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2011年7月18日 (月)

■今、アイに行きマス! ~2011年7月期、アニメ放映開始! -更新第689回-

K-POPの流行り具合って……本当なんですかね。
オイサンです。



■Kの遺伝子



ネット上では、どっかの誰かが一生懸命次の金づる作りのために無理やり
「流行ってることにしている」
というようなことが盛んに言われてて、
正直なところオイサンも、そんなに大した盛り上がりをハダで感じているワケでもないので
どちらかといえばその「無理やり盛り上げ説」が本当のところなんだろうという気がしています。

なんちゅうかその、薄ら寒いというか、うす気味悪いというか。
かつてのセカンドライフと同じ肌寒さを感じています。

今日も、クリーニング屋で順番待ちをしているときに
バックのモニターにCSか何かの音楽番組が流れていまして。
その中で女性数人のグループのPVがあったんですけども……
なんというか、見ていてイヤな感じがするんですな。
ひじょーにザワつくわけです。

……と、思ったらそれが少女時代さんだったみたいで、
すっかり日本人だと思ってたんでビックリしました。
ふーん。

特段disるつもりもそのメリットもないんですけど、
そんな風に感じさせるということは……やっぱなんか、持ってるんでしょうね。
少なくともオイサンとは相性が悪いみたい。
何故アレを、そこまで無理をして売りたいのか。

マ音楽・芸能業界なんて、今まで閉じられてて見えにくかっただけど、
もう何十年も、ずーっとそんな風にやってきてたんでしょうね。
良い時代になったなあと思います。
そういう「色々バレてる、すぐに嗅ぎつけられる」時代になったことをちゃんと自覚して、
イマドキなりの売り物の作り方、売り出し方を、
余計な付加価値やオカネの流れなしに作り直していって欲しいと思いますよ。


 ▼余談ですが

こちらもウソかまことか知りませんが。
ここ数年、外国産車……BMWとかベンツとか、その辺りのクルマのデザインが
何年か前に比べて妙にカッコ悪くなったなあ……と、感じていたんですが。
先日、シゴトバの方とゴハン食べてたら、
「テリー伊藤がテレビで言ってたんですけどね」
という前置きで、
最近じゃそういう外国のクルマメーカーの良いお客が中国・韓国方面になっているから、
デザインもそちらで好まれるものがメインにシフトしていってるらしい、
ということを話してくださいまして、至極納得。
「あー。それで最近のはちょっとこう、
 ゴテっというか、脂っぽい感じなんですねえ」
なんて言って笑いあったのでした。

まあテリーさんの言うことですからどこまで本当だか分かりませんが
(↑テリー伊藤はあまり好きではないらしい)、
事実の傾向といい、納得のいく話ではあります。


あ、別に韓国や中国がキライなわけではないんですよ。
嫌う理由も特にないですし、行ったこともないですし。
……たまに旅先で出くわすご一行とは、決してお近づきになりたくありませんけれどもね。



■2011年・夏アニメ(7月~9月期)



などと普通っぽい話もしつつ、結局書くのはこんな話ですよ。
気が付けば7月ももう後半戦に入りまして、7月から始まった番組も、概ね2話目が終わったくらいです。

オイサンが見てみたのが、

 ・ロウきゅーぶ!
 ・快盗天使ツインエンジェル
 ・うさぎドロップ
 ・神様ドォルズ
 ・ゆるゆり
 ・アイドルマスター
 ・輪るピングドラム
 ・異国迷路のクロワーゼ

 ・まよチキ!
 ・ダンタリアンの書架
 ・No.6
 ・いつか天魔の黒ウサギ
 ・神様のメモ帳
 ・魔乳秘剣帖

の14本。

……じゅ、14本?
ねえワクワクさん! このオッサン本当に忙しいの!?
うるせえな色々あんだよ!!
すみません息苦しいところをお見せしましたゼハーゼハー。
しかし、そんなに見たのか……気が付かなかった……。
忙しいワケだ( ← あっ)

