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2010年5月16日 (日)

■底抜けクライマーズ!~本日はMt.モードで。 -更新第496回-

スーパーにて、ある小さなお子さんとお母さんの会話。


  オコサン「ヨーグルト! ヨーグルト買う!!」

  お母さん「ヨーグルト? グルトはあるよ」

  オイサン(ああ、ヨーは無いんだ)


オイサンです。
その家によって、色んな略仕方があるんだなあ。
友達が家に来たときとかに、うっかり出ちゃって恥ずかしい思いしたりするんだろうな。
別にそれはそれで、恥ずかしいことだとも思わないけど。



■底抜けクライマーズ!~本日はMt.モードで。



本日のオイサンは山男。
丹沢の塔ノ岳という峰を上って参りました。

オイサンは「山のぼり」という遊びは殆ど初めてに等しいので、
道具やら着るものやらを揃えるという、ほぼゼロからのスタートでした。

マ今回の山が、
ハイキングなのか、山登りなのか、はたまた山歩きなのかと言われると
正直どこに分類されるのか分からないのですが。
ちなみにオイサンの認識の中ではその強度順で言うと


   山登り > 山歩き (トレッキング) > ハイキング 


になっています。
今日のは……どれなんだろなあ。
ただ何となく一番しっくりくる感じとして、今回オイサンがやったのは、
「山のぼり」ということにしておきたいと思います。
「山登り」ではなく、「山のぼり」で。



■本日のコース、そして目論見



山の名前は、先ほどもお話した、「表丹沢・塔ノ岳」。
くわしくはこちらをどーぞ。

  ▼表丹沢登山ガイド 塔ノ岳コース
  http://www.kankou-hadano.org/hadano_mountain/mountain_tnd.html


オイサンもこのページで見たくらいしか情報を持たずに行きました。
マ経験者が一緒だったというのもありますが。
登ってみた感覚から申し上げると、

  「ア案外登れるもんだなあ」

という感じ。本日の目論見は、
「体重を落とし、日頃の筋トレやらジョギングやらで作ったカラダが
 果たしてどのくらいの負荷になら耐えうるか?」
ということを、何らかの秤で量ってみたかったというものでしたので、
なるほどこんなもんか、という感じです。

とはいっても、あとのタイムテーブルを見て戴ければ分かりますが、
上記サイトの標準的所要時間より随分時間をかけてのGOALなので
あまり偉そうなことは申せませんが。

  しかしこのコースも、
  お若い兄ちゃん姉ちゃんから、ジイサンバアサン、
  はては小さなお子さんまでまんべんなく参加しておられるので、
  負荷的にはその程度なのでしょうね。
  そういう意味では「登山」というよりは、やはり「山歩き」なのかも。
  でも、富士山も「登山」なんだろうしなあ。
  いや、あんまりカッコ良く大袈裟に言いたくないってだけなんですけどね。
  「山登りして来ました!」っていうのも、なんかアレじゃん。

コースは概ね、

  急なのぼり斜面が10分~20分続いて → 平地か下り → またのぼり斜面

というのの繰り返し。
コレが大体3時間くらい続きました。休憩はさんだりしつつ、ですが。
のぼり斜面は、木道だったり、岩石渦巻くゴロゴロ坂だったりでバリエーション豊富。
勾配のキツいところでは、
岩に手をかけ、四つん這いに近い格好にならなければならないような箇所も
数か所あり。

今回の相方、このblogではお仕事バカタレトークでお馴染みのトラさん(仮・36)は
緩やかな木道をお好みのご様子でしたが、
オイサンはゴロゴロ岩場が登っていて楽しかったです。
木道は単調だし、膝にもくるので好かん。
延々続く木道の上りは、心が折れそうになる。

  ■トラさん(仮)ご出演作品
   ▼底抜けMay Storm ~本日は連休モードで~
   http://ikas2nd.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/may-storm--485-.html
   ▼ボスニアもやし \39 (1袋) -更新第469回-
   http://ikas2nd.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/39-1-469--8b85.html
   ▼マエムキ・マインド ~本日は会話モードで・3~
   http://ikas2nd.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/3-293--b7b2.html
   ▼それしか出来ない奴らの、伝説! -更新第317回-
   http://ikas2nd.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/-317--830d.html

