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2010年7月22日 (木)

■Fleur de Fleurs ~願わくば、咲き誇れ -更新第549回-

暑いわ!
オイサンだわ!

また夜中に目を覚ましてしまったぞ。
腐ってやがる、早すぎたんだ。

昨日は帰り道をウロウロして、
『アマガミSS』関連のCD二枚、OPとED特別版を手に入れてきました。
今晩には森島センパイ編も終わってしまうので、
その前に曲の感想だけでも書いてしまいたい所存。



■『アマガミSS』OP「i Love」



 ▼一先ず、オイサンの好き嫌いとして。

基本、「絵・作品ありき」で聴きたい・好きな曲だということを自覚した。
曲だけで聴くと、なんてことないぺたっとしたラブソング……というか、
なんて分類するんだろうか、こういう歌は。
広く浅くを狙った薄いお歌。

TVアニメ「アマガミSS」オープニングテーマ i Love TVアニメ「アマガミSS」オープニングテーマ
i Love


アーティスト:azusa
販売元:ポニーキャニオン
発売日:2010/07/21
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歌い手さんの気持ちというか、周りの空気を渦巻かせるような熱が、
あまり入っていないように思えます。
奄ガ美大島出身の緩い空気が、あまりよくない方向で発揮されている風に思える。

オイサンにとってあの曲は、
ヒロインが、いやさ絢辻さんが(言い切った)、


 ♪ 愛してる、あなたのこと。初めての気持ちよ?


と、恋に膨らんだその胸の裡を、
誰にというワケではないのでしょうけど、自分の中で、
確かに、つまびらかにしているということが重要なのであって、
そこから切り離された、
「この世の誰かの恋の気持ち」だけを歌ったあの歌には
さほどの興味はない、ということですね。

  そこで、では絵から、物語から、キャラクターから離れ、
  歌単体に戻った状態であのお歌を聴いたとき、
  あのお歌には情念やバックボーンがなさ過ぎるように思えます。
  本来そこは歌い手さんの個人的な思いが埋めるべきだと思いますが、
  そこまでのものが感じられない。

その歌詞の気持ちが誰かに当てはめられてパーソナルなものになり、
その誰かが歩んだ時間、胸に抱いた想いをオイサンが理解していて初めて
(それはつまり、ゲーム本編『アマガミ』から培ってきた、
彼女らとともに過ごした濃密な時間が可能にするわけで)、
あの歌には重みや温かみが乗っかるわけで、
誰もパイルダーオン! ……しないあの歌は、ホントに薄い、
サラッとした歌にしか聞こえません。

  ですからあのお歌は、ギャルゲーアニメの主題歌としては
  とても優秀な性能を発揮すると思いますが、
  やっぱり単体で聴くには力不足といわざるを得ない。

なので『アマガミSS』のオープニングから外れたあの歌を、
わざわざCDを鳴らしたり、
ポータブルオーディオで外に持ち出してまで聴く事は、この先……
あんまりないんじゃないかしら。

2番の歌詞は正直いらん。
サビの歌詞が「変わらない」のは、強くて好き。

他にも2曲入っていましたが。
……うーん、まあ……コレといった感想はないですねえ。
アニメ絡んでなかったら、聴いていないというか。
そんな感じ。

ちなみに、オイサンがアニメがらみから入って、
その後もオリジナルまでお付き合いさせてもらった歌い手さんには、
The pillows、ジャパハリネット、つじあやのさんなどがおられます。
そこまでは、いかない感じです。
残念。
またしばらく時間を置いて聴いてみたいと思います。

 ▼そして、『アマガミSS』のオープニングテーマとして。

重要なのはこの曲が、『アマガミSS』のOPとして採用された、
あるいは「このような曲」が、『アマガミSS』のOPとしてオーダーされた、
ということでしょうね。

すなわち、恋する気持ちのハッピーさ、気持ちの良さ、
淡い部分だけが強調されたこの曲が主題に据えられたワケで、
ゲーム『アマガミ』が切り離せないでいる
重さ、ダークさというものを一切引き受けていない。
では、そういう要素が物語本編に来ることも、
恐らくないのではないかなと。