ついでに、これに合わせて前期からの引き続きで『日常』と『シュタインズゲート』があるので
現時点ではちょっと負荷オーバー気味です。

この時点でも既に1、2本、切ったのがあったハズですが、
上の中でももう切ることが確定しているのが結構ありますので……
マそんなことも含めて、短めに感想を行こうかなと思います。



 ▼『ロウきゅーぶ!』

  公式サイト : http://www.ro-kyu-bu.com/

ラノベ原作の、小学生女子スポ根バスケものです。
2話まで見た感じだと、すごく普通。
女子小学生という商材の選び方もそうですし、
その作中での扱い……萌え萌えな格好させてハーレムをこしらえるのもそうですし。
ヒロイン五人の品ぞろえも、
熱血スポ根少女、理知系メガネ、野生運動系、ギャップコンプレックス系、幼児退行系と、
属性的には色々兼ねている部分もありますが、まあ隙はない感じで。
主人公のトラウマもきっちり装備しており、ホントその、お手堅い。
良くも悪くも。

お話の方も王道スポコン系へ向かっているようで、
そのお堅さとロリ萌え系のハイブリッドのちょっとした物珍しさで引っ張っている、
というのがざっと見の印象でしょうか。
今のところ、
あまりこう何に魅力を感じるということもないので、
オイサン的には多分徐々にフェードアウトしてしまうでしょう。

ただ、あとで書きますけれども、今期のラノベ原作系の中では
一番頑張っていると思います。
ラノベ、大変だなあ。
これでバスケの試合パートが超充実の本格派だったら見ます。


 ▼『快盗天使ツインエンジェル』

  公式サイト : http://twin-angel.com/

パチンコ原作ということと如何にもアホっぽいということで
前期の勇、『戦国乙女』の超品質を期待してみましたが、
これまたフツウ、というか……ただの「普通に見ごたえのない作品」でして、
まあ、ええと、見続ける理由はないです。
あ、あった。
見る理由あった。
声優。
能登さん、シンタス、小野坂ヤング兄さんと、ちょっと素敵な取り合わせ。
収録現場はどんな風になってるんだろうなあ。
シンタスとヤングさんのからみとか聞いてみたい。
……などという、本編には全然関係ないところで盛り上がってしまいそうですが
本編には特に期待しません。
まあ見なくなるだろうなあ。


 ▼『神様ドォルズ』

  公式サイト : http://www.kamisama-anime.jp/

漫画原作。
1話目は、オシゴトが詰んでしまって宿泊したビジネスホテルで見る、という
あまり恵まれない出会いだったためかあまり印象は良くなかったのです。
「あー、なんかこういうのね」
と。
ですが、家に帰って録画を見直してみると、なかなか面白かった。
村と街、地方と都会の隔絶感や、
村に残る因習のようなもの……民俗学的な匂いを上手く持ちこんでいて、
オイサンの好みのセンサーをピシピシと刺激してくれました。

オイサンが好むにしては、お話を包むトーンにちょっと緊迫感・閉塞感があり過ぎる感じではありますが、
合間に挟まるほのエロスや可愛らしい描写がそれをなんとか薄めてくれる感じで、
緊迫や残酷以上に、隔絶や閉塞のズレに垣間見えるかなしみのようなものが際立っていて、
やはりそこに目を引かれます。

如何せん、話のキモに居座っている神様……「案山子」のデザインが、
色々狙い澄ました感じで好きじゃないので、そこは残念。
もう少し不気味でも良かったなあ。

あと、良いのは主題歌!
石川智晶さんの声が……オイサンは好きなんだねえ。多分。
『あんなに一緒だったのに』とかね。素晴らしかった。
歌唱力も、今時のアニメ系歌手の中ではかなりありますしね。
寄り添うお話に、お話が持つ以上のドラマを与えてくれるチカラを持った歌い手さんだと思います。
音楽系には、『L/R』の野崎圭一さん、西田マサラさんのコンビということで
オイサン的にはツボです。