  おもろいオッサンです。



■大体のタイムテーブル on Twitter



大体の行程。
以下、トラさんの立てていた大体のタイムスケジュール。


  06:00 登頂開始
  09:30 山頂到着

   お昼ゴハン

  10:30下山開始
  13:30 下山



至ってシンプル。トラさんらしいや。
ついでにその前後は、
04:00に最寄駅で拾って戴き、海老名のSAで朝ゴハンを食べ、
下山のあとは、トラさんが学生時代によく使っていたという
近場の温泉にでも浸かって帰る、という感じ。

  ▼Twitterで登ログ

今回、トラさんには内緒でコッソリと、
Twitter上で実況……という程でもないTweetを
行動記録を兼ねてやってました。

……ホントはところどころでお写真何かを交えていけたら
もっと臨場感もあったのでしょうけど。
如何せんTwitpicとか使い方をよくワカランまま行ったので実現せず。
大体、出来たとしてもオイサンの携帯のカメラではロクな画が撮れませんからね。

以下、そのTweetの中身を実際の状況交えて簡単に再掲。

 ▽05:33 大倉に到着なう
 ▽05:55 のぼるなう
 ▽05:58 おらワクワクしてきたぞ


これは、まだ上り始める前。
「大倉」とは丹沢の登り口付近にあるバスターミナルで、
オイサンたちはそこまでトラさんの車で行きまして。
そこから登り始める前のご報告Tweetです。

 R0025547

ここから歩いて5、6分のところから山が始まります。

 ▽06:28 開始15分っで相方が弱音なう

トラさんは学生のころから毎年このコースを登っているのだそうですが、
近年の体力の衰えは著しいとのコト。
特に昨年あたりからはとんでもねえと。

 R0025563

マ確かに、このあたりは急な勾配ではあったのですが、ちと早過ぎやしねえか。

 ▽06:45 面白くもなんともない山道が続くなう

言わなくてもいい一言。多分、木道だったのでしょう。

 ▽06:49 鹿 遭遇なう

5頭ばかりの野生のシカの群れ(ご家族?)が斜面を駆け降り、
オイサンたちの十メートルほど先をピョンピョンと横切って行きました。
『アマガミ』ストとしては七咲との温泉シーンを想起したTweetをぶちかますべきであり、
また『どうでしょう』藩士としては、

「シカでした」(キリッ

と言い切るべきであって、
どちらの自分にとっても非常に不甲斐ない結果に終わったと言わざるを得ません。
普通じゃねえかよ < 俺

ちなみに言っておくと、この時頭に浮かんでいたのが
『ニルスのふしぎな旅』のOPだったオイサンはNHK教育クラスタにクラス替え。

  ■ニルスのふしぎな旅 OP
  
  1分40秒あたり。
  ……どうでもいいけど、冒頭の一連の長いカットは鬼気迫るものがあるな。
  今ならCGで一発なのだろうけど。

  ▽07:05 山で絢辻さんのお尻のことを考えるなう

確か、木道の斜面。
目の前を歩くトラさんのケツがあまりに近く、
「なるほどこのお尻が女性のものだったらそりゃやる気くらいはでるわなあ」
としみじみ思いながらぶっ放したTweet。
この先しばらく、ゼエゼエ言ってる相方を蔑ろにしつつ
絢辻さん相手にイチャイチャしながら登山をするという幸せな妄想。

  ▽07:13 相方 完全に沈黙なう

冬月オイサン「勝ったな」
碇オイサン 「ああ」


オイサンが絢辻さんとイチャついている間に、
トラさん、完全に沈黙。
このあと、フォロワーの方々に「相方さんは大丈夫ですか」と心配される有様です。

……擁護しておくと、トラさんはこの日、初登山のオイサンのことを思って
携行すべき非常時用の水2Lを余計に負って来ていてくれたのです。
途中でザックの交換を申し出たのですが、
背負いヒモの長さをいじったりするのが嫌らしく断られましたが。
トラさんは裏表のない素敵な人です。
……ソーウツで、波は激しいけどな( ← 厄介)。

