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2011年5月14日 (土)

■スキ間産業再生機構~オトメと童貞のポルカ (前編) -更新第671回-

 
 
 
天はおっぱいの上におっぱいを作らず、
           おっぱいの下におっぱいを作らず。

 
                           ~福沢諭乳

 
 
……などというどうしようもないネタをTwitterに投げた挙げ句、
「『諭乳』はともかく、『輸乳』だった場合、
 ひんぬーの人にきょぬーの人が献乳する感じなのだろうか?
 それともガワではなくて、絞り出す中身の方をおすそ分けする感じなのだろうか?」
とか、
世界中の誰に聞いても知らないことを考えてしまったオイサンはおムネよりもおしり派。
オイサンです。

マ、
上乳も下乳もすばらしいですよ」、くらいのお話だと思って下さい。



■オトメディウスの話



番組の途中ですが、オイサンはSTGが好きです。
このところのXBOX360はSTGラッシュで、
『エスカトス』ですとか『星霜鋼紀ストラニア』ですとか、
『弾魂-バレットソウル-』ですとかたくさん出ておりまして喜ばしい限りです。

なんですけど、そのどれも、結局買わずにおります。
なんか、どうも……気乗りしませんでね。

  『ストラニア』は、体験版をDLしてやってみたんですがチョイと複雑すぎて、
  且つ演出がわざとらしいというか、
  まあ演出なんでわざとらしくて当然なんですけど、
  盛り上げ方があざとくてイヤらしかったのでちょっとコレはパスだなと。
  ライバル機とか、ソードっていう武器とかね。
  あってもいいけど、前面に押し出すものではないと思うのよ。

  『弾魂』は体験版待ち。
  ただ、飛びつくような要素が見受けられないのは事実で、
  「旧来的な弾幕ゲーを無理やり遊ばせようとしている」もののように見えて、
  それはちょっと違うんでないかいと思っているところ。
  マやってみて面白けりゃ文句はないですけど、あまり過去作品で
  そういう試みが上手くいっているのを見た験しがないので懐疑的。

  『エスカトス』は……なんとなく。
  ……地味?
  プレイ動画を見たんだけど、面白そうに思えませなんだ。

▼星霜鋼機ストラニア



こりゃどれもスルーかなあ、
大本命の『バンガイオーHD』待ちかなあ、と思っていたところに(※1)、
あるWebの記事が目にとまりました。
コナミの自主原作レイプSTG『オトメディウス』の新作『オトメディウスX(エクセレント!)』に、
元祖絶対ヒロイン、『ときめきメモリアル』の藤崎詩織さんがご出演なさってる、
というお話でした。

ほほう、これは興味深い。

  ※1:『バンガイオーHD』は、5月2日にXBLAでリリース済み。
     2011年5月8日現在




■童貞と部屋と詩織



藤崎詩織さんといえば、初代『ときめきメモリアル』における完全無欠の絶対ヒロイン。
オイサンは以前の記事で「絢辻さん=範馬勇次郎だ」と言いかけて
背中に一生モノのヤケド痕を一つ増やしましたが、
似たような物言いとして絢辻さんを地上最強のヒロインとするならば、
絶対ヒロインの詩織さんはヴァンダレイ・シウバです。

  ……。
  詩織さんは焼きゴテを持っていない上にSキャラでもないので一安心です。
  しれっと無視されたり、フツーの女子的な恐ろしさはありますけど。

オイサンにとって詩織は、絢辻さんと同じくらい特別。
なんというか……初めての相手、と申し上げればよいのでしょうか。
オイサンはイイ歳こいて童貞さんなわけですが、
恐らくオイサンが一生童貞であり続けることを宿命付けた(確定なのか!)……
そんな「女性」なのです、藤崎詩織さんは。

日本の成人男性が強弁を打つとき、
何か幼い・つたない考えを披露する人間に対して比較的蔑視的な意味で
「童貞っぽい」と評したりするわけですが
(オイサンにはその意味するところがモ一つ実感としてわかんなかったりしますが。自分が童貞だから)、
そういう意味において詩織は、
童貞だったオイサンの上に更にもう一枚の「童貞的な要素」を重ね着させて行きました。
そんな風に思うのです。