▼神様ドォルズOP『不完全燃焼』


▼L/R OP


最初はちょっと、語り過ぎる歌詞がどうかなあと思っていましたが、
聞いていると段々クセになってくる不思議な魅力がありますね。
そんなお歌のちからも借りて……
全体的なトーンとしてはちょっとオイサンの好みから外れているにもかかわらず、
今のところ結構楽しんで見られています。
引き続き見ていく予定。


 ▼『うさぎドロップ』

  公式サイト : http://www.usagi-drop.tv/

漫画原作。
ひじょーにノイタミナらしい原作選びというか。
この調子でノイタミナさんには、さっさと『きのう何食べた?』をアニメ化してもらいたいもんですが。

絵から、音楽から、音楽の当て方から、話のトーンから、
もう何から何までオイサンの好みでして、見始めるとなかなか目を離す隙がありません。
ヒロイン・りんちゃんのかわいさもさながら、
主人公ダイキチのペーソスも、その二人の間に流れる、危いながらも(主にりんちゃんのもたらす)穏やかな空気も、
……ちょっと、ほんのちょっと語り過ぎるところがあるのがすごくもったいないですが、
マ良いところかなと。
個人的にはもっと言葉がなくて、無音の時間がたくさんあっても良いと思います。

まだまだ、何故かこの二人には変に優しところのある現実さんですが、
マあんまりリアルな疲労ばかりを描いてもホントに見せたいものが
湿気の向こうに霞んでしまいそうなので……
このくらいで良いのかなあ。

もうちょっとだけ重たくても良いのかもしれません。
でも多分、これから色々、のしかかってくるのでしょう。
1話目が結構のっしり風味だった分、2話目はワリとハピネスの気配多めで。
そうやってバランスを取っているのかもしれませんね。

そんなわけで、文句なく引き続き視聴の予定。
……なのですが。
如何せん。
唯一、そしてオイサンにとってとてもとても視聴テンションを左右する主題歌OP……
もったいなや、画・うたともにオイサン好みではない。
ちょっとこう、原作の購入層に寄り過ぎたんじゃないのかなと、そんな気がします。
特にサビの、

  ♪女の子って強いね でも時々弱いね♪

という一節が、しょうもないことなんですが、男としては聴いてて非常にイラッと来る。
その「女の子に酔っている」感じが。
男だってそーだわい、と思わずにはおられんワケで、
もっとダイキチのことも大事にしてあげて、と思ってしまうオイサンでした。



 ▼『異国迷路のクロワーゼ』

  公式サイト : http://ikokumeiro.com/

番宣が一番面白そうだった一本。
今期、ダントツでイチオシの一本。
……だった、作品。『アイマス』が始まるまでは。

  マ『アイマス』については、次回アホみたいにOPだけ褒めるので
  チョイ待って下さい(ネタバレ)。

で『クロワーゼ』なんですけど、コレ、面白いです。
すごく。
上で『アイマス』を褒める! と書きましたけど、それはもうオイサンのアホ回路のせいでして、
今のところ、2話までだったら全然『クロワーゼ』の方が、映像物語作品としての出来栄えは上です。
物語の縦糸の引き方は、今期の中では群を抜いている。

……群を抜いて「オイサン好みの」、色と、太さと、ひき方で、
線を引いているというだけですけどね。
しかしその、日常系の様なさりげない風景の中に、
こまごまと、しかし確実に連なる物語の種と蔓を引いているそのやり口の鮮やかさは
なかなか見られないもんだと、オイサン思ってみてますよ。
すごくさりげない。
けど、ちゃんとあと後の展開を感付かせてくれる。

売られてしまった、ヒロイン・湯音の母の形見の着物。
グランマガザンと、それを牛耳る大資本家の存在と、着物の関係。
そのグランマガザンの進出の影で危急に貧するギャルリと、そこに生きる職人たちの思い。
で、そこに湯音自身の存在。