  ▽08:08 中間地点なう

休憩所「堀山の家」にて。

 R0025708

コレ、中間地点と言うのは大ウソで、片道約6.7kmの行程中の4.3km程度の地点。
ですが、この時点で開始から1時間50分、
山頂までここからやっぱりそのくらいかかっているので
時間的にはあながち間違っていませんでした。

  ▽08:58 花立山荘で一服

「花立山荘」は、今回のコース上に位置する最後の山小屋。
ここでがっつり休憩。
山頂までは30分程度みたい。
あーおやつがンマイ。
となりのテーブルではオッサンオバサングループがコーヒー沸かしてたりして楽しそう。
そうなあ。
もっとこう……荷物の配分とか、そういうアイテムとかで
楽しさを演出していく必要があると感じた。
その辺のキモチについては下で書きます。
果物持って行きたいわ。

 R0025623

ちなみに眺望的にはこの辺りが最高潮です。

  ▽09:56 登頂なう 案外ちょろいご様子!

山頂、塔ノ岳に到着。

 R0025641

相変わらずのお調子コメントですが、
調子に乗っていると痛いメに遭うのが世の常であり、
山での「痛いメ」は命への直結を意味し、
コレすなわち死亡フラグ成立!
早くどこかで爆弾を処理しないとオイサンが死んじゃう!!

 R0025683

ですけど、ラスト30分ほどでも、
弾む息の隅っこで『アマガミ』のメインテーマを口ずさむ余裕がありました。
うん、楽しかった。
気持ちが良かったですよ。

山頂には広いスペースがあるわけでもないので何が出来るということでもなく、
ただゴハンを食べてのんびりします。
ちょっと陰って寒かった。
周囲の山並みなんかの見晴らしが素敵です。
うまくすれば富士山も見えるらしいのですが……気がつかなかったな。
煙ってて見えなかったのだろうか。

  ▽11:18 下山中…下りはきついな

登りの方が足への負担は少ないのでしょうね。
かかる体重を、ある程度コントロール出来るので。
下りではそれは難しい。

しかし、下り始めは足もカラダもまだ「登りモード」だったのでしんどく感じましたが、
徐々に下りのコツが沁み込み始めると、これはこれでなかなか味があります。
詳しくは下の方で。

  ▽14:10 無事下山なーう。

スタート地点の大倉バス停でソフトクリームを食べながら。
このあと温泉へと向かったのでした。


とまあ、以上が大体の流れだったのですが、
ほぼ、ほぼですが、当初の日程に則った感じです。
トラさん的には、実はもう少し速いタイムを考えていたらしいのですが、
途中長い休憩をはさんだりしたこともあって敵わず。
マ無理は良くないですしね。

そんなオイサンの処女登山(敢えて淫靡さ漂うワードをチョイス)を終えて、
感じたり、歩きながらトラさんと話したことをまとめてみる。



■娘さんよく聞けよ



 ▼そこに山があるからといって

花立山荘まであと三十分……つまり、頂上まであと一時間くらいというあたり。
もう終盤です。
延々、空へと続く行く手の木道を見上げ、
オイサンは頭に浮かんだことを青息吐息のトラさんに、
敢えてそのまま、言葉にして伝えてみました。

 

  オイサン「……なあ、トラさんよ」
  トラさん「んあー?( ← しにそう)」

  オイサン「敢えて言うけどさあ」
  トラさん「おお( ← 今にもしにそう)」


  オイサン「これは……『飽きる』な!!」


  トラさん「おお、だろう!( ← いきかえった)」
  オイサン「あ、やっぱりそうなのかw」
  トラさん「おお、飽きるんだよ、山のぼりは!」

 

曲がりなりにも山さんご本人の上で、ミもフタもねえ会話です。
寄席のかぶりつきで
「落語って眠ィな!」
と言うようなものです。
怒られろ。
周りの登山客の皆さんはどう思ったことでしょうか。

