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2009年10月16日 (金)

■底ぬけSCRAMBLE ~本日は、お鍋モードで~ -更新第330回-

えー、今日オイサンは。

もうどうしても、絢辻さんとお鍋がしたいので、

今からここでやります

読む人は文句を言わないように。
 
 
 
 
 

  クツクツクツクツ……


主人公(ずずっ……)
絢 辻(はふはふ……)


  クツクツクツクツ……


絢 辻「そこ、鶏のつくね。煮えてるわよ。取る?」
主人公「あ、うん」
絢 辻「じゃあ、はい。器かして」


  クツクツクツ……


絢 辻「はい」
主人公「ありがと。あ、はい、ビール」
絢 辻「ああ、ごめんなさい。悪いわね」

  こぽぽぽぽぽぽ……

絢 辻(ンッンッ……)
絢 辻「ふーっ。美味しいー」

主人公「ホント、美味しそうに飲むよねえ」
絢 辻「いいじゃない、美味しいんだから」
主人公「そりゃもちろん、構わないさ」


  クツクツクツ……


絢 辻(はふはふ……)
主人公(ずずっ……)


  クツクツクツクツクツ……


主人公「テレビつけていい?」
絢 辻「だめ」
主人公「……」
絢 辻(ンッンッ……)
絢 辻「ふーっ……。ちょっと暑くなってきちゃった……」

主人公「飲みすぎじゃない? あ、ちょっとアク取るね」
絢 辻「……」


  クツクツクツクツクツ……


絢 辻「……ねえ」
主人公(このアクとり、今イチ掬いにくいな……)
絢 辻「ねえってば」
主人公「え? 何?」
絢 辻「あなたも少しは飲みなさいよ」
主人公「飲めないってば」
絢 辻「いいから飲むの。ホラ練習」
主人公(……少し酔ってきたな?)
絢 辻「はい、グラス出して」
主人公「はいはい」

  こぽぽぽぽぽぽ……

主人公(ちび……)
絢 辻「美味しいでしょ?」
主人公「うん、まあ……」
主人公(にがい……)

絢 辻「白菜入れてくれる?」
主人公「あいよ。……ちょっとそこ、お豆腐寄せてもらえる?」
絢 辻「ん」


  ばさ、ばさっ
  クツクツクツクツクツ……


主人公「お出汁、足すよ」
絢 辻「いいわよ、どうせ今煮詰って、濃い目になってるんだから。
    白菜から水が出て、じきに丁度良くなるわ」

主人公「そっか」
絢 辻「そうよ」


  クツクツクツクツクツ……


主人公「僕ちょっとゴハンもらうね」
絢 辻「あっ、こらっ」

  ぱかっ、もわわわ……

絢 辻「あとでおじやにするんでしょ? 食べ過ぎないでよ?」
主人公「わかってるって」

  ぺたぺた……

主人公(はふ……)
絢 辻「……」
主人公(はふふ……。この鶏団子とゴハンの相性と言ったら……)
絢 辻「……あたしも一口だけもらおっと」
主人公(ふふふふ……勝った)

  ぱかっ、もわわ……
  ぺたた……

絢 辻(はふふ……)
主人公(ずずっ……)
絢 辻「どうして世の中には、椎茸が嫌いな人がいるのかしらね。分からないわ」
主人公「ぬめっとしてるのが駄目だっていうけどね」

絢 辻「ぽん酢ぽん酢」

主人公「こっち?」
絢 辻「じゃなくて、緑色のふたの方」
主人公「高い方ね」
絢 辻「いいじゃない、もう!」
主人公「だ、誰も悪いなんて……」
絢 辻「つまらないところでケチくさいんだから」

  きゅぽっ、ぽぽぽぽぽ……

絢 辻「あー、ほらもう、出過ぎちゃったじゃない!」
主人公「ぼ、僕のせいじゃ……」
絢 辻「白菜白菜」
主人公「……」


  クツクツクツクツクツ……


主人公「あれ? どこだ?」
絢 辻「どうしたの? あんまりかき回さないでよ」
主人公「さっき入れたクズキリ、どこだっけ?」
絢 辻「そこよ、だし昆布の右」
主人公「あーここか。あったあった。いっつも見失っちゃうんだよなあ」
絢 辻「そのくらい憶えてなさいよ」
主人公「面目ない」
絢 辻「あ、あたしにも頂戴。クズキリ」
主人公「了解」

