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2009年8月10日 (月)

■He is the THOROUGHBRED~徹底する魂の眼差し -更新第278回-

「水茄子食べたい?」と聞かれて
ミズハス食べたい!」と思ったオイサンは、親の前でもいつだって臨戦態勢だぜ!
オイサンです!

  煮ても焼いても食えなさそうだけど。 >ミズハス
  ……あ、ミズハスも8月誕生日なんだなー。いっこ上か。

ただいま絶賛盆休みでゴ実家モードです。
マ実家はね。
色々ラクチンで良いのですが、やっぱり自由や融通がなにかと利きづらく、
ちょっと面倒なこともあり。
自分ちで延々『アマガミ』三昧というセンも検討したのですが、
親孝行もいつまで出来るか分からんしなー、という気持ちもあって帰省中です。

  ※だもんで、プレイおよびイベント見直しがままならず、
   『手帳の中のダイヤモンド』第五章の続きは今週金曜日以降になりそうです。
   期待して下さってる方はすみません。
   マ今更なんだよって話もあるかもしれませんが。
   今週金曜以降なんてのは……「夏」ですし、みなさんお忙しいんでしょうけどねー。



■ら、らめええぇぇ!!



Ramee

らめぇ~たこ飯。
……に見えた、って話。
朝、新横浜の駅で新幹線を待ちながら。

  ……タコ系のにゅるにゅる触手にがっつりからめ獲られた美少女が
  ぬらんぬらんになってるキャライラストとかつけて売ったら、売れ……ねえな。
  新横の駅じゃ。
  コミケならわかんねえけど。

早朝だってオイサンの脳は、いつでもオーバードライブ気味だぜ!
小ネタ一発目、でした。



■澱みという名の流れの中で



昨日は、昼は中学時代の友人と、夕方から後ろは高校時代からの友人に会ってきました。
マ会って何すんだってほどのこともないのですが。

でその高校時代の友人。
会うのは、とある大きなWINS、つまり場外馬券売り場。
オイサンはギャンブルはホント苦手で一切合財やりませんが、
その友人たちは高校の頃から大の競馬好きで、当時から土日に集まると言えば決まってそのWINSでした。

  ……もちろん、未成年者は勝ち馬投票権を購入出来ませんからね。
  それはもう、そうですよ。
  「買うことが出来ません」。
  キマリですからね。
  しかし集まるだけだったらナンボでも。
  タダなわけです。
  当時は、近くにゲームセンターもボーリング場もカラオケも、
  高校生らしい遊び場がたくさんありましたからね。
  ……ええ、買えませんとも。
  買えるわけがない。
  もし買えてしまったら、売る側にも大きな問題がありますからね。
  ただじゃあ済みません。
  それはアナタ、大変なコトですよ。
  いいですか、そういうことです。

面白いのがその集まり方で、実際、彼らは誰ともキチンと約束はしないわけです。
ただ、そこではレースの実況や中継が見られますし、成人したのちは勿論馬券も買えますから、
彼らは基本、自然とそこにやってくる。
集まるというか、ただ、居るわけです。
個々、そこにやりたいことがあるから、そこにいる。
結果的に、そこに集まる。

ゆるいようですが、これほど強固な集まりもありません。
だって彼らには、繋がり合っている意識がない。
自分の目的のためにそこにいるのです。
すると同じ目的のためにまた、別な彼らもそこにいる。

  ……まあそんななので、合体してより大きなパワーを生みだすことも
  なかなか無いわけですけどね。

今回、オイサンが彼らに会おうと思って送ったメールもそうでした。


  「いつも通りんトコで、昼から夕方までいるんすかね?」


こんな感じです。
すごいですよ。
17年前からの「いつも通り」です。


  いつも通り過ぎるだろ!!


……と思わないではないですが、今回行ってみて、改めて分かりました。
ホントに、17年前から何も変わっていなかった。

実際は、もともとそのWINSの入っていた大きな施設は何年か前に取り壊され、
その辺一帯が大きなプレイ&ショッピングモールみたいなものに作り替えられたので、
周辺の雰囲気は一変していますし、
WINS自体の施設も新しく、キレイに作り変えられてはいます。


  ……けれども、WINSに集まる人と空気は、17年前と何一つ変わっていない。


さすがに、場所の構造自体が変わってしまい、
以前集合場所のようになっていた場所が無くなってしまっていたので、
オイサンには彼らがどこに溜まっているのかが正確には分かりませんでした。
が、
「まあ連中の習性から言って、大体あっちの方だろう……
 わからなかったら電話でもしてみりゃいいや」
と思いながら奥へ奥へと進んだのですが……
エライもんで、その進んだ先で、友人たちの方からオイサンを見つけてくれました。
オイサンの進んだ方向も、彼らが見ていた方向も、大体合っていた。

