そりゃあフィルム現像もいりませんし、
失敗してもナンボでも撮り直しがききますし、
何より撮ったその場で結果が見られるという時代になって、
間口は劇的に広がったと思いますけども。


「自分が何者であるか?」


をそれで手軽に語ろう・語れる・語れると思っていると思うだなんてのは、
それこそ、大きな誤解ですよね。
それは多分、手軽になったからこそ余計に。
突出するのに必要な推進力は明らかに大きくなっている。
コモディティ化というのはつくづく恐ろしい。
ゆび先と、のーみそと、感性と膨大な時間、経験の積み重ねがあって初めて……
やはり「自分が何者であるか」は語れるもんだと思いますよ。

なにをもって語るのだとしても。
どんな道具を手に、立ち向かうのだとしても。

切実。



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どーでもいいけど、
スマートフォンといい最近のデジカメといい、
ボタンやらダイヤルやらのメカニカルなUIが
全部ソフト……液晶タッチに取って代わられちゃって
どんどん省かれていくのがオイサンすっげえさみしいわ。
マ部品点数減らせば色々ラクになるしお安くもなるってのはわかるんだけどさ。
直感的なボタン大好き人間ですからねオイサンは。

あ、こーいうハナシすると、男の子はすぐに
「じゃあ『鉄騎』のコントローラが!!」
っていうアホの一つ覚えみたいな食いつき方をなさいますけど、
オイサンは別に
  ヘ   ン   タ   イ   で   は   な   い
のでソコんとこシクヨロ。
PS2とかXBOXのコントローラくらいでいいんですぅーだ。



■そんなオイサンの本日



昔……今のねぐらに引っ越す前に住んでいた町の、
馴染みでいた飲み屋さんまでお昼ゴハンを食べに行ってきた。
そこのランチとコーヒーが好きだった。

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マスターはもう結構なお歳のハズなんだけど、まだまだ元気に働いていて安心した。
店長(マスターとは別。お若い)はオイサンのことを覚えていてくれていて、
しかもダイエット後にはまだ行っていなかったハズなのに
痩せた後のオイサンもオイサンだと分かってくれて、
有難いやら感心するやら……客商売のプロってすげえな。

デそれとは別に、古巣の町をウロウロとして、
一軒良さげな喫茶店を見つけて入り浸ってきた。
コーヒーだけのつもりがスコーンがあったのでついつい……。
でもあのお店はアタリだ。
ちょっと通いたい。
軽食メニューのピッツァも良さそう。

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他にも、コメダ珈琲が出来ていたり、ラーメン屋だったのがスパゲッティ屋になっていたり。
なんか知らないうちに色々充実してて、ちょっといいなあ。
あー、でもそのスパゲッティ屋の前にあったラーメン屋は、
ラーメンもそこそこ好きだったし、
何より『デカスロン』が置いてあって好きだったんだがなあ。
今では文庫版で全部手元に揃えちゃったからいいんだけど、
あそこでVSアラカン編を読んでいなかったら、今こうして揃えもしてなかっただろうなあと思うと感慨深い。

  ちなみに、『スラムダンク』の最終巻「だけ」がないお好み焼屋さんは健在でしたw

あと顔なじみだった中古ゲーム屋さんが潰れてた。
ショック。
そこの店長とは仲良しで、PS2が出たときには、オイサンなんも言ってないのに
「一台とってあるけど!」
って言われた。
そんなん言われたら買わないわけにいかんやんw  ← 思う壺。チョロイ。

でも、近所にGEOとBOOKOFFに出来られたら、
零細チェーン店舗なんかひとたまりもねえやな。
無念。

R0044457

あと、線路沿いに出来てた飲み屋さんのランチメニューがまた美味しそうだったな。
トロトロ親子丼とか、モツ煮のどーとかとか。
近いうちにもう一回行くとしよう。



■The Interveiws



  ▼オイサンへのご質問
  http://theinterviews.jp/equas2nd

コレどーしよっかなーとずっと思ってたんですが、とりあえず開いてみた。
……つって、大概のことはここで書いてる気がするんですが、
なんかあればどうぞ。

てきとーにやって、てきとーにやめるつもりです。
お答えいたしかねるご質問にはお答えいたしかねますのでそのつもりで。



マそんな感じでヒトツ。
オイサンでした。



 

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