« ■とらえたものを、思うままに、けれど「自分に」意味のあるように。 -更新第566.5回- | トップページ | ■ブラブラ戦隊クゲヌマン! -更新第568回- »

2010年8月19日 (木)

■僕と兄さんと熊本で。 -更新第567回-

サテ、前々回の記事でお知らせした通り、
2010年の夏休みの折り返したある日……。

オイサンです。

未だ足を踏み入れたことの無い地域……
岡山県から西と南、九州、そして四国へといって参りました。
Twitter上で出会えた友人に会うためです。

 ▼お相手は

相手は二人。もちろん、どちらも『アマガミ』関連です。

一人は熊本の @G_G_AI さんこと、じじさん。
オイサンは「兄さん」とお呼びしています。その理由はまたあとで。
彼は七咲さんを愛し、同居し、そしてSSを書いておられます。


  ▼アマガミSS置き場 逢と逢を愛する俺
  http://i7s.blog57.fc2.com/


もうひと方は香川・高松の @Clipper_Freedom さん。
『アマガミ』のSSを探して、オイサンのblogにいらして下さいました。

今回のお話では、主にじじ兄さんとのことについて
書いていこうと思います。



■クマモト・トワイライト



オイサンは、物心(?)ついた頃から彼、@G_G_AIさんのことを兄さんと呼んでいます。
何故なのかは分かりませんが、多分、離れて生きてきたと思えないほど、
ポンとしたきっかけで開く脳みその引き出しが似ているからでしょう。
そして実際はオイサンの方が年は上のハズなのですが、
最初にそのように感じた瞬間に、彼の方が態度がデカ……ゲフンゲフン、
カンロクと自信に満ちておられたから、彼が「兄」なのだと思います。

  そういうのに弱いですからね、オイサンは。
  ハッタリかませば一発です。
  権威とか権力とかに、すんごい弱いんだからこの人。

オイサンがいかにして九州まで辿り着いたか……については、
ここでは省きましょう。
フツーに、新大阪から新幹線乗って博多まで二時間半ほど。
博多からは在来線の特急リレーつばめに乗り換えて、一気に熊本まで。
これが一時間半ほど。

兄さんとは、熊本の(どうやら)中心的な繁華街・熊本交通センターの近くにある
辛島公園という街中の小さな園地にて、16時の待ち合わせました。

デ結局、16時に落ち合い、翌2時近く(!)まで。
みっっっっっっっっっちり、10時間の会とあいなりました。
これは……一回のオフの時間としては、今年5月に第4先輩さんとやらかした、
2日またぎの15時間ロングランに次ぐ歴代二位の長さです。

先ずはいつものオイサンのオフスタイルに則り、
チョイとお茶の出来るお店で2時間半ほどお話をし、
その後兄さんのエスコートで地元のオタクスポット……
……アニメイト、メロンちゃん家、などですね……を巡り、
手近な観光スポットである熊本城を遠目に眺め、
予約しておいたお酒とゴハンのお店でじっくり腰をすえてまた2時間と少しお話をし。

R0027799
ここはただのマクドナルドだが、オイサンにとってはこの上なく思い出深いマクドナルドだ。

  ちなみに、このメロンちゃんのお家がアーケードのビルの4階にあるのですが、
  兄さんはそこまでの上り下りで翌日筋肉痛になっておられました。
  兄さん、頑張ってくれ!

その後、カラオケタイム。これがまた2時間ばかし。
これが終了した時点で既に日付が変わるようなお時間だったのですが、
兄さんの帰る電車が既になく、
ご家族の方がお仕事を終えられるタイミングを待って迎えにきて戴く都合上、
そこからさらに2時間ばかり、どこかで話をすることに。

