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2011年1月28日 (金)

■THE INVASION~昏き淵から~ -更新第635回-

右目がつかれた。
オイサンです。

今日のお話は、未知との遭遇。

と言ってもオイサンがミチとSo goodしたのではなく、
一般の方が海底人類と出遭う……そんなヤック・デカルチャーなお話。



  ちなみに大学の部活に、未知っていう名前の女の子がいましたね。
  コロコロふっくら系で気立てのいい、
  オレンジのマドレーヌを焼くのが大層上手な女の子でした。
  元気にしてるかなあ。
  もうお母さんだろうなあ。



■第一部・序~Introduction



先週末のシゴトバで、社内の同じ穴のムジナさんから
「オイサン、『イカ娘』はどうですかね?」
と訊ねられましてね。

聞けば、前期のアニメがHDDの中で肥やしになっているのに手をつけたものかどうか、
消すか見るか決めあぐねているということだったので、オイサンの感覚で

「そんなに一生懸命、ガッチリとTVの前に陣取って見るような内容じゃないので、
 なんか家のことをしながらとかでラクに流せばいいと思いますよ。
 面白いのは間違いなく面白いですから」

とアドバイスを差し上げた。

  オイサンの『イカ娘』に対する、すごく素直な感想です。
  『イカ娘』の、画の、動きの丁寧さは見るに値するものです。
  シンプルな線の画で、目一杯イキイキ動かす。
  これはもう、やり方です。
  ケレドモ、それを見るために画面を凝視する……
  という見方も勿論アリのアリの大有りですが、
  その画の良さも敢えて「あの作品の『良さ』を構成する一つのパーツに過ぎない」と割り切って
  あの作品全体の持つ『良さ』を最大限に享受できる見方をしよう、
  というのがオイサンのスタンスだったので。

  デその『イカ娘』の「良さ」とは、オイサンにとっては
  「気楽に、見るともなく流し見をすることが出来る」
  ということだったのです。
  『イカ娘』、『サザエさん』に近いポジションの作品なんですよね。オイサン的に。
  萌えもない、コレと言った山もオチもない、ただ異常なだけの日常……
  日常の閾値を少し高いところに設定しただけの日常系。
  「イカ娘ちゃんの視点を借りて世界を見る」ということだけが異なっている日常系、
  だと感じていたので。
  超閑話休題。

とまあ、そんな見方をしていたもんだから、
オイサン『イカ娘』のことは大好きなんですが、
あんまりよく憶えていない回が多いですw
アイロン当てたり、洗濯もんたたんだり、
時にはテレビの前を外れて洗い物しながら音だけ聞いてたりと。

そんなこともあって、オイサンはその御仁に
それならついでに、せっかくなので一話と最終話だけ、
DVDに焼いて戴けないかとお願いをしました。



■第二部 胎動~Awaken



そんな異世界通信……
「イカ」と「娘」、「海底からの侵略」などという単語が平易にやり取りされる会話を
打ち合わせの合間の会議室でやらかしていたものですから、
脇にいた違う穴のムジナさんが
「なになに、何の話? 『イカ』?」
と、突っ込まんでもエエ首を突っ込んでいらした。
うるさいでゲソ。
お前アニメになんか興味ないじゃなイカ。

  ……いや、相手はこのblogにも時々出演して戴いてるトラさんなんですけどね。

   ▼底抜けクライマーズ!~本日はMt.モードで。 -更新第496回-
    http://ikas2nd.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/mt-496--b654.html

  彼はどうやら、よく知りもしない穴に不用意に首を突っ込むと
  上からギロチンドロップが落ちてくることがあると、ご存知ないらしい。
  TRPGくらい、二十歳までに済ませておけというんだ(違

 オイサン「お前には教えない」
 トラサン「なんだよ教えろよ」
 オイサン「聞くからには見るんだぞ。全部」
 トラサン「……わかった」

そんな売り言葉に買い言葉、
アニメやイマドキの漫画に耐性やなじみが一切ない一般人のトラさんと、
今をときめきまくる『イカ娘』さんを引き合わせることに……
まんまと成功したわけです。

