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2011年9月 6日 (火)

■乾さんと! -更新第708回-

室伏に、紗江ちゃん投げで80m越え達成して欲しい。
オイサンです。

中多さんをこう、ガッと掴んでぐるぐるぐるぐるぐる……ぶーん!!
っていうアレです(どれだ)。


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■事件は競技場で起こってました



世界陸上が終わりました。……よね?  ← 把握はしていない
そんなにマジメに見ていなかったのであまり中身はわかってませんが、
室伏兄さんが金メダル取ったのと、
ボルトさんが日本のニートのために100mをわざとフライング失格したこと、
400mリレーでは世界新出したこと、
トピックスはそんなモンですかね。

三段跳びとか10000mとか、一つ一つの試合はとても熱かったようで
何よりだったと思います。
イヤ、その辺はチラ見してたんですけど、
ホント一個一個の競技は面白かったと思います。マジメに。
飛びぬけて華があったとかいうわけではなかったと思いますが、
すごく「らしい」面白さがあって。
玄人好み傾向の強い大会だったんじゃないでしょうか。
オイサンは別に玄人じゃありませんけども。

ただ、5000mと10000m、あれは見ていてやっぱすごいなーと思いましたね。
速いもの。
オイサンはジョギングでは大体時速11km弱で走るので、
10000mなら1時間近くかかりますし、5000mはその半分くらいです。
彼らはその更に半分以下で走りますものね。
プロだから当たり前、なんでしょうけど、
例えば5分10分の差なら、訓練すればどうにかなるかもと思いますけど、
時間を半分、今の倍の速度で走れって言われたら、やっぱちょっとムリですもんね。

オイサンはスポーツは特定のものをがっぷりみたりはしませんけど、
この世界陸上とか、
柔道の世界選手権とかは、なんとなく時間が合えば見てしまうのでした。
こういうときに、テレビって案外悪くないです。

しかし織田さんはいつまであそこに居座るんでしょうねっていうか
そもそも、いつから、どうして、彼が公式サポーターみたいになってるんだろう。



■Just イヌイット!



……などと、ごっつ怒られそうな題名で始めてしまいましたが、
各方面の関係者の御方々には、何卒ご厚情賜りたくお願いする所存でございます。


何の話かと申しますれば、
先週の日曜の話になりますが、NHKスペシャルで、
グリーンランドでイヌイット……
今はエスキモーっていうと差別になるんでしょうか、よく知りませんが、
そうして暮らす日本人のことを取り上げた番組をやっておりまして。

  ▼NHKスペシャル|日本人イヌイット 北極圏に生きる
  http://www.nhk.or.jp/special/onair/110828.html


オイサンは特段イヌイットの生活に興味があったわけではなく、
……ぶっちゃけた話、
アイヌとイヌイットをごっちゃにして勘違いしてて、
ある意味間違って録画してしまったのですけど。

  見始めてようやく「あ、違ったアイヌじゃねえ」と思ったという。
  どっちからもカンカンに怒られそうなお話ですが
  マええやないか。
  そもそもアイヌにもそんなに興味があったかと言われたらそういうわけでもなく、
  北海道に絡んだ話が出るかなー、くらいだったのですけど。

そんな経緯で見た番組なわけですが、
これがまた異様に面白く、示唆に富んだ内容だったので。
ちょっと感想など書き残しておこうかなと、このように思います。


 ▼あらすじ

40年近く前に、日本からグリーンランドに移り住んだある日本人と、
その息子さんと孫、男三代のお話でした。
もちろんその三人だけじゃなくて、ご家族も出てくるんですけどね。
アッパリアスという鳥やアザラシ、セイウチ、鹿、果ては鯨まで(本当ですよ)、
猟で捕らえて糧とする暮らしを……
その息子さんにカメラを預けて自分で映させた記録を構成して番組にしてました。