R0027839
カラオケ屋を出て。熊本の繁華街の夜は、きちんと賑わっていてえらい。

そこで深夜までやってミスドにしけこみ、
1時にはそこも店を閉めるというので仕方なく、オイサンの泊まるホテルのロビーで
延々一時間ほど続きを話したのでした。



■うれしいひと



いやぁー……あのね。
楽しかった。
すっっっっっっっごい、楽しかったのですよ。
何がだろう? 何がそんなになんだろう? と思うくらい、楽しかったのです。

それまでのオフだって楽しかったし、
力も抜いて楽にしていたつもりだったのだけれど、
それもよりももっと、自分の中の深い処にある栓が抜けたような嬉しさがあった。

オイサンが慣れてきたということもあるでしょう。
今回、なんだかちょっとした気まぐれで、第二陣のお店でお酒を飲んでみた、
ということも、無関係ではないかもしれない。

ですが、既に最初のお店……あ、今回はマクドナルドだったのですが、
そこでの会話の中盤戦以降から、なんだか異様に心が高揚し始めるのを感じていました。

正直、話の出だしはなかなかスムーズには滑り出さず、
あーどうしよっかなとオイサンが早くも手詰まりになりかかっていたところに、
兄さんの方から色々と、殆ど身の上話にも近いような、
ご自身と『アマガミ』の関係、
七咲逢というヒロインとの馴れ初めや、
それが如何に生身のご自身と繋がったものであるかという
ともすれば話しにくいことなんじゃないのかと思えるようなことまで、
百式色をしたフレームの、レンズの大きなメガネの向こうで、
鋭く、けれども柔らかく光る目で熱っぽく語って下さいました。
そこにオイサンが乗っかっていくような形で、話は終始、転がって参りました。

しかし、兄さんのかもし出す、あの嬉しさ楽しさをどう表現したものか。
……なんというか、
そう、あれです、イメージの中の「九州のいい人」という感じw

  なんだそれ。
  でもそれです。

ガッシリどっしりしていて、小器用ではないけれど丁寧で、骨太で力強い。
すごくまっすぐな、バットの芯で捕らえても(何をだ)バットが折れてしまいそうな、
そんな気持ちのよさを、兄さんの目の光や、声や、
ちょっと照れくさそうな微笑みの中に、たえず感じていました。

それに加えて、雑とか乱暴とかそういう印象もなくて、
寧ろ繊細。

R0027821
ちょっとお味が濃かったな。でも美味しかった。

言葉や気持ち、ブロックの一つ一つは決してコマゴマチマチマしているわけではなく
ゴロンと大きな塊をしているのですが、
その積み木の一つ一つにはキレイにやすりがかけられていて、
面や角がピーンとられている。木目も滑らか。
そんな、行き届いた気持ちの良さを感じさせてくれました。

そう、そうそうそう、そうだ。
「気持ちがいい」!
という表現がぴったりくる、そんな御仁だったのです。

七咲Tシャツを汗でビッショビショにしてですねw
一見「気持ちいい」とはマ逆の風体(超時空失礼)から放たれる、
南国の風の心地良いことといったら!

  『はじめの一歩』が分かる人は、海人・島袋を思い出して下さい。
  あんな感じです。気持ちのいい人。
  見た感じもねw ちょっと近いw
  ずんぐりでかわいい。
  ドッフルギャンガフフフフ。
  島袋は沖縄の人だけど。
  作中で鷹村が島袋に関して
  「奴は豪快そうに見えるが、本質はインテリボクサーの真田に近い」
  と言ってましたが、そんなところまでちょっと似ている気がします。

 ▼僕と兄さんとクマモトで

話の内容としては、マ上でも書いたように、
自分のSS書きの歴史がどんなところから出発したのか、
どうして七咲が好きなのか?
モチベーションはどこにあって、どこへ向かおうとしているのか。
いつまで続けようか?
……そんなこと。

R0027784
美しい熊本の街並み。

兄さんのSSは、……まあ上記のURLをお読み戴ければ分かると思うのですが、
今の兄さん自身と『アマガミ』の七咲逢とが同居している、
という設定のもとに
二人のイチャイチャでヌッタヌッタなどうしようもない(これまた失礼)日常が、
日記のような形式で綴られていきます。

兄さんは何故、そういうスタイルに行き着いたのか?
コレを描くことによって、兄さんは何を世に知らしめ問おうとしているのか?

