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2010年3月17日 (水)

■アタマ空っぽの方が! -更新第452回-

十六茶のCMの新垣さんのお歌を聴くにつけ、なんとなくホッとします。
オイサンです。

あの歌は……いい具合に残念ですよね。
素敵です。



■ロマンティックあげるよ



先日、ワリとゴールデン気味の時間にテレビをつけたら
ナイナイの岡村さんがなんかやってらした。

今勢いのある芸人さんをテレビ局内で捕まえて、
なんかしら面白いことをその場でさせる、
みたいな企画だったようなのですが。

……なんかね。
面白いとか面白くないとか以前に、
「ああ、芸能人もお仕事で大変だなあ、気の毒に」
と思えてしまって、チャッとチャンネルを変えてしまった。
なんというか、
お仕事で必死になってる人を見てゲラゲラ笑うのもどうか
と思えてしまって。

最近、その……バラエティ番組を見ていても、
すごいそういう空気を感じるの……皆さん、ありません?

「頑張って作ってます、頑張って盛り上げてます」
という空気を出演者から(というかカメラに映っている範囲から)漂ってしまう……
マ考える側の人、作る人、段取りをしたり下ごしらえをしたりっていう
いわゆる裏方の人たちが、
お仕事モードで「真面目に・頑張って作ってます、真顔です!」
というのは当たり前なのですが、
出演者から、しかもカメラが回っている状況でまざまざとその空気が出てしまっている、
そんな風に感じることが多い。

  それはダメだろ!
  もっと上手に夢を見せろよ、
  やってることが面白い / 面白くない以前に!!

岡村さんだけだろうか? と思って記憶をたどってみましたが、
どうも、それもそうでもないっぽい。
あちこちの番組を見るにつけ、時々感じていることが思い出された。

  まナイナイ岡村さんからそういう気配がにじみ出ることは
  多い気がしますけどね。
  岡村さん真面目くさいですし、
  何するにしても眼が笑ってないんですもの。

旅モノとか、グルメものとかのタイアップ番組を見ていてもそう。
何が美味しそうとか気持ちよさそうとか感じる前に、
「あー、頑張って盛り上げてるなー、賑やかしも辛そうだなー」
と思う。
雨のロケとかだと、それだけでもうダメです。
「カメラ回ってないとき、グダグダなんだろうなー」
という空気がありありと、出演者から出ているように思う。
裏っ側の空気を隠しきれてない。

……別に、わざとらしいのがイヤだって言うんじゃないんです。
そりゃ考えればわざとらしい筈ですよ。
誰かが考え、意図的に作っているんだから。
だけど、

「真面目に一生懸命、ただただオシゴトしてらっしゃる人を眺めて
 なにが面白いんだ」

ってことですよ。

「任務をこなす人を眺めて、例えやってることが笑えることだったとしても、
 笑えるか?」

って話なんです。
オイサンには無理。

やってる本人が面白い、楽しいと思っている空気を、
その空気が例え嘘でも本当めかして出していないと、
「頑張って」面白がったり、面白がらせたりというのは……

 「別にアンタらにそんな無理させてまで、
  オイサン、自分を笑わせてもらおうと思わないよ」

という、ちょっと申し訳ない気持ちにさせられる。
なんか悪いことしてるみたいで。
アンタらが楽しくて(≒楽しく見せて)やってることなら、
そのおスソ分けをもらう分にはやぶさかじゃないけども。

多分その……こんなことを聞いたら、作ってる側・出てる側は
「イヤそんなことはお前らが気にすることじゃないから!」
って若干キレ気味に言われそうですが、
だったらこっちにそれを気にさせないくらい、自分が楽しいことだけやって見せてくれよ。
そうじゃなくても最低限、楽しんでますよとこっちを騙しおおせる程度にやれることだけ、
やってくれよ。

「自分が楽しいことだけやって稼げるワケないだろ!」
とおっしゃるのであれば、それはきっと……
あなた方、芸能人・制作陣の考え感じる「楽しい・面白い」のレベルが、
一般人レベルまで下がってるってコトだと思いますよ?
アンタ方はそもそも、そういうことのプロのはずだろ?