  大胆だなw
  ていうか手抜きじゃないのかそれは。
  ちなみに渡してたカメラはSONYのホームビデオでした。

通して見て、いくつか思うところはあったのですが、
主に二つ、

  「あ、結構文明が入り込んでるんだな」

ということと、

  「親父や老年者が尊敬を集めるということは、
      今の日本の社会ではもう難しいかも知らんな」

ということでした。


 ▼文明のフィヨルド

まず最初に思ったのが、やっぱり、結構文明が入り込んでるのね、ということで。
……なんか知んないけど、親子三人とも、超メガネかけてんスよね。
目ぇ悪くてつとまるのか狩猟民族! と思ったんですけど。

マ老眼はね。仕方ないにせよ(一番上のおじいさん、初代日本人イヌイットは62歳です)。
自然に衰えたものなら、矯正できるものならしたい、というのは人情でしょう。
しかし、お父さん(32)、そして孫(8)まで漏れなくメガネで、
どないなっとんねん、と思ってしまいました。

  ややこしくなるので、以下
  おじいさん(62)、お父さん(32)、息子さん(8)としますね。

あの環境で生活をしていて、若くして目を悪くするなファクターなんてあるのかね?
と思ったのですが、しかしそれもそのハズで、
何年か前に村に発電所が出来たのだそうで……なんと、彼らの家にゲーム機が。
ロクヨンがありました。
マあるっつってもロクヨンなんですけど……それでも、ロクヨンがあるんですねw
ロクヨンてのがまた。味わい深い気もしますけど。

子沢山で、メインで出てくる息子さんの他にも3、4人子供がいたかな。
番組中でお父さんが
「最近の子は家の中でばかり遊ぶ。またゲームやってんのか」
とぼやくシーンがあって、あーどっこも同じだなーw と思ったりもしますが、
国境を越えてそこまで子供を引きつける任天堂すげえなとも思ったり、
あれだけ自然が豊かな環境で育ち暮らしていれば、
何かもっと日本人的なことを超えた価値観があって、
自然や外遊びの面白味の方がまさったりしても良さそうなもんかと思ったりもしましたが。

やっぱり子供の目には、テレビゲーム、面白そうに映るモンなのかなー。
それとも本能的な何かを刺激するように作られてるってことなのかな。
いずれにしてもそのパワーは、やっぱりすごいなあと感心します。

  かと思えば子供がゲームしてるその背後で
  お母さんがめっちゃケータイいじってはったりするんですけどね。
  どないなっとんねんイヌイットw
  大丈夫かw
  ていうか、イヌイットでもいじるケータイをいじれないうちのオカンが心配になってきた。
  とか言うと差別的だとか怒られそうだけど気にしない。
  だってそれはオイサンのイメージだから。
  頑張れうちのオカン。

銃とか、ボートとか、そういう狩りや生活に直結するものなら分かるのですが、
ワリとそう言うサブの部分で文明ががっつり浸食していることが多いようで。
そのくせ、足は犬ぞりなんですよね。
スノーモービルとかではなく。
マ燃料の確保の問題とか、重量・地形の問題とか、
もろもろ考え合わせると一番優れているのが犬ぞりってことなんでしょうけど。


  ▼父の威厳と、文明と、時間と距離

あと、彼らの暮らしぶりを見ていて一番痛切に感じたのが……

 「ああ、日本という国の社会形態では、親父に代表される目上の人間が、
  本当に心底の尊敬を受けるということは、きっともう難しいんだな」

ということでした。

結局、仕事にせよ、生活にせよ、価値観が多様化し過ぎていて、
且つ宗教のような実益的でない価値基準も存在しないということが原因で。

彼らイヌイットの暮らしでは、
衣食住を確保するための力と知恵が備わっていれば尊敬を受けることが出来て、
かつ、その手段や生活の範囲というのがかなり限定的なのですよね。