  ……そんな話をですねー、旬も過ぎたオッサン二人が、
  誰もいないマクドナルドの三階席の真ん中で、語り合うわけですよ。

  ワリと小ぢんまりとした、席数が二十も無いような居酒屋で、
  店に入った途端、何故かそこにいる客全員に「ぐりんっ!!」
  とこちらを顧みられながら、語り合うわけですよ。

  そう、なんでだか分からないんですけど、
  オイサンらがお店に入った瞬間、中にいた十四五人のお客さんが
  挙ってこちらを見たんですよね……。
  怖かった。
  アレなんだったんだろ。
  お店を間違ったのかと思った。

  田舎(失礼)のヤンキーがとぐろ巻く夜の盛り場に、
  やっと見つけたミスタードーナツ
  (ファミレスとかが望ましかったんだけど、熊本には無いらしい)で、
  ガラス越しにかなり接近して座るヤンキーに睨まれたりしながら、
  語り合うわけですよ!!

 ▼兄さんの書くものへ

兄さんのお書きになるものは、
ある特定の環境に投稿される都合上、一本一本は短めに抑えられていて、
また、兄さんの「特定の目的」のためには、
あれ以上の長さや深さや描写は不必要でムダの無いものになっています。
なので、サラッと読めて楽しい。

ただ、オイサン個人的には、そうした中にも、
「七咲逢」という女の子の持つ暮らしのディティールを見せて欲しいなあと思うのです。
せっかく、兄さんという生身のオッサンと生きることを選んだ、
「ヒロイン」という特別な座から降り、生活というものにくたびれた七咲を手に入れたのだから。

  ……この話は、実は後編・高松編でのクリッパーさんとの会話にも
  ちょっと関連するのですが。

どんな食べ物が好きだとか、
目の前にお酒やたばこがあったら手を出してしまうのかとか。
何を着、履き、拾い、作り、壊し、汚し、直すのか、
そんな、本編では描かれ切らないけれども、
積み重なっていく日々の疲労に対して彼女がどんなレスポンスを返すのかということに対して、
七咲を見つめてきたものにしか解釈のし得ないディティールを、
兄さん自身の解釈で見せてもらえたらいいなあと思うのでした。、

  ついでに言っておくと、オイサンの書くSSでは、
  主人公、すなわち絢辻さんの恋の相手はあくまでも「主人公」です。
  オイサン自身でもなければ、橘純一ですらありません。
  読む人が彼に「橘 純一」という名前をつければそうなりますが。
  そういうことです。

  多分、方針の固まる以前の頃に何度かだけ「橘君」と呼ばれていますが、
  名前で呼ばれるのはそれきりだと思います。

  そしてまた、兄さんの世界が
  「生身のオッサンである現在の兄さん + 女子高生である七咲逢」
  で作られるように、
  オイサンにも、物語の中で描く絢辻さんとは別に、
  脳内には嫁としての絢辻さんがちゃーんと住まっておりますよ。
  オイサンの場合はあくまでも、「オイサンと絢辻さんは高校の同級生」なので、
  今となりにいる彼女は35歳ですけど(まだ34で10月に35になるます)。



■おにいさんといっしょ



あと話したことといえば……
やっぱりどうしても、Twitter上の面々についてのお話が多くなってしまいますね。

兄さんはSkypeなんかで他のフォロワさんとお話されることもあるようなので、
オイサンよりも幾らかの方々について、深く語り合ったりされているようで。
その話や、そこでの情報がないと読み取り難いような、
タイムライン上に放流される一見意味の分からないような呟きの内側まで、
ぽつんぽつんと教えてくれたりしました。

  ああ、そうそう。
  オイサンはたまにTwitterのタイムラインに、
  「ふー」とか、
  「絢辻さん」とか、
  やはり一見意味の無い(そして実際にも大した意味の無い)呟きを落とすのですが、
  それについてもキチンと拾って気付いていて、
  「あれはなんなの?」
  と聞かれて、ちょっと嬉しかった。