……なんか、ねえ?
もっとしっかり、遊んでほしいと思います。


オイサンでした。


補遺
 オイサンが、ワリとその匂いを感じずに見ることの出来るのがとんねるず。
 『みなさんのおかげでした』は、ラクに安心して見ていられる気がします。
 特にタカさん。
 本当に好き勝手、自分が「これは楽しいだろ!」って思いついたことを
 商品レベルまで突き詰めて考えてやってる感じがして楽しませてもらえます。
 全部が成功しているわけでは決してないですし、周りの人々は大変だろうけどw


■オマケ 摩訶不思議アドベンチャー! 


昨日、
「ピッコロが西の都狙ったときに引いた、クジの番号っていくつだったっけ……?」
と、思い出せずに調べていたとき、OP動画を見て胸が熱くなってしまった……。

やっぱ『DB』のOPっつったら摩訶不思議アドベンチャーっすわ、
とオイサンは思うのでした。
特に二期の絵がついた方(悟空の道着が赤くなった後。1分49秒から)。
メロディーもいいよなあ。

しかし、鳥山明のイマジネーションの世界ってすごい。
2分15秒あたりの、緑の森から岩山が突き出している風景一つとってみても、
彼の「オリジナル」だものなあ。
それをすっごく見慣れている自分たちがいる、
彼のオリジナルが、自分たちにとって当たり前のものとして沁みついていて、
自分は多分、死ぬまで


「ピッコロ大魔王」


という名前を忘れることは無いんだろう、
それは多分、桃太郎や白雪姫と同じ深度で……
その事実のものすごさに驚かされる。

そのことが羨ましいし、やっぱ悔しくもある。



 

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コメント

>ギリ堺正章も出てくる、オラに元気をわけてくれ。

彼がサルで、西田敏行がブタで、オヒョイさんが馬だった頃ですね。
わかります。

投稿: JKP | 2010年3月25日 (木) 01時21分

■JKPさん
> 語れるほど見てはいないんですが、それでも最近のお笑いは見ていて苦しいですね。
> 本来のユーモアで人を笑わせるのではなく、素の自分の滑稽さ、身を切り売りしているような気がしてなりません。
> 一時期のお笑いブームで裾野が広がった弊害ですかね?

でしょうねえ。
簡単に芸人を名乗れてしまう土壌と、
短時間ネタ見せ番組でそれっぽくTVに出られてしまう環境と。
お客のセンスが多様化したこともあって、小規模になら当たりやすくなったとか、
TV側で「ヒットしているように見せやすく、視聴者を誘導しやすくなった」とか……
色々ありそうですね。

エドはるみとか、何で出てきて誰に何がウケてるのか全然わからなかったけど、
見てるうちになんとなくそんなもんかと思ってしまいましたしねえ。
あの人で笑った覚えがない。
今はもうさっぱり見ないけど。

> ドラゴンボールは、それこそ教科書に載ってもおかしくないくらいの影響力ですよね。
> 我々の世代、「孫悟空」といったら、西遊記じゃなくてDBが出てきますもん。

ギリ堺正章も出てくる、オラに元気をわけてくれ。

投稿: ikas2nd | 2010年3月24日 (水) 02時29分

語れるほど見てはいないんですが、それでも最近のお笑いは見ていて苦しいですね。
本来のユーモアで人を笑わせるのではなく、素の自分の滑稽さ、身を切り売りしているような気がしてなりません。
一時期のお笑いブームで裾野が広がった弊害ですかね?

ドラゴンボールは、それこそ教科書に載ってもおかしくないくらいの影響力ですよね。
我々の世代、「孫悟空」といったら、西遊記じゃなくてDBが出てきますもん。
ドラクエといい、鳥山明恐るべし。

投稿: JKP | 2010年3月19日 (金) 01時20分

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