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2010年12月 5日 (日)

■俺の作る国がそんなに1192なわけがない・前編 -更新第609回-

何の準備もナシにイカ娘ちゃんの歌声を聞かされたら、
さすがのオイサンだって怯む。
本日のマクラは、そんなお話。



■昼下がりの侵略



今週の月曜日、オイサンは有休を戴いておりまして。
平日の午前の空気を存分に吸い込みつつ、
それでも休日気分でお昼ゴハンを戴きに表に出たところ、
いつも通っている割烹のランチがお休みでした。

  普段活動しない時間帯に活動するとそういうイレギュラーが起こって
  つらいやね。

やむなく辺りを探して見つかった、ちょっと良さゲなお店に入り、
壁に設置されたパブリックビューイングの大画面をボンヤリ眺めておりましたところ……
件の割烹でしょっちゅうお会いする、
オイサンのマンションの管理をしている不動産屋の社長がいらした。

まあ話をしない間柄でもないので、いやああのお店休みでしたねー、
なんて言葉も交わしつつ
先に運ばれてきた自分のシーフードグラタンをつついていると……
画面には、何故か戸松遥さんの新曲PVが。
そして少し間を置いて、スフィアの新曲PVが……
ガッツリ映し出されました。

  流れていたのはどうやらただの邦楽ランキングだったようですが、
  その70位付近にアニメ系の新譜が固まっていたようです。

誰コレ的な空気に包まれる店内、
自分はなんも悪くないのにちょっと居心地の悪さを感じつつゴハンを進めていると、
次に画面に映し出されたのは……

  ♪侵略! 侵略! 侵略! 侵略! 
     侵略! 侵略! イカ娘! きゅん!!


シーフードグラタン吹いた。
イヤ実際は吹かなかったけど、イヤイヤイヤイヤ。
それはイカんでゲソ( ← 侵略され済み)。

■侵略!イカ娘OP

しかしこれから鎌倉の話をしようってのに、ノッケからイカ娘のOPってのはどうなんだ。


不動産屋の社長も、特段画面を気に留めはしないものの、
なんだかおかしくなった店内の空気を感じ取ってはおられたようで。
そして、何事もなかった様に流れ出したEXILEのバラードに、
オイサンはなんとなくホッとしてしまったのでした。

……いえね。

アニソンを殊更貶めるつもりはモチロンない。
フツーに良い曲がたくさんあるさ。
町に流れりゃいいのに、と思う歌もたくさんある。
だけども、日常のシーンで流れる楽曲に、
「侵略」という単語や、「イカ」、あまつさえ「イカ」と「娘」がコラボした単語が
連呼されることは……やはり、馴染まないと思うんだ。
物語という特殊な舞台の上でしか、本来踊らないはずのコトバですんでね。

  まあそれを論じ始めると、翻って、
  朝から晩まで恋愛関係の単語が連呼されても許容される日本の日常の空気というやつは、
  果たして正常なのかどうか、という問題にも触れないといけないのだがね。

だからその。
もうちょいガンバレ邦楽アーティスト。

オイサンです(ここまでマクラ ← 長い)。



■もう源頼朝が総理大臣をやればいいよ。



サテ本題。
お話は先週末、11月28日日曜日のこと。
その前日、北関東で遊び倒したはずのオイサンは、今度は南関東で遊び倒します。

今日のお相手はTwitterがらみではない、
オイサンのblogを読んで下さっているJKPさんという御方。
鎌倉をブラつきながらお話をし、最後はカラオケでも歌いましょうという会合を
もう随分前から計画していたので、
それを実行に移したとこういうワケで。

あ、ちなみに今回は……って今回も、ですが、
オッサン2人(+1)がイチャイチャするだけの話ですので、
鎌倉観光ガイド的情報を求めるのでない人は、
別に読んでも何のトクもありませんのであしからず。