食べ物を取るために必要な知識……
魚や動物の集まる場所や習性を熟知している、
その捕り方を知っている、
食糧や素材としての捌き方、保存の仕方、調理の仕方を知っている。
そしてそれらを実践出来る。
それはまた気候のことであったり、犬の飼い慣らし方であったり、操船の技術であったりと、
多岐にはわたるのだけれども、それでもキホン「それしかない」「一種類しかない」わけです。

日本だとそれが、親はフツーの会社員かもしれないし、
学校の先生かもしれないし、それこそ漁師かもしれない、農家かもしれない。
そして子供がそれになるとは限らない。
子供にとって、その技術や知識が、生きていくために真に価値のある物となるかどうかは
先々と誰にも分からないわけで、
そのワケの分からない知識や技術に対して、やはり真なる尊敬が集まるとは限らない。

たとえ同じ道をあゆむにしても、技術の進歩、環境の変化が早すぎて、
子供が成人する頃にはその経験は価値のない物になっている可能性だって大きい。
根源的に変わらないものだってあるけれども、
それはやはり、ある程度年をとらないと分からないものであることが多い気がします。
「だから敬意を払わなくてもいい」とは決して思いませんけれども、
そうされなくても、難しくても仕方ないな、という覚悟はしておいた方が良いな、
というのが、オイサンの感触です。
……うん。
それが、この番組を見ていて、一番強く感じたことでした。

息子さんがお父さんのやり方を見て、
「親父すげー」「親父かっけー」
と思うその感覚の強さは、幼かった自分を振り返ってもちょっとない物だった。
父親が糧を得る姿を、「真似たい・自分もああなりたい」という憧れを感じたことって、
なかったなーと思ったのでした。

  うちの親父殿が読んだらへこむかな。
  でも仕方がない。
  そもそも、親父殿がどんな仕事をしてるのかもよく分からなかったりしますもの。
  フツーの会社のサラリーマンなんかだと特に。

  なんか他にね。
  共有出来る価値観があればまた、違うのでしょうけど。
  共通の趣味とか。

彼らイヌイットの身辺でも変化の波は押し寄せており、
温暖化の影響で氷のある時期がどんどん短くなっていて猟の仕方が変わってきているとか、
あるみたいですけどね。
それにも、氷の上からの猟・漁ばかりでなく、船を使った漁を始めていたりして、
ああたくましいな、すげえなと感心したりもしましたけど。
町に出て違う職に就くという選択肢もあるようなのですが
(事実、お父さん一時期町で大工をしていたのを脱サラ(?)して、
 猟師になったということでした。奥さんはそのときに町で知り合ったのだそうで)、
それも恐らくは「日本の田舎で育って東京に出てくる」ことよりは、
より稀で、より敷居の高いことなのではないかという印象を受けました。


 ▼その他雑感

あとはやっぱり、根源的に命を奪う仕事なんだな、と実感したり。
息子さんが初めて捕まえた野鳥を、誇らしげに絞める場面とか。
捕まえてすぐに「心臓を押しつぶして殺す」んですね。
ちょっとすごかった。
そしてそれをやって嬉々として「さあどんどんいくぞ!」みたいなテンションで、
ああやっぱそうなんだなー、としみじみ思ったり。
誕生日のプレゼントが新品の鏃だったり。

ああ、そうそう。
お父さんの射的技術がすごいなあと思いました。
だってさ、バカでかいトナカイとかアザラシを撃ち殺すんだけど、
まず一発で動きを止めちゃうのよ。
それってつまり、とりあえず急所に当ててるってことでしょう。
いやー、ゲームでなら出来る気もするけど、ああはいかんだろうなあ。
やっぱプロってことなんだろうなあと感心した次第です。

マそんな感じで、勘違いから録画した番組でしたけど、
実に興味深く見せてもらいました。
たまにはこういうのもいいね。



……ていうね。



マジメな番組も見てんだぞ、っていうアピールでした。



何のために?



オイサンでした。



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