  やり手。
  オイサンやり手。
  ……ヤリイカ(誰がうまいこと言えt(ry



■第三部・反応~Re-Action



そんで昨日、マ多少時間もあったことでしょうから。
お尋ねしてみたわけです。

  「ようトラさん、『イカ娘』さんの具合はどうだった?」(卑猥)

とらサンの反応。

  「なんじゃこりゃ?」

となったのだそうなのです。
開始5分で。
あー。
……え?
……うーん?

オイサン、その「なんじゃこりゃ?」は、分かるようで分からない、
不思議な感覚でもあります。

「面白くない」「くだらない」「キライ」なら、まだわかる。
ただどうも、彼は
「画面の向こうで何が起こっているのか、
 自分が何を見せられているのかが分からない」
ようでした。
それは多分、これまで彼が摂取してきた映像物語作品としての類型のどれにも、
海底からのかわいい侵略者さんが当てはまらなかった、
ということなのでしょうが……。

イヤちょっと待てと。
『イカ娘』さんは、そりゃ設えこそは異形かも知れませんが、
そのストーリーラインはシンプル至極じゃなイカ?

海底で目覚める、未知の進化を遂げ、独自の文化を形成した「人類」。
そんな彼らが、自分たちの領域……すなわち海を脅かす
地上の文化生命体に対して宣戦布告を告げ、やがて始まる全面戦争。
交戦、和解、共存、小さな軋轢、その中で生まれる異文化の交流と愛憎劇。
チラチラと差し挟まれる、安っぽい「環境破壊への警鐘」というテーゼ。

  ……ねえ。
  めっさテンプレートやがな。

あなたの町の、ケバいおばはんがやってるブティックの隣の
レンタルビデオ屋を思い切り蹴っ飛ばしたら、
倒れた棚から10本20本はあっさり見つかる程度のお話ですよ。

  ……多分10本20本の中には、
  そこそこの割合で企画モノのAVが混じってると思いますけど。
  『チン略!イカされ娘』とか、絶対にあると思うわ。

ハリウッドの映画スクールや、なんなら代アニのシナリオ科なんかで
学生が左手で書いてそうじゃないですか。

なのでオイサン、そんなそこまで理解の埒外にあるモノのハズないなーと思って、
二つ三つ質問をさせてもらったのですけれども……
何を聞いても、あましまともな答えが返ってこず、困ってしまってワンワンワワン。

未知の物に触れた嫌悪感なんでしょうかね。
一例として「なんていってたっけ、あの語尾は?」
という一言だけを戴きましたが……

「~イカ?」
「~ゲソ」
語尾なんてものは瑣末な記号にしか過ぎないと思っているオイサンとしては、
「なんでそんなどうでもいいことに引っかかってしまうのか」
という気持ちになっています。

本当に拒否反応を示すケースは想定していたんですよ。
でもその場合って、「OP主題歌でケツまくって逃げ出す」とばかり思っていたので、
それを乗り越えた先で大きな違和感にぶつかるというのは、
すごく正直な話、ほとんど考えてなかった。





あの敷居の高ささえ乗り越えてしまえば、
それこそすんなり見られてしまうだろうなと考えていた物ですから。
正直、彼のこの反応は、
イカ娘さんなんて、ケモ耳おパンツ戦闘機アニメにくらべたら
全然日常に近いところにある気がしていたので意外でした。

そんな話を、オイサンのDVDを焼いてくれた黒幕としていると、
どうもやっぱり、「アニメ」というものをただ見ているだけでも、
数え切れないこれまでの経験や、沁みついたたくさんのお約束事が積もり積もって、
初めてすんなりと飲み込むことの出来る構造があるんじゃないかという気持ちになってきました。