 ▼コース

オイサンが計画していたのは以下のコース。

 鎌倉駅からスタートし、江ノ電で長谷へ。
 長谷寺・名物土産屋山海堂を冷やかしたあと大仏へ。

 大仏~葛原ヶ岡ハイキングコースに入り、
 源氏山公園、銭洗弁財天を回って北鎌倉へ抜ける。
 建長寺を拝したのち、東慶寺そばの喫茶店・吉野にて一休み。
 時間があれば東慶寺も眺めたいところ。
 再度電車で鎌倉へ戻り、鶴岡八幡宮を拝んで小町通を冷やかす。
 最後に大船へ電車で戻って、一くさりうなって帰る、
 と。

■大体MAP

より大きな地図で JKPさんとのデートコース を表示


 ゴハンは……お昼は、長谷寺近辺か、山越えたあとの北鎌倉周辺で。
 晩は最後の鎌倉か大船で、
 適当に考えていました。


……なんていうですね、
ワリと盛りだくさんなコースを考えていたのですが。
マお話しする時間を考えると、ハナから無理があったのかもしれません。
さてこの行程がどんな結末を迎えたのかは読んでのお楽しみ。



……。



別にもったいぶる内容でもないんで。
時間足んなくて、八幡宮と小町は見られませんでした。

あと、今回オイサン的には
長谷寺と葛原ヶ岡のハイキングコースがお初のルートだったので
そこは楽しみでした。



■鎌倉駅にて



しかしまあ。
この日は人が多かったですね。とにかく。

R0029407

秋・休日・晴天の鎌倉が、こんなに人気だとは露とも知らず。
お年寄りや外人さんが多いのかと思いきや、案外若年ジャパニーズも大挙していて
驚いた。

  以前タイムライン上の誰かが、行楽日和の日に
  「家人がこんな日に行楽地にクルマで出かけて行った。
   アホとしかいいようがない」

なんておっしゃってましたが、
オイサンもどこかで噂されていたかも知れません。
姫子ばりに。

合流したJKPさんと人の多さにビビりつつ、江ノ電に乗り込みます。

JKPさんはTwitterをおやりになってはいないのですが、
『アマガミ』の二次創作をたくさん読み漁っておられる関係上、
オイサンのフォロワーさんを、直接ではないにせよ
ワリとたくさんご存知でおられます。

だもんで、
その日は朝から就職問題で盛り上がっていたタイムラインをお見せしたところ、
「Twitterって、こんなに熱くて濃密なやり取りもするんですか!?」
と大層びっくらこいておられました。



■長谷寺



そうこうするうちに長谷寺。時間は11時半を回らないくらい。
あんまり人出が多いモンで
「混み出す前に!」
という見解で一致して、先ずは真っ先に
長谷寺の境内にある「海光庵」にてさっさとお昼を戴いてしまうことに。

この日(なのか常設なのかは分かりませんが)、
長谷寺内では何やら『BUTSU』なるアート作品の展示をやらかしておりました。
使用済み段ボールでもって仏像を象る、という名目の作品群らしいのですが……。

  このデキがまた、微妙でね。

R0029433

オイサンも、JKPさんも、これは一体どうなのよと首をひねるばかり。
マ詳しくは申しませんけども。
中でも、オイサンらが食事のときに座った席の傍にあった作品の
説明文が面白くてですね。

R0029429x

……と、この説明文をTwitter上に
「何を言っているのかサッパリわからない」
というコメントとともに載っけたところ、数名の方から賛同の意を得ました。
みなさんありがとうございました。

 ▼弁天窟

長谷寺の一画に、石窟の中に七福神はじめ数柱の神様の彫りこまれた石窟、
弁天窟というのがあるのですが。



……。





セックツ。





……言ってみただけ(中学生か)。

R0029450

その弁天窟は、前半こそフツウに歩けるのですが、
後半になると腰を折らないと歩けないほど天井が低くてですね。
背中を丸めて前を歩くお嬢さんの、突き出されたお尻を眺めながら……

 (なるほどなるほど、
  『絢辻さんと一緒に鎌倉に来て、弁天窟で絢辻さんのお尻を眺めながら歩く』
  SSを書け、という神々の声が聞こえますよ)


