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2010年9月 3日 (金)

■オトメノ!~揺れる・ふくらむ・はち切れる~『アマガミSS』第10話感想 -更新第576回-

コンビニに酔ったけど買うモノがない。
オイサンです。
一種の病気。


サテサテ連チャンになってしまいますが、
今回もアニメ『アマガミSS』の感想、
第10話・中多さん編の第二章「トックン」です。

ネタバレご勘弁の人は……と言いたいところですが、
今回の感想には、別段特定のシーンだとか、
どんなエピソードだったとか、そういう要素はほとんどなく。

オイサンが面白いと思ったか、思わなかったか、
それはどういう要素についてだったか、
という大きな視点でしか書いていないのであまり気にしなくても大丈夫かもしれません。
かといって、大丈夫じゃなくても知りませんが。

マそんなことなので、読みたい人は読めばいいし、
そうじゃない人はあとで読めばいいよ(結局は読んで欲しいのか)。
マ危ないと思った人は、虎穴に入らずんばナントヤラなので
まわれ右して下さい。


……アレ?



■『アマガミSS』第10話 中多紗江編 第2章 トックン



 ▼おっぱいふーん

言っときますよ。
面白くはないんですよ、決して。
オイサンはこのアニメ、面白いと思って見てはいません。

  正直なところ、今回の話を見て
  「コレといって感想に書くことがないな……」
  と思い、第2章・第3章でまとめて一回にしようと思ったんですけど、
  なんかザーッと叩いたら書けてしまったので、今それを載せています。

知ってる子が出てるからなんか言えるっていう、
いわゆるウチワ的な視聴であって、
単品の映像作品として、面白いから、楽しみだから、先が知りたいから見るっていう、
そういう魅力やパワーなんて、正直ほっとんど感じてやしないんだ。
知ってるあの子がこの次どんな顔するかなって、そういう観点でしか見られていません。
求心力は感じない。

そして、知ってる子だからこそ、
「次は『こう』かも知れない、『ああ』かも知れない」
という妄想が出来る。
……出来てしまう。
既に状況はこんなだから『そう』なる可能性なんて殆どゼロなんだろうケド、
その妄想を頼りに、結果次回がどんな風になっているか
(ていうか『そんな風』にはなってないであろうケド、なっていたら見逃すのは悔しいから)
それを確かめるために見ている。

  その妄想をなんて呼ぶか知ってるかい?
  「期待」って言うんだぜ?

……あの……なんていうんですかね。
色んな要素を探してきて、評価をしたり、文句つけたり褒めたり、
出来ないことはないと思います。
ただ、見ている間、見終わった今、その気持ち、
この別段なんの喜びもときめきもないすごく平た~い気持ち……
音にするなら
「ふーん……」
っていうのがまず、何よりの事実なんだということを。
今回、書き記しておこうと思いました。
本当の意味での感想として。

カットが移ろい、シーンが変わる度に、
「おおおおお、どうなるんだろう!?」
「何が起こるんだろう!?」
とか、
「ああ……いいなあ……わかるねえ……」
とか、そういうんじゃない、オイサンの心は
「ふーん……」
です。
そんな気持ちにしかなれていません。『アマガミSS』見てたって。

  マそれを言ったら、オイサンにとっては
  『けいおん!!』だって第一期……殊に、その前半戦に比べたら
  その魅力は減衰していて惰性で見ているところはありますが、
  そうはいっても『アマガミSS』と『けいおん!!』の間には
  大きな差はあります。
  『けいおん!!』を見ていて、「ふーん」じゃないかって言われたら
  そうのときもありますけど、総じてそうではない。
  どっちを先に切るかって言われたら、『アマガミSS』を切りますよ。
  キッパリとバッサリと。
  「知ってる子が出てる」っていうシガラミからも自由になれるのなら。

  他にも面白さとして、
  心躍ったり、ワクワクドキドキしたりというのではないけれども
  リクツ抜きに安心出来る穏やかな面白さは、
  今期は『HEROMAN』くらいにしかない。
  『ヨ!』も『ストパン2』も惰性運転で、見逃しても痛くもかゆくもない。
  マ『HEROMAN』も見逃したって平気だけど。

  だからこそ昨年、
  ゲーム本編『アマガミ』で出会った絢辻さんの物語
  (というか、物語の軸や筋そのものよりも、その見せ方、人物の描き方)
  には脳天をトールハンマーでぶん殴られる衝撃を覚えたし、
  稀有なものであると喜んだんだけど。

こういう記事を書く以上は、読んで下さる方にキチンと伝わるように、
「何が良い、何が悪い、だから面白い、ツマラナイ」
ということを書く必要があります。
それは承知しているんですが、なんかもう、それを書くのもヤリキレナイ。

