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2009年9月 4日 (金)

■ラブとかドリームとか最初に言い出したのは誰なのかしら -更新第299回-

「参勤交代」と「サンコンさんに聞きたい」は似てないなあ。
オイサンです。

バカなこと言ってるうちに9月です。
はてさて、今年も金木犀の花の薫る瞬間を感じることが出来るかどうか。



■揚羽蝶



外回りからの帰り道、夏の終わりに、黒いあげは蝶に出会う。
生い茂った雑木林をバックに、ひらひら宙をはためいたかと思うと、
ほんの短い距離、目の前を優雅に滑っていった。

ぬれたような濃い緑の中、
光を受けた彼女─何故かその時、私はそのあげはを雌だと思った─の黒は
不思議とまぶしかった。
背後の緑色よりも白く、明るく見えたのだった。

 
 
  主人公「きれいだね」
  絢 辻「そうね」

  主人公「絢辻さんと、似てるかもしれない」
  絢 辻「そう? どの辺りが?」
  主人公「艶っぽくて、真っ黒で」

  絢 辻「それ、どういう意味よ」
  主人公「……え? あ、いや……目とか、髪とか」
  絢 辻「お腹とか?」
  主人公「ははっ、そうそう」

  絢 辻「……」
  主人公「……」

  絢 辻「……帰ったら、百叩き」
  主人公「百た……。……絢辻さんって、時々時代がかった言葉を使うよね……」
  絢 辻「……。……五百」
  主人公「わあっ!」
  絢 辻「フン」
  主人公(わ、話題を変えよう……)

  主人公「そ、そういえば、七咲もまぶしい黒……」
  絢 辻「え?」
  主人公「あ、いや、なんでもない」
  主人公(ぼ、僕はなにを言おうとしてるんだ、この話はダメだっ!)

  絢 辻「?」
 
 

……どうでもいいけど、あげは蝶を「アゲハ」と書いてしまうと、
「小悪魔アゲハ」とか、あのテの雑誌にオイサンらが感じる、
どうにも品の感じ難い、飾ることにばかり頓着する女性のイメージが先行して
苛立ちが募る。

きれいな言葉を雑誌名やら商品名に使うのはかまいませんが、
もとの言葉の持つ格調の高さを損なうようなことのないようにお願いしたい。
あとからその言葉を使おうとする人間がメイワクする。

……と、自分のことは棚に上げて、
変態紳士が色々敵に回しそうな発言をしてみた。
ス、スイーツ(笑)。



■年齢を忘れてみよう。



オイサンの好きなWeb連載に、
日経ビジネスオンラインの『人生の諸問題』というのがあります。

  CMの企画屋さん? の岡康道さんという方と、
  コラムニストの小田嶋隆さんという同級生コンビが、
  昭和のオッサンの抱える、至極日常的なメンタリティのようなもの
  (といってもそういうちょっと特殊なオシゴトをされている方々なので、
   オイサンらフツーの勤め人から見れば中々にスペシャルな感は否めないのですが)
  について滔々と、雑談ポップに語りつくす……という趣旨のものです。

そんな中で今回、
「人から年齢を聞かれ、答えることで自分の年齢を強制的に自覚させられる」
とか、
「鏡を見ることで、年齢を自覚する」
みたいなことが言われてまして。

……そーいや、なんだろうか。
年齢、というのはモチロン、世の中的にはどうしたって必要な物差しなのだから
そこをすっかり無視するコトは出来ないのだけど、
せめて一人でいるとき、或いはその物差しが大事でない場面では、
そんなことは忘れて良いものなんじゃないかと……思った。

  うん。
  思った。
  思ったぞ。

「いくつだからこうでないといけない」ってのは、
社会的なモノサシの役割をはずせば、そもそもそんなには無いはずだ。
特にオイサンのような専業妄想家には、それは障害以外のナニモノでもあるまい。

  何年生きたんだから、こう考えないといけない。
  何年生きたんだから、こういうことも分からないといけない。
  何年生きたんだから、こういうことはやっちゃいけない。
  考えちゃいけない。
  言っちゃいけない。
  何年生きたんだから、こういうことにこそ、ヨロコビを見出すべきだ。

……そーだなー。
自分のことを鏡に映して、縛るのをちょっとやめてみよう。
今でもかなり奔放にやってる方かもしれないけど、
それでも足首だけはガッチリ縛って、上の方だけでブンブン回ってるカンジだから……
そこを外せると、かなり違うかもしれない。
所詮は好きなことしかやってないんだけど、
その意識があるかないかってだけで、滲むものが違ってくる予感はかなりある。

ワガママに、マヌケに、トンチキに。

そもそも既に、人よりも何かと進歩が遅いので、
周りよりもズレた所にいる自覚はあるわけで、
この先そんなことを気にしていたらどんどん窮屈になって袋小路に陥るような気がする。
本当は、そろそろそういうことを固める時期に入るもの……なのかもしれないけども。
ちゃんと自分で自分の道を敷かないことには、どうにもならん。

生身の世界でも、ここにいる時みたいに出来る場面を作れれば、
面白いことの一つや二つ、起こせるのかも知れんな。
マ小心者だから、そうすることが逆にストレスになる可能性も否めませんけどな。
あとはまあ……どれだけ上手に、自分の世界を……
……否、社会を作れるかにかかってくるのだろうな。