  しかし、オイサンなんかは逆にフツーの映画やドラマなんかは殆ど見ませんが、
  それでもそれらはすんなり見ることが出来るというのは……
  その仮説が正しいとしたら、アニメってやっぱり、
  同じ映像作品としても相当特殊なシロモノなのかもしれんなあと
  感じ入ってしまったオイサンでした。

ちなみに、そのトラさん。
昨晩は帰りが随分とお早かったので……

  オイサン「今日はとらサン、珍しく帰りが早いんだねえ」
  とらサン「おう、たまにはな」
  オイサン「じゃあ今日は、帰れば時間あるわけだ」
  とらサン「……まあな?」
  オイサン「続き、見るんだよね?」
  とらサン「……分かったよ」

とけしかけてみたところ。
……どうしたコトか、とらサン本日は全休でした。
心配です。
週明けには元気に

  「おはようでゲソ皆の衆! お? オイサンじゃなイカ!
   元気にしていたででゲソか~!?」


と、出社してくることをですね、
オイサン、ココロから望みません

一切NOです。

もしそんなンなってたら張っ倒す。
目を覚ませ!
お前は俺と同期だけど、今年もう38だろ!( ← 一浪一留)
まったく鬱陶しい。


  あと、どうでもいいですけど、
  海底からのカワイイ侵略者イカ娘さんと、
  カワイイ地球防衛少女まおちゃんが戦うクロスワールド作品のリリースはまだですか?






……オ、オイサンなんだからね!( ← ツンデレ ← 違)。




 

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コメント

■第4先輩さん
イカ娘ちゃんのチカラの抜け具合はただ事じゃなかったですね。
それなのにつまらなくないという、結構不思議な見味の作品でした。
マなにかの折りにでも。
といっても、流し見ワクだけに、借りてきてみたりもなかなかしないんでしょうけども。
 
オイサンは、ニコニコにせよYoutubeにせよ、PCの配信系で長いもの……
多分10分以上は、集中して見られません。
なんでだかわかりませんけれど。
画面が小さいということもあるんでしょう。
そういう意味では、現在配信中の『放課後のプレアデス』一話が
5分ずつくらい、4つに分けて流れているのは上手い気がします。
面白かったですし。
 
『フラクタル』、オイサンも今期はこれを流し見に~……と考えていたところ、
ヤケにアレがアレしてムニャムニャムニャ……って来たので、急遽方針を変更。
『これはゾンビですか?』がユル系流し見枠におさまることになりました。
大体4話まで見終えた現時点で、一番バランスよく面白いのは『放浪息子』ですかね。
かなりみなぎってきた感じです。
 
そちらのページもちらちら拝見してますので、またそちらででも。
ほなまた。
 
 

投稿: ikas2nd@オイサン | 2011年2月 4日 (金) 22時48分

 こんにちは。

 イカ娘は、すんでのところで見逃した人間です。
 中京圏は、イカ娘とそらのおとしものが、アマガミSSとそれ町と競合していて、結局後者を取ったという流れでございました。

 イカ娘はニコニコ動画で見られたじゃないかということも考えたんですけど、結局そうはしませんでした。それはオイサンのご指摘の「流し見しておける」という話に通じるんだと思いますけど、僕は、どうもニコニコ動画を見る時に「何となく流しておくこと」ができなくて、コメントを追ったり、気になる所で画像を途中で止めたりしてしまう気質で……それは僕の中でイカ娘に期待するモノとは違うのだろうなという結論になりました。

 代わりにそれ町を「流し見アニメ」として使って、それは僕の中では一定の成果を収めたんですけど、それ町は、内容は流し見に適していたけれど、演出面では良くも悪くもしっかりし過ぎていて、つい魅入ってしまうところもあり……一括りに言えばシャフトなんだなぁということなのかもしれませんね。

 今期はフラクタルが流し見アニメとして僕にとっては向いていたので、のんびり楽しもうと思っています。
 ではでは。記事にコメントをするフリをした近況報告でした

投稿: 第4先輩 | 2011年1月29日 (土) 17時03分

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