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2010年5月25日 (火)

■雲間 -更新第506回-

面白いもので、まだ入梅をした訳でもないのだけれども、
一昨日、昨日と続いた雨、そして明日もまた雨が予報されている
その谷間の、今日。



       *       *       *



昨晩、オイサンはまたしても寝オチしてしまって、
目が覚めたら時刻は二時を回ってしまっていた。

寝オチといえども布団の上で体を伸ばし、
睡眠時間はほどほどにキープ出来ていたから寝なおす必要も不調も感じず、
どうせ五時あたりには起きるのだからと、もうそのまま軽く体を動かして、
洗い上げそびれていた夕食のあとや、
散らかったままの洗濯物をかたして回った。

そのとき時刻は、既に三時に近い。

サテじゃあ、起きていたらするハズだったコトでもやるかとPCに向かい、
この時間だ、
話の通ずる人々は一部を除いてとうに寝静まり、
いつもそこにいる深夜の住人ばかりが訥々と
夜の帳の四隅に鋲を打つような呟きが繰り返されるTwitterのタイムラインに、
一応のきまりごとで……
何を期待するでもなく、寝オチから復帰した旨をトントンとしたためた。

するとなんだろう、
クライアントの向こうで、何やらもぞもぞ音がする。

はじめは常の幾人かからの呟きやお返事だったのが、
どうしたことか、
いつもなら白河夜船の御方々が、
「目が覚めた」
「寝オチてた」
など、一人、また一人起き出して、ちょっとこの時間には記憶のない
ひそやかながらも温かなざわめきが、タイムラインに花開いた。

そこにしたためられる呟きとも知れないささやきには、
大の大人が夜中に感じる気まずさがコーヒー砂糖のように溶け残って、
それがコトリ、コトリと、他愛ないふりをしてタイムラインに行儀よく、
修学旅行で廊下に正座をさせられる悪童のように座り込んでいくのがくすぐったく、
どうせの用事も片手間に、オイサンはその様子を眺めていた。

やがてそこに居た方々も、少しずつ布団へと帰っていき、
結局、残ったのはオイサン含めて三人だけ。

日が昇り、「いつもの」時間にたどりついて、
オイサンもあとのお二方も、やれやれと腰を上げてシャツに袖を通した。



空は、じりじりと晴れ。



ちょっと暑いが、
電車を降りて歩く、遠い最寄り駅からシゴトバまでの道のり、
結局ずっと起きていたオイサンが目もすっかり覚め晴れやかなのは分かるにしても、
歩きながら眺める朝のタイムラインの面々も、
いつもよりもカタカタと、キータッチが浮かれて進むと見えた。

そーかそーか、皆さんそんなに雨の晴れ間が嬉しいのかと、
いつもより鷹揚に歩いてしまったのかオイサンは。

後から追っつけて来るはずのバスにもすっかり追い越され、
結局朝から全部、--いつもの倍、歩くことになってしまった。



えいちきしょう。



■『若草物語 ナンとジョー先生』 OP 青空のDing Dong



マこーゆー時なんてのは大抵、
自分一人がぷかぷか浮かれてるだけなんスけどね。
くわばらくわばら。


オイサンでした。



 

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