そうして「童貞++」「超童貞」とでも呼ぶべきものへクラスチェンジしたオイサンが
童貞的な状態から脱するためにどうしたらいいのかは、
正直全然わかりません。

ただ、のちに絢辻さんとの出会いによって、
その童貞的な要素を三次元的ではなく二次元的な意味で一歩打ち破ったように自分では感じており、
既にそうして二次元的に破壊されてしまった「童貞」を、
再度今度は三次元的に破壊「し直す」ことが出来るのかと言われれば、
それはもうキレイサッパリ壊されたあとなので……無理なんじゃないかなあ?
だってもう、その壁はなくなっているわけですからね。

……そんな風に感じるわけです。

なので、この先オイサンが生体的・生理的な意味での脱・童貞を迎える機会に、
例え、万が一、天地が逆転して恵まれたとしても(泣いてないよ)、
それは二次元的な意味での童貞及び脱・童貞に庇護包括された上での行為ということになってしまうと思われ、
すなわちオイサンの一般的な意味での「脱・童貞」は今生において永遠に達成されないよなあきっと、
などと考えておるわけです。
いかがなもんでしょうかね。


……え? 「意味がわかんねえ」?
アレ? なんで?



……とかいう文章をですね、
今電車の中で、実はブラックベリーさんを使って書いてるんですけれども、
隣に女子高生さんが座っててなんかガン見されてる!
ウレシハズカシ! ←ドM



■そうじゃないんだよ、『オトメディウス』の話なんだよ



ここまでの文章でオイサン、
多分一生分の「童貞」って言葉を言ったと思いますがそれはまあどうでもヨロシイ。
そろそろ本題の『オトメディウスX!』の話にいきましょうか。

ちなみに『オトメディウス』というのは、
コナミの名作STGシリーズ『グラディウス』のフォーマットの上に、
女の子キャラクターをフィーチャーしたパワーアップ型横スクロールSTGのことです。
昔あった、『パロディウス』を、もっと女の子方面に強化したゲームだと思って下さい。

▼オトメディウスX(エクセレント!) OPムービー

ちなみにオイサンは、このお歌の
「♪碧く澄んだこの地球の次のステージへ!」というところが大好きです。
この星にはまだ何か残ってるんだろうなあ、ということを感じさせてくれます。



あのー……びっくりしましてね。
先の、「詩織が登場する」というコトを知ったWeb記事の中でも
「難易度はヌルイよ」と書かれていて、「ああそうなんだ」とボンヤリ知ってはいたのですけれど、
それでも想像を絶する劇的なヌルさ。
いくらヌルいヌルいといったところで、
相手は横シューの開祖とも言うべきあの『グラディウス』さんの直系です。

シリーズの『Ⅲ』なんかは相当な高難易度のゲームとして名を馳せていたハズなので、
まさかそこまでヌルいとは思っていなかったのですけれども……
いや、ほんとヌルいわコレ。
いいのこれ?
高橋名人に怒られるんじゃないの? と心配になるレベル。

オイサンのSTGの下手っぴさは、下手のヨコ好きの代名詞みたいなもんですが
(ヨコだけじゃなくタテも3Dも下手ですよ)、
そのオイサンがノーミスで一周できてしまうんですから、全国の奥さんも安心です。
最終面でようやく今時のアーケードSTGの2面か3面の難易度に達するくらい、
と申せば多少は伝わるでしょうか。

  おやりにならない方のために申し上げておきますと、
  マ大体、ゲームセンターのSTGとかだと3面あたりから本気で殺しにかかってくるんですよ。
  まともに遊べる人と、そうでない人のふるい落としが始まるのが3面。
  オイサン程度の腕前だと、マちょっと練習をして、4面か5面まで遊べるくらいです。

そのぬるま湯にどっぷりと浸りながら、
いやーコレ良いのかなー、周りから文句でないのかなー、
なんて考えていたのですが……
このユルさはもしかすると、STG界における一つの大英断なのではないか、
と思うオイサンもおるのです。


 ▼STGの歴史

マ簡単に言ってしまうと、いわゆるSTGっていうのは受け容れられ難くなって、
数が減ってるんですよね。
……今となっては、「減ってた」というのが正しいかもしれませんね。
最近のコンシューマ市場では、ちょいちょいと増えてきているようにお見受けしますから。
それでも底の底だけど。

