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2009年5月 4日 (月)

■夢みる時空 -更新第206回-

オイサンです。

今日、ゲームをしていてふと行き当たった感情を、
ごく素直に書き留めておこうと思います。

テレビゲームって、素晴らしいなあ。

  ……あの、別段『アマガミ』にやられっぱなしだから
  思ったわけではないということは言っておきますね。

一体なぜ、唐突にそんなことを感じたのかは分かりません。
ただいつものように、
テレビの向こうで点滅する画面を見、
流れてくる音楽を受け止めていただけ……
だったのですが。

テレビから流れてくるもの……
六角に区切られたマス目が意味するところ、
色とりどり・形様々のアイコンと、
まっすぐにこちらを見つめるキャラクター、
情景を豊かに語るメロディー、
狙いを決めてボタンを押せば、
ポリン、と快い効果音が鳴って物語が流れ出す、その愛らしい時間のあり方。

レイアウトにしても、
示されている情報が、誰もが直感的に理解できるよう
工夫が常に意識され、かつ見栄えのするように、
破たんの無いように、心を砕いて作られている。

トクトクと小さく脈動する画面を見ていると、
奥に向かって広がる時間と、
プレイヤーである自分に取りつくように、
圧縮されたものが展開されて広がり出す空間が、
まるで無限のもののように錯覚されました。

ちょっとだけ、音楽を聞こうと手を止めて画面を眺めていたら、
そんな当たり前だったはずのコトが
なんだかとても不思議なことのように思えて、
画面に吸い込まれるように、冒頭の気持ちに襲われたのでした。


  テレビゲームって、素晴らしい!


ソフトウェアを娯楽に使おうとしたことも素晴らしいと思いますし、
そのことを、その時々の最高の質と量で
まとめ上げられてきたことも素晴らしいと思います。

今の3次元映像や緻密なCGや生録音の音楽もすごいと思います。
ファミコン時代のドット絵や3音、4音の電子音楽も、
厳しい制限の中で、あれだけ想像力を喚起させる作品はすごいと思います。

その時々の時代の先端が、今なお同じ時間の上で、
同じ評価軸の上で、区別されることもなく、同じように高い評価を受けている、
その平等さというか、懐の広さ深さもスゴイ。

絵の描き方一つとっても
広く普及して定着した手法もあれば、
どこかの誰にかにしか出来ない描き方もある。
その異なった手法・考え方で描かれたものたちが、
同じ画面の上でニコニコと嬉しそうに並んでいる様子がもう、愛おしくてなりません。

なんなんでしょう、これは。
夢のようです。
ある程度、テレビゲームの中身や仕組みも知っているはずなのですが、
中身や仕組みではない部分にあるもの、
中身や仕組みの周囲にまとわりつくもの、
中身や仕組みの隙間に生まれる場のような力が、
なんだかバチバチと稲妻を放って、オーロラのようにはためいて、
素晴らしい、美しい、愛くるしい。

文化だの、芸術だの、大上段に構えたえらそうな議論は好みません。
ゲームを構成するパーツ一つ一つ……
映像、楽曲、物語……それぞれの出来栄えというか、深みというか、
そういうものがそれぞれの分野のトッププレイヤーたちに及ばない……

  ……果たして本当に及ばないのか、
    それらのものがどのようにどれだけ優れているのかなんてことは
    わかりませんが……

……であろうことは、世間一般に常識とされていることではありますが。

なんというか、いつでも、どこでも、誰にでも理解できる
大衆の芸能の一つでありながら、
聖なるものと俗なるものが同居する場所として、
僕はテレビゲームを、本当に素晴らしい、一つの時空だと思うのです。
思ったのです。
今日、また、改めて。


画面では、クルマが走ったりヒコーキが空飛んだり、
兄ちゃん姉ちゃんが殴り合ったり、
なんかもっとわけのわからないものがわけのわからない動きをしたりで、
多分その辺はこれまでもこれからも、変わらないでいくのでしょうけど、
そうじゃない、奥に向かって広がるものが、
テレビゲームの気持ちみたいなものが、きっと僕は好きなんだと、
思ったのです。

  ……。

正直、あの時心にスッと入って来た、
あの不思議な感覚を、言い表せている気は到底しませんが、
なんとかそのカケラだけでも繋ぎ留めておこうと、
こうしてキーボードを叩きます。

今や世界中で遊ばれ、作られているテレビゲームですが、
そうして、止まっていながらも端々でずくずくと脈打つ画面を見ながら
「日本に生まれて良かったな」と、心から思ったのです。

  ……。

今や一つの産業として数えられているテレビゲームですが、
今、世界中の片隅(表現がおかしいですが、合ってます)で、
日本から新しい産業を生み出したいと、
躍起になって駆け回ってるおっさんがいます。

そのおっさんは何故かテレビゲームのことがキライらしいのですが、
もしも彼の生み出そうとするその産業というものが、
またしても、こんなに奇跡のような、
不思議で、美しく、愉快で、幸せなものであるのなら、
そのおっさんの企みに、もうちょっとだけ付き合ってやってもいいかな、
という気もするのです。


  ■ついでに『アマガミ』の話もしておくと。


すみません、
『手帳の中のダイヤモンド』、「絢辻さんの目標編」は近日公開予定です。
連休中には必ず。
ワリと頻繁に見に来て下さってる方、ごめんなさい!
RSS登録して、お待ちください!

『アマガミ』5周目、じわじわと進行中。
今回はノンビリと
森島センパイをメインに、七咲を引き連れてゆるゆる行こうと思っていたのですが。
……絢辻さんのシリアイルートが始まるや、
途端にものすごい緊張が走りました。

ちなみに森島センパイルートでも、
絢辻さんがチラッと出てくるシーンがあったのですが……
こ、怖い……(((゚Д゚; ))))
この人、怖い!
敵に回すと本当に恐ろしい子ー!!
でも愛してるー!!( ← 病)

あと絢辻さんとお姉さんの縁さん、
二人が並んでいるショットを見て、
「あ、この二人、姉妹なんだ」と思うと
それだけで異様にドキドキしてしまいました。
その感情の理由も分からないまま。
わかってるのは胸のドキドキだけ、とコナン君も言ってましたけどホントそうです。


あゝ、夢みるよろこび、ふたたび。
オイサンでした。


■夢光年



 

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