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2009年5月13日 (水)

■嘘をついても、震えたままでも。 -更新第211回-

先の土日、ロクでもない企みを、
……マ自前の創作がらみなんですが、
一つ狙いを定めてずーっとこね回していたんですけども。
先週末のみならず、GW中から、改めてボチボチと。

これがまたなんとも……「生きてるなあ」と。
脳に心に、カラダにも、これ以上ないくらいの潤いと悦びが、
フツフツと湧き上がってくるわけです。
自分でも驚くくらいに。

  すごく長い時間歩いて歩いて、
  くたびれたところにガーッと冷たい水をあおったときに
  体に漲る安心感と回復感のような。
  あの感じが、心と脳に湧き上がるのを感じていました。

快感、充実感、達成感、あの感じを何と呼ぶんだろう。

踝あたりから背筋を伝って、頭のてっぺんから抜けて行くんだけど、
同時に、腰のあたりから全身に広がって、湧き上がり、
体の中に活力が渦を巻く、あの感じ。

……ここ数年、喜びといえば
何かを買ったり、手に入れたりの、消費することが中心で。
それは音楽のプレイヤーだったり、カメラだったり。
或いは、北海道という場所で新しい景色を取り込んだり……でした。

もちろんそれらから何かを生み出して……生み出そうとしてもいたのだけど、
自分の中では手ごたえがなかった。
楽しくはあるけど、物足らない気分だらけで、スカスカで。
大きな感動のようなものがなかった。
突き抜ける感動、背筋を伝う、震えのくるような快感のインパクト。

それが今、二次的とはいえ、頭の、心の中から、
ずくずくずくずく、沸いてくるものがある。
二次的なモノにとどまらないイキオイもある。


嗚呼、自分の中からなんか出てくる! という歓びが。
多分それは、普通の人たちが普通にやってるレベルのコトでしかないんですが、
ようやくその感じが思い出せたというか、普通に戻った、という話なのですけども。


なんかもう凄く、生きてるなって、今思う。
そうか、俺はもともとこうやって生きてきたんだっけか、
大したことはしてきてないけど、
それでもこれが自分のド真ん中だったか、という奪還。

まだ殆ど何もしていない、一つ二つしか形になっていないんだけども、
自分の内側でビリビリビリビリしているものがある。
何でもいけるぞ、ナンボでもいけるぞ!って、
カラダの組織が言ってくれてるのを感じます。





出番だ! 俺の中の、八百万の小人さんたち!!





  ……なんか完全に中学生だな。
  存分に恥ずかしい。

そしてもしかすると、
この『ゆび先はもう一つの心臓』を始めて以来、初めて、
「人に読んで欲しい、そのために変えるぞ、変わるぞ」
という気持ちも……ちょっとだけある。

06年以降、なんだか物足りなかったというか、
グダグダグダグダしていた3年間。
イヤそれは偏に自分が悪いんだけども。

けどまあ、思うところ、蓄積したもの、
物が入ってるか入ってないかも分からない引き出しを、
でも何かしらが引っかかって開けられなかった引き出しを、
ようやく開けられるかなあという気分でいます。

不思議なもんだ。
ホント不思議なもんだよ。


  ……。


それと合わせて、最近ちょっと嬉しいなって思うのは、
オイサン馬鹿だから……
四十ンなっても五十ンなっても恋は出来そうだなあ、と思えたことだろうか。

中学とか、高校とか、性的な意味で楽しい記憶があんまりなくて
(最近になって掘り起こしてみるとなんだかんだ出てきてびっくりしてますけど)
そのテの物語を目にするにつけ、
「ああ、こういう季節は、俺にはもう巡って来ないんだなあ」
と悲しい気持ちになっていたんですが。

……なんか、
オイサンの我ながら飛びぬけた馬鹿さ加減のおかげで、
割とそんなコトもなさそう、という実感が。

へこんだふりしててもこのバカは、火さえ点けばお構いなしだというコトが
自分で分かった。

四十んなっても、五十んなっても、
「一生どうでしょうします!」じゃないけど、
「一生ギャルゲで恋します!」と、
三十路をまたいだ今回の気持ちで、ちょっとだけ確信が持てたというか。
オッサンでもいいんだな、みたいなことで。
あ、本人の勝手でいいんだ、みたいなことで。

マそれに付き合ってくれる面白い相手がいるかどうかが問題ですけど。
あとは次元の壁と。



ああ、バカで良かった。



■ワイルドアームズ the 4th Detnator OP

名曲。……ゲームはあんまり褒められたもんじゃなかったですけどね。

 

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