あとは、どんなタイプのヒロインを、これまで連綿と好いてきたとか、
お互いのヒロイン遍歴のような話。

R0027865
兄さんが少し誇らしげに語っていた、熊本城の石垣。
歴史上初めて、戦略的に意味のある石垣を築いたのだという。


『アマガミ』に関しては、そんなに長く深く、
突っ込んでやりこんだり踏み込んだりされているワケではないご様子で、
いわゆるフツーの「ギャルゲー」として、
フツーにゲームをやるように、素直に楽しまれているように思いました。
殊更小難しい領域には踏み込まず。

  あんまり、アニメとかマンガの話にはならなかったような気がするな。
  ゲームの話が多かった。

そして……あ、本当にエロが好きなんだな、ということを。
文化としてのエロとか、余剰・余暇としてのエロではない、
もう本能レベルの純然たるエロが漲って溢れ出る、
そりゃそんな顔して「好きだッ、やらせてくれッ!」
って言われたら、大概のメスは断れませんよ的な圧力を誇っておられた。
あとは、消費ということに関しても、そうなのかなー。
そういう部分ではある意味豪胆。

宵越しの金と精子は、持たねえぜ! という……
あー、もしかするとアレだ。
熊本なまりがとても新鮮で、耳に心地良かったっていうのも
あるのかも知れない、オイサンの場合。
聴覚刺激には敏感みたいですからね、オイサンは。

根が太く、角のない、まろやかで歯切れの良い、声と喋りをしておられた。
周りを元気にさせる声と喋りだったと思います。



■Closing



……まあ、そんなことでね。

出会うや、少し居心地悪そうにしていた兄さん。

メロンブックスで
「これの『ミラクルペイント』って曲がいいんですよ」と、
目を輝かせながらミクのアルバムを教えてくれた兄さん。

「妹に、
 『アニメイト行くならハガレンの携帯アクセサリーを買ってきて』
 って頼まれたんだけど」
どこにあんのか分かんねえと、
アニメイト店内をむっくらむっくら闊歩する兄さん。

居酒屋でどっしりと構え、昔のことを話してくれる横顔。

「娘です。さっきの店じゃ出せなかったけど」
と、カラオケで二人になるや、内ポケットから武装神姫
(ゴメン兄さん、名前を忘れたよ)を取り出す兄さん。

その娘さんを前に朗々と、サウンドホライゾンの曲を、
歌詞も表示されない語りまで完璧に歌いこなす兄さんの雄姿……。

R0027847
娘さんと兄さん

いやー、なんだろねえ。
十時間という時間のディティールは尽きないんだけども。
弊社はもう、すっかり兄さんのファンですよ。
楽しかった。
本当に楽しかった。

話の中で、今されている勉強や今後のオシゴトに関連して、
もしかしたら関東に行くこともあるかも、と、
再びまみえることを期して、握手をして別れました。
くまもと阪神を背に、闇に小さくなっていく七咲Tシャツの背中を、
オイサンは忘れません。

あと、
「あんまり外でゴハン食べたりしないから、
 何頼んだらいいかわからなくて」
と、お昼を食べていたにもかかわらずバーガーセットを頼んでしまって
さらにハンバーガー食べる姿、すごく可愛かったですよ、センパイ
別に飲み物だけでも怒られたりしませんよ、クスッ (俺CV:ゆかな)。


そして、お酒はダメなオイサンですけど、
その飲み屋さんで頼んだ梅酒ジンジャーってのがおいしかったので、
定番にしてもいいような気がしてきた。
これなら、とりあえず一杯はおいしく飲める。

ちぃ、おぼえた。



オイサンでした。
きっと、またね、兄さん。




 

|

« ■とらえたものを、思うままに、けれど「自分に」意味のあるように。 -更新第566.5回- | トップページ | ■ブラブラ戦隊クゲヌマン! -更新第568回- »

[日記]」カテゴリの記事

アマガミ」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/55967/36257099

この記事へのトラックバック一覧です: ■僕と兄さんと熊本で。 -更新第567回-:

« ■とらえたものを、思うままに、けれど「自分に」意味のあるように。 -更新第566.5回- | トップページ | ■ブラブラ戦隊クゲヌマン! -更新第568回- »