絢 辻「確かにクズキリはすぐ見えなくなっちゃうけどね。うふふ」

主人公「牡蠣が食べたいね」
絢 辻「まだ早いんじゃない? もう少しの辛抱ね」
主人公「だね」
絢 辻「お鍋もいいけど、カキフライもいいわよね」
主人公「ビールに合うよね」
絢 辻「そうね」

主人公(なんだかんだで絢辻さん、最近結構食べるよな……)


  クツクツクツクツクツ……


主人公「ねえ、絢辻さん」
絢 辻「ん? おかわりする?」
主人公「そうじゃなくて」
絢 辻「?」
主人公「お鍋。……嬉しいねえ」
絢 辻「……」
主人公「絢辻さん?」
絢 辻「そうね」
主人公「ね」
絢 辻「うん」


  クツクツクツクツクツ……

 
 
 
 
 
えー。
際限無いので、一旦ここで切りますが。

多分どっかで続きます。

そのときも、読む人はどうか、文句を言わないように。
 
 
 
オイサンでした。
なんだこれ。
 
 
 

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コメント

■tomozouさん

>まず「ここでやります」の書き出しの文章から感じる明白な力強さに痺れました。

そうやって痺れているうちに、なんか色々麻痺していくのです。
きをつけて、立派な大人になって下さい。

>おなべ嬉しいねぇ、と言ってのけた橘さんの可愛さ、それを茶化さず受け止める絢辻さん。
>(中略)
>満足です、有難うございました!!(紳士語録抜粋)

いやあ、なんか……伝わるものなんですね。安心しました。
正直書き上げてアップした瞬間、
「しまった、コレかなり『ハフハフダディ』っぽいけど大丈夫か?」と思って心配していたのですが。

 ■ハムッ ハフハフ、ハフッ!!
 http://blog.livedoor.jp/blog_ch/archives/50397170.html
 http://memoryroom.hp.infoseek.co.jp/humuhahubotan.html

そもそもが「絢辻さんと鍋」なんていう、本編ではありえない取り合わせを扱うことに躊躇いがなかったと言えばウソになり、こうして「自然に鍋を囲む」様になるまで、この二人、随分と紆余曲折もあったことでしょうし、そんなドラマを描こうか? とも考えたのですが。
とりあえず、ええいやっちゃえ、と、色々すっ飛ばしてかなり砕けた後の絢辻さんでやってしまいました。
マ色々、好意的に読んで戴けたようで助かりますw おおきにです。
そんなことより!

>あ、見つからないくずきりの可愛さは別次元ですね。

「可愛さ」!!
そうか、くずきりのあの感じ、あれは「可愛」かったんだ!
おお、分かる。なんか分かるぞ。
なんか物足りなくて、わけもわからず絢辻さんを「うふふ」と笑わせたのですが……そのせいか!
すげえぜtomozouさん! さすがTeam「国語の答えが光る人」の一員(いつの間にか入団)、どうかしてやがるぜ!

投稿: ikas2nd | 2009年10月17日 (土) 20時25分

まず「ここでやります」の書き出しの文章から感じる明白な力強さに痺れました。
おなべ嬉しいねぇ、と言ってのけた橘さんの可愛さ、それを茶化さず受け止める絢辻さん。
橘さんの打算のないやさしさを、曲解も照れもせずに受け入れる、というか受け入れる事ができた事自体に喜びを感じているのではないかという描写…あ、僕が勝手に感じたことです。
自分は会話モードの茶化しあいの印象が強いんですが、あれはあくまで学校という空間で「楽しむ為」の会話であり、日常ではないんだという風に考えていました。橘さんが与える事ができる真の魅力とはこういう会話そのものなのではないか。そして、今回この二人の日常はかくあるべきだなという姿を見いだしたような気がします。まあなにがいいたいかといいますと。
満足です、有難うございました!!(紳士語録抜粋)

あ、見つからないくずきりの可愛さは別次元ですね。

投稿: tomozou | 2009年10月17日 (土) 10時02分

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