でも、実際飽きるんです。山のぼりは。
3時間も4時間も、
木道・土道・岩場が繰り返すばかりの登りを延々歩くだけ、
そりゃ、いくらお散歩好きのオイサンだって多少は飽きますよw

あ、くれぐれも誤解しないで下さい。
ツマラナイと言ってるわけではないんです。
その「飽き」すらも面白い。
まだ山のぼり一回目のオイサンですが、

 「飽きてからが本当の山のぼりなのかもしれない」

という、一つの仮説を手に入れたような気がします。
次回以降、この検証を行っていきたい所存。

デ何と言うか、このテの遊びに常に付きまとう、己の滑稽さという影。

「あれ、オイサン何やってんだろ?
 コレ登ってどうすんだっけ。
 降りる?
 じゃ登らなくて良ンじゃね?」

という、至極当たり前の疑問。
「そこに山があるから」とのたまった登山家の気持ちも分かる気がします。

  「やべえ、理由とか考えた事ねえ」
  と思ったか、考えてはいたけれども結論が出ていなかったか。

トラさんはその疑問に対して
「まあ、スポーツなんだからさ」
と結論を与えましたが、それにしたって、
オイサンは例えば100メートル走を圧倒的なタイムで走る御仁や、
柔道のかの谷亮子選手や、
イチローや、
真央ちゃんのやることを見て、畏敬の念を憶えこそすれ、
「なんのために」という疑問は、自然とは浮かび上がってきません。
登山家の皆さんに同じ念を抱かないとは言いませんが、
しかしそれ以前に何故か、「何故のぼった」という疑問が付きまとって離れません。

  「高い山に登って来た!」


  「おお、すげえな! で!?


みたいな。
……けれどもマ、見渡してみれば、人間の営みの大半はそんなこと……


「で!?」


みたいな、生きていくこととは本当は無縁の、
そこそこ出来りゃ良いみたいなことを研ぎ澄ませてできているのかも知れません。
「食えるだけ」よりは「美味しい」方が良い、という意味で。

  そういう意味では、あらゆるトップアスリートたちは
  いつか誰かに


  「で!?」


  と言って貰うことを夢見て走り続けるのかも知れん。
  ……違うかも知れん。

ただ、トラさんは見事なもので、その「生きていくこと」という部分を借りて、
「野球とかフィギュアとかが、見た目にも分かりやすい、
 ある尖った技術というものさしの上での勝負であるのに対して、
 登山とか、ヨットでの世界一周みたいな競技は、
 人間の生き物としての、総合生存力、みたいなものの勝負なので
 分かりにくいんではないか」
と、嗚呼なるほどと思わず膝を叩きたくなる見解を下さいました。
見事、見事。
伊達に山で遭難しかかったり、色々と親を泣かせたりしてねえや(暴露)。

確かに、言われる通りだ。
雪山にしろ、ヨットにしろ。
……しかし、ということであれば、
オイサンは冬山にまではのぼるつもりはなかったけれど、
登山の本番は冬山、ということにもなりかねないな。

正直、オイサンにはまだ
「なぜ山に登るのか」という疑問にお答えできる自信はありません。
誰かを納得させるという意味でなく、自分独自の理由ですら。

  でもまあ……なんつうか。

もう一回行ってしまいそうな気持ちはすごくある。
「登ってみないと、どんな景色が見えるか分からない」
ってのが、一番近い気持ちかも知れんですバイ。
今時の写真やビデオに、映り、残るものが、
どれだけ人様やテクノロジの限界と言うフィルタに汚染されているかを
肌でそこそこ実感しているオイサンには、その思いは尚のこと。

景色と言うのは、目の後ろ、頭の後ろにあるものまでが景色なのだと、
15度に渡る北海道の旅行でヒシヒシと思い知ったオイサンですよ。

マそんでも、雪山とかだと景色もなんもあったもんじゃないでしょうから。
生粋の山屋さん方には、もっと特別なお言葉が必要でしょうけれど。

  ▽[参考] Wikipedia ジョージ・マロリー「そこに山があるから」
  http://p.tl/mPWt


 ▼おやつは300万円まで

山のぼりにはおやつが必須です。
これは冗談ではなく、いわゆる「行動食」というやつで、
エネルギーが切れるのを防ぐために
歩きながらでも簡単に食べられるものを用意しておく、という意味で。
「雪山ではチョコレート」みたいな話です。