先ずはしっかり、自分の好きなもの・作り出すものに、
自分で元気を出していかないことにはどうしようもねえ。


……。


サテ……気がつけば『ドリームクラブ』も『ラブプラス』も発売になっちゃってるな。
乗り遅れる前に買いに行こう。
やっぱり手をつけるのはちょっと後になるだろうけど。

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以上、昨晩『アマガミ』をやってたら、休3イベントで
「輝日東の制服に似合う靴下は、黒のハイソックスか? それともオーバーニーか?」
という質問が発生し、攻略本のキャラ絵をざーっと見直してみたところ……
「ぬをっ!!? 七咲だけ、随分とスネが骨ばって角張っているな!?」
というリアリティを発見し、ドエラく感動してしまったオイサンが帰りますよ。

オイサンでした。

いやホントだから。
みんなも見直してみ?
陰影がハンパねえ。梨穂子なんかつるっつるなんじゃぜ?


 

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コメント

■JKPさん
P……なんだろう。
Pちゃん? ポチョムキン?

>一つの強い印象によって、ついて回ってしまう言葉のイメージってありますよね。

そうなんですよねえ……。
なので、余りに強烈なものや、流行りものの表現は避けざるを得なかったりします。
それを使ってるだけで陳腐な感じになったりしますから。


>あと、漢字、平仮名、片仮名から来るビジュアルイメージの違い。
>片仮名はどうしても「音」のイメージが強すぎて、そっけない感じがするんですよねぇ。

そうですね、表記する文字の種類によって、
文章の雰囲気というのはかなりコントロールできると、オイサンはずっと信じて
やってきましたが。
漢字で書ける文字を平仮名で書くことによって表せる、
間抜けさ・頭の悪さ・あるいは柔らかな感じの演出。
カタカナで書くと、小馬鹿にした雰囲気が出せたり。
敢えて色々交えることで、読みやすさを大幅に上げたりも、出来ますよね。

>生徒たちに漢字の造形美を伝えるにはどうしたら良いでしょうか?

むーん……。
とりあえず、『とめはねッ!』を読ませる……ってのはダメ?
あとちょっと古いですが『書きくけこ』って書家マンガもなかなかいけてましたよ。

書道をとりいれて、文字を絵である、表音だったり象形だったり、表語文字である、
ということを分からせるのが一番、文字の面白みを理解しやすいとは思いますけどね。
書かせるのが難しくても、面白い作品を見せるとか、ですかね。

>私、プライベートではやりたい放題ですが(苦笑)

基本はオイサンもそうなんですけどねー。
ふとした瞬間に、しょうもないブレーキのかかるタイミングがあって、
それがなんか、勿体ないなあと自分で思うことがあるわけです。

大変そうですね、塾の先生……。
親御さんをじかに相手せにゃならんわけですからねえ……。
個人としてのオトナを相手にするよりも、親の顔をしてる時の方が
厳しそうだしなあ。

>なら仕方ない。
>仕方ないよね。

仕方ない。仕方ないのさ。
憧れたって何になる。

投稿: ikas2nd | 2009年9月 8日 (火) 01時48分

駆け抜けてゆく関東の塾講師です。
毎度どーもです。
表記名を替えさせて頂きます。
Pは私が好きなキャラの頭文字です。
ジャンプ・キック・パンチの省略ではありません。
以後、お見知り置きを。


>……どうでもいいけど、あげは蝶を「アゲハ」と書いてしまうと、
>「小悪魔アゲハ」とか、あのテの雑誌にオイサンらが感じる、
>どうにも品の感じ難い、飾ることにばかり頓着する女性のイメージが先行して
>苛立ちが募る。


一つの強い印象によって、ついて回ってしまう言葉のイメージってありますよね。
あと、漢字、平仮名、片仮名から来るビジュアルイメージの違い。
片仮名はどうしても「音」のイメージが強すぎて、そっけない感じがするんですよねぇ。
生徒たちに漢字の造形美を伝えるにはどうしたら良いでしょうか?


>せめて一人でいるとき、或いはその物差しが大事でない場面では、
>そんなことは忘れて良いものなんじゃないかと……思った。


いやぁ、自分の特殊性を再確認してしまいました。
世の皆様はそのように繊細に考えられているものなのでしょうか?
私、プライベートではやりたい放題ですが(苦笑)

実は塾講師って、滅茶苦茶年齢を意識するんですよ。
保護者の前では実年齢よりも老けて見える必要があると言いますか。

年齢がいっている→落ち着いて見える→安心感

というような方程式が成り立つんです。
ですから保護者の前では、これでもかってくらいに落ち着いた大人を演じます。
逆に子供たちの前では、あえてはっちゃけてみることもあります。
その方が親近感がでるんですね。

もう、仕事中は精神年齢なんて滅茶苦茶です。
自分は多重人格か?と疑いたくなる時もあります。
だから、プライベートぐらい素でいさせろよ、と開き直ってオタク道を突き進んでおります(笑)

解放されても「いい」、ではなく、気兼ねなく童心でいる時間というのは、大人を続ける上で「必要」なんじゃないですかね。
儘ならないことが多々あるだけに。
難しく考えたら、逆に損なんじゃないかなぁ、とかなり以前から開き直っているJKPでした。


……そうか。
私のオタク性は職業病なのか。
なら仕方ない。
仕方ないよね。

投稿: JKP | 2009年9月 5日 (土) 02時04分

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