そんな、まだまだ点にしか見えないはずのお話の断片が、
ぱらぱらぱらぱらと、万華鏡か星座の様に繋がっていくさまが見えるわけです。
もうね、今から後半に超期待ですよ。
すごいまとまり方をするのが目に見えていて、すっごい楽しみです。
これからまだまだ登場するはずのたくさんの枝葉がどんな色に染まっていくのか。
それを期待させるだけでももう……大したもんだと思います。

……と、お話の構造の話ばかり褒めましたが。
その背景のしっかりしてる(ぽいこと)も、凄く真面目に丁寧に作られている感があって、好感。
あらすじをご説明しますと、
19世紀のフランスに日本のょぅじょが輸出されて土下座するお話なのですが(オイ)。

  ……ちなみに、『ストライクウィッチーズ』は
  世界各国の美幼女~美年増が、スク水・おぱんつ様の衣類だけを身につけて、
  ケモノの耳としっぽをはやしてむき身で空を飛ぶお話です。
  つっこみは……はいりませんね。

その……日常の背景の描き方に、えらく説得力がおありになる。
例えばその、朝食のパンを調達に行く風景なんかが、
ああ、この頃のこの町では、こうやって朝メシ調達してたんだ、と、
何だか変に納得してしまいました。

  まオイサンは別段当時のフランスの風俗に詳しいワケでも何でもないので、
  イヤ住んでたことはあるんですけどねマドモワゼール(なんで嘘つくんだ)、
  自信満々に、しっかりした画で描かれて騙されてるだけかもしれませんけども。

画の持つ力もなかなかすごくって、そうして買ってきた焼き立てのパンを、
帰り道々ちぎって食べるシーンでは、そのむしった口からもふぁっと湯気の上がる様が、
パンの焼き立ての香ばしい香りを広がらせて、
ああすげえ美味しそうだと悶々としてしまいました。

あと、昼の市場でヒロイン湯音が、雇い主のクロードと買い物に出かけるシーンがあるのですが、
そこで湯音が「玉ねぎ」を知らないで驚く場面がありました。
オイサンは玉ねぎなんて大昔っから日本で食べられていた物だとばかり思っていたのでそのシーンに驚き、
天下のWikipediaさんに事実関係を確認したところ、
観葉として輸入されたのが1800年代はじめ、
食用として用いられ始めたのが1880年頃から、ということだったので、
19世紀末、という時代設定では、確かに湯音が知らなくても不思議はないなあ、
じぶん、何も知らんなあということを、まざまざと突きつけられる結果となりました。


……とまあ、当たり前っちゃ当たり前ですが、
そうした「暮らしのリアリティ」を、キチンと取材し、作り上げているんだなあといたく感心した次第です。
あ、もちろんヒロインの湯音もかわいいです。
2話目はちょっと萌え萌えさせ過ぎかと思いましたが……
今時はあのくらいじゃないと食いついてもらえないのかもですな。

まあそんなことで、
長期的な道筋の立て方のうまいこと、
短期的なスポット部分での、細部を大切に描くこと、
その二つを一生懸命やっている、とてもとても良いアニメだと、オイサンは思います。

そのせいもあって、今から湯音が日本に帰るときのことを想像して
ちょっと泣きそうになってしまったりもいたしますよ。
このオッサンはなんというか、その辺ビョーキですからね。



で、これでもまだまだ半分に満たないのですが……
……もうだめだ。
眠い。
時間ねえ。
というわけで、ちょっと切りますここまで。
こっから先、どかんどかんと長い目のが続く感じなので、また次回ということで。
ちょっと魔が開いてしまうかもしれませんが……出来るだけ早くお届けしたいと思います。



イヤ、ほんと。
こうして頻度が落ちてしまっても、頻繁に見に来て下さってる皆さんは、
ホントありがとうございます。

出来るだけお待たせしないようにがんばりますんで、
引き続きどうぞよろしくです。



オイサンでした。


 

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