……。



もしあるとするなら……
改編またぎの2クール目で、
ズドンとした曲にすげ代わる可能性があるってことか。

後半戦はダークサイドとかな。
七咲も、絢辻さんもいることだし。
梨穂子は……前回の『アマガミSS』レビューでも書いたみたいに、
多分ほんわかのんびりで行くのだろうけど。

さあて、その辺も面白くなってきましたね。



■同ED『キミの瞳に恋してる』



オイサンは基本的に、エンディング曲がアップテンポで派手なのがスキです。
大好きです。
 

TVアニメ「アマガミSS」エンディングテーマ1 キミの瞳に恋してる(特別盤) TVアニメ「アマガミSS」エンディングテーマ1
キミの瞳に恋してる(特別盤)


アーティスト:森島はるか(伊藤静)
販売元:ポニーキャニオン
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それは多分、
「受け手から見える物語のおしまいが、その世界の次の始まりである」
という構成の物語が好きだからなのだと思っています。
なので、

「ジャカジャーン!
 物語はしんみりハッピーエンドだけど、
 この世界の時間はこれからも勢いよく流れていくんだぜー!」

という終わり方をしてもらえるととても嬉しく思うのだと思います。

「ああ、あいつらの世界はまだまだなんかやってんだなあ!
 オイサンももう一回、その世界に参加したいなあ!」

と、気持ちで盛り上がれますし、
なんならその気持ちを原動力に、二次創作とか出来ますから。
そこに世界が続くなら! という気持ち。

  ちなみに、その派手なEDの最たる例が、
  「90年代の奇跡」、「ギャルゲー戦艦大和」こと
  『トゥルー・ラブストーリー2』のGOOD ENDのテーマです。
  BESTではなく。
  ボーカルのつくBESTよりも、このGOODの方が好き。
  オススメ。
  しんみり終わる『TLS2』のオシマイがこの曲であることに、
  あまり良い印象を持っていない人もワリカシおられるようですが。

なので、このテーマで終わる『アマガミSS』の森島センパイ編は
ワリとカンジ良く受け止めています。
だからといって、楽曲そのものが好きということとは、
また話が違いますけど。

通して聞いた感想は、「正直、印象に残らない」。
本放送が終わったら、多分キレイサッパリ忘れるでしょう。
聞き返したくなるようなことも、多分起こらず。
グッと来る歌詞もない。

伊藤さんは、歌ヘタじゃないけど、ことさら上手くもないですね。
三回目のサビでオクターブが上がるところで、
ノドにグッと力が入るのが分かってしまって
「うわっ、今頑張った!」
と思ってしまいました。案外お腹で歌えてないんじゃないか。
……ていうか、キャラ声で歌うから仕方ないのかな。大変そう。

この曲にしてもそうですが、あとで出てくる『花』なんかは特に、
もう少し、高いところ・低いところを安定させつつ
細く長く出せた上で、音量やらひびきやらをコントロール出来ないと、
曲調に声の表現力が追いつかない気がします。
こちらではパワフルさで、
『花』の方では繊細さで、
歌が、声が、曲に負けてしまっていて、そうなると

「何故声優に歌わせるのか?
 似た雰囲気の、プロの歌い手の方がいいんじゃないのか?」

という話に、オイサンなんかはしたくなってしまいますので、
頑張ってほしいなあと思う次第。
特に、絞るところをもっと絞りつつ、音の存在感だけは残すようなことって
まずやろうという発想がないように、聴いていて聞こえる。
『花』の出だしのところとかですけど。
物足りないです。
今のままでも決して悪くは無いですが、もっともっと欲張りたい曲です。