定番はチョコレートや果物、カロリーメイト、
最近では10秒チャージのゼリー状のやつとかがポピュラーなようです。
他にも色々、Web上の山のぼり慣れた方々の体験談なんかを読んでいると、
干しレーズンだとか、歌舞伎揚げだとかが良いという意見が散見されます。








さて、ここで大切なお知らせがあります。
皆さんはご存知でしたでしょうか。








このオイサンは馬鹿です。








その馬鹿が多少知恵をつけてダイエットなんてやったモンですから、
おやつには慢性的に飢えています。
そこに山のぼりです。
合法的におやつを食べても良いのです。








そんな絶好機を、この馬鹿が逃すワケがありません。








買いすぎた……。








いや、割とマジで。
先ずはキットカット。
二本ずつが個包装されたのがわーっと入っている、大袋入りのヤツです
(と言ったって、20個包装も入ってないと思いますが)。

そして、上でも書いた歌舞伎揚げ。
これも個包装になっているものがあって、甘辛さが飽きずに食べられて、
かつおせんべいなのでエネルギーのもちも消化も良い、というスグレモノ。
ていうか、最近食べたいと思ってたけどなかなか手を出す機会もなくて……ゴクリ。

最後に、サンラヴィアンのブランデーケーキ。
これはもう本当にただのおやつで、頂上でおにぎり食べた後に食べよう、
という目論見で買いました。

しかしオイサンが今回のために買ったザックには
どうやらそんなに沢山ものを詰め込めるキャパはなく、
キットカットを8個、
歌舞伎揚げをやっぱり8個、
ブランデーケーキに至ってはひとっつも入れる余裕がありませんでした。
そもそも、柔らかいから無理に入れるとつぶれて終わる。

ですので、今オイサンの家にはおやつが潤沢に残存しております。
どうすんだコレ。

  ……いかがなもんですか。
  三十五にもなるオッサンが、おやつを余らせて途方に暮れている姿は。
  ここまでくると一定の需要があるんじゃないかと、
  自分でもちょっと思ってしまう程度にはエッジを感じますが。

大体、キットカットは一袋で66kcalあります。
歌舞伎揚げも、多分一枚で50~60、或いはもっとあるでしょう。
持って行っただけ平らげたら、それだけで1000kcal超えます。
それにお昼のおにぎりを合わせたら多分2000kcal近くなる、
お昼とおやつだけでですよ?
いくら山のぼりがハードと言ったって、
所詮1500mの山をたかだか7時間ばかし歩くだけです、そんなに消費するとも思えない。

  実際、昨日の全行程終了後のオイサンのデイカロリさんの表示は
  1611kcal でした。ああ無情。

というわけで、次回以降は行程の長さ・ハードさを見極めて、
それに見合ったおやつを用意して臨もうと
心に決めたオイサンでした。





……え?




……余ったおやつですか?




いつまでも引きずるのは趣味じゃないので、短期決戦で片付けましたよ。
ああ、ケーキだけは残ってるけど。
おかげで、今日もジョギングだよ。
けったくそ悪い。

 ▼下りはパズル・レースゲーム『ぷよ-ZERO』

のぼりには、一定の楽しみを、否が応にも感ずることが出来るのです。
高みへと向かう興奮。
開けていく視界、眺望。
心地よい拍動の高まりと、汗への陶酔。

……しかし、下りは……。

と、下り始めの15分はオイサンも思っていました。
これをあと何時間も続けるのか、これはキツイと。
着地をコントロールするにも、のぼりで疲労した足膝では限界があるし、
眺めものぼりに見てきたものの繰り返しだし。
何より、「用もないのにのぼり詰めてしまった、その過ちへの贖罪」……
つまりは
「こっから何時間も、これを続けるのか……
 なぜここまで登ってきてしまったのか、
 ぼくは取り返しのつかないくらい余計なことをしてしまった……」
という後悔の念が、ひたひたと心を浸していく。

