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2011年6月26日 (日)

■忙し荘の住人 -更新第686回-

うひょー、色々と着る物を買って散財してしまいました。
オイサンもおしゃれさんになったもんだぜ。

靴でしょー、手袋とかでしょー、
シュシュとか、ウィッグとか小物でしょー、
あと、競泳水着とかセクスィー水着とかエプロンとか!
『ドリクラ』の話だよ!
オイサンです。



■雑感色々。



今日も今日とて『ドリームクラブ』の話。
冒頭のご挨拶でも自白しましたように、
セックスィー水着やらドリームエプロンやら、
節操もなくウッフン系のDLCアイテムを入手して以来、本筋もロクに進めず、
ドリームデュエットでカラオケを鑑賞したり、PV鑑賞したりばかりしているオイサンですが。

『ZERO』の方のナオはすっごい幼く見えるのに、
無印の方の『Glory Days』のPVのナオは……手足も長めで堂々としてて、ずーっと大人びて見える。

▼PV Glory Days


無印はZEROの5ヵ月後の話ですがそれどこじゃなく、1、2年、いい時間を過ごした後みたいだ。
高校生と大学生くらいは違って見える。
歌の詞の方もおどおどした感じじゃなく堂々とした感じだし。
なんか、グッと来ちゃうなあ。
ホレてもないのにホレなおしちゃう。メロメロメロ。

マZEROのナオが幼くしか思えないのは、
まだ最初の方しか見てないからかもだけど。

というワケで、あすかさん攻略以後
何となくノノノさんに手を出してしまったオイサンですが、
内心はナオさんとの恋路に興味津々なオイサンでした。

しかしそうして、
スケベ心でカラダのラインのハッキリしたお衣装でお嬢さん方の踊りを凝視していると、
みんな結構スタイルちがうなあということにも気付きます。
おムネが大きいとかばかりじゃなくね。
あ、この子は足が長いなとか、
腰の位置が高くてかっこいいなとか、
おしりがどっしりしてるとか、小さいけど全体的にバランスが良いなとか。

なかなか凝った作り込みのされている困ったゲームだコトですよ。
ホホホ。



■『電波女と青春男』



さてさて、もう6月も終わりで4月期に始まった1クールアニメもどんどんお終いを迎えていますが、
この『電波女』は1クールなんですかね。

先々週だかの回を見てて、
リュウシさんがメールを「カチカチカチ♪」する冒頭のシーンで、
「ああ、今まであんまり意識してなかったけど、
 この絵のリズムは確かに新房カントク節だわ」
と、改めて感じました。

にしても、新房カントクの業界での存在感は、ここんとこスゴイですね。
マ存在感という意味では、ヤマカンとかの方が多分すごいんですけど、
新房監督の「問題のなさ」はすごいと思います。
扱う作品との相性はすごくありますが、信頼感がすごくあるでしょうね。

出来あがった作品の、概観としての輪郭にはソツがないんだけれども
輪郭の中に収まったモノの表面にはキッチリとエッジが効いていると言いますかね。
すごいなあ、こういうやり方もあるんだなあと感心します。

  輪郭はギッチギチなのに
  中身はそうでもなかった『フラクタル』の真逆をいってるというか。
  いえ、オイサン他のヤマカン作品は好きですよ。
  『かんなぎ』は大喜びで見てましたし。

業界の、他のカントクや各分野の重鎮たちは、
彼の仕事をどんな思いで見ているんだろう。
同業者的には、彼の仕事ぶりは評価高いんだろうか、そうでもないんだろうか。



……えーと。



すみませんね、一週間も放置してしまっておりまして。
ちょっと先週と先々週は、オシゴトで泊まりになったり、終電続きだったりと
なかなかハードだったものですから……ご勘弁下さい。

ちょっとでこぼこしますが、そんな中でもポチポチと書き溜めてたものを、
以下、まとめてお送りしておきますね。



■村上ハルキの憂鬱



まずいっこめ。
先日、村上さんちの春樹さんがスペインだかで何かの賞をお受けになり、
そのときになすったスピーチの全文が、Webに掲載されておりました。

  ▼【村上春樹】カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文
  http://www.47news.jp/47topics/e/213712.php?page=all [ 47NEWS ]

オイサンは村上春樹さんの著作はモ一つ肌に合いませんで、
短編集を一冊読んだくらいなのですが、このスピーチはなかなか刺激的でありました。
さすがに言葉のプロだけあり、
平易な言葉で、大切なことについて、ポイントを絞って的確に話されているなあと
いたく感心させられました。
うん。
すごいと思います。
これだけ、伝えたいであろうことを誤解なく伝えているに違いない、
と思わせる言葉には、そうそうお目にかかれないと思います。
これを「書いた」のではなく「話した」ってんだから……尚すごい。