あと、この曲はオケの録音が雑なのではないでしょうか?
繊細なところが全部つぶれてるように聞こえるのは意図的なのか、
こういうものなのか?
終盤の、ボーカルがない部分の音が、奏者がなんだか気の毒なくらい
ザラザラな気がするのですが。
絵にたとえると、コントラストを強くしすぎて
ノイズも出てるけどディティールも死んでいる、みたいな。
詳しいヒトがどう感じているか、訊いてみたいです。

それに、これは何がよくないのか分かりませんが……
メロディ?曲?とボーカルが、完全に分離して聞こえます。
モチロン、フツーに別で録って、あとで合わせてるのでしょうけど、
普通こんな聞こえ方しないよなあ。
完全に、ボーカルを上から塗りつけたような聞こえ方をするし、
のみならず、曲にボーカルが貼りつかないでちょっと浮いて聞こえる。
隙間がある。
すごい不自然だわ。なんだろうこれ。

再生環境の問題かしら。
そんな良いもの使ってるわけではございませんから、
こういうコト言うと「金かけてから言え!」って、怒られそうで怖いですけど。



■C/W 『花』



先輩さんがレビューで書いていたみたいに、
「キミの瞳に~」が三話までのEDで、この「花」が最終話のEDというのは
すごくアリの、構成というか使い方だと思います。
大賛成です。

  ▼アマガミSS~森島はるかEDテーマ「キミの瞳に恋してる」を聴いて~
  http://fromd4to7saki.blog91.fc2.com/blog-entry-245.html
  [アマガミSSなどを捨てて置く場所]

三話までの展開でこの曲を流されても、逆に
「あ? アレはそんな女か?」
みたいに思ってしまいますしね。
そういう意味では、2曲でペアになり、話の展開に合わせて変化する、
なんていうのは実験的でもアリ、いいですね。
素敵な工夫だと思います。

  勿論、最終話の内容とデキにすごく重責がのしかかってはきますけど。
  うまくいけばグッとくるものになるでしょう。

  ……しかし……そういう仕込みまで使ってくるとなると、
  絢辻さん編……怖ェ。((((゚д゚ ;))))

  でもなあ……やっぱり、全四話は少ないわ。

お歌の雰囲気は好き。
英文歌詞がもう1、2フレーズ、曲の前半で挿入されると
雰囲気が増すと思うのですがいかがでしょう。
何よりも、この曲ぜんぶの雰囲気に対してタイトルが「花」ってのがいいですね。
一本です。

それでも、今後もずっとぐるぐると聞き続けるかといわれると
「?」マークではあります。
やっぱり何よりも、伊藤さんの声質が、
歌い手としてそんなに好きではないというのが大きい。
演じ手としては好きな部類なのですが。

声なのか、歌い方なのか……歌い方の方なんですかねー。
結構聴いていてくたびれるのです。
飽きる、というのが近いか。

やっぱりもっと……幅というか、広がりというか。
欲しいです。抑えるところ、押すところの幅が、すごく狭い。
単調で……曲も、もっと深みのある編曲に出来ると思うのですけど。
ほんと、ほんとに惜しい。
ケチらないでほしい。すごくもったいないと思います。

あと、『花』と言ったらもう、
樹原涼子さんの『花』がパンチ効きすぎててちょっと引っ込みがつかない
(使い方が完全に違うけどほかに言いようを思いつかない)。

■俺の屍を越えてゆけ 花


また全然違う「花」の歌なんだけど。



■Closing



マそんなことで、この日買った二枚のCD
(正確には、EDの方にはオマケディスクがついて三枚)
に収録されていたトラックの中で、一番良かったのは

オマケCDのオリジナルサウンドトラック一曲目、
『She's walking with flowers』で、
二番目は森島センパイのモノローグトラックでした。

若干辛めかも知れませんが、それでも、やっぱちょっともったいないことしましたね、
と言わせて戴きたい。
もったいないところが目立ち過ぎるもの。



以上、オイサンでした。



それでは『アマガミSS』第四回、
森島はるか編最終話に備えて、総員待機(関東圏限定)。
オイサンは寝る。

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