ですが段々と、体がくだりのペースに慣れてくると、
オイサンの頭にはある一つの映像が浮かび、
耳には音楽が流れ始めました。
映像は『ぷよぷよ』。
音楽は『F-ZERO』から、MUTE-CITY。

  ……いや、映像は『ぷよ』と『F-ZERO』のブレンドだろうかな。

■F-ZERO MUTECITY



視界には、足元しか入らなくなっていくのです。
もちろん、上ってくる人たちも依然おられますから彼らにも注意を配りはしますが、
先ずは自分の足場の確保と、次の一足の置き所の検索。

滑りにくそうなのはどこか、
がっしりした石はどれか。

それを見極めつつ、今度はカラダのコントロールです。

片足を持ち上げて、
体を支えながら、
余計な障害物をかわし、
出来るだけゆっくりと、
軸足の膝を曲げ、
重心を移し、
体が均衡を失う前に狙った場所へ足を下ろす。

その時を止めたようなスピード感と、判断の連続。

……とか、後付で当てはめながら書いていますが、
正直、どのへんがパズルでどのがレースっぽいのかはようわかりませんw

ですが、狙ったところへ落とす・潜り抜ける、という行為と、
眼下のコースの広がりが、なんとなくその二つに重なっただけなんでしょうけど。
でもそれらを、すばやく、正確にこなし続けるというミッションと、
さらにそれなりに鍛えてきた脛と太ももの強度・制御力を同時に試されるのは
なかなかな快感でありました。

うーん。
けど、どっちのゲームももう何年もやってないんだけどな。
こういうときにパッと浮かび上がってくる映像がこういうものだっていうことは、
走馬灯の何割かもきっとそんな感じになるんだろうな。
マ良いけどさ。
寧ろ嬉しいよ。



■Closing



マそんなことでね。
そのあとは温泉に浸かって、トラさんのリクエストで、
かつやでカツ丼食べて帰ってきたわけですけども
(またカロリーの高そうなものを……)。

その温泉にて交わしたトラさんとの会話と見つけた面白いものでオトして、
オイサンの処女登頂話(しつこい)をシメたいと思いますよ。

 ▼会話モード in 温泉
 
 

  トラさん「しかしオイサンは痩せたねえ」
  オイサン「おお、なんだい今更。ありがとう」
  トラさん「改めて、こうして見てみるとねえ」
  オイサン「そうかい? ていうかそんなに見るんじゃないよ」

  トラさん「いや、そりゃ上半身なんかはね、会社でさ。
       Yシャツの上からでも想像は出来るけどもさ」

  オイサン「……待ってくれトラさん、キミは何かい、
       会社でオイサンを見ながら、

       
Yシャツの下を想像しているのかい!!?!」

  トラさん「馬鹿言うんじゃねえよ!!

  オイサン(そこでムキになったら色々おしまいだろJK……)

  オイサン「すまなかったトラさん。
       キミの視線の意味に気付いて上げられなくて……」

  トラさん「だから違うっつんてんだろ……」

  オイサン「そしてトラさん……
       『上半身なんかは想像できる』と言ってたけれども、
       キミは今一体
どこを見ているんだい!!?!?!」

  トラさん「ブチ殺すぞ!!!

  オイサン(トラさんは可愛いなあ……)

 
 
 ▼謎の施設

エー……これです。

R0025730

結構な大きさがあるんですよ、コレ。
近所のゲーセンで使い古しの筐体三つばかり貰ってきて置いた方が、
よっぽどお金入ると思うんですがね。


……使う人いるのかなあ……。


以上、
陽射しが強いわけでもなかったし、
帽子もかぶってたのに日焼けしたみたいだよ。
顔がピリピリかゆい。

夢はでっかく、ビッグ・ザ・マウンテン(なんか混じった)。
オイサンでした。


 

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