« ■あら社長、お元気ぃ? -更新第341回- | トップページ | ■おとなのすごみ -更新第342.1回- »

2009年10月30日 (金)

■書き尽くしてなにかある -更新第342回-

立てば爆薬、座ればドカーン。
オイサンです。

こんな素敵な記事を見つけたので反応してみる。


 ◆「文章力の上げ方教えて」「本いっぱい読め」ってアホかい [はてな匿名ダイアリー]
   http://anond.hatelabo.jp/20091027181046


なんかもう、耳の痛いおコトバです。
死にそうだ。
……マその辺についてはあとで一人で超悶絶するとして。

「上手な文章が書けるようになるにはたくさん書く」、
ってのは、オイサンもすごく同意するところです。

「文章」と「物語(の作り方)」はまた別物で、
「物語(の作り方)」については、コメントのところで言われてるような
「分析しながらたくさん読む」ということは有効だと思います。

でも、こと「文章」ってことになると、
何か一つの事象を、いろんな面から捉えて考えて咀嚼して、
その中で一番しっくり来る書き方を見つけるという作業をたくさんこなす、
ということが有効になってくると思うのです。

自分が見た物と感じたこと
(或いは見せたいもの、感じてもらいたいこと)を言葉の流れに定着させてみて、
それが先ず自分にとってしっくりくるものに出来ているかどうか、
そしてそれが人の手に渡った時に、自分の書いたことが伝わっているかどうか、
を確認する作業をやってみる。

  たとえば、雨に濡れている金属のテーブルだとか、
  ただの木漏れ日が揺らぐ様子だとか。
  そういったものを、分かりやすく、読みやすく、かつ読み応えのある文章に作り上げる、
  さらに、文章全体の中でそのセンテンスが果たす役割を際立たせる、
  ということを「実際に自分でやってみる」ということです。

ここで言っている「文章(力)」というのは
一言で大きく括ってしまうと「表現(力)」になってしまうのでしょうけど、
細かく言っていくと、
言葉一つ一つの選び方だとか、
選んだ言葉をどういうリズムで並べていけば読みやすく頭に入りやすいのか、
を考えるリズム感だとか、
リズムとは別に、どう並べればセンテンスの意味が誤解無く自然に伝わるのか?
という、伝達を主眼においたセンテンスの構成力だとか。
そもそも、最初に選ぶその「言葉」をどういうイメージで捉えているかという
そのセンスだとか。
それこそ、元記事にあるような人称のコントロールの仕方だとか、
省略の仕方だとか。

それを身につけるには、
先ずキチンと、日本語の最低限を理解することは勿論、
その上で、たくさん書いて、書いたものを自分でも読み返して、
人に読んでもらって指摘をもらって、ということが、やはり有効だと、
オイサンは思うですよ。
それについてたくさん「考える」ことだけでも、随分違うでしょう。
もちろん、実際書くにこしたことは無いけれど。

上で挙げたような能力が、読むことでは全く磨かれない、とは言わないけれど、
でも自分で文章を作ること、
作ろうとして腐心することにはかなわないんじゃないか知らん?
たくさん読んで、良い要素を自分の引き出しにしまっておくことは
あとあと有用だと思いますけどね。

それに、上のような要素について読んで学ぶにしても、
出来の良い文章・読んで気持ちのいい文章では
もう「何が・どこが・何故良いのか」は「分からない」ようにされてしまっているから、
良い文章は読んでもなかなか勉強にはなりにくい。

  そういうことが当たり前に出来ていて自然だからこそ良い文章であるわけですから。
  何か突出した表現がポンと挟まっていたらそこだけは際立って見えるでしょうけど、
  でも地味な普通の文章においては、
  やはりその「当たり前の良さ」を感じ取るのは難しいと思います。

なので、読むことでなんとかしようとするのなら、
ワザと気持ちの悪い文章を選んで読み、
それを「読みやすくなるように自分で直す」という手を入れるような姿勢が必要になる気がします。
それならば訓練になると思います。

  てめえのオシゴトなんだから、
  こんなところでグダグダ愚痴らずに駄作も読んでやれ!

……っていうコメントもありますけど。
オシゴトだから、こんなところで愚痴ってるんですよねw
しゃあないっすよねえ。

マそんなことでね。
書く側はもう、これも一つアドバイスだと思って心に留めて、
自分のやり方を信じてちゃんとしたものに向けて頑張るだけです。
発奮材料と、選択肢の一つにはなりまさあな。



■出世



シゴトバにて。
隣の席の同期に10円借りて、
「出世払いで返すよ」
「いつ出世すんだよ」
なんて冗談を言い合っていたのですが、そのついでで
「『出世』って、『無い』よなあ」
と思ったりして。