スーパーファミコンとかメガドライブが全盛だった90年代前半から、
初代PSが隆盛を誇っていた90年代中~後半くらいまでは、
まだまだ家庭用ゲーム機オリジナルタイトルのSTGなんかも、結構出ていたんです。
当時はゲーセンにも、まだまだSTGはそこそこあった。

  20年~15、6年前のお話ですね。

それが90年代末期頃からですかねえ、
現在主流となっている、弾幕型と呼ばれるSTGがゲーセンのSTGの大半を占め始め、
それがまたウケたもんですから、その手のタイトルが増え始めて
(というか、もう一部のメーカーしかSTGを作らなくなっていたので
 その周辺がそういうトレンドに流され始めると一気にシーンがそれに染まってしまう、
 という構造がそもそもありました)、
見た目には派手で、目は引くんですけれども、
フツーの人が手を出せそうもないような難しそうな画ヅラだったことと、
やってみると実際に難しいのとで、やる人がどんどん減っていったんですね。

▼怒首領蜂



一部だけが作って、一部だけがやる、という
……伝統芸能みたいな世界になっていったわけです。
まあ、言い古された歴史なんですけどね。

よーするに、
「弾幕STGが見た目的にも実際的にもレベルをあげすぎて、
 お客さんの大勢からはそっぽを向かれた」
ということで……
今回、『オトメディウスX!』が極端なくらいに難易度を下げてきたのは、
その現状に対する一つの回答なんじゃないのかな、
と感じ取れたのです。


 ▼お客さんを呼ぶための工夫と、すれちがいと。

勿論これまでも、色んな手を使って
お客さんを呼び戻そうという工夫はされてきていたんです。
見た目的にもそうですし、難易度的にもそう。
わかりやすくしたり、可愛らしくしてみたり、
同じ弾幕でも、実際やってみれば簡単に出来ていたり。
けれども、それらの工夫というのも、
そこそこにSTGを愛し、プレイするオイサンの目から見ても、
上手く言っているとはお世辞にも言い難かったと思うのです。

というのも今までの工夫は、
新しくお客さんを取り込もう・取り戻そうとする意図と同時に、
既存の化け物じみたプレイヤーたちにも配慮されるもので、
そこには物理的だったり、心情的だったりする壁がどうしても存在してしまったために
一定以上の効果をあげられてこなかった。

それを「難易度の、単純にして極端な低下」という力業を持ち込んで
「痛みの伴う根本的な解決」を図ったのが、
今回の『オトメディウスX!』なのではないかなあと、感じます。


 ▼『オトメディウスX!』がこれまでとちがうとこ

例えば、新しい人が入りやすくするための工夫として、
パッと思いつく簡単な解決策に「易しい難易度を用意する」というものがあります。
普通の難易度をNormalとするなら、Easyモードを用意する。

……ですけどねえ。

STGをやろうなんて人間は、わがままなもんで、キホン「勝ちたくて」プレイするわけですよ。
ハナからEasyを選ぼうなんて、
「手加減をして下さい」だなんて負けを認めてるようなもんで、
そのさらに上のDifficultモードやExpertモードで勝てなくちゃイヤだとまでは思わなくとも、
Normalで負けてりゃ負けなワケです。
やったって、気持ちよくはなれないわけです。
それはつまりその、「お客の欲する快感に応えられない」ゲームなのであって、
お客を呼び戻すには、まあ至らんのではないかなと、オイサンは思います。

  「そんなもん、Normalの難易度をEasy並にしたって、
   手加減されてることに変わりないんじゃないの?」
  と言われそうで、実際その通りだとも思うんですが、
  そもそもゲームの難易度なんてのは
  上げようと思えば開始後即死のレベルにまで上げられるわけで、
  ExpertだろうがInfernoだろうが、どこかで手加減されているのです。

  ですので、まあ世間的な基準というのはあるにせよ、
  あとはそれぞれのゲームが「どこをNormalと置くか」を絶対として、
  そこから「手加減」「手加減なし」のレベルを考えるしかないとオイサンは考えています。
  そこはもう、プレイヤーの意識と、作り手とプレイヤーの関係の問題ですよね。

今回『オトメディウスX!』では、


……。


という話をしようと思ったところで、随分長くなってきたな。
ちょっとここらで一旦切りますか。



<後編>へつづく。



 

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