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2009年7月19日 (日)

■夏をまたいだアル・カン・シェル -更新第261回-

歴史上、本当に恥ずかしくて死んじゃった人間はいないッ!!
オイサンです!

いつも晩ゴハンのおかずを買って帰るお惣菜屋さんで、
減量の成功のゴホウビにと、からあげなんぞを二つ買い、
絢辻さんと一個ずつ、食べながら帰りました。




        て い う 妄 想 。




オイサンです(二回目)。

さてもさてもアホな妄想はともかく、
本日の神奈川県相模原市は、夕刻から、それはそれは見事なケフカ空。

■ケフカ空

背景に注目です。

頭の上からはるか遠く、日の落ちようとする西の山裾近くまで雲は降りて、
目の前には小雨すらパラついているのに当の山の上から向こうに雲はなく。

太陽は、低いところから燦々と、雲を下から照らしては、
そのおもてに赤と黄色の陰影をつけておりました。

そして夕陽の落ちるのと反対方向には
小雨に反射した日の光が作り出す大きな半円の虹が、
薄ぼんやりとアーチを描いておりました。

ああ、こういうものは忘れた頃にフッと現れるねえ、
なんて思いながらお惣菜を買って店を出ますと、
なんと今度は、
その大きな虹の内側に小さな虹が、親子に重なっておりました。
ちいさな虹は大きな虹よりも随分クッキリ、はっきりと色を発し、
誰の目にも明らかに、空をまたいでいるのでした。

するとまたエライもんで、
おりしも辺りは夏祭りの人波です、
お祭り会場は踏切を隔てて少し離れているとはいえ、
買い物帰りのお母さん、
浴衣を着たお子さんお嬢さん、
まだどこかぎこちなさを残したお若いカップルさん、
くたびれたTシャツのお父さんと、
普段よりは全然多い人出だというのに誰もがもれなくアホみたいにクチをあき、
空の同じ方向を見上げておられる。

そして、抜け切った力の片隅から、声にもならぬ歓びの声を洩らしておられるのでした。


……おやりになる。
日本の夏さんは、おやりになる。
まだまだ現役。

おとなもこどもも、おねーさんも。ガツンと一撃で黙らせて、
「いいかお前ら、こっから先はもれなく夏だぜ!」
と、誰に反論を許すでなく、
ココロの遺伝子レベルで訴えかけて、理屈を超えて説き伏せるチカラを持っていらっしゃる。

夏。

……なんていうか、皆、ちゃんと見上げるんですね。
ああいう、神々しいまでにバカでかいモノを見ると。
知っているもの、たとえそれがその原理まで解き明かされた、
得体を晒した神秘であっても、
「なんでえ、虹なんか」って、
大多数の人が思わないことを見ると、オイサンはなんだか安心します。


そうして、まるまる時間の止まったような商店街の歩道に、
おっとり刀で飛び出したのは、花屋の太ったダンナさん。
売りもんの花をソデにして、手にしたケータイで虹の写真を撮ろうとしてたのが、
なんだか妙におかしかったです。


遠く伸びていく空。
そこに雲が並んで初めて、どこまでが自分に手の届く空なのかがよくわかる。
……ということを、カリフォルニアで初めて知った。
2カ月アメリカにいて、分かったコトってそんくらい。

虹。
カリフォルニアの、あの無駄に広いばかりの空を
こいつがカ───────ンと跨いだら、
それはそれは大きくて、見応えがあるだろうに。
でもあのバカヤロウは、もともと砂漠だからね。
雨なんか、そうそう降りやしないんだ。

雲も無え、虹も無え。
カリフォルニアの空は、宝の持ち腐れですよ。
ホントもったいねえな。

……くれ。
その空、日本にくれ。




あーあちきしょう、夏だなあ。





(7月20日・追記)
 ──と思ったら、あちこちで話題になってたみたいですね。
 そうそう、こんな感じでした。

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P.S.
 昨日、7月18日ってなんかの日だったよなー……と思ってたんですが、
 思い出した。
 ほむらの誕生日だ。
 悪ぃほむら。忘れッた。



 

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