この「無い」という感覚は非常に言葉にし辛いのだけど、
出来ないとか、そういうことの出来るご時勢じゃないとか、
そういう意味ではなくて、なんかこう……

  「時代に合った字面や概念じゃない、
   その言葉の示すところと、時代の価値観が一致していないよなあ」

という、そんな雰囲気。
出世(笑)、というか。

字面にしても音にしても言葉の意味が持つ雰囲気にしても……
なんていうか、「言葉そのものが年をとった」感がある。
死語、というほどではなくて、老いた言葉……強いて言うなら「老語」という感じか。

世に出る。
立身出世、なんて言うけども。
……なんかこう……エラくなる、って、「時代じゃない」よなあ、と、
オイサンだけの感覚かも知れないけども、思いました。

言葉のイメージとして、大きな会社の中で地位をあげていくおめでたいこと、
ってイメージなんだけど、イマドキの出来る人は自分で会社を立ち上げたりして、
「エラくはならないまま、成功する」
というのが近頃の価値観のような気がして。
むしろ、大きな会社の中でエラくなっていくことに
そんなに高い価値があるようにも思えない。

  実際はそれはそれで大変で、おめでたいコトなんですけどね?
  ホントだよ?
  ……オイサンが好きじゃないだけで。

オイサンも出世欲なんてものとは縁遠いタチなので、
出世の実際はともかく、この字面とはあまり係わり合いになりたくないなあと思います。
なんつうか……カッコ悪いもののようで。
出世。
いや、それを目指して頑張ってる人をクサすワケじゃありませんが、
自分はあんまり……したくないですな。
昇進はあっても出世は無えな、という感じですか。

なので、せめて横文字にしてカッコ良く言えないものかと調べてみたんだけど、
出てきたのが

  bitch goddes

び、びっちごっです?
ビッチってあのビッチ?
ゴッデスは女神でしょ? 撃つと100万点のやつ( ← それはゴーデスだ)。


■スターフォース

ちがった……。100万点はクレオパトラで、ゴーデスは大陸の名前だった……


きちんと調べてみたけども。

 bitch 【名】
  雌犬{めすいぬ}〔オオカミ・キツネなどの〕雌
 〈俗・軽蔑的〉
  嫌な女、意地悪{いじわる}な女、あばずれ、くそばばあ、
  よく文句{もんく}を言う女、あま、淫乱{いんらん}な女、尻軽女{しりがるおんな}

……。
出世とは即ち、淫売女神であると。
反語的にいい意味で使うこともあるみたいだけど……
よくワカランな、英語の気持ちは。

かと思えば、本来は仏教用語なんですね、出世。
解脱して高い悟りにいたることを出世間っていったんだそうですよ。
へー(興味薄)。



……。



マそんなことで。

昨日書いた『アマガミ』のテトリス、体験版がアップされているんですが
ダウンロードするにはアカウントが必要です。
過去に登録していたアカウントがなんだかダメになっていたので申請中。
ウーム、簡単な感想くらい書きたかったのに。
なので、また今度です



オイサンでした。



 

|

« ■あら社長、お元気ぃ? -更新第341回- | トップページ | ■おとなのすごみ -更新第342.1回- »

創作」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

■JKPさん

>意識して使い込まなければ、その人自身の言葉にはならない。

ですなあ。
そして自分のそれがまた、世間一般に認められ、共感を呼ぶものであるのか、
というあたりが次のSTEPなのでしょう。

あと、読書はとりあえず良いもの・正しい(はずの)もの・洗練されたものを
とりあえず読んで体になじませることで、
「当たり前で、一般的で、正しい」ものを身につけることには有用ですよね。
不自然なものに行きあたった時に、「ん? これはどこかおかしいぞ?」
と気付いて立ち止まれる常識の肥やしとして。


■はちべぇのイロイロ十色 さん

そうです、それでいいんです。
フィジカル系のゲームなんてものは、自分の理想に合致したものが一本あれば、
それで一生遊べたって不思議はないんです。
オイサンだって未だに『スターソルジャー』だったり
『F-ZERO』だったりやってますよ。
素晴らしいゲーム達です。

投稿: ikas2nd | 2009年10月31日 (土) 20時15分

スターフォース…
今でもハマってます

投稿: はちべぇのイロイロ十色 | 2009年10月31日 (土) 19時24分

文章だけでなく、話言葉でもそうですよね。
”読書”はあくまでも情報を仕入れる段階。
その後意識して使い込まなければ、その人自身の言葉にはならない。
言葉は”頭で学ぶ”ものではなく、”体に馴染ませる”ものだという気がしています。

まあ、言葉だけではないのでしょうけど。

投稿: JKP | 2009年10月30日 (金) 14時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/55967/31990335

この記事へのトラックバック一覧です: ■書き尽くしてなにかある -更新第342回-:

« ■あら社長、お元気ぃ? -更新第341回- | トップページ | ■おとなのすごみ -更新第342.1回- »