 ▼何がどうっていう話

ここまでの9話に比べれば、随分動いている印象はあります。
カット数も多い。
以前指摘した、左右カット部を含めた画面への絵の配置も、
随分大胆になっている。

でもやっぱり、心の動きが全然描けてないと思うのですよ。
意図が伝わらない。
動くけどスカスカで、動かしているだけ。そこに意図がない。
何故、彼が、彼女が、動いているかが分からない。
受け手として、読み取りはするんです。
中多さんはちょっとずつ、橘さんに惹かれている。
それは読み取れる。
分かってしまう。
何故か。
そうでないとお話が成り立たないからです。
「これがお話である」ことから出発していて、
そこから逆算したらそうじゃないとおかしいから、
見る側がそう、自発的に認識しているに過ぎない。

橘さんも、なんか違う意味で中多さんに惹かれている。
中多さんの魅力は、何も描かれていないのに。
引っ込み思案の気持ちと、出っ張り事案のグラマラスボディがウラハラであることだけが
バンバンバンバン描かれて、橘さんは今、完全にカラダ目当てだ。

  彼女の精神的な成長?
  それを喜んでいるように描かれているとは、とても感じられない。
  おもちゃにして、それを勘違いして酔っているだけに見えまするよ。

なんでそんなことが起こるかといわれたら簡単で、
好きになるキッカケとか、その芽生えた気持ちが膨らむ理由とか、
「この事件、風景を使って、中多さんには橘さんをもっと好きになってもらおう、
 そのことを見てる側に分かってもらおう」
という、見せる側の意図が……見ていて全然、見つからない。

 ▼見つけられる意図としては

橘さんは献身的に……というか、半分自分の趣味で中多さんの訓練に付き合い、
中多さんは多分、そうして自分に付き合ってくれて、
かつ(何故かやたらと)堂々としている橘さんに惹かれている。

橘さんの、中多さんに接するトーンにこれといった変化はないけれど、
その変化しない橘さんに対して中多さんの思いが変化していく理由付けとしては、
恐らく「長い時間をともにする」ということでジンワリと広がり染み渡っているから、
思いが深まっていく、みたいなことなのだと思われる。



……そんなもんかなあ。
感想。



しかしまあ、ここまで見てきて、前回も書いたみたいに、
そんな「お話の細やかさ」を求めるマンガでもないような気もするし、
だからといって、それを疎かにして楽しめる作品だとも思わないし……
各ヒロインが可愛いく動いていればいいとも思うけれど、
その「可愛さ」というのはやっぱり心の部分とどうしたって連動するモノだと思うし、
そもそも動いてねえし。

なにか、何か一つだけでも徹底させてくれないと、
作り手が何を見せようとしているのか、
どこに食いついていけばいいのかさえわからない。
だからやっぱりオイサンとしては、自分が一番食いつきたいところに目がいくし、
他のところには
「あ、あ、あ……? あぁ~……。うん……」
みたいな、及び腰にしかなれない。
しっかりして下さいホンマ。

なんだろうねえ。
『アマガミSS』の(敢えて『アマガミ』のとは書かない)ウリである
変態紳士的行動を描かざるを得ないために、心情の変化の描写が疎かになっていて、
キモの恋愛がなんだかぼやっとしたものになっているように
オイサンには見えまする。

ただこの先、中多さんから慕情を告白された橘さんがそれとどう向き合うか、
その描き方次第ではトラウマにぴっしり繋げることが出来て、
その向き合い方と乗り越え方を、
ゲームからの丸写しではない、アニメならではの噛み砕き方が出来れば、
巻き返せるとは思うのです。

……っていう、コレがホラ、冒頭でお伝えした「期待」ってヤツですよ……
……そこがしっかりしててくれれば!!
オイサン、大丈夫、多分大丈夫だと思うんだ、この話!!

おおそーだ、前回書き忘れてたけど、
第9話でときどきキャラデザインがノブヨシ侍先生ちっくにくずれるところ。
美也とかが特に。
あれは大好きでした!!
どうせ遊ぶなら、ああいうのもっとやって!
もっとバカみたいに壊しておくれ!

ちなみに今回は、
「あれはオバサン型自動販売機だ!」
のセリフで、このマンガ見てて初めて笑いました。
コレ本編にもあるセリフなんだろうか?
そして絢辻さんの貴重な登場シーンはコマ送りで見る弊社。

……そうねえ。
バカやるんなら、アングルとかカメラワークとか、
もっと大げさにアホみたい効果的に、出来ると思うんだが。
今回の橘さんは、ちょっと柊ちっくだ。
そして今回のハイライトは、
美也の……というか、アスミンの「おかねをためる」の声芝居だ。
間違いなく。
……アスミン、お芝居うまいなあ……。
ロクに絵もないところでアフレコしてるんだろうに……
それなのにすごい臨場感じゃないか。
すごいぞこれ。
ここだけは何回見ても飽きないwww
しょうもないソフトエロカットなんか要らんから。



以上、そんなことでした。
次回をお楽しみに!



 

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