そして、これを読んでいて今更ながらに思ったのは、
確かにあと20年30年のうちに、関東・東海大地震が来るとこれだけ言われているのに、
個人レベルの移動はオロカ、
「都市機能を移そう!」なんていう議論がピクリとも表立って動かないのは何故なんだろうか?
ということでした。


……ねえ。


こんだけ危ない危ない言われてて、ちいっともその気配がないってのは……
ちょっとすごいと、ほんっとに今更なんだけど、思ったわ。
なんなの?
ばかなの?
しぬの?
なんでなんだろう。
色々、リクツはあると思うんだけどさ。
そもそも現実的でないとか、候補地が定まらないとか。
あれだけのド被害を目の当たりにして、まだ
「そんな来るかどうかも分からない地震を……」
っていう気でいるのかしら。
いやオイサンも全然ヒトのこと言えないんだけどさ。
個人が動けないってのは、問題はどこまでもミクロで、
「住むトコが」とか「お金が」とか、どうしようもないことも分かるんだけども。
お国のレベルでそれが……イキナリ実現は無理だとしても、
少しずつでも具体的に動き出さないというのは、ちょっと異常だと、改めて思った次第です。
危機感とか危機管理とか、ホントないのか。

また上の方で、利権がどうだの費用がどうだの、
あとあとどうとでも出来そうなことでモメてらっしゃるのかと思うと、
父ちゃん情けなくって涙出てくらぁ!(あばれはっちゃく)

スピーチの中でハルキさんは
「日本人には無常観という美観があるので」
と、それが本気なのか、それとも日本人であることの最後の肩入れなのかわかりませんが、
おっしゃってくれています。
現代日本人の皆さんに、はたしてその無常観なんてものがどれっぽっちあるのかと思うと
オイサンははなはだ疑問ですが……。

……と、いう事を考えたとき、オイサンの脳裏にハタと思い浮かぶものがありました。
それは、最も日本らしいものづくりを続ける世界のトップメーカー、
任天堂さんが先ごろ始めた、あるサービスのことでした。

 ▼ニンテンドー3DS|社長が訊く『ニンテンドーeショップ』
 http://www.nintendo.co.jp/3ds/interview/eshop/vol1/index3.html

その、最も日本らしいものづくりを続ける世界のトップメーカー
任天堂さんが満を持してお送りしてしまった世紀の泣かず飛ばず商品、
『ニンテンドー3DS』、それに向けたサービスで、
「いつの間に通信」というものが、先日のE3を境に始まったらしいです。

なんでも、動画が日替わりで勝手に配信され、
しかもそれは毎日勝手に届いて、ユーザーは受け取って見るだけで保存することも出来ない、
という仕様になっているとのこと。

その話を聞いて真っ先にオイサンは、
「イヤイヤ、気に入った動画があったら保存しときたいだろ」
と思ったんですが……
そうした手元にとどまらない感、一期一会に流れては消えていく感というのも、
ハルキさんのいう無常観に、通ずるところがあるのかもしれません。

でもやっぱり、今の日本人の感覚だと、
「いやいや、欲しいものはとっときたいよ」
というのもまた、フツーの感覚だと思うんですよね。
気に入った動画は絶対、手元から流れ去った後でYoutubeで検索すると思いますよオイサン。
フツーに。
んで見つからなかったら文句の一つもTwitterで垂れてね。
どうしようもねえな。

マこの仕様は別段そんな高尚な理念の上ではなくて、
「メモリが」とか「保存領域が」とか。
任天堂さんのことですから、そういうストイックなことが理由の大勢だと思いますけどね。

やっぱりその……無常観ですか。
どうなんだろうなあ。
オイサンはワリと、物にはこだわってしまいつつも、
「お天道様にはかなわねえ」という諦めもつけられてしまう方ですけども、
それはあくまでも余暇の部分の話であって、
やはり命が脅かされる事態にあってまで、そこまで泰然自若としておられるかと言われると
そうではないだろうなと、我が身を振り返って思います。

……逆に、命さえどうしようもないくらい圧倒的な無常に見舞われたら、
今よりも大きな諦めに達することが出来るかも知れませんが。

マいずれにしてもね。
個人や国民性・文化性としての無常観のあるなしに関わらず、
経済体としてのお国が、今差し迫っている事態に対して無関心でいていいわけではないと思うので。
ねえ。
危機感をあおるのも結構ですけど、
それ相応の動きをキチンと見せて戴きたいなあと思うオイサン35歳ですよ。