とか考えていたのはヒミツです。
ヒミツなんですけど、その話を洞窟を出てさっそくJKPさんにしたところ、

 「……なるほど!
  それで思いきり、あと足でガンメン蹴られるんですね、わかります。
  さすがです」

とお褒めのコトバを頂戴しましたがオイサンそこまで言ってない。
あなたもかなり立派な紳士ですよ。
それいけ教育者。中学生にヘンなこと教えんなよ。
あと百日紅の読みは憶えて帰って下さい。
ムカデと読みます。

  ……そういえば大学の先輩が、ムカデを漢字で書けと言われて「無我手」と書き
  「だってあいつ何も考えてなさそうジャン」
  と言っていたっけ。
  他のムシはなんか考えてるように見えてたんだろうか。


 ▼余談。

その弁天窟の中、わりと後半に「経営の神」という神様がおられたのですが。
オイサンはそれ見て
「……松下幸之助かドラッカーじゃないんだ」
と心中で突っ込んだのもまたヒミツです。
ヒミツなんですけど、外に出て早速その話をJKPさんに申し上げたところ(天丼)、
「日本には八百万に神様が宿りますから」
と、今度はワリとまともなお答えを頂戴しました。

……なのですが、オイサンのイメージでは、日本の八百万の神様って、
木とか、水とか、そういう具象物や、縁結びなんていう行為にこそ宿れ、
「経営」なんていう『概念』や『観念』にも宿るものだろうか?
という疑問を感じました。

どーなんだろ。
ほかにそれっぽいのあるかしら。

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■山海堂~大仏



長谷寺をあとにし、名物土産屋(兼武器屋)の山海堂へ。
……しかしオイサン、このお店はネタとしてしょっちゅう訪れているのに
モノ買ったこと一回もないんじゃないか?
今度行ったらさすがに何か買おう。
申し訳ない気がしてきた。

このお店はお土産モノ屋さんなのですが、
何故か古今東西の武具のレプリカを手広く扱っておられることでも有名です。

  西洋剣や槍、中華武器のトンファーやら、鉄扇やら。
  ほかにもエクスカリバーとか。

オイサンもJKPさんもテーブルトークRPGをたしなみますので、
そういうものは、ツボとは行かないまでも
呼吸はわかるわけです。

  ちなみにJKPさんは職場の同僚で同属の方に鎌倉に行くと言った所、
  「良い武器屋があるから鉄扇を買って来い」
  と言われたとのコト。
  さすが分かってらっしゃる。

しかしここ、エスカリボルグとか売らないかなあ。
結局この日も、何も買わずに店を出る。

 ▼大仏様

鎌倉といえば、この大仏様か八幡宮か、ってとこだと思いますが。
オイサンももう何度きたことか。
今回お初のJKPさん曰く、
「見る角度によって表情が随分かわりますね」
とのこと。
そうでしょうそうでしょう。
そうなんですよ。
うん。
へーそうなんだ。ふーん。……ア、ホントダ。

あと、このとき思い出せなかった、与謝野晶子の大仏様由来の区を
ここでご紹介しておきましょう。


  かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は
  美男におわす 夏木立かな



以前の記事でも書いたかもしれませんが、
オイサンは奈良の大仏様よりも、鎌倉の大仏様の方が好きです。
なんとなく親しみを覚えると申しましょうか。

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世俗にはツマラナイ懊悩が蔓延っていて、
自分がそこにいることで、人が救いを求めて集まってくる。
そこには男女であったり、老若であったり、友人関係・親兄弟であったり。
もっと違う関係であったりと、あらゆる人の営みが交わっていて、
自分の膝元に集ってくるたくさんの人の営みを眺めているのが好きで
もう何百年もあそこにああして座っている……
なんていう、そんなお話が、その存在から出来上がっているように感じます。

最後に売店で、紫芋アイスを食す。
何度も来てるけど、コレ食べるの初めてだな。
二人して、
「思ったより芋だ! 芋の粒状感がまんま残ってる!」
と感激。
フツウに美味しかったです。
ウム。
これは、鎌倉にきたら食べておくべきだな(……)。

ああそうそう、
外人の美人お嬢さん二人から、写真を撮ってくれとお願いされてしまいました。
向こうの人は物怖じしねえな。
コトバわかんねえとか思わないのかな。



ちいと分量が増えてきたので後半へ続く。


 

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