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2010年10月 3日 (日)

■そんなマイニチみたいに。 ~『アマガミSS』13話感想 -更新第588回-

オイサンです。

あんまり何にも書かなくて、死んだと思われてもアレなので
なんか書きます。

油断しているうちに一週間過ぎてしまって、
アニメ『アマガミSS』の感想が一回分滞ってしまいました。
マうまいことに今週TBSでの放送はお休みだったんで
オイサン的には都合が良かったわけですが。

  こんなコメントも戴いてしまって、
  「逃げた!」と思われても癪なので、
  書きますよー。




マそんなことで、例によってアニメ『アマガミSS』の感想。
今回は第13話、七咲編の第一章です。
チョイとお時間が無いのでサラッと気味にはなりますが、
マそれでも未放送地域・未見でネタバレ勘弁の御仁は
ナンバーズでも買って三億円とか当てに行った方がいいと思います。




■アニメ『アマガミSS』 第13話 七咲逢編 第一章 感想



オイサンはそもそも、原作の『アマガミ』の方でも
今回のヒロインである七咲という女の子の気持ちの動きが、
殆ど納得性を持って心に入ってきませんでした。

最初ツンケンしつつも近寄ってきて、
遊び半分にそばにいて、
最後にはベタボレになる、というお話に、
……いわゆる恋愛ものとして「隙になる」きっかけのようなものとしては、
あ、<スキBEST>ルート限定の話ですけど、
小学校で犬を追っ払う、くらいしか見当たらなかったなあ、
と思っていて、なんかいつの間にか好き合う二人になっているという
「よくわからない話」という感想を持っていました。

  お話としては、そんなにデキの良いものではないなあと。

ただ、リアルな、というと語弊はありますが、
日常の中で生まれる恋という心の動きの完成形という意味では、
そういうなんでもないうちになんだかスキになっちゃった、
というのはまあ全然アリだと思いますし、
寧ろ劇的な事件を経て恋人同士になるなんてことの方が稀でしょうから、
これこそがある意味「普通のお話」なんだろうなと捉えていました。

  これはまた別のお話なのですが、
  いつもお世話になっている第4先輩さん言うところの七咲は
  「尻軽」なのだそうで、
  確かにそういう、
  オイサンには納得のいききらない心の推移と状態を以って
  恋の始まりと完成としてしまう、その性質を、
  「お話が悪い・未熟だ」としてしまうのではなく、
  「尻軽女と男の恋を描き切ったお話だ」と捉えることもまた出来るんだなと、
  目からウロコが落ちる思いでありました。
  これは多分オイサンが尻軽な人たちをというものに、
  あまり真面目に関わり、捉えて来なかったことの表れだと思います。
  大いに反省すべき点ではあると思います。

なので、今回のアニメのお話についても、
多分オイサンはその根にまでガッツリとアクセスすることは難しいと思っています。

  マ細かな無理は見え隠れするんですけどね。
  自分でブランコ乗っといてチカンチカン言うのも無理があると思いますし。

今回の大きな流れとしては
ブランコで出会って、食堂でははじきとばして、たくし上げで掴んで、
水飲み場 → 商店街でがっぷり四つ、浜辺でK.O!

……丁寧。
ブツ切れなようでいて、流れるよう、とまでは行きませんが、
見ていて不自然さの無い
「ああそうか、この子らの関係の出来方ってこういうことだったんだ」
と、ゲームで見つからなかったエピソードの隙間の感情を、
なんだか柔らかい接着剤みたいなもので、
その隙間隙間をにゅる、にゅるっと埋めていかれるような感覚がありました。
フシギ。


  すみません、
  それが何によって実現されていたのかはまだわかっていません。


七咲のキャッチとして「面倒見の良い・クールな後輩」とありますが、
まクールはともかく、「面倒見の良い」の部分が強調された話だったような気がします。
七咲は橘さんのことをかわいいかわいいと言いますが、
入りはその可愛さからのほっとけなさだったんだなということが
よくわかる描かれ方をしていて、そこは好感。

美也のためというよりは、兄として頼りの無い橘さんの顔をたてようとしたのか
買い物と福引きに付き合わせるくだりが、
なんだか遠回りとは言えとても丁寧に感じました。

あと、今回絵がとても動くようになったので、
ゲーム本編よりも表情の豊かさが分かり易く、心情の移ろいや、
その内面での企みのようなものも伝わってきて、
ようやくアニメならではの良さのようなものが出て来始めたなあと思います。



■絵



ウム、そう。
絵が随分よく動くようになって、見栄えがしますね。
前半戦12話までではありえない動き・カットの多さになっていると思います。

本当にそう↓なのかは分かりませんが、
前期に一緒に放送されていた
『あそびにいくヨ!』や『ストライクウィッチーズ』も同じ制作会社のAICさんだったので
(微妙に社名が違っているので扱いの上では別組織なのでしょうが)、
そっちの二本が終わって、いくらか手が回るようになってきたんじゃないかとか、
そんな邪推もしたくなるこのタイミング。

あとね、残りヒロイン人数が少なくなって、
今回メインでないサブヒロインたち、
絢辻さんとか梨穂子の出方が濃厚になってきたのがちょっと印象的だろうか。

絢辻さんなんて、完全にメインエピソードの前振りと、
白キャラの強調に入ってますからね。
うまい時間の使い方だと思います。
絢辻さん編には超期待だ。



マそんな感じで。
正直、七咲の話は、冒頭でも書いたようにオイサンにはやっぱりよくわからないというか、
心には響かないというか。
素直にシンプルに「面白い!」と思えるものでは(原作からして)ないのですが、
それでもこの第一章の遠回りな細やかさ、
絵と動きによる伝達のクオリティが保持されるなら、
もしかすると本編よりも深く理解でき、楽しめる出来栄えになるんではないかなと
期待する次第でありますよ。



……。



でもね。
このマンガ、毎回、各ヒロインの第一章だけは、
ミョーに気合い入ってて面白く見えますからね。
油断はでけんわけですけども。

……なんで第一章だけ、毎度毎度面白く見えるのかというと、
「前からの流れ」が無いからだと思うんですよね。
つまり、納得性のある流れをつくることがヘタというか、
『アマガミ』というそもそものお話が、それをすることに向いてないか、
はたまた、そういうことがニガテな原作『アマガミ』のお話を、
アニメ向けにチューンすることにスタッフが長けていないか。



……多分、そのどれもだと思うんですけど。



以上、ザックリ気味ですけど、
このくらいの長さと内容の方が良いのかも知れんな、
って気もしてくるオイサンでした。
ももんが。



あと、今回好きだったシーン。
「敢えてどちらも選ばないという選択をしてみた」
という橘さん。
ありがちな落とし方とは思うけど、なんだろう、なんか面白かったな。




 

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受信: 2010年10月 6日 (水) 10時35分

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