マ地震災害の専門家も言ってましたけど、
「国が、自治体がって言うんじゃなくて、イザ地震や災害の瞬間には
 自分が判断して走るしかないんだ」
なのだと。
それは全くその通りだと思います。
もしかすると、そんな政治や都市機能の移転なんていう
大きなことの第一歩も、個人個人で踏み出していかないといけないのかもな、
とは思いますけどね。
むずかしいなあ。



■不親切の美学



にこめ。
アレですね。
この辺は、オイサンが普段好き好んで読んでいる、
連載系のWeb記事のご紹介ですね。

 ▼人生の諸問題
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110531/220339/

小難しゲなタイトルと、日経ビジネスオンラインなんていう掲載場所のせいで
なんだかご大層な記事のように思ってしまいそうですが、そんなことはありません。

いいトシをした大人がユル目のスタンスで、
のらりくらりと自分のいい加減な人生行路をマスボクシングで語り合うような、
それでいていくらかのそれっぽい真理と示唆に富んだ対話の記録です。

オッサンのカラっとした悲哀がおキライでなければさらっと読めます。
あの、なんかね。
読んでて毒気を抜かれるというか、色々ラクになることウケアイです。
オイサンはこういういい加減そうなのが好き。

書籍化された
『人生二割でちょうどいい』
『ガラパゴスでいいじゃない』
もオススメです。

読んで何かが残る、ってワケじゃ決してないんですけど、
その役に立つようで立たないようで、立ってる感じがすごくいいですよ。
なんつうか、こう……「日陰はすずしい」みたいなことですよ。
押し付けがましくもなくてね。
……わかります? わかんねえ?
ああもう、じゃイイや。  ← らんぼう

今回の記事の中で特に印象的だったのは、
小田嶋さんが岡さんの紹介した映画『グッド・シェパード』を見た中で、
「こういう不親切な映画を久しぶりに見て、
 自分が如何に甘えた観方をしていたかに改めて気付いた。
 『渡鬼』みたいに、自分の立場も、感情も、全部せりふにして話してくれる、
 みたいなのがないもんね」
と感想を述べられていたことで。

コレって、今アニメの世界で起こっていることにちょっと近いなあ、
と感じました。
『けいおん!』って、それまでのアニメに比べたら、
上で小田嶋さんが言っている「不親切な映像」の部類に属するとオイサンは思います。
細やかに描くだけ描いて、あとはキホン、見る側に丸投げ。
映像から感じて読み取るという、
オイサンの考える日常系の面白さに近いものが、きっとあるのだと思います。

  マあれだって相当に分かりやすく分かりやすく、
  フックが設けられているとは思いますけれども。
  さすがにアニメでは、
  「誰が誰だか分からない、誰がどんな立場で、
   どういう背景を背負って動いているのかわからない」
  というほどまでは「不親切」ではないですが、
  『渡鬼』ほどの親切さも、日常系のアニメには見受けられません。
  大半のアニメにはそのくらいの「親切さ」がありますけど。
  ですが、ここ数年で多く見られるようになり、人気を博し始めている日常系作品には、
  そういう「不親切」さが、ところどころに滲み出ている。

  敢えて、小田嶋さんの言葉を借りて「不親切」と書いてますけど、
  オイサンはそれ、不親切だとは思ってませんからね。
  それは面白味だと思ってます。
  お分かり戴けてると思いますけど。

あとは、「あ、少女マンガのコマレイアウトは不親切だったんだ」
ということを知った。
読みにくいとか進行がわからないとか、思ったことなかったから気付かなかった。


マこの回のときはそんなことを思ったりしたくらいですけど。
冒頭でも書いた通り、
こう、ね。
力強さがあるわけじゃないですけれど、
色々ココロがラクになり、勇気の湧いてくる、そんな連載なのです。
「こう攻めろ」ではなく「こうよけろ」ということばかりが書いてある
戦いの指南書みたいなものです。



よろしければ読んでみて下さい。



……ということを通じて、
「オイサンはこういうのを面白いと思う人なんですよ」
ということをお伝えしようというお話でした。

なんかまたシメもらしくなく乱暴ですけど。
ゆとりのない感じですみません。

まだしばらくはこんな感じが続きそうですが、
ご勘弁のほど。
オイサンでした。


 

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