連中に会うのは約2年ぶりでしたが何の不安も期待もなく、
彼らも彼らで、オイサンに対して何かを考えたりはしていなかったようでした。
当然です。
この場にあっては、オイサンはオマケです。
競馬もしないし、何かの情報を持っているわけでもないのですから。
彼らは人に会うために、ここにいるわけではない。

よってオイサンは、レースがあらかた終わる5時過ぎくらいにそこに行ったって、
「彼らとあって時間を過ごす」という目的のためには全然支障なかったのですが、
その場の空気を味わいたくて、1時間ほど早く、そこへ行ったのでした。

床に座り込んで馬券の検討をしているオッサン。オバサン。
あたり構わず積まれ、捨てられている競馬新聞に馬券。
話声、嬌声。
それらのゴミをありえない強引さで除いていく清掃係の職員さんたち。
淡々と、レースの開始と馬券販売の締切を告げるアナウンス。
無駄なくらい、ガンガンに利かされている空調。

  煙草の煙だけは、喫煙スペースとそうでない場所が分けられていたので
  昔ほどのニオイはありませんでしたが。

決してオイサンは、そういう淀んでやさぐれた雰囲気や、
人の多い場所が好きというわけではないのですが……。
その淀み具合。
変わらない感じには、魅力を感じました。
多分、オイサン自身が、いわゆる世間の流れよりも随分遅いところで推移するタイプだから、
ホッとしてしまうのでしょう。


……。


けれども複雑な気分もあります。
オイサンらも含めてですが、そこに集まる人たちは皆、大概いいトシです。
いや、ある意味「よくないトシ」です。
そのことだけに色々な物を傾けていては……普通は、いけないトシです。

彼らはきっと、オイサンの友人たちと同じように、何十年という時間を、
その場所で、これと言ったギモンも抱かずに過ごしてきたんだろうなあ、と思うのです。
年齢的には、……見たところ、40から上の人間が大半。
服装は、わりとマチマチです。
年相応のカッコウの人。
Tシャツにジーンズの、ちょっと年齢よりも若いカッコウの人。
明らかに家がない系の人。
家がない、とまでは行かないにしても、それに近い空気を醸し出している人。
スラックスにジャケットを羽織って、カッコウ的にはマトモなんだけど……どこか板につかない人。

  一人、魔女のようないでたちの年配の女性がいて、目立ったのですが。
  その話を帰りの電車で友人の一人に話したら、彼は笑いながら
  「ああ、あのオバハンいる。昔からずっと、いつもいる」
  と言いました。

ただどの人からも微妙に感じ取ることの出来る、
「世間の流れの上では、どこかのタイミングでするべきだったステップアップをし損じた」感。

  ……マただの思いこみ的な面もあるでしょうけど。

友人の一人が言いました。

  「若い人が新たにここに入ってくることが殆どない。
   だから俺たちは、いつまでたっても下っ端だ」

別に下っ端だからこき使われたり、っていう明確なデメリットはないはずですが……
彼がその言葉の先にどんな思いをぶら下げたのか、オイサンにはちょっと分かりませんでした。
オイサンもなんとなく、その流れの上にいるなあと思ってしまうと、
サテどうしようか、と思うこともあります。
そうした思いに至った時、一番の問題は……

  未だに、そんな「世間の流れ」なんてものを気にかけねばならない、
  自分に対して腹が据わっていない自分

なんだな、ということを、帰り道、最寄り駅の改札をくぐりながら考えてしまいました。
結局は、自分が自分の人生の設計に対して、揺るがない自信を持てていない。
そもそも、設計それ自体がはっきりと像を結んでいない……
そんなことが、こんなどうでもよい惑いを生んでしまっているんだなあ、と思うと、
そっちの方をこそ、不安に思ってしまったオイサンです。


  ……。


一つ、象徴的な画を見ることが出来ました。
WINSで飲み物を買いに、友人たちのもとを離れたときのこと。

全面ガラス張りで区切られた喫煙スペースの前を通りました。
その喫煙スペースにもレースの実況モニタが、天井近い、高い場所に備えられているのですが、
どう見ても病院から抜け出してきたカッコウの……60近い薄汚れたオッサンが、
それを食い入るように見上げる集団の、
最前列の真ン真ん中に陣取っておりました。

声をあげるでもない、さほど真剣な目つきでもない。
うつろな目と半開きのゆるんだ口元で……
恐らく彼が、何十年と眺めてきた、何百何千というレースのうちの一つとして。
2009年8月9日、新潟第12Rを……
ポールポジション中のポールポジションで、見送っておられたのでした。

……そういう光景には、多少の後悔とか、恐れとか、かなしみの断片のようなものを感じるかと、
オイサン思っていましたが。
それはある種潔く、威風堂々とした一つの人生として、そこにある感じがしたのです。
それは一つの充実の結晶のようでもありましたよ。
う~ん……人生ってホント面白いな。


……しっかし大阪、暑いなー。
関東の数倍は湿気があるよ。



あと、今週のアマガミラジオの話を書こうと思ったけど、
それは明日だな